JPH0733290A - 媒体幅寄せ機構 - Google Patents
媒体幅寄せ機構Info
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- JPH0733290A JPH0733290A JP18027193A JP18027193A JPH0733290A JP H0733290 A JPH0733290 A JP H0733290A JP 18027193 A JP18027193 A JP 18027193A JP 18027193 A JP18027193 A JP 18027193A JP H0733290 A JPH0733290 A JP H0733290A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正規位置から外れた媒体を正規位置へ移動さ
せる媒体幅寄せ機構を提供する。 【構成】 用紙6bを正規位置に位置付ける媒体幅寄せ
機構20を搬送路途中に設ける。この媒体幅寄せ機構2
0は、搬送方向(A方向)と直交する方向へ移動するベ
ルト22、ベルト22を駆動するベルト駆動モータ2
3、このベルト22に固定部21c、21dを介して取
り付けられ、ベルト22の移動により互いに接近、離隔
する幅寄せ部材21a、21bとから成る。そして、こ
れらの幅寄せ部材21a、21bの接近が、正規位置か
ら外れた用紙6bを正規位置に戻す。
せる媒体幅寄せ機構を提供する。 【構成】 用紙6bを正規位置に位置付ける媒体幅寄せ
機構20を搬送路途中に設ける。この媒体幅寄せ機構2
0は、搬送方向(A方向)と直交する方向へ移動するベ
ルト22、ベルト22を駆動するベルト駆動モータ2
3、このベルト22に固定部21c、21dを介して取
り付けられ、ベルト22の移動により互いに接近、離隔
する幅寄せ部材21a、21bとから成る。そして、こ
れらの幅寄せ部材21a、21bの接近が、正規位置か
ら外れた用紙6bを正規位置に戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送路上の媒体を正規
位置に位置付ける媒体幅寄せ機構に関する。
位置に位置付ける媒体幅寄せ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の媒体処理装置について図4に基づ
いて説明する。図4は従来の装置を示す概略構成図であ
る。
いて説明する。図4は従来の装置を示す概略構成図であ
る。
【0003】装置1は証明書自動交付機であり、印刷装
置2、集積装置3、及び印刷装置2と集積装置3とを連
結する搬送路4で構成されている。印刷装置2は2個の
用紙カセット5を装着可能であり、これらの用紙カセッ
ト5の繰出し側中心と、用紙6aの搬送方向前端中心と
を一致させて、カセット5に用紙6aは収納されるよう
になっている。そして、印刷装置2の図示せぬ繰出し機
構側にカセット5を装着すると、カセット5に取り付け
られた図示せぬセンサが印刷装置2に扱う用紙6aの大
きさを伝えるようになっている。また、この印刷装置2
は取り引きする顧客のデータを用紙6aに印刷する。印
刷装置2の排出口7から排出される印刷済み用紙6b
は、搬送ローラ4aにより搬送路4を通って集積装置3
へ搬送されるようになっており、集積装置3へ搬送され
た用紙6bは集積部8に順次集積される。この集積部8
はホチキス9を備えており、必要な枚数の用紙6bが全
て揃った時点で集積された用紙6bの束を綴じ合わせ
る。
置2、集積装置3、及び印刷装置2と集積装置3とを連
結する搬送路4で構成されている。印刷装置2は2個の
用紙カセット5を装着可能であり、これらの用紙カセッ
ト5の繰出し側中心と、用紙6aの搬送方向前端中心と
を一致させて、カセット5に用紙6aは収納されるよう
になっている。そして、印刷装置2の図示せぬ繰出し機
構側にカセット5を装着すると、カセット5に取り付け
られた図示せぬセンサが印刷装置2に扱う用紙6aの大
きさを伝えるようになっている。また、この印刷装置2
は取り引きする顧客のデータを用紙6aに印刷する。印
刷装置2の排出口7から排出される印刷済み用紙6b
は、搬送ローラ4aにより搬送路4を通って集積装置3
へ搬送されるようになっており、集積装置3へ搬送され
た用紙6bは集積部8に順次集積される。この集積部8
はホチキス9を備えており、必要な枚数の用紙6bが全
て揃った時点で集積された用紙6bの束を綴じ合わせ
る。
【0004】次に上記構造の装置1の動作を図4、図5
に基づいて説明する。図5は綴じ合わせた用紙を示す斜
視図である。顧客の要求する取り引き種別に応じた用紙
カセット5を印刷装置2に装着した後、用紙6aは繰出
し機構により印刷装置2内へ送られ必要データを印刷さ
