JPH027507Y2 - - Google Patents

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JPH027507Y2
JPH027507Y2 JP1984062079U JP6207984U JPH027507Y2 JP H027507 Y2 JPH027507 Y2 JP H027507Y2 JP 1984062079 U JP1984062079 U JP 1984062079U JP 6207984 U JP6207984 U JP 6207984U JP H027507 Y2 JPH027507 Y2 JP H027507Y2
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JP
Japan
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connecting plate
chassis
electronic components
plate
upright
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JP1984062079U
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JPS60174299U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子機器用シヤーシに関するものであ
る。
電子機器、特に、超高周波増幅器等で高利得・
高出力を扱う場合、機器全体および電気回路の一
部を電磁気的にシールドする必要がある。それ
で、従来は第1図および第2図に示すように、コ
字状断面の筐体1にプリント基板2を載置し、そ
の上方にシールドケース3を設けその中にシール
ドの必要な電子機器や電気回路を収納していた。
それで特別にシールドケースが必要で取り扱いが
煩わしいのみならず、別個に部品が必要で高価と
なつていた。また、超高周波増幅器等の高出力化
に伴い発熱量が増加し加熱されるため、電子機器
の性能低下が懸念され放熱手段の設置が必要であ
る。従来の共聴用増幅器等のシヤーシは板金製か
あるいはアルミダイカスト製で構成されており、
板金シヤーシはフインの設置はできず放熱性で劣
り、アルミダイカストシヤーシは必要に応じて放
熱に適した形状に形成でき放熱性には優れている
が寸法変更等に対する融通性において劣る。
そこで、本考案は上記の事情に鑑み、簡単な構
成で電子機器を電磁気的にシールドできるように
すると共に、放熱性に優れ寸法変更に余裕のある
シヤーシを提供することを目的として開発された
ものである。本考案は、アルミ押出型材で一体に
形成され対向した起立板の下端側を連結板で一体
的に連ね、上方が開口した概略コ字状断面のシヤ
ーシであつて、連結板の中間部を開口側に向けて
屈曲し突出させて連結板下方に電子部品の収納凹
部と円弧突状の取付孔を形成し、起立板間で連結
板の上方を他の電子部品の収納部とし、連結板下
方と上方とに電子部品を区別して収納するように
した電子機器用シヤーシである。
以下、本考案を添付する図面に示す具体的な実
施例に基づいて詳細に説明する。
第3図は電子機器の分解斜視図で、電子機器は
シヤーシ4を底板5上に載置しケース6で覆つた
ものである。
シヤーシ4は同一断面が一方方向に連なるアル
ミ押出型材で、第4図にも示されているように対
向した起立板7,8の下端側を連結板9で連ね、
上方が開口した概略断面コ字状である。連結板9
の中間部を開口側に向けて屈曲し突出させて連結
板9下方に電子部品の収納凹部10を形成する。
収納凹部10には起立板7側に段部11を設
け、起立板8側に段部11に対向して取付片12
を水平状に突設させる。段部11および取付片1
2の下面に抵抗、コンデンサー、IC素子等の電
子部品を取付けたプリント基板13を衝合し、ビ
ス14により螺締し、電子部品を装着したプリン
ト基板13を連結板9の下方に収納する。
起立板7,8間で連結板9の上方に他の電子部
品を収納する。起立板7の内面の中間部から水平
状に取付片15を突設させ収納凹部10の最上部
の上壁16から前記取付片15に対向させ水平状
の取付片17を突設させ、そこに電子部品を取付
けたプリント基板18を載置しビス19にて螺締
する。電子部品を取付けた他のプリント基板20
は収納凹部10の上壁16にスペーサー21を介
在させ、起立板8の内面中間部に水平状に設けた
取付片22上に載置してビス23にて螺締する。
トランス24も連結板9上に取付け、起立板7,
8には適宜形状の孔を穿設して、接栓座25、ス
イツチ26、IC等の発熱部品27等を装着する。
このようにシヤーシ4は、アルミ押出型材で一方
向に連らなつて一体形成され、各部が凸凹状に形
成されているので、放熱面積も大きく熱伝導もよ
く放熱効果も優れている。
長方形状で平板状の底板5に穿設した取付孔2
8にビスを挿入し、シヤーシ4の底面に螺締す
る。また、コ字状断面で導電性のケース6はその
側壁29でシヤーシ4の端面を覆わせ、その下端
に穿設した取付孔30にビスを挿入し、シヤーシ
4下端の3個の円弧突状により形成された取付孔
31に螺合させて電子機器を構成させる。
また、起立板8の外面その他の箇所に放熱のた
めのフインを設ける。このシヤーシ4はアルミ押
出型材であるのでフインの設置は容易である。電
磁気的にシールドする必要のある電子部品は収納
凹部10に収納されて他の電子部品と連結板9で
区別されて導電性のケース6で覆われているので
電磁気的シールドは十分である。
他の実施例のシヤーシ104として第5図に示
すものがある。すなわち、起立板107,108
の下端側を連結板109で連ね、上方が開口した
概略断面コ字状の同一断面を一方向に連ねたもの
である。連結板109の中間部を開口側に向けて
屈曲し突出させて連結板109下方に電子部品の
収納凹部110を形成する。
