JPH069656A - ジメチルクロロシランの製法 - Google Patents

ジメチルクロロシランの製法

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JPH069656A
JPH069656A JP5051830A JP5183093A JPH069656A JP H069656 A JPH069656 A JP H069656A JP 5051830 A JP5051830 A JP 5051830A JP 5183093 A JP5183093 A JP 5183093A JP H069656 A JPH069656 A JP H069656A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12Organo silicon halides
    • C07F7/121Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20
    • C07F7/125Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20 by reactions involving both Si-C and Si-halogen linkages, the Si-C and Si-halogen linkages can be to the same or to different Si atoms, e.g. redistribution reactions

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な収率で得られるジメチルクロロシラン
の製法。 【構成】 ジメチルジクロロシランをメチルクロロシラ
ン及び/又はメチルシランと反応させ、この場合、触媒
として、 【外1】 が共有結合している、反応媒体中で不溶である担体を使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジメチルジクロロシラ
ンと、Si結合したメチル基、水素原子及び/又は塩素
原子を有するシラン少なくとも1個との、触媒の存在下
での均化反応(Komproportionierung)によるジメチルク
ロロシランの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる直接合成、即ち、銅触媒の存在
下で珪素粉末を塩化メチレンと反応させる方法の場合に
は主生成物ジメチルジクロロシランと一緒に別のシラン
も生じる。しかし、例えばジメチルクロロシランは僅か
な収率でしか得られない。
【0003】第四アンモニウム塩の存在下でのジメチル
ジクロロシランをSi結合したメチル基、水素原子及び
/又は塩素原子を有する2つのシランの均化反応は、K.
Moedritzer他、Journal of Organometallic Chemistor
y 12(1968)69〜77から公知である。
【0004】米国特許第3 399 222号明細書(1
968年8月27日発行、D.R. Weyenberg他、Dow Corn
ing社)によれば、第四アンモニウム塩の存在下でジメ
チルジクロロシランをメチルジクロロシランと均化反応
させる場合には下記の平衡は左側に傾斜する:
【0005】
【外3】
【0006】米国特許第4 870 200号明細書(1
989年9月26日発行、R. Ottlinger他、Wacker-Che
mie社)には、第三アミノ基もしくは第四アンモニウム基
が共有結合している、反応媒体中で不溶である担体から
なる触媒の存在下でのメチルクロロシラン及び/又はメ
チルシランへのメチルジクロロシランの不均化反応が記
載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ジメ
チルクロロシランの良好な収率が得られ、不均一系触媒
作用下で均化反応を行ない、触媒を容易に反応混合物か
ら分離することができかつ回収することができ、また、
連続的な方法が可能である、ジメチルジクロロシラン
と、Si結合したメチル基、水素原子及び/又は塩素原
子を有するシラン少なくとも1個との、触媒の存在下で
の均化反応によるジメチルクロロシランの製法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、シラン
としてメチルクロロシラン及び/又はメチルシランを使
用し、かつ触媒として、
【0009】
【外4】
【0010】〔上記式中、Rは同一であるか又は異なっ
ておりかつ水素原子又は基1個につき炭素原子1〜20
個を有する一価炭化水素基を表すか或いは2つの基Rが
ともに、場合によってはヘテロ原子で中断されている炭
素原子4〜11個を有する二価炭化水素基を表し、R1
は基1個につき炭素原子1〜20個を有する二価炭化水
素基を表し、かつX-は塩化物イオン、臭化物イオン又
