JP3182637B2 - ディスペンサ装置 - Google Patents

ディスペンサ装置

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JP3182637B2
JP3182637B2 JP03595295A JP3595295A JP3182637B2 JP 3182637 B2 JP3182637 B2 JP 3182637B2 JP 03595295 A JP03595295 A JP 03595295A JP 3595295 A JP3595295 A JP 3595295A JP 3182637 B2 JP3182637 B2 JP 3182637B2
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義彦 依田
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有限会社ヨダ技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスペンサ装置に係
り、特に液状流動物を弾性を有するチューブから計量し
ながら吐出させるようにすると共に、該チューブを曲率
半径の大きい凹曲面に沿って走行する吐出ローラでチュ
ーブの対向する面が互いに密着するまで凸曲面カムによ
り押圧しながら吐出ローラを走行させることにより、コ
ンパクトでありながら多量の液状流動物を正確に計量し
ながら吐出できるようにし、しかも不使用時の液状流動
物の漏れを防止できるようにしたディスペンサ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】液状流動物を計量しながら吐出させるポ
ンプとして、いわゆるチューブポンプが知られている
が、該チューブポンプは回転板の円周上に等間隔で回動
自在に配設された複数のローラと該ローラの外方に設け
られた凹状曲面が形成されたカムとの間にチューブをセ
ットし、回転板を回転させて該ローラとカムによりチュ
ーブを押し潰しながらローラをカム面に沿って移動させ
てチューブ内の液状流動物を吐出させるように構成され
ている。
【0003】上述した従来のチューブポンプは、チュー
ブを円弧状に回転板に巻き掛けてセットするため、回転
板の直径により使用できるチューブの太さに制限があ
り、あまり太いと使用できないという欠点があった。
【0004】即ち、チューブが潰れることなく回転板の
半径まで半円状に曲げられる太さのチューブが使用でき
る限界太さであり、それ以上太いチューブは回転板の半
径がより大きな大型のチューブポンプでしか使用できな
かった。
【0005】またチューブをU字形に曲げてチューブポ
ンプにセットするので、準備作業が難しく、更にはチュ
ーブをローラで押し潰しながら移動して該チューブを大
きく変形させて使用するので、該チューブには、復元性
の優れたシリコンゴム製等の高価なチューブでなければ
使用できないという欠点があった。
【0006】このような欠点を改良したものとして、本
願発明者はリンク又はチェーン等を無端のベルト状に連
結し、該ベルトに複数のローラを回動自在に配設し、該
ローラが垂直方向に走行するとき、ローラに対向して配
設した平面部材にチューブを押圧して押し潰してチュー
ブ内の液状流動物を吐出させるようにしたものを考案
し、種々試験を行ったが、平面部材に沿って直線状に配
設したチューブの上下2箇所をローラで押圧するので、
該ローラ間のチューブも断面が楕円状に変形してしま
い、チューブの太さが有効に作用せず、吐出量がチュー
ブの太さのわりに減少してしまうという欠点があった。
【0007】また、平面部材とローラ間の距離のばらつ
き及びチューブの肉厚のばらつきによってローラでチュ
ーブを十分に押し潰すことができないことがあり、チュ
ーブの対向する壁面が互いに十分に密着せずに隙間がで
き、該隙間から液状流動物が逆流して吐出量が変動した
り、或いはチューブポンプ停止時に隙間から液状流動物
が流下して漏れを生じるという欠点があり、上記構造の
装置ではこの欠点を解消することができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、歯付ベルトに配設した複数の吐出
ローラを凸曲面カムに沿わせて走行させ、該吐出ローラ
