JPH049240Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH049240Y2 JPH049240Y2 JP1986145334U JP14533486U JPH049240Y2 JP H049240 Y2 JPH049240 Y2 JP H049240Y2 JP 1986145334 U JP1986145334 U JP 1986145334U JP 14533486 U JP14533486 U JP 14533486U JP H049240 Y2 JPH049240 Y2 JP H049240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- base
- belt
- recess
- seat cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 206010017577 Gait disturbance Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両用シート(特に自動車座席)に
荷物を固定する構造に関するものである。
荷物を固定する構造に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の自動車座席に荷物を固定する構
造としては、実開昭61−54934号(実願昭59−
141143号)公報記載の考案があり、すなわち、第
5図に示すように、シートクツシヨン1の一部に
開閉部3を設けて凹部4を形成し、この凹部4に
一端を固定し、かつ収納可能なベルト7を設け、
ベルト7の他端をシートバツク2に係脱可能とす
る構成である。
造としては、実開昭61−54934号(実願昭59−
141143号)公報記載の考案があり、すなわち、第
5図に示すように、シートクツシヨン1の一部に
開閉部3を設けて凹部4を形成し、この凹部4に
一端を固定し、かつ収納可能なベルト7を設け、
ベルト7の他端をシートバツク2に係脱可能とす
る構成である。
そして、ポツト等の縦長の荷物10を凹部4内
に置き、ベルト7を一度開閉部3の係止部6に係
止した後にシートバツク2に掛けることによつ
て、荷物10を開閉部3とシートバツク2との間
で挟持し、車両の振動によつても荷物10が倒れ
ることがなく、安全にシートに保持することがで
きるものである。
に置き、ベルト7を一度開閉部3の係止部6に係
止した後にシートバツク2に掛けることによつ
て、荷物10を開閉部3とシートバツク2との間
で挟持し、車両の振動によつても荷物10が倒れ
ることがなく、安全にシートに保持することがで
きるものである。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来の技術は以上に述べたように、シート
クツシヨン1の一部に開閉部3を設け、凹部4を
形成し、この凹部4に荷物を置く構成であるた
め、あまり大きな荷物を置くことができない。
クツシヨン1の一部に開閉部3を設け、凹部4を
形成し、この凹部4に荷物を置く構成であるた
め、あまり大きな荷物を置くことができない。
また、特にシートクツシヨン1が左右両側に沿
つて峰状に形成される場合には、溝状の側部を一
度越えてから凹部4内に荷物を置かなければなら
ず、荷物を凹部4に置く際に大変不便である等の
問題がある。
つて峰状に形成される場合には、溝状の側部を一
度越えてから凹部4内に荷物を置かなければなら
ず、荷物を凹部4に置く際に大変不便である等の
問題がある。
本考案は以上に述べた従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、その目的は、特にタクシー等の
助手席のシートにおいて、大きな荷物を置く必要
がある場合においても、容易に置くことができ、
また、荷物を置く際に、シートクツシヨンの峰状
に形成された側部がじやまになることがなく、簡
単に荷物を置いて固定することができる車両用シ
ートの荷物固定構造を提供することにある。
なされたもので、その目的は、特にタクシー等の
助手席のシートにおいて、大きな荷物を置く必要
がある場合においても、容易に置くことができ、
また、荷物を置く際に、シートクツシヨンの峰状
に形成された側部がじやまになることがなく、簡
単に荷物を置いて固定することができる車両用シ
ートの荷物固定構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案に係る車両用シートの荷物固定構造は、
