JP7033773B2 - 自動車の後部荷室用プロテクタ - Google Patents

自動車の後部荷室用プロテクタ Download PDF

Info

Publication number
JP7033773B2
JP7033773B2 JP2017153916A JP2017153916A JP7033773B2 JP 7033773 B2 JP7033773 B2 JP 7033773B2 JP 2017153916 A JP2017153916 A JP 2017153916A JP 2017153916 A JP2017153916 A JP 2017153916A JP 7033773 B2 JP7033773 B2 JP 7033773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luggage compartment
protector
rear luggage
opening
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017153916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019031217A5 (ja
JP2019031217A (ja
Inventor
聖二 原
Original Assignee
丸満産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸満産業株式会社 filed Critical 丸満産業株式会社
Priority to JP2017153916A priority Critical patent/JP7033773B2/ja
Publication of JP2019031217A publication Critical patent/JP2019031217A/ja
Publication of JP2019031217A5 publication Critical patent/JP2019031217A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7033773B2 publication Critical patent/JP7033773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

本発明は、目的に応じて多彩な用途に利用することができる自動車の後部荷室用プロテクタに関する。
自動車の荷室に積まれた荷物は、走行時に移動するおそれがある。その際、荷物が荷室フロアに擦れ、更に荷物が荷室の内壁に衝突して、荷物や荷室の内装が損傷するといった問題がある。その対策として、表面上に多数のゴム突起を有するカーペットを荷室に敷設したり(特許文献1)、荷物を保持するネットを使用することが行われている(特許文献2)。また、自動車の後部の荷室に荷物を積み下ろしする際にリヤバンパ等の車体部位を傷付けるおそれがある。その対策として、荷物の積み下ろし時に、リヤバンパ等の車体部位を覆うエプロンを使用することが行われている(特許文献3)。
特開平11-268572号公報 特開平9-207642号公報 特開2016-37194号公報
しかし、SUVなどのバックドアにより開閉される後部荷室を有する車両では、荷物及び荷室の保護に関するユーザーの要望として、荷物や荷室の損傷の防止や、リヤバンパ等の保護の他に、荷室のドアを開放した時の荷崩れ防止対策、リヤウィンドウの日除けや目隠し対策といった要望がある。このため、各対策に応じて複数種類の対策品を準備することが考えられるが、これらの対策品は非使用時に邪魔になるので効率的であるとはいえない。
本発明は、荷物及び荷室の保護に関するユーザーの要望に応じて、多彩な用途に利用することができる自動車の後部荷室用プロテクタを提供することを課題としてなされたものである。
(1)本発明の一態様は、バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
前記一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記バックドアの開放時に前記フロアの後端部から、前記後部ドア開口部の下縁及び下縁に沿って配置されたリヤバンパを覆うように垂下せしめた垂下位置と、
に配置可能に構成され、
前記後部荷室用プロテクタは、
前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
を備え、
前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
前記後部荷室用プロテクタは、
前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となし、
前記第1連結部が前記第1被連結部に連結された状態で、前記垂下位置となす、自動車の後部荷室用プロテクタにある。
(2)本発明の他の態様は、バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
前記一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記バックドアの開放時に前記フロアの後端部から、前記後部ドア開口部の下縁及び下縁に沿って配置されたリヤバンパを覆うように垂下せしめた垂下位置と、
に配置可能に構成され、
前記後部荷室用プロテクタは、可撓性を有する緩衝部材の表面及び裏面を、前記フロアより高い摩擦性及び強靱性を有する材料からなる表皮で被覆して構成される、自動車の後部荷室用プロテクタにある。
(3)本発明の他の態様は、バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
前記一方の端部が前記後部荷室の天井の後端部に着脱可能に連結され、前記他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の上半部を覆う開口上部被覆位置と、
に配置可能に構成された、自動車の後部荷室用プロテクタにある。
(4)本発明の他の態様は、前記後部荷室用プロテクタは、
前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
を備え、
前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
前記後部荷室の天井の後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第3被連結部が設けられ、
前記後部荷室用プロテクタは、
