JPH07322750A - コンバイン用脱穀部の風選装置 - Google Patents

コンバイン用脱穀部の風選装置

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Publication number
JPH07322750A
JPH07322750A JP14396194A JP14396194A JPH07322750A JP H07322750 A JPH07322750 A JP H07322750A JP 14396194 A JP14396194 A JP 14396194A JP 14396194 A JP14396194 A JP 14396194A JP H07322750 A JPH07322750 A JP H07322750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
spiral conveyor
sorting
air
combine harvester
Prior art date
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Pending
Application number
JP14396194A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Kamikubo
啓太 上窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP14396194A priority Critical patent/JPH07322750A/ja
Publication of JPH07322750A publication Critical patent/JPH07322750A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバイン用脱穀部における1番らせんコン
ベア樋と2番らせんコンベア樋との間に配備した送風フ
ァンにより、2番らせんコンベアの上方の選別部に、選
別むらが生じないよう安定した適正な選別風を有効に送
風可能とする。 【構成】 選別装置aの下方に並設した1番らせんコン
ベア樋1と2番らせんコンベア樋2との間には2番らせ
んコンベア2aの上方側へ向けて送風する送風ファン3
を配備して構成するコンバイン用脱穀部において、前記
送風ファン3を内装したファン胴4の両端部には吸気口
5a,5bをそれぞれ設け、コンバインの機体上に装備
したエンジンルームBの排気部6を、前記ファン胴4の
両端側吸気口5a,5bにダクト7a,7bを介し給気
可能に連通連設して構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1番らせんコンベア樋
と2番らせんコンベア樋との間に送風ファンにより2番
らせんコンベアの上方の選別部に選別風を送風するコン
バイン用脱穀部の風選装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、選別装置の下方に並設した1番
らせんコンベア樋と2番らせんコンベア樋との間には2
番らせんコンベアの上方側へ向けて送風する送風ファン
を配備して構成するコンバイン用脱穀部において、前記
送風ファンは両端側の吸気口から外気を吸引して選別風
を起生するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の脱穀部では、1番らせんコンベア樋と2番らせんコン
ベア樋との間にあるために構造上、送風ファンの径を大
きくするためにも限界があって、どうしても送風ファン
は軸方向の長さに比し径が小さく細長くなっており、そ
のために、両端の吸気口から外気を吸入しても送風ファ
ンの中央側には充分に届かず、選別幅にわたり均等に分
布されるような適正な選別風を起生できないで、2番ら
せんコンベアの上方の選別部の横幅方向には選別むらが
生じ、2番らせんコンベアの上方では選別不良になって
いる、といった不具合を呈している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を課題として解決し、選別幅内にわたり均等に分布
されるような安定した選別風を有効に送風可能とするも
のであり、そのため、選別装置の下方に並設した1番ら
せんコンベア樋と2番らせんコンベア樋との間には2番
らせんコンベアの上方側へ向けて送風する送風ファンを
配備して構成するコンバイン用脱穀部において、前記送
風ファンを内装したファン胴の両端部には吸気口をそれ
ぞれ設け、コンバインの機体上に装備したエンジンルー
ムの排気部を、前記ファン胴の両端側吸気口にダクトを
介し給気可能に連通連設して構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、エンジンルームの排気部から排出
される温風がダクトを通してファン胴の両端側吸気口か
らファン胴内に過給されることになって、小径で細長と
なるファン胴内の中央部にまで給気されることになり、
そのため、送風ファンにより2番らせんコンベアの上方
側へ、選別幅内の全体にわたり均等に分布されるような
安定した温風の適正な選別風を送風可能となって、選別
性能を一段と向上させることができる。
【0006】
【実施例】図2は自脱形コンバインを概略示した平面図
であり、後方に藁カッタ部Cを連設した脱穀部Aの前方
には刈取部Dを装備し、該刈取部Dの右側方には搭乗運
転部Eを装備し、前記脱穀部Aの横側方に装備したグレ
ンタンクFの後方にはエンジン8やラジエータ9などを
内装したエンジンルームBを装備し、該エンジンルーム
Bの後方に立設した縦オーガ筒10の上部からは回動自
在の排出オーガ筒11を延設して従来形構造同様に構成
したものであり、また、前記脱穀部Aは、扱胴12を内
装した扱室13の下方から機体後方の3番口14に向け
て、チャフシーブ15、グレンシーブ16、ストローラ
ック17などを配備した揺動式の選別装置aを延設し、
該選別装置aの下方には圧風唐箕18、1番らせんコン
ベア1aを軸装した1番らせんコンベア樋1、2番らせ
んコンベア2aを軸装した2番らせんコンベア樋2を順
次、配備し、前記1番らせんコンベア樋1と2番らせん
コンベア樋2との間には、排風口19が前記2番らせん
コンベア2aの上方側に向けられて小径で軸方向に細長
くなるファン胴4を装備し、該ファン胴4の内部には、
一端側の入力プーリにより回転駆動されて小径で軸方向
に細長くなる送風ファン3を軸架して従来形構造同様に
構成するが、前記ファン胴4の両端面には、図4および
図5に示すようにそれぞれ4個の吸気口5a,5bを形
設して構成する。
【0007】前記エンジンルームB内の前記ラジエータ
9の近傍となる排気部6の外方には2つの軸流ファン2
0a,20bを並設し、一方の軸流ファン20aの外周
側から延出するダクト7aの先端部を、前記ファン胴4
の一端側の各吸気口5aとの間に隙間21が生じるよう
に延設し、また、他方の軸流ファン20aの外周側から
延出するダクト7bを前記ファン胴4の下方に沿わせて
延設するとともに、該ダクト7bの先端部が前記ファン
胴4の他端側の各吸気口5bとの間に隙間22が生じる
ように延設して構成するが、前記ダクト7bを脱穀部の
機壁にパイピングして構成することもできる。
【0008】したがって、エンジンルームB内のラジエ
ータ9よりの排風となって排気部6から軸流ファン20
aによりダクト7a内へ矢印イで示すように流出される
温風は、隙間21が点線矢印で示すように吸気される外
気とともに各吸気口5aよりファン胴4内に過給される
ことになり、同時に、軸流ファン20bによりダクト7
b内へ矢印ロで示すように流出される温風は、隙間22
から点線矢印で示すように吸気される外気とともに各吸
気口5bよりファン胴4内に過給されることになって、
小径で細長となるファン胴4