JPH07333881A - 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置

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JPH07333881A
JPH07333881A JP15308094A JP15308094A JPH07333881A JP H07333881 A JPH07333881 A JP H07333881A JP 15308094 A JP15308094 A JP 15308094A JP 15308094 A JP15308094 A JP 15308094A JP H07333881 A JPH07333881 A JP H07333881A
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electrophotographic photosensitive
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JP15308094A
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Takao Soma
孝夫 相馬
Tatsuo Maeda
達夫 前田
Hisao Maruyama
久夫 丸山
Hironori Uematsu
弘規 植松
Ko Kitamura
航 北村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表面層の摩耗を減少させ、クリ−ニング性、摩
耗や傷に対する耐久性を有し、かつ、高湿環境において
も高品位の画像が得られる電子写真感光体を提供するこ
とである。 【構成】電子写真感光体において、表面層に無機化合物
微粒子(フィラ−)を含有し、かつ、導電性支持体が陽
極酸化処理後封孔処理したアルミニウムであることを特
徴とする電子写真感光体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体及び該
電子写真感光体を用いた電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】繰り返し使用される感光体にあっては表
面層には帯電、トナ−現像、紙への転写、クリ−ニング
等のプロセスにより電気的、機械的外力が直接加えられ
るため、これらに対する耐久性が要求される。具体的に
は摩擦による表面の摩耗、傷の発生また高湿下における
表面の劣化等に対する耐久性が要求される。また、トナ
−による現像、クリ−ニングの繰り返しにより表面層へ
トナ−が付着するという問題があり、これに対しては表
面層のクリ−ニング性向上が求められる。
【0003】上記のような表面層に要求される特性を満
たすため、表面層に無機化合物微粒子(フィラ−)を含
有させることが行われ、このことにより耐摩耗性が著し
く向上する。即ち、無機化合物微粒子(フィラ−)は樹
脂に比べ一般に硬度が高くこれを表面層に含有させるこ
とにより摩擦による表面の摩耗、傷の発生が防止でき
る。しかしながら、無機化合物微粒子(フィラ−)は高
湿度の環境にさらされると水分の吸着により抵抗が低下
し注入性が増加する。その結果、電子写真装置に組み込
んで画像形成した場合レ−ザ−プリンタ−等のように反
転現像の場合は黒ポチ、カブリが生じる、複写機のよう
に正現像の場合は白ポチ等の画像欠陥の原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、表面
層の摩耗を減少させ、クリ−ニング性、摩耗や傷に対す
る耐久性を有し、かつ、高湿環境においても高品位の画
像が得られる電子写真感光体及びこの電子写真感光体を
備えた電子写真装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子写真感光
体において、表面層に無機化合物微粒子(フィラ−)を
含有し、かつ、導電性支持体が陽極酸化処理後封孔処理
したアルミニウムまたはアルミニウム合金であることを
特徴とする電子写真感光体から構成される。
【0006】本発明の電子写真感光体は、無機化合物微
粒子(フィラ−)を表面層に含有させることにより表面
の摩耗、傷の発生を減少させ、その欠点である高湿環境
における画像欠陥の発生をなくすため陽極酸化処理後封
孔処理したアルミニウムまたはアルミニウム合金を用い
た導電性支持体を用いた。陽極酸化処理後封孔処理した
