JPH07330781A - アルキル−又はアリールジクロルシランの製法、触媒及び触媒の製法 - Google Patents

アルキル−又はアリールジクロルシランの製法、触媒及び触媒の製法

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JPH07330781A
JPH07330781A JP7132102A JP13210295A JPH07330781A JP H07330781 A JPH07330781 A JP H07330781A JP 7132102 A JP7132102 A JP 7132102A JP 13210295 A JP13210295 A JP 13210295A JP H07330781 A JPH07330781 A JP H07330781A
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12Organo silicon halides
    • C07F7/121Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルキル−又はアリールジクロルシランの製
法。 【構成】 触媒の存在下に、アルキル−又はアリールト
リクロルシランとSi−結合メチル基、水素−及び/又
は塩素原子を有するシラン少なくとも1種とを共均等化
させることによりアルキル−又はアリールジクロルシラ
ンを製造し、その際、シランとしてメチルシラン及び/
又はメチルクロルシランを使用し、かつ触媒としてNR
21−基又は-+NR31−基がその上に結合された、
反応媒体に不溶の担体を含有するものを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、触媒の存在下に、アル
キル−又はアリールトリクロルシランとSi−結合メチ
ル基、水素−及び/又は塩素原子を有するシラン少なく
とも1種とを共均等化(Komproportionierung)させるこ
とによりアルキル−又はアリールジクロルシランを製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3399222号明細書に、
反応:2 RSiCl3+MeSiH3−−−→2 RS
iHCl2+MeSiHCl2が記載されている。しかし
ながら、この反応は、均一触媒R4NCl又はR4PCl
の存在下で実施される。
【0003】米国特許第3769310号明細書に、特
に、アルキル−又はアリールジクロルシランの製造もそ
こに言及されている方法が記載されている。しかしなが
ら、この反応は、例えばAlCl3、KAlCl4により
均一に触媒作用されている。
【0004】欧州特許第147834号明細書に、特
に、アルキル−又はアリールジクロルシランの製造もそ
こに言及されている方法が記載されている。しかしなが
ら、この反応は、結晶質Al23の存在下に触媒作用さ
れている。
【0005】西独特許第4208152号明細書に、ジ
メチルジクロルシランへのH−移転を触媒させるために
使用される第四アンモニウム基を有する触媒が記載され
ている。
【0006】公知技術水準の欠点は、付加的な反応工程
により再び回収すべきである均一触媒を使用することに
あり、かつ/又はこの方法が生成物を僅かな収率でのみ
提供することにある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、アル
キル−及びアリールジクロルシランの改良された製法並
びに公知技術水準に比べて改良された特性を有する触媒
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明により
解決される。
【0009】本発明の対象は、触媒の存在下に、アルキ
ル−又はアリールトリクロルシランとSi−結合メチル
基、水素−及び/又は塩素原子を有するシラン少なくと
も1種とを共均等化させることによりアルキル−又はア
リールジクロルシランを製造する方法であり、これは、
シランとしてメチルシラン及び/又はメチルクロルシラ
ンを使用し、かつ触媒としてNR21−基又は-+NR
31−基(式中、Rは同じか又は異なるものであり、水
素原子又は基1個当たり1〜20個の炭素原子を有する
一価の炭化水素基を表わすか又は2個のRは、一緒にな
って、ヘテロ原子により中断されていてもよい炭素原子
4〜11個を有する二価の炭化水素基を表し、R1は基
1個当たり炭素原子1〜20個を有する二価の炭化水素
基を表し、X-はクロリドイオン、ブロミドイオン又は
ヨージドイオンを表す)、有利に-+NR31−基がそ
の上に結合された、反応媒体に不溶の担体を含有するも
のを使用することよりなる。
【0010】本発明による方法は、共均等化の際に、S
