JPH0733185B2 - 帳票類搬送装置における搬送路開放装置 - Google Patents

帳票類搬送装置における搬送路開放装置

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JPH0733185B2
JPH0733185B2 JP1083809A JP8380989A JPH0733185B2 JP H0733185 B2 JPH0733185 B2 JP H0733185B2 JP 1083809 A JP1083809 A JP 1083809A JP 8380989 A JP8380989 A JP 8380989A JP H0733185 B2 JPH0733185 B2 JP H0733185B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば通帳、証書等の帳票類を1冊ずつ又は
一枚ずつ繰り出し搬送する帳票類搬送装置における搬送
路開放装置に関する。
「従来の技術」 従来、通帳、証書等の帳票類を1冊ずつ又は一枚ずつ繰
り出し、搬出口まで搬送する帳票類搬送装置として、特
開昭62−200459号および特開昭61−160173号に記載され
たものが知られている。
特開昭62−200459号公報に記載のものは、第1,第2,第3
の3つの保管庫、これら3つの保管庫間に設けられたス
トッパ、印字ヘッド、頁替え機構、回収ボックス、光学
読取機構、磁気ストライプ機構、排出兼挿入口を横に配
列し、各保管庫に通帳類をセットした状態で、取引通帳
を排出兼挿入口より顧客が挿入し、通帳繰り出し業務が
発生すると、取引通帳を回収ボックスに回収し、新規に
通帳類を発行する場合には、第3保管庫から所定の新通
帳を取り出し搬送路に搬送する。この場合、まず第3保
管庫近傍のストッパを上方に移動させ、第3保管庫内の
新通帳を搬送路に通過できるようにした後、第2,第1保
管庫近傍のストッパによりこれら第2,第1保管庫の最下
部の通帳の繰り出しをロックし、フィードローラ,搬送
ローラにより、第3保管庫下の新通帳を繰り出し方向へ
移動させ、第2,第1保管庫の下を通過させて頁替え機構
により頁替えを実施し、さらに光学読取機構まで搬送し
通帳上のバーコードを読み取り、頁替え確認し、さらに
磁気ストライプ機構へ搬送して必要な情報の書き込み又
は読み取りを行い、搬送ローラにより逆方向に搬送して
印字ヘッドにより必要事項の印字を行い、再度搬送ロー
ラにより繰り出し方向に搬送し、排出兼挿入口より新通
帳を搬出するようにしたものである。
また、特開昭61−160173号公報に記載のものは、カラー
イメージプリンタ、イメージセンサ、オートターンペー
ジ部、磁気ストライプリードライト部、吸排口等を上部
搬送路に一列に配列し、普通、定期、当座等の各種預金
通帳が収納された複数のカセットを下部搬送路に一列に
配列し、これらのカセットをセレクトして上部搬送路へ
搬出し、所要の記帳処理を行い、吸排口より取り出すよ
うにしたものである。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、これら特開昭62−200459号公報、特開昭61−
160173号公報に記載のものは、いずれも帳票類を一冊ず
つ又は一枚ずつローラあるいはベルトにより繰り出して
搬送するもので、搬送帳票類は、折れ、破損、傾斜送行
等により搬送途中でジャムを発生する場合があるという
問題を有しており、特に特開昭62−200459号公報に記載
のものにおいては、第1ないし第3保管庫のストッパに
よるロック機構が複雑であり、操作性が悪いという問題
があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、搬送路に
発生した帳票類のジャムを簡単な構造で解消することが
でき、操作性がよい帳票類搬送装置における搬送路開放
装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、前記目的を達成させるために次のような構成
としている。即ち、その請求項(1)に記載の発明が、
搬送ベルトに沿ってこの搬送ベルトの両側にそれぞれ設
けられた複数の帳票類収納部と、これら複数の帳票類収
納部にそれぞれ設けられた帳票類繰り出し手段と、前記
搬送ベルトの両側にそれぞれ設けられこの搬送ベルトと
協働して帳票類収納部から繰り出された帳票類を搬送す
る搬送手段と、各搬送手段に単独または同時に接する位
置と各搬送手段から単独または同時に所定間隔離間する