はヨウ化物イオンを表す〕が共有結合している、反応媒
体中で不溶である担体を使用することを特徴とする、ジ
メチルジクロロシランと、Si結合したメチル基、水素
原子及び/又は塩素原子を有するシラン少なくとも1個
との、触媒の存在下での均化反応によるジメチルクロロ
シランの製法である。
【0011】
【作用】本発明による方法は、均化反応の際に、Si結
合した塩素原子及び水素原子の置換が行なわれるが、し
かしSi結合したメチル基の置換が行なわれないという
利点を有している。
【0012】有利にメチルクロロシラン及び/又はメチ
ルシランとして、
【0013】
【外5】
【0014】〔上記式中、R、R1及びX-はこれらに対
して与えられた上記意味を有する〕が共有結合してい
る、反応媒体中で不溶である担体の存在下でメチルジク
ロロシランを不均化反応させることによって得られる、
メチルジクロロシランの不均化反応生成物が使用され
る。
【0015】基Rの例は、アルキル基、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プロピル基、n
−ブチル基、イソ−ブチル基、t−ブチル基、n−ペン
チル基、イソ−ペンチル基、ネオ−ペンチル基、t−ペ
ンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基;ヘプチ
ル基、例えばn−ヘプチル基;オクチル基、例えばn−
オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,2,4−
トリメチルフェニル基;ノニル基、例えばn−ノニル
基;デシル基、例えばn−デシル基;ドデシル基、例え
ばn−ドデシル基;テトラデシル基;ヘキサデシル基及
びオクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;シクロ
アルキル基、例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル
基、シクロヘプチル基及びメチルシクロヘキシル基;ア
リール基、例えばフェニル基;アルカリール基、例えば
o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基;キシリル
基及びエチルフェニル基並びにアラルキル基、例えばベ
ンジル基、α−フェニルエチル基及びβ−フェニルエチ
ル基である。
【0016】2つの基Rがともに二価炭化水素基である
基の例は、式−(CH2)5−及び−(CH2)4−で示される
基である。
【0017】2つの基Rがともに、ヘテロ原子によって
中断されている二価炭化水素基である基の例は、式−
(CH2)2−O−(CH2)2−及び−(CH2)2−O−(C
2)2−O−(CH2)2−で示される基である。
【0018】Rの有利な例はアルキル基であり、この場
合、容易に入手できるという理由からメチル基が特に有
利である。
【0019】基R1の例は、アルキレン基、例えばメチ
レン基、エチレン基、n−プロピレン基、イソ−プロピ
レン基、n−ブチレン基、イソ−ブチレン基、n−ペン
チレン基、イソ−ペンチレン基;ヘキシレン基、例えば
n−ヘキシレン基;ヘプチレン基、例えばn−ヘプチレ
ン基;オクチレン基、例えばn−オクチレン基及びイソ
−オクチレン基;ノニレン基、例えばn−ノニレン基;
デシレン基、例えばn−デシレン基;ドデシレン基、例
えばn−ドデシレン基;テトラデシレン基;ヘキサデシ
レン基及びオクタデシレン基、例えばn−オクタデシレ
ン基;シクロアルキレン基、例えばシクロペンチレン
基、シクロヘキシレン基及びシクロヘプチレン基;アリ
ーレン基、例えばフェニレン基;アルカリーレン基、例
えばトリレン基並びにアラルキレン基、例えばベンジレ
ン基である。
【0020】基R1の有利な例はアルキレン基であり、
この場合、n−プロピレン基が特に有利である。
【0021】ハロゲン化物イオンX-として塩化物イオ
ンが有利である。
【0022】反応媒体中で不溶である有利な担体は、表
面にヒドロキシル基を有する物質からなる。このような
物質の例は、酸性クレー、例えばトンシル(Tonsil)、モ
ンモリロナイト及びH+形のその他のアルミノ珪酸塩、
ゼオライト、多孔質ガラス、例えばコントロールド・ポ
ア・グラス(Controlled Pore Glass)、多孔質セラミッ
ク、例えばコントロールド・ポア・セラミックス(Contr
olled Pore Ceramics)、多孔質二酸化珪素、例えば沈降
珪酸もしくは熱分解法珪酸、多孔質酸化アルミニウム並
びに多孔質ムライトである。
【0023】反応媒体中で不溶である担体の別の有利な
例は、官能シランの乾燥水解物又はポリスチレン、例え
ばジビニルベンゼンで架橋されたポリスチレンである。
【0024】特に有利に、多孔質二酸化珪素又は、ジビ
ニルベンゼンで架橋されたポリスチレンが担体として使
用される。
【0025】担体への
【0026】
