JPH09129329A - Ic用ピッチ変換コネクタ - Google Patents

Ic用ピッチ変換コネクタ

Info

Publication number
JPH09129329A
JPH09129329A JP28710995A JP28710995A JPH09129329A JP H09129329 A JPH09129329 A JP H09129329A JP 28710995 A JP28710995 A JP 28710995A JP 28710995 A JP28710995 A JP 28710995A JP H09129329 A JPH09129329 A JP H09129329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
mounting
pattern
contacts
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28710995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Hori
博和 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kel Corp
Original Assignee
Kel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kel Corp filed Critical Kel Corp
Priority to JP28710995A priority Critical patent/JPH09129329A/ja
Publication of JPH09129329A publication Critical patent/JPH09129329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定のIC実装用パターンを有するIC基板
に、このパターンとは異なる実装用パターンに実装され
るICチップが使用でるようにする。 【解決手段】 第1実装用パターンにリードを接合させ
てIC基板上に実装される第1ソケット10と、第1ソ
ケット10と嵌合自在で嵌合時に第1コンタクトと当接
する第2コンタクトを備えた第2ソケット20と、下面
に第2ソケット20を実装させる第2実装用パターンを
有し、上面に第3実装用パターンを有するとともに、第
2実装用パターンと第3実装用パターンとを繋ぐ配線パ
ターンを有するピッチ変換基板30と、リードを第3実
装用パターンに接合されてピッチ変換基板上に実装され
るICソケット40とからIC用ピッチ変換コネクタが
構成される。このICソケット40にはICチップ60
が着脱自在に受容保持可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面にICチップ等の
ような電子部品を複数個実装して作られるIC基板にお
いて、IC基板に実装されるICチップ等の性能確認の
ため、サイズ等の異なるICチップを着脱自在に取り付
けるためのIC用ピッチ変換コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】IC基板は多数の電子部品が実装されて
構成されるのであるが、ICチップの高集積化は目覚ま
しく、IC基板に実装されるチップのサイズもどんどん
小型化される状況にある。このようなことから、IC基
板の設計時においては、現在開発中のICチップを考慮
し、まだ実際には生産されていないICチップを搭載で
きるような実装パターンを有したものを設計するような
ことも多い。このようにして設計されたIC基板を生産
したときに開発中のICチップがまだ生産前であること
もあり、このような場合には、現在入手可能で且つ現在
開発中のICチップと同等能力を有したICチップを用
いて、IC基板自体のテストを先行したいという要求が
強い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】但し、一般的に言っ
て、新しく開発されるICチップは高集積化が図られて
小型化されているが、現在入手可能なICチップはこれ
よりサイズが大きく、また実装パターン(実装用リード
配列およびピッチ)も異なり、そのままでは現在入手可
能なICチップをIC基板上に取り付けることができな
いことが多い。
【0004】本発明はこのようなことに鑑みたもので、
所定のIC実装用パターンを有して作られたIC基板
に、このパターンとは異なる実装用パターンに実装され
るICチップを簡単に且つ着脱自在に装着することがで
き、このようなサイズの異なるICチップを用いてIC
基板の性能テスト等を行うことができるようにすること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】このような目
的達成のため、本発明においては、IC基板と、この上
に形成された第1実装用パターンにそれぞれ対応する第
1コンタクトのリードを接合させてIC基板上に実装さ
れる第1ソケットと、この第1ソケットと嵌合自在に構