れる。印刷が終了すると、用紙6bは排出口7から搬送
路4へ排出され、搬送ローラ4aにより集積装置3へ搬
送される。そして、集積装置3へ送られた用紙6bは集
積部8に順次集積され、必要な枚数の用紙6bが全て揃
うとホチキス9により図5に示すようにセンタ振り分け
で綴じ合わされる。この後、綴じ合わされた用紙6bの
束は図示せぬ顧客側排出口へ排出され、顧客に渡され
る。
に基づいて説明する。図5は綴じ合わせた用紙を示す斜
視図である。顧客の要求する取り引き種別に応じた用紙
カセット5を印刷装置2に装着した後、用紙6aは繰出
し機構により印刷装置2内へ送られ必要データを印刷さ
れる。印刷が終了すると、用紙6bは排出口7から搬送
路4へ排出され、搬送ローラ4aにより集積装置3へ搬
送される。そして、集積装置3へ送られた用紙6bは集
積部8に順次集積され、必要な枚数の用紙6bが全て揃
うとホチキス9により図5に示すようにセンタ振り分け
で綴じ合わされる。この後、綴じ合わされた用紙6bの
束は図示せぬ顧客側排出口へ排出され、顧客に渡され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造の装置では、印刷装置の繰出し機構側に形成さ
れた用紙カセットを装着する装着口の横幅は用紙カセッ
トの横幅よりもやや広く形成されているので、用紙カセ
ットを印刷装置に装着した時、装着口の中心とカセット
の横幅の中心を一致させることは困難であった。それ
故、用紙の中心を用紙カセットの中心に合わせて用紙を
収納しても、上記中心が一致しない状態で用紙が印刷装
置内へ搬送されると、この用紙は僅かにずれた(搬送路
の中心と用紙の中心が一致しない、つまり正規位置から
ずれた)状態で印刷され、印刷装置から排出されてしま
い、そのまま、ずれを修正されることなく集積部へ搬送
されてしまっていた。
来の構造の装置では、印刷装置の繰出し機構側に形成さ
れた用紙カセットを装着する装着口の横幅は用紙カセッ
トの横幅よりもやや広く形成されているので、用紙カセ
ットを印刷装置に装着した時、装着口の中心とカセット
の横幅の中心を一致させることは困難であった。それ
故、用紙の中心を用紙カセットの中心に合わせて用紙を
収納しても、上記中心が一致しない状態で用紙が印刷装
置内へ搬送されると、この用紙は僅かにずれた(搬送路
の中心と用紙の中心が一致しない、つまり正規位置から
ずれた)状態で印刷され、印刷装置から排出されてしま
い、そのまま、ずれを修正されることなく集積部へ搬送
されてしまっていた。
【0006】また、搬送路に設けた一つ一つの搬送ロー
ラの製造時における大きさの僅かなばらつきにより、そ
れぞれの搬送ローラによる搬送量が僅かに異なってゆ
き、搬送されるに従って用紙は徐々に正規位置から外れ
てしまっていた。
ラの製造時における大きさの僅かなばらつきにより、そ
れぞれの搬送ローラによる搬送量が僅かに異なってゆ
き、搬送されるに従って用紙は徐々に正規位置から外れ
てしまっていた。
【0007】それ故、用紙の中心が揃った状態で集積部
に集積することができなかった。さらに、集積部は揃っ
ていない用紙を揃える手段を備えていないので、揃って
いない状態のままホチキスで綴じ合わせてしまい、この
結果、質の悪い製品を顧客に渡すことになってしまって
いた。
に集積することができなかった。さらに、集積部は揃っ
ていない用紙を揃える手段を備えていないので、揃って
いない状態のままホチキスで綴じ合わせてしまい、この
結果、質の悪い製品を顧客に渡すことになってしまって
いた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、正規位置から
外れた用紙を搬送路途中で正規位置へ戻す媒体幅寄せ機
構を提供することを目的とする。
外れた用紙を搬送路途中で正規位置へ戻す媒体幅寄せ機
構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、媒体搬送方向と直交する方向に移動する
移動部材と、前記移動部材を駆動する駆動手段と、前記
移動部材に取り付けられ、媒体搬送路を挟んで配設さ
れ、移動部材の移動により媒体方向へ互いに接近し、搬
送路上の媒体を挟持して正規位置に位置付ける一対の幅
寄せ部材とを設けたものである。
に、本発明は、媒体搬送方向と直交する方向に移動する
移動部材と、前記移動部材を駆動する駆動手段と、前記
移動部材に取り付けられ、媒体搬送路を挟んで配設さ
れ、移動部材の移動により媒体方向へ互いに接近し、搬
送路上の媒体を挟持して正規位置に位置付ける一対の幅
寄せ部材とを設けたものである。
【0010】
【作用】媒体が媒体幅寄せ位置に搬送されると、駆動手
段が移動部材を駆動して幅寄せ部材をそれぞれ媒体側へ
移動させ、幅寄せ部材が媒体を挟持する。媒体が正規位
置から外れている場合、幅寄せ部材により媒体は正規位