【外6】
【0027】の共有結合は、表面にヒドロキシル基を有
する物質の場合には、有利に、該ヒドロキシル基を式:
【0028】
【外7】
【0029】〔式中、Yは加水分解可能な基を表し、R
2は基1個につき炭素原子1〜12個を有する一価炭化
水素基を表し、nは1〜20の整数を表し、xは0又は
1を表し、Zは
【0030】
【外8】
【0031】(但し、Rは上記意味を有する)を表す〕
で示される化合物の加水分解可能な基Yと反応させるこ
とによって有利に不活性溶剤中で特に0〜200℃の範
囲内の温度で行なわれる。
【0032】加水分解可能な基Yの例は、アルコキシ
基、例えばメトキシ基もしくはエトキシ基並びにハロゲ
ン原子、例えば塩素原子である。
【0033】基R2の例は、アルキル基、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プロピル基、n
−ブチル基、イソ−ブチル基;アリール基、例えばフェ
ニル基;及びアルカリール基、例えば例えばo−トリル
基、m−トリル基、p−トリル基である。
【0034】殊に、容易に入手できるという理由から基
2としてメチル基が有利であり、かつnとして2又は
3の値、即ち、エチレン基もしくはプロピレン基が有利
である。
【0035】式:
【0036】
【外9】
【0037】で示される有利な化合物の例は、3−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルト
リエトキシシラン、2−アミノエチルトリメトキシシラ
ン、2−アミノエチルトリエトキシシラン及び3−アミ
ノプロピルトリクロロシランである。
【0038】殊にN,N−ジエチルアミノプロピルトリ
メトキシシラン、モルホリンプロピルトリエトキシシラ
ン、トリメトキシシリル−3−プロピル−N,N,N−
ジメチルオクチルアンモニウムクロリド及びトリメトキ
シシリル−3−プロピル−N,N,N−ジメチルオクタ
デシルアンモニウムクロリドが使用される。
【0039】未処理の担体の重量に対して5〜30重量
%、特に10〜20重量%の式(I)の化合物が有利に
使用される。
【0040】式(I)の化合物の重量について40〜6
0重量%である、アルコール、例えばメタノール中の式
(I)の化合物の溶液が有利に使用される。
【0041】不活性溶剤の例は、トルエン、キシレン及
びクロロベンゼンである。
【0042】反応の際に上記のとおりにして得られた触
媒は有利に濾別され、かつ有利に50〜100℃の温度
で乾燥される。
【0043】担体への
【0044】
【外10】
【0045】の共有結合は、官能シランの乾燥された水
解物の場合には、公知方法によって得ることができる水
解物を得る間に行なわれ、この方法についてはK.G. All
um他、J. Organometal. Chem. 87、203(197
5)が参照される。
【0046】官能シランとして有利に式(I)の化合
物、例えば
【0047】
【外11】
【0048】〔上記式中、Meはメチル基を表し、Et
はエチル基を表す〕が使用される。
【0049】水解物の改質のために加水分解を別の化合
物、例えば水ガラス、ハロゲン化チタンもしくはチタン
アルコラート、ハロゲン化ジルコニウムもしくはジルコ
ニウムアルコラート、ハロゲン化アルミニウムもしくは
アルミニウムアルコラート、ハロゲン化珪素もしくは珪
素アルコラート並びにハロゲン化錫もしくは錫アルコラ
ートの存在下で実施することもできる。
【0050】水解物を得る際に使用される化合物の例
は、
【0051】
【外12】
【0052】〔上記式中、Meはメチル基を表し、Et
はエチル基を表し、i−Prはイソ−プロピル基を表
し、Buはn−ブチル基を表す〕である。
【0053】共有結合された
【0054】
【外13】
【0055】を有するポリスチレン、例えばジビニルベ
ンゼンで架橋されたポリスチレンは、塩基性イオン交換
体として公知であり、かつ購入可能である。有利な塩基
性イオン交換体の例は、アンバリテ(Amberlite) IRA
93、アンバリスト(Amberlyst) A21(2商品ともR
ohm und Haas社、ドイツ連邦共和国、Frankfurt)、レワ
ティット(Lewatit) 35A、レワティット MP64、
レワティット MP65、レワティット MP62(全商
品、Bayer社、ドイツ連邦共和国、Leverkusen)であ
る。
【0056】有利に、共有結合された
【0057】
【外14】
【0058】を有する担体は、有利に1μm〜1mm、
特に0.5〜1mmの平均粒度分布を有する粉末として
存在しているか或いは、担体への
【0059】
【外15】
【0060】の共有結合の前もしくは後に自体公知の方
法で成形体、例えば環状物、半円形物、棒状物、球、立
方体又は鞍状物に変換されている。有利な成形体は環状
物、球又は立方体の形状を有している。
【0061】成形体は、平均粒度分布1μm〜1mmを
