JP3133872B2 - ロータリ・プローブ、プリント板および接続装置 - Google Patents

ロータリ・プローブ、プリント板および接続装置

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JP3133872B2 JP05218743A JP21874393A JP3133872B2 JP 3133872 B2 JP3133872 B2 JP 3133872B2 JP 05218743 A JP05218743 A JP 05218743A JP 21874393 A JP21874393 A JP 21874393A JP 3133872 B2 JP3133872 B2 JP 3133872B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定回路の測定点
と,測定器に接続されているプローブとの間を接続する
ロータリ・プローブ、ロータリ・プローブを実装するた
めのプリント板およびロータリ・プローブを有する接続
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、被測定回路の観測点と
測定器に接続されているプローブの間の接続を行う場
合、観測点にプローブを接触させて観測していた。或い
は、被測定回路の観測点と測定器に接続されているプロ
ーブの間にロータリ・スイッチを接続し、ロータリ・ス
イッチの切換えによって一箇所の観測点に測定器のプロ
ーブを接続していたが、この場合、ロータリ・スイッチ
とプローブとの間に数cmの距離が生じ、測定精度が劣
ったり、ロータリ・スイッチの実装スペースも必要であ
った。また、被測定回路からの配線を或る一つの観測点
に集める場合、観測点と測定点からの配線とを一つ一つ
テフロン・リード線やエナメル線等によって人為的に接
続しなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この点に鑑
みて創作されたものであって、被測定回路を効率良く測
定できること、測定精度を向上できること、測定のため
の実装スペースを小さく出来ることなどの特徴を有する
ロータリ・プローブ、ロータリ・プローブを実装するた
めのプリント板および接続装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1のロータリ・プ
ローブは、円筒形の電気絶縁物(3a)の中心にプローブ・
ソケット(5) となる穴を設け、プローブ・ソケット(5)
となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形成し、
プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロービン
グ・ジャック(6) を下方向に突出させ、グランド供給用
端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下方向に
突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供給用金
属層(4b)を電気的に接続し、円筒形部分とその下に結合
された皿状部分とより成る電気絶縁性の外枠(2) を円筒
形の電気絶縁物(3a)の外側に設置し、リード(9) の内側
端をプロービング・ジャック(6) に回転自在に取り付
け、リード(9) の外側端付近に信号入力部(7) を設け、
外枠(2) の皿状部分の縁を挟み込む挟圧部をリード(9)
の先端に設けたことを特徴とするものである。
【0005】請求項2のロータリ・プローブは、円筒形
の電気絶縁物(3a)の中心にプローブ・ソケット(5) とな
る穴を設け、プローブ・ソケット(5) となる穴の周面に
グランド供給用金属層(4b)を形成し、プローブ・ソケッ
ト(5) となる穴の底部からプロービング・ジャック(6)
を下方向に突出させ、グランド供給用端子(4a)を円筒形
の電気絶縁物(3a)の下側から下方向に突出させ、グラン
ド供給用端子(4a)とグランド供給用金属層(4b)を電気的
に接続し、円筒形部分とその下に結合された皿状部分と
より成る電気絶縁性の外枠(2) を円筒形の電気絶縁物(3
a)の外側に回転自在に設置し、リード(9) の内側端をプ
ロービング・ジャック(6) に回転自在に取り付け、リー
ド(9) の外側端付近に信号入力部(7) を設け、リード
(9) の途中をリード・ガイド(10)を介して外枠(2) の皿
状部分に固定的に取り付けたことを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項3のロータリ・プローブは、円筒形
の電気絶縁物(3a')の中心にプローブ・ソケット(5) と
なる穴を設け、プローブ・ソケット(5) となる穴の周面
にグランド供給用金属層(4b)を形成し、プローブ・ソケ
ット(5) となる穴の底部からプロービング・ジャック
(6) を下方向に突出させ、グランド供給用端子(4a)を円
筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下方向に突出させ、グ
ランド供給用端子(4a)とグランド供給用金属層(4b)を電
気的に接続し、円筒形の電気絶縁物(3a') の外側に電気
絶縁性の内枠(2b)を設置し、内枠(2b)の外側に円筒形の
電気絶縁物(3a)を設置し、内枠(2b)を回転自在とし、円
筒形部分とその下に結合された皿状部分とより成る電気
絶縁性の外枠(2a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に回
転自在に設置し、リード(9b)の内側端をプロービング・
ジャック(6) に回転自在に取り付け、リード(9b)の外側
端付近に信号入力部(7b)を設け、リード(9b)の途中をリ
ード・ガイド(10b) を介して内枠(2b)の下縁に取り付
け、他のリード(9a)の内側端をプロービング・ジャック
(6) に回転自在に取り付け、他のリード(9a)の外側端付
近に信号入力部(7a)を設け、他のリード(9a)の先端を外
枠(2a)の皿状部分の縁に固着したことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項4のロータリ・プローブは、円筒形
の電気絶縁物(3a) の中心にプローブ・ソケット(5) と
なる穴を設け、プローブ・ソケット(5) となる穴の周面
にグランド供給用金属層(4b)を形成し、プローブ・ソケ
ット(5) となる穴の底部からプロービング・ジャック
(6) を下方向に突出させ、グランド供給用端子(4a)を円
筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下方向に突出させ、グ
ランド供給用端子(4a)とグランド供給用金属層(4b)を電
気的に接続し、円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に電気絶
縁性の内枠(2b)を設置し、内枠(2b)の外側に円筒形部分
とその下に結合された皿状部分とより成る電気絶縁性の
外枠(2a)を設置し、内枠(2b)を回転自在とし、外枠(2a)
の皿状部分の縁にN個(Nは2以上の整数)の外側信号
入力端子(7a)を設け、外枠(2a)の円筒部分と皿状部分の
結合部付近にN個の内側信号入力端子(7b)を設け、外側
信号入力端子(7a)と内側信号入力端子(7b)とを1対1に
対応させ、各外側入力端子(7a)と対応する内側信号入力
端子(7b)とをリード(9a)で電気的に接続し、他のリード
(9b)の内側端をプロービング・ジャック(6) に回転自在
に取り付け、他のリード(9b)の途中をリード・ガイド(1
0)を介して内枠(2b)の下縁に取り付け、内枠(2b)を回転
することにより他のリード(9b)を内側信号入力端子(7b)
に選択的に接触できるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項5のロータリ・プローブは、円筒形
