JP2603203Y2 - 自動車用リヤシェルフのサポータ - Google Patents

自動車用リヤシェルフのサポータ

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JP2603203Y2
JP2603203Y2 JP1991104589U JP10458991U JP2603203Y2 JP 2603203 Y2 JP2603203 Y2 JP 2603203Y2 JP 1991104589 U JP1991104589 U JP 1991104589U JP 10458991 U JP10458991 U JP 10458991U JP 2603203 Y2 JP2603203 Y2 JP 2603203Y2
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JP
Japan
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rear shelf
luggage
supporter
luggage room
shelf
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JP1991104589U
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JPH0544696U (ja
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一夫 和田
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用リヤシェルフの
サポータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のラゲッジルーム内に収納した手
荷物が走行中に移動し、荷物が取り出しにくくなったり
或は荷物を傷めるようなことがある。
【0003】このようなことを防止するために、ラゲッ
ジルーム床面に荷物固定用のベルトを設け荷物に該ベル
トを掛けて固定するようにしたもの(特開平1−186
445号公報参照)や、ネットを張り付けたフレームの
基端部をラゲッジルーム床面に起倒自在に設け、床面上
の荷物を該ネットで覆って押えつけ固定するようにした
もの(実公昭62−42841号公報参照)等が従来よ
り開発されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものは、何
れも独立した専用部品である荷物固定具をラゲッジルー
ム床面上に装着するものであるから、コストが高くなる
上に荷物固定を必要としない時は該荷物固定具が積み荷
の邪魔になるので該荷物固定具を取りはずし何処かに収
納しなければならず、一旦取りはずし収納すると次に荷
物固定を必要とする時は該荷物固定具を取り付けるとい
う操作をしなければならず、使い勝手があまりよくない
という課題を有している。
【0005】又乗用車は近年食料品や日用品等の買物に
使用されることが多くなってきているが、例えばスーパ
マーケットやデパートで種々の食料品を入れたビニール
袋等の手提げ袋をラゲッジルームに積載する場合、該手
提げ袋を立てたまま上記荷物固定具で固定することは困
難であり、またベルトやネットで押えつけると食料品が
潰れたり傷んだりするおそれがあるというように、上記
従来の荷物固定具は買物用手提げ袋のようなものの固定
には適さないという課題を有している。
【0006】本考案は、ラゲッジルームの上部をリヤシ
ェルフにて覆い該リヤシェルフが上下に回動するように
なっている自動車において、該リヤシェルフを支持する
サポータを利用して上記従来の課題に対処することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、ラゲッジルー
ムの左右両側壁部に、該ラゲッジルームの上部を覆うリ
ヤシェルフを載置支持する左右のサポータを固着し、該
リヤシェルフが前端部を中心として上方に回動するよう
になっている自動車において、上記サポータの後方部分
であって上記リヤシェルフの載置支持状態にて該リヤシ
ェルフの下側に位置する部分に手提げ袋吊下げ用のフッ
ク部を一体に形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記において例えば買物袋等の手提げ袋をラゲ
ッジルームに収納する場合、その手提げ袋をサポータに
形成したフック部に吊下げておくことにより、該手提げ
袋は決して倒れることなく支持される。又該フック部は
荷物を積載することのできないラゲッジルーム内のデッ
ドスペースに位置しており且つリヤゲートに近い所に位
置しているので、手提げ袋以外の荷物の出し入れの邪魔
になったり荷物室スペースを阻害したりするようなこと
はなく、ラゲッジルームの使い勝手と便益性の向上をは
かり得る。
【0009】
【実施例】以下本考の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0010】図1乃至図3は本考案の実施例を示すもの
であり、1は自動車のリヤシート6の後部に形成された
ラゲッジルーム、2は該ラゲッジルームの上部を覆うリ
ヤシェルフ、3は該リヤシェルフ2を支持するサポータ
である。
【0011】サポータ3はラゲッジルーム1の側壁をな
すボデー内側面に左右一対でねじ止め等により固着され
る。
【0012】リヤシェルフ2はその前端部をヒンジピン
21によりボデー側部材に上下方向に回動可能に取付け
支持され、該リヤシェルフ2はリヤゲート4の閉状態で
は図1に示すようにサポータ3の支持面上に支持されて
ラゲッジルーム1の上部を覆うと共にリヤシート6後部
の小物置き台となる。又リヤシェルフ2はヒンジピン2
1を中心として上方へ回動し、ラゲッジルーム1内への
荷物の積み卸しを行うことができるようになっている。
尚リヤシェルフ2が下降し図1のようにラゲッジルーム
1の上部を覆った状態となったとき、リヤシェルフ2の
係合片22(例えば板ばね片よりなる)がサポータ3の
係合穴33に係合して固定され、走行時のがたつきを防
止するようになっている。又該リヤシェルフ2は取りは
ずしも可能である。
【0013】5はリヤゲート4の開状態を保持するため
のステーであり、通常従来より公知のガスステーが使用
される。
