JPH07326451A - Ic用アダプタ - Google Patents
Ic用アダプタInfo
- Publication number
- JPH07326451A JPH07326451A JP6119084A JP11908494A JPH07326451A JP H07326451 A JPH07326451 A JP H07326451A JP 6119084 A JP6119084 A JP 6119084A JP 11908494 A JP11908494 A JP 11908494A JP H07326451 A JPH07326451 A JP H07326451A
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- socket
- terminals
- terminal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子パターンの異なるICやエミュレータシ
ステムを同じICソケットに実装できるようにする。 【構成】 プリント基板3aに搭載したICソケット5 に
実装し得るよういわゆるQFP型のIC(図示せず)の
端子と同一パターンの第1端子1aを配列した第1配列部
1Aと、第1端子1aのパターンと異なるパターンのエミュ
レータシステム4に接続し得るよう第1端子1aのそれぞ
れに導通した第2端子1bを配列した第2配列部1Bと、を
備えた構成にしてある。従って、マイコン応用製品等を
開発する際、初期プログラムのデバックにおいて、エミ
ュレータシステム4 を第2配列部1Bに接続した状態で第
1配列部1AをICソケット5 に実装することによって、
プログラム通りに動作するかをエミュレータシステム4
により評価した後、そのICソケット5 に量産用ICも
実装できる。
ステムを同じICソケットに実装できるようにする。 【構成】 プリント基板3aに搭載したICソケット5 に
実装し得るよういわゆるQFP型のIC(図示せず)の
端子と同一パターンの第1端子1aを配列した第1配列部
1Aと、第1端子1aのパターンと異なるパターンのエミュ
レータシステム4に接続し得るよう第1端子1aのそれぞ
れに導通した第2端子1bを配列した第2配列部1Bと、を
備えた構成にしてある。従って、マイコン応用製品等を
開発する際、初期プログラムのデバックにおいて、エミ
ュレータシステム4 を第2配列部1Bに接続した状態で第
1配列部1AをICソケット5 に実装することによって、
プログラム通りに動作するかをエミュレータシステム4
により評価した後、そのICソケット5 に量産用ICも
実装できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイコン応用製品等の
開発に際し、新しく開発されるICを実装するターゲッ
トシステムを評価するために、ICの実装していない状
態のターゲットシステムをエミュレータシステムに接続
するIC用アダプタに関する。
開発に際し、新しく開発されるICを実装するターゲッ
トシステムを評価するために、ICの実装していない状
態のターゲットシステムをエミュレータシステムに接続
するIC用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイコン応用製品等を開発する
際、システム設計に基づいて製作されたハードウェアで
あるターゲット機が、ソフトウェアであるプログラム通
りに動作するかをエミュレータシステムにより評価して
後に、そのプログラムをマスク化したICがターゲット
機に実装されて新しいターゲットシステムが完成する。
際、システム設計に基づいて製作されたハードウェアで
あるターゲット機が、ソフトウェアであるプログラム通
りに動作するかをエミュレータシステムにより評価して
後に、そのプログラムをマスク化したICがターゲット
機に実装されて新しいターゲットシステムが完成する。
【0003】さらに詳しく、図8乃至図10に基づいて説
明する。新しく開発されるICは、図10に示すように、
プリント基板B1に表面実装し得るようパッケージの四側
面から略L字状の端子A1が突出された、いわゆるQFP
型であり、完成したターゲットシステムB としては、そ
のICA の端子A1がプリント基板B1に直接はんだ付けさ
れるが、試作段階として以下のような工程を踏む。
明する。新しく開発されるICは、図10に示すように、
プリント基板B1に表面実装し得るようパッケージの四側
