JPH067990Y2 - 自動車における荷室仕切り構造 - Google Patents

自動車における荷室仕切り構造

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JPH067990Y2
JPH067990Y2 JP1987037630U JP3763087U JPH067990Y2 JP H067990 Y2 JPH067990 Y2 JP H067990Y2 JP 1987037630 U JP1987037630 U JP 1987037630U JP 3763087 U JP3763087 U JP 3763087U JP H067990 Y2 JPH067990 Y2 JP H067990Y2
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JP
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locking
luggage compartment
backrest
locking rings
rings
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JP1987037630U
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JPS63144330U (ja
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操 野村
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主としてワンボックス車,バン型車両等の
自動車における荷室仕切り構造に関する。
(従来技術) 従来、バン型車両等の自動車の荷室仕切り構造として
は、例えば第8図及び第9図に示すように、自動車21
の荷室22のサイドパネル23に、後部座席24の背も
たれ24aの上端部後方に位置する支持部材25を取り
付け、その支持部材25の間に矩形板状の仕切り板26
を水平状に架設して、その仕切り板26にて荷室22を
上下に二分割するものである。このような仕切り構造
は、実開昭56−102750号公報に開示されてい
る。又、第9図及び第10図に示すように、自動車27
の荷室28の後端部にバックドア開口部29の下半部を
覆うように垂立状の仕切り板30を設けて、バックドア
31を開けた時における積載荷物32の車外への不用な
落下を防止するものがあった。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の荷室仕切り構造にあっ
ては、第10図に示すように荷室28に荷物32を座席
33の背もたれ33aよりも高く積載すると、特に急ブ
レーキ時等において、第10図に矢印で示されるよう
に、前記荷物32が前方の座席(後部座席)33上へ落
下するという問題点があった。
そこで、この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、その問題点を合理的に解決すること
を目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決することを目的とするこの考案の手段
は、後部座席の後方に荷室を備えた自動車において、前
記後部座席の背もたれの背面の上端部位と、該背もたれ
の左右側方のサイドパネル部位に第1組の係止リングを
設け、前記背もたれ上方のルーフボーに第2組の係止リ
ングを設け、前記荷室の後部のバックドア開口部近くの
前記左右のサイドパネル部位に前記第1組の係止リング
と同じ高さに第3組の係止リングを設け、前記荷室の底
面を形成するフロアパネルの前記第3組の係止リングの
下方位置に第4組の係止リングを設けるとともに、周縁
に複数の係止フックを取り付けた仕切り部材を、前記第
1組の係止リングと前記第2組の係止リング間に垂直状
となる位置、前記第1組の係止リングと前記第3組の係
止リング間に水平状となる位置及び前記第3組の係止リ
ングと前記第4組の係止リング間に垂直状となる位置そ
れぞれに脱着可能に架設して前記荷室内を区画する構成
としたものである。
(作用) 上記手段によれば、仕切り部材をバックドア開口部近傍
のフロアパネル上に垂直に取り付けて、バックドア開時
での荷物の車外への落下を防止することができ、又、仕
切り部材を後部座席の背もたれ上部より後方側へ水平状
に取り付けて、荷室を上下に二分割して棚状に区画する
ことができ、更に、仕切り部材を背もたれ上部より天井
側に垂直に取り付けて、荷室に高く積み込んだ荷物の後
部座席側への荷崩れを防止することができ、荷室での荷
姿に応じて仕切り部材の取付態様を変更して安全に多様
に対処することができる。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第6図は、この考案の一実施例を示す図で
ある。
先ず、構成を説明すると、仕切り部材としての仕切り板
1は、第3図に示すように、木製,合成樹脂製,或いは
金属製などの適宜の板材料から矩形状に形成される。仕
切り板1の上縁部には各3個の取付孔2が開けられてい
る。この取付孔2には係止手段としての係止フック3が
取付環4を介して取り付けられる。
係止フック3は金属線材,合成樹脂材等により鉤形に形
成され、又、取付環4は伸縮性を有する紐材、或いは弾
性を有する金属製ワイヤ等にて環状に形成される(第4
図参照)。
係止フック3が掛止される係止リング5は後述する取付
部位に取付金具6を介して回動可能に取り付けられる
(第4図参照)。尚、係止リング5と前記係止フック3
とで係止手段を構成する。又、取付金具6は当該取付部
位にビス,ボルト等7により止着される。
係止リング5は前記取付金具6を介してバン型車両8に
次のように配置される(第1図及び第2図参照)。尚、
本例では前記仕切り板1の多目的利用を図るために、2
個あるいは3個を1組として計4組用意される。先ず、
第1組の3個の係止リング5(以下、これを符号51で
表わす。)は、後部座席9の背もたれ9a背面の上端部
中央部分と、その左右側方に該当位置する左右のサイド
パネル10部位にそれぞれ配置される。又、第2組の3
個の係止リング5(同、52)は、前記後部座席9の背
もたれ9a上方のルーフボー11に、前記第1組の各係
止リング51の上方に位置するようにそれぞれ配置され
る。又、第3組の2個の係止リング5(同、53)は、
前記左右のサイドパネル10に、前記第1組の左右2個
の係止リング51の後方にてバックドア開口部12近く
に位置するように配置される。又、第4組の3個の係止
リング5(同、54)は、フロアパネル13に前記バッ
クドア開口部12近くに位置するように配置される。
次に実施例の作用を説明する。
第1図に示すように、仕切り板1の下部における3個の
係止フック3を第1組の各係止リング51にそれぞれ掛
止するとともに、同上部における3個の係止フック3を
第2組の各係止リング52にそれぞれ掛止する。これに
よって、後部座席9の背もたれ9a部と、その上方のル
ーフボー11との間に仕切り板1が垂直状に配置され
る。
このため、荷室14に対し後部座席9の背もたれ9aよ
りも高く積載された荷物15が、急ブレーキ時等におい
て仕切り板1にて受け止められることになり、同荷物1
5の前方の後部座席9上への不用な落下が防止される。
尚、その仕切りが不要な場合には、仕切り板1が前記取
付部位から取り外され、適宜の格納場所に格納される。
又、第5図に示すように、仕切り板1の3個の係止フッ
ク3を前記と同様に、第1組の各係止リング51にそれ
ぞれ掛止するとともに、他方の左右2個の係止フック3
を第3組の各係止リング53にそれぞれ掛止する。これ
によって、仕切り板1が水平状に架設され、荷室14が
上下に二分割される。
又、第6図に示すように、仕切り板1の左右2個の係止
フック3を前記と同様に、第3組の各係止リング53に
それぞれ掛止するとともに、他方の3個の係止フック3
を第4組の各係止リング54にそれぞれ掛止する。この
仕切り板1によりバックドア開口部12の下半分が覆わ
れるため、バックドア16を開けた時における荷物の車
外への不用な落下が防止される。
(考案の効果) 以上、説明してきたように、この考案によれば、後部座
席の後方に荷室を備えた自動車において、前記後部座席
の背もたれの背面の上端部位と、該背もたれの左右側方
のサイドパネル部位に第1組の係止リングを設け、前記
背もたれ上方のルーフボーに第2組の係止リングを設
け、前記荷室の後部のバックドア開口部近くの前記左右
のサイドパネル部位に前記第1組の係止リングと同じ高
さに第3組の係止リングを設け、前記荷室の底面を形成
するフロアパネルの前記第3組の係止リングの下方位置
に第4組の係止リングを設けるとともに、周縁に複数の
係止フックを取り付けた仕切り部材を、前記第1組の係
止リングと前記第2組の係止リング間に垂直状となる位
置、前記第1組の係止リングと前記第3組の係止リング
間に水平状となる位置及び前記第3組の係止リングと前
記第4組の係止リング間に垂直状となる位置それぞれに
着脱可能に架設して前記荷室内を区画する構成としたこ
とにより、仕切り部材をバックドア開口部近傍のフロア
パネル上に垂直に取り付けて、バックドア開時での荷物
の車外への落下を防止することができ、又、仕切り部材
を後部座席の背もたれ上部より後方側へ水平状に取り付
けて、荷室を上下に二分割して棚状に区画することがで
き、更に、仕切り部材を背もたれ上部より天井側に垂直
に取り付けて、荷室に高く積み込んだ荷物の後部座席側
への荷崩れを防止することができ、荷室での荷姿に応じ
て仕切り部材の取付態様を変更して安全に多様に対処す
ることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は自動車の後部の略体側断面図、第2図は荷室の斜視
図、第3図は仕切り板の斜視図、第4図は係止手段の斜
視図、第5図と第6図は仕切り板の使用例を示す略体側
断面図、第7図は従来例を示す斜視図、第8図は同略体
側断面図、第9図は他の実施例を示す斜視図、第10図
は同略体側断面図である。 1…仕切り板(仕切り部材) {3…係止フック、5,51〜54…係止リング}係止
手段 9…後部座席、9a…背もたれ 10…サイドパネル、11…ルーフボー 12…バックドア開口部 13…フロアパネル 14…荷室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後部座席9の後方に荷室14を備えた自動
    車において、 前記後部座席9の背もたれ9aの背面の上端部位と、該
    背もたれ9aの左右側方のサイドパネル10,10部位
    に第1組の係止リング51を設け、前記背もたれ9a上
    方のルーフボー11に第2組の係止リング52を設け、
    前記荷室14の後部のバックドア開口部12近くの前記
    左右のサイドパネル10,10部位に前記第1組の係止
    リング51と同じ高さに第3組の係止リング53を設
    け、前記荷室14の底面を形成するフロアパネル13の
    前記第3組の係止リング53の下方位置に第4組の係止
    リング54を設けるとともに、 周縁に複数の係止フック3を取り付けた仕切り部材1
    を、 前記第1組の係止リング51と前記第2組の係止リング
    52間に垂直状となる位置、前記第1組の係止リング5
    1と前記第3組の係止リング53間に水平状となる位置
    及び前記第3組の係止リング53と前記第4組の係止リ
    ング54間に垂直状となる位置それぞれに脱着可能に架
    設して前記荷室14内を区画する構成とした自動車にお
    ける荷室仕切り構造。
JP1987037630U 1987-03-13 1987-03-13 自動車における荷室仕切り構造 Expired - Lifetime JPH067990Y2 (ja)

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JPS63144330U JPS63144330U (ja) 1988-09-22
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