i−結合塩素原子及び水素原子の交換が行われるが、S
i−結合アルキル−又はアリール基の交換は行われない
ので、利用できない副産物が生じないという利点を有す
る。不均一触媒作用により、反応生成物は、触媒から容
易に分離でき、従って連続的な方法が可能である。
【0011】メチルシラン及び/又はメチルクロルシラ
ンとアルキル−又はアリールトリクロルシランとの共均
等化は、NR21−基又は-+NR31−基(式中、
R、R1及びX-は前記のものを表す)がその上に結合さ
れている、反応媒体に不溶の担体の存在下で起こる。
【0012】アルキル−及びアリールトリクロルシラン
のアルキル−及びアリール基の例は、アルキル基、例え
ばエチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n−
ブチル−、イソ−ブチル−、tert.−ブチル−、n−ペ
ンチル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−、ter
t.−ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基;
ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例え
ばn−オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,
2,4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例えばn−
ノニル基;デシル基、例えばn−デシル基;ドデシル
基、例えばn−ドデシル基;テトラデシル基;ヘキサデ
シル基及びオクタデシル基、例えばn−オクタデシル
基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル−、シク
ロヘキシル−、シクロヘプチル基及びメチルシクロヘキ
シル基;アリール基、例えばフェニル基;アルカリール
基、例えばo−、m−、p−トリル基;キシリル基及び
エチルフェニル基及びアルアルキル基、例えばベンジル
基、α−及びβ−フェニルエチル基;ハロゲンアルキル
基、例えばクロルメチル、3−クロルプロピル−及び3
−ブロムプロピル基;ハロゲンアリール基、例えばo
−、m−、p−クロルフェニル−及びクロルトリル基で
ある。
【0013】基Rの例は、アルキル基、例えばメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n
−ブチル−、イソ−ブチル−、tert.−ブチル−、n−
ペンチル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−、te
rt.−ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル
基;ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、
例えばn−オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば
2,2,4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例えば
n−ノニル基;デシル基、例えばn−デシル基;ドデシ
ル基、例えばn−ドデシル基;テトラデシル基;ヘキサ
デシル基及びオクタデシル基、例えばn−オクタデシル
基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル−、シク
ロヘキシル−、シクロヘプチル基及びメチルシクロヘキ
シル基;アリール基、例えばフェニル基;アルカリール
基、例えばo−、m−、p−トリル基;キシリル基及び
エチルフェニル基及びアルアルキル基、例えばベンジル
基、α−及びβ−フェニルエチル基である。
【0014】両方の基Rが、一緒になって、二価の炭化
水素基を表す基の例は、式:−(CH25−及び−(C
24−の基である。
【0015】両方の基Rが、一緒になって、ヘテロ原子
により中断されている二価の炭化水素基を表す基の例
は、式:−(CH22−O−(CH22−及び−(CH
22−O−(CH22−O−(CH22−の基である。
【0016】Rの有利な例は、アルキル基であり、その
際、より高い触媒活性に基づき、n−ブチル−、n−ペ
ンチル−、n−ヘキシル−、n−ヘプチル−及びn−オ
クチル基が特に有利である。
【0017】基R1の例はアルキレン基、例えばメチレ
ン−、エチレン−、n−プロピレン−、イソ−プロピレ
ン−、n−ブチレン−、イソ−ブチレン−、n−ペンチ
レン−、イソ−ペンチレン基;ヘキシレン基、例えばn
−ヘキシレン基;ヘプチレン基、例えばn−ヘプチレン