面から略L字状の端子A1が突出された、いわゆるQFP
型であり、完成したターゲットシステムB としては、そ
のICA の端子A1がプリント基板B1に直接はんだ付けさ
れるが、試作段階として以下のような工程を踏む。
【0004】つまり、初期プログラムのデバックにおい
て、直接ICA にプログラムを書き込まず、エミュレー
タシステムC として、図8に示すように、パソコンから
の信号がエミュレータC1を通してプリント基板B1にはん
だ付けされた試作用ICソケットD からターゲットシス
テムB に送られることによって、プログラム通りに動作
するかをエミュレータシステムC により評価され、不具
合があれば調査して対策が実施される。このとき、試作
用ICソケットD は、図9に示すように、パッケージの
四側面から略J字状の端子F1が突出された、いわゆるP
LCC型のICが実装できるものであり、エミュレータ
C1の先端には、この試作用ICソケットD に実装できる
コネクタC2が接続されている。
て、直接ICA にプログラムを書き込まず、エミュレー
タシステムC として、図8に示すように、パソコンから
の信号がエミュレータC1を通してプリント基板B1にはん
だ付けされた試作用ICソケットD からターゲットシス
テムB に送られることによって、プログラム通りに動作
するかをエミュレータシステムC により評価され、不具
合があれば調査して対策が実施される。このとき、試作
用ICソケットD は、図9に示すように、パッケージの
四側面から略J字状の端子F1が突出された、いわゆるP
LCC型のICが実装できるものであり、エミュレータ
C1の先端には、この試作用ICソケットD に実装できる
コネクタC2が接続されている。
【0005】次いで、プログラムは、消去及び書き込み
可能なEPROMとして通常使用されるPLCC型の試
作用ICF に書き込まれ、それを図9に示すように、試
作用ICソケットD に実装した状態で、ターゲットシス
テムB の実装評価を行い、不具合があればプログラムを
消去して対策を施されたプログラムが再度書き込まれ
る。
可能なEPROMとして通常使用されるPLCC型の試
作用ICF に書き込まれ、それを図9に示すように、試
作用ICソケットD に実装した状態で、ターゲットシス
テムB の実装評価を行い、不具合があればプログラムを
消去して対策を施されたプログラムが再度書き込まれ
る。
【0006】そして、そのプログラムをマスク化したQ
FP型ICA が、端子パターンの異なるPLCC型試作
用ICソケットD をプリント基板B1から取り外した後、
図10に示すように、プリント基板B1に表面実装されて新
しいターゲットシステムB が量産化される。
FP型ICA が、端子パターンの異なるPLCC型試作
用ICソケットD をプリント基板B1から取り外した後、
図10に示すように、プリント基板B1に表面実装されて新
しいターゲットシステムB が量産化される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマイコ
ン応用製品等の開発手順にあっては、ターゲットシステ
ムB のプリント基板B1にはんだ付けされた試作用ICソ
ケットD は、PLCC型のICが実装できるものであっ
て、エミュレータシステムC により評価する際にはエミ
ュレータC1の先端に設けたコネクタC2が実装できるとと
もに、EPROMとして評価されるPLCC型の試作用
ICF も実装して共用できる。
ン応用製品等の開発手順にあっては、ターゲットシステ
ムB のプリント基板B1にはんだ付けされた試作用ICソ
ケットD は、PLCC型のICが実装できるものであっ
て、エミュレータシステムC により評価する際にはエミ
ュレータC1の先端に設けたコネクタC2が実装できるとと
もに、EPROMとして評価されるPLCC型の試作用
ICF も実装して共用できる。
【0008】しかしながら、量産用のICA はPLCC
型と端子パターンの異なるQFP型であるために、試作
用ICソケットD には実装できず、従って、ターゲット
システムB のプリント基板B1をそのまま量産用に使用し
たいときには、試作用ICソケットD を取り外してから
ICA をプリント基板B1にはんだ付けする必要があり、
逆に、ターゲットシステムB に不具合が発生したり仕様
変更を行いたいために、ICA に代えてエミュレータシ
ステムC により評価したいときには、ICA をプリント
基板B1から取り外す必要があり、手間が掛かる。
型と端子パターンの異なるQFP型であるために、試作