アルミニウムまたはアルミニウム合金を用いた導電性支
持体を用いることにより高湿環境においても導電性支持
体よりの電荷注入を防止し、無機化合物微粒子による画
像欠陥をなくすものである。
【0007】本発明における無機化合物微粒子(フィラ
−)を含有する電子写真感光体の表面層の例としては、
単層感光体の場合は感光層全体に分散する。
【0008】また、導電性支持体上に電荷発生層、その
上に電荷輸送層を重ねた積層感光体の場合は電荷輸送層
に分散する。更にその上に保護層を形成した感光体の場
合は保護層等直接帯電装置に触れる層に応用する例が挙
げられる。
【0009】本発明において用いる無機化合物微粒子
(フィラ−)の材料としては、硬度が高く、バインダ−
樹脂に分散し易いものがよく、例としてはシリカ(酸化
珪素)、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化
アルミニウム、酸化ジルコニウム等の金属酸化物、硫酸
バリウム、硫酸カルシウム等の金属硫化物、窒化珪素、
窒化アルミニウム等の金属窒化物が挙げられる。特に良
好なものとして、シリカ、酸化チタンが挙げられ、少量
でも摩耗を減少させる効果が大きく光散乱による画像劣
化も少ない。これらの材料を一種類単独または二種類以
上を混合して用い、また、他の減摩剤、潤滑剤等と混合
してもよい。
【0010】本発明において用いる無機化合物微粒子
(フィラ−)の平均粒径は表面層の膜厚の1/3以下、
かつ、0.02〜5.0μm、更には0.07〜2.0
μmが好ましい。
【0011】更に必要に応じてバインダ−樹脂を添加す
る。バインダ−樹脂の例としては、アクリル樹脂、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリカ−ボネ
−ト、ポリビニルブチラ−ル等の熱可塑性樹脂、ポリウ
レタン、フェノ−ル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂、光硬化性樹脂等が挙げられる。
【0012】表面層が電荷輸送層の場合は電荷輸送物質
を加える。電荷輸送物質の例としてはブタジエン系化合
物、ヒドラゾン系化合物、スチルベン系化合物、ピラゾ
リン系化合物、オキサゾ−ル系化合物、チアゾ−ル系化
合物、トリアリ−ルメタン系化合物等が挙げられる。
【0013】バインダ−樹脂に対する電荷輸送物質の比
率はバインダ−樹脂及び電荷輸送物質の種類にもよる
が、一般に20〜70%、特に好ましくは30〜65%
である。電荷輸送物質の比率が少ないと十分な感度が得
られない。また、電荷輸送物質の比率が多過ぎると表面
層の強度が低下し傷つき易くなる。
【0014】表面層における無機化合物微粒子(フィラ
−)の含有率は無機化合物微粒子(フィラ−)の種類、
感光層の構成によって適宜選択される。添加量が多いと
光の透過率が低下し感度が低下したり、像露光の光が散
乱して画像ににじみが生じる等の弊害が生じる。また、
添加量が少ないと摩耗しやすく本発明の効果が十分得ら
れない。表面層に対して一般に0.5重量%〜30重量
%、特に好ましくは0.5重量%〜15重量%である。
【0015】更に必要に応じた添加剤、例えば分散助
剤、シリコ−ンオイル、レベリング剤、金属石けん、シ
ランカップリング剤等を加えることもよい。
【0016】本発明の電子写真感光体における表面層を
形成するに当たっては、一般にバインダ−樹脂(場合に
より電荷輸送物質)に溶媒を加えて塗布液を調製し、こ
れを塗布手段により塗布し、電子写真感光体を作成す
る。この時に用いる溶媒としてはバインダ−樹脂(電荷
輸送物質)に対する溶解性が良好で、かつ、無機化合物
微粒子の分散性が良好な溶媒を選択する。特に良好な溶
媒の例としてはメチルエチルケトン、アセトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ジ
エチルエ−テル、テトラヒドロフラン等のエ−テル類、
酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、トルエン、ベ
ンゼン等の炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロメタ
ン等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。
【0017】本発明の電子写真感光体における電荷輸送
層を形成するための塗布液の調製方法としては、無機化