成されるととも嵌合時に第1コンタクトと当接する複数
の第2コンタクトを備えた第2ソケットと、下面に第2
コンタクトのリードを接合させて第2ソケットを実装す
るための第2所定ピッチで形成された第2実装用パター
ンが設けられ、上面に第3所定ピッチで形成された第3
実装用パターンが設けられてなり、第2実装用パターン
と第3実装用パターンとを繋ぐ配線パターンを有するピ
ッチ変換基板と、第3実装用パターンと同一のリードパ
ターン配列を有する複数の第3コンタクトを備え、この
第3コンタクトのリードがそれぞれ対応する第3実装用
パターンに接合されてピッチ変換基板上に実装されるよ
うに構成されたICソケットとからIC用ピッチ変換コ
ネクタが構成される。なお、このICソケットにはIC
チップが着脱自在に受容可能であり、このようにICチ
ップを受容したときにこのICチップのリードが第3コ
ンタクトと当接する。
【0006】このような構成のIC用ピッチ変換コネク
タを用いると、第1ソケットのリードを第1実装用パタ
ーンに接合させてIC基板にそのまま実装することがで
き、このように実装された第1ソケットに第2ソケット
を着脱自在に嵌合させることができる。ここで、第2ソ
ケットはピッチ変換基板の下面に実装され、ピッチ変換
基板の上面には第3実装用パターンに第3コンタクトの
リードが接合されてICソケットが実装されており、こ
のICソケットにはICチップが着脱自在であるため、
ICソケットにICチップを取り付けてこのICチップ
を用いてIC基板の性能テスト等を行うことができる。
【0007】この場合に、第1実装用パターンに対して
第3実装用パターンは任意に変更可能であり、第3実装
用パターンおよびこのパターン上に接合されるICソケ
ットを任意に設定して、IC基板上の第1実装用パター
ンに接合されるICチップとは異なるICチップを用い
たIC基板のテストを簡単に行うことができる。さら
に、このコネクタにおいては、第2ソケットを第1ソケ
ットに着脱自在に取り付けるようになっているため、第
2ソケットさえ第1ソケットと嵌合自在となるものを用
いれば、ピッチ変換基板およびICソケットは様々なも
のを用いることができ、第2ソケット、ピッチ変換基板
およびICソケットを一体に組み合わせたものをICチ
ップのサイズに合わせて複数種準備しておき、これらを
交換使用することにより、同一IC基板について複数種
のICチップのテストを行うことも可能である。
【0008】なお、上記ピッチ変換基板に代えて、帯状
のフレキシブル絶縁プレートの一端側の下面に第2実装
用パターンが設けられ、他端側の上面もしくは下面に第
3実装用パターンが設けられ、第2実装用パターンと第
3実装用パターンとを繋ぐ配線パターンが表面に形成さ
れたピッチ変換フレキシブルプリント基板を用いてもよ
い。このように構成されたIC用ピッチ変換コネクタの
場合には、フレキシブルプリント基板をIC基板から離
れた位置まで延ばし、ICソケットの取付位置をIC基
板から離れた位置に設定することができる。
【0009】さらに、本発明のIC用ピッチ変換コネク
タにおいては、第1ソケットおよび第2ソケットの嵌合
部の一方に嵌合部の他方に圧入される係合突起を形成
し、嵌合部の他方に嵌合完了位置においてこの係合突起
を受容して第1ソケットおよび第2ソケットの嵌合状態
を保持する係合凹部を形成するのが好ましい。このよう
にすると、第1ソケットと第2ソケットを嵌合させると
きに、嵌合完了時に係合突起が係合凹部に入り込むので
あるが、これにより嵌合クリック感を持たせて嵌合確認
がしやすくなり、また、嵌合状態を保持して嵌合外れな
どのおそれが低減する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好ましい実施
例について説明する。本発明に係るピッチ変換コネクタ
は、例えば図1に示すようなIC基板1の上に表面実装
される。なお、このIC基板1は、取付用コネクタ2
と、種々の電子部品3a,3b、コネクタ部品3c等を
有して構成される。
【0011】このIC基板1の表面上において、あるI
Cチップ実装位置に本発明に係るピッチ変換コネクタが
実装され、本来この位置に実装されるICチップとは異
なるICチップを取り付けることができるようになって
いる。このピッチ変換コネクタは、このICチップ実装
位置に表面実装された第1ソケット10と、第1ソケッ
ト10と嵌合自在な第2ソケット20と、第2ソケット
20が表面実装されるピッチ変換基板30と、ピッチ変
換基板30における第2ソケット20の実装面と反対側
の面に表面実装されるICソケット40と、このICソ
ケット40内にテスト用ICチップ60を受容した状態
でICソケット40に取り付けられるカバー50とから
構成される。
【0012】まず、第1ソケット10は、図2および図
3に示すように、全体が矩形状に形成された第1インシ
ュレータ11と、このインシュレータ11の中央部に埋
め込まれて固定された雌ネジ13aを有するインサート
ナット13と、インシュレータ11内に矩形状に整列保
持された多数の第1コンタクト15とから構成される。
第1インシュレータ11は、矩形状の外側壁11aと、