基;オクチレン基、例えばn−オクチレン基及びイソ−
オクチレン基;ノニレン基、例えばn−ノニレン基;デ
シレン基、例えばn−デシレン基;ドデシレン基、例え
ばn−ドデシレン基;テトラデシレン基;ヘキサデシレ
ン基及びオクタデシレン基、例えばn−オクタデシレン
基;シクロアルキレン基、例えばシクロペンチレン−、
シクロヘキシレン−及びシクロヘプチレン基;アリーレ
ン基、例えばフェニレン基;アルカリーレン基、例えば
トリレン基及びアルアルキレン基、例えばベンジレン基
である。
【0018】基R1の有利な例は、アルキレン基であ
り、その際、n−プロピレン−、n−ブチレン−、n−
ペンチレン基が特に有利である。
【0019】ハロゲニドイオンX-としては、クロリド
イオンが有利である。
【0020】反応媒体に不溶の有利な担体は、酸性陶
土、例えばトンシル(Tonsil)、モンモリロン石及びその
他のH+−形のアルミノケイ酸塩、ゼオライト、多孔質
ガラス、例えばコントロールされた細孔ガラス、多孔性
セラミック、例えばコントロールされた細孔セラミッ
ク、多孔性二酸化ケイ素、例えば沈殿法又は熱分解法に
よるケイ酸、多孔性酸化アルミニウム及び多孔性ムル石
である。開放孔焼結ガラスが特に有利である。
【0021】反応媒体に不溶の担体の他の有利な例は、
官能性シラン又はポリスチレン、例えばジビニルベンゼ
ンで架橋されたポリスチレンの乾燥加水分解物である。
【0022】NR21−基又は-+NR31−基の担体
への結合は、式: Y3-x2 xSi(CH2nZ (I) [式中、Yは、加水分解可能な基を表し、R2は、基1
個当たり1〜12個の炭素原子を有する一価の炭化水素
基を表わし、nは1〜20、有利に1〜12、特に有利
に1〜8の整数を表し、xは0又は1、有利に0を表
し、ZはNR2−又は-+NR3−基を表し、ここで、R
は前記のものを表し、有利には同じか又は異なるもので
あり、かつ基1個当たり4〜8個の炭素原子を有する一
価の炭化水素基を表し、X-は前記のものを表す]の化
合物の加水分解可能な基Yを用いて、有利には不活性溶
剤、例えばトルエン、クロルベンゼン又はアルコール、
有利にはエタノール中で、有利には0〜200℃の範囲
の温度、特に有利に50〜100℃の範囲の温度で行
う。
【0023】加水分解可能な基Yの例は、アルコキシ
基、例えばメトキシ−、エトキシ−、プロポキシ−及び
ブトキシ基であり、その際、エトキシ基が特に有利であ
り、かつハロゲン原子、例えば塩素原子である。
【0024】基R2の例は、アルキル基、例えばメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n
−ブチル−、イソ−ブチル基;アリール基、例えばフェ
ニル基;及びアルカリール基、例えばo−、m−、p−
トリル基である。
【0025】特に、容易な入手性のため、基R2とし
て、メチル基が有利であり、nは2又は3の値が、即ち
エチレン−又はプロピレン基が有利である。
【0026】式: Y3-x2 xSi(CH2nZ (I) の有利な化合物の例は、3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、2
−アミノエチルトリメトキシシラン、2−アミノエチル
トリエトキシシラン及び3−アミノプロピルトリクロル
シランである。
【0027】有利には、N,N−ジエチルアミノプロピ
ルトリメトキシシラン、モルホリノプロピルトリエトキ
シシラン、トリメトキシシリル−3−プロピル−N,
N,N−ジメチルオクチルアンモニウムクロリド、トリ
メトキシシリル−3−プロピル−N,N,N−ジメチル
オクタデシルアンモニウムクロリド、有利にはトリエト
キシシリル−3−プロピル−N,N,N−トリ−ペンチ
ルアンモニウムクロリド、トリエトキシシリル−3−プ
ロピル−N,N,N−トリ−ヘキシルアンモニウムクロ
リド、トリエトキシシリル−3−プロピル−N,N,N
−トリ−ヘプチルアンモニウムクロリド、トリエトキシ
シリル−3−プロピル−N,N,N−トリ−オクチルア
ンモニウムクロリド及び特に有利にトリエトキシシリル
−3−プロピル−N,N,N−トリ−ブチルアンモニウ
ムクロリドが使用される。
【0028】粉末として、又は有利には円形プレート、
管、球、棒、蜂巣状物、有利にラッシヒリングの形の既
に完成された成形体として使用されうる未処理担体の重
量に対して5〜40重量%、特に25〜35重量%の式
(I)の化合物を使用するのが有利である。
【0029】アルコール、例えばメタノール、有利にエ
タノール又は他の不活性溶剤、例えばトルエン、キシレ
ン及びクロルベンゼン中の式(I)の化合物の10〜6
0%、有利に25〜35%溶液を使用するのが有利であ
る。
【0030】NR21−基又は-+NR31−基の担体