合物微粒子(フィラ−)、電荷輸送物質、バインダ−樹
脂を溶媒と共に同時に分散してもよい。また、無機化合
物微粒子、バインダ−樹脂をあらかじめ分散した分散液
を調製し、あらかじめバインダ−樹脂、電荷輸送物質を
溶解した液に混合して塗布液を調製してもよい。
【0018】本発明において用いる電子写真感光体用塗
布液または無機化合物微粒子(フィラ−)分散液の調製
に当たっては単なる撹拌混合でもよいが、必要に応じて
ボ−ルミル、サンドミル、高圧ホモジナイザ−等の分散
手段を用いてもよい。分散粒径は小さい方が画像露光時
の散乱が少なく良好な画像が得られる。
【0019】本発明において用いられる塗布方法として
は、浸漬塗布法、スプレ−塗布法、ロ−ルコ−タ塗布
法、グラビアコ−タ塗布法等が適応できる。
【0020】本発明の電子写真感光体に用いられる導電
性支持体の材質の例としては、バリア性に優れた酸化膜
の形成が容易なことからアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金が挙げられる。また、コヒ−レント光の露光時に
干渉縞が生じないように、例えばバイト切削、サンドブ
ラスト等により表面に凹凸をつける処理を行ってもよ
い。
【0021】陽極酸化処理はアルミニウムを陽極とし電
解質溶液中で陽極酸化することによりアルミニウム表面
に酸化膜を形成するものである。電解質溶液としては硫
酸溶液、シュウ酸溶液等が挙げられる。
【0022】しかし、そのままの多孔質陽極酸化膜は化
学的に活性であり、汚染され易く、環境による抵抗変動
も大きい。そこで、陽極酸化膜の微細孔を加圧水蒸気ま
たは沸騰水中(ニッケル等の金属塩を加えてもよい)で
水和反応による体積膨張でふさぎ、より安定な水和酸化
物に変える封孔処理を行う。
【0023】陽極酸化膜の膜厚については1〜15μm
が好ましい。1μmより薄い場合は注入に対するバリア
性が乏しく効果が十分でない。また、15μmより厚い
場合は繰り返し使用による残留電位の上昇を招く。
【0024】また、陽極酸化膜と感光層の間に中間層を
設ける例も挙げられる。中間層の材料としてはアクリル
樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリ酢酸ビニル、ポ
リカ−ボネ−ト、ポリビニルブチラ−ル等の熱可塑性樹
脂、ポリウレタン、フェノ−ル樹脂、エポキシ樹脂等の
熱硬化性樹脂、光硬化樹脂、更に必要に応じ他点家財を
加えた材料が挙げられる。
【0025】積層感光体の電荷発生層用材料としては、
例えばスダ−ンレッド、クロルダイアンブル−等のアゾ
顔料、同フタロシアニン、チタニルフタロシアニン等の
フタロシアニン顔料、アントアンスロン等のキノン顔
料、ペリレン顔料、インジゴ顔料等の電荷発生物質をア
クリル樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリカ−ボネ−ト、ポリビニルブチラ−ル、ポリビ
ニルベンザ−ル等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン、フェ
ノ−ル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂等のバイン
ダ−樹脂に分散した分散液が挙げられ、適当な溶媒に分
散して塗布液としたものが挙げられる。更に必要に応じ
た添加剤を加えることも可能である。
【0026】また、本発明は、前記本発明の電子写真感
光体と前記電子写真感光体を帯電させる帯電手段と帯電
した前記電子写真感光体に対し像露光を行い静電潜像を
形成する像露光手段と静電潜像を形成された前記電子写
真感光体に対しトナ−で現像する現像手段を有すること
を特徴とする電子写真装置から構成される。
【0027】図1に本発明の電子写真感光体を用いた転
写式電子写真装置の構成該略図を示した。図において、
1は本発明のドラム型感光体であり、軸1aを中心に所
定の周速度で回転駆動される。該感光体は回転過程でコ
ロナ帯電装置2でその周面に正または負の所定電位の均
一帯電を受け、次いで、露光部3に不図示の露光手段に
より光像露光L(スリット露光、レ−ザ−ビ−ム走査露
光など)を受ける。これにより感光体周面に露光像に対
応した静電潜像が順次形成されてゆく。その静電潜像は
現像手段4でトナ−で現像され、そのトナ−現像像が転
写手段4により不図示の給紙部から感光体1と転写手段
5との間に感光体1の回転と同期し取り出された転写材