とローラ受けカムの凹曲面とでチューブを押し潰しなが
ら走行させることにより、吐出ローラの走行軌跡の曲率
半径を大きくして大きな曲率半径でチューブをセットで
きるようにすることであり、またこれによってチューブ
の準備等における操作性を大幅に向上させることであ
る。
【0009】また他の目的は、上記構成により比較的小
型の装置でありながら、従来使用することが困難であっ
た太いチューブを使用できるようにすることであり、ま
たこれによって小型で大吐出量のディスペンサ装置を提
供することであり、また復元性がそれほど優れていない
安価なチューブを使用できるようにすることである。
【0010】更に他の目的は、歯付ベルトに等間隔で複
数の吐出ローラを回動自在に配設し、該吐出ローラのロ
ーラ支持軸と同軸上に配設したガイドローラを凸曲面カ
ム上で転動させて吐出ローラを案内しながらローラ受け
カムとの間でチューブを押圧して押し潰しながら走行さ
せることにより、確実にチューブの対向する壁面を互い
に密着するまで押圧できるようにすることであり、また
吐出ローラを正確に走行させて液状流動物を一定の吐出
量で計量しながら吐出できるようにすることである。
【0011】また他の目的は、垂直方向に走行する一対
歯付ベルトに等間隔で複数の吐出ローラを回動自在に
配設し、該歯付ベルトの夫々の側方に凸曲面カムを配設
すると共に該吐出ローラのローラ支持軸と同軸上にガイ
ドローラを設けて凸曲面カム上を転動させて吐出ローラ
を案内し、開閉自在に構成したローラ受けカムと吐出ロ
ーラとの間でチューブを押圧して押し潰しながら走行さ
せることにより、チューブを容易に吐出ローラに巻き掛
けてセットできるようにすることであり、また幅の広い
吐出ローラをローラ受けカムのカム面と平行に位置精度
よく走行させることができるようにすることであり、ま
たこれによって従来使用できなかった太いチューブを使
用できるようにすることである。
【0012】更に他の目的は、複数の吐出ローラが回動
自在に配設された一対の歯付ベルト及び凸曲面カムを基
台に対して揺動自在とされた可動台上に配設すると共
に、該基台に開閉自在にローラ受けカムを配設してディ
スペンサ装置の不使用時に可動台をローラ受けカムに接
近させる方向に移動させてローラ受けカムをチューブに
強く押圧することにより、該チューブの対向する壁面を
確実に互いに密着させることができるようにすることで
あり、またこれによってディスペンサ装置の不使用時に
チューブ内の液状流動物の漏れを完全に防止できるよう
にすることである。
【0013】また他の目的は、可動台を板ばねにより基
台に揺動自在に連結すると共に電磁ソレノイドによって
作動する作動杆を可動台に配設し、電磁ソレノイドの消
勢時にばね力によって可動台をローラ受けカムに接近さ
せる方向に移動させてチューブを強く押圧することによ
り、ディスペンサ装置を制御できるようにすることであ
り、また不使用時の液状流動物の漏れを完全に防止でき
るようにすることである。
【0014】
【0015】
【0016】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、駆動装置によって駆動され垂直方向に走行する
一対の歯付ベルトと共に走行する複数の吐出ローラと、
前記一対の歯付ベルトの各々の側方に配設され少なくと
も一方の垂直面が凸曲面状に形成されたカム面を有する
凸曲面カムと、前記ローラ支持軸の両端に回動自在に嵌
合し前記凸曲面カムの前記カム面に沿って転動し前記吐
出ローラを凸曲面軌跡上を走行させるように規制するガ
イドローラと、前記歯付ベルトに固定された、前記ガイ
ドローラ用の固定金具が歯形に干渉することなく回転で
きるようにするための逃げ溝が外周に形成され前記歯付
ベルトが巻き掛けられたスプロケットと、前記吐出ロー
ラに接近又は離間するように開閉自在に構成され閉じた
とき前記吐出ローラとで弾性を有するチューブを挟持し
前記凸曲面カムと対向する凹曲面状に形成されたローラ
受けカムとを備え、前記吐出ローラと前記ローラ受けカ
ムとで前記チューブの対向する面が互いに密着するまで
前記チューブを押圧しながら前記凸曲面カムに沿って前
記吐出ローラを走行させて該チューブ内に充填された液
状流動物を計量しながら吐出するように構成したことを
特徴とするものである。
【0017】また本発明(請求項2)は、基台に対して