用ICソケットD には実装できず、従って、ターゲット
システムB のプリント基板B1をそのまま量産用に使用し
たいときには、試作用ICソケットD を取り外してから
ICA をプリント基板B1にはんだ付けする必要があり、
逆に、ターゲットシステムB に不具合が発生したり仕様
変更を行いたいために、ICA に代えてエミュレータシ
ステムC により評価したいときには、ICA をプリント
基板B1から取り外す必要があり、手間が掛かる。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、端子パターンの異なるI
Cやエミュレータシステムを同じICソケットに実装で
きるようにするIC用アダプタを提供することにある。
で、その目的とするところは、端子パターンの異なるI
Cやエミュレータシステムを同じICソケットに実装で
きるようにするIC用アダプタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、プリント基板搭載用の
ICソケットに実装し得るようICの端子と同一パター
ンの第1端子を配列した第1配列部と、第1端子パター
ンと異なるパターンのエミュレータシステムに接続し得
るよう第1端子のそれぞれに導通した第2端子を配列し
た第2配列部と、を備えた構成にしてある。
ために、請求項1記載のものは、プリント基板搭載用の
ICソケットに実装し得るようICの端子と同一パター
ンの第1端子を配列した第1配列部と、第1端子パター
ンと異なるパターンのエミュレータシステムに接続し得
るよう第1端子のそれぞれに導通した第2端子を配列し
た第2配列部と、を備えた構成にしてある。
【0011】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記第2配列部は、第1及び第2端
子の両パターンと異なる第3端子パターンを有する試作
用ICを実装した試作用ICソケットの端子を第2端子
パターンに変換する変換用基板に接続され得るようなし
た構成にしてある。
載のものにおいて、前記第2配列部は、第1及び第2端
子の両パターンと異なる第3端子パターンを有する試作
用ICを実装した試作用ICソケットの端子を第2端子
パターンに変換する変換用基板に接続され得るようなし
た構成にしてある。
【0012】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、プリント基板に接続される前記IC
ソケットの端子が第1端子パターンとなっている構成に
してある。
載のものにおいて、プリント基板に接続される前記IC
ソケットの端子が第1端子パターンとなっている構成に
してある。
【0013】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記ICソケットに係合する係合部
材が設けられた構成にしてある。
載のものにおいて、前記ICソケットに係合する係合部
材が設けられた構成にしてある。
【0014】
【作用】請求項1記載のIC用アダプタによれば、マイ
コン応用製品等を開発する際、初期プログラムのデバッ
クにおいて、ターゲットシステムを構成するプリント基
板にはんだ付けしたICソケットを使用して、ICの第
1端子パターンと異なる第2端子パターンを有するエミ
ュレータシステムを第2配列部に接続した状態で第1端
子パターンの第1配列部をICソケットに実装すること
によって、プログラム通りに動作するかをエミュレータ
システムにより評価した後、そのICソケットに量産用
ICも実装できる。
コン応用製品等を開発する際、初期プログラムのデバッ
クにおいて、ターゲットシステムを構成するプリント基
板にはんだ付けしたICソケットを使用して、ICの第
1端子パターンと異なる第2端子パターンを有するエミ
ュレータシステムを第2配列部に接続した状態で第1端
子パターンの第1配列部をICソケットに実装すること
によって、プログラム通りに動作するかをエミュレータ
システムにより評価した後、そのICソケットに量産用
ICも実装できる。
【0015】また、請求項2記載のIC用アダプタによ
れば、ICの第1端子パターン及びエミュレータシステ
ムの第2端子パターンの両パターンと異なる第3端子パ
ターンを有する例えばEPROMとしての試作用ICを
試作用ICソケットに実装し、その試作用ICソケット
の端子を第2配列部の第2端子パターンに変換する変換
用基板に接続すると、変換用基板を介して試作用ICを
第2配列部に接続できる。