上への結合は、式(I)の化合物の加水分解物の製造の
間におこり、これは、公知法により担体の存在下で製造
できる(K.G.Allum et al.,Organometal.Chem.87,203(1
975)参照)。
【0031】反応の際にそうして得られた触媒は、有利
には温度50〜100℃で乾燥させる。
【0032】他の可能性は、式(I)の化合物を先ず部
分的に加水分解し、第二工程の最初に、担体の存在下で
これを完全に加水分解し、これにより担体上に結合させ
ることにある。
【0033】加水分解物の変性のために、加水分解は、
他の化合物、例えば水ガラス、ハロゲン化チタン又はチ
タンアルコレート、ハロゲン化ジルコン又はジルコンア
ルコレート、ハロゲン化アルミニウム又はアルミニウム
アルコレート、ハロゲン化ケイ素又はケイ素アルコレー
ト及びハロゲン化スズ又はスズアルコレートの存在下で
も実施でき、その際、テトラアルコキシシラン、例えば
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ
プロポキシシラン及びテトラブトキシシランが有利であ
り、テトラエトキシシランは特に有利である。
【0034】加水分解物の変性のための化合物を、式
(I)の化合物に対して1:1〜5:1モル、特に有利
に3:1モルの量で使用するのが有利である。
【0035】加水分解物の製造の際に使用される化合物
の例は、Si(OEt)4及び(EtO)3SiCH2
2CH2NBu3 +Cl-;Ti(OBu)4及び(Me
O)3SiCH2CH2CH2NMe21837 +Cl-;Na2
iO3及び(MeO)3SiCH2CH2CH2NMe210
21 +Cl-;Al(O−i−Pr)3及び(MeO)3
iCH2CH2CH2NMe3 +Cl-であり、ここでMeは
メチル基、Etはエチル基、i−Prはイソ−プロピル
基及びBuはn−ブチル基を表す。
【0036】NR21−基又は-+NR31−基と結合
された触媒は、平均粒度分布、特に1μm〜1mm、有
利に0.5〜1mmの粉末として存在するかもしくはN
21−基又は-+NR31−基の担体への結合の前後
に、自体公知の方法で成形体、例えばリング、半リン
グ、棒、球、立方体又は鞍型に変えられた。有利な成形
体は、リング、球又は立方体の形を有する。
【0037】成形体は、場合により有機又は無機の結合
剤の添加下に、又は架橋性加水分解下に、平均粒度分布
1μm〜1mmを有する微細に分割された触媒から成形
される。成形は、高温での圧縮又は高圧での焼結による
が、押出し及び引き続いての異形材の粉砕によっても行
うことができる。
【0038】有機又は無機の結合剤の例は、エポキシ樹
脂、水ガラス、有機ポリマー、例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリア
クリレート及びポリアミドである。
【0039】成形された触媒の多孔性を高めるために、
成形前に、材料に、有利には水溶性物質、例えば塩化ナ
トリウム又は硫酸ナトリウムを添加し、これらは成形工
程後には溶出され、そのため、高活性の巨大孔性が生じ
る。
【0040】担体としては、多孔性二酸化ケイ素を使用
するのが特に有利であり、その際、開放孔焼結ガラス
(シラン:登録商標名;以後省略(SIRAN,Schott Glaswer
ke,Mainz))からなる成形体が特に有利である。この開
放孔焼結ガラスは、有利には0.4m2/g迄の、有利
には0.4m2/gの表面積、70%までの調整可能な
孔容積、孔径1.6〜400μmを有し、かつ例えばシ
ランが加水分解に安定であるようにそこに結合されうる
シラノール基を含有する。この成形体は円形プレート、
管、球、棒、蜂巣状物、有利にはラッシヒリングの形で
使用することができる。成形体の大きさは、有利に、反
応容器の大きさの1/10である。
【0041】成形体に式Iの化合物を、有利には、他の
化合物、例えばケイ素アルコレートと混合して、アルコ
ール、例えばエタノール中で、架橋性加水分解下に含浸
させることにより、NR21−基又は-+NR31−基
が、有利には担体表面に結合される。その際、粉末とし
て又は有利には円形プレート、管、球、棒、蜂巣状物、
有利にラッシヒリングの形の既に完成された成形体とし
て使用されうる未処理担体の重量に対して5〜40重量
%、特に25〜35重量%の式(I)の化合物を使用す
るのが有利である。アルコール、例えばメタノール、有
利にエタノール又は他の不活性溶剤、例えばトルエン中
の式(I)の化合物の10〜60%、有利に25〜35
%溶液を使用するのが有利である。
【0042】式(I)の化合物は、加水分解物の変性の
ための化合物、例えばケイ素アルコレートと共に、1:
1〜1:5モル、有利に1:3モルの量で使用するのが