揺動自在に配設された可動台と、該可動台上に配設され
駆動装置によって駆動され垂直方向に走行する歯付ベル
に等間隔で回動自在に装着され該歯付ベルトと共に走
行する複数の吐出ローラと、前記可動台上に配設され凸
曲面状に形成されたカム面に沿わせて案内し前記吐出ロ
ーラを凸曲面軌跡上を走行させる凸曲面カムと、前記吐
出ローラのローラ支持軸上に回動自在に配設され前記凸
曲面カムのカム面上を転動するガイドローラと、前記歯
付ベルトに固定された、前記ガイドローラ用の固定金具
が歯形に干渉することなく回転できるようにするための
逃げ溝が外周に形成され前記歯付ベルトが巻き掛けられ
たスプロケットと、前記吐出ローラに接近又は離間する
ように開閉自在に構成され閉じたとき前記吐出ローラと
で弾性を有するチューブを挟持し前記凸曲面カムと対向
する凹曲面状に形成されたローラ受けカムと、作動時に
前記可動台を前記ローラ受けカムに接近させる方向に揺
動させて前記チューブを前記ローラ受けカムにより強く
押圧して該チューブ内に充填された液状流動物の漏れを
防止する押圧機構とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0018】また本発明(請求項3)は、板ばねによっ
て基台と揺動自在に連結された可動台と、該可動台上に
配設され駆動装置によって駆動され垂直方向に走行する
歯付ベルトに等間隔で回動自在に装着され該歯付ベルト
と共に走行する複数の吐出ローラと、前記可動台上に配
設され凸曲面状に形成されたカム面に沿わせて案内し前
記吐出ローラを凸曲面軌跡上を走行させる凸曲面カム
と、前記吐出ローラのローラ支持軸上に回動自在に配設
され前記凸曲面カムのカム面上を転動するガイドローラ
と、前記歯付ベルトに固定された、前記ガイドローラ用
の固定金具が歯形に干渉することなく回転できるように
するための逃げ溝が外周に形成され前記歯付ベルトが巻
き掛けられたスプロケットと、前記吐出ローラに接近又
は離間するように開閉自在に構成され閉じたとき前記吐
出ローラとで弾性を有するチューブを挟持し前記凸曲面
カムと対向する凹曲面状に形成されたローラ受けカム
と、電磁ソレノイドの消勢時にばねによって回動して前
記可動台を前記ローラ受けカムに接近させる方向に揺動
させる作動杆とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】ローラ受けカムを開放し、液状流動物を充
填したチューブをローラ受けカムのカム面に沿わせて垂
直にセットした後、ローラ受けカムを閉じて準備を整
え、駆動装置によりスプロケットを回転させて歯付ベル
を走行させると、該歯付ベルトに配設された複数の吐
出ローラは、ガイドローラが凸曲面カム上を転動するこ
とにより案内されてローラ受けカムのカム面に沿って走
行し、チューブをローラ受けカムと吐出ローラとの間で
挟持して押し潰し、該チューブの対向する壁面を互いに
密着させながら移動して液状流動物をチューブから吐出
させる。
【0020】ここで、吐出ローラは歯付ベルトに所定の
間隔で配設されているので、2つの吐出ローラで挟まれ
たチューブ内の液状流動物は計量されて吐出され、また
歯付ベルトはスプロケットと係合して滑りなく正確に走
行するので、液状流動物を正確に計量しながら吐出する
ことができる。
【0021】ディスペンサ装置の不使用時には、電磁ソ
レノイドへの通電を停止させて消勢すると、作動杆がば
ね作用により回動して可動台を揺動させてローラ受けカ
ムに接近する方向に移動させて吐出ローラを強くローラ
受けカムに押圧するので、チューブは更に押し潰されて
該チューブの対向する壁面が確実に互いに密着して、
えチューブの肉厚やローラ受けカムと吐出ローラ間の
距離にばらつきがあっても、該寸法のばらつきを吸収し
て液状流動物の漏れを完全に防止することができ、容器
入り清涼飲料水等の自動販売機の原液の計量吐出装置と
して用いるに好適なディスペンサ装置である。
【0022】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。まず本発明を図1から図3に示す第1実施例に基
いて説明すると、本発明に係るディスペンサ装置1は、
吐出ローラ2と、凸曲面カム3と、ガイドローラ4と、
ローラ受けカム5とを備えている。
【0023】吐出ローラ2は、弾性を有するチューブ6
(例えばシリコンゴム製のチューブ)を押圧して該チュ