れば、ICの第1端子パターン及びエミュレータシステ
ムの第2端子パターンの両パターンと異なる第3端子パ
ターンを有する例えばEPROMとしての試作用ICを
試作用ICソケットに実装し、その試作用ICソケット
の端子を第2配列部の第2端子パターンに変換する変換
用基板に接続すると、変換用基板を介して試作用ICを
第2配列部に接続できる。
【0016】また、請求項3記載のIC用アダプタによ
れば、プリント基板に接続されるICソケットの端子が
第1端子パターンとなっているから、量産用ICをIC
ソケットなしで直接そのプリント基板に搭載して量産化
できる。
れば、プリント基板に接続されるICソケットの端子が
第1端子パターンとなっているから、量産用ICをIC
ソケットなしで直接そのプリント基板に搭載して量産化
できる。
【0017】また、請求項4記載のIC用アダプタによ
れば、ICソケットに実装したとき、係合部材によりI
Cソケットに係合するから、強固に保持できる。
れば、ICソケットに実装したとき、係合部材によりI
Cソケットに係合するから、強固に保持できる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図7に基づいて
以下に説明する。
以下に説明する。
【0019】1 はIC用アダプタで、マイコン応用製品
等の開発に際し、新しく開発されるIC2 を実装するタ
ーゲットシステム3 を評価するときに使用されるもので
あって、絶縁材料により略平板状に形成された基台11を
備え、その一方面側がIC2の端子と同一パターンの第
1端子1aを配列した第1配列部1Aで、他方面側が第1端
子1aのパターンと異なるパターンのエミュレータシステ
ム4 に接続し得るよう第1端子1aのそれぞれに導通した
第2端子1bを配列した第2配列部1Bとなっている。
等の開発に際し、新しく開発されるIC2 を実装するタ
ーゲットシステム3 を評価するときに使用されるもので
あって、絶縁材料により略平板状に形成された基台11を
備え、その一方面側がIC2の端子と同一パターンの第
1端子1aを配列した第1配列部1Aで、他方面側が第1端
子1aのパターンと異なるパターンのエミュレータシステ
ム4 に接続し得るよう第1端子1aのそれぞれに導通した
第2端子1bを配列した第2配列部1Bとなっている。
【0020】さらに詳しくは、IC2 は、図3に示すよ
うに、パッケージの四側面から略L字状の端子2aが一列
に突出された、いわゆるQFP型であり、第1配列部1A
の第1端子1aは、このIC2 の端子2aと同じ配列パター
ンとなっている。
うに、パッケージの四側面から略L字状の端子2aが一列
に突出された、いわゆるQFP型であり、第1配列部1A
の第1端子1aは、このIC2 の端子2aと同じ配列パター
ンとなっている。
【0021】また、エミュレータシステム4 は、パソコ
ンからの信号がエミュレータ4aを通してその先端に設け
たコネクタ4bに伝送されるようになっており、このコネ
クタ4bは、平板状基板の四方にそれぞれ千鳥状で二列に
ランド孔4cを開けて形成され、第2配列部1Bの第2端子
1bは、このランド孔4cに挿入できるよう、第1端子1aの
それぞれを基台11の一方面側から他方面側へ貫通して導
出することによって、図5に示すように、やはり四方に
それぞれ千鳥状で二列に突設されている。
ンからの信号がエミュレータ4aを通してその先端に設け
たコネクタ4bに伝送されるようになっており、このコネ
クタ4bは、平板状基板の四方にそれぞれ千鳥状で二列に
ランド孔4cを開けて形成され、第2配列部1Bの第2端子
1bは、このランド孔4cに挿入できるよう、第1端子1aの
それぞれを基台11の一方面側から他方面側へ貫通して導
出することによって、図5に示すように、やはり四方に
それぞれ千鳥状で二列に突設されている。
【0022】そして基台11は、突出部11a が対向する一
対の側辺の中央にそれぞれ設けられ、その突出部11a に
は、後述のICソケット5 に係合する係合片12a を両端
部に折曲形成した係合金具(係合部材)12が、それぞれ
の中央を固着されている。
対の側辺の中央にそれぞれ設けられ、その突出部11a に
は、後述のICソケット5 に係合する係合片12a を両端
部に折曲形成した係合金具(係合部材)12が、それぞれ
の中央を固着されている。
【0023】ICソケット5 は、略U字状に折曲された
ソケット端子5bが、図6に示すように、IC2 の端子2a
と同じ配列パターンつまり第1端子1aのパターンでもっ
