JPH0732983U - 電子機器ケース - Google Patents

電子機器ケース

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JPH0732983U
JPH0732983U JP6264593U JP6264593U JPH0732983U JP H0732983 U JPH0732983 U JP H0732983U JP 6264593 U JP6264593 U JP 6264593U JP 6264593 U JP6264593 U JP 6264593U JP H0732983 U JPH0732983 U JP H0732983U
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JP
Japan
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chassis
cover
electronic device
flange
screw
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Withdrawn
Application number
JP6264593U
Other languages
English (en)
Inventor
謙一 藤田
Original Assignee
デイエツクスアンテナ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by デイエツクスアンテナ株式会社 filed Critical デイエツクスアンテナ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器ケースにおいて、シャーシにカバー
を取付けるに際し、下穴加工やネジ加工を不要となるよ
うにして安価な電子機器ケースの提供を可能とすること
を目的とする。 【構成】 底面の両側に起立した縦壁を有する押出形材
よりなるシャーシと、基板の左右に折り曲げフランジを
有する板金製のカバーで前記シャーシの上方開口を覆
い、基板から折り曲げフランジにかけて刻設した切欠き
部に刻設し、シャーシの縦壁上面の溝に折り曲げフラン
ジを嵌合させ、上記切欠き部に案内したタッピングネジ
を螺着してなる電子機器ケースとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器ケースに関し、詳しくは押出形材のシャーシとこのシャー シを覆う板金製のカバーとよりなる電子機器ケースについてのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器ケースの放熱を良くすると共に加工性を良くするため、押出形 材のシャーシと板金製のカバーとよりなる電子機器ケースとして、図14・図15に 示すものがある。 押出形材のアルミ合金製のシャーシ101 の底面の両側の縦壁102にはカバー104 を取付けるネジ穴103 を刻設し、シャーシ101 の上部開口を平板状のカバー104 で覆い、ネジ105 をカバー104 の挿通孔106 に通しネジ穴103 に螺着させている 。なお、ここで用いるカバー104 は折り曲げフランジを有しないものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
押出形材のシャーシ101 に板金製のカバー104 を覆うように取付けるには、ネ ジ105 を用い、ネジ穴103 に螺着させているが、ネジ105 を螺着させるには、縦 壁102 の上面に下穴を穿ちネジを刻設する必要がある。この下穴、ネジ加工のた めその分コストが高くなる。
【0004】 また、シャーシ101 とカバー104 間のアースはネジ105 によりカバー104 を締 付けてシャーシ101 に接触させているが、ネジ105 を螺着させる箇所のみがアー スとなっており、電磁波が漏洩したり、十分なアースが取れなくなった場合、ネ ジ105 の設置箇所を増す必要がある。また、ケースには高周波回路基板を収納し たり、十分なアースを取っていない場合、発振などの問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、押出形材のシャーシに板金製のカバー を覆うように取付けるのに特別に下穴やネジ加工を不要とし、部品コストを安く するため、底面の両側に起立した縦壁を有する押出形材よりなるシャーシと、基 板の左右に折り曲げフランジを有する板金製のカバーで前記シャーシの上方開口 を覆い、基板から折り曲げフランジにかけて切欠き部を刻設し、シャーシの縦壁 上面の溝に折り曲げフランジを嵌合させ、上記切欠き部で案内する螺子を螺着し てなる電子機器ケースとしたものである。
【0006】 また、本考案は、押出形材のシャーシに板金製のカバーを取付けるのに十分な アースがとれるように、前記折り曲げフランジにアース用突起を膨出させ縦壁の 溝内面にアース用突起を当接するようにしてなる電子機器ケースとしたものであ る。
【0007】
【作用】
本考案は、シャーシの縦壁上面の溝に折り曲げフランジを嵌合させ、基板から 折り曲げフランジにかけ刻設した切欠き部で案内された螺子で螺着し、カバーと シャーシとを一体としたので、特別に下穴加工やネジ加工が不要となり、安価な 電子機器ケースの提供が可能となる。
【0008】 また、折り曲げフランジにアース用突起を膨出させ縦壁の溝内面にアース用突 起を当接するようにしたので、放熱能力がアップすると共に十分なアースが可能 となり、特別に余分なネジで締める箇所を増やす必要もなくなる。
【0009】
【実施例】
本考案を添付する図面に示す具体的一実施例に基づいて以下詳細に説明する。 図1は本考案の発熱体を収容した放熱能力の高い電子機器シャーシの分解斜視 図であって、符号1はアルミニウム合金製の押出形材よりなるシャーシで、符号 2は板金製のカバーで、符号3は基板である。
【0010】 シャーシ1内に高周波回路部品を搭載したプリント基板3を収容し、シャーシ 1の上方および前後の開口をカバー2で覆う。 シャーシ1は底面11の両側に縦壁12を起立させ同一方向に同断面を有するアル ミニウム合金製の押出形材で、底面11と縦壁12の外側には多数の放熱用のフィン 13が突設してある。
【0011】 カバー2は前記シャーシ1の上面を覆う基板14と、基板14の前後にシャーシ1 の前後開口を覆う側板15・15とを設け、基板14の左右には折り曲げフランジ16・ 16を形成し、このカバー2でシャーシ1を覆い、シャーシ1の縦壁12・12の上面 に長手方向に刻設した溝17・17に折り曲げフランジ16・16を嵌め、シャーシ1の 前後開口を側板15・15で覆わせ、各側板15の下部に穿設した挿通孔18・18にネジ 19・19を通して、シャーシ1の底面11と縦壁12との内面の接合箇所に設けた下孔 20・20にネジ19・19を螺着して固定すると共に、カバー2の基板14と両側の折り 曲げフランジ16にかけて刻設した切欠き部21でタッピングネジ22を案内し螺着し て取付ける。
【0012】 シャーシ1の断面が、図2に示されるが、底面11の両側に縦壁12を起立させ、 底面11および縦壁12の外側には放熱フィン13を多数突設し、底面11と縦壁12との 内面接合部にはネジ19用の下孔20を設け、縦壁12の上面にはカバー2の折り曲げ フランジ16・16を受け入れる溝17・17が刻設してある。シャーシ1は押出形材よ りなるので、この断面が連続し適宜長さに、例えば電子機器の回路基板を収納す る大きさに切断して使用される。
