JPH07329644A - カーテンレール取付用物入れ - Google Patents

カーテンレール取付用物入れ

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JPH07329644A
JPH07329644A JP12255294A JP12255294A JPH07329644A JP H07329644 A JPH07329644 A JP H07329644A JP 12255294 A JP12255294 A JP 12255294A JP 12255294 A JP12255294 A JP 12255294A JP H07329644 A JPH07329644 A JP H07329644A
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JP
Japan
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curtain rail
container
lid
main body
slider
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Pending
Application number
JP12255294A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hashimoto
健 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車内において容易に収納スペースを増加又は減
少させることができ、かつ取付ける場所を自由に選定す
ることができる。 【構成】車内に配設されたカーテンレール11,12に
摺動可能に設けられたスライダ11a,12aにカーテ
ンレール取付用物入れ15が取付けられる。このカーテ
ンレール取付用物入れは一面又は二面以上に蓋13,1
3を有する物入れ本体14と、閉じた状態の蓋を物入れ
本体に係止する係止具16と、物入れ本体の一端又は両
端に設けられた掛止具17とから構成される。掛止具は
スライダに取外し可能に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャブオーバートラッ
ク、ワゴン車のような車内で使用される物入れに関す
る。更に詳しくは車内に設けられたカーテンレールのス
ライダに取付けられるカーテンレール取付用物入れに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車内における物入れは助手席側の
インストルメントパネルに設けられたグローブボックス
や、フロアに設けられたコンソールボックス等の車内に
当初より設けられている物入れに限られ、その大きさも
日常使用される小物、例えば車両の整備用の書類等が収
納できる程度の大きさに限られている。一方、長距離を
運転するトラックの運転者は、例えば宿泊のための洗面
具や着替えのための衣類等の多くの荷物を車内に持ち込
むことが多い。これらの荷物は従来備えられている物入
れに全て収納することをできないため、収納することが
できない荷物等は運転席の後方に設けられている仮眠用
のベッドの上などの通常は運転に支障を来さない場所に
放置しているのが現状である。
【0003】しかし、これらの荷物は事前に整理してお
かないと非常に見栄えが悪く、実際に使用する際におい
てもその所在が不明になったり、また実際整理しておい
た場合でも小さい物では走行中の振動等により移動して
その存在が不明になったりしていた。更に仮眠用のベッ
ドの上においた状態では、仮眠をする際に邪魔になる等
の不具合が生じていた。
【0004】これらの点を解消するために、本出願人は
収納場所を増加するために、キャブの両側に設けられた
それぞれのウインドウペインに対向する位置に仕切板を
設けた「自動車の物入れ」を実用新案登録出願した(実
開平3−15763)。この考案はウインドウペインと
仕切板の間の空間を収納場所として使用することで収納
場所の増加を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トラックの運
転者の持込む荷物の量は運転者により異なり、一般的に
持込む荷物の量は上記のように収納箇所を増加させて
も、その増加した収納スペースの量より多いのが通常で
ある。そのため、上記のように収納箇所を増加させても
運転者が持込む全ての荷物を収納できる量の増加は期待
できなかった。またこれらの収納スペースは収納する位
置が固定されているため日常使用するにあたり不便な位
置にある収納場所の使用が有効に図られなかった。本発
明の目的は、車内において容易に収納スペースを増加さ
せ、また不要なときは収納スペースを減少させることが
でき、かつ取付ける場所を自由に選定することができる
カーテンレール取付用物入れを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1及び図2を用
いて説明する。本発明は、車内に配設されたカーテンレ
ール11,12に摺動可能に設けられたスライダ11
a,12aに取付けられるカーテンレール取付用物入れ
15である。この物入れ15は一面又は二面以上に蓋1
3,13を有する物入れ本体14と、閉じた状態の蓋1
3,13を物入れ本体14に係止する係止具16と、物
入れ本体14の一端又は両端に設けられスライダ11