の電気絶縁物(3c)の中心にプローブ・ソケット(5) とな
る穴を設け、プローブ・ソケット(5) となる穴の周面に
グランド供給用金属層(4b)を形成し、プローブ・ソケッ
ト(5) となる穴の底部からプロービング・ジャック(6a)
を下方向に突出させ、グランド供給用端子(4a)を円筒形
の電気絶縁物(3c)の下側から下方向に突出させ、グラン
ド供給用端子(4a)とグランド供給用金属層(4b)を電気的
に接続し、円筒形の電気絶縁物(3c)の外側に電気絶縁性
の第1の内枠(B2c) を設置し、第1の内枠(B2c) の外側
に円筒形の電気絶縁物(3a)を設置し、第1の内枠(B2c)
を回転自在とし、円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に電気
絶縁性の第2の内枠(A2b) を設置し、第2の内枠(A2b)
の外側に円筒形部分とその下に結合された皿状部分とよ
り成る電気絶縁性の外枠(2a)を設置し、第2の内枠(A2
b) を回転自在とし、外枠(2a)の皿状部分の縁にN個
(Nは2以上の整数)の外側信号入力端子(7a)を設け、
外枠(2a)の円筒部分と皿状部分の結合部付近にN個の内
側信号入力端子(7b)を設け、外側信号入力端子(7a)と内
側信号入力端子(7b)とを1対1に対応させ、各外側入力
端子(7a)と対応する内側信号入力端子(7b)とを第1のリ
ード(9a)で電気的に接続し、第2のリード(9b)の内側端
をプロービング・ジャック(6) に回転自在に取り付け、
第2のリード(9b)の途中をリード・ガイド(10a) を介し
て第2の内枠(A2b)の下縁に取り付け、第2の内枠(A2b)
を回転することにより第2のリード(9b)を内側信号入
力端子(7b)に選択的に接触できるようにし、第3のリー
ド(9c)の内側端をプロービング・ジャック(6a)に回転自
在に取り付け、第3のリード(9c)の途中をリード・ガイ
ド(10b) を介して第1の内枠(B2c)の下縁に取り付け、
第1の内枠(B2c) を回転することにより第3のリード(9
c)を内側信号入力端子(7b)に選択的に接触できるように
したことを特徴とするものである。
【0009】請求項6のプリント板は、請求項1又は請
求項2又は請求項3のロータリ・プローブを実装するた
めのプリント板であって、リード(9or9a,9b)が描く円と
同径の円の周上に複数個の観測用スルーホール(11c) 又
はビア又はランドを設け、当該円の中心にプロービング
・ジャック(6) が挿入されるプロービング・ジャック用
スルーホール(11a) を設け、プロービング・ジャック用
スルーホール(11a) の近傍に、グランド供給端子(4a)が
挿入されるグランド用スルーホール(11b) を設け、各観
測用スルーホール(11c) 又はビア又はランドと, 対応す
る被測定回路とをプリント配線(12)で接続したことを特
徴とするものである。
【0010】請求項7の接続装置は、円筒形の電気絶縁
物(3a)の中心にプローブ・ソケット(5) となる穴を設
け、プローブ・ソケット(5) となる穴の周面にグランド
供給用金属層(4b)を形成し、プローブ・ソケット(5) と
なる穴の底部からプロービング・ジャック(6a)を下方向
に突出させ、グランド供給用端子(4a)を円筒形の電気絶
縁物(3a)の下側から下方向に突出させ、グランド供給用
端子(4a)とグランド供給用金属層(4b)を電気的に接続
し、円筒形部分とその下に結合された皿状部分とより成
る電気絶縁性の外枠(2) を円筒形の電気絶縁物(3a)の外
側に回転自在に設置し、リード(9a)の内側端をプロービ
ング・ジャック(6a)に回転自在に取り付け、リード(9a)
の外側端付近に信号入力部(7a)を設け、リード(9a)の途
中をリード・ガイド(10a) を介して外枠(2) の皿状部分
に固定的に取り付けたロータリ・プローブ(1) と、板状
の電気絶縁物(3c)、板状の電気絶縁物(3c)の上面に取り
付けられたプロービング・ジャック・ソケット(6b)、板
状の電気絶縁物(3c)の上面に設けられた信号入力部(7
b)、信号入力部(7b)とプロービング・ジャック・ソケッ
ト(6b)とを接続する内部リード(9c)を有するアンダ・ホ
イール(23)と、プロービング・ジャック・ソケット用ス
ルーホール(11a) 、グランド用スルーホール(11b) 、複
数個の観測用スルーホール(11c) を有するプリント板(2
1)とを具備し、ロータリ・プローブ(1)、プリント板(2
1)およびアンダ・ホイール(23)を一体化するとき、アン
ダ・ホイール(23)のプロービング・ジャック・ソケット
(6b)がプリント板(21)のプロービング・ジャック・ソケ
ット用スルーホール(11a) に挿入され、アンダ・ホイー
ル(23)の信号入力部(7b)がプリント板(21)の観測用スル
ーホール(11c) に接触可能になり、ロータリ・プローブ
(1) のプロービング・ジャック(6a)がアンダ・ホイール
(23)のプロービング・ジャック・ソケット(6b)に挿入さ
れ、ロータリ・プローブ(1) のグランド供給用端子(4a)
がプリント板(21)のグランド用スルーホール(11b) に挿
入され、ロータリ・プローブ(1) の信号入力部(7a)がプ
リント板(21)の観測用スルーホール(11c) に接触可能と
なることを特徴とするものである。
【0011】請求項8の接続装置は、円筒形の電気絶縁
物(3a) の中心にプローブ・ソケット(5) となる穴を設
け、プローブ・ソケット(5) となる穴の周面にグランド
供給用金属層(4b)を形成し、プローブ・ソケット(5) と
なる穴の底部からプロービング・ジャック(6a)を下方向
に突出させ、グランド供給用端子(4a)を円筒形の電気絶
縁物(3a)の下側から下方向に突出させ、グランド供給用
端子(4a)とグランド供給用金属層(4b)を電気的に接続
し、円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に電気絶縁性の内枠
(2b)を設置し、内枠(2b)の外側に円筒形部分とその下に
結合された皿状部分とより成る電気絶縁性の外枠(2a)を
設置し、内枠(2b)を回転自在とし、外枠(2a)の皿状部分
の縁にN個(Nは2以上の整数)の外側信号入力端子(7
a)を設け、外枠(2a)の円筒部分と皿状部分の結合部付近
にN個の内側信号入力端子(7b)を設け、外側信号入力端
子(7a)と内側信号入力端子(7b)とを1対1に対応させ、
各外側入力端子(7a)と対応する内側信号入力端子(7b)と
をリード(9a)で電気的に接続し、他のリード(9b)の内側
端をプロービング・ジャック(6a)に回転自在に取り付
け、他のリード(9b)の途中をリード・ガイド(10)を介し
て内枠(2b)の下縁に取り付け、内枠(2b)を回転すること
により他のリード(9b)を内側信号入力端子(7b)に選択的
に接触できるようにしたロータリ・プローブ(1) と、板
状の電気絶縁物(3c)、板状の電気絶縁物(3c)の上面に取
り付けられたプロービング・ジャック・ソケット(6b)、
板状の電気絶縁物(3c)の上面に設けられた信号入力部(7
c)、信号入力部(7c)とプロービング・ジャック・ソケッ
ト(6b)とを接続する内部リード(9c)を有するアンダ・ホ
イール(23)と、プロービング・ジャック・ソケット用ス
ルーホール(11a) 、グランド用スルーホール(11b) 、N
個の内側スルーホール(11d) 、N個の外側スルーホール
(11c)を有するプリント板(21)とを具備し、ロータリ・
プローブ(1)、プリント板(21)およびアンダ・ホイール
(23)を一体化するとき、アンダ・ホイール(23)のプロー
ビング・ジャック・ソケット(6b)がプリント板(21)のプ
ロービング・ジャック・ソケット用スルーホール(11a)
に挿入され、アンダ・ホイール(23)の信号入力部(7c)が
プリント板(21)の内側スルーホール(11d) に接触可能に
なり、ロータリ・プローブ(1) のプロービング・ジャッ
ク(6a)がアンダ・ホイール(23)のプロービング・ジャッ