9の面に順次転写されていく。像転写された転写材9は
感光体面から分離されて像定着手段8へと導入されて複
写物として機外へプリントアウトされる。転写後の感光
体1の表面はクリ−ニング手段6により転写残りのトナ
−の除去を受けて清浄面化され、更に前露光手段7によ
り除電処理され繰り返し像形成に使用される。
【0028】感光体1の均一帯電手段としてはコロナ帯
電装置、ロ−ラ−帯電装置等が一般に使用される。ま
た、転写手段としてもコロナ帯電装置、ロ−ラ−帯電装
置等が一般に使用される。
【0029】電子写真装置として、上記の感光体、帯電
手段、現像手段、クリ−ニング手段等の構成要素のうち
複数のものを装置ユニット(一般にこの装置ユニットを
カ−トリッジと言っている)として一体に結合して構成
し、このユニットを装置本体に対して着脱自在に構成し
てもよい。例えば、感光体1と帯電手段2、現像手段
4、クリ−ニング手段6を一体化し一つの装置ユニット
とし装置本体のレ−ル等の案内手段を用いて着脱自在に
構成してもよい。
【0030】光像露光Lは複写機として使用する場合は
原稿よりの反射光、プリンタとして使用する場合はレ−
ザ−ビ−ムの走査、電気信号により駆動されたLEDア
レイ、液晶シャッタ−アレイ等の例が挙げられる。
【0031】本発明の電子写真感光体は複写機、レ−ザ
−プリンタ−、LEDプリンタ−、液晶シャッタ−プリ
ンタ−等の電子写真装置一般及びそれに用いる感光ドラ
ムに適用できる。
【0032】
【実施例】
実施例1 JIS A3003合金よりなる直径30mm長さ26
0mm引き抜き管を用意し、センタレス研磨装置により
研磨し、表面粗さをRz=0.6μmとした。
【0033】洗浄工程としてこのシリンダ−を脱脂処
理、2wt%水酸化ナトリウム溶液で1分間エッチング
処理、中和処理、更に純水洗浄を順に行った。
【0034】次に、陽極酸化処理工程として10wt%
硫酸溶液によりシリンダ−表面に陽極酸化膜(電流密度
1.0A/dm2 )を形成した。水洗後、1wt%酢酸
ニッケル溶液80℃に15分間浸漬して封孔処理を行っ
た。更に純水洗浄、乾燥処理を行った。このようにし
て、アルミニウムシリンダ−表面に6μmの陽極酸化膜
を形成した。
【0035】次に電荷発生層の塗布工程として、ジスア
ゾ顔料(N−メチル−4,4’−ビス{1−[8−クロ
ロ−2−ヒドロキシ−3(3’−ニトロフェニルカルバ
モイル)−11H−ベンゾ[α]カルバゾリル]アゾ}
ジフェニルアミン)を400重量部、
【化1】 ポリメチルメタクリレ−ト(商品名J−899、星光化
学工業(株)製)200重量部、シクロヘキサノン50
00重量部をφ1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル
で24時間分散し、更にメチルエチルケトン5000重
量部を加え、電荷発生層用塗布液を調製した。更にこの
塗布液を遠心分離機(7000rpm、30分)でビ−
ズかす、ごみ等を取り除いた。前記中間層塗布済アルミ
ニウムシリンダ−上に電荷発生層用塗布液を浸漬塗布
し、85℃で10分間乾燥した。電荷発生層の膜厚は
0.15μmであった。
【0036】次に無機化合物微粒子(フィラ−)分散液
の調製工程として、シリカ粉末200重量部、ポリカ−
ボネ−ト(商品名ユ−ピロン、三菱ガス科学(株)製)
200重量部、クロロベンゼン600重量部を十分に混
合した後φ1mmガラスビ−ズを用いたサンドミルで4
時間分散して、無機化合物微粒子(フィラ−)分散液を
調製した。
【0037】次に、p−(N,N−ジエチルアミノ)ベ
ンズアルデヒド−N’−α−ナフチル−N’−フェニル
ヒドラゾンを1000重量部、
【化2】 ポリカ−ボネ−ト800重量部、前記無機化合物微粒子
(フィラ−)分散液500重量部をクロロベンゼン50
00重量部、ジクロロメタン3000重量部に溶解混合
し、電荷輸送層用塗布液を調製した。固形分中の無機化
合物微粒子(フィラ−)の含有率は5重量%とした。前
記電荷発生層塗布済のアルミニウムシリンダ−上に電荷
輸送層用塗布液を浸漬塗布し、130℃で50分間乾燥
した。電荷輸送層の膜厚は23μmであった。
【0038】作成した電子写真感光体を市販のレ−ザ−
プリンタ−(商品名LBP−SX、キヤノン(株)製)
用のカ−トリッジに組み込み、更にレ−ザ−プリンタ−
本体に取り付け35℃、85%の高温高湿下において画
像の出力を行った。結果は画像欠陥のない高品位の画像
が得られた。更に、6000枚連続して画像の出力を行