底面壁11bと、中央部に位置する矩形状の中央凸部1
1cとから構成され、これらに囲まれるとともに上方に
開口する矩形枠状の嵌合空間12が形成されている。中
央凸部11cにおける嵌合空間12に対向する4箇所に
は、下面に開口するとともに嵌合空間12に開口する係
合凹部16が形成されている。また、中央凸部11cの
角部の一つに誤装着防止用面取り11dが形成されてい
る。
【0013】第1コンタクト15は嵌合空間12内にお
いて外側壁11aに沿って上下に延びて配設されるとと
もに底面壁11bを貫通してインシュレータ11の下面
に突出する。第1コンタクト15における外側壁11a
に沿って延びる部分(上部)は相手コンタクトとの接触
部15aとなり、インシュレータ11の下面に突出する
下部は外方に直角に曲げられてリード15bを形成す
る。
【0014】このリード15bは図示のように矩形枠状
に配列されており、IC基板1におけるこのピッチ変換
コネクタの実装位置にはリード15bの配列パターンに
対応する第1実装用パターン(図示せず)が形成されて
おり、リード15bがそれぞれ対応する第1実装用パタ
ーンに半田付け接合されて第1ソケット10が、図1に
示すようにIC基板1に実装されている。
【0015】第2ソケット20は、図4および図5に示
すように、矩形状の第2インシュレータ21と、このイ
ンシュレータ21の外側面に沿って整列して配設された
多数の第2コンタクト25とから構成される。第2イン
シュレータ21は、矩形状の外側壁21aと、矩形状の
内側壁21bと、これら両側壁を繋ぐ下面壁21cと、
内側壁21b内に設けられる上面壁21dと、外側壁2
1aの上端部から外方に延びるフランジ部21eとから
一体に構成される。両側壁21a,21bと下面壁21
cとに囲まれて上面側に開口する矩形枠状の外側空間2
2が形成されるとともに、内側壁21bと上面壁21d
とに囲まれて下面側に開口する矩形状の内側空間23が
形成されている。
【0016】上面壁21dの中央にはボルト挿入孔23
aが貫通形成され、内側壁21bの隅部の一カ所に誤装
着防止用面取り24dが設けられている。内側壁21b
における各辺の中央部下端には内側空間23の方に突出
する係合突起24aが合計4個形成されており、この係
合突起24aをモールド形成するためのモールド型抜き
孔24bが上面壁21dに形成されている。また、各係
合突起24aの背面側に位置して下面壁21cに弾性付
与孔24cが貫通形成されている。
【0017】第2コンタクト25はインシュレータ21
の外側壁21aの外側面に沿って整列配置されており、
下部がS字状に形成されて外方に突出する接触部25a
を形成し、上部がフランジ部21eを貫通してフランジ
部21eの上面に沿って外方に延びてリード25bを形
成する。なお、このリード25bは、第1ソケット10
における第1コンタクト15のリード15bの配列パタ
ーンと同一パターンを有して形成されている。
【0018】ピッチ変換基板30は、絶縁材料プレート
の下面に第2コンタクト25のリード25bの配列パタ
ーンと同一の第2実装用パターン(図示せず)が形成さ
れており、各リード25bが第2実装用パターンに半田
付け接合されて第2ソケット20がピッチ変換基板30
の下面に実装される。なお、ピッチ変換基板30の中央
部にはボルト挿入口31が貫通形成されている。
【0019】このピッチ変換基板30の上面にはICソ
ケット40が表面実装される。ICソケット40は、矩
形状のチップ受容空間42を有する第3インシュレータ
41と、このインシュレータ41に整列して取り付けら
れた多数の第3コンタクト45とから構成され、第3コ
ンタクト45の接触部45aはチップ受容空間42内に
突出し、リード45bはインシュレータ41の外側下面
に矩形状に整列して突出する。このため、ピッチ変換基
板30の上面には、第3コンタクト45のリード45b
の配列パターンと同一の第3実装用パターン(図示せ
ず)が形成されており、リード45bを第3実装用パタ
ーンに半田付け接合してICソケット40がピッチ変換
基板30の上面に表面実装されている。なお、ピッチ変
換基板30の下面の第2実装用パターンと、上面の第3
実装用パターンとはこの基板30上に形成された配線パ
ターンを介してそれぞれ接続されている。
【0020】ICソケット40のチップ受容空間42内
に、図6に示すように、ICチップ60が受容され、こ
の上にカバー50がボルト51により取り付けられる。
この状態でICチップ60のリード61はICソケット
40内の第3コンタクト45の接触部45aと当接接触
する。
【0021】以上の説明から分かるように、ピッチ変換
基板30の下面に第2ソケット20が表面実装され、上
面にICソケット40が表面実装される。このため、I
Cソケット40内にICチップ60を受容してカバー5
0を取り付けた状態では、これらが一体となり、このま
ま第2ソケット20を第1ソケット10に嵌合させれ
ば、図6に示すように、これをIC基板1の上に取り付
けることができる。
【0022】ここで、第2ソケット20を第1ソケット
10に嵌合させるには、第2ソケット20の外側壁21