ク・ソケット(6b)に挿入され、ロータリ・プローブ(1)
のグランド供給用端子(4a)がプリント板(21)のグランド
用スルーホール(11b) に挿入され、ロータリ・プローブ
(1) の外側信号端子(7a)がプリント板(21)の外側スルー
ホール(11c) に挿入され、ロータリ・プローブ(1) の内
側信号端子(7b)がプリント板(21)の内側スルーホール(1
1d) に挿入されることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1のロータリ・プローブの作用について
説明する。プローブ・ソケット5には測定器のプローブ
が挿入される。プロービング・ジャック6は、プリント
板のスルーホールに挿入され、グランド供給用端子4a
は、プリント板のGND供給用スルーホールに挿入され
る。信号入力部7は、所望の信号取出点と接触する。リ
ード9の外側端に円周方向の力を加えると、リード9は
プロービング・ジャック6を中心として回転する。信号
取出点の信号は、信号入力部7,リード9,プロービン
グ・ジャック6を経由して測定器のプローブに送られ
る。
【0013】請求項2のロータリ・プローブの作用につ
いて説明する。請求項2のロータリ・プローブにおいて
は、外枠2が回転可能である。外枠2を回転すると、リ
ード9も回転し、リード9の信号入力部7を所望の信号
取出点に接触させることが出来る。
【0014】請求項3のロータリ・プローブの作用につ
いて説明する。請求項3のロータリ・プローブにおいて
は、外枠2aを回転すると、リード9aが回転し、リー
ド9aの信号入力部7aを所望の信号取出点と接触させ
ることが出来る。また、内枠2bを回転させると、リー
ド9bが回転し、信号入力部7bを所望の信号取出点に
接触させることが出来る。例えば、信号入力部7aを被
測定デバイスの出力に接続し、信号入力部7bを反射の
ある信号路に接続すると、被測定デバイスの出力側に反
射のある信号路をつないだ場合の被測定デバイスの出力
信号を測定することが出来る。
【0015】請求項4のロータリ・プローブの作用につ
いて説明する。請求項4のロータリ・プローブにおいて
は、外枠2aの皿状部分の縁にN個の外側信号入力端子
7aが取り付けられ、外枠2aの円筒部分と皿状部分の
結合部分付近にN個の内側信号入力端子7bが取り付け
られ、外側入力端子7aと対応する内側入力端子7bの
間はリード9aで接続されている。内枠2bを回転する
と、リード9bが回転し、内側信号端子7bと接触す
る。各外側入力端子7aは対応する信号取出点に接続さ
れる。リード9bを回転することにより、所望の信号取
出点の信号を測定器に取り込むことが出来る。
【0016】請求項5のロータリ・プローブの作用につ
いて説明する。請求項5のロータリ・プローブにおいて
も、外枠2aの皿状部分の縁にN個の外側信号入力端子
7aが取り付けられ、外枠2aの円筒部分と皿状部分の
結合部分付近にN個の内側信号入力端子7bが取り付け
られ、外側入力端子7aと対応する内側入力端子7bの
間はリード9aで接続されている。内枠A2bを回転さ
せることにより、リード9bを所望の内側信号端子7b
に接触させることが出来る。また、内枠B2cを回転さ
せることにより、リード9c を所望の内側信号端子7b
に接触させることが出来る。請求項5のロータリ・プロ
ーブによれば、請求項3のロータリ・プローブと同様
に、例えば被測定デバイスの出力側に反射のある信号路
をつないだ場合の被測定デバイスの出力信号を測定する
ことが出来る。
【0017】請求項6のプリント板の作用について説明
する。例えば、請求項1のロータリ・プローブ1を請求
項6のプリント板上に実装すると、ロータリ・プローブ
1のプロービング・ジャック6がスルーホール11aに
挿入され、グランド供給用端子4aがスルーホール11
bに挿入される。スルーホール11bにはグランド電位
が供給されている。リード9を廻すことにより、リード
9aの信号入力部7を所望のスルーホール11cと接触
させることが出来る。各スルーホール11cはプリント
配線によって対応する被測定回路に接続されている。
【0018】請求項7の接続装置の作用について説明す
る。ロータリ・プローブ1,プリント板21およびアン
ダ・ホイール23が一体化された状態の下で、外枠2を
廻すことにより、リード9aの信号入力部7aを所望の
スルーホール11cに接触させることができ、また、ア
ンダ・ホイール23を回転させることにより、信号入力
部7bを所望のスルーホール11cに接触させることが
出来る。請求項7の接続装置によれば、例えば被測定デ
バイスの出力側に反射のある信号路をつないだ場合の被
測定デバイスの出力信号を測定することが出来る。
【0019】請求項8の接続装置の作用について説明す
る。ロータリ・プローブ1,プリント板21およびアン
ダ・ホイール23が一体化された状態の下で、内枠2b
を廻すことにより、プロービング・ジャック6aをリー
ド9b,9aを介して所望のスルーホール11cと接続
させることが出来る。また、アンダ・ホイール23を回
転させることにより、プロービング・ジャック6aを信
号入力部7c,内部リード9c,プロービング・ジャッ
ク・ソケット6bを介して所望のスルーホール11cに
接続させることが出来る。請求項8の接続装置によれ
ば、例えば被測定デバイスの出力側に反射のある信号路
をつないだ場合の被測定デバイスの出力信号を測定する
ことが出来る。
【0020】
【実施例】図1および図2は本発明のロータリ・プロー
ブの第1実施例を説明する図である。図1(a) は本発明
のロータリ・プローブの第1実施例の側断面図、図1
(b)は本発明のロータリ・プローブの第1実施例の下面
図、図2はリードとプロービング・ジャックとの結合を
説明する図である。同図において、1はロータリ・プロ
ーブ、2は外枠、3aと3bは電気絶縁物、4aはGN
D(グランド)供給用端子、4bはGND供給用金属
層、5はプローブ・ソケット、6はプロービング・ジャ
ック、7は信号入力部、8はスプリング作用点、9はリ
ードをそれぞれ示している。
【0021】ロータリ・プローブ1は、電気絶縁物(以
下、単に絶縁物と言う)から作成された外枠2を有して
いる。外枠2は、円筒部分と,その下側に結合された円
形の皿状部分を有している。外枠2の円筒部分の内側に
は、円筒形の絶縁物3aが配置されている。絶縁物3a
の中心には円筒形の穴が設けられており、この円筒形の
穴がプローブ・ソケット5となる。プローブ・ソケット
5の周面にはGND供給用金属層4bが形成され、GN
D供給用金属層4bからGND供給用端子4aを絶縁物
3aの内部から引き出すことで、GNDを容易に供給可
能にする。外枠2は、絶縁物3aに対して固定されてい
ても良く、回転可能であっても良い。プローブソケット
5の底は絶縁物3bで蓋がされ、絶縁物3bの中心に金
属性のプロービング・ジャック6が貫通し、絶縁物3b
に固定されている。プローブ・ソケット5には、測定器
のプローブが挿入される。
【0022】リード9が自由に回転できるように、リー
ド9とプロービング・ジャック6を接続する。リード9
の先端には信号入力部7が設けられ、また、リードの先
端はコの字形に折り曲げられ、外枠2の皿状部分の縁を
挟み付けている。さらに、リード9の途中を折り曲げて
外枠2が支点となるように形成することによって、スプ
リング作用点8が力点になり、信号入力部7が観測用ス
ルーホール11c(図3を参照。ビア,ランドでも良
い)に力強く接触し、これによって、観測信号をリード
9からプロービング・ジャック6を経由して測定器のプ
ローブに導く。リード9の外端に円周方向の力を加える
と、リード9は回転する。
【0023】図2は図1の(ア)の部分の詳細を示す図
である。リード9の根本には環状部分が形成され、この
中にプロービング・ジャック6が挿入されている。測定
器のプローブをプローブ・ソケット5に挿入すると、測
定器のプローブの針部分はプロービング・ジャック6に
接触し、測定器のプローブの外側のGND部分はGND
供給用金属層4bと接触する。
【0024】図3は本発明のプリント板の第1実施例で