基台と、この基台の後部に起立状態で装着され且
つ上端部に係止部材が取付けられたシートバツク
と、前記基台の前端に前部が軸着され且つ前方へ
向かつて起立可能なシートクツシヨンとからな
り、前記基台には上面から車両のドア側の側面に
かけて開放される凹部を設け、この凹部には荷物
載置用の載置部を設け、前記シートクツシヨンの
後部にはベルトの基端を固定し、このベルトの先
端には前記シートバツクの係止部材に係脱可能な
フツクを設けてなるものである。
基台と、この基台の後部に起立状態で装着され且
つ上端部に係止部材が取付けられたシートバツク
と、前記基台の前端に前部が軸着され且つ前方へ
向かつて起立可能なシートクツシヨンとからな
り、前記基台には上面から車両のドア側の側面に
かけて開放される凹部を設け、この凹部には荷物
載置用の載置部を設け、前記シートクツシヨンの
後部にはベルトの基端を固定し、このベルトの先
端には前記シートバツクの係止部材に係脱可能な
フツクを設けてなるものである。
(作用)
本考案にかかる車両用シートの荷物固定構造に
よれば、荷物をシートに固定する場合に、シート
クツシヨンを前に向かつて起こし、シートクツシ
ヨン下方に形成された載置部に荷物を置き、ベル
トのフツクをシートバツクに設けられる係止部材
に係止することにより、荷物をシートクツシヨン
とシートバツクとの間に挟持するようにし、荷物
をシートに固定することができる。
よれば、荷物をシートに固定する場合に、シート
クツシヨンを前に向かつて起こし、シートクツシ
ヨン下方に形成された載置部に荷物を置き、ベル
トのフツクをシートバツクに設けられる係止部材
に係止することにより、荷物をシートクツシヨン
とシートバツクとの間に挟持するようにし、荷物
をシートに固定することができる。
この際、載置部が、シートクツシヨン下方のシ
ートの基台に形成される上面から車両のドア側の
側面にかけて開放される凹部に形成されるため、
ドアを開けて荷物を載置部上に置く場合に、荷物
を高く上げる必要がなく、容易に載置部に置くこ
とができるものである。
ートの基台に形成される上面から車両のドア側の
側面にかけて開放される凹部に形成されるため、
ドアを開けて荷物を載置部上に置く場合に、荷物
を高く上げる必要がなく、容易に載置部に置くこ
とができるものである。
(実施例)
以下、本考案にかかる車両用シートの荷物固定
構造の一実施例を、第1図から第4図に基づいて
説明する。
構造の一実施例を、第1図から第4図に基づいて
説明する。
第1図は本考案の構造によつて荷物を自動車座
席に固定した状態を示す斜視図、第2図は同状態
の一部を省略して示す正面図、第3図は同状態の
側面図、第4図は本考案の構造の荷物を固定しな
い状態を示す側面図である。
席に固定した状態を示す斜視図、第2図は同状態
の一部を省略して示す正面図、第3図は同状態の
側面図、第4図は本考案の構造の荷物を固定しな
い状態を示す側面図である。
図面中、20はシートの基台で、基台20は脚
21を介して車両の床22に装着される。
21を介して車両の床22に装着される。
基台20の後部にはシートバツク23が起立状
態で装着され、また基台20上には上面から車両
のドア側の側面にかけて開放される凹部20aが
設けられる。
態で装着され、また基台20上には上面から車両
のドア側の側面にかけて開放される凹部20aが
設けられる。
そして、凹部20aの底部には、荷物の載置部
である上面がほぼ平坦な荷台クツシヨン24が設
けられる。
である上面がほぼ平坦な荷台クツシヨン24が設
けられる。
前記荷台クツシヨン24の前端部にはブラケツ
ト25が設けられる。ブラケツト25には、シー
トクツシヨン26の前方下部が支軸25aによつ
て軸支され、シートクツシヨン26が前方に向か
つて起立可能とされている。
ト25が設けられる。ブラケツト25には、シー
トクツシヨン26の前方下部が支軸25aによつ
て軸支され、シートクツシヨン26が前方に向か
つて起立可能とされている。
シートクツシヨン26の後端部にベルト27の
基端が固定される。
基端が固定される。
ベルト27は長さ調節部27aを備えて長さ調
節可能とされ、ベルト27の先端には、シートバ
ツク23の上端部に装着される係止部材である止
め金具28に係脱可能なフツク29が装着され
る。
節可能とされ、ベルト27の先端には、シートバ
ツク23の上端部に装着される係止部材である止
め金具28に係脱可能なフツク29が装着され