い表面層の摩耗量の測定を行った。結果を表1に示す。
【0039】実施例2 表面層中の無機化合物微粒子(フィラ−)の含有率が
0.5重量%となるようにした他は、実施例1と同様に
して電子写真感光体を作成した。この電子写真感光体を
実施例1と同様にして、画像出力及び連続6000枚の
画像出力を行った。画像欠陥のない高品位の画像が得ら
れた。表面層の摩耗量の測定結果は表1に示す。
【0040】実施例3 表面層中の無機化合物微粒子(フィラ−)の含有率が3
0重量%となるようにした他は、実施例1と同様にして
電子写真感光体を作成した。この電子写真感光体を実施
例1と同様にして、画像出力及び連続6000枚の画像
出力を行った。画像欠陥のない高品位の画像が得られ
た。表面層の摩耗量の測定結果は表1に示す。
【0041】実施例4 表面層中の無機化合物微粒子(フィラ−)を酸化チタン
に代え、含有率が5重量%となるようにした他は、実施
例1と同様にして電子写真感光体を作成した。この電子
写真感光体を実施例1と同様にして、画像出力及び連続
6000枚の画像出力を行った。画像欠陥のない高品位
の画像が得られた。表面層の摩耗量の測定結果は表1に
示す。
【0042】実施例5 表面層中の無機化合物微粒子(フィラ−)を酸化チタン
に代え、含有率を0.5重量%となるようにした他は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。この
電子写真感光体を実施例1と同様にして、画像出力及び
連続6000枚の画像出力を行った。画像欠陥のない高
品位の画像が得られた。表面層の摩耗量の測定結果は表
1に示す。
【0043】実施例6 表面層中の無機化合物微粒子(フィラ−)を酸化アルミ
ニウムに代え、含有率を1.5重量%となるようにした
他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し
た。この電子写真感光体を実施例1と同様にして、画像
出力及び連続6000枚の画像出力を行った。画像欠陥
のない高品位の画像が得られた。表面層の摩耗量の測定
結果は表1に示す。
【0044】実施例7 陽極酸化処理の通電時間を変えて陽極酸化膜の膜厚を1
μmとした他は、実施例1と同様にして電子写真感光体
を作成した。この電子写真感光体を実施例1と同様にし
て、画像出力及び連続6000枚の画像出力を行った。
画像欠陥のない高品位の画像が得られた。表面層の摩耗
量の測定結果は表1に示す。
【0045】実施例8 陽極酸化処理の通電時間を変えて陽極酸化膜の膜厚を1
5μmとした他は、実施例1と同様にして電子写真感光
体を作成した。この電子写真感光体を実施例1と同様に
して、画像出力及び連続6000枚の画像出力を行っ
た。画像欠陥のない高品位の画像が得られた。表面層の
摩耗量の測定結果は表1に示す。
【0046】比較例1 表面層に無機化合物微粒子(フィラ−)を添加しなかっ
た他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し
た。この電子写真感光体を実施例1と同様にして、画像
出力を行った結果は、画像欠陥のない高品位の画像が得
られた。しかし、6000枚連続しての画像出力を行い
表面層の摩耗量の測定を行ったが、表面層が露出し、電
荷輸送層は摩耗しなくなっていた。結果は表1に示す。
【0047】比較例2 表面層中の無機化合物微粒子(フィラ−)の含有率を
0.4重量%とした他は、実施例1と同様にして電子写
真感光体を作成した。この電子写真感光体を実施例1と
同様にして、画像出力を行った結果は、画像欠陥のない
高品位の画像が得られた。しかし、6000枚連続して
の画像出力を行い表面層の摩耗量の測定を行った。摩耗
量が多く良好な画像を得るには感度不足となった。結果
は表1に示す。
【0048】比較例3 表面層中の無機化合物微粒子(フィラ−)の含有率を3
5重量%とした他は、実施例1と同様にして電子写真感
光体を作成した。この電子写真感光体を実施例1と同様
にして、画像出力を行った。結果は、画像ににじみがあ
り、プリンタ−として実用的な画像は得られなかった。
【0049】比較例4 シリンダ−の陽極酸化処理を行わず、脱脂、洗浄、エッ
チング、中和、純水洗浄後乾燥したものを用いた他は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。この
電子写真感光体を実施例1と同様にして、画像出力を行
った。結果は画像に多数の黒ポチが見られた。