置へ移動させられる。それ故、媒体を揃えて集積するこ
とができる。
段が移動部材を駆動して幅寄せ部材をそれぞれ媒体側へ
移動させ、幅寄せ部材が媒体を挟持する。媒体が正規位
置から外れている場合、幅寄せ部材により媒体は正規位
置へ移動させられる。それ故、媒体を揃えて集積するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。なお、各図面に共通する要素に
は同一の符号を付す。図1は本発明に係る実施例の媒体
幅寄せ機構を示す斜視図であり、図2はこの実施例の媒
体幅寄せ機構を設けた媒体処理装置を示す概略構成図で
ある。搬送路4には媒体幅寄せ機構20が設けられてい
る。この媒体幅寄せ機構20は、正規位置から外れて搬
送された用紙6bを正規位置へ戻す機構である。
ながら詳細に説明する。なお、各図面に共通する要素に
は同一の符号を付す。図1は本発明に係る実施例の媒体
幅寄せ機構を示す斜視図であり、図2はこの実施例の媒
体幅寄せ機構を設けた媒体処理装置を示す概略構成図で
ある。搬送路4には媒体幅寄せ機構20が設けられてい
る。この媒体幅寄せ機構20は、正規位置から外れて搬
送された用紙6bを正規位置へ戻す機構である。
【0012】次に、上記媒体幅寄せ機構20の構造につ
いて図1に基づいて説明する。2個のプーリ23a、2
3bに掛け渡された無端状の歯付きベルト22は、用紙
6bの搬送方向(A方向)と直交して配設されている。
このベルト22には、例えば鉄板等の材質で形成された
2個の幅寄せ部材21a、21bが、固定部21c、2
1dを介してそれぞれ固定されており、一方の幅寄せ部
材21aは搬送方向上流側に設けられ、他方の幅寄せ部
材21bは下流側に設けられている。また、ベルト22
の一方のプーリ23aはベルト駆動モータ(ステッピン
グモータ)23に取り付けられており、それ故、モータ
23を回転することによりベルト22が回転し、幅寄せ
部材21a、21bが矢印B、C方向、又はその逆方向
に移動する。ベルト22の通常の位置(ホームポジショ
ン)出しは、ベルト22に固定されたセンサプレート2
4bと、光センサ24aとにより行われるようになって
いる。つまり、ベルト22が回転することによりセンサ
プレート24bが図1に示す位置(センサプレート24
bがセンサ24a内に入り込む位置)にきた時、センサ
24aの信号が遮られホームポジションが検出される。
いて図1に基づいて説明する。2個のプーリ23a、2
3bに掛け渡された無端状の歯付きベルト22は、用紙
6bの搬送方向(A方向)と直交して配設されている。
このベルト22には、例えば鉄板等の材質で形成された
2個の幅寄せ部材21a、21bが、固定部21c、2
1dを介してそれぞれ固定されており、一方の幅寄せ部
材21aは搬送方向上流側に設けられ、他方の幅寄せ部
材21bは下流側に設けられている。また、ベルト22
の一方のプーリ23aはベルト駆動モータ(ステッピン
グモータ)23に取り付けられており、それ故、モータ
23を回転することによりベルト22が回転し、幅寄せ
部材21a、21bが矢印B、C方向、又はその逆方向
に移動する。ベルト22の通常の位置(ホームポジショ
ン)出しは、ベルト22に固定されたセンサプレート2
4bと、光センサ24aとにより行われるようになって
いる。つまり、ベルト22が回転することによりセンサ
プレート24bが図1に示す位置(センサプレート24
bがセンサ24a内に入り込む位置)にきた時、センサ
24aの信号が遮られホームポジションが検出される。
【0013】また、ベルト22の上流側と下流側にはフ
ィードローラ25とこのローラ25と対向するアイドル
ローラ部26とが設けられ、フィードローラ25は後述
する駆動モータ33により、搬送路4の搬送ローラ4a
と共に駆動されるようになっている。アイドルローラ部
26は回転可能なシャフト27に固定されたレバー28
とレバー28に回転自在に取り付けられたアイドルロー
ラ29とから成り、シャフト27の回動により、アイド
ルローラ29はフィードローラ25を圧接、圧接解除す
る。通常、アイドルローラ29はフィードローラ25と
圧接状態にあり、シャフト27の回動は後述するシャフ
ト駆動ソレノイド34により行われる。そして、これら
のフィードローラ25、アイドルローラ部26により用
紙6bはA方向へ搬送される。
ィードローラ25とこのローラ25と対向するアイドル
ローラ部26とが設けられ、フィードローラ25は後述
する駆動モータ33により、搬送路4の搬送ローラ4a
と共に駆動されるようになっている。アイドルローラ部
26は回転可能なシャフト27に固定されたレバー28
とレバー28に回転自在に取り付けられたアイドルロー
ラ29とから成り、シャフト27の回動により、アイド
ルローラ29はフィードローラ25を圧接、圧接解除す