る。
また、ベルト27は、第4図に示すように、使
用しない場合には、シートクツシヨン26の下方
に収納可能で、この際、フツク29はシートクツ
シヨン26の下面に形成される凹部30内に納め
られる。
用しない場合には、シートクツシヨン26の下方
に収納可能で、この際、フツク29はシートクツ
シヨン26の下面に形成される凹部30内に納め
られる。
本考案による車両用シートの荷物固定構造の前
記実施例は以上に述べたようであるから、荷物を
固定する際には、第1図から第3図に示すよう
に、シートクツシヨン26を支軸25aを中心と
して起状態にし、荷物を荷台クツシヨン24上に
置く。
記実施例は以上に述べたようであるから、荷物を
固定する際には、第1図から第3図に示すよう
に、シートクツシヨン26を支軸25aを中心と
して起状態にし、荷物を荷台クツシヨン24上に
置く。
そして、シートクツシヨン26の後端部に固定
されたベルト27を延長し、荷物の上を通してベ
ルト27先端のフツク29をシートバツク23の
止め金具28に係止する。
されたベルト27を延長し、荷物の上を通してベ
ルト27先端のフツク29をシートバツク23の
止め金具28に係止する。
このようにすることによつて、シートクツシヨ
ン24の下面とシートバツク23の座面との間で
荷物を挟持することができ、シートに荷物を固定
できる。
ン24の下面とシートバツク23の座面との間で
荷物を挟持することができ、シートに荷物を固定
できる。
一方、本考案による構造で荷物を固定しない場
合には、第4図に示すように、シートクツシヨン
26を支軸25aを中心にして揺動し、荷台クツ
シヨン24上に伏状態とすればよい。
合には、第4図に示すように、シートクツシヨン
26を支軸25aを中心にして揺動し、荷台クツ
シヨン24上に伏状態とすればよい。
この際、フツク29をシートクツシヨン26下
面の凹部30内に入れるとともにベルト27をシ
ートクツシヨン26下面と荷台クツシヨン24と
の間に収納することにより、このシートに着座す
るときにベルト27等がじやまにならないように
することができる。
面の凹部30内に入れるとともにベルト27をシ
ートクツシヨン26下面と荷台クツシヨン24と
の間に収納することにより、このシートに着座す
るときにベルト27等がじやまにならないように
することができる。
(考案の効果)
本考案による車両用シートの荷物固定構造によ
れば、シートクツシヨン全体が起状態となるとと
もに載置部が上面からドア側の側面にかけて開放
される凹部に形成されているため、載置部に荷物
を置く際に、荷物を高く上げることなく、より低
い位置で容易に置くことができ、また、シートク
ツシヨンの側部が峰状に形成されていても、荷物
を置く際にじやまにならない。また、シートクツ
シヨン全体を起状態にしているので、より大きな
荷物も簡単に置くことができる。更に、ベルトに
よつて荷物をより安定的に固定でき、より安全で
ある。また、ベルトのフツクをシートバツクの上
端部に装着された係止部材に係止することによ
り、容易にベルトで荷物を固定でき、ベルト操作
がより簡単である。
れば、シートクツシヨン全体が起状態となるとと
もに載置部が上面からドア側の側面にかけて開放
される凹部に形成されているため、載置部に荷物
を置く際に、荷物を高く上げることなく、より低
い位置で容易に置くことができ、また、シートク
ツシヨンの側部が峰状に形成されていても、荷物
を置く際にじやまにならない。また、シートクツ
シヨン全体を起状態にしているので、より大きな
荷物も簡単に置くことができる。更に、ベルトに
よつて荷物をより安定的に固定でき、より安全で
ある。また、ベルトのフツクをシートバツクの上
端部に装着された係止部材に係止することによ
り、容易にベルトで荷物を固定でき、ベルト操作
がより簡単である。
第1図は本考案の構造によつて荷物を固定した
状態を示す斜視図、第2図は同状態の一部を省略
して示す正面図、第3図は同状態の側面図、第4
図は本考案の構造によつて荷物を固定しない状態
を示す側面図、第5図は従来の構造を示す斜視図
である。 図面において、20……基台、20a……凹
部、23……シートバツク、24……荷台クツシ
ヨン(載置部)、25……ブラケツト、25a…
…支軸、26……シートクツシヨン、27……ベ
ルト、28……止め金具(係止部材)、29……
フツク、30……凹部である。
状態を示す斜視図、第2図は同状態の一部を省略
して示す正面図、第3図は同状態の側面図、第4