有する微細な触媒から、場合によっては有機もしくは無
機の結合剤の添加下でか又は架橋加水分解下で成形され
る。成形は、高められた温度でのプレスによって行なう
こともできるし、高められた圧力での焼結によって行な
うこともできるが、しかし、押出及びこれに続く断面材
の細片化によっても行なうことができる。
【0062】有機もしくは無機の結合剤の例は、エポキ
シ樹脂、水ガラス、有機ポリマー、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリアクリレート及びポリアミドである。
【0063】成形される触媒の気孔率を高めるために、
材料に成形前に有利に、水溶性物質、例えば塩化ナトリ
ウム又は硫酸ナトリウムが添加され、この物質は成形工
程後に溶出され、かつ従って高度のマクロ気孔率が得ら
れる。
【0064】有利に、本発明による方法の際に使用され
るメチルクロロシラン及び/又はメチルシランは、触媒
の存在下でメチルジクロロシランを不均化反応させるこ
とによって得られる。触媒の例は、第三アミン及び第四
アンモニウム塩、例えば塩化テトラブチルアンモニウム
である。
【0065】有利に、本発明による方法の際に使用され
るメチルクロロシラン及び/又はメチルシランは、米国
特許第4 870 200号明細書に記載されているとお
りにして、メチルジクロロシランを不均化反応させるこ
とによって得られる。
【0066】メチルジクロロシランは、いわゆる直接合
成の際に主生成物ジメチルジクロロシランと一緒に生じ
る。
【0067】メチルクロロシラン及び/又はメチルシラ
ンは、他の方法によって得ることもできる。
【0068】本発明による方法の際に使用されるメチル
シランは、例えばメチル水素シロキサンから、E.L. Zic
ky、J. Organometal. Chem. 4、411〜412(19
65)に記載された方法によって得ることもできるし、
W. Noll、Chemie und Technologie der Silicone、Verl
ag Chemie、Weinheim、第2版、76〜77頁、196
8、に従って、金属水素化物を用いたメチルクロロシラ
ンの水素化によって得ることもできる。
【0069】本発明による方法は、均質相中で実施され
る。
【0070】エダクトであるジメチルジクロロシラン並
びにメチルクロロシラン及び/又はメチルシランは有利
にガスの形で使用されるが、しかし、液体の形又は不活
性有機溶剤、例えばヘキサン、トルエン、キシレンもし
くはクロロベンゼン中に溶解された形で使用することも
できる。
【0071】液相中での反応の場合には、微分散された
触媒及びエダクトであるジメチルジクロロシラン並びに
メチルクロロシラン及び/又はメチルシランからなる懸
濁液が、有利に0〜250℃の温度で有利に0.1〜2
0バールの圧力で加熱され、かつ、得られた反応混合物
は分留によって分離される。
【0072】気相中での反応の場合には、固体触媒が有
利に固定−もしくは流動床中に微分散された形で使用さ
れる。固体触媒が成形体として精留塔中で使用される場
合には、反応を気相並びに液相中で実施することができ
る。
【0073】触媒が固定−もしくは流動床中に配置され
る場合には、ガス状のメチルクロロシラン及び/又はメ
チルシランはガス状のジメチルジクロロシランと一緒
に、有利に圧力0.1〜15バール、特に1〜7バール
で、有利に温度0〜300℃、特に0〜150℃で、微
分散された触媒からなる固定−もしくは流動床を導通さ
れ、得られた反応混合物は凝縮され、分留によって分離
され、かつこのようにしてジメチルクロロシランが得ら
れる。この場合には有利に、米国特許第4 870 20
0号明細書に記載されている、メチルジクロロシランの
不均化反応の際に精留塔中に生じる塔頂部生成物メチル
シラン、メチルクロロシラン又はメチルシランとメチル
クロロシランの混合物が使用される。
【0074】触媒が成形体として精留塔中に配置される
場合には有利に圧力0.1〜20バール、特に3〜8バ
ールで有利に温度0〜250℃、特に50〜150℃で
メチルクロロシラン及び/又はメチルシランは精留塔の
下部に導入され、かつジメチルジクロロシランは精留塔
の上部に導入される。引き続き、塔頂部に生じた反応混
合物は分留によって分離される。
【0075】本発明による方法の有利な実施態様は、メ
チルジクロロシランの不均化反応を実施し、かつ、触媒
で充填された精留塔中で均化反応を実施することにあ
り、その結果、メチルシラン及び/又はメチルクロロシ
ランの単離及び中間沈殿は必要ない。メチルジクロロシ
ランは塔下部に供給される。この場合には塔下部では不
均化反応は有利に温度−10〜250℃で圧力0.1〜
15バールで行なわれ、高沸点メチルトリクロロシラン
が塔底部に集められ、かつこの箇所で除去され、塔頂部
に上昇する低沸点物メチルクロロシラン及び/又はメチ
ルシランは、有利に温度−10〜250℃及び圧力0.