る。通常、アイドルローラ29はフィードローラ25と
圧接状態にあり、シャフト27の回動は後述するシャフ
ト駆動ソレノイド34により行われる。そして、これら
のフィードローラ25、アイドルローラ部26により用
紙6bはA方向へ搬送される。
【0014】次に、この実施例の制御系の説明を図3に
基づいて説明する。図3は実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。センサ30、31は制御部32に接続され
ている。センサ30は用紙カセット5のそれぞれに取り
付けられており、用紙カセット5を印刷装置2に装着す
ると用紙6aの大きさが制御部32で検知されるように
なっている。センサ31は下流側のフィードローラ25
側に取り付けられた発光、受光センサであり、用紙6b
の前端が発光、受光センサの間に搬送されることによ
り、用紙6b有りが検出される。また、制御部32には
モータ駆動回路35とソレノイド駆動回路36が接続さ
れており、モータ駆動回路35には搬送ローラ駆動モー
タ33、及びベルト駆動モータ23が接続されている。
搬送ローラ駆動モータ33は搬送路4の搬送ローラ4
a、及び媒体幅寄せ機構20のフィードローラ25を駆
動し、ベルト駆動モータ23はベルト22を掛け渡した
プーリ23aを駆動する。また、ソレノイド駆動回路3
6にはシャフト駆動ソレノイド34が接続され、このシ
ャフト駆動ソレノイド34はシャフト27を回動する。
その他の構造は従来と同様である。
基づいて説明する。図3は実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。センサ30、31は制御部32に接続され
ている。センサ30は用紙カセット5のそれぞれに取り
付けられており、用紙カセット5を印刷装置2に装着す
ると用紙6aの大きさが制御部32で検知されるように
なっている。センサ31は下流側のフィードローラ25
側に取り付けられた発光、受光センサであり、用紙6b
の前端が発光、受光センサの間に搬送されることによ
り、用紙6b有りが検出される。また、制御部32には
モータ駆動回路35とソレノイド駆動回路36が接続さ
れており、モータ駆動回路35には搬送ローラ駆動モー
タ33、及びベルト駆動モータ23が接続されている。
搬送ローラ駆動モータ33は搬送路4の搬送ローラ4
a、及び媒体幅寄せ機構20のフィードローラ25を駆
動し、ベルト駆動モータ23はベルト22を掛け渡した
プーリ23aを駆動する。また、ソレノイド駆動回路3
6にはシャフト駆動ソレノイド34が接続され、このシ
ャフト駆動ソレノイド34はシャフト27を回動する。
その他の構造は従来と同様である。
【0015】次に、上記構造の媒体幅寄せ機構20の幅
寄せ動作を図1〜図3に基づいて説明する。印刷装置2
の繰出し機構側に用紙カセット5を装着すると、カセッ
ト5に取り付けられたセンサ30の信号により、扱う用
紙6aの大きさを制御部32が検出し印刷装置2に伝
え、これに基づき印刷装置2は印刷を行う。そして、印
刷済み用紙6bが搬送路4を通過して媒体幅寄せ機構2
0に搬送され、図1に示すように用紙6bの前端、後端
をフィードローラ25とアイドルローラ29とが挟持し
た状態になると、用紙6bの前端がセンサ31の検出光
を遮断し、これにより制御部32が用紙6b有りを検出
する。そして、制御部32はこの検出信号に基づき、搬
送ローラ駆動モータ33を停止させて用紙6bの搬送を
停止する。この後、制御部32はシャフト駆動ソレノイ
ド34を駆動してシャフト27を回動し、アイドルロー
ラ29を用紙6bから離隔させる。以上の動作により、
用紙6bはフィードローラ25上でフリーの状態とな
る。
寄せ動作を図1〜図3に基づいて説明する。印刷装置2
の繰出し機構側に用紙カセット5を装着すると、カセッ
ト5に取り付けられたセンサ30の信号により、扱う用
紙6aの大きさを制御部32が検出し印刷装置2に伝
え、これに基づき印刷装置2は印刷を行う。そして、印
刷済み用紙6bが搬送路4を通過して媒体幅寄せ機構2
0に搬送され、図1に示すように用紙6bの前端、後端
をフィードローラ25とアイドルローラ29とが挟持し
た状態になると、用紙6bの前端がセンサ31の検出光
を遮断し、これにより制御部32が用紙6b有りを検出
する。そして、制御部32はこの検出信号に基づき、搬
送ローラ駆動モータ33を停止させて用紙6bの搬送を
停止する。この後、制御部32はシャフト駆動ソレノイ
ド34を駆動してシャフト27を回動し、アイドルロー
ラ29を用紙6bから離隔させる。以上の動作により、
用紙6bはフィードローラ25上でフリーの状態とな
る。
【0016】用紙カセット5に取り付けられたセンサ3
0の信号により用紙6bの大きさは制御部32に伝えら