a,12aに取外し可能に取付けられる掛止具17とを
備える。
【0007】
【作用】物入れ本体14は掛止具17によりスライダ1
1a,12aに取付けられ、スライダ11a,12aと
ともにカーテンレール11,12を移動することにより
任意の位置に配置される。蓋13を係止具16の係止を
解除して物入れ本体14を開き、物入れ15に所望の物
を出入れした後、蓋13を係止具16を係止することに
より物入れ本体14を閉じる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1〜図3に示すように、トラックのキャブ
10内の運転席10f後端近傍の天井10aには車幅方
向にカーテンレール11が、またリヤウインドウ10b
の上縁近傍のパネルと両側のパネルに連続してカーテン
レール12が配設される。図2に詳しく示すようにカー
テンレール11には運転席10fと後部に設けられた仮
眠用のベッド10cとを仕切るための図示しないカーテ
ンがカーテンレール11に摺動可能に設けられたスライ
ダ11aを介して取付けられるようになっている。ま
た、カーテンレール12にはリヤウインドウ10b及び
サイドウインドウ10dを覆う図示しないカーテンがカ
ーテンレール12に摺動可能に設けられたスライダ12
aを介して取付けられるようになっている。
【0009】本発明実施例の物入れ15は、キャブ10
内に配設されたこれらのカーテンレール11,12に摺
動可能に設けられたスライダ11a,12aに取付けら
れるカーテンレール取付用物入れである。この物入れ1
5は図1に詳しく示すように6面を硬質の紙又は布、樹
脂、又は皮等で覆われ、対向する両面が蓋13,13を
構成する箱形に構成される。この箱形に構成された物入
れ本体14の両蓋13,13間の長さL1はカーテンレ
ール11からキャブ10のバックパネル10eまでの距
離L2(図2)より若干小さく、また物入れ本体14の
厚さH1はカーテンレール12からキャブの天井10a
までの高さH2(図2)より若干小さい。物入れ本体1
4の両側面14a,14aには使用しない場合に折畳む
ための折り目14b,14bが設けられ、両側面14
a,14aを折畳むことで物入れ本体14の使用しない
状態での容積を少なくできるようになっている。
【0010】対向する面に設けられた蓋13、13は物
入れ本体14を構成する一面が延長されることで構成さ
れ、先端は凸の字状に形成される。この延長箇所である
蓋13,13は物入れ本体14に対してその弾性により
変形することで開閉するように構成される。これらの蓋
13,13は上下対称に構成されるため、以下、片側の
蓋13を代表して説明する。この蓋13と物入れ本体1
4には閉じた状態の蓋13を物入れ本体14に係止する
係止具16が設けられる。この係止具16は本実施例で
は面ファスナが使用され、蓋13の先端に形成された凸
部の両端にそれぞれ面ファスナの片面16aが接着さ
れ、物入れ本体14には蓋13が閉じた状態で面ファス
ナの片面16aに対応する位置に面ファスナの他面16
bが接着される。この面ファスナ16a,16bを互い
に接触させることにより蓋13を閉じた状態で物入れ本
体14に係止することができるようになっている。
【0011】物入れ本体14の面ファスナの他面16b
が設けられた近傍には更に取付け用の掛止具17,17
がそれぞれ設けられる。掛止具17,17は先端がカー
テンレール11,12に設けられたスライダ11a,1
2aに取付けることができるようにJ字状に加工され、
その基端は樹脂等の接続材17a,17aを介して物入
れ本体14に接着される。この掛止具17,17をスラ
イダ11a,12aに係止することで物入れ本体14を
カーテンレール11,12に下げることができるように
なっている。
【0012】このように構成されたカーテンレール取付
用物入れの使用方法を説明する。先ずこの物入れ本体は
その長さL1がカーテンレール11とキャブ10のバッ
クパネル10eまでの距離L2より若干小さく、また厚
さH1がカーテンレール12からキャブの天井10aま
での高さH2より若干小さくなるように作られているの
で、図2のAに示すように片側の掛止具17,17をカ
ーテンレール11のスライダ11a,11aに取り付
け、反対側の掛止具17,17をカーテンレール12の
スライダ12a,12aに取付けることができる。この
ように取付けると本実施例の物入れ15は水平状態にな
り横入れ式の簡易棚となることができ、例えば運転席1
0f後方に位置させると地図等の走行時に必要な物を収
納することができる。
【0013】またこの状態からいずれか片側の掛止具1
7,17を外せば図2に示すB及びCのようにカーテン
レール11又は12に吊下げた状態に変化させることも
できる。吊下げた状態では差し入れ式の物入れ15とな
り、その物入れをリヤウインドウ10bの前に、または
運転席10fの後部に設けることが可能となる。このよ
うに使用すれば、例えば仮眠用の衣料等を収納すること
で仮眠用のベッド10cの上に荷物等がおかれることは
なく仮眠時に改めてベッドの上を整理する必要もなくな
る。またこのように吊下げた状態で使用しても物入れ1
5には蓋13,13を閉じた状態で係止する係止具1
6,16が設けられているため内部に収納した収納物が
車両の走行中の振動等により落下することはない。
【0014】図4には本発明の別構成の物入れ25を示
す。図面中の符号において上記実施例と同一符号は同一