位置とに前記搬送ベルトを移動させる搬送ベルト移動機
構とからなることを特徴としている。
また、請求項(2)に記載の発明が、請求項(1)に記
載のものにあって、前記搬送ベルトは、一端側が位置固
定の揺動自在とされており、前記搬送ベルト移動機構
は、該搬送ベルトを揺動させることにより各搬送手段に
単独で接する位置と各搬送手段から単独で所定間隔離間
する位置とに前記搬送ベルトを移動させることを特徴と
している。
さらに、請求項(3)に記載の発明が、請求項(1)に
記載のものにあって、前記搬送ベルトは、平行移動自在
とされており、前記搬送ベルト移動機構は、該搬送ベル
トを平行移動させることにより各搬送手段に単独で接す
る位置と各搬送手段から単独で所定間隔離間する位置と
に前記搬送ベルトを移動させることを特徴としている。
加えて、請求項(4)に記載の発明が、請求項(1)に
記載のものにあって、前記搬送ベルトは、並列状態で連
結されたプーリ対の二つに巻回されており、前記搬送ベ
ルト移動機構は、前記両プーリ対を旋回させることによ
り各搬送手段に同時に接する位置と各搬送手段から同時
に所定間隔離間する位置とに前記搬送ベルトを移動させ
ることを特徴としている。
「作用」 前記構成によれば、搬送ベルト移動機構により、各搬送
手段のうち搬送すべき帳票類収納部側の搬送手段側へ搬
送ベルトを移動させてこの搬送手段に当接させることに
より、この搬送手段と搬送ベルトとの協働により帳票類
を搬送することができる。一方、この搬送手段、搬送ベ
ルト間にジャムが発生した場合には、前記搬送ベルト移
動機構により、ジャム発生側の搬送手段から所定間隔離
間する位置へ搬送ベルトを移動させることにより、ジャ
ム発生側の搬送手段と搬送ベルトとの間に所定間隔をあ
けることができ、これにより、この搬送手段,搬送ベル
ト間でジャムを生じている帳票類を落下排出させるか取
り出すことができる。
また、帳票類のジャムを解消するには、搬送ベルト移動
機構により搬送ベルトを移動させてジャム発生側の搬送
手段から搬送ベルトを所間隔離間させるだけでよいの
で、構造が簡単となり、かつ操作性が向上する。
しかも、搬送ベルトの両側にそれぞれ搬送手段が設けら
れているため、一つの搬送ベルト移動機構で、搬送ベル
トと一方の搬送手段との間と、搬送ベルトと他方の搬送
手段との間の両側二カ所のジャム解除を行なうことがで
きる。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
図中、1は、通帳,証書等を発行する帳票類発行機であ
り、この帳票類発行機1内にはベルトコンベア2が略上
下方向に向けられて設けられている。このベルトコンベ
ア2は、上部プーリ3と、下部プーリ4と、これら上部
プーリ3,下部プーリ4に巻回された搬送ベルト5と、上
部プーリ3,下部プーリ4を正逆回転させる駆動源(図示
せず)とからなっている。ベルトコンベア2は上部プー
リ3の軸を中心に揺動可能とされており、下部プーリ4
は上部プーリ3より小径とされている。
一方、帳票類発行機1の下部には、下部プーリ4の下方
に位置してレバー6が上下方向に向けられかつその下端
部を支点として揺動自在に取り付けられている。レバー
6の上端は下部プーリ4の軸に回転自在に取り付けられ
ている。
また、レバー6の横にはモータ7が固定して設けられて
おり、モータ7には、このモータ7のレバー6側に設け
られたカム8が回転自在に連結されている。カム8の外
周面は、レバー6に設けられた係合部6aに接触させられ
ている。レバー6の上端と係合部6aとの中間部には、レ
バー6をカム8側へ付勢するようにばね9が取り付けら
れている。そして、モータ7,カム8及びばね9により搬
送ベルト移動機構10が構成されている。
ベルトコンベア2の一方側(第1図における左側)に
は、上,中,下3段の通帳収納部(帳票類収納部)11,1
2,13が所定の間隔をおいて設けられている。上,中,下
部の通帳収納部11,12,13のベルトコンベア2側部には、
それぞれ通帳収納部11,12,13内の通帳等を一冊ずつ又は
一枚ずつ繰り出す繰り出しローラ14が設けられている。
また、上,中部の通帳収納部11,12のベルトコンベア2
側近傍には、それぞれベルトコンベア2の搬送ベルト5
に接触してこの搬送ベルト5と共に通帳を搬送する搬送
ローラ(搬送手段)15が設けられている。
ベルトコンベア2の他方側(第1図における右側)には
上,中,下部の通帳収納部11,12,13とほぼ同じ高さに位
置する上,中,下3段の証書類収納部(帳票類収納部)