て、絶縁材料により平板状に形成された基台5aの四周縁
に列設され、その略U字状の一方片が、図4に示すよう
に、ターゲットシステム3 を構成するプリント基板3aに
はんだ付けされている。
ソケット端子5bが、図6に示すように、IC2 の端子2a
と同じ配列パターンつまり第1端子1aのパターンでもっ
て、絶縁材料により平板状に形成された基台5aの四周縁
に列設され、その略U字状の一方片が、図4に示すよう
に、ターゲットシステム3 を構成するプリント基板3aに
はんだ付けされている。
【0024】また、ICソケット5 は、保持金具5cが基
台5aの四隅部に設けられており、この保持金具5cは、図
3に示すように、IC2 を実装するときにIC2 を押圧
固定するフレーム2bの四隅を係合保持すると共に、図4
に示すように、IC用アダプタ1 を実装するときに係合
金具12の係合片12a にも係合する。
台5aの四隅部に設けられており、この保持金具5cは、図
3に示すように、IC2 を実装するときにIC2 を押圧
固定するフレーム2bの四隅を係合保持すると共に、図4
に示すように、IC用アダプタ1 を実装するときに係合
金具12の係合片12a にも係合する。
【0025】上記のようにして、ICソケット5 を他の
機器(図示せず)と共にプリント基板3aに搭載して構成
したターゲットシステム3 は、まず、図1に示すよう
に、初期プログラムのデバックが行われる。
機器(図示せず)と共にプリント基板3aに搭載して構成
したターゲットシステム3 は、まず、図1に示すよう
に、初期プログラムのデバックが行われる。
【0026】つまり、IC用アダプタ1 は、第2配列部
の第2端子1bがエミュレータシステム4 のコネクタ4bに
設けたランド孔4cに挿入してはんだ接続され、その状態
で第1配列部1Aの第1端子1aがICソケット5 の略U字
状をしたソケット端子5bの他方片に当接するよう係合金
具12を保持金具5cに係合して実装される。そして初期プ
ログラムがパソコンからの信号としてエミュレータ4aを
通してICソケット5からターゲットシステム3 に送ら
れることによって、プログラム通りに動作するかをエミ
ュレータシステム4 により評価され、不具合があれば調
査して対策が実施される。
の第2端子1bがエミュレータシステム4 のコネクタ4bに
設けたランド孔4cに挿入してはんだ接続され、その状態
で第1配列部1Aの第1端子1aがICソケット5 の略U字
状をしたソケット端子5bの他方片に当接するよう係合金
具12を保持金具5cに係合して実装される。そして初期プ
ログラムがパソコンからの信号としてエミュレータ4aを
通してICソケット5からターゲットシステム3 に送ら
れることによって、プログラム通りに動作するかをエミ
ュレータシステム4 により評価され、不具合があれば調
査して対策が実施される。
【0027】次いで、プログラムは、消去及び書き込み
可能なEPROMとして試作用IC6 に書き込まれる。
この試作用IC6 は、通常、図2に示すように、パッケ
ージの四側面から略J字状の端子6aが突出された、いわ
ゆるPLCC型であり、IC用アダプタ1 の第1端子1a
及び第2端子1bの両パターンと異なる第3端子パターン
となっており、実装する際にはPLCC型専用の試作用
ICソケット7 が使用される。この試作用ICソケット
7 は、その端子7aが第1端子1aのパターンではあるが、
IC用アダプタ1 のようにICソケット5 に係合保持し
て実装できる構成にはなっておらず、プリント基板には
んだ付けにより表面実装されるものである。
可能なEPROMとして試作用IC6 に書き込まれる。
この試作用IC6 は、通常、図2に示すように、パッケ
ージの四側面から略J字状の端子6aが突出された、いわ
ゆるPLCC型であり、IC用アダプタ1 の第1端子1a
及び第2端子1bの両パターンと異なる第3端子パターン
となっており、実装する際にはPLCC型専用の試作用
ICソケット7 が使用される。この試作用ICソケット
7 は、その端子7aが第1端子1aのパターンではあるが、
IC用アダプタ1 のようにICソケット5 に係合保持し
て実装できる構成にはなっておらず、プリント基板には
んだ付けにより表面実装されるものである。
【0028】そこで、この試作用ICソケット7 をIC
用アダプタ1 に実装できるよう端子パターンを変換する
のが、変換用基板8 である。すなわち、変換用基板8
は、図7に示すように、一方面に試作用ICソケット7
の端子7aを表面実装できる銅箔部8aを設けるとともに、