収納凹部110の両内側壁には円弧突条により
形成し下方を向く取付孔141,142を形成
し、そこにプリント基板を衝合しビスにより螺締
し、プリント基板を連結板109の下方に収納す
る。
起立板107,108間で連結板109の上方
に他の電子部品を収納する。起立板107の内面
の中間部に円弧突条により形成し上方を向く取付
孔143を突設させ収納凹部110の最上部の上
壁116から前記取付孔143に対向させて円弧
突状の取付孔144を突設し、そこにプリント基
板を載置しビスにて螺締する。他のプリント基板
は収納凹部110の上壁116にスペーサーを介
在させ、起立板108の内面中間部に設けた取付
片122上に載置してビスにて螺締する。また、
収納凹部110の起立板108側の外面と起立板
108の内面とにそれぞれ円弧突状の取付孔14
5,146を突設し、そこにプリント基板を載置
しビスにて螺締する。また、シヤーシ104下端
の3個の円弧突条により形成した取付孔131に
はケースで覆わせてビスにより螺締する。
本考案は、上述のように、アルミ押出型材で一
体に形成され対向した起立板の下端側を連結板で
一体的に連ね、上方が開口した概略コ字状断面の
シヤーシであつて、連結板の中間部を開口側に向
けて屈曲し突出させて連結板下方に電子部品の収
納凹部と円弧突状の取付孔を形成し、起立板間で
連結板の上方を他の電子部品の収納部とし、連結
板下方と上方とに電子部品を区別して収納するよ
うにした電子機器用シヤーシであるので、であつ
て、電子部品がシヤーシの連結板の上下に区分さ
れて収納されているため簡単な構成により電磁気
的なシールドが可能であり、シヤーシは、アルミ
押出型材で方向に連なつて一体形成され、起立
板、連結板の各部が凹凸状に形成されているの
で、放熱面積も大きく熱伝導もよく放熱効果も優
れている。さらに、シヤーシはアルミ押出型材で
一体に製作されているものであつて、起立板や円
弧突状の取付孔などその他に適宜形状のフインを
形成することができるので放熱が容易である。ま
た、本考案のシヤーシはアルミ押出型材で製作さ
れているため、適宜形状に切断することが容易で
あつて、寸法変更の容易性がある。シヤーシは、
アルミ押出型材で一方向に連らなつて一体形成さ
れ、起立板、連結板の各部が凹凸状に形成されて
いるので、放熱面積も大きく熱伝導もよく放熱効
果も優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシヤーシの電子機器用シヤーシ
の平面図、第2図は第1図の正面図、第3図は本
考案の電子機器の分解斜視図、第4図はシヤーシ
の縦断面図、第5図は本考案の他の実施例のシヤ
ーシの縦断面図である。 7,8,107,108……起立板、9,10
9……連結板、4,104……シヤーシ、10,
110……収納凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミ押出型材で一体に形成され対向した起立
    板の下端側を連結板で一体的に連ね、上方が開口
    した概略コ字状断面のシヤーシであつて、連結板
    の中間部を開口側に向けて屈曲し突出させて連結
    板下方に電子部品の収納凹部と円弧突状の取付孔
    を形成し、起立板間で連結板の上方を他の電子部
    品の収納部とし、連結板下方と上方とに電子部品
    を区別して収納するようにしたことを特徴とする
    電子機器用シヤーシ。
JP6207984U 1984-04-25 1984-04-25 電子機器用シヤ−シ Granted JPS60174299U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6207984U JPS60174299U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 電子機器用シヤ−シ

Applications Claiming Priority (1)

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JP6207984U JPS60174299U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 電子機器用シヤ−シ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60174299U JPS60174299U (ja) 1985-11-19
JPH027507Y2 true JPH027507Y2 (ja) 1990-02-22

Family

ID=30590950

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JP6207984U Granted JPS60174299U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 電子機器用シヤ−シ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016039349A (ja) * 2014-08-11 2016-03-22 日本アンテナ株式会社 電子機器ケース

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724043U (ja) * 1980-07-17 1982-02-08

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JPS58138469U (ja) * 1982-03-11 1983-09-17 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 Rfスイツチ付モジユレ−タ

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