a、内側壁21bおよび下面壁21cにより形成されて
下方に突出する矩形枠状部分を、第1ソケット10にお
ける嵌合空間12内に挿入させる。このとき、両ソケッ
トに設けた誤装着防止用面取り11d,24dの作用に
より嵌合方向は正確に規定され、誤装着は防止される。
このように両ソケットを嵌合させた状態を図6に示して
いるが、この図から分かるように、第1コンタクト15
と第2コンタクト25の接触部同士が当接接触し、両コ
ンタクトが電気接続される。そして、この状態で取付ボ
ルト35が挿入されてインサートナット13と螺合し、
しっかりと固定される。
【0023】なお、このようにして両ソケットを嵌合さ
せるときに、第2ソケット20の係合突起24aが第1
ソケット10の中央凸部11cの側壁に当接するように
して圧入されるため、圧入抵抗が発生し、嵌合挿入感を
与える。そして、嵌合が完了する時点において係合突起
24aが嵌合凹部16内に入り込むため、嵌合クリック
感を与えて嵌合完了が容易に確認可能である。また、こ
のように係合突起24aが係合凹部16内に入り込むこ
とにより、両ソケット10,20を嵌合状態で保持して
嵌合が外れにくい。
【0024】以上のようにして、IC基板1の上に第1
実装用パターンとは異なる実装用パターン(第3実装用
パターン)が必要なサイズの大きなICチップ60を取
り付け、このICチップ60を用いた状態でIC基板の
性能チェックなどを行うことができる。
【0025】なお、ピッチ変換基板30の上面に形成す
る第3実装用パターンは任意に形成することができるた
め、種々のICチップを用いることができる。この場合
に、IC基板1上に半田付けされて表面実装された第1
ソケット10に対して第2ソケット20は着脱自在であ
るため、第2ソケット20、ピッチ変換基板30および
ICソケット40からなる組合せを様々なICチップ毎
に複数準備しておけば、これを交換するだけで、様々な
ICチップを用いたIC基板1の性能チェックを簡単に
行うことができる。
【0026】次に、本発明に係るピッチ変換コネクタの
異なる例について図7を参照して説明する。このピッチ
変換コネクタもIC基板1の所定ICチップ実装位置に
実装されるものであり、上述のコネクタと同一部分は同
一番号を伏して説明する。IC基板1の所定ICチップ
実装位置に、第1ソケット10が表面実装され、この第
1ソケット10と嵌合可能な第2ソケット20が用いら
れるが、これらは上記コネクタと同一のものである。
【0027】このピッチ変換コネクタにおいては、ピッ
チ変換フレキシブルプリント基板130が用いられる点
が上記例と異なる。このフレキシブルプリント基板13
0は、その一端側の下面に第2実装用パターン(図示せ
ず)が形成されており、この第2実装用パターンに第2
ソケット20のコンタクトリード25bが半田付けされ
て表面実装される。このフレキシブルプリント基板13
0はフレキシブル絶縁プレートから構成されているた
め、上面に支持プレート135が取り付けられる。な
お、これらは第2ソケット20を第1ソケット10と嵌
合されてIC基板1に取り付けられるが、このとき、ボ
ルト挿入孔131,136から取付ボルト133が挿入
されて、このボルトによりしっかりと固定される。
【0028】フレキシブルプリント基板130は帯状の
長尺部材であり、このフレキシブルプリント基板130
の他端側の上下面いずれかに図1に示したICソケット
40が取り付けられて、ICチップ60が取付可能とな
っている。これにより、IC基板1から離れた位置にお
いてICチップ60の装着を行うことができる。このた
め、例えば、IC基板1をコンピュータ内のマザーボー
ド上に装着した状態で、フレキシブルプリント基板13
0の他端をコンピュータの外方まで延ばし、コンピュー
タの外側でICチップ60の装着が行えるようにするこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンタクトリードを第1実装用パターンに接合させてI
C基板にそのまま実装した第1ソケットに、第2ソケッ
トを着脱自在に嵌合させることができ、第2ソケットは
ピッチ変換基板の下面に実装され、ピッチ変換基板の上
面には第3実装用パターンに第3コンタクトのリードが
接合されてICソケットが実装されており、このICソ
ケットにはICチップが着脱自在であるため、ICソケ
ットにICチップを取り付けてこのICチップを用いて
IC基板の性能テスト等を簡単に行うことができる。こ
の場合に、第1実装用パターンに対して第3実装用パタ
ーンは任意に変更可能であり、第3実装用パターンおよ
びこのパターン上に接合されるICソケットを任意に設
定して、IC基板上の第1実装用パターンに接合される
ICチップとは異なるICチップを用いてIC基板のテ
ストを簡単に行うことができる。
【0030】さらに、このコネクタにおいては、第2ソ
ケットを第1ソケットに着脱自在に取り付けるようにな
っているため、第2ソケットさえ第1ソケットと嵌合自
在となるものを用いれば、ピッチ変換基板およびICソ
ケットは様々なものを用いることができ、第2ソケッ
ト、ピッチ変換基板およびICソケットを一体に組み合