ーブ6内に充填された液状流動物8を吐出させるための
もので、同一形状の一対の凸曲面カム3の上下端が軸1
0,11によって連結されて基台9に固定されている。
【0024】軸10には凸曲面カム3に隣接させて一対
のスプロケット12が夫々固定され、該軸10の一端に
固定されたウォームホィール13は、ケーシング14に
固定された駆動装置の一例たるモータ15の回転軸16
に固定されたウォーム18と噛合してモータ15によっ
て駆動されるようになっている。
【0025】減速装置としてウォーム18及びウォーム
ホィール13を用いたのは、コンパクトな機構でチュー
ブ6を押圧しながら吐出ローラ2を低速で安定させて走
行させるためであり、減速比は例えば1/20に設定さ
れ、モータ15の6000rpmの回転数を300rp
mまで減速させることができるようになっている。
【0026】軸11には、軸10と同様に凸曲面カム3
に隣接させて一対のスプロケット19が回動自在に嵌合
し、スプロケット12,19間には確動巻掛伝動部材の
一例たる歯付きベルト20が夫々巻き掛けられている。
【0027】スプロケット12,19及び歯付きベルト
20の歯数は、例えば夫々16歯、16歯及び32歯に
設定されており、歯付きベルト20には8歯ごとに4対
の固定金具21が互いに対向して固定されている。
【0028】対向する夫々の固定金具21には、該一対
の固定金具21を連結する如くローラ支持軸22が固定
され、一対の歯付きベルト20の間に位置するように該
ローラ支持軸22に回動自在に吐出ローラ2が嵌合して
いる。
【0029】スプロケット12,19の外周には、歯付
きベルト20の歯が係合する歯形が形成されているのは
当然であるが、その他に固定金具21との干渉を防止す
るための半円形の逃げ溝12a,19aが180度の間
隔で形成され、吐出ローラ2が走行してスプロケット1
2,19の位置に来たとき、歯付きベルト20に固定さ
れた固定金具21が逃げ溝12a,19aに収納されて
干渉することなく回転できるようになっている。
【0030】そしてモータ15によって軸10を回転さ
せることによりスプロケット12,19を介して歯付き
ベルト20を走行させるようになっているが、これはプ
ーリとの滑りがないベルトを用いて確実に吐出ローラ2
を正確に走行させて精度よく液状流動物8を計量できる
ようにすると共に、歯付きベルト20の可撓性によって
大きな曲率半径の曲面に沿って吐出ローラ2を走行でき
るようにするためである。
【0031】凸曲面カム3は、吐出ローラ2を所定の軌
跡に沿わせて走行するように規制するためのものであっ
て、ローラ受けカム5に対向する側が曲率半径の大きな
凸曲面のカム面5aとして形成されており、前述した如
く基台9に固定されている。
【0032】凸曲面カム3は、金属又は合成樹脂等で製
作することができ、その表面、特にカム面5aはチュー
ブ6を押し潰したとき該チューブ6を傷付けることがな
いように仕上げ加工が施され、非常に滑らかに仕上げら
れている。
【0033】ガイドローラ4は、吐出ローラ2の走行軌
跡を規制してチューブ6を押し潰しながら走行させるた
めのものであって、凸曲面カム3に対向して吐出ローラ
2のローラ支持軸22の両端に回動自在に嵌合し、歯付
きベルト20の走行に伴なって凸曲面カム3のカム面3
a上を転動するように構成されており、チューブ6を押
し潰すことにより吐出ローラ2に作用する反力をローラ
支持軸22及びガイドローラ4を介して凸曲面カム3で
受けながら軽く回転できるように構成されている。
【0034】ローラ受けカム5は、吐出ローラ2と協同
してチューブ6を押し潰すためのものであって、ケーシ
ング14にヒンジ23によって開閉自在に構成された扉
24に吐出ローラ2に対向して配設された凹曲面カムで
あり、カム面5aは凸曲面カム3のカム面3aの曲率半
径より吐出ローラ2の直径とチューブ6の肉厚の2倍の
合計寸法だけ大きな曲率半径とされた相似形に形成さ
れ、例えばその曲率半径は70mmの凹曲面となってい
る。
【0035】これは吐出ローラ2がチューブ6を押圧し
たときチューブ6の対向する壁面6aが互いにぴったり
密着して液状流動物8を漏れなく吐出できるようにする
ためである。
【0036】また上下端には半円形状の溝5bが形成さ
れ、チューブ6がセットされたとき、チューブ6を溝5