16,17,18が設けられている。上,中,下部の証書類収納
部16,17,18のベルトコンベア2側部には、それぞれ証書
類収納部16,17,18内の証書類を一枚ずつ繰り出す一対の
繰り出しローラ19,20が設けられている。
また、上,中部の証書類収納部16,17のベルトコンベア
2側近傍部には、それぞれベルトコンベア2の搬送ベル
ト5に接触してこの搬送ベルト5と共に証書類を搬送す
る搬送ローラ(搬送手段)23が設けられている。
また、搬送ベルト5と上,中,下部の証書類収納部16,1
7,18との間にはそれぞれベルトコンベア21,フィードロ
ーラ(搬送手段)22,挾持ローラ24が設けられている。
フィードローラ22,搬送ローラ23はベルトコンベア2が
証書類収納部16,17,18側へ揺動させられたとき搬送ベル
ト5に接触するようになされている。なお、ベルトコン
ベア2の上部プーリ3の両側にも搬送ベルト5に接触す
る搬送ローラ15a,23aが設けられている。
また、帳票類発行機1には、ベルトコンベア2の上方近
傍に位置する帳票類発行口30が設けられており、この帳
票類発行口30部には通帳,証書等の帳票類を挟持して搬
出する大小の搬出ローラ31,32が設けられている。
ベルトコンベア2の上部プーリ3の上方には、通帳を挟
持して搬出ローラ31,32間へ案内する二対のガイドロー
ラ33及び証書類を挟持して搬出ローラ31,32間へ案内す
る一対のガイドローラ34が設けられている。
また、搬送ベルト5の近傍の所定箇所には通帳,証書等
の帳票類のジャム発生を検知する検知器(図示せず)が
設けられている。
モータ7,ベルトコンベア2の駆動源、各繰り出しローラ
14,19,ベルトコンベア21,搬出ローラ31,ジャム発生検知
器等には図示しない制御装置が電気的に接続されてい
る。
前記のように構成された帳票類発行機1を使用する場合
には、予め通帳収納部11,12,13にそれぞれ同一種あるい
は別種の通帳を収納しておき、証書類収納部16,17,18に
それぞれ同一種あるいは別種の証書類を収納しておく。
そして、通帳を発行する場合には、搬出ローラ31を第1
図に示す矢印C方向に回転させると共に、モータ7を駆
動してカム8を回転させ、レバー6を介してベルトコン
ベア2を上部プーリ3の軸を中心に通帳収納部11,12,13
側へ揺動させて搬送ベルト5を軽く搬送ローラ15に当接
させる。すると、このベルトコンベア2の揺動に連動し
て上部プーリ3が第1図に示す矢印A方向に回転する。
この場合において、通帳収納部11内の通帳を発行すると
きには、通帳収納部11,12,13のうちの通帳収納部11の近
傍の繰り出しローラ14のみを回転させることにより、ま
た通帳収納部12内の通帳を発行するときには、通帳収納
部11,12,13のうちの通帳収納部12の近傍の繰り出しロー
ラ14のみを回転させることにより、また通帳収納部13内
の通帳を発行するときには、通帳収納部11,12,13のうち
の通帳収納部13の近傍の繰り出しローラ14のみを回転さ
せることにより、それぞれ通帳収納部11,12,13内の通帳
が繰り出されて搬送ローラ15と搬送ベルト5との協働に
り上方へ搬送され二対の各ガイドローラ33間に挾持され
搬出ローラ31,32間へ案内され、帳票類発行口30より発
行される。
また、証書類を発行する場合には、搬出ローラ31を矢印
C方向に回転させると共に、モータ7を駆動してカム8
を回転させ、レバー6を介してベルトコンベア2を上部
プーリ3の軸を中心に証書類収納部16,17,18側へ揺動さ
せる。すると、このベルトコンベア2の揺動に連動して
上部プーリ3が第1図に示す矢印B方向に逆転する。
この場合において、証書類収納部16内の証書類を発行す
るときには、証書類収納部16,17,18のうちの証書類収納
部16の近傍の繰り出しローラ19,ベルトコンベア21のみ
を回転し、駆動させることにより、また証書類収納部17
内の証書類を発行するときには、証書類収納部16,17,18
のうちの証書類収納部17の近傍の繰り出しローラ19,ベ
ルトコンベア21のみを回転,駆動させることにより、ま
た証書類収納部18内の証書類を発行するときには、証書
類収納部16,17,18のうちの証書類収納部18の近傍の繰り
出しローラ19,ベルトコンベア21のみを回転,駆動させ
ることにより、それぞれ証書類収納部16,17,18内の証書
類が繰り出されてベルトコンベア21,挾持ローラ24,フィ
ードローラ22により横へ搬送され、さらに搬送ローラ2