わせたものをICチップのサイズに合わせて複数種準備
しておき、これらを交換使用することにより、同一IC
基板について複数種のICチップのテストを行うことも
可能である。
【0031】また、別の本発明によれば、上記ピッチ変
換基板に代えて、一端側の下面に第2実装用パターンが
設けられ、他端側の上面もしくは下面に第3実装用パタ
ーンが設けられ、第2実装用パターンと第3実装用パタ
ーンとを繋ぐ配線パターンが表面に形成されたピッチ変
換フレキシブルプリント基板を用いてピッチ変換コネク
タが構成され、この場合には、フレキシブルプリント基
板をIC基板から離れた位置まで延ばし、ICソケット
の取付位置をIC基板から離れた位置に設定することが
できる。
【0032】さらに、本発明のIC用ピッチ変換コネク
タにおいては、第1ソケットおよび第2ソケットの嵌合
部の一方に嵌合部の他方に圧入される係合突起を形成
し、嵌合部の他方に嵌合完了位置においてこの係合突起
を受容して第1ソケットおよび第2ソケットの嵌合状態
を保持する係合凹部を形成するのが好ましく、これによ
り第1ソケットと第2ソケットを嵌合させるときに、嵌
合クリック感を持たせて嵌合確認がしやすくすることが
可能で、また、嵌合状態を保持して嵌合外れなどのおそ
れを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るIC用ピッチ変換コネクタをIC
基板上に装着する構成を示す斜視図である。
【図2】このコネクタを構成する第1ソケットの平面図
である。
【図3】この第1ソケットの断面図である。
【図4】上記コネクタを構成する第2ソケットの断面図
である。
【図5】この第2ソケットの平面図である。
【図6】上記コネクタをIC基板に取り付けた状態を示
す断面図である。
【図7】本発明の異なる実施例に係るIC用ピッチ変換
コネクタをIC基板上に装着する構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 IC基板 10 第1ソケット 11 第1インシュレータ 15 第1コンタクト 20 第2ソケット 21 第2インシュレータ 25 第2コンタクト 30 ピッチ変換基板 40 ICソケット 50 カバー 60 ICチップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1所定ピッチで形成された第1実装用
    パターンを有したIC基板と、 前記第1実装用パターンと同一のリードパターン配列を
    有する複数の第1コンタクトを備え、この第1コンタク
    トのリードがそれぞれ対応する前記第1実装用パターン
    に接合されて前記IC基板上に実装される第1ソケット
    と、 この第1ソケットと嵌合自在に構成されるとともに前記
    第1ソケットと嵌合したときに対応する前記第1コンタ
    クトと当接する複数の第2コンタクトを備えた第2ソケ
    ットと、 下面に前記第2コンタクトのリードを接合させて前記第
    2ソケットを実装するための第2所定ピッチで形成され
    た第2実装用パターンが設けられ、上面に第3所定ピッ
    チで形成された第3実装用パターンが設けられてなり、
    前記第2実装用パターンと前記第3実装用パターンとを
    繋ぐ配線パターンを有するピッチ変換基板と、 前記第3実装用パターンと同一のリードパターン配列を
    有する複数の第3コンタクトを備え、この第3コンタク
    トのリードがそれぞれ対応する前記第3実装用パターン
    に接合されて前記ピッチ変換基板上に実装されるように
    構成され、ICチップを受容してこのICチップのリー
    ドを前記第3コンタクトと当接させるICソケットとか
    らなることを特徴とするIC用ピッチ変換コネクタ。
  2. 【請求項2】 第1所定ピッチで形成された第1実装用
    パターンを有したIC基板と、 前記第1実装用パターンと同一のリードパターン配列を
    有する複数の第1コンタクトを備え、この第1コンタク
    トのリードがそれぞれ対応する前記第1実装用パターン
    に接合されて前記IC基板上に実装される第1ソケット
    と、 この第1ソケットと嵌合自在に構成されるとともに前記
    第1ソケットと嵌合したときに対応する前記第1コンタ
    クトと当接する複数の第2コンタクトを備えた第2ソケ
    ットと、 帯状のフレキシブル絶縁プレートからなり、一端側の下
    面に前記第2コンタクトのリードを接合させて前記第2
    ソケットを実装するための第2所定ピッチで形成された
    第2実装用パターンが設けられ、他端側の上面もしくは
    下面に第3所定ピッチで形成された第3実装用パターン
    が設けられてなり、前記第2実装用パターンと前記第3
    実装用パターンとを繋ぐ配線パターンが前記フレキシブ
    ル絶縁プレートの表面に形成されたピッチ変換フレキシ
    ブルプリント基板と、 前記第3実装用パターンと同一のリードパターン配列を
    有する複数の第3コンタクトを備え、この第3コンタク