ある。図3のプリント板はロータリ・プローブの第1実
施例を実装するためのものである。同図において、11
aはスルーホール、11bはGNDスルーホール、11
cは観測用スルーホール、12はプリント配線をそれぞ
れ示している。
【0025】リード9を回転させると、信号入力部7は
円を描く。プリント板上のカイド・マーカの描く円は、
信号入力端子7が描く円と同じである。ガイド・マーカ
上に位置して、複数個の観測用スルーホール11c(ビ
アやランドでも良い)が設けられている。信号入力部7
は、これら観測用スルーホール11cの一つと接触する
ことが出来る。各観測用スルーホール11cから出てい
るプリント配線12は、対応する観測部まで続いてい
る。
【0026】ガイド・マーカが描く円の中心には、スル
ーホール11aが設けられている。図1のプロービング
・ジャック6はスルーホール11aに挿入され、半田付
けされる。スルーホール11aから少し離れた位置にG
NDスルーホール11b(ビアでも良い)が設けられて
いる。GNDスルーホール11bは、プリント板のGN
D層に接続されており、これにより、GNDがプリント
板の表面(プリント板の上面と下面)に引き出される。
図1のGND供給用端子4aはGNDスルーホール11
bに挿入され、半田付される。
【0027】図4および図5は本発明のロータリ・プロ
ーブの第2実施例を説明する図である。図4(a) は本発
明のロータリ・プローブの第2実施例の側断面図、図4
(b)は本発明のロータリ・プローブの第2実施例の下面
図、図5はリードの外枠への結合を説明する図である。
同図において、1はロータリ・プローブ、2は外枠、3
aと3bは絶縁物、4aはGND供給端子、4bはGN
D供給用金属層、5はプローブ・ソケット、6はプロー
ビング・ジャック、7は信号入力部、9はリード、10
はリード・ガイドをそれぞれ示している。
【0028】図4および図5に示す本発明のロータリ・
プローブの第2実施例においては、外枠2がオシロスコ
ープのレンジ切換器のように回転することが出来る。ま
た、本発明のロータリ・プローブの第2実施例において
は、リード9を外枠2に固定するためのリード・ガイド
10が設けられている。図5に示すように、リード9が
リード・ガイド10の中を通り抜けており、リード・ガ
イド10が外枠2に固着されている。本発明のロータリ
・プローブの第2実施例を図3のプリント板上に実装
し、外枠2を回転すると、これにつれてリード9がプロ
ービング・ジャック6を中心として回転し、信号入力部
7を任意の観測用スルーホール11cと接触させること
が出来る。
【0029】図6,図7および図8は本発明のロータリ
・プローブの第3実施例を説明する図である。図6は本
発明のロータリ・プローブの第3実施例の側断面図、図
7は本発明のロータリ・プローブの第3実施例の下面
図、図8はリードの外枠,内枠への結合を説明する図で
ある。同図において、1はロータリ・プローブ、2aは
外枠、2bは内枠、3aと3bと3a ′は絶縁物、4a
はGND供給用端子、4bはGND供給用金属層、5は
プローブ・ソケット、6はプロービング・ジャック、7
aと7bは信号入力部、8はスプリング作用点、9aと
9bはリード、10aと10bはリード・ガイドをそれ
ぞれ示している。
【0030】本発明のロータリ・プローブ1の第3実施
例は、絶縁物で作られた外枠2aを有している。外枠2
aは、円筒形部分と,その下に結合された円形の皿状部
分を有している。外枠2aの円筒形部分の内側には円筒
形の絶縁物3aが配置されており、円筒形の絶縁物3a
は適当な厚みを有している。外枠2aは、絶縁物3aに
対して回転可能であり、オシロスコープ等のレンジ切換
器のように廻すことが出来る。
【0031】絶縁物3aの内側に絶縁物で作られた円筒
形の内枠2bが配置される。内枠2bの内側に円筒形の
絶縁物3a′が配置される。円筒形の絶縁物3a′は中
心に円筒状の穴を有しており、穴の周面にはGND供給
用金属層4bが形成され、穴の底部分は絶縁物3bで蓋
がされている。内枠2bは絶縁物3aと絶縁物3a′と
によって挟み込まれており、オシロスコープ等のレンジ
切換器のように廻すことが出来る。
【0032】絶縁物3a′の中心に設けられれた穴の部
分がプローブ・ソケット5になる。プローブ・ソケット
5のGND供給用金属層4bからGND供給用端子4a
を絶縁物3a′の内部から引き出すことでGNDを容易
に供給可能にする。プローブ・ソケット5の絶縁物3b
の中心にプロービング・ジャック6を貫通させ、プロー
ビング・ジャック6を絶縁物3bに固着させる。測定器
のプローブをプローブ・ソケット5に挿入すると、測定
器のプローブの外側のGND部分はGND供給用金属層
4bと接触し、測定器のプローブの針状部分はプロービ
ング・ジャック6と接触する。
【0033】リード9aをプロービング・ジャック6に
回転自在に接続すると共に、リード9bもプロービング
・ジャック6に回転自在に接続する。内枠2bの下端に
リード・ガイド10bを固着し、リード9bがリード・
ガイド10bの中を通り抜けるようにする。リード9b
の途中を折り曲げて外枠2aの皿状部分が支点となるよ
うに形成することによって、スプリング作用点8が力点
となり、信号入力部7bを観測用スルーホール11c
(ビア,ランドでも良い。図3を参照)に力強く接触さ
せ、これにより、観測信号をリード9bからプロービン
グ・ジャック6を経由して測定器のプローブに導く。
【0034】また、リード9bの数mm下側にリード9
aを設け、リード9aの先端部分に信号入力部7aを形
成し、更にその先端を外枠2aの皿状部分の縁に固着す
る。信号入力部7aを観測用スルーホール11c(ビ
ア,ランドでも良い)に力強く接触させることによっ
て、観測信号をリード9aからプロービング・ジャック
6を経由して測定器のプローブに導く。
【0035】図8はリードの外枠,内枠への結合を説明
する図である。図8(エ)に示すように、リード9aの
先端を外側下方向に折り曲げ、次に外側上方向に折り曲
げ、更に内側に折り曲げ、その先端を外枠2aの皿状部
分の縁に差し込む。図8(ウ)に示すように、リード9
bをリード・ガイド10bの中を通し、リード・ガイド
10bを内枠2bに固着する。
【0036】本発明のロータリ・プローブの第3実施例
も、図3のプリント板上に実装される。ロータリ・プロ
ーブ1の外枠2aをオシロスコープのレンジ切換器のよ
うに廻すと、リード9aはプロービング・ジャック6を
中心として回転し、信号入力部7aを任意の観測用スル
ーホール11cと接触させることが出来る。
【0037】内枠2bを廻す時は、内枠2bを押しなが
ら廻す。押しながら廻すと、リード・ガイド10bがリ
ード9bの作用点となり、スプリング作用点8が支点と
なることで、入力信号部7bが浮き上がり、これによ
り、ロータリ・スイッチ動作が容易になり、内枠2bを
引くことによって逆作用が生じ、入力信号部7bを所望
の観測用スルーホール11c(ビア,ランドでも良い)
に力強く接触させることが出来る。
【0038】リード9aおよびリード9bの使い方につ
いて説明する。リード9aを被測定デバイスの出力に接
続し、リード9bを他の非測定回路のプリント配線に接
続させることにより、実装系の観測ができるようにな
る。例えば、被測定デバイスの出力側に反射のある信号
路が接続されている場合が存在するが、リード9aおよ
びリード9bの両方を使用することにより、このような
場合における被測定デバイスの出力波形を観測すること
が出来る。
【0039】図9は本発明のロータリ・プローブとアン
ダ・ホイールの組合せの1例を説明する図である。同図
において、1はロータリ・プローブ、2は外枠、3aな
いし3cは絶縁物、4aはGND供給用端子、4bはG
ND供給用金属層、5はプローブ・ソケット、6aはプ
ロービング・ジャック、6bはプロービング・ジャック
・ソケット、7aと7bは信号入力部、9aはリード、
9cは内部リード、10aはリード・ガイド、11aな
いし11cはスルーホール、21はプリント板、22は