bで挟持して左右方向の位置を制限し、安定してチュー
ブ6を保持できるようになっている。
【0037】ローラ受けカム5のカム面5aの長さは、
歯付きベルト20に配設された吐出ローラ2の芯間距離
よりも長く設定されている。これは、少なくとも2つの
吐出ローラ2が同時にチューブ6を押圧する期間を確保
し、該2つの吐出ローラ2の間のチューブ6に充填させ
た液状流動物8の量を計量できるようにするためであ
る。
【0038】扉24にはラッチ機構27が設けられてお
り、扉24を閉めたとき該ラッチ機構27が扉24とケ
ーシング14とを係合させて扉24が開放するのを防止
し、チューブ6をしっかりと押圧するように構成されて
いる。
【0039】扉24を設けたのは、扉24を開放するこ
とによりチューブ6を容易にディスペンサ装置1にセッ
トできるようにするためである。
【0040】次に、本発明を図7及び図8に示す第2実
施例に基いて説明すると、ディスペンサ装置30は、吐
出ローラ2と、凸曲面カム3と、ガイドローラ4と、ロ
ーラ受けカム5と、可動台31と、押圧機構32と、作
動杆33とを備えている。
【0041】可動台31は、ディスペンサ装置30の不
使用時に吐出ローラ2を歯付きベルト20ごとローラ受
けカム5に押圧するためのものであって、厚さ0.3m
mの金属製の板ばね36を介してねじ35によって基台
34に連結し、該基台34に対して揺動可能に構成され
ている。
【0042】可動台31には、モータ(図示せず)、ウ
ォーム(図示せず)、ウォームホィール(図示せず)、
スプロケット12,19、歯付きベルト20、該歯付き
ベルト20に固定された吐出ローラ2等の第1実施例と
全く同一の機構が搭載されており、その構成は同一であ
るので、同一部分には図面に同一の符号を付して説明を
省略する。
【0043】板ばね36で基台34と可動台31を連結
したのは、極めてコンパクトな機構で可動台31を揺動
自在に装着でき、かつ特別の復元装置を必要とせずにば
ね力で可動台31を元の位置に復帰させることができる
ようにするためであり、これによってディスペンサ装置
30をコンパクトにできるようにしたのものである。
【0044】押圧機構32は、可動台31をローラ受け
カム5に接近又は離間する方向に揺動させるためのもの
であり、電磁ソレノイド38が基台34に固定され、ま
た基台34に形成された支持穴34aを貫通させて一端
33aがL字形に形成された作動杆33が装着されてい
る。
【0045】作動杆33の他の一端33bには、基台3
4のばね受け39との間に引張りばね40が装着され、
作動杆33を矢印I方向に付勢して一端33aで可動台
31の下端を押圧し、板ばね36を撓ませて可動台31
をローラ受けカム5に接近させる方向に回動させて吐出
ローラ2でチューブ6を強く押圧するように構成されて
いる。
【0046】電磁ソレノイド38のプランジャ41は、
電磁ソレノイド38に通電したとき、プランジャ41を
突出させて作動杆33を押圧し、該作動杆33を支持穴
34aを支点とし、図7において、水平状態まで回動さ
せて該作動杆33の一端33aによる可動台31の押圧
を解除して元の位置に復帰させるように構成されてい
る。
【0047】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。本発明の第1実施例に
係るディスペンサ装置1は、図4から図6において、先
ずラッチ機構27の係合を解除して扉24を開放し、液
状流動物8が充填され先端が閉鎖されたチューブ6をロ
ーラ受けカム5の上下の溝5bに嵌めながら垂下させた
後、扉24を閉めてラッチ機構27を係合させて準備が
終了する。
【0048】先端が開放されているチューブ6の場合に
は、空のチューブ6を上記した如くセットした後、上部
に液状流動物8が充填された容器(図示せず)を接続し
て該チューブ6内に液状流動物8を充填してもよい。
【0049】図4において、チューブ6はローラ受けカ
ム5のカム面5aと吐出ローラ2とによって押圧され、
対向する壁面6aが互いに密着して液状流動物8の流下
が防止されている。
【0050】ここでモータ15を回転させると、該モー
タの回転は、ウォーム18及びウォームホィール13に
よって1/20に減速され、軸10を介してスプロケッ
ト12に伝達されて該スプロケット12を300rpm
でゆっくりと回転させる。
