JPH07330092A - 飲食物供給装置 - Google Patents

飲食物供給装置

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JPH07330092A
JPH07330092A JP6148720A JP14872094A JPH07330092A JP H07330092 A JPH07330092 A JP H07330092A JP 6148720 A JP6148720 A JP 6148720A JP 14872094 A JP14872094 A JP 14872094A JP H07330092 A JPH07330092 A JP H07330092A
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Kiyoshi Sakai
清 酒井
Masaru Tsuchiya
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Sanyo Electric Co Ltd
Chichibu Fuji Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Chichibu Fuji Co Ltd
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    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/08Details
    • B67D1/10Pump mechanism
    • B67D1/108Pump mechanism of the peristaltic type

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出チューブのセットを容易に行なうことが
できると共に、吐出チューブの横方向へのずれを防ぐこ
とのできる飲食物供給装置を提供する。 【構成】 無端の移送部材12に複数の回転ローラ8を
取り付けることにより、回転ローラ8に直線的軌道部分
を含む周回運動を行わせ、吐出チューブ3の側部を押圧
した状態で直線的に移動させる。また、回転ローラ8と
対向する一側に回転ローラ8と共に吐出チューブ3を挾
持するガイド17を開閉可能に設けることにより、吐出
チューブ3を回転ローラ8により押圧する。さらに、移
送部材12の直線的軌道部分に対向して設けられる案内
部19により、吐出チューブ3を押圧した状態で回転ロ
ーラ8をガイド17に略平行に走行させる。また、回転
ローラ8に保持用凹所を形成することにより、吐出チュ
ーブ3の回転ローラ8の軸方向への移動を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲食物を充填密閉した
変形自在の可撓性バッグを備えた飲食物供給装置に関
し、特に飲食物を吐出するための飲料物吐出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、ジュースやヨーグルト等の飲食物
を変形自在の軟質合成樹脂で形成されたバッグに充填密
閉し、このバックを段ボール等の箱体に収納しておき、
適宜バックより飲食物を小出しする一方、飲食物がなく
なった場合は、箱体ごと交換する使い捨てタイプのBI
B(バッグ・イン・ボックス)を備えて飲食物を供給す
るようにした飲食物供給装置があり、このような飲食物
供給装置としては特開平6−48491号公報、特開平
6−48492号公報等に示されるものがある。
【0003】そして、このような飲食物供給装置では、
飲食物を供給する前に例えば図4に示すように、まず飲
料物が充填されているバッグを収納した箱体(以下BI
Bという)1を飲食物供給装置本体(以下本体という)
2内に収納した後、BIB1の底部に取り付けた吐出用
チューブ3を引出す。
【0004】次に、この吐出用チューブ3を本体2の吐
出用ポンプ4に装着し、最後にその先端を前面扉2aの
下部に設けられた飲食物取出口5の上部に突出させてセ
ットする。なお、この際、この吐出用チューブ3の先端
は、飲食物取出口5の下部に設けられたトレイ6に置か
れる図示しない紙コップ等の容器の上方に位置するよう
にセットされる。
【0005】そして、このようにBIB1をセットした
後、前面扉2aに設けられた供給スイッチ2bが押され
ると、図示しない供給制御部からの供給指令により吐出
用ポンプ4が一定時間駆動され、吐出用チューブ3の先
端から所要量の飲食物が下方の容器に向けて吐出され