前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となし、
前記第1連結部が前記第3被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口上部被覆位置となす、請求項4に記載の自動車の後部荷室用プロテクタにある。
(5)本発明の他の態様は、バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
前記一方の端部が前記後部荷室の前側に配置された座席のヘッドレストに着脱可能に連結され、前記他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、前記後部荷室を覆う荷室被覆位置と、
に配置可能に構成され、
前記後部荷室用プロテクタは、
前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
を備え、
前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
前記後部荷室用プロテクタは、
前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となし、
前記第1連結部が前記ヘッドレストに連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記荷室被覆位置となす、自動車の後部荷室用プロテクタにある。
(6)本発明の他の態様は、バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
敷設時に前記後部荷室の前後方向に沿う前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記フロアに敷設せしめた敷設位置と、
前記一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
に配置可能に構成され、
前記後部荷室用プロテクタは、
前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
を備え、
前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
前記第1連結部、及び前記第1被連結部は、面ファスナからなる、自動車の後部荷室用プロテクタにある。
このように、後部荷室用プロテクタは、荷物及び荷室の保護に関するユーザーの要望に応じて、多彩な用途に利用することができる。
本発明の後部荷室用プロテクタを敷設位置に配置した状態を示す斜視図である。 図1Aに対応して、本発明の後部荷室用プロテクタを敷設位置に配置した状態の縦断面を示す概略図である。 本発明の後部荷室用プロテクタの平面図である。 本発明の後部荷室用プロテクタの長さ方向に沿う断面図である。 図2AのIIC-IICに線に沿う位置での縦面図である。 本発明の後部荷室用プロテクタを開口下部被覆位置に配置した状態を示す斜視図である。 図3Aに対応して、本発明の後部荷室用プロテクタを開口下部被覆位置に配置した状態の縦断面を示す概略図である。 本発明の後部荷室用プロテクタの係合部を被係合部に係合した状態の要部平面図である。 本発明の後部荷室用プロテクタを垂下位置に配置した状態の縦断面を示す概略図である。 本発明の後部荷室用プロテクタを開口上部被覆位置に配置した状態を示す斜視図である。 図6Aに対応して、本発明の後部荷室用プロテクタを開口上部被覆位置に配置した状態の縦断面を示す概略図である。 本発明の後部荷室用プロテクタを荷室被覆位置に配置した状態の縦断面を示す概略図である。 図7Aに対応して、本発明の後部荷室用プロテクタを荷室被覆位置に配置する場合の分解平面図である。 本発明の他の後部荷室用プロテクタの平面図である。 本発明の他の後部荷室用プロテクタの縦断面図である。 図8AのVIIIC-VIIICに線に沿う位置での縦面図である。 本発明の他の後部荷室用プロテクタを開口下部被覆位置に配置した第1の配置状態の縦断面を示す概略図である。 図9Aに対応して、本発明の他の後部荷室用プロテクタを開口下部被覆位置に配置した第2の配置状態の縦断面を示す概略図である。
〈第1実施形態〉
図1A乃至図7Bに基づいて本発明の自動車の後部荷室用プロテクタの第1実施形態を説明する。図1A及び図1Bは、後部荷室用プロテクタ(以下、単にプロテクタという)1が、SUVなどの自動車の後部荷室2のフロア20に敷設された状態を示す。図1A及び図1Bに示すように、後部荷室2は、車室の最後部に形成されている。後部荷室2は、後方へ向かって開口する後部ドア開口部3を備えている。後部ドア開口部3は、バックドア4により開閉される。そして、後部荷室2へは、バックドア4が開放された後部ドア開口部3から荷物の積み下ろしが行われる。5は後部ドア開口部の下縁に沿って設けられたリヤバンパである。
図2A乃至図2Bに基づいてプロテクタ1の構成を説明する。図2Aはプロテクタ1の平面図で、図2Bは長さ方向に沿う断面図、図2Cは図2AのIIC―IIC線に沿う位置の断面図である。尚、断面図においては、部材の配置を分かりやすくするために、隣接する部材を離して示したが、実際には部材どうしが重合している。図2A乃至図2Cに示すように、プロテクタ1は、平面視で幅方向に長い略長方形の板状に形成され、可撓性を備えている。プロテクタ1は、その横幅寸法が後部荷室2の後部ドア開口部3の開口幅とほぼ同じか若干狭い寸法に形成されている。プロテクタ1の長さ寸法は、後部ドア開口部3の高さ寸法の約2分の1の寸法に形成されている。
プロテクタ1は、可撓性及びクッション性を有する緩衝部材11の表面及び裏面を表皮12で被覆したものである。緩衝部材11は、例えば、厚さ5mm程度の板状に成形されたウレタンフォーム、又はチップウレタンが用いられている。尚、緩衝部材11として化学繊維の不織布を用いてもよい。表皮12は、PET系の繊維からなる織布に表面加工された合成皮革などが用いられている。また表皮12は、後部荷室2のフロア20よりも高い摩擦性及び強靱性を備えている。
プロテクタ1は、緩衝部材11が、長さ方向に沿って2つに折り曲げられた表皮12で、緩衝部材11が被覆されている。そして、プロテクタ1は、長さ方向の一方の端部101と、幅方向の左右の側縁部103、104の3辺に沿って、緩衝部材11よりもひとまわり大きい表皮12の周縁どうしが重ね合わされている。重ね合わされた表皮12の周縁は、これらを包む布製の縁取りテープ13と一体に縫合されている(縫合部T1)。