【0051】図5において、スプロケット12の回転に
より該スプロケット12に係合する一対の歯付きベルト
20は、吐出ローラ2、ガイドローラ4と共に矢印B方
向に走行し、吐出ローラ2がローラ受けカム5のカム面
5aとの間でチューブ6を押圧して押し潰しながら走行
し、該チューブ6内の液状流動物8を吐出させる。
【0052】このときチューブ6を押圧する反力が吐出
ローラ2に作用するが、該反力はローラ支持軸22を介
してガイドローラ4に伝達され、ガイドローラ4を図5
において右方向に移動させるように作用するが、ガイド
ローラ4は凸曲面カム3のカム面3aで位置が規制され
ているので、チューブ6の押圧がなくなることはなく、
ガイドローラ4がカム面3a上を転動して吐出ローラ2
がチューブ6を押圧して対抗する壁面6a同士を互いに
密着させたまま、チューブ6をしごくようにして移動す
る。
【0053】ローラ受けカム5のカム面5aの長さは、
2つの吐出ローラ2がチューブ6を同時に押圧できる長
さに設定されているので、図5に示す如く、2つの吐出
ローラ2で押圧されたチューブ6内の液状流動物8は、
一定の容量に計量されて吐出ローラ2の走行に伴なって
下方に移動する。
【0054】更に歯付きベルト20が矢印B方向に走行
すると、図6に示す如く、下方の吐出ローラ2によって
押圧されていたチューブ6の押圧が解除され、該チュー
ブ6内の液状流動物8は矢印D方向に流下して容器28
に投入され、歯付きベルト20が1/4回転走行する
と、制御装置(図示せず)からの指令によってモータ1
5の回転が停止する。
【0055】このとき、図6に示すように、次の吐出ロ
ーラ2がチューブ6を押圧しているので、該吐出ローラ
2より上方の液状流動物8が流出することはない。
【0056】上述した如く、歯付きベルト20が1/4
回転ずつ間欠的に回転してチューブ6内の液状流動物8
を計量し、一定量ずつ吐出させることができ、例えばジ
ュース等の清涼飲料水の濃縮ジュースを吐出させるディ
スペンサ装置として用いるのに好適である。
【0057】本発明の第2実施例に係るディスペンサ装
置30は、第1実施例に係るディスペンサ装置1に、液
状流動物の漏れ防止のための押圧機構32を付加したも
のであり、その作用を図7及び図8において説明する
と、ディスペンサ装置30の使用時には、電磁ソレノイ
ド38に通電されているので、プランジャ41が矢印E
方向に突出した状態となっている。
【0058】プランジャ41は、作動杆33を矢印E方
向に押圧してばね40の力に抗して該作動杆33を支持
穴34aを支点とし矢印F方向に回動させて作動杆33
の一端33aと可動台31とを非係合状態とする。
【0059】可動台31は、板ばね36の力及びチュー
ブ6の押圧反力により矢印G方向に回動して基台34に
当接して作動状態となっている。
【0060】可動台31が垂直状態となっている上記し
た状態においては、第1実施例と同様に、吐出ローラ2
とローラ受けカム5のカム面5aとの隙間は、約チュー
ブ6の肉厚の2倍となっており、モータ15を回転させ
ることにより、第1実施例と全く同様に作用してチュー
ブ6内の液状流動物8が計量されて吐出される。
【0061】チューブ6の肉厚、或いは吐出ローラ2と
ローラ受けカム5のカム面5aとの距離のばらつきによ
りチューブ6の対向する壁面6aの密着度が不十分であ
ることが生じることがあるが、この状態でディスペンサ
装置30が長時間停止していると、液状流動物8がチュ
ーブ6の隙間からわずかずつ漏れ出して雫8aとなって
滴下することもあり得る。
【0062】そこで本発明では、チューブ6の隙間から
の漏れを防止するために、図8において、電磁ソレノイ
ド38への通電を停止させて消磁すると、プランジャ4
1が矢印H方向に引き込まれ、作動杆33がばね40の
力で支持穴34aを支点とし矢印I方向に回動し、一端
33aが可動台31の下端を押圧して板ばね36を撓ま
せながら該可動台31を矢印J方向に回動させ、基台3
4に固定されているローラ受けカム5のカム面5aに吐
出ローラ2を強く押圧してチューブ6の隙間がないよう
に対向する壁面6aを互いに密着させて液状流動物8の
漏れを防止する。
【0063】再び液状流動物8を吐出させるためにスイ
ッチ(図示せず)を操作すると、電磁ソレノイド38に
通電されてプランジャ41が矢印E方向に突出し、作動