1〜15バールで、塔上部に供給されたガス状ジメチル
ジクロロシランと均化反応する。塔頂部に生じる反応生
成物は、第2の精留塔に供給される。第2の精留塔の塔
頂部に生じる低沸点物メチルシラン、メチルクロロシラ
ン及びジメチルシランは凝縮され、かつ第1の精留塔に
返送され;高沸点反応生成物は塔底部から除去される。
高沸点反応生成物は、蒸留によって分離され、かつ、こ
の場合にはジメチルクロロシランが得られる。
【0076】本発明による方法は、回分的、半連続的又
は完全連続的に実施することができる。有利に本方法
は、完全連続的に実施される。
【0077】ジメチルクロロシランは、脂肪族の二重−
もしくは三重結合を有する有機化合物のヒドロシリル化
による官能シラン又はシロキサンの製造並びに、付加架
橋するシリコーンゴム組成物の場合に使用される、ジメ
チル水素基を有するオルガノポリシロキサンの製造に重
要な出発化合物である。
【0078】主としてメチルジクロロシランの不均化反
応の際に副生成物として生じるメチルトリクロロシラン
は、経済的な方法で、例えばメチルシリコーン樹脂の製
造及びフレーム加水分解によって得られる高分散珪酸の
製造に使用することができる。
【0079】
【実施例】
例 1 触媒の製造:直径3〜5mmの球形の高分散珪酸、KC
−シリパール(Siliperl) AF 125(Kali-Chemie
社、ドイツ連邦共和国、Hannover)にメタノール中の3
−トリメトキシシリルプロピルオクタデシルジメチル−
アンモニウムクロリドの50%の溶液を添加し、かつト
ルエン還流下で数時間煮沸した。引き続き、この混合物
を溶剤から濾別し、かつこれによって官能化された担体
を100℃で真空乾燥した。
【0080】例 2〜5 例1によって得られた触媒を堆積高さ20cmである直
径2.4cmの恒温管中に充填した。導通させるシラン
の量及び組成を変化させ(例2〜5)、かつ生成物組成
1H−NMR分光法によって測定した。試験条件及び
結果は、次の表にまとめられている。
【0081】例2〜4に使用されたMeSiH3は、米
国特許第4 870 200号明細書、例3に記載された
方法によって得た。
【0082】例5に使用されたMeSiH2Clは、次
のとおりにして得た。
【0083】メチルジクロロシラン1380g中の塩化
テトラブチルアンモニウム90gの均質溶液を、充填
塔、−30℃に冷却された塔頂部及び還流分配装置を取
り付けた2 l の3首フラスコ中で沸騰するまで加熱し
た。塔頂部温度8℃及び、反応進行中に44℃から50
℃に上昇する塔底部温度で3時間で、メチルクロロシラ
ン150gが留出物として−30℃に冷却された受け器
中で得られた。
【0084】
【表1】
【0085】例 6(図1を参照のこと) 本質的な部分が、調節可能な計量ポンプ、蒸発器、全長
2.5m及び内径50mmの充填塔、冷却装置を備えた
塔頂部、容量5 l の蒸留釜並びに塔底部の圧力一定保
持及び排出のための装置からなるV4A−鋼からの試験
装置1中に貯蔵容器から計量ポンプを用いて、蒸発器中
で連続的に蒸発させたメチルジクロロシランA1000
g/時間を絶対圧力6バールで塔下部に供給した。
【0086】その製法が例1に記載されている触媒で充
填された塔に導入された、95℃に予備加熱されたメチ
ルジクロロシランは不均化反応し、この場合、生じた反
応混合物は同時に分離した。形成された高沸点メチルト
リクロロシランBが塔底部中に集まり、この塔底部から
該化合物を870g/時間の量で貯蔵容器中に搬出し
た。低沸点物は、塔中を別の反応下で上方向に移動し
た。塔中の温度は、塔底部で135℃であり、塔頂部で
10℃であった。形成された蒸気混合物Cを塔頂部で取
り出し、かつジメチルジクロロシランD1500g/時
間と一緒に大気圧で、その製法が例1に記載されている
触媒で充填された、100℃に恒温保持された、直径2
0cm及び長さ2mの管2に導入し;ガス状反応生成物
を冷却装置を用いて凝縮し、かつ大気圧で、寸法につい
ては第1の精留塔に相応しているが、しかしながら、直
径5mmのV4A−金属コイルで充填されている精留塔
3の中央部に導入した。低沸点物メチルシラン、ジメチ
ルシラン及びメチルクロロシランEを塔頂部で取り出
し、かつ第1の反応塔1に供給した。塔底部から連続的