る。なお、この吐出された飲食物を希釈する必要がある
場合には、この後、水タンク7の電磁弁7aが一定時間
開放され、一定量の水が希釈水パイプ7bを通って容器
内に注がれ、これにより所定の比率で希釈された飲食物
が供給される。
【0006】ところで、このような従来の飲食物供給装
置に用いられる吐出用ポンプ4としては、図5に示すよ
うに複数の回転ローラ8を円周外側に等間隔に配設して
回転自在に保持する前後2枚の円板9と、下端部を軸支
される一方、回転ローラ8と共に抽出チューブ3を挾持
する湾曲した挾持壁部10aを有する挾持部10とを備
えた所謂ペリスタルティックポンプが用いられている。
【0007】そして、吐出チューブ3内の飲食物を押し
出す場合には、この円板9を図示しない駆動モータによ
り低速で回転させ、回転ローラ8により順次吐出チュー
ブ3を挾持部10の挾持壁部10aに圧接させながら、
かつ回転ローラ8を矢印に示すように抽出チューブ3に
沿って上方から下方に移動させることにより吐出チュー
ブ3内の飲食物を押し出すようにしている。なお、同図
において、10bは挾持部10を装着開放動作するため
のレバー、11は吐出チューブ3の先端部を保持するた
めのピンチ機構である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の飲食物供給装置において、吐出チューブを吐出用
ポンプにセットする場合、まず挾持部を開き、次に吐出
チューブを円板に沿うように曲げた後、先端部を円板と
挾持部の軸支部との間に形成される狭隘部を通さなけれ
ばならず、装着動作に手間がかかるという問題点があっ
た。
【0009】また、吐出チューブのセットが正確に行な
われない場合には、回転ローラを抽出チューブに沿って
上方から下方に移動させると、回転ローラの押圧力によ
り吐出チューブが次第に横方向にずれて円板と挾持部と
の間に挾まれるようになることがある。そして、このよ
うに吐出チューブが挾まれると吐出チューブに亀裂等が
生じ、飲食物が洩れるようになるという問題点があっ
た。
【0010】本発明は、吐出チューブのセットを容易に
行なうことができると共に、吐出チューブの横方向への
ずれを防ぐことのできる飲食物供給装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、飲食物を充填
密閉した変形自在の可撓性バッグを備え、この可撓性バ
ッグに設けられた吐出チューブから一定量の飲食物を供
給する飲食物供給装置において、前記吐出チューブの側
部を押圧する複数の回転ローラと、前記複数の回転ロー
ラが取り付けられ、該回転ローラに直線的に移動させる
直線的軌道部分を含む周回運動を行なわせる無端の移送
部材と、前記回転ローラと対向する一側に開閉可能に設
けられ、該回転ローラと共に前記吐出チューブを挾持す
る直線的な壁面が形成されたガイドと、前記移送部材の
直線的軌道部分に対向して設けられ前記回転ローラが前
記ガイドと略平行して走行するよう案内する案内部とを
有し、前記吐出チューブは前記ガイドと前記移送部材の
直線的軌道部分とで挾まれた状態で前記回転ローラに押
圧されるようにしたものである。
【0012】また本発明は、前記回転ローラには、前記
吐出チューブを該回転ローラの軸方向への移動を規制す
るための保持用凹所が形成されているものである。
【0013】
【作用】直線的軌道部分を含む周回運動を行なう無端の
移送部材に複数の回転ローラを取り付けることにより、
回転ローラに直線的軌道部分を含む周回運動を行わせ、
可撓性バッグに設けられた吐出チューブの側部を押圧し
た状態で直線的に移動させることができる。また、回転
ローラと対向する一側に回転ローラと共に吐出チューブ
を挾持する直線的な壁面が形成されたガイドを開閉可能
に設けることにより、吐出チューブをガイドと移送部材
の直線的軌道部分とで挾まれた状態で回転ローラにより
押圧することができる。さらに、移送部材の直線的軌道
部分に対向して案内部を設けるにより、回転ローラのガ
イドと略平行した走行を案内することができる。
【0014】回転ローラに保持用凹所を形成することに
より、吐出チューブの回転ローラの軸方向への移動を規
制することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る飲食物供給
装置に設けられた飲食物吐出装置の側面断面図、図2は
その平面図,図3はその正面図である。なお、図1,
2,3において、図5と同一符号は同一または相当部分
を表している。
【0017】図1,2,3において、4Aは飲食物吐出
装置であり、12は後述するように直線的に延ばした状