杆33を矢印F方向に回動させるので、可動台31は矢
印G方向に回動して元の位置に復帰する。そしてモータ
15が回転して液状流動物8を計量しながら吐出させ
る。
【0064】
【発明の効果】本発明は、上記のように歯付ベルトに配
設した複数の吐出ローラを凸曲面カムに沿わせて走行さ
せ、該吐出ローラとローラ受けカムの凹曲面とでチュー
ブを押し潰しながら走行させるようにしたので、吐出ロ
ーラの走行軌跡の曲率半径を大きくして大きな曲率半径
でチューブをセットできる効果があり、またこの結果チ
ューブの準備等における操作性を大幅に向上させること
がてきる効果がある。
【0065】また上記構成により比較的小型の装置であ
りながら、従来使用することが困難であった太いチュー
ブを使用できる効果があり、またこの結果小型で大吐出
量のディスペンサ装置を提供でき、また復元性がそれほ
ど優れていない安価なチューブを使用できるという効果
がある。
【0066】更には、歯付ベルトに等間隔で複数の吐出
ローラを回動自在に配設し、該吐出ローラのローラ支持
軸と同軸上に配設したガイドローラを凸曲面カム上で転
動させて吐出ローラを案内しながらローラ受けカムとの
間でチューブを押圧して押し潰しながら走行させるよう
にしたので、確実にチューブの対向する壁面を互いに密
着するまで押圧できる効果があり、また吐出ローラを正
確に走行させて液状流動物を一定の吐出量で計量しなが
ら吐出できるという効果がある。
【0067】また他の目的は、垂直方向に走行する一対
歯付ベルトに等間隔で複数の吐出ローラを回動自在に
配設し、該歯付ベルトの夫々の側方に凸曲面カムを配設
すると共に該吐出ローラのローラ支持軸と同軸上にガイ
ドローラを設けて凸曲面カム上を転動させて吐出ローラ
を案内し、開閉自在に構成したローラ受けカムと吐出ロ
ーラとの間でチューブを押圧して押し潰しながら走行さ
せるようにしたので、チューブを容易に吐出ローラに巻
掛けてセットでき、また幅の広い吐出ローラをローラ受
けカムのカム面と平行に位置精度よく走行させることが
でき、またこの結果従来使用できなかった太いチューブ
を使用できるという効果がある。
【0068】更には、複数の吐出ローラが回動自在に配
設された一対の歯付ベルト及び凸曲面カムを基台に対し
て揺動自在とされた可動台上に配設すると共に、該基台
に開閉自在にローラ受けカムを配設してディスペンサ装
置の不使用時に可動台をローラ受けカムに接近させる方
向に移動させて、ローラ受けカムをチューブに強く押圧
するようにしたので、該チューブの対向する壁面を確実
に互いに密着させることができる効果があり、またこの
結果ディスペンサ装置の不使用時にチューブ内の液状流
動物の漏れを完全に防止できるという効果がある。
【0069】また可動台を板ばねにより基台に揺動自在
に連結すると共に電磁ソレノイドによって作動する作動
杆を可動台に配設し、電磁ソレノイドの消勢時にばね力
によって可動台をローラ受けカムに接近させる方向に移
動させてチューブを強く押圧するようにしたので、ディ
スペンサ装置を制御でき、また不使用時の液状流動物の
漏れを完全に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図6は本発明の第1実施例に係り、図
1はディスペンサ装置の斜視図である。
【図2】ディスペンサ装置の部分破断斜視図である。
【図3】ディスペンサ装置の機構全体を示す要部斜視図
である。
【図4】チューブ内に充填された液状流動物の計量を開
始する状態を示す縦断面図である。
【図5】チューブ内に充填された液状流動物を計量する
状態を示す縦断面図である。
【図6】液状流動物を吐出する状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】図7及び図8は本発明の第2実施例に係り、図
7はチューブが十分に押圧されずに液状流動物が漏れる
状態を示す縦断面図である。
【図8】吐出ローラが強くローラ受けカムに押圧されて
液状流動物の漏れが完全に防止される状態を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 ディスペンサ装置 2 吐出ローラ 3 凸曲面カム 3a カム面 4 ガイドローラ 5 ローラ受けカム 6 チューブ 6a 対向する壁面 8 液状流動物 9 基台 15 駆動装置の一例たるモータ 20 歯付きベルト 22 ローラ支持軸 30 ディスペンサ装置 31 可動台 32 押圧機構 33 作動杆 34 基台 36 板ばね 38 電磁ソレノイド 40 ばね