その銅箔部8aにはIC用アダプタ1 の第2配列部1Bに千
鳥状で二列に突設した第2端子1bを挿入できるランド孔
8bが開けられている。
用アダプタ1 に実装できるよう端子パターンを変換する
のが、変換用基板8 である。すなわち、変換用基板8
は、図7に示すように、一方面に試作用ICソケット7
の端子7aを表面実装できる銅箔部8aを設けるとともに、
その銅箔部8aにはIC用アダプタ1 の第2配列部1Bに千
鳥状で二列に突設した第2端子1bを挿入できるランド孔
8bが開けられている。
【0029】そして、上記の変換用基板8 は、図2に示
すように、その一方面側に試作用ICソケット7 を、他
方面側にIC用アダプタ1 の第2配列部1Bをそれぞれは
んだ接続した状態で、図1と同様にして、IC用アダプ
タ1 が第1配列部1Aの第1端子1aがICソケット5 のソ
ケット端子5bの他方片に当接するよう係合金具12を保持
金具5cに係合して実装される。
すように、その一方面側に試作用ICソケット7 を、他
方面側にIC用アダプタ1 の第2配列部1Bをそれぞれは
んだ接続した状態で、図1と同様にして、IC用アダプ
タ1 が第1配列部1Aの第1端子1aがICソケット5 のソ
ケット端子5bの他方片に当接するよう係合金具12を保持
金具5cに係合して実装される。
【0030】こうして、試作用IC6 は、試作用ICソ
ケット7 に実装された状態で、ターゲットシステム3 の
実装評価を行い、不具合があればプログラムを消去して
対策を施されたプログラムが再度書き込まれる。
ケット7 に実装された状態で、ターゲットシステム3 の
実装評価を行い、不具合があればプログラムを消去して
対策を施されたプログラムが再度書き込まれる。
【0031】上記のようにして、実装評価されたプログ
ラムは、量産化のため、マスク化してQFP型のIC2
となる。そして、プリント基板3aは、IC2 と同じ配列
パターンのICソケット5 をはんだ付けした銅箔部が形
成されているために、そのまま量産用として使用でき、
IC2 はそのプリント基板3aに直接はんだ付けされるこ
とによって、マイコン応用製品として新しく開発された
ターゲットシステム3が量産化される。
ラムは、量産化のため、マスク化してQFP型のIC2
となる。そして、プリント基板3aは、IC2 と同じ配列
パターンのICソケット5 をはんだ付けした銅箔部が形
成されているために、そのまま量産用として使用でき、
IC2 はそのプリント基板3aに直接はんだ付けされるこ
とによって、マイコン応用製品として新しく開発された
ターゲットシステム3が量産化される。
【0032】かかるIC用アダプタにあっては、上記し
たように、マイコン応用製品等を開発する際、初期プロ
グラムのデバックにおいて、エミュレータシステム4 を
第2端子1bのパターンの第2配列部1Bに接続した状態で
第1端子1aのパターンの第1配列部1AをQFP型のIC
ソケット5 に係合金具12により保持して実装することに
よって、プログラム通りに動作するかをエミュレータシ
ステム4 により評価でき、さらに、実装評価において、
EPROMとしてプログラムを書き込まれたPLCC型
の試作用IC6 は、変換用基板8 に接続した試作用IC
ソケット7 に実装すると、変換用基板8 を介して第2配
列部1Bに接続して評価でき、その後、量産用IC2 を直
接プリント基板3aに搭載してターゲットシステム3 が量
産化できる。
たように、マイコン応用製品等を開発する際、初期プロ
グラムのデバックにおいて、エミュレータシステム4 を
第2端子1bのパターンの第2配列部1Bに接続した状態で
第1端子1aのパターンの第1配列部1AをQFP型のIC
ソケット5 に係合金具12により保持して実装することに
よって、プログラム通りに動作するかをエミュレータシ
ステム4 により評価でき、さらに、実装評価において、
EPROMとしてプログラムを書き込まれたPLCC型
の試作用IC6 は、変換用基板8 に接続した試作用IC
ソケット7 に実装すると、変換用基板8 を介して第2配
列部1Bに接続して評価でき、その後、量産用IC2 を直
接プリント基板3aに搭載してターゲットシステム3 が量
産化できる。
【0033】なお、本実施例では、量産段階においてI
C2 はプリント基板3aに直接はんだ付けされているが、
取り外す可能性のある場合は、図3に示すように、IC
ソケット5 を介して実装してもよい。
C2 はプリント基板3aに直接はんだ付けされているが、