れているので、次に、制御部32は用紙6bの大きさに
応じてベルト駆動モータ23を所定量駆動し、ベルト2
2を回転する。ベルト22の回転により幅寄せ部材21
aは矢印C方向へ移動し、幅寄せ部材21bは矢印B方
向へ移動する。このとき用紙6bが正規位置から外れて
いれば、幅寄せ部材21a、21bに押し動かされてず
れを修正されると共に、正規位置へ戻される。この後、
再びシャフト駆動ソレノイド34を駆動して、アイドル
ローラ29を用紙6bを介してフィードローラ25に圧
接させる。また、ベルト駆動モータ23を上記とは逆方
向に駆動してベルト22を回転させ、幅寄せ部材21
a、21bを用紙6bからそれぞれ離隔させる。そし
て、搬送ローラ駆動モータ33を駆動し用紙6bを集積
装置3へ搬送する。
0の信号により用紙6bの大きさは制御部32に伝えら
れているので、次に、制御部32は用紙6bの大きさに
応じてベルト駆動モータ23を所定量駆動し、ベルト2
2を回転する。ベルト22の回転により幅寄せ部材21
aは矢印C方向へ移動し、幅寄せ部材21bは矢印B方
向へ移動する。このとき用紙6bが正規位置から外れて
いれば、幅寄せ部材21a、21bに押し動かされてず
れを修正されると共に、正規位置へ戻される。この後、
再びシャフト駆動ソレノイド34を駆動して、アイドル
ローラ29を用紙6bを介してフィードローラ25に圧
接させる。また、ベルト駆動モータ23を上記とは逆方
向に駆動してベルト22を回転させ、幅寄せ部材21
a、21bを用紙6bからそれぞれ離隔させる。そし
て、搬送ローラ駆動モータ33を駆動し用紙6bを集積
装置3へ搬送する。
【0017】集積装置3へ搬送された用紙6bは、揃え
られた状態で集積部8に集積される。そして、必要な枚
数の用紙6bが全て揃うと、ホチキス9によりセンタ振
り分けで綴じ合わされる。この後、図示せぬ顧客側排出
口へ排出される。
られた状態で集積部8に集積される。そして、必要な枚
数の用紙6bが全て揃うと、ホチキス9によりセンタ振
り分けで綴じ合わされる。この後、図示せぬ顧客側排出
口へ排出される。
【0018】ところで、上記実施例では幅寄せ部材21
a、21bを鉄板で形成しているが、幅寄せ部材として
は用紙6bを移動させることができる硬さを有する材質
であればよい。また、幅寄せ部材21a、21bの用紙
6bと接触する横幅は、用紙6bの正規位置ずれを修正
できる長さであれば、実施例よりも短くなっても、或い
は用紙6bより長くなってもよい。さらに、幅寄せ部材
21a、21bの形状は実施例で図示する板状に限る必
要はなく、用紙6bを確実に移動できるように略コの字
型、或いは略L字型であってもよい。
a、21bを鉄板で形成しているが、幅寄せ部材として
は用紙6bを移動させることができる硬さを有する材質
であればよい。また、幅寄せ部材21a、21bの用紙
6bと接触する横幅は、用紙6bの正規位置ずれを修正
できる長さであれば、実施例よりも短くなっても、或い
は用紙6bより長くなってもよい。さらに、幅寄せ部材
21a、21bの形状は実施例で図示する板状に限る必
要はなく、用紙6bを確実に移動できるように略コの字
型、或いは略L字型であってもよい。
【0019】また、幅寄せ部材21a、21bを移動さ
せるために無端状のベルト22を使用しているが、幅寄
せ部材21a、21bが互いに接近、離隔する方向へ移
動可能であれば取り付け部材を無端状のベルトに限る必
要はない。
せるために無端状のベルト22を使用しているが、幅寄
せ部材21a、21bが互いに接近、離隔する方向へ移
動可能であれば取り付け部材を無端状のベルトに限る必
要はない。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、媒体幅寄せ機構を搬送路に設けることにより、正
規位置から外れた媒体を正規位置へ戻すことができるよ
うになった。この結果、搬送路を排出された媒体は、揃
った状態で集積することができる。
れば、媒体幅寄せ機構を搬送路に設けることにより、正
規位置から外れた媒体を正規位置へ戻すことができるよ
うになった。この結果、搬送路を排出された媒体は、揃
った状態で集積することができる。
【図1】本発明に係る実施例の媒体幅寄せ機構を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】実施例の装置を示す概略構成図である。
【図3】実施例の制御系を示すブロック図である。
【図4】従来の装置を示す概略構成図である。
【図5】綴じ合わせた用紙を示す斜視図である。
6 用紙 20 媒体幅寄せ機構 21a 幅寄せ部材 21b 幅寄せ部材 22 ベルト 23 ベルト駆動モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 媒体搬送方向と直交する方向に移動する