プリント配線、23はアンダ・ホイールをそれぞれ示し
ている。
【0040】図9のロータリ・プローブ1は、図4のロ
ータリ・プローブと同じ構成を有している。図9のプリ
ント板21は図3のものと略ぼ同じであるが、図9のス
ルーホール11aは図3のものよりも径が大きくされて
いる。アンダ・ホイール23は、板状の絶縁物3cを有
している。板状の絶縁物3cの上面には、導電性金属の
プロービング・ジャック・ソケット6bが直立するよう
にして取り付けられている。プリント板21のスルーホ
ール11aにはアンダ・ホイール23のプロービング・
ジャック・ソケット6bが差し込まれ、プロービング・
ジャック・ソケット6bにはロータリ・プローブ1のプ
ロービング・ジャック6aが差し込まれる。
【0041】板状の絶縁物3cの上面には、1個の信号
入力部7bが設けられている。プロービング・ジャック
・ソケット6bと信号入力部7bの間の距離は、プロー
ビング・ジャック6aと信号入力部7aの間の距離と同
じである。プロービング・ジャック・ソケット6bと信
号入力部7bは内部リード9cで接続されている。
【0042】観測を行うには、先ずアンダ・ホイール2
3のプロービング・ジャック・ソケット6bをプリント
板21のスルーホール11aに差し込む。次に、ロータ
リ・プローブ1のプロービング・ジャック6aがプロー
ビング・ジャック・ソケット6bに差し込まれ、ロータ
リ・プローブ1のGND供給用端子4aがスルーホール
11bに差し込まれるようにして、ロータリ・プローブ
1をプリント板21に実装する。
【0043】この状態の下で、外枠2を回転させ、信号
入力部7aを所望のスルーホール11cに接触させ、ア
ンダ・ホイール23を回転させ、信号入力部7bを所望
のスルーホール11cと接触させる。例えば、信号入力
部7aを被測定デバイスの出力に接続し、信号入力部7
bを他の非測定回路のプリント配線に接続する。これに
より、実装系の観測が出来るようになる。
【0044】図10および図11は本発明のロータリ・
プローブの第4実施例を説明する図である。図10は本
発明のロータリ・プローブの第4実施例の側断面図、図
11は本発明のロータリ・プローブの第4実施例の下面
図である。同図において、1はロータリ・プローブ、2
aは外枠、2bは内枠、3aと3bは絶縁物、4aはG
ND供給用端子、4bはGND供給用金属層、5はプロ
ーブ・ソケット、6はプロービング・ジャック、7aと
7bは信号入力端子、9aと9bはリード、10はリー
ド・ガイドを示している。
【0045】ロータリ・プローブ1は、絶縁物で作られ
た外枠2aを有している。外枠2aは、円筒形部分と、
その下に結合された円形の皿状部分とから構成されてい
る。外枠2aの皿状部分の縁にはN個(Nは2以上の整
数)の信号入力端子7aが設けられ、円筒部分と皿状部
分との結合部付近にはN個の信号入力端子7bが設けら
れている。信号入力端子7aと信号入力端子7bは1対
1に対応付けられ、各信号入力端子7aはリード9aに
よって対応する信号入力端子7bと接続されている。
【0046】外枠2aの内側には絶縁物で作られた円筒
形の内枠2bが配置され、内枠2bの内側には円筒形の
絶縁物3aが配置されている。内枠2bは、外枠2aと
絶縁物3aの間で回転可能であり、オシロスコープのレ
ンジ切換器のように回転させることが出来る。
【0047】絶縁物3aの中心には円筒形の穴が開けら
れており、穴の周面にはGND供給用金属層4bが形成
されている。この穴がプローブ・ソケット5になる。プ
ローブ・ソケット5の底は絶縁物3bによって蓋がされ
ており、絶縁物3bの中心をプロービング・ジャック6
が貫通し、絶縁物3bに固着されている。GND供給用
金属層4bからGND供給用端子4aを絶縁物3aの内
部から引き出すことでGNDを容易に供給できるように
する。
【0048】プロービング・ジャック6には、1本のリ
ード9bの一端が回転自在に取り付けられている。リー
ド9bの他端はリード・ガイド10の中を貫通し、リー
ド・ガイド10は内枠2bの下縁に固着されている。リ
ード9bは、可撓性のある導電性金属で作成されてい
る。内枠2bを回転すると、リード9bの外側端は信号
入力端子7bに引っ掛かり、更に強く回転すると、撓ん
で当該信号入力端子7bから外れ、次の信号入力端子7
bに引っ掛かる。
【0049】図12は本発明のプリント板の第2実施例
を示す図である。同図において、11aはスルーホー
ル、11bはGNDスルーホール、11cは観測用スル
ーホール、11dは信号入力端子用スルーホール、12
はプリント配線をそれぞれ示している。
【0050】図12のプリント板はロータリ・プローブ
の第4実施例を実装するためのものである。ロータリ・
プローブ1のプロービング・ジャック6はスルーホール
11aに挿入され、GND供給用端子4aはGNDスル
ーホール11bに挿入され、信号入力端子7bは信号入
力端子用スルーホール11dに挿入され、信号入力端子
7aは観測用スルーホール11cに挿入される。各観測
用スルーホール11cから出ているプリント配線12
は、対応する観測部まで続いている。観測用スルーホー
ル11cの代わりに、ビアまたはランドを設けても良
い。
【0051】図13および図14は本発明のロータリ・
プローブの第5実施例を説明する図である。図13は本
発明のロータリ・プローブの第5実施例の側断面図、図
14は本発明のロータリ・プローブの第5実施例の下面
図である。同図において、1はロータリ・プローブ、2
aは外枠、A2bとB2cは内枠、3aないし3cは絶
縁物、4aはGND供給用端子、4bはGND供給用金
属層、5はプローブ・ソケット、6aはプロービング・
ジャック、7aと7bは信号入力端子、9aないし9c
はリード、10aと10bはリード・ガイドをそれぞれ
示している。
【0052】ロータリ・プローブ1は、電気絶縁材料で
作られた外枠2aを有している。外枠2aは、円筒形部
分と、その下に結合された円形の皿状部分を有してい
る。外枠2aの内側には絶縁物で作られた円筒形の内枠
A2bが設けられ、その内側に円筒形の絶縁物3aが配
置されている。内枠A2bは、回転することが出来る。
絶縁物3aの内側には、円筒形の内枠B2cが設けら
れ、その内側には円筒形の絶縁物3cが配置されてい
る。内枠B2cは、回転することが出来る。
【0053】円筒形の絶縁物3cの中心には円筒形の穴
が開けられており、この穴の周面にはGND供給用金属
層4bが形成されている。この穴がプローブ・ソケット
5になる。プローブ・ソケット5の底は絶縁物3bで蓋
がされ、その中心にプロービング・ジャック6aが貫通
しており、プロービング・ジャック6aは絶縁物3bに
固着されている。GND供給用金属層4bからGND供
給用端子4aを絶縁物3cの内部から引き出すことでG
NDを容易に供給可能にする。
【0054】外枠2aの皿状部分の縁にはN個(Nは2
以上の整数)の信号入力端子7aが設けられ、円筒形部
分と皿状部分との結合部付近にはN個の信号入力端子7
bが設けられている。信号入力端子7aと信号入力端子
7bは1対1に対応付けられ、各信号入力端子7aはリ
ード9aによって対応する信号入力端子7bと接続され
ている。
【0055】プロービング・ジャック6aには、1本の
リード9bの一端が回転自在に取り付けられている。リ
ード9bの他端はリード・ガイド10aの中を貫通し、
リード・ガイド10aは内枠A2bの下縁に固着されて
いる。リード9bは、可撓性のある導電性金属で作成さ
れている。内枠A2bを回転すると、リード9bの外側
端は信号入力端子7bに引っ掛かり、更に強く回転する
と、撓んで当該信号入力端子7bから外れ、次の信号入
力端子7bに引っ掛かる。
【0056】プロービング・ジャック6aには、1本の
リード9cの一端が回転自在に取り付けられている。リ
ード9cの他端はリード・ガイド10bの中を貫通し、
リード・ガイド10bは内枠B2cの下縁に固着されて
いる。リード9cは、可撓性のある導電性金属で作成さ
れている。内枠B2cを回転すると、リード9cの外側
端は信号入力端子7bに引っ掛かり、更に強く回転する