有利である。引き続いての架橋性加水分解は、希塩酸の
添加及び反応温度の最大100℃迄の上昇により達成さ
れ、その際、溶剤が留去され、触媒は残分として残留す
る。乾燥を完了するため、触媒を、90℃までで、空気
で洗浄する。
【0043】本発明の他の対象物は、-+NR31−基
(式中、Rは同じか又は異なるものであり、かつ基1個
当たり4〜8個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を
表わし、R1は基1個当たり炭素原子1〜12個、有利
に1〜8個を有する二価の炭化水素基を表し、X-はク
ロリドイオン、ブロミドイオン又はヨージドイオンを表
す)が結合している担体を含有する触媒である。
【0044】-+NR3−基は、有利には、式: Y3-x2 xSi(CH2nZ (I) [式中、Yは、メトキシ−、エトキシ−、ブトキシ基か
らなる群から選択された加水分解可能な基を表し、R2
は、基1個当たり1〜12個の炭素原子を有する一価の
炭化水素基を表わし、nは1〜12、有利には1〜8の
整数を表し、xは0又は1、有利に0を表し、ZはNR
2−又は有利に-+NR3−基を表し、ここで、Rは同じ
か又は異なるものであり、基1個当たり4〜8個の炭素
原子を有する一価の炭化水素基を表し、X-は前記のも
のを表す]の化合物の加水分解可能な基Yを介して、担
体に結合する。
【0045】本発明による触媒は、有利に、開放孔焼結
ガラスからなる成形体の形状を有し、かつ有利に、反応
容器の直径の0.05〜0.2倍の大きさを有する。
【0046】本発明による方法で使用されるメチルシラ
ン及び/又はメチルクロルシランは、触媒の存在下での
メチルジクロルシランの不均等化により製造される。触
媒の例は、第三アミン、第四アンモニウム塩、例えばメ
チルトリオクチルアンモニウムクロリド及び米国特許
(US−A)第4870200号明細書(Wacker-Chemi
e GmbH)に記載されるような、第三アミン基又は第四ア
ンモニウム基がその上に共有結合している、反応媒体に
不溶の担体からなる触媒である。本発明による触媒を使
用するのが特に有利である。
【0047】メチルシラン及びメチルクロルシランは、
他の方法によっても製造することができる。
【0048】本発明による方法で使用されるメチルシラ
ンは、例えばメチルヒドロゲンシロキサンから、E.
L.ツィッキイ(E.L.Zicky)、J.Organomet
al.Chem.4、411〜412(1965)に記
載される方法により製造できるか、又はW.ノル、ヘミ
・ウント・テクノロジー・デア・シリコーン、ヘミ出
版、バインハイム(W.Noll,Chemie und Technologie der
Silicone,Verlag Chemie,Weinheim)、第2版、76〜
77頁、1968により、金属水素化物を用いてメチル
クロルシランに水素添加することにより製造することが
できる。
【0049】シラン−化合物は、気体又は液体形で、又
は不活性有機溶剤、例えばヘキサン、トルエン、キシレ
ン又はクロルベンゼン中に溶解して使用する。
【0050】固体触媒は、固定層又は流動層中に存在す
る微粒形で又は有利に恒温にされた管中に存在する成形
体として使用する。
【0051】触媒は、NR21−基又は-+NR31
基(式中、Rは同じか又は異なるものであり、水素原子
又は基1個当たり1〜20個の炭素原子を有する一価の
炭化水素基を表わすか又は2個のRが一緒になって、ヘ
テロ原子により中断されていてもよい炭素原子4〜11
個を有する二価の炭化水素基を表し、R1は基1個当た
り炭素原子1〜20個を有する二価の炭化水素基を表
し、X-はクロリドイオン、ブロミドイオン又はヨージ
ドイオンを表す)がその上に結合された、反応媒体に不
溶の担体を含有する触媒であり、その場合、本発明によ
る触媒が有利である。
【0052】固定層又は流動層中に触媒が配列する場
合、メチルシラン及び/又はメチルクロルシランは、ア
ルキル−又はアリールトリクロルシランと共に、圧力特
に0.1〜15バール、有利に1〜5バール、温度特に
0〜300℃、有利に50〜120℃で、触媒からなる
固定層又は流動層に通し、得られた反応混合物を液化さ
せ、分別蒸留で分離して、アルキル−又はアリールジク
ロルシランが得られる。
【0053】アルキル−及びアリールジクロルシランの
アルキル−及びアリール基の例は、アルキル基、例えば
エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n−ブ
チル−、イソ−ブチル−、tert.−ブチル−、n−ペン
チル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−、tert.
−ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基;ヘ
プチル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例えば
n−オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,2,
4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例えばn−ノニ
ル基;デシル基、例えばn−デシル基;ドデシル基、例
えばn−ドデシル基;テトラデシル基;ヘキサデシル基
及びオクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;シク
ロアルキル基、例えばシクロペンチル−、シクロヘキシ
ル−、シクロヘプチル基及びメチルシクロヘキシル基;
アリール基、例えばフェニル基;アルカリール基、例え
ばo−、m−、p−トリル基;キシリル基及びエチルフ
ェニル基及びアルアルキル基、例えばベンジル基、α−
及びβ−フェニルエチル基;ハロゲンアルキル基、例え
ばクロルメチル、3−クロルプロピル−及び3−ブロム
プロピル基;ハロゲンアリール基、例えばo−、m−、
p−クロルフェニル−及びクロルトリル基である。
【0054】その際、メチルジクロルシランの不均等化
の際に精留塔中に生じる塔頂生成物、メチルシラン、メ
チルクロルシラン又はメチルシランとメチルクロルシラ
ンからの混合物を使用するのが有利であり、その場合、
均一又は不均一触媒作用下に、第三アミン、第四アンモ
ニウム塩及び第三アミン基又は第四アンモニウム基がそ
の上に共有結合した、反応媒体に不溶の担体からなる触
媒(例えば米国特許(US−A)第4870200号明
細書(Wacker-Chemie GmbH)中に記載)又は有利に本発明
による触媒の存在下で不均等化を実施する。
【0055】恒温にされた管中に成形体としての触媒が
配列する際は、メチルシラン及び/又はメチルクロルシ
ランは、アルキル−又はアリールトリクロルシランと共
に、圧力特に0.1〜20バール、有利に1〜3バー
ル、温度特に0〜250℃、有利に50〜120℃で導
入する。引き続いて、得られた反応混合物は、分別蒸留
で分離する。
【0056】その際、メチルジクロルシランの不均等化
の際に精留塔中に生じる塔頂生成物、メチルシラン、メ
チルクロルシラン又はメチルシランとメチルクロルシラ
ンからの混合物を使用するのが有利であり、その場合、
均一又は不均一触媒作用下に、第三アミン、第四アンモ
ニウム塩及び第三アミン基又は第四アンモニウム基がそ
の上に共有結合した、反応媒体に不溶の担体からなる触
媒(例えば米国特許(US−A)第4870200号明
細書(Wacker-Chemie GmbH)中に記載)又は有利に本発明
による触媒の存在下で不均等化を実施する。
【0057】本発明による方法は、バッチ法で、半連続
的に又は完全に連続的に実施することができる。有利に
は、完全に連続的に実施する。アルキル−及びアリール
ジクロルシランは、脂肪族二重結合又は三重結合を有す
る有機化合物のヒドロシリル化を経て官能性シラン又は
シロキサンを製造するために重要な出発化合物である。
【0058】主にメチルジクロルシランの不均等化の際
に生じる、副産物としてのメチルトリクロルシランは、
経済的な方法で、例えば炎内加水分解(Flammenhydrolys
e)により生じた高分散性ケイ酸を製造するために、利用
することができる。
【0059】
【実施例】
例1: 触媒の製造:回転気化機の10l−フラスコ中で、シラ
ン−ラシッヒリング(SIRAN-Raschig-Ringe(登録商
標;以後省略):Schott Glaswerke,Mainz,BRD:外径
9mm)1020gを、エタノール 810ml中のト
リエトキシシリル−3−プロピル−N,N,N−トリブ
チルアンモニウムクロリド(3−クロルプロピルトリエ
トキシシラン215g及びトリブチルアミン185gか
らの混合物をエタノール220ml中に130℃/25
バールで40時間保持し、引き続いて真空中で全ての揮
発性物質を除去することにより、オートクレーブ中で製
造)306g及びテトラエトキシシラン 265gから
の溶液中で、室温で30分間動かした。
【0060】引き続いて、7%塩酸350mlを添加