図は本考案の構造によつて荷物を固定しない状態
を示す側面図、第5図は従来の構造を示す斜視図
である。 図面において、20……基台、20a……凹
部、23……シートバツク、24……荷台クツシ
ヨン(載置部)、25……ブラケツト、25a…
…支軸、26……シートクツシヨン、27……ベ
ルト、28……止め金具(係止部材)、29……
フツク、30……凹部である。
Claims (1)
- 基台と、この基台の後部に起立状態で装着され
且つ上端部に係止部材が取付けられたシートバツ
クと、前記基台の前端に前部が軸着され且つ前方
へ向かつて起立可能なシートクツシヨンとからな
り、前記基台には上面から車両のドア側の側面に
かけて開放される凹部を設け、この凹部には荷物
載置用の載置部を設け、前記シートクツシヨンの
後部にはベルトの基端を固定し、このベルトの先
端には前記シートバツクの係止部材に係脱可能な
フツクを設けてなることを特徴とする車両用シー
トの荷物固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986145334U JPH049240Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986145334U JPH049240Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6350750U JPS6350750U (ja) | 1988-04-06 |
JPH049240Y2 true JPH049240Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=31056778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986145334U Expired JPH049240Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049240Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0732269Y2 (ja) * | 1988-10-28 | 1995-07-26 | スズキ株式会社 | シートの物品収納構造 |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP1986145334U patent/JPH049240Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6350750U (ja) | 1988-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004505848A (ja) | 車両に荷物を格納するためのシステム | |
US6170909B1 (en) | Table apparatus | |
JPH049240Y2 (ja) | ||
JPH049241Y2 (ja) | ||
JPH0212103Y2 (ja) | ||
JPH0348888Y2 (ja) | ||
JPH06269Y2 (ja) | 車両用折畳みシート | |
JP2527035Y2 (ja) | 車両用腰掛の荷物置台 | |
JPH049242Y2 (ja) | ||
JPH038505Y2 (ja) | ||
JPS63154343U (ja) | ||
JPS6036527Y2 (ja) | 運搬車の荷台枠 | |
JP2963977B2 (ja) | 折畳み式自動車用シート | |
JPS6317720Y2 (ja) | ||
JPS62196738U (ja) | ||
JPH0545550Y2 (ja) | ||
FR2844433A1 (fr) | Dispositif de fixation d'un sac | |
JPH06219196A (ja) | 自動車のシート装置 | |
JPH0547008Y2 (ja) | ||
JPS5923645Y2 (ja) | 自動車のリヤ−パ−セルシェルフ構造 | |
JPH0357548Y2 (ja) | ||
JPH0751429Y2 (ja) | スクーターの荷物積み構造 | |
JPS59120636U (ja) | 折りたたみ式自動車用リヤシ−ト | |
JPH06286527A (ja) | 車両用装着可能な収納具 | |
JPH0723308Y2 (ja) | 車両用シート |