と、撓んで当該信号入力端子7bから外れ、次の信号入
力端子7bに引っ掛かる。
【0057】本発明のロータリ・プローブの第5実施例
は、図12のプリント板上に実装される。即ち、ロータ
リ・プローブ1のプロービング・ジャック6aはスルー
ホール11aに挿入され、GND供給用端子4aはGN
Dスルーホール11bに挿入され、信号入力端子7bは
信号入力端子用スルーホール11dに挿入され、信号入
力端子7aは観測用スルーホール11cに挿入される。
【0058】図15は本発明のロータリ・プローブとア
ンダ・ホイールの組合せの他例を示す図である。同図に
おいて、1はロータリ・プローブ、2aは外枠、2bは
内枠、3aないし3cは絶縁物、4aはGND供給用端
子、4bはGND供給用金属層、5はプローブ・ソケッ
ト、6aはプロービング・ジャック、6bはプロービン
グ・ジャック・ソケット、7aと7bは信号入力端子、
7cは信号入力部、9aと9bはリード、9cは内部リ
ード、10はリード・ガイド、11aないし11dはス
ルーホール、21はプリント板、22はプリント配線、
23はアンダ・ホイールをそれぞれ示している。
【0059】図15のロータリ・プローブ1は、ロータ
リ・プローブの第4実施例と同じ構成を有している。プ
リント板21には、スルーホール11aが開けられてい
る。スルーホール11aには、後述するプロービング・
ジャック・ソケット6bが挿入される。スルーホール1
1aの近傍にスルーホール11bが開けられている。プ
リント板21のスルーホール11bには、ロータリ・プ
ローブ1のGND供給端子4aが挿入される。
【0060】プリント板21のスルーホール11aの周
りには、N個のスルーホール11dが設けられている。
ロータリ・プローブ1のN個の信号入力端子7bのそれ
ぞれは、対応するスルーホール11dに挿入される。プ
リント板21のスルーホール11aを中心とする円周上
には、N個のスルーホール11cが設けられている。ロ
ータリ・プローブ1のN個の信号入力端子7aのそれぞ
れは、対応するスルーホール11cに挿入される。各ス
ルーホール11cは、プリント配線22によって対応す
る観測部に接続される。
【0061】アンダ・ホイール23は板状の絶縁物3c
を有している。板状の絶縁物3cの上面には、導電性金
属のプロービング・ジャック・ソケット6bが直立する
ようにして取り付けられている。プリント板のスルーホ
ール11aにはアンダ・ホイール23のプロービング・
ジャック・ソケット6bが差し込まれ、プロービング・
ジャック・ソケット6bにはロータリ・プローブ1のプ
ロービング・ジャック6aが差し込まれる。
【0062】板状の絶縁物3cの上面には、1個の信号
入力部7cが設けられている。プロービング・ジャック
・ソケット6bと信号入力部7cの間の距離は、プロー
ブ・ソケット6aと信号入力部7bの間の距離と同じで
ある。プロービング・ジャック・ソケット6bと信号入
力部7cは、内部リード9cで接続されている。
【0063】観測を行うには、先ずアンダ・ホイール2
3のプロービング・ジャック・ソケット6bをプリント
板21のスルーホール11aに差し込む。次に、ロータ
リ・プローブ1のプロービング・ジャック6aがプロー
ビング・ジャック・ソケット6bに差し込まれ、ロータ
リ・プローブ1のGND供給用端子4aがスルーホール
11bに差し込まれ、ロータリ・プローブ1の信号入力
端子7bがスルーホール11dに差し込まれ、ロータリ
・プローブ1の信号入力端子7aがスルーホール11c
に差し込まれるようにして、ロータリ・プローブ1をプ
リント板21に実装する。
【0064】この状態の下で、内枠2bを回転させ、リ
ード9bを所望の信号入力端子7bに接触させ、アンダ
・ホイール23を回転させ、信号入力部7cを所望のス
ルーホール11dと接触させる。例えば、リード9bは
被測定デバイスの出力に接続され、信号入力部7cは他
の非測定回路のプリント配線に接続する。これにより、
実装系の観測が出来るようになる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、 (a) 被測定回路の観測点と測定器に接続されているプロ
ーブの間の接続を行う場合、いちいち観測点にプローブ
を接触させて観測することなく、同一観測点において任
意に選択した回路信号を観測できるようになり、観測時
間を短縮することが出来る。 (b) ロータリ・スイッチを被測定回路の観測点と測定器
に接続されているプローブの間に接続し、ロータリ・ス
イッチの切り換えによって一箇所の観測点に接続する従
来の技術では、ロータリ・スイッチとプローブとの間に
数cmの距離を生じていたが、本発明ではロータリ・ス
イッチとプローブ・ソケットを一体化したので、上述し
た従来の問題点が解決され、測定精度も以前より向上
し、ロータリ・プローブのみの実装スペースで対処でき
るようになった。 (c) 従来の技術では、被測定回路からの配線を或る一つ
の観測点に集める場合、観測点と被測定回路からの配線
とをいちいちテフロンリード線やエナメル線等によって
人為的に接続していたが、本発明によれば、ロータリ・
プローブのロータリ・スイッチを切り換えることによっ
て、任意に観測点を選択することが出来るようになっ
た。 等の顕著な効果を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリ・プローブの第1実施例を示
す図である。
【図2】本発明におけるプロービング・ジャックとリー
ドとの結合を示す図である。
【図3】本発明のプリント板の第1実施例を示す図であ
る。
【図4】本発明のロータリ・プローブの第2実施例を示
す図である。
【図5】リードの外枠への結合を示す図である。
【図6】本発明のロータリ・プローブの第3実施例の側
断面図である。
【図7】本発明のロータリ・プローブの第3実施例の下
面図である。
【図8】リードの外枠,内枠への結合を示す図である。
【図9】本発明のロータリ・プローブとアンダ・ホイー
ルの組合せの1例を示す図である。
【図10】本発明のロータリ・プローブの第4実施例の
側断面図である。
【図11】本発明のロータリ・プローブの第4実施例の
下面図である。
【図12】本発明のプリント板の第2実施例を示す図で
ある。
【図13】本発明のロータリ・プローブの第5実施例の
側断面図である。
【図14】本発明のロータリ・プローブの第5実施例の
下面図である。
【図15】本発明のロータリ・プローブとアンダ・ホイ
ールの組合せの他例を示す図である。
【符号の説明】
1 ロータリ・プローブ 2 外枠 3a 絶縁物 3b 絶縁物 4a GND供給用端子 4b GND供給用金属層 5 プローブ・ソケット 6 プロービング・ジャック 7 信号入力部 8 スプリング作用点 9 リード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/64 - 21/66 G01R 31/26 G01R 31/28 H01R 12/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形の電気絶縁物(3a)の中心にプロー
    ブ・ソケット(5) となる穴を設け、プローブ・ソケット
    (5) となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形成
    し、プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロー
    ビング・ジャック(6) を下方向に突出させ、グランド供
    給用端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下方
    向に突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供給
    用金属層(4b)を電気的に接続し、 円筒形部分とその下に結合された皿状部分とより成る電