し、室温で45分間保持し、かつ混合物を93℃迄3時
間にわたり加熱し、その際溶剤を留去した。リングの乾
燥完了のために、90℃で6時間、空気で洗浄した。
【0061】例2〜6:例1により製造の触媒を恒温に
された、直径2.4cmの管に、嵩高さ150cmまで
充填した。導入するシランの量及び組成は変化させ(例
2〜6)、試験管から出てくる生成物を液化し、1H−
NMR−スペクトル分析を行った。実験条件及び結果を
次の表にまとめた。使用MeSiH3/MeSiH2Cl
−混合物は、米国特許(US−A)第4870200号
明細書例3に記載の方法により製造した。
【0062】
【表1】
【0063】例7(図1参照):主として、制御可能な
計量ポンプ、気化機、全長2.5m、内径50mmの充
填塔、冷却機を備えた塔頂部、5l容量のレトルト並び
に圧力一定保持のための装置及び缶の排出部からなるV
4A−鋼製の実験装置1中で、気化機中で連続的に気化
されるメチルジクロルシランA 1000g/時間を、
貯蔵器から、計量ポンプを用いて、絶対圧7バールで塔
下部に供給する。その製造が例1に記載されている触媒
が充填された塔1に導入され、95℃まで予加熱された
メチルジクロルシランを不均等化し、その際、生じた反
応混合物を同時に分離した。生じた高分散性メチルトリ
クロルシラン(404g/時間)及び未反応のメチルジ
クロルシラン(506g/時間) Bは、缶に集め、そ
こから、貯蔵器に搬入する。易沸騰物は、塔中で、更に
反応しながら上へと行く。塔中の温度は、缶で122
℃、塔頂部で2℃である。生じた蒸気混合物Cは、塔頂
部で取り出し、n−プロピルトリクロルシランD 60
0g/時間と一緒に、例1により製造の触媒で充填さ
れ、100℃に恒温保持された、直径5cm、長さ15
0cmの管2に、2バール(絶対)で通す;反応生成物
を冷却機で完全に液化させ、大気圧で、寸法は最初のも
のに相当するが、V4A−鋼−インターパック−10−
充填体(V4A-Stahl-Interpak-Fuellkoerper)で充填され
た精留塔3の中心部に導入する。易沸騰物メチルシラ
ン、n−プロピルシラン及びメチルクロルシラン Eを
塔頂部で取り出し、反応器2に供給する。塔3の缶か
ら、連続的に、次の組成のシラン−混合物F 680g
/時間を取り出す: プロピルジクロルシラン 45.6重量% プロピルトリクロルシラン 19.8重量% プロピルクロルシラン 7.2重量% メチルジクロルシラン 18.6重量% メチルトリクロルシラン 8.8重量% シランの分離のために、混合物を蒸留により後処理す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアルキル−又はアリールジクロル
シランの製法のフローチャートを示す図。
【符号の説明】
1 塔、 2 反応器、 3 精留塔、 A メチルジ
クロルシラン、 B高分散性メチルトリクロルシラン及
び未反応メチルジクロルシラン、 C 生じた蒸気混合
物、 D n−プロピルトリクロルシラン、 E メチ
ルシラン、n−プロピルシラン及びメチルクロルシラ
ン、 F シラン−混合物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒の存在下に、アルキル−又はアリー
    ルトリクロルシランとSi−結合メチル基、水素−及び
    /又は塩素原子を有するシラン少なくとも1種とを共均
    等化させることによりアルキル−又はアリールジクロル
    シランを製造する際に、シランとしてメチルシラン及び
    /又はメチルクロルシランを使用し、かつ触媒としてN
    21−基又は-+NR31−基(式中、Rは同じか又
    は異なるものであり、水素原子又は基1個当たり1〜2
    0個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表わすか又
    は2個の基Rは、一緒になって、ヘテロ原子により中断
    されていてもよい炭素原子4〜11個を有する二価の炭
    化水素基を表し、R1は基1個当たり炭素原子1〜20
    個を有する二価の炭化水素基を表し、X-はクロリドイ
    オン、ブロミドイオン又はヨージドイオンを表す)がそ
    の上に結合された、反応媒体に不溶の担体を含有するも
    のを使用することを特徴とする、アルキル−又はアリー