また、緩衝部材11は、長さ寸法がプロテクタ1の長さ寸法よりも短く形成されている。そして、緩衝部材11は、長さ方向の一方の端縁をプロテクタ1の長さ方向の他方の端部102(表皮12の折り曲げ側)に合わせて配置されている。これにより、プロテクタ1は、一方の端部101では、緩衝部材11は設けられていない。尚、プロテクタ1は、他方の端部102において、緩衝部材11と表皮12とが幅方向に沿って縫合され(縫合部T2)、これにより、緩衝部材11は位置決めされている。
プロテクタ1は、一方の端部101の一方の面105に、後部荷室2のフロア20又は天井21(図3B参照)に着脱可能に接着する接着部15が設けられている。接着部15は、一方の端部101の幅方向ほぼ全幅にわたって設けられている。接着部15は、雄雌一対の面ファスナのうちの雄面ファスナで形成されている。雄面ファスナはいわゆるフックテープであり、釣針状のパイルを備えた引っ掛かり機能をもつ硬質な構造となっている。例えば、接着部15は、幅が約100mmの帯状の雄面ファスナが、一方の端部101に重合固着されている。雄面ファスナは接着剤による接着及び縫合する(縫合部T1、T3)ことによりに固着されている。
プロテクタ1は、他方の端部102の先端縁の左右両側の側縁部にそれぞれ、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31、32に係脱可能に係合する左右一対の係合部16を備えている。各係合部16は、ゴム等の紐を折り返して環状に形成した部材を、他方の端部102の左右両側の側縁部103、104から外側へ張出すように縫合されている。
このように構成されたプロテクタ1は、先の図1A、図1Bに示すように、後部荷室2のフロア20に沿ってこれを覆う敷設位置に配置可能である。プロテクタ1を敷設位置に配置するにあたり、フロア20には、その後端部で後部ドア開口部3の開口下縁33寄りの位置に、プロテクタ1の接着部15が着脱可能に接着される第1被接着部25Aが設けられている。第1被接着部25Aは、接着部15と対応する帯状の雌面ファスナで形成されている。雌面ファスナはいわゆるループテープであり、ループ状のパイルを備えた軟質な構造となっている。例えば、第1被接着部25Aは、雌面ファスナが、フロア20の後端部に、その幅方向に延設され、両面接着テープにより重合固着されている。尚、図1Aにおいて、25Bは、後部荷室2の天井の後端部に配置された後述する第2被接着部である。また36は、後部ドア開口部3の開口側縁32に配置された後述する被係合部である。
プロテクタ1は、他方の端部102が前側となるようにフロア20に配し、一方の端部101の接着部15をフロア20の第1被接着部25Aに接着して敷設位置に配置される。このように、フロア20に、フロア20よりも高い摩擦性及び強靱性を備えたプロテクタ1を敷設することにより、車両走行時に、プロテクタ1上に載置した荷物の移動を抑制することができる。従って、荷物の移動による荷物及び後部荷室2の内装の損傷を防ぐことができる。尚、フロア20が起毛を有するカーペットで構成されており、プロテクタ1の接着部15が直接、接着可能であれば、第1被接着部25Aを用いずに接着部15をフロア20に接着するようにしてもよい。
また、プロテクタ1は、図3A乃至図4に示すように、起立姿勢で後部ドア開口部3の下半部を覆う開口下部被覆位置に配置可能である。プロテクタ1を開口下部被覆位置に配置するにあたり、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31,32にはそれぞれ、上下方向ほぼ中央位置に、プロテクタ1の左右の係合部16がそれぞれ係脱可能に係合される被係合部36が設けられている。尚、図は右側の開口側縁32を示す。
被係合部36は、開口側縁32をなす合成樹脂の内装パネルに設けられている。被係合部36は、開口側縁32の内装パネルから開口内へ向かって突出する軸部361と、その先端から略T字状に突出するフック部362とを備えている。尚、図示しない左側の開口側縁31に配置された被係合部も同一である。
プロテクタ1は、一方の端部101の接着部15をフロア20の第1被接着部25Aに接着せしめるとともに、他方の端部が上位となるように起立させる。そして、他方の端部102の左右両側縁部の係合部16をそれぞれ、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31,32の被係合部36に係合せしめる。これにより、プロテクタ1は、起立姿勢で後部ドア開口部3の下半部を被覆する開口下部被覆位置に配置される。
このように、後部ドア開口部3の下半部を被覆するようにプロテクタ1を配置することで、車両走行時に荷物が後方へ移動しても、プロテクタ1が荷物の移動をせき止めるので、バックドア4の室内面への衝突を防ぐことができる。よって、荷物及びバックドア4の室内面の損傷を防ぐことができる。また、バックドア4を開いて後部ドア開口部3を開放したときに、荷物が車外へ落下するといった荷崩れを防止することができる。
尚、プロテクタ1は、一方の端部101では、表皮に接着部15である雄面ファスナを重合固着して、緩衝部材11を設けていない。よって、プロテクタ1は、一方の端部101と一般部との間で容易に屈曲させることができ、一方の端部101をフロア20に接着した状態で、他方の端部102を上位とする起立姿勢が容易にできる。
更に、プロテクタ1は、図5に示すように、バックドア4の開放時に、後部荷室2のフロア20の後端部から、後部ドア開口部3の開口下縁33及び開口下縁33に沿って配置されたリヤバンパ5を覆うように垂下せしめた垂下位置に配置可能である。プロテクタ1は、バックドア4が開放した状態で、一方の端部101の接着部15をフロア20の第1被接着部25Aに接着せしめ、他方の端部102を車外側下方へ垂下させることで垂下位置に配置される。これによれば、荷物の積み下ろし時に、荷室の後部ドア開口部の下縁及びリヤバンパを保護することができる。
プロテクタ1は、開口下部被覆位置から垂下位置への置換の連係操作が可能である。即ち、プロテクタ1は、開口下部被覆位置で、他方の端部102の左右の係合部16の被係合部36との係合を解除して、他方の端部102を車外側へ垂下することで置換できる。また、プロテクタ1は、開口下部被覆位置から敷設位置への置換の連係操作が可能である。即ち、プロテクタ1は、開口下部被覆位置の状態か他方の端部102の左右の係合部16の被係合部36との係合を解除して、他方の端部102を後部荷室2のフロア20側へ倒伏することで置換できる。
更にまた、プロテクタ1は、図6A及び6Bに示すように、起立姿勢で後部ドア開口部3の上半部を覆う開口上部被覆位置に配置可能である。プロテクタ1を開口上部被覆位置に配置するにあたり、後部荷室2の天井21には、その後端部で後部ドア開口部3の開口上縁30寄りの位置に、プロテクタ1の接着部15が着脱可能に接着される第2被接着部25Bが設けられている。第2被接着部25Bは、第1被接着部25Aと同様に、接着部15と対応する帯状の雌面ファスナで形成されている。例えば、第2被接着部25Bは、雌面ファスナが、天井21の後端部に、その幅方向に延設され、両面接着テープにより固着されている。