部品を示す。この物入れ25の物入れ本体24は6面を
硬質の紙又は布、樹脂、又は皮等で覆われ、上記実施例
における側面に位置する一方の面のみ蓋23を形成す
る。この蓋23は物入れ本体24を構成する一面が延長
されることで構成され、この延長箇所である蓋23は物
入れ本体24に対してその弾性により変形することで開
閉するように構成される。係止具26は面ファスナが使
用され、蓋23の先端の両端にそれぞれ面ファスナの片
面26aが接着され、物入れ本体24には蓋23が閉じ
た状態で面ファスナの片面26aに対応する位置に面フ
ァスナの他面26bが接着される。この面ファスナ26
a,26bを互いに接触させることにより蓋23を閉じ
た状態で物入れ本体24に係止することができるように
なっている。このように構成されたカーテンレール取付
用物入れの使用方法は前述した実施例と同様であるので
繰返しの説明を省略する。
【0015】なお、上記実施例では掛止具を対向する両
面にそれぞれ設けたが、いずれか一面のみに設けてもよ
い。また、上記実施例ではカーテンレールをトラックの
キャブ内に取付ける場合について説明したが、カーテン
レールをワゴン車等のワンボックスタイプ、若しくはそ
の他のタイプの車内に取付ける場合にも本発明は適用で
きる。また、上記実施例では物入れを6面体において説
明したが、5面体の物入れ本体でも又は8面体の物入れ
本体でもよい。また、上記実施例では係止具に面ファス
ナを使用したが、蓋に長孔を設け物入れ本体にボタンを
設けた係止具でもよく、その他別構造の係止具でもよ
い。また、上記実施例では蓋を掛止具側の両面若しくは
側面の片側に設けたが、これに限らずその他の面を蓋に
してもよい。更に、上記実施例では掛止具を樹脂等の接
続材を介して物入れ本体に接着したが、接続材を介さな
いで直接物入れ本体に接着してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ス
ライダに取外し可能に取付けられる掛止具を物入れ本体
に備えたので、必要なときに本発明の物入れをスライダ
に取付けることにより容易に車内の収納スペースを必要
な量だけ増加させることができる。また、スライダはカ
ーテンレールに追従するので、カーテンレールの任意の
場所を自由に選定して本発明の物入れを取付けることが
できる。更に、閉じた状態の蓋を物入れ本体に係止する
係止具を設けたので、スライダに取付ける際の方向性を
必要とせず、自由な場所に自由な形態で取付けることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例カーテンレール取付用物入れの斜
視図。
【図2】その物入れを取付けた状態を示す車内の図。
【図3】カーテンレールを有するキャブの斜視図。
【図4】本発明の別の実施例のカーテンレール取付用物
入れの斜視図。
【符号の説明】
10 キャブ 11,12 カーテンレール 11a,12a スライダ 13,23 蓋 14,24 物入れ本体 15,25 物入れ 16,26 係止具 17 掛止具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内に配設されたカーテンレール(11,1
    2)に摺動可能に設けられたスライダ(11a,12a)に取付け
    られるカーテンレール取付用物入れ(15,25)であって、 一面又は二面以上に蓋(13,13,23)を有する物入れ本体(1
    4,24)と、 閉じた状態の前記蓋(13,13,23)を前記物入れ本体(14,2
    4)に係止する係止具(16,26)と、 前記物入れ本体(14,24)の一端又は両端に設けられ前記
    スライダ(11a,12a)に取外し可能に取付けられる掛止具
    (17)とを備えたことを特徴とするカーテンレール取付用
    物入れ。
JP12255294A 1994-06-03 1994-06-03 カーテンレール取付用物入れ Pending JPH07329644A (ja)

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JP12255294A JPH07329644A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 カーテンレール取付用物入れ

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JPH07329644A true JPH07329644A (ja) 1995-12-19

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JP (1) JPH07329644A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122012A (ja) * 2012-12-24 2014-07-03 Yachiyo Industry Co Ltd 自動車の室内構造および車室用のカーテンレール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122012A (ja) * 2012-12-24 2014-07-03 Yachiyo Industry Co Ltd 自動車の室内構造および車室用のカーテンレール

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