【0050】比較例5 陽極酸化処理の通電時間を変えて陽極酸化膜の膜厚を
0.5μmとした他は、実施例1と同様にして電子写真
感光体を作成した。この電子写真感光体を実施例1と同
様にして、画像出力を行った。結果は画像に多数の黒ポ
チが見られた。
【0051】比較例6 陽極酸化処理の通電時間を変えて陽極酸化膜の膜厚を2
0μmとした他は、実施例1と同様にして電子写真感光
体を作成した。この電子写真感光体を実施例1と同様に
して、画像出力を行った。結果は画像にカブリが見られ
た。
【0052】実施例1〜8及び比較例1〜6で作成した
電子写真感光体についてした成績を表1に示す。
【表1】
【0053】実施例1〜8の結果から、表面層に無機化
合物微粒子(フィラ−)を含有し、かつ、陽極酸化処理
後封孔処理したアルミニウム支持体を用いている本発明
の電子写真感光体は帯電、露光、現像、転写、クリ−ニ
ングのプロセス繰り返しに対して感光体表面の摩耗が少
なく、初期においても6000枚目においても画像欠陥
のない高品位の画像が得られた。また、高温高湿環境に
おいても画像欠陥のない良好な画像が得られた。
【0054】一方、比較例1の結果では表面層に無機化
合物微粒子(フィラ−)を含有していない電子写真感光
体は帯電、露光、現像、転写、クリ−ニングのプロセス
繰り返しに対して感光体表面の摩耗が大きく、6000
枚目においては良好な画像が得られなかった。また、繰
り返しの使用に対して感光体表面にトナ−の付着が生じ
たり、感光体上に傷が生じ画像劣化をきたした。比較例
2のようにシリカ含有量が0.5重量%未満の場合では
本発明の効果が十分でなく、摩耗量が大き過ぎて600
0枚目においては良好な画像が得られなかった。比較例
3のようにシリカ含有量が30重量%以上の場合では画
像がにじんで良好な画像が得られなかった。比較例4の
ように表面層に無機化合物微粒子(フィラ−)を含有し
ていても、陽極酸化処理後封孔処理をしたアルミニウム
支持体を用いていない場合は、高温高湿環境において黒
ポチ等の画像欠陥が生じた。比較例5のように、陽極酸
化膜の膜厚が1μmより薄いアルミニウム支持体を用い
た場合は、陽極酸化膜の効果が十分ではなく高温高湿環
境において黒ポチ等の画像欠陥が生じた。比較例6のよ
うに、陽極酸化膜の膜厚が15μmより厚いアルミニウ
ム支持体を用いた場合は、陽極酸化膜のバリア効果が大
き過ぎて画像カブリを生じた。
【0055】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、電子写真プ
ロセスの繰り返しに対して感光体表面の摩耗が少なく、
初期においても多数回繰り返し後においても画像欠陥の
ない高品位の画像が得られ、また高温高湿環境において
も画像欠陥のない良好な画像が得られる。更に表面層に
含有される無機化合物微粒子(フィラ−)がシリカまた
は酸化チタンである場合は特に上記効果が顕著で少量の
添加でも摩耗が少ない。また、表面層に含有されるシリ
カの含有率が0.5重量%以上30重量%以下である場
合は感光体表面の摩耗が少なく、かつ、画像のにじみに
関しても良好である。アルミニウム支持体表面の陽極酸
化膜の膜厚が1〜15μmである場合は高湿環境におい
ても画像欠陥のない良好な画像が得られる。また、本発
明の電子写真感光体を用いた電子写真装置及び電子写真
装置用カ−トリッジは繰り返し使用に対しての耐久性に
優れ、高湿環境においても良好が画像が得られるという
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な転写式電子写真装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 像担持体としてのドラム型感光体(本発明の電子
写真感光体) 1a 軸 2 コロナ帯電装置 3 露光部 4 現像手段 5 転写手段 6 クリ−ニング手段 7 前露光手段 8 像定着手段 9 像転写を受けた転写材 L 光像露光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 弘規 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 北村 航 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体において、表面層に無機
    化合物微粒子(フィラ−)を含有し、かつ、導電性支持