    気絶縁性の外枠(2) を円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に
    設置し、 リード(9) の内側端をプロービング・ジャック(6) に回
    転自在に取り付け、リード(9) の外側端付近に信号入力
    部(7) を設け、外枠(2) の皿状部分の縁を挟み込む挟圧
    部をリード(9) の先端に設けたことを特徴とするロータ
    リ・プローブ。
  2. 【請求項2】 円筒形の電気絶縁物(3a)の中心にプロー
    ブ・ソケット(5) となる穴を設け、プローブ・ソケット
    (5) となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形成
    し、プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロー
    ビング・ジャック(6) を下方向に突出させ、グランド供
    給用端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下方
    向に突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供給
    用金属層(4b)を電気的に接続し、 円筒形部分とその下に結合された皿状部分とより成る電
    気絶縁性の外枠(2) を円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に
    回転自在に設置し、 リード(9) の内側端をプロービング・ジャック(6) に回
    転自在に取り付け、リード(9) の外側端付近に信号入力
    部(7) を設け、リード(9) の途中をリード・ガイド(10)
    を介して外枠(2) の皿状部分に固定的に取り付けたこと
    を特徴とするロータリ・プローブ。
  3. 【請求項3】 円筒形の電気絶縁物(3a')の中心にプロ
    ーブ・ソケット(5)となる穴を設け、プローブ・ソケッ
    ト(5) となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形
    成し、プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロ
    ービング・ジャック(6) を下方向に突出させ、グランド
    供給用端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下
    方向に突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供
    給用金属層(4b)を電気的に接続し、 円筒形の電気絶縁物(3a') の外側に電気絶縁性の内枠(2
    b)を設置し、内枠(2b)の外側に円筒形の電気絶縁物(3a)
    を設置し、内枠(2b)を回転自在とし、 円筒形部分とその下に結合された皿状部分とより成る電
    気絶縁性の外枠(2a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に
    回転自在に設置し、 リード(9b)の内側端をプロービング・ジャック(6) に回
    転自在に取り付け、リード(9b)の外側端付近に信号入力
    部(7b)を設け、リード(9b)の途中をリード・ガイド(10
    b) を介して内枠(2b)の下縁に取り付け、 他のリード(9a)の内側端をプロービング・ジャック(6)
    に回転自在に取り付け、他のリード(9a)の外側端付近に
    信号入力部(7a)を設け、他のリード(9a)の先端を外枠(2
    a)の皿状部分の縁に固着したことを特徴とするロータリ
    ・プローブ。
  4. 【請求項4】 円筒形の電気絶縁物(3a) の中心にプロ
    ーブ・ソケット(5)となる穴を設け、プローブ・ソケッ
    ト(5) となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形
    成し、プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロ
    ービング・ジャック(6) を下方向に突出させ、グランド
    供給用端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下
    方向に突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供
    給用金属層(4b)を電気的に接続し、 円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に電気絶縁性の内枠(2b)
    を設置し、内枠(2b)の外側に円筒形部分とその下に結合
    された皿状部分とより成る電気絶縁性の外枠(2a)を設置
    し、内枠(2b)を回転自在とし、 外枠(2a)の皿状部分の縁にN個(Nは2以上の整数)の
    外側信号入力端子(7a)を設け、外枠(2a)の円筒部分と皿
    状部分の結合部付近にN個の内側信号入力端子(7b)を設
    け、外側信号入力端子(7a)と内側信号入力端子(7b)とを
    1対1に対応させ、各外側入力端子(7a)と対応する内側
    信号入力端子(7b)とをリード(9a)で電気的に接続し、 他のリード(9b)の内側端をプロービング・ジャック(6)
    に回転自在に取り付け、他のリード(9b)の途中をリード
    ・ガイド(10)を介して内枠(2b)の下縁に取り付け、内枠
    (2b)を回転することにより他のリード(9b)を内側信号入
    力端子(7b)に選択的に接触できるようにしたことを特徴
    とするロータリ・プローブ。
  5. 【請求項5】 円筒形の電気絶縁物(3c)の中心にプロー
    ブ・ソケット(5) となる穴を設け、プローブ・ソケット
    (5) となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形成
    し、プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロー
    ビング・ジャック(6a)を下方向に突出させ、グランド供
    給用端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3c)の下側から下方
    向に突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供給
    用金属層(4b)を電気的に接続し、 円筒形の電気絶縁物(3c)の外側に電気絶縁性の第1の内
    枠(B2c) を設置し、第1の内枠(B2c) の外側に円筒形の
    電気絶縁物(3a)を設置し、第1の内枠(B2c) を回転自在
    とし、 円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に電気絶縁性の第2の内
    枠(A2b) を設置し、第2の内枠(A2b) の外側に円筒形部
    分とその下に結合された皿状部分とより成る電気絶縁性
    の外枠(2a)を設置し、第2の内枠(A2b) を回転自在と
    し、 外枠(2a)の皿状部分の縁にN個(Nは2以上の整数)の
    外側信号入力端子(7a)を設け、外枠(2a)の円筒部分と皿
    状部分の結合部付近にN個の内側信号入力端子(7b)を設
    け、外側信号入力端子(7a)と内側信号入力端子(7b)とを
    1対1に対応させ、各外側入力端子(7a)と対応する内側
    信号入力端子(7b)とを第1のリード(9a)で電気的に接続
    し、 第2のリード(9b)の内側端をプロービング・ジャック(6
    a)に回転自在に取り付け、第2のリード(9b)の途中をリ
    ード・ガイド(10a) を介して第2の内枠(A2b)の下縁に
    取り付け、第2の内枠(A2b) を回転することにより第2