    ルジクロルシランの製法。
  2. 【請求項2】 触媒として、-+NR31−基(式中、
    Rは同じか又は異なるものであり、基1個当たり4〜8
    個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、R1
    基1個当たり炭素原子1〜8個を有する二価の炭化水素
    基を表し、X-はクロリドイオン、ブロミドイオン又は
    ヨージドイオンを表す)が結合している不均一担体を含
    有する触媒を使用する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 触媒として、式: Y3-x2 xSi(CH2nZ (I) [式中、Yは、メトキシ−、エトキシ−、ブトキシ基か
    らなる群から選択された加水分解可能な基を表し、R2
    は、基1個当たり1〜12個の炭素原子を有する一価の
    炭化水素基を表わし、nは1〜12の整数を表し、xは
    0又は1を表し、ZはNR2−又は-+NR3−基を表
    し、ここで、Rは同じか又は異なるものであり、基1個
    当たり4〜8個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を
    表し、X-はクロリドイオン、ブロミドイオン又はヨー
    ジドイオンを表す]の化合物の加水分解可能な基Yが結
    合している担体を含有する触媒を使用する、請求項1又
    は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 -+NR31−基(式中、Rは同じか又
    は異なるものであり、基1個当たり4〜8個の炭素原子
    を有する一価の炭化水素基を表し、R1は基1個当たり
    炭素原子1〜12個を有する二価の炭化水素基を表し、
    -はクロリドイオン、ブロミドイオン又はヨージドイ
    オンを表す)が結合している担体を含有する触媒。
  5. 【請求項5】 -+NR3−基が、式: Y3-x2 xSi(CH2nZ (I) [式中、Yは、メトキシ−、エトキシ−、ブトキシ基か
    らなる群から選択された加水分解可能な基を表し、R2
    は、基1個当たり1〜12個の炭素原子を有する一価の
    炭化水素基を表わし、nは1〜12の整数を表し、xは
    0又は1を表し、ZはNR2−又は-+NR3−基を表
    し、ここで、Rは同じか又は異なるものであり、基1個
    当たり4〜8個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を
    表し、X-はクロリドイオン、ブロミドイオン又はヨー
    ジドイオンを表す]の化合物の加水分解可能な基Yを介
    して、担体に結合されていることを特徴とする、請求項
    4記載の触媒。
  6. 【請求項6】 担体と、-+NR31−基(式中、Rは
    同じか又は異なるものであり、基1個当たり4〜8個の
    炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、R1は基1
    個当たり炭素原子1〜12個を有する二価の炭化水素基
    を表し、X-はクロリドイオン、ブロミドイオン又はヨ
    ージドイオンを表す)少なくとも1個を有する化合物と
    を反応させることを特徴とする、請求項4又は5記載の
    触媒の製法。
  7. 【請求項7】 担体と式: Y3-x2 xSi(CH2nZ (I) [式中、Yは、メトキシ−、エトキシ−、ブトキシ基か
    らなる群から選択された加水分解可能な基を表し、R2
    は、基1個当たり1〜12個の炭素原子を有する一価の
    炭化水素基を表わし、nは1〜12の整数を表し、xは
    0又は1を表し、ZはNR2−又は-+NR3−基を表
    し、ここで、Rは同じか又は異なるものであり、基1個
    当たり4〜8個の炭素原子を有する一価の炭化水素基を
    表し、X-はクロリドイオン、ブロミドイオン又はヨー
    ジドイオンを表す]の化合物とを反応させる、請求項4
    又は5記載の触媒を製造するための請求項6記載の方
    法。
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