3,フィードローラ22と搬送ベルト5との協働により上方
へ搬送され、一対の各ガイドローラ33間に挾持され搬出
ローラ31,32間へ案内され、帳票類発行口30より発行さ
れる。
以上の通帳発行において、ベルトコンベア2,通帳収納部
11,12,13間に通帳のジャムが発生した場合には、これを
図示しない帳票類のジャム発生検知器が検知し、その検
知信号に基づいて所定箇所に設けられた解除スイッチ
(図示せず)がONされ、モータ7が作動し、カム8,レバ
ー6を介してベルトコンベア2を、上部プーリ3の軸を
中心に証書類収納部16,17,18側へ揺動させる。これによ
り、搬送ベルト5,搬送ローラ15間に間隔があき、これら
の間の通帳が自重により落下するか、取り出されること
により排出し、前記ジャムが解消される。
また、以上の証書発行において、ベルトコンベア2,証書
類収納部16,17,18間に証書類のジャムが発生した場合に
おいても、モータ7を作動させてカム8,レバー6を介し
てベルトコンベア2を、上部プーリ3の軸を中心に通帳
収納部11,12,13側へ揺動させることにより、フィードロ
ーラ22,ベルトコンベア21及び搬送ローラ23と搬送ベル
ト5との間に間隔があき、これらの間の証書類を自重に
より落下させるか、取り出すことにより前記ジャムを解
消させることができる。
本実施例によれば、帳票類のジャムを解消するには搬送
ベルト5をその一方の帳票類収納部側へ移動させるだけ
でよいので、構造が簡単となり、かつ操作性が向上する
(以上第1実施例)。
なお、前記第1実施例においては、ベルトコンベア2
を、その上部プーリ3の軸を支点として揺動させること
により通帳,証書類のジャムを解消させたが、これに限
られることなく、例えば第2図に示すように、一端が支
点41に取り付けられ他端が上部プーリ3に取り付けられ
たリンク42と、一端が支点43に取り付けられ他端が下部
プーリ4に取り付けられたリンク44とからなる平行リン
ク機構45により、ベルトコンベア2の上下部共、横方向
へ平行移動させてベルトコンベア2,各搬送ローラ15間あ
るいはベルトコンベア2,各搬送ローラ23及びフィードロ
ーラ22間に間隔をあけ、通帳または証書類のジャムを解
消させるようにしてもよい。この場合にはベルトコンベ
ア2の上部プーリ3と下部プーリ4の外径は同一であっ
てもよい(以上第2実施例)。
また、前記第1,第2実施例においては、上部プーリ3と
下部プーリ4とに搬送ベルト5を巻回してベルトコンベ
ア2を構成したが、これに限られることなく、例えば第
3図に示すように、第1実施例の上部プーリ3の代わり
に2つの上部プーリ51a,51aを横に配列し、これら上部
プーリ51a,51aを連結部材51bにより回転自在に連結して
ローラ対51を構成し、下部プーリ4の代わりに2つの下
部プーリ52a,52aを横に配列し、これら下部プーリ52a,5
2aを連結部材52bにより回転自在に連結してローラ対52
を構成し、連結部材51bの中央、連結部材52bの中央を中
心に連結部材51b,52bを連動して回転自在にかつ連結部
材51b,52bを第3図における水平位置,垂直位置で保持
し得るように支持し、ローラ対51,52に搬送ベルト53を
巻回し、通常時には、2つの上部プーリ51a同士、2つ
の下部プーリ52a同士が横に並ぶように保持し、ローラ
対51,52を正,逆回転させることにより前記各実施例同
様搬送ベルト53の一方の通帳収納部11または通帳収納部
12または通帳収納部13内の通帳を搬送するか、搬送ベル
ト53の他方の証書類収納部16または証書類収納部17また
は証書類収納部18内の証書類を搬送し、搬送ベルト53と
搬送ローラ15との間または搬送ベルト53と搬送ローラ2
3,フィードローラ22との間に通帳,証書類のジャムが発
生した場合には、連結部材51b,52bを、連結部材51b,52b
の中央の水平軸(支点)を中心に90度連動回転させて2
つの上部プーリ51a同士、2つの下部プーリ52a同士が縦
に並ぶように保持し、搬送ベルト53と搬送ローラ15との
間、搬送ベルト53と搬送ローラ23,フィードローラ22と
の間に間隔をあけ、搬送ベルト53と搬送ローラ15との間
または搬送ベルト53と搬送ローラ23,フィードローラ22
との間から詰まった帳票類を落下させるか取り出すよう
にしてもよい(以上第3実施例)。
また、前記実施例においては、ベルトコンベア2の上部
プーリ3の上方にガイドローラ33,34,搬出ローラ31,32
を設けて帳票類を搬出するようにしたが、これに限られ