    のリード(9b)を内側信号入力端子(7b)に選択的に接触で
    きるようにし、 第3のリード(9c)の内側端をプロービング・ジャック(6
    a)に回転自在に取り付け、第3のリード(9c)の途中をリ
    ード・ガイド(10b) を介して第1の内枠(B2c)の下縁に
    取り付け、第1の内枠(B2c) を回転することにより第3
    のリード(9c)を内側信号入力端子(7b)に選択的に接触で
    きるようにしたことを特徴とするロータリ・プローブ。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2又は請求項3のロ
    ータリ・プローブを実装するためのプリント板であっ
    て、 リード(9or9a,9b)が描く円と同径の円の周上に複数個の
    観測用スルーホール(11c) 又はビア又はランドを設け、 当該円の中心にプロービング・ジャック(6) が挿入され
    るプロービング・ジャック用スルーホール(11a) を設
    け、 プロービング・ジャック用スルーホール(11a) の近傍
    に、グランド供給端子(4a)が挿入されるグランド用スル
    ーホール(11b) を設け、 各観測用スルーホール(11c) 又はビア又はランドと, 対
    応する被測定回路とをプリント配線(12)で接続したこと
    を特徴とするプリント板。
  7. 【請求項7】 円筒形の電気絶縁物(3a)の中心にプロー
    ブ・ソケット(5) となる穴を設け、プローブ・ソケット
    (5) となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形成
    し、プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロー
    ビング・ジャック(6a)を下方向に突出させ、グランド供
    給用端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下方
    向に突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供給
    用金属層(4b)を電気的に接続し、円筒形部分とその下に
    結合された皿状部分とより成る電気絶縁性の外枠(2) を
    円筒形の電気絶縁物(3a)の外側に回転自在に設置し、リ
    ード(9a)の内側端をプロービング・ジャック(6a)に回転
    自在に取り付け、リード(9a)の外側端付近に信号入力部
    (7a)を設け、リード(9a)の途中をリード・ガイド(10a)
    を介して外枠(2) の皿状部分に固定的に取り付けたロー
    タリ・プローブ(1) と、 板状の電気絶縁物(3c)、板状の電気絶縁物(3c)の上面に
    取り付けられたプロービング・ジャック・ソケット(6
    b)、板状の電気絶縁物(3c)の上面に設けられた信号入力
    部(7b)、信号入力部(7b)とプロービング・ジャック・ソ
    ケット(6b)とを接続する内部リード(9c)を有するアンダ
    ・ホイール(23)と、 プロービング・ジャック・ソケット用スルーホール(11
    a) 、グランド用スルーホール(11b) 、複数個の観測用
    スルーホール(11c) を有するプリント板(21)とを具備
    し、 ロータリ・プローブ(1)、プリント板(21)およびアンダ
    ・ホイール(23)を一体化するとき、アンダ・ホイール(2
    3)のプロービング・ジャック・ソケット(6b)がプリント
    板(21)のプロービング・ジャック・ソケット用スルーホ
    ール(11a) に挿入され、アンダ・ホイール(23)の信号入
    力部(7b)がプリント板(21)の観測用スルーホール(11c)
    に接触可能になり、ロータリ・プローブ(1) のプロービ
    ング・ジャック(6a)がアンダ・ホイール(23)のプロービ
    ング・ジャック・ソケット(6b)に挿入され、ロータリ・
    プローブ(1) のグランド供給用端子(4a)がプリント板(2
    1)のグランド用スルーホール(11b) に挿入され、ロータ
    リ・プローブ(1) の信号入力部(7a)がプリント板(21)の
    観測用スルーホール(11c) に接触可能となることを特徴
    とする接続装置。
  8. 【請求項8】 円筒形の電気絶縁物(3a) の中心にプロ
    ーブ・ソケット(5)となる穴を設け、プローブ・ソケッ
    ト(5) となる穴の周面にグランド供給用金属層(4b)を形
    成し、プローブ・ソケット(5) となる穴の底部からプロ
    ービング・ジャック(6a)を下方向に突出させ、グランド
    供給用端子(4a)を円筒形の電気絶縁物(3a)の下側から下
    方向に突出させ、グランド供給用端子(4a)とグランド供
    給用金属層(4b)を電気的に接続し、円筒形の電気絶縁物
    (3a)の外側に電気絶縁性の内枠(2b)を設置し、内枠(2b)
    の外側に円筒形部分とその下に結合された皿状部分とよ
    り成る電気絶縁性の外枠(2a)を設置し、内枠(2b)を回転
    自在とし、外枠(2a)の皿状部分の縁にN個(Nは2以上
    の整数)の外側信号入力端子(7a)を設け、外枠(2a)の円
    筒部分と皿状部分の結合部付近にN個の内側信号入力端
    子(7b)を設け、外側信号入力端子(7a)と内側信号入力端
    子(7b)とを1対1に対応させ、各外側入力端子(7a)と対
    応する内側信号入力端子(7b)とをリード(9a)で電気的に
    接続し、他のリード(9b)の内側端をプロービング・ジャ
    ック(6a)に回転自在に取り付け、他のリード(9b)の途中
    をリード・ガイド(10)を介して内枠(2b)の下縁に取り付
    け、内枠(2b)を回転することにより他のリード(9b)を内
    側信号入力端子(7b)に選択的に接触できるようにしたロ
    ータリ・プローブ(1) と、 板状の電気絶縁物(3c)、板状の電気絶縁物(3c)の上面に
    取り付けられたプロービング・ジャック・ソケット(6
    b)、板状の電気絶縁物(3c)の上面に設けられた信号入力
    部(7c)、信号入力部(7c)とプロービング・ジャック・ソ
    ケット(6b)とを接続する内部リード(9c)を有するアンダ
    ・ホイール(23)と、 プロービング・ジャック・ソケット用スルーホール(11
    a) 、グランド用スルーホール(11b) 、N個の内側スル
    ーホール(11d) 、N個の外側スルーホール(11c)を有す
    るプリント板(21)とを具備し、 ロータリ・プローブ(1)、プリント板(21)およびアンダ
    ・ホイール(23)を一体化するとき、アンダ・ホイール(2
    3)のプロービング・ジャック・ソケット(6b)がプリント
    板(21)のプロービング・ジャック・ソケット用スルーホ
    ール(11a) に挿入され、アンダ・ホイール(23)の信号入
    力部(7c)がプリント板(21)の内側スルーホール(11d) に
    接触可能になり、ロータリ・プローブ(1) のプロービン
    グ・ジャック(6a)がアンダ・ホイール(23)のプロービン
    グ・ジャック・ソケット(6b)に挿入され、ロータリ・プ
    ローブ(1) のグランド供給用端子(4a)がプリント板(21)
    のグランド用スルーホール(11b) に挿入され、ロータリ
    ・プローブ(1) の外側信号端子(7a)がプリント板(21)の
    外側スルーホール(11c) に挿入され、ロータリ・プロー
    ブ(1) の内側信号端子(7b)がプリント板(21)の内側スル
    ーホール(11d) に挿入されることを特徴とする接続装
    置。
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