    体が陽極酸化処理後封孔処理したアルミニウムであるこ
    とを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子写真感光体におい
    て、表面層に含有される無機化合物微粒子がシリカであ
    る請求項1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子写真感光体におい
    て、表面層に含有されるシリカの含有率が0.5重量%
    以上30重量%以下である請求項2記載の電子写真感光
    体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子写真感光体におい
    て、表面層に含有される無機化合物微粒子が酸化チタン
    である請求項1記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電子写真感光体におい
    て、アルミニウムからなる導電性支持体表面の陽極酸化
    膜の厚さが1〜15μmである請求項1記載の電子写真
    感光体。
  6. 【請求項6】 電子写真感光体において、表面層に無機
    化合物微粒子(フィラ−)を含有し、かつ、導電性支持
    体が陽極酸化処理後封孔処理したアルミニウム合金であ
    ることを特徴とする電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電子写真感光体におい
    て、表面層に含有される無機化合物微粒子がシリカであ
    る請求項6記載の電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電子写真感光体におい
    て、表面層に含有されるシリカの含有率が0.5重量%
    以上30重量%以下である請求項2記載の電子写真感光
    体。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の電子写真感光体におい
    て、表面層に含有される無機化合物微粒子が酸化チタン
    である請求項6記載の電子写真感光体。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の電子写真感光体におい
    て、アルミニウム合金からなる導電性支持体表面の陽極
    酸化膜の厚さが1〜15μmである請求項6記載の電子
    写真感光体。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の電子写真感光体と前記
    電子写真感光体を帯電させる帯電手段と帯電した前記電
    子写真感光体に対し像露光を行い静電潜像を形成する像
    露光手段と静電潜像を形成された前記電子写真感光体に
    対しトナ−で現像する現像手段を有することを特徴とす
    る電子写真装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の電子写真装置におい
    て、請求項1記載の電子写真感光体と帯電手段、現像手
    段、クリ−ニング手段を装置ユニットとして一体化し、
    電子写真装置本体と着脱自在に構成したカ−トリッジを
    備えた請求項11記載の電子写真装置。
  13. 【請求項13】 請求項6記載の電子写真感光体と前記
    電子写真感光体を帯電させる帯電手段と帯電した前記電
    子写真感光体に対し像露光を行い静電潜像を形成する像
    露光手段と静電潜像を形成された前記電子写真感光体に
    対しトナ−で現像する現像手段を有することを特徴とす
    る電子写真装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の電子写真装置におい
    て、請求項6記載の電子写真感光体と帯電手段、現像手
    段、クリ−ニング手段を装置ユニットとして一体化し、
    電子写真装置本体と着脱自在に構成したカ−トリッジを
    備えた請求項13記載の電子写真装置。 【0001】
JP15308094A 1994-06-13 1994-06-13 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置 Pending JPH07333881A (ja)

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