ることなく、前記従来例のように、印字ヘッド、頁替え
機構、回収ボックス、光学読取機構、磁気ストライプ機
構、排出兼挿入口を横に配列して設けてもよい(以上第
4実施例)。
「発明の効果」 本発明によれば、搬送ベルト移動機構により、各搬送手
段のうち搬送すべき帳票類収納部側の搬送手段側へ搬送
ベルトを移動させてこの搬送手段に当接させることによ
り、この搬送手段と搬送ベルトとの協働により帳票類を
発送することができる。一方、この搬送手段、搬送ベル
ト間にジャムが発生した場合には、前記搬送ベルト移動
機構により、ジャム発生側の搬送手段から所定間隔離間
する位置へ搬送ベルトを移動させることにより、ジャム
発生側の搬送手段と搬送ベルトとの間に所定間隔をあけ
ることができ、これにより、この搬送手段,搬送ベルト
間でジャムを生じている帳票類を落下肺週させるか取り
出すことができ、容易に帳票類のジャムを解消すること
ができる。
また、帳票類のジャムを解消するには、搬送ベルト移動
機構により搬送ベルトを移動させてジャム発生側の搬送
手段から搬送ベルトを所定間隔離間させるだけでよいの
で、構造が簡単となり、かつ操作性が向上する。
しかも、搬送ベルトの両側にそれぞれ搬送手段が設けら
れているため、一つの搬送ベルト移動機構で、搬送ベル
トと一方の搬送手段との間と、搬送ベルトと他方の搬送
手段との間の両側二カ所のジャム解除を行なうことがで
きる。したがって、一カ所当りのジャム解除に対応する
ための構造がより簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す概略縦断面図、第2
図は本発明の第2実施例を示す要部の概略説明図、第3
図は本発明の第3実施例を示す要部の概略説明図であ
る。 5……搬送ベルト、10……搬送ベルト移動機構、11,12,
13……通帳収納部(帳票類収納部)、14……繰り出しロ
ーラ、15……搬送ローラ(搬送手段)、16,17,18……証
書類収納部(帳票類収納部)、19,20……繰り出しロー
ラ、22……フィードローラ(搬送手段)、23……搬送ロ
ーラ(搬送手段)、45……平行リンク機構(搬送ベルト
移動機構)、53……搬送ベルト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送ベルトに沿ってこの搬送ベルトの両側
    にそれぞれ設けられた複数の帳票類収納部と、これら複
    数の帳票類収納部にそれぞれ設けられた帳票類繰り出し
    手段と、前記搬送ベルトの両側にそれぞれ設けられこの
    搬送ベルトと協働して帳票類収納部から繰り出された帳
    票類を搬送する搬送手段と、各搬送手段に単独または同
    時に接する位置と各搬送手段から単独または同時に所定
    間隔離間する位置とに前記搬送ベルトを移動させる搬送
    ベルト移動機構とからなることを特徴とする帳票類搬送
    装置における搬送路開放装置。
  2. 【請求項2】前記搬送ベルトは、一端側が位置固定の揺
    動自在とされており、前記搬送ベルト移動機構は、該搬
    送ベルトを揺動させることにより各搬送手段に単独で接
    する位置と各搬送手段から単独で所定間隔離間する位置
    とに前記搬送ベルトを移動させることを特徴とする請求
    項(1)記載の帳票類搬送装置における搬送路開放装
    置。
  3. 【請求項3】前記搬送ベルトは、平行移動自在とされて
    おり、前記搬送ベルト移動機構は、該搬送ベルトを平行
    移動させることにより各搬送手段に単独で接する位置と
    各搬送手段から単独で所定間隔離間する位置とに前記搬
    送ベルトを移動させることを特徴とする請求項(1)記
    載の帳票類搬送装置における搬送路開放装置。
  4. 【請求項4】前記搬送ベルトは、並列状態で連結された
    プーリ対の二つに巻回されており、前記搬送ベルト移動
    機構は、前記両プーリ対を旋回させることにより各搬送
    手段に同時に接する位置と各搬送手段から同時に所定間
    隔離間する位置とに前記搬送ベルトを移動させることを
    特徴とする請求項(1)記載の帳票類搬送装置における
    搬送路開放装置。
JP1083809A 1989-03-31 1989-03-31 帳票類搬送装置における搬送路開放装置 Expired - Lifetime JPH0733185B2 (ja)

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