【0013】 さらに、カバー2に刻設した切欠き部21は、図3および図4に示すようにカバ ー2の基板14の折り曲げフランジ16・16寄りにタッピングネジ22が挿入できる孔 をプレス加工により刻設し、切欠き部21の折り曲げフランジ16・16での長さはタ ッピングネジ22の長さより僅かばかり長く設定する。 図5はシャーシ1に高周波回路部品を搭載したプリント基板3を取付けた状態 の斜視図を示す。
【0014】 カバー2の基板14および折り曲げフランジ16・16のシャーシ1への取付けは、 図6に示すように両折り曲げフランジ16をシャーシ1の両縦壁12の溝17に挿入し ておき、タッピングネジ22を切欠き部21で案内しタッピングネジ22で切欠き部21 の周面および溝17の内面にネジを切り込んでカバー2をシャーシ1に取付ける。 図7はシャーシ1にカバー2を切欠き部21に案内したタッピングネジ22によりね じ込み固定した状態を示す。この時、カバー2はタッピングネジ22の頭部により 押圧された状態で装着している。
【0015】 また、折り曲げフランジ16にはアース用突起23を膨出させる。 アース用突起23の膨出のさせ方として、図8および図9に示すように折り曲げ フランジ16の内面に設けたり、図10および図11に示すように折り曲げフランジ16 の外面に設けたり、あるいは図12および図13に示すように折り曲げフランジ16の 内面と外面とに共に設けることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、底面の両側に起立した縦壁を有する押出形材よりな るシャーシと、基板の左右に折り曲げフランジを有する板金製のカバーで前記シ ャーシの上方開口を覆い、基板から折り曲げフランジにかけて切欠き部を刻設し 、シャーシの縦壁上面の溝に折り曲げフランジを嵌合させ、上記切欠き部で案内 する螺子を螺着してなる電子機器ケースであるので、シャーシにカバーを取付け るのに切欠き部に案内された螺子を保持し、スムーズに倒れることなく螺着する ことができ、特別に下穴やネジ加工が不要となり、安価に電子機器ケースの提供 ができる。
【0017】 また、本考案は、折り曲げフランジにアース用突起を膨出させ縦壁の溝内面に アース用突起を当接するようにしたので、高周波電子機器としてシャーシとカバ ーとを同電位にシールドすることができるので発振防止ができ、特別に締付用の ネジを増やすことなく十分なアースが可能となる。そしてアルミニウム合金製押 出形材のシャーシと一体化したカバーとで表面積が増加し、放熱効果がさらに良 くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の具体的一実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案のシャーシの縦断面図である。
【図3】本考案のカバーの切欠き部を基板に設けた状態
の平面図である。
【図4】本考案の切欠き部を折り曲げフランジに設けた
側面図である。
【図5】本考案のシャーシにカバーを取付ける前の斜視
図である。
【図6】本考案のシャーシの縦壁の溝にカバーの折り曲
げフランジを挿入し、タッピングネジで螺締した状態の
縦断面図である。
【図7】本考案のシャーシにカバーを切欠き部で案内し
タッピングネジによりねじ込み固定した状態の斜視図で
ある。
【図8】本考案の折り曲げフランジの内面にアース用突
起を膨出させた状態の底面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】本考案のカバーの折り曲げフランジの外面にア
ース用突起を膨出させた状態の底面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】本考案のカバーの折り曲げフランジの内面と外
面の両者にアース用突起を膨出させた状態の底面図であ
る。
【図13】図12の側面図である。
【図14】従来のシャーシにカバーを取付けた状態を示す
縦断面図である。
【図15】従来のシャーシにカバーを取付けた状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
11…底面 12…縦壁 1…シャーシ 14…基板 16…折り曲げフランジ 2…カバー 21…切欠き 22…タッピングネジ 23…アース用突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面の両側に起立した縦壁を有する押出
    形材よりなるシャーシと、基板の左右に折り曲げフラン
    ジを有する板金製のカバーで前記シャーシの上方開口を
    覆い、基板から折り曲げフランジにかけて切欠き部を刻
    設し、シャーシの縦壁上面の溝に折り曲げフランジを嵌
    合させ、上記切欠き部で案内する螺子を螺着してなる電
    子機器ケース。
  2. 【請求項2】 折り曲げフランジにアース用突起を膨出
    させ縦壁の溝内面にアース用突起を当接するようにして
    なる請求項1記載の電子機器ケース。
JP6264593U 1993-11-22 1993-11-22 電子機器ケース Withdrawn JPH0732983U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6264593U JPH0732983U (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電子機器ケース

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JP6264593U JPH0732983U (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電子機器ケース

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JPH0732983U true JPH0732983U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13206284

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JP6264593U Withdrawn JPH0732983U (ja) 1993-11-22 1993-11-22 電子機器ケース

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JP (1) JPH0732983U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047798A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器
JP2012022954A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Mitsubishi Electric Corp 防水型点灯装置およびこの防水型点灯装置を用いた照明器具
JP2014040291A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用操作表示器

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Effective date: 19980305