に次の組成のシラン混合物F1630g/時間を除去し
た: ジメチルクロロシラン 35重量% ジメチルジクロロシラン 44重量% メチルジクロロシラン 19重量% メチルトリクロロシラン 2重量%。
【0087】シランを分離するために混合物を蒸留によ
って後処理した。
【0088】例7(図2を参照のこと) 全長4.0m及び内径5mmの充填塔1の場合には塔構
造の下半分が例6に記載された反応塔に相応する。塔を
その全長にわたって、その製法が例1に記載されている
触媒で充填した。メチルジクロロシランAの計量及び塔
底液Bの取り出し(メチルトリクロロシラン80重量%
及びジメチルジクロロシラン20重量%からなる110
0g/時間)を例6に記載されたとおりにして実施し
た。絶対圧力は4バールであり、塔底部温度は120℃
であった。塔の上半分を随伴加熱によって100℃に維
持し、かつこの領域に100℃に加熱されたジメチルジ
クロロシランD1000g/時間を供給した。塔中のメ
チルジクロロシランの不均化反応によって上方に上昇す
る低沸点物メチルシラン及びメチルクロロシランは加熱
された上部領域で、該領域に供給されたジメチルジクロ
ロシランDと反応する。反応生成物Cを塔頂部(温度8
0℃)で冷却によって凝縮し、かつ蒸留器から退去させ
た。例6に記載されているとおりにして、精留塔3中で
低沸点物Eを分離し、かつ加圧蒸留器1に返送した。塔
2の塔底部から連続的に、ジメチルクロロシラン(沸点
35℃;使用されたジメチルジクロロシランに対して収
率78%)64重量%及びメチルジクロロシラン(沸点
41℃)34重量%を含有するシラン混合物F900g
/時間を除去した。この混合物を後接続された精留塔中
で分離した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための装置の系統
図である。
【図2】本発明による方法を実施するための別の装置の
系統図である。
フロントページの続き (72)発明者 ベルント パヒャリー ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン ロー ベルト−コッホ−シュトラーセ 167

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジメチルクロロシランを、触媒の存在下
    でジメチルジクロロシランをSi結合したメチル基、水
    素原子及び/又は塩素原子を有するシラン少なくとも1
    個と均化反応させることによって製造する方法におい
    て、シランとしてメチルクロロシラン及び/又はメチル
    シランを使用し、かつ触媒として、 【外1】 〔上記式中、Rは同一であるか又は異なっておりかつ水
    素原子又は基1個につき炭素原子1〜20個を有する一
    価炭化水素基を表すか或いは2つの基Rがともに、場合
    によってはヘテロ原子で中断されている炭素原子4〜1
    1個を有する二価炭化水素基を表し、R1は基1個につ
    き炭素原子1〜20個を有する二価炭化水素基を表し、
    -は塩化物イオン、臭化物イオン又はヨウ化物イオン
    を表す〕が共有結合している、反応媒体中で不溶である
    担体を使用することを特徴とする、ジメチルクロロシラ
    ンの製法。
  2. 【請求項2】 メチルクロロシラン及び/又はメチルシ
    ランとして、 【外2】 〔上記式中、Rは同一であるか又は異なっておりかつ水
    素原子又は基1個につき炭素原子1〜20個を有する一
    価炭化水素基を表すか或いは2つの基Rがともに、場合
    によってはヘテロ原子で中断されている炭素原子4〜1
    1個を有する二価炭化水素基を表し、R1は基1個につ
    き炭素原子1〜20個を有する二価炭化水素基を表し、
    -は塩化物イオン、臭化物イオン又はヨウ化物イオン
    を表す〕が共有結合している、反応媒体中で不溶である
    担体の存在下でメチルジクロロシランを不均化反応させ
    ることによって得られる、メチルジクロロシランの不均
    化反応生成物を使用する、請求項1記載の方法。
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