移動部材と、 前記移動部材を駆動する駆動手段と、 前記移動部材に取り付けられ、媒体搬送路を挟んで配設
され、移動部材の移動により媒体方向へ互いに接近し、
搬送路上の媒体を挟持して正規位置に位置付ける一対の
幅寄せ部材とから成る媒体幅寄せ機構。 - 【請求項2】 前記移動部材は、搬送する媒体の幅に応
じて移動量を調節される請求項1記載の媒体幅寄せ機
構。 - 【請求項3】 前記移動部材は、ベルトである請求項2
記載の媒体幅寄せ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18027193A JPH0733290A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 媒体幅寄せ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18027193A JPH0733290A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 媒体幅寄せ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733290A true JPH0733290A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16080317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18027193A Pending JPH0733290A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 媒体幅寄せ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733290A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0945378A2 (en) * | 1998-03-23 | 1999-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet guide device with sheet position adjusting mechanism and image forming apparatus using the same device |
JP2011136801A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Kirin Brewery Co Ltd | ケーサー装置及びこれに適用されるシート整形装置 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP18027193A patent/JPH0733290A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0945378A2 (en) * | 1998-03-23 | 1999-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet guide device with sheet position adjusting mechanism and image forming apparatus using the same device |
EP0945378A3 (en) * | 1998-03-23 | 2000-08-30 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet guide device with sheet position adjusting mechanism and image forming apparatus using the same device |
US6279900B1 (en) | 1998-03-23 | 2001-08-28 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet guide device with sheet position adjusting mechanism and image forming apparatus using the same device |
JP2011136801A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Kirin Brewery Co Ltd | ケーサー装置及びこれに適用されるシート整形装置 |
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