取り外す可能性のある場合は、図3に示すように、IC
ソケット5 を介して実装してもよい。
【0034】また、プログラムの評価として、エミュレ
ータシステム4 による初期プログラムのデバックだけで
よいような場合は、試作用IC6 による実装評価を省略
してもよい。
ータシステム4 による初期プログラムのデバックだけで
よいような場合は、試作用IC6 による実装評価を省略
してもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載のものは、マイコン応用製
品等を開発する際、初期プログラムのデバックにおい
て、ターゲットシステムを構成するプリント基板にはん
だ付けしたICソケットを使用して、ICの第1端子パ
ターンと異なる第2端子パターンを有するエミュレータ
システムを第2配列部に接続した状態で第1端子パター
ンの第1配列部をICソケットに実装することによっ
て、プログラム通りに動作するかをエミュレータシステ
ムにより評価した後、そのICソケットに量産用ICも
実装できる。
品等を開発する際、初期プログラムのデバックにおい
て、ターゲットシステムを構成するプリント基板にはん
だ付けしたICソケットを使用して、ICの第1端子パ
ターンと異なる第2端子パターンを有するエミュレータ
システムを第2配列部に接続した状態で第1端子パター
ンの第1配列部をICソケットに実装することによっ
て、プログラム通りに動作するかをエミュレータシステ
ムにより評価した後、そのICソケットに量産用ICも
実装できる。
【0036】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、ICの第1端子パターン及び
エミュレータシステムの第2端子パターンの両パターン
と異なる第3端子パターンを有する例えばEPROMと
しての試作用ICを試作用ICソケットに実装し、その
試作用ICソケットの端子を第2配列部の第2端子パタ
ーンに変換する変換用基板に接続すると、変換用基板を
介して試作用ICを第2配列部に接続でき、従って、試
作用ICをターゲットシステムに組み込んで実装評価で
きる。
載のものの効果に加えて、ICの第1端子パターン及び
エミュレータシステムの第2端子パターンの両パターン
と異なる第3端子パターンを有する例えばEPROMと
しての試作用ICを試作用ICソケットに実装し、その
試作用ICソケットの端子を第2配列部の第2端子パタ
ーンに変換する変換用基板に接続すると、変換用基板を
介して試作用ICを第2配列部に接続でき、従って、試
作用ICをターゲットシステムに組み込んで実装評価で
きる。
【0037】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、プリント基板に接続されるI
Cソケットの端子が第1端子パターンとなっているか
ら、量産用ICをICソケットを介さずに直接そのプリ
ント基板に搭載して量産化できる。
載のものの効果に加えて、プリント基板に接続されるI
Cソケットの端子が第1端子パターンとなっているか
ら、量産用ICをICソケットを介さずに直接そのプリ
ント基板に搭載して量産化できる。
【0038】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものの効果に加えて、ICソケットに実装したと
き、係合部材によりICソケットに係合するから、強固
に保持できる。
載のものの効果に加えて、ICソケットに実装したと
き、係合部材によりICソケットに係合するから、強固
に保持できる。
【図1】本発明の一実施例においてエミュレータシステ
ムにより評価する場合の状態を示す分解斜視図である。
ムにより評価する場合の状態を示す分解斜視図である。
【図2】同上の試作用ICにより評価する場合の状態を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図3】同上のICをICソケットを介してプリント基
板に搭載する場合の状態を示す分解斜視図である。
板に搭載する場合の状態を示す分解斜視図である。
【図4】同上のIC用アダプタをICソケットに実装し
た状態を示す部分断面図である。
た状態を示す部分断面図である。
【図5】同上のIC用アダプタの平面図である。
【図6】同上のICソケットの平面図である。
【図7】同上の変換用基板の平面図である。
【図8】従来例においてエミュレータシステムにより評
価する場合の状態を示す斜視図である。
価する場合の状態を示す斜視図である。
