JPH0733166Y2 - Icテスタ用ボードのインピーダンス整合機構 - Google Patents

Icテスタ用ボードのインピーダンス整合機構

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JPH0733166Y2
JPH0733166Y2 JP562690U JP562690U JPH0733166Y2 JP H0733166 Y2 JPH0733166 Y2 JP H0733166Y2 JP 562690 U JP562690 U JP 562690U JP 562690 U JP562690 U JP 562690U JP H0733166 Y2 JPH0733166 Y2 JP H0733166Y2
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board
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JP562690U
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JPH0397669U (ja
Inventor
敏樹 中村
Original Assignee
安藤電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] ICテスタ用ボードには、デバイスを測定用のDUTボード
と、テスタからの信号をDUTボードへ伝達する固定ボー
ドがある。
この考案は、DUTボードと固定ボードの間のインピーダ
ンス整合機構についてのものである。
[従来の技術] 次に、従来技術によるICテスタ用ボードの接続機構を第
4図により説明する。
第4図の1は固定ボード、2はピンユニット、3はソケ
ット、4は接触ピン、5は絶縁体、6はDUTボード、7
は座、8はデバイスである。
固定ボード1には、ピンユニット2が固定される。
第5図は、第4図の外観斜視図である。
第4図のピンユニット2にはソケット3が固定されてお
り、ソケット3に接触ピン4が収容されている。
接触ピン4は、DUTボード6の座7に接触する。
ソケット3の下部は、固定ボード1の回路に接続されて
いる。
固定ボード1は、DUTボード6上のデバイス8に接触ピ
ン4から信号を供給し、また、固定ボード1には、デバ
イス8からの信号を受けて、良否を判定する回路があ
る。
ピンユニット2は導電性などで、接触ピン4は、絶縁体
5でソケット3から絶縁され、ソケット3の部分のイン
ピーダンスは整合するようにしてある。
しかし、ピンユニット2とDUTボード6間の接触ピン4
の部分は開放されており、接触ピン4の部分だけインピ
ーダンスの整合がとれていない。
従来は、デバイス8を100NHz以下で使用しており、DUT
ボード6とピンユニット2間の距離も約5mmと短いの
で、不整合による影響は少なかったが、デバイス8を20
0MHz以上で使用すると、不整合の影響を無視できなくな
る。
[考案が解決しようとする課題] この考案は、DUTボード6ピンユニット2の間の接触ピ
ンの部分を導電性マットで包囲することにより、インピ
ーダンス整合がとれるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、この考案では、試験信号が
供給される固定ボード1と、固定ボード1に取り付けら
れ、ソケット3が取り付けられるピンユニット2と、ソ
ケット3に収容される接触ピン4と、接触ピン4に接触
する座7が取り付けられ、デバイス8を搭載したDUTボ
ード6とで構成されるICテスタ用ボードにおいて、貫通
孔10が開けられた導電性マット9を固定ボード1とDUT
ボート6の間に入れ、導電性マット9を固定ボード1と
DUTボード6に接触させ、貫通孔10で接触ピン4の部分
を包囲することにより、インピーダンス整合をとる。
次に、この考案によるICテスタ用ボードのインピーダン
ス整合機構の構成図を第1図により説明する。
第1図の9は導電性マット、10は導電性マット9に開け
られた貫通孔であり、その他の部分は第5図と同じであ
る。
[作用] 第1図では、第5図の導電性ピンユニット2の上部に導
電性マット9を固定している。
導電性マット9には、接触ピン4に対応して貫通孔10が
開けられており、貫通孔10が接触ピン4の周囲を包囲す
るようにする。
次に、第1図にDUTボード6を載せた状態の側面図を第
2図により説明する。
第4図では、接触ピン4が座7に接触している状態が見
えるが、第2図では、接触ピン4が座7に接触している
状態が導電性マット9に隠れて見えない。
次に、第2図の要部断面図を第3図により説明する。
第3図の導電性マット9の上側はDUTボード6の接地面
に接触し、また、導電性マット9の下側はピンユニット
2の上面に接触している。
導電性マット9には弾力性のあるものを使用する。これ
により、DUTボード6またはピンユニット2の接触面に
多少の凹凸があっても導電性マット9を確実に接触させ
ることができる。
導電性マット9は、DUTボード6とピンユニット2の間
の接触ピン4の部分を貫通孔10で包囲するので、DUTボ
ード6とピンユニット2の間のインピーダンス整合がと
れ、すべての経路を均一なインピーダンスにすることが
できる。
例えば第3図の実施例によれば、周波数が500MHzのと
き、インピーダンス50Ωに対して、導電性マット9がな
い場合のインピーダンスは約70Ωであったのに対し、導
電性マット9を使用したときのインピーダンスは60Ω以
下に改善された。
[考案の効果] この考案によれば、DUTボードとピンユニットの間の接
触ピンの部分を導電性マットで包囲しているので、DUT
ボードとピンユニットの間のインピーダンスを整合する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるICテスタ用ボードのインピーダ
ンス整合機構の構成図、第2図は第1図にDUTボード6
を載せた状態の側面図、第3図は第2図の要部断面図、
第4図は従来技術によるICテスタ用ボードの構成断面
図、第5図は第4図の外観斜視図である。 1……固定ボード、2……ピンユニット、3……ソケッ
ト、4……接触ピン、5……絶縁物、6……DUTボー
ド、7……座、8……デバイス、9……導電性マット、
10……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験信号が供給される固定ボード(1)
    と、固定ボード(1)に取り付けられ、ソケット(3)
    が取り付けられるピンユニット(2)と、ソケット
    (3)に収容される接触ピン(4)と、接触ピン(4)
    に接触する座(7)が取り付けられ、デバイス(8)を
    搭載したDUTボード(6)とで構成されるICテスタ用ボ
    ードにおいて、 貫通孔(10)が開けられた導電性マット(9)を固定ボ
    ード(1)とDUTボード(6)の間に入れ、導電性マッ
    ト(9)を固定ボード(1)とDUTボード(6)に接触
    させ、貫通孔(10)で接触ピン(4)の部分を包囲する
    ことにより、インピーダンス整合をとることを特徴とす
    るICテスタ用ボードのインピーダンス整合機構。
JP562690U 1990-01-26 1990-01-26 Icテスタ用ボードのインピーダンス整合機構 Expired - Lifetime JPH0733166Y2 (ja)

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JPH0397669U JPH0397669U (ja) 1991-10-08
JPH0733166Y2 true JPH0733166Y2 (ja) 1995-07-31

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