【0014】リヤシェルフ2の後部の左右コーナ部は、
リヤシェルフ回動時リヤピラーやステー5等に干渉する
ことのないよう図2に示すように切欠かれており、その
切欠部23はサポータ3の後部コーナ部分によって埋め
られている。
【0015】上記サポータ3の後部上面には複数のフッ
ク部31,32が一体に形成されており、該フック部3
1,32に例えばビニール袋等の手提げ袋7を吊り下げ
ることができるようになっている。図示の実施例では、
フック部31,32は双方共上方に突出した突起形状に
形成され、一方のフック部31はその頂面がリヤシェル
フ2の受け面を兼ね、他方のフック部32はリヤシェル
フ2やリヤゲート4等の周辺部品と僅かな隙間をもって
対向するよう形成した例を示しており、リヤシェルフ2
を上方へ回動し、一方のフック部31に手提げ袋7を吊
り下げリヤシェルフ2を下降させると該リヤシェルフ2
はフック部31の頂面上に当り且つ係合片22と係合穴
33とからなるロック部のロックにてリヤシェルフ2が
固定されるので、手提げ袋7は該フック部31から脱れ
ることはなくラフな路面を走行する時とか長時間にわ
たって吊り下げておく場合に適しており、他方のフック
部32に手提げ袋7を吊り下げた場合は脱れにくいが3
1のように完全ではなく、この場合はビニール袋等の買
物袋を巻つけて使用すればほとんど脱れることはなく、
食料品の買物帰り等簡便な使い方に適している。図示実
施例のように、フック部31,32を単純な突起形状と
すれば、フック部の形成が簡単容易となり、且つ上記の
ように使用する場合にもかなり便利である、といった利
益をもたらし得るが、本考案においてはフック部の形状
は単純な突起形状に限らず、本考案の目的の範囲内にて
任意の形状を採用できる。
【0016】上記サポータ3のフック部を設けた場所は
もともと荷物を積載することのできないデッドスペース
であり、そのデッドスペースを利用して手提げ袋7を吊
り下げるフック部31,32をサポータ3に一体に形成
しているので、ラゲッジルーム1への手提げ袋以外の荷
物の出し入れの邪魔になるようなことはなく、荷物室ス
ペースを阻害するようなことも全くない。又コスト的に
は手提げ袋吊下げ用のフック部を設けない通常のラゲッ
ジルーム構造のものと同じであり、コストアップの心配
は全くない。
【0017】図4はフック部を設けない従来のラゲッジ
ルーム内に買物用手提げ袋7を収納して走行した場合の
例を示しており、この図に示すように車両の加速,減速
によって手提げ袋7は倒れ易く又倒れると袋内の食料品
特に果物等が転がり出たり或は傷んだりすることがあ
り、更に取り出しにくくなるといった不具合があるが、
本考案の場合は図2,3に示すように手提げ袋7をフッ
ク部31,32に吊下げておくことができるので車両の
加減速や振動にて手提げ袋7が倒れることはなく上記の
ような不具合は全くなくなる。又フック部31,32は
リヤゲート4に近接したラゲッジルーム後部コーナ部近
傍に位置しているので使い勝手が非常に良く便益性の向
上をはかることができる。
【0018】尚フック部の形状,個数等は図示実施例に
限定されることなく、任意の形状,個数を採用できる。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、ラゲッジ
ルーム内のデッドスペースを利用して手提げ袋吊下げ用
のフック部をリヤシェルフのサポータに一体に形成した
ことにより、荷物室スペースを阻害することなく例えば
買物袋等の手提げ袋を該フック部に吊下げてラゲッジル
ーム内に収納することができ、ラゲッジルームの使い勝
手と便益性の向上をはかることができるもので、コスト
アップがないこと,フック部が目立たず邪魔にならない
こと等と相俟って実用上多大の効果をもたらし得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、(A)は縦断側
面図、(B)は(A)のサポータの後方部分を示す斜視
図である
【図2】図1(A)に示すものの要部平面図である。
【図3】図1(A)に示すものの要部後面図である。
【図4】従来のラゲッジルーム内に買物袋を収納して走
行した場合の一例を説明する縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ラゲッジルーム 2 リヤシェルフ 3 サポータ 4 リヤゲート 5 ステー 6 リヤシート 7 手提げ袋 31 フック部 32 フック部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラゲッジルームの左右両側壁部に、該ラ
    ゲッジルームの上部を覆うリヤシェルフを載置支持する
    左右のサポータを固着し、該リヤシェルフが上方に回動
    するようになっている自動車において、上記サポータの
    後方部分であって上記リヤシェルフの載置支持状態にて
    該リヤシェルフの下側に位置する部分に手提げ袋吊下げ
    用のフック部を一体に形成したことを特徴とする自動車
    用リヤシェルフのサポータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフック部は、サポータ
    の後方部分の上面部に形成され、該フック部の頂面がリ
    ヤシェルフの受け面となっていることを特徴とする自動
    車用リヤシェルフのサポータ。
JP1991104589U 1991-11-25 1991-11-25 自動車用リヤシェルフのサポータ Expired - Lifetime JP2603203Y2 (ja)

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JPH0544696U JPH0544696U (ja) 1993-06-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5846645U (ja) * 1981-09-25 1983-03-29 ダイハツ工業株式会社 パツケ−ジトレイのヒンジ機構

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JPH0544696U (ja) 1993-06-15

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