態で保持されている吐出チューブ3の一側に配設される
と共に、この吐出チューブ3を押圧する複数の回転ロー
ラ8を備えた無端の、例えばチェーン、ベルト、キャタ
ピラ等の移送部材であり、この移送部材12は、上下一
対の駆動歯車13aと従動歯車13bとの間に張設され
るようになっている。そして、このように移送部材12
を一対の歯車13a,13bとの間に張設することによ
り、移送部材12は直線的軌道部分を含む周回運動を行
なうようになっている。なお、8aは回転ローラ8の回
転軸である。
【0018】また、14は供給スイッチ2b(図4参
照)が押されると一定時間回転するモータであり、この
モータ14の回転は減速ギア装置15を介して下方の駆
動歯車13aの回転軸16に伝わり、これにより駆動歯
車13aが矢印に示すように反時計回りに回転するよう
になっている。そして、このように駆動歯車13aが回
転することにより移送部材12が直線的軌道部分を含む
周回運動を行ない、これに伴い回転ローラ8が吐出チュ
ーブ3を押圧した状態で直線的に移動して吐出用チュー
ブ3の先端から所要量の飲食物が吐出されるようになっ
ている。
【0019】一方、17は、回転ローラ8と対向する一
側である本体2の前面に、前後方向に開閉自在となるよ
う枢支されたガイドであり、このガイド17は吐出チュ
ーブ3を本体2に装着する際に前方に開かれる一方、吐
出チューブ3を本体2に直線的に下方に延ばした状態で
装着した後は閉じられ、吐出チューブ3を移送部材12
の直線的軌道部分とで挾み、この状態で回転ローラ8に
より吐出チューブ3を押圧させるためのものである。
【0020】ここで、このガイド17の吐出チューブ3
に当たる裏面は、直線的な壁面に形成されており、この
ように裏面を直線的な壁面とすることにより、吐出チュ
ーブ3を押圧した状態で直線的に移動する回転ローラ8
が直線的に延在している吐出チューブ3を常に均一な力
にて押圧することができるようになっている。なお、1
8はガイド17の移動端に設けられたフック部であり、
このフック部18を本体2に係止することにより、ガイ
ド17は吐出チューブ3を挟持することができるように
なっている。
【0021】ところで、このようにガイド17と回転ロ
ーラ8とにより吐出チューブ3を挟持するようにした場
合、直線運動の際、回転ローラ8が吐出チューブ3を押
圧すると、回転ローラ8には吐出チューブ3からの反発
力が加わるようになる。ここで、移送部材12の回転ロ
ーラ8を取り付けている部分が上下一対の歯車13a,
13bに接している場合には、このような反発力が加わ
っても回転ローラ8は歯車13a,13bにより支えら
れて後方に押されることはない。
【0022】しかし、移送部材12の回転ローラ8を取
り付けている部分が上下一対の歯車13a,13bに接
しなくなると、回転ローラ8は吐出チューブ3からの反
発力により後方に押されて吐出チューブ3を常に均一な
力にて押圧することができなくなる。
【0023】このため、回転ローラ8の他の一側の、歯
車13a,13bにて支えられない部分には移送部材1
2の直線軌道部分に対応して、直線運動する回転ローラ
8が後方に押されることなく吐出チューブ3を押圧しな
がらガイド17と略平行して走行するのを案内する案内
部19が配設されている。なお、本実施例において、こ
の案内部19は、上下一対の歯車13a,13bの回転
軸16,16aに取り付けられるようになっている。
【0024】また、本実施例においては、回転ローラ8
には、図2に示すように吐出チューブ3を受入保持する
ための保持用凹所20が形成されており、吐出チューブ
3をセットする場合には、この保持用凹所20に沿わせ
て吐出チューブ3をセットするようにしている。そし
て、このように保持用凹所20に沿わせて吐出チューブ
3をセットすることにより、吐出チューブ3がガイド1
7と回転ローラ8との間に挟まることがないよう吐出チ
ューブ3の軸方向の移動を規制することができるように
なっている。
【0025】次に、このように構成された飲食物供給装
置における飲食物供給について説明する。
【0026】BIB1を本体2にセットした後、BIB
1の底部から吐出チューブ3を取り出す一方、フック部
17を本体2から外してガイド17を開いた後、この吐
出チューブ3を回転ローラ8の保持用凹所20に沿わせ
て直線的に下方に延ばす。そして、吐出チューブ3の先
端をガイド17の下部に設けられた飲食物取出口5の上
部に突出させた状態とした後、ガイド17を閉じてフッ
ク部19を本体2に係止する。これにより、吐出チュー
ブ3はガイド17の直線的な壁面と回転ローラ8とによ