    トのリードがそれぞれ対応する前記第3実装用パターン
    に接合されて前記ピッチ変換フレキシブルプリント基板
    上に実装されるように構成され、ICチップを受容して
    このICチップのリードを前記第3コンタクトと当接さ
    せるICソケットとからなることを特徴とするIC用ピ
    ッチ変換コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第1ソケットおよび前記第2ソケッ
    トの嵌合部の一方に前記嵌合部の他方に圧入される係合
    突起が形成され、前記嵌合部の他方に嵌合完了位置にお
    いて前記係合突起を受容して前記第1ソケットおよび前
    記第2ソケットの嵌合状態を保持する係合凹部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の
    IC用ピッチ変換コネクタ。
JP28710995A 1995-11-06 1995-11-06 Ic用ピッチ変換コネクタ Pending JPH09129329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28710995A JPH09129329A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 Ic用ピッチ変換コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28710995A JPH09129329A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 Ic用ピッチ変換コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09129329A true JPH09129329A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17713181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28710995A Pending JPH09129329A (ja) 1995-11-06 1995-11-06 Ic用ピッチ変換コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09129329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6174173B1 (en) 1998-02-25 2001-01-16 Enplas Corporation IC socket

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6174173B1 (en) 1998-02-25 2001-01-16 Enplas Corporation IC socket

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022103291A (ja) コネクタ
US5994774A (en) Surface mountable integrated circuit package with detachable module and interposer
US5456018A (en) Alignment system for planar electronic devices arranged in parallel fashion
JP2003123875A (ja) 回路基板間の接続装置
US4907976A (en) Connector
JP2001143840A (ja) 電子部品用ソケット
JPH09129329A (ja) Ic用ピッチ変換コネクタ
JP2006210733A (ja) 接続端子の補強構造を備えた電子機器
JP2002280700A (ja) 電子機器の端子構造
JP3117155U (ja) 電気コネクタ
JP4063265B2 (ja) モジュール用コネクタ装置
JP2606147Y2 (ja) プリント基板用ターミナル及びicソケット
JP4259196B2 (ja) 表面実装コネクタを備えたプリント基板および該プリント基板を収容した電気接続箱
JPH03196475A (ja) プリント基板の接続装置
JP2004235106A (ja) コネクタ装置、プリント回路板およびプリント回路板を搭載した電子機器
JP3025324U (ja) コネクタ取付け用治具
JP3169159B2 (ja) シールドカバーを具備したユニット
JPH09199251A (ja) Icテスト用コネクタ
JPH0310629Y2 (ja)
JPH06244573A (ja) 電子装置
JP2003288957A (ja) コネクタ及びコネクタの取付構造
JPH056759U (ja) Fpc接続用コネクタ
JP2004186476A (ja) インバータ装置
JPH0310630Y2 (ja)
JPH03136300A (ja) モジュール形電子機器のコネクタ組み付け構造