プロテクタ1は、一方の端部101の接着部15を天井21の第2被接着部25Bに接着せしめるとともに、他方の端部102が下位となるように天井21の後端部から垂下させる。そして、他方の端部102の左右両側縁部の係合部16をそれぞれ、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31,32の被係合部36に係合せしめる。これにより、プロテクタ1は、起立姿勢で後部ドア開口部3の上半部を被覆する開口上部被覆位置に配置される。このように、プロテクタ1は、後部ドア開口部3の上半部を被覆することで、バックドア4の窓部41からの日除け及び目隠しとして利用することができる。特に、車内で仮眠をとるのに便利である。
更にまた、プロテクタ1は、図7A及び7Bに示すように、一方の端部101を、左右一対の連結部17を介して、後部荷室2の前側に配置された座席6の左右のヘッドレスト61に連結せしめて、後部荷室2を覆う荷室被覆位置に配置可能である。連結部17は、化学繊維のベルトからなる本体170を備えている。連結部17は、本体170の基端に、プロテクタ1の接着部15に着脱可能に接着する接着面171を備えている。接着面171は、接着部15に対応する雌面ファスナである。また、連結部17は、本体170の先端に、ヘッドレスト61を支える支柱62に着脱可能に連結する連結フック172を備えている。連結フック172は、金属製の丸棒からなるヘッドレスト61の支柱に応じて、釣針形の合成樹脂のフックを用いる。尚、連結部17は本体170を長さ調整可能とすることが望ましい。本体170を伸縮自在なゴムベルトとしてもよい。
プロテクタ1は、一方の端部101を前向きに配し、一方の端部101の左右位置から、連結部17が前方へ延出するように連結されている。即ち、連結部17は、その基端の接着面171が一方の端部101の接着部15に接着されている。プロテクタ1は、左右の連結部17の先端の連結フック172をそれぞれ、左右のヘッドレスト61の支柱62に連結せしめる。そして、プロテクタ1は、後部荷室2の上下方向の中間位置でほぼ水平に配し、後方の他方の端部102の左右両側の係合部16をそれぞれ、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31,32の被係合部36に係合せしめる。これにより、プロテクタ1は、ほぼ水平姿勢で後部荷室2の下半部を被覆する荷室被覆位置に配置される。このように、プロテクタ1は、後部荷室2を被覆することで、バックドア4の窓部41及び後部荷室の左右両側の窓部からの日除け及び目隠しとして利用することができ、トノカバーの代用ができる。
本実施形態のプロテクタ1は、バックドア4により開閉される後部ドア開口部3を有する自動車の後部荷室2において、後部荷室2のフロア20に敷設可能に方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、長さ方向の一方の端部101に設けられた接着部15と、一方の端部101の反対側の他方の端部102の幅方向左右両側に設けられた左右一対の係合部16と、フロア20の後端部に設けられ、接着部15を着脱可能に接着する第1被接着部25Aと、後部荷室2の天井21の後端部に設けられ、接着部15を着脱可能に接着する第2被接着部25Bと、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31、32の上下中間位置にそれぞれ設けられ、左右一対の係合部16を係脱可能に係合する左右一対の被係合部36と、を備え、接着部15が第1被接着部25Aに接着された状態で、フロア20に敷設せしめた敷設位置と、接着部15が第1被接着部25Aに接着された状態で、バックドア4の開放時にフロア20の後端部から、後部ドア開口部3の開口下縁33及び開口下縁33に沿って配置されたリヤバンパ5を覆うように垂下せしめた垂下位置と、接着部15が第1被接着部25Aに接着され、左右一対の係合部16が左右一対の被係合部36に係合された状態で、起立姿勢で後部ドア開口部3の下半部を覆う開口下部被覆位置と、接着部15が第2被接着部25Bに接着され、左右一対の係合部16が左右一対の被係合部36に係合された状態で、起立姿勢で後部ドア開口部3の上半部を覆う開口上部被覆位置と、に配置可能に設けられたものである。
これによれば、後部荷室用プロテクタ1は、敷設位置に配置することで、上面に載置された荷物及びフロア20の損傷を防止できる。また、垂下位置に配置することで、荷物の積み下ろし時に、後部ドア開口部3の開口下縁33及びリヤバンパ5を保護することができる。更に、起立姿勢で後部ドア開口部3の下半部を覆う開口下部被覆位置に配置することで、車両走行時に荷物が移動してバックに衝突することを防ぎ、もって荷物やバックドアの損傷を防ぐことができ、且つバックドア4の開放時に荷物が車外へ落下するといった荷崩れを防止することができる。更にまた、起立姿勢で後部ドア開口部3の上半部を覆う開口上部被覆位置に配置することで、バックドア4の窓部41の日除け及び目隠しとして利用することができる。
このように、後部荷室用プロテクタ1は、荷物及び後部荷室2の内装の保護に関するユーザーの要望に応じて、多彩な用途に利用することができる。
また後部荷室用プロテクタ1は、一方の端部101に、後部荷室2の前側に配置された座席6のヘッドレスト61に着脱可能に連結せしめる連結部17を備え、連結部17がヘッドレスト61に連結され、左右一対の係合部16が左右一対の被係合部36に係合された状態で、後部荷室2を覆う荷室被覆位置に配置可能に設けられたものである。
これによれば、後部荷室用プロテクタ1は、後部荷室2を被覆することで、バックドア4の窓部41及び後部荷室2の左右両側の窓部からの日除け及び目隠しとして利用することができ、トノカバーの代用ができる。
後部荷室用プロテクタ1は、可撓性を有する緩衝部材11の表面及び裏面を、フロア20より高い摩擦性及び強靱性を有する材料からなる表皮12で被覆されている。
これによれば、敷設位置で、車両走行時の荷物の移動を抑制することができ、荷物及びに後部荷室2の内装の損傷を防ぐことができる。
後部荷室用プロテクタ1は、少なくとも一方の端部101では、緩衝部材が設けられず、表皮12に接着部15が設けられた構成である。
これによれば、一方の端部101を容易に屈曲することができ、開口下部被覆位置、開口上部被覆位置への配置に便利である。
〈第2実施形態〉
図8A乃至図9Bに基づいて本発明の自動車の後部荷室用プロテクタの第2実施形態を説明する。後部荷室を備えた多目的な車両では、同一車種で後部荷室のフロアの高さ位置が異なる仕様のものがある。例えば、定員が5名の5人乗り車両(2列シート)と、定員が7名の7人乗り車両(3列シート)との設定がある。7人乗り車両では、3列目シートの非使用時にシートを床下に収納して後部荷室を形成するようにしており、その分、5人乗り車両に比べて後部荷室のフロアの高さ位置が高く形成されている。このように、後部荷室のフロアの高さ位置が相違する車両では、フロアと後部ドア開口部の側縁の被係合部との高さ寸法も相違している。この場合、プロテクタは、各車両において開口下部被覆位置に配置するために、各車両のフロアと被係合部との高さ寸法に応じた長さの2種類のプロテクタを用意することが考えられるが、これでは生産性がよいとは言えない。
このような背景から、第2実施形態では後部荷室のフロアの高さ位置が異なる車両で、共用することが可能な後部荷室用プロテクタを提供するものである。尚、本実施形態の基本構成は先の実施形態のそれと同一であり、相違点を中心に説明する。また、図において共通する部材、部位は同一符号で示す。
図8A乃至図8Cに示すように、本実施形態のプロテクタ1Aは、平面視で幅方向に長い略長方形の板状に形成されている。プロテクタ1Aは、その横幅寸法が後部荷室2の後部ドア開口部3の開口幅とほぼ同じか若干狭い寸法に形成されている。長さ寸法は、後部荷室2のフロア20aが低く形成された低フロア車両の後部ドア開口部3の高さ寸法の約2分の1の寸法に形成されている(図9A参照)。好ましくは、一方の端部101の接着部15と本体緩衝部材11Bを有する一般部との境界から他方の端部102の先端縁までの長さ寸法を低フロア車両の後部ドア開口部3の高さ寸法の約2分の1の寸法(図9AのH1)とする。
プロテクタ1Aは、緩衝部材が他方の端部102の内部に配置された端部緩衝部材11Aと、プロテクタ1A内部の残余部に配置された本体緩衝部材11Bとに分割されている。他方の端部102では、内部の端部緩衝部材11Aと、これを被覆する表皮12とが幅方向に沿って縫合され(縫合部T2)、これにより、端部緩衝部材11Aが位置決めされている。
本体緩衝部材11Bは、端部緩衝部材11Aから、プロテクタ1Aの長さ方向に沿って所定の間隔をおいてプロテクタ1Aの内部に配置されている。本体緩衝部材11Bは、これを被覆する表皮12と幅方向に沿って縫合され(縫合部T4)、これにより位置決めされている。
このように、緩衝部材が分割されたプロテクタ1Aは、端部緩衝部材11Aと本体緩衝部材11Bとの分割部により幅方向に沿って延在する易屈曲部18が形成されている。易屈曲部18では、一方の面105の表皮12を、他方の面106の表皮12よりも長さ方向に長くした表皮余剰部121が形成されている。尚、表皮余剰部121は、プロテクタ1Aの左右の両側縁部103、104に沿う縁取りテープ13との縫合部において断面略U字状に縫合されている。
このように易屈曲部18を備えたプロテクタ1Aは、易屈曲部18に沿って他方の端部102を他方の面106側へ容易に折り曲げることができる。
プロテクタ1Aは、他方の端部102の先端縁に沿う第1位置Fの左右両側の側縁部103、104にそれぞれ上段係合部16Aを備えている。また、プロテクタ1Aは、第1位置Fから一方の端部101側へ長さ方向に所定の間隔をおいた位置で、且つ本体緩衝部材11Bの易屈曲部18側の縁部111に対応する第2位置Sの左右両側の側縁部103、104にそれぞれ下段係合部16Bを備えている。
尚、第1位置Fと第2位置Sとの間隔の寸法Lは、図9Aに示すフロア20aが低く形成された車両のフロア20aから開口側縁32の被係合部36までの高さ寸法H1と、図9Bに示すフロア20bが高く形成された車両のフロア20bから被係合部36までの高さ寸法H2との差とほぼ同一とされている。
図9Aに示すように、プロテクタ1Aを低フロア車両において開口下部被覆位置に配置する場合、プロテクタ1Aは、一方の端部101の接着部15をフロア20aの後端部の第1被接着部25Aに接着せしめるとともに、他方の端部が上位となるように起立させる。そして、他方の端部102の第1位置Fの左右の上段係合部16Aをそれぞれ、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31,32の被係合部36に係合せしめる。これにより、プロテクタ1Aは、起立姿勢で後部ドア開口部3の下半部を被覆する開口下部被覆位置に配置される。
一方、図9Bに示すように、プロテクタ1Aをフロア20bが高い位置に形成された高フロア車両において開口下部被覆位置に配置する場合、プロテクタ1Aは、一方の端部101の接着部15をフロア20bの後端部の第1被接着部25Aに接着せしめるとともに、他方の端部が上位となるように起立させる。そして、他方の端部102を易屈曲部18から下方へ屈曲せしめた状態で、第2位置Sの左右の下段係合部16Bをそれぞれ、後部ドア開口部3の左右の開口側縁31,32の被係合部36に係合せしめる。これにより、プロテクタ1Aは、起立姿勢で後部ドア開口部3の下半部を被覆する開口下部被覆位置に配置される。
本実施形態のプロテクタ1Aは、第1実施形態と同様の作用効果が得られる上、以下の構成を備えている。即ち、プロテクタ1Aは、他方の端部102の縁部の第1位置Fの幅方向左右両側と、第1位置Fから一方の端部101側へ長さ方向に所定の間隔をおいた第2位置Sの左右両側の側縁部とにそれぞれ、左右一対の係合部16A、係合部16Bを複数備えている。
これによれば、後部荷室2のフロアと被係合部36までの高さ寸法が異なる車両に共用することができる。従って、複数種類のプロテクタを準備する必要がなく生産性が良好である。
またプロテクタ1Aは、緩衝部材が、他方の端部102に対応する端部緩衝部材11Aと、残余の本体緩衝部材11Bとに分割され、端部緩衝部材11Aと本体緩衝部材11Bとの間に、幅方向に沿って延びる易屈曲部18を備える。また第2位置は、本体緩衝部材11Bの易屈曲部18側の縁部111に対応する位置とした。
これによれば、第2位置の係合部16Bにより開口下部被覆位置に配置したとき、他方の端部102を折り曲げて、第2位置でプロテクタ1Aの上縁を形成できるので、見栄えを良好にできる。
更に、プロテクタ1Aは、易屈曲部18では、屈曲外方側の表皮12の長さ寸法を、屈曲内方側の表皮よりも長くする表皮余剰部121を設けた。
これによれば、屈曲外方側の表皮が引っ張られることなくより容易に屈曲させることができる。
尚、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは勿論である。
1,1A:後部荷室用プロテクタ、11:緩衝部材、11A:端部緩衝部材、11B:本体緩衝部材、12:表皮、15:接着部、16,16A,16B:係合部、17:連結部、18:易屈曲部、101:一方の端部、102:他方の端部、111:縁部、121:表皮余剰部、2:後部荷室、20,20a,20b:フロア、21:天井、25A:第1被接着部、25B:第2被接着部、3:後部ドア開口部、36:被係合部、4:バックドア、5:リヤバンパ、6:座席、61:ヘッドレスト

Claims (17)

  1. バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
    前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
    前記一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記バックドアの開放時に前記フロアの後端部から、前記後部ドア開口部の下縁及び下縁に沿って配置されたリヤバンパを覆うように垂下せしめた垂下位置と、
    に配置可能に構成され、
    前記後部荷室用プロテクタは、
    前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
    前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
    を備え、
    前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
    前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
    前記後部荷室用プロテクタは、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となし、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結された状態で、前記垂下位置となす、自動車の後部荷室用プロテクタ。
  2. 前記第1連結部、及び前記第1被連結部は、面ファスナからなる、請求項に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  3. バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
    前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
    前記一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記バックドアの開放時に前記フロアの後端部から、前記後部ドア開口部の下縁及び下縁に沿って配置されたリヤバンパを覆うように垂下せしめた垂下位置と、
    に配置可能に構成され、
    前記後部荷室用プロテクタは、可撓性を有する緩衝部材の表面及び裏面を、前記フロアより高い摩擦性及び強靱性を有する材料からなる表皮で被覆して構成される、自動車の後部荷室用プロテクタ。
  4. バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
    前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
    前記一方の端部が前記後部荷室の天井の後端部に着脱可能に連結され、前記他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の上半部を覆う開口上部被覆位置と、
    に配置可能に構成された、自動車の後部荷室用プロテクタ。
  5. 前記後部荷室用プロテクタは、
    前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
    前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
    を備え、
    前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
    前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
    前記後部荷室の天井の後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第3被連結部が設けられ、
    前記後部荷室用プロテクタは、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となし、
    前記第1連結部が前記第3被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口上部被覆位置となす、請求項4に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  6. 前記第1連結部、前記第1被連結部及び前記第3被連結部は、面ファスナからなる、請求項5に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  7. バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
    前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
    前記一方の端部が前記後部荷室の前側に配置された座席のヘッドレストに着脱可能に連結され、前記他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、前記後部荷室を覆う荷室被覆位置と、
    に配置可能に構成され、
    前記後部荷室用プロテクタは、
    前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
    前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
    を備え、
    前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
    前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
    前記後部荷室用プロテクタは、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となし、
    前記第1連結部が前記ヘッドレストに連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記荷室被覆位置となす、自動車の後部荷室用プロテクタ。
  8. バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
    敷設時に前記後部荷室の前後方向に沿う前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記フロアに敷設せしめた敷設位置と、
    前記一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
    に配置可能に構成され、
    前記後部荷室用プロテクタは、
    前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
    前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
    を備え、
    前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ、
    前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
    前記第1連結部、及び前記第1被連結部は、面ファスナからなる、自動車の後部荷室用プロテクタ。
  9. 前記後部荷室用プロテクタは、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結された状態で、前記敷設位置となし、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となす、請求項に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  10. バックドアにより開閉される後部ドア開口部を有する自動車の後部荷室に用いられ、方形の板状に形成され、可撓性を有する自動車の後部荷室用プロテクタであって、
    敷設時に前記後部荷室の前後方向に沿う前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記後部荷室のフロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記フロアに敷設せしめた敷設位置と、
    前記一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結され、前記一方の端部の反対側の前記後部荷室用プロテクタの他方の端部の幅方向左右両側が前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれ着脱可能に連結された状態で、起立姿勢で前記後部ドア開口部の下半部を覆う開口下部被覆位置と、
    に配置可能に構成され、
    前記後部荷室用プロテクタは、可撓性を有する緩衝部材の表面及び裏面を、前記フロアより高い摩擦性及び強靱性を有する材料からなる表皮で被覆して構成される、自動車の後部荷室用プロテクタ。
  11. 前記後部荷室用プロテクタは、
    前記一方の端部に設けられた第1連結部と、
    前記他方の端部の幅方向左右両側に設けられた左右一対の第2連結部と、
    を備え、
    前記フロアの後端部には、前記第1連結部を着脱可能に連結する第1被連結部が設けられ
    前記後部ドア開口部の左右の開口側縁の上下中間位置にそれぞれには、前記左右一対の第2連結部を着脱可能に連結する左右一対の第2被連結部が設けられ、
    前記後部荷室用プロテクタは、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結された状態で、前記敷設位置となし、
    前記第1連結部が前記第1被連結部に連結され、左右一対の前記第2連結部が左右一対の前記第2被連結部に連結された状態で、前記開口下部被覆位置となす、請求項10に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  12. 前記後部荷室用プロテクタは、前記他方の端部の縁部の第1位置の幅方向左右両側と、該第1位置から前記一方の端部側へ前記長さ方向に所定の間隔をおいた第2位置の左右両側とにそれぞれ、左右一対の前記第2連結部を複数備えた請求項1、2、5~9、11のいずれか1項に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  13. 前記後部荷室用プロテクタは、敷設時に前記後部荷室の前後方向に沿う前記後部荷室用プロテクタの長さ方向の一方の端部が前記フロアの後端部に着脱可能に連結された状態で、前記フロアに敷設せしめた敷設位置に配置可能に構成される、請求項1~7のいずれか1項に記載の後部荷室用プロテクタ。
  14. 前記後部荷室用プロテクタは、可撓性を有する緩衝部材の表面及び裏面を、前記フロアより高い摩擦性及び強靱性を有する材料からなる表皮で被覆して構成される、請求項1、2、4~9のいずれか1項に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  15. 前記後部荷室用プロテクタは、
    可撓性を有する緩衝部材の表面及び裏面を、前記フロアより高い摩擦性及び強靱性を有する材料からなる表皮で被覆し、
    少なくとも前記一方の端部では、前記緩衝部材が設けられず、前記表皮に前記第1連結部が設けられた構成からなる請求項1、2、5~9、11のいずれか1項記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  16. 前記後部荷室用プロテクタは、
    前記他方の端部の縁部の第1位置の幅方向左右両側と、該第1位置から前記一方の端部側へ前記長さ方向に所定の間隔をおいた第2位置の左右両側とにそれぞれ、左右一対の前記第2連結部を複数備え、
    前記緩衝部材が、前記他方の端部に対応する端部緩衝部材と、残余の本体緩衝部材とに分割され、
    前記端部緩衝部材と前記本体緩衝部材との間に、幅方向に沿って延びる易屈曲部を備え、
    前記第2位置は、前記本体緩衝部材の前記易屈曲部側の縁部に対応する位置である請求項15に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
  17. 前記後部荷室用プロテクタは、前記易屈曲部では、屈曲外方側の前記表皮の長さ寸法を、屈曲内方側の前記表皮よりも長くする表皮余剰部を設けた請求項16に記載の自動車の後部荷室用プロテクタ。
JP2017153916A 2017-08-09 2017-08-09 自動車の後部荷室用プロテクタ Active JP7033773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017153916A JP7033773B2 (ja) 2017-08-09 2017-08-09 自動車の後部荷室用プロテクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017153916A JP7033773B2 (ja) 2017-08-09 2017-08-09 自動車の後部荷室用プロテクタ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019031217A JP2019031217A (ja) 2019-02-28
JP2019031217A5 JP2019031217A5 (ja) 2020-09-10
JP7033773B2 true JP7033773B2 (ja) 2022-03-11

Family

ID=65522942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017153916A Active JP7033773B2 (ja) 2017-08-09 2017-08-09 自動車の後部荷室用プロテクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7033773B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7402412B2 (ja) * 2019-12-17 2023-12-21 トヨタ紡織株式会社 車両荷室構造
JP2023132969A (ja) * 2022-03-11 2023-09-22 和美 榮 不織布製品用の装飾体及び不織布製品用の装飾体の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108790A (ja) 1998-10-02 2000-04-18 Honda Access Corp 自動車用荷物収容バッグ
JP2005029045A (ja) 2003-07-07 2005-02-03 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用ラック装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865153U (ja) * 1981-10-29 1983-05-02 いすゞ自動車株式会社 衣服汚れ防止カバ−付きトランクル−ム
JPS59188742U (ja) * 1983-06-01 1984-12-14 富士重工業株式会社 トランクマツト
JPS6268153A (ja) * 1985-09-20 1987-03-28 Nissan Motor Co Ltd 車両用フロア構造
JPH067990Y2 (ja) * 1987-03-13 1994-03-02 愛知機械工業株式会社 自動車における荷室仕切り構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108790A (ja) 1998-10-02 2000-04-18 Honda Access Corp 自動車用荷物収容バッグ
JP2005029045A (ja) 2003-07-07 2005-02-03 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用ラック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019031217A (ja) 2019-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10647233B2 (en) Cargo cover and partition
US9963086B2 (en) Cover adaptable to multiple vehicle seat configurations
US9932143B2 (en) Cargo organizer with collapsible storage compartment
US6595568B1 (en) Multi-purpose liner for vehicle compartment
US20240001860A1 (en) Tailgate pad
US20160144800A1 (en) Collapsible cargo mat organizer
US7597373B2 (en) Flexible adjustable cargo area liner for station wagons, minivans and sport utility vehicles
JP4447629B2 (ja) パーテーション
US4943105A (en) Automobile pet seat and cargo carrier
CN103359042B (zh) 具有背板模块的交通工具座椅组件
US5340183A (en) Cargo partition
JP7033773B2 (ja) 自動車の後部荷室用プロテクタ
CN107444277A (zh) 机动车辆和用于机动车辆的多功能罩
US6527318B2 (en) Hailo-cover
CN106494316A (zh) 轻质低成本拉伸负载罩盖
US20090096238A1 (en) Storage apparatus for removable roof panels
WO2007061894A2 (en) Protective cover
JP6797051B2 (ja) 座席用仕切具
JP2019031217A5 (ja)
JP5776529B2 (ja) シートベルトバックル収納構造
KR101977648B1 (ko) 해먹 겸용의 자동차용 멀티 러기지 스크린
JP3435970B2 (ja) 自動車のトランクフロアカーペット構造
RU174542U1 (ru) Погрузочный коврик
KR102596283B1 (ko) 차량용 커버링 쉘프
JPH11240387A (ja) 車両用多目的シート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200729

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210521

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7033773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150