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置によって駆動され垂直方向に走
    行する一対の歯付ベルトと共に走行する複数の吐出ロー
    ラと、前記一対の歯付ベルトの各々の側方に配設され少
    なくとも一方の垂直面が凸曲面状に形成されたカム面を
    有する凸曲面カムと、前記ローラ支持軸の両端に回動自
    在に嵌合し前記凸曲面カムの前記カム面に沿って転動し
    前記吐出ローラを凸曲面軌跡上を走行させるように規制
    するガイドローラと、前記歯付ベルトに固定された、前
    記ガイドローラ用の固定金具が歯形に干渉することなく
    回転できるようにするための逃げ溝が外周に形成され前
    記歯付ベルトが巻き掛けられたスプロケットと、前記吐
    出ローラに接近又は離間するように開閉自在に構成され
    閉じたとき前記吐出ローラとで弾性を有するチューブを
    挟持し前記凸曲面カムと対向する凹曲面状に形成された
    ローラ受けカムとを備え、前記吐出ローラと前記ローラ
    受けカムとで前記チューブの対向する面が互いに密着す
    るまで前記チューブを押圧しながら前記凸曲面カムに沿
    って前記吐出ローラを走行させて該チューブ内に充填さ
    れた液状流動物を計量しながら吐出するように構成した
    ことを特徴とするディスペンサ装置。
  2. 【請求項2】 基台に対して揺動自在に配設された可動
    台と、該可動台上に配設され駆動装置によって駆動され
    垂直方向に走行する歯付ベルトに等間隔で回動自在に装
    着され該歯付ベルトと共に走行する複数の吐出ローラ
    と、前記可動台上に配設され凸曲面状に形成されたカム
    面に沿わせて案内し前記吐出ローラを凸曲面軌跡上を走
    行させる凸曲面カムと、前記吐出ローラのローラ支持軸
    上に回動自在に配設され前記凸曲面カムのカム面上を転
    動するガイドローラと、前記歯付ベルトに固定された、
    前記ガイドローラ用の固定金具が歯形に干渉することな
    く回転できるようにするための逃げ溝が外周に形成され
    前記歯付ベルトが巻き掛けられたスプロケットと、前記
    吐出ローラに接近又は離間するように開閉自在に構成さ
    閉じたとき前記吐出ローラとで弾性を有するチューブ
    を挟持し前記凸曲面カムと対向する凹曲面状に形成され
    たローラ受けカムと、作動時に前記可動台を前記ローラ
    受けカムに接近させる方向に揺動させて前記チューブを
    前記ローラ受けカムにより強く押圧して該チューブ内に
    充填された液状流動物の漏れを防止する押圧機構とを備
    えたことを特徴とするディスペンサ装置。
  3. 【請求項3】 板ばねによって基台と揺動自在に連結さ
    れた可動台と、該可動台上に配設され駆動装置によって
    駆動され垂直方向に走行する歯付ベルトに等間隔で回動
    自在に装着され該歯付ベルトと共に走行する複数の吐出
    ローラと、前記可動台上に配設され凸曲面状に形成され
    たカム面に沿わせて案内し前記吐出ローラを凸曲面軌跡
    上を走行させる凸曲面カムと、前記吐出ローラのローラ
    支持軸上に回動自在に配設され前記凸曲面カムのカム面
    上を転動するガイドローラと、前記歯付ベルトに固定さ
    れた、前記ガイドローラ用の固定金具が歯形に干渉する
    ことなく回転できるようにするための逃げ溝が外周に形
    成され前記歯付ベルトが巻き掛けられたスプロケット
    と、前記吐出ローラに接近又は離間するように開閉自在
    に構成され閉じたとき前記吐出ローラとで弾性を有する
    チューブを挟持し前記凸曲面カムと対向する凹曲面状に
    形成されたローラ受けカムと、電磁ソレノイドの消勢時
    にばねによって回動して前記可動台を前記ローラ受けカ
    ムに接近させる方向に揺動させる作動杆とを備えたこと
    を特徴とするディスペンサ装置。
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