【図9】同上の試作用ICにより評価する場合の状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図10】同上のICをプリント基板に直接はんだ付けし
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
1 IC用アダプタ 1A 第1配列部 1a 第1端子 1B 第2配列部 1b 第2端子 2 IC 2a 端子 3a プリント基板 4 エミュレータシステム 5 ICソケット 6 試作用IC 6a 第3端子 7 試作用ICソケット 7a 端子 8 変換用基板 12 係合部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 33/76 9057−5E
Claims (4)
- 【請求項1】 プリント基板搭載用のICソケットに実
装し得るようICの端子と同一パターンの第1端子を配
列した第1配列部と、第1端子パターンと異なるパター
ンのエミュレータシステムに接続し得るよう第1端子の
それぞれに導通した第2端子を配列した第2配列部と、
を備えたことを特徴とするIC用アダプタ。 - 【請求項2】 前記第2配列部は、第1及び第2端子の
両パターンと異なる第3端子パターンを有する試作用I
Cを実装した試作用ICソケットの端子を第2端子パタ
ーンに変換する変換用基板に接続され得るようなしたこ
とを特徴とする請求項1記載のIC用アダプタ。 - 【請求項3】 プリント基板に接続される前記ICソケ
ットの端子が第1端子パターンであることを特徴とする
請求項1記載のIC用アダプタ。 - 【請求項4】 前記ICソケットに係合する係合部材が
設けられたことを特徴とする請求項1記載のIC用アダ
プタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119084A JPH07326451A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | Ic用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6119084A JPH07326451A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | Ic用アダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07326451A true JPH07326451A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14752497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6119084A Withdrawn JPH07326451A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | Ic用アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07326451A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017224566A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 日本電気株式会社 | 接続部材 |
CN111742228A (zh) * | 2019-01-31 | 2020-10-02 | 山一电机株式会社 | 检查用插座 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6119084A patent/JPH07326451A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017224566A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 日本電気株式会社 | 接続部材 |
CN111742228A (zh) * | 2019-01-31 | 2020-10-02 | 山一电机株式会社 | 检查用插座 |
CN111742228B (zh) * | 2019-01-31 | 2023-03-21 | 山一电机株式会社 | 检查用插座 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |