JPH07322767A - 植栽ボックス及びその組立方法 - Google Patents

植栽ボックス及びその組立方法

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JPH07322767A
JPH07322767A JP14099894A JP14099894A JPH07322767A JP H07322767 A JPH07322767 A JP H07322767A JP 14099894 A JP14099894 A JP 14099894A JP 14099894 A JP14099894 A JP 14099894A JP H07322767 A JPH07322767 A JP H07322767A
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box
net
planting
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vegetation base
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Katsuo Kimura
勝男 木村
Yoshinobu Sato
良信 佐藤
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Koiwa Kanaami Co Ltd
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Koiwa Kanaami Co Ltd
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】取扱性が良く、組立可能で、拡張性があり、変
形可能な植栽ボックスを提供すること。 【構成】側網23と底網21間を連結棒41で連結し、
側網相互間を連結コイル43で連結して函体2を作り、
函体内側に不織布を配置し、不織布の内部に植生基材1
1を収容して草木類を植栽する植栽ボックス1にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緑化工法に関し、より
詳細には、各種花壇、都市公園、屋上庭園、住宅用柵な
どに用いられる植栽ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の植栽ボックスとしては、
コンクリート製や樹脂製の容器が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来の容器には、以
下のような問題点を有している。 <イ>コンクリート製容器は重量が大きく、運搬性や取
扱性が悪い。 <ロ>従来の容器は、通気性、保水性が悪い。
【0004】
【本発明の目的】
<イ>本発明は、取扱性の良い植栽ボックスを提供する
ことにある。 <ロ>本発明は、組立可能な植栽ボックスを提供するこ
とにある。 <ハ>本発明は、拡張性のある植栽ボックスを提供する
ことにある。 <ニ>本発明は、変形可能な植栽ボックスを提供するこ
とにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、植生基材を
収容し、草木類を植栽する植栽ボックスにおいて、上面
を解放した網製の函体と、該函体の内側に取付け、植生
基材を保持するシート材とを備えたことを特徴とする、
植栽ボックス、又は、上面を解放した網製の函体と、該
函体の内部に配置した仕切網と、該函体の内側に取付
け、植生基材を保持するシート材とを備えたことを特徴
とする、植栽ボックス、又は、植生基材を収容し、草木
類を植栽する組立式の植栽ボックスにおいて、底網の周
縁に側網を取外し可能な連結部材で連結して立設した函
体と、該函体の内側に取付け、植生基材を保持するシー
ト材とを備えたことを特徴とする、植栽ボックス、又
は、底網の周縁に側網を取外し可能な連結部材で連結し
て立設した函体の1ユニットを構成し、側網を共有させ
ながら複数の該ユニットを取外し可能な連結部材で連結
し、各函体の内側に植生基材を保持するシート材を取付
けたことを特徴とする、植栽ボックス、又は、側網相互
間を取外し可能な連結コイルで連結し、側網と底網間を
取外し可能な連結棒で連結する函体と、該函体の内側に
取付け、植生基材を保持するシート材とを備えたことを
特徴とする、植栽ボックス、または、一端に折曲部を有
する側網と、周辺上部に隆起条を有する底網と、側網相
互間を連結する取外し可能な連結コイルと、側網と底網
間を連結する取外し可能な連結棒とを備え、隣接する側
網の側部を該連結コイルで連結し、底網の周辺上部に側
網の折曲部を配置し、折曲部上方に突出した隆起条内に
該連結棒を通して側網と底網を連結して函体を形成し、
該函体の内側に植生基材を保持するシート材を配置した
ことを特徴とする、植栽ボックス、又は、該シート材は
不織布であることを特徴とする、植栽ボックス、又は、
該側網は正面、端面と裏面からなり、正面と端面の目合
は裏面より細かいことを特徴とする、植栽ボックス、又
は、植生基材を収容し、草木類を植栽する組立式の植栽
ボックスの組立方法において、所定形状の側網と底網の
任意側部を切断し、底網の周縁に側網を取外し可能な連
結部材で連結して立設した函体を形成し、該函体の内側
に植生基材を保持するシートを取付けることを特徴とす
る、植栽ボックスの組立方法にある。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。 <イ>植栽ボックス(図1) 植栽ボックス1は、土や肥料等の植生基材11を保持
し、草木などの植物を植生するもので、金網などの網で
函体2を形成し、内側に不織布などシート材5を配置す
る。この植栽ボックス1は、運搬、組立て、分解が簡単
で、現場で寸法合わせができ、多少の傾斜があっても配
置することができるので、ビルの屋上やコンクリートの
駐車場等、人口地盤上に平積み工法で配置して、周辺環
境を緑化するのに特に最適である。
【0007】<ロ>函体(図2) 函体2は、底網21と側網23からなる箱体である。側
網23は連結棒41で連結して底網21に立設する。ま
た、側網23は相互に連結コイル43で連結する。必要
な場合には、函体内に仕切網3を配置し、側網23と連
結コイル43で連結する。
【0008】<ハ>底網(図2、3) 底網21は、格子状に編成した金網或いは溶接金網で、
端部に隆起条22が形成されている。隆起条22は、底
網21の上面へ向けて山形に折曲して形成され、各隆起
条22の内側に連結棒41の挿入空間42が形成されて
いる。
【0009】<ニ>側網(図2、4) 側網23は、正面の側網23´、端面の側網23''、及
び裏面の側網23'''よりなり、目合の大きさが異なら
せてある。例えば、正面と端面の目合は裏面や底網21
の半分と細かくすると良い。側網23は、格子状に編成
した金網或いは溶接金網で、裾部を直角に折曲した略L
字形の折曲部24を有する。裾部の目合は底網21の隆
起条22を貫挿可能な寸法に設定されている。側網相互
間を連結する際、重ね合わせるため一方の側網23の一
部折曲部24を除去してある。
【0010】<ホ>仕切網(図2) 仕切網3は、函体2の内部に配置され、内部の空間を仕
切るもので、側網23に連結される。仕切網3の目合
は、裏面の側網23''' と同程度にするとよい。なお、
仕切網3は必須の要素ではなく、函体2が小形で側網2
3のはらみ出しの恐れがない場合は省略することができ
る。
【0011】<ヘ>連結コイル(図2、5) 連結コイル43は、側網相互間、及び側網23と仕切網
3を連結する連結具であり、被連結部材が網であるた
め、網目を貫通して簡単に取り付けることができる。
【0012】<ト>シート材(図6) シート材5は、不織布など植生基材11を収容するシー
ト状物であり、函体内側に取付けられる。特に、不織布
の場合は、水分を通過できるので、内部の植生基材11
に水が溜まり過ぎることがなく、しかも、保水性や通気
性があるので、植生基材11に適度な水分と空気を供給
することができる。不織布は、例えば10mmの厚さを
有している。
【0013】<チ>函体の組立(図2〜5) 先ず、側網23の折曲部24を底網21の周辺上部に載
置し、折曲部24の上面に貫挿させた底網21の隆起条
22に連結棒41を差し込んで、側網23を底網21に
連結する。次に、相互に隣接する側網23の端部を重
ね、連結コイル43を回転しながら側網23の端部に挿
入して、相互に連結する。仕切網3を配置する場合は、
同時に仕切網3の端部にも連結コイル43を挿入して連
結する。植栽ボックス1を配置する場所が規格の大きさ
の底網21や側網23を配置できない場合、一部を切断
して組み立てることができる。網の線径は例えば5mm
乃至6mmが使用されるので、切断が容易にでき、又、
連結コイル43は網目に挿入して連結するので、切断さ
れた箇所でも連結することができる。
【0014】所定の大きさの植栽ボックス1を組み合わ
せて大きな植栽ボックス1に連結することができる。例
えば、正面の幅が200mm、奥行きが100mmの植
栽ボックス1を1ユニットとして、各ユニットを横方向
に併設し、連結コイル43を用いて正面幅の長い植栽ボ
ックス1に連結することができる。この場合、ユニット
相互に隣接する端面の側網は、共有して仕切網3として
利用することができる。又、底網21を斜めに切断し
て、ユニット相互を連結すると、上方から見ると湾曲し
た植栽ボックス1を得ることができる。
【0015】<リ>シート材の設置(図6) 函体2の側網23の内側に、接着或いは結束などの手段
により、シート材5を取付け、更に、底網21の上にシ
ート材5を配置する。
【0016】<ヌ>中詰め シート材5の内側に土壌や改良土壌を充填する。又は、
下部に砂利12を敷き、その上に土壌を充填しても良
い。
【0017】なお、以上の実施例は、平積み工法につい
て説明したが、多段工法として1乃至2割勾配の法面に
植栽ボックス1を配置し、法面に花壇などを簡単に作成
することができる。その場合、現場発生残土を植栽ボッ
クス1に入れることができるので、残土処理が省力化で
きる。又、長方体の函体2について説明したが、函体2
の形状は立方体やその他の形状でもよく、函体2の形状
に制限を受けるものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>網とシート材で植栽ボックスを構成してあるの
で、取扱性が良い。 <ロ>底網や側網網と連結コイルや連結棒で函体を容易
に構築できるので、組立性や取外し性が良い植栽ボック
スを得ることができる。 <ハ>底網や側網を切断しても相互に接続できるので、
拡張性が良く、又変形可能な植栽ボックスが得られる。 <ニ>不織布内に植生基材を収容するので、適度な通気
性と保水性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】植栽ボックスの使用例を示す図
【図2】植栽ボックスの組立て図
【図3】連結棒による連結図
【図4】側網の側部拡大図
【図5】連結コイルによる連結図
【図6】函体内側の不織布の配置図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植生基材を収容し、草木類を植栽する植栽
    ボックスにおいて、 上面を解放した網製の函体と、 該函体の内側に取付け、植生基材を保持するシート材と
    を備えたことを特徴とする、 植栽ボックス。
  2. 【請求項2】植生基材を収容し、草木類を植栽する植栽
    ボックスにおいて、 上面を解放した網製の函体と、 該函体の内部に配置した仕切網と、 該函体の内側に取付け、植生基材を保持するシート材と
    を備えたことを特徴とする、 植栽ボックス。
  3. 【請求項3】植生基材を収容し、草木類を植栽する組立
    式の植栽ボックスにおいて、 底網の周縁に側網を取外し可能な連結部材で連結して立
    設した函体と、 該函体の内側に取付け、植生基材を保持するシート材と
    を備えたことを特徴とする、 植栽ボックス。
  4. 【請求項4】植生基材を収容し、草木類を植栽する組立
    式の植栽ボックスにおいて、 底網の周縁に側網を取外し可能な連結部材で連結して立
    設した函体の1ユニットを構成し、側網を共有させなが
    ら複数の該ユニットを取外し可能な連結部材で連結し、
    各函体の内側に植生基材を保持するシート材を取付けた
    ことを特徴とする、 植栽ボックス。
  5. 【請求項5】植生基材を収容し、草木類を植栽する組立
    式の植栽ボックスにおいて、 側網相互間を取外し可能な連結コイルで連結し、側網と
    底網間を取外し可能な連結棒で連結する函体と、 該函体の内側に取付け、植生基材を保持するシート材と
    を備えたことを特徴とする、 植栽ボックス。
  6. 【請求項6】植生基材を収容し、草木類を植栽する組立
    式の植栽ボックスにおいて、 一端に折曲部を有する側網と、 周辺上部に隆起条を有する底網と、 側網相互間を連結する取外し可能な連結コイルと、 側網と底網間を連結する取外し可能な連結棒とを備え、 隣接する側網の側部を該連結コイルで連結し、底網の周
    辺上部に側網の折曲部を配置し、折曲部上方に突出した
    隆起条内に該連結棒を通して側網と底網を連結して函体
    を形成し、該函体の内側に植生基材を保持するシート材
    を配置したことを特徴とする、 植栽ボックス。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲の請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の植栽ボックスにおいて、 該シート材は不織布であることを特徴とする、 植栽ボックス。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲の請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の植栽ボックスにおいて、 該側網は正面、端面と裏面からなり、 正面と端面の目合は裏面より細かいことを特徴とする、 植栽ボックス。
  9. 【請求項9】植生基材を収容し、草木類を植栽する組立
    式の植栽ボックスの組立方法において、 所定形状の側網と底網の任意側部を切断し、 底網の周縁に側網を取外し可能な連結部材で連結して立
    設した函体を形成し、 該函体の内側に植生基材を保持するシートを取付けるこ
    とを特徴とする、 植栽ボックスの組立方法。
JP14099894A 1994-05-31 1994-05-31 植栽ボックス Expired - Lifetime JP3175037B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223956A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Anekkusu:Kk 緑化装置及び緑化工法
JP2016208940A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社ゴバイミドリ 緑化装置、及び緑化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223956A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Anekkusu:Kk 緑化装置及び緑化工法
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