り下方に直線的に延びた状態で挟持されるようになる。
【0027】この後、供給スイッチ2bが押されるとモ
ータ14が一定時間回転し、このモータ14の回転は減
速ギア装置15を介して下方の駆動歯車13aの回転軸
16に伝わって駆動歯車13aが図1の矢印に示すよう
に反時計回りに回転する。ここで、このように駆動歯車
13aが回転すると移送部材12が直線的軌道部分を含
む周回運動を行ない、これに伴い回転ローラ8が吐出チ
ューブ3を押圧しながら直線運動する。
【0028】そして、このように回転ローラ8が吐出チ
ューブ3を押圧しながら直線運動すると、吐出用チュー
ブ3の先端から所要量の飲食物が下方の容器に向けて吐
出される。なお、吐出チューブ3を押圧すると回転ロー
ラ8には吐出チューブ3からの反発力が加わるが、回転
ローラ8は、上下一対の歯車13a,13b及び案内部
19にて支えられるので後方に押されることはない。
【0029】また、吐出チューブ3をセットする際、吐
出チューブ3を適当にセットしなかった場合には、回転
ローラ8の直線運動により吐出チューブ3が軸方向にず
れるようになるが、回転ローラ8には、図2に示すよう
に吐出チューブ3の軸方向の移動を規制する保持用凹所
20が形成されているので吐出チューブ3がガイド17
と回転ローラ8との間に挟まることはない。
【0030】このように、移送部材12にて回転ローラ
8に直線的軌道部分を含む周回運動を行わせることによ
り、回転ローラ8が吐出チューブ3の側部を押圧した状
態で直線的に移動することができるので吐出チューブ3
を直線的に延ばした状態で保持することができる。ま
た、回転ローラ8と対向する一側にガイド17を開閉可
能に設け、吐出チューブ3をガイド17と移送部材12
の直線的軌道部分とで挾まれた状態で回転ローラ8によ
り押圧することができる。
【0031】さらに、移送部材12の直線的軌道部分に
対向して案内部19を設けることにより、吐出チューブ
3を押圧した状態で回転ローラ8をガイド17と略平行
して走行させることができる。また、回転ローラ8に保
持用凹所20を形成することにより、吐出チューブ3の
回転ローラ8の軸方向への移動を規制することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吐出チュ
ーブを押圧した状態で回転ローラを直線運動させること
により吐出チューブを直線的に延ばした状態で保持する
ことができるので、吐出チューブのセットを容易に行な
うことができる。また、回転ローラに保持用凹所を形成
することにより、吐出チューブの回転ローラの軸方向へ
の移動を規制することができるので、吐出チューブの横
方向へのずれを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る飲食物供給装置に設け
られた飲食物吐出装置の側面断面図。
【図2】上記飲食物吐出装置の平面図。
【図3】上記飲食物吐出装置の正面図。
【図4】従来の飲食物供給装置の側面断面図。
【図5】上記飲食物供給装置の要部拡大図。
【符号の説明】
1 BIB 3 吐出用チューブ 4A 飲食物吐出装置 8 回転ローラ 12 移送部材 17 ガイド 19 案内部 20 保持用凹所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物を充填密閉した変形自在の可撓性
    バッグを備え、この可撓性バッグに設けられた吐出チュ
    ーブから一定量の飲食物を供給する飲食物供給装置にお
    いて、 前記吐出チューブの側部を押圧する複数の回転ローラ
    と、前記複数の回転ローラが取り付けられ、該回転ロー
    ラに直線的に移動させる直線的軌道部分を含む周回運動
    を行なわせる無端の移送部材と、前記回転ローラと対向
    する一側に開閉可能に設けられ、該回転ローラと共に前
    記吐出チューブを挾持する直線的な壁面が形成されたガ
    イドと、前記移送部材の直線的軌道部分に対向して設け
    られ前記回転ローラが前記ガイドと略平行して走行する
    よう案内する案内部とを有し、前記吐出チューブは前記
    ガイドと前記移送部材の直線的軌道部分とで挾まれた状
    態で前記回転ローラに押圧されるようにしたことを特徴
    とする飲食物供給装置。
  2. 【請求項2】 前記回転ローラには、前記吐出チューブ
    を該回転ローラの軸方向への移動を規制するための保持
    用凹所が形成されていることを特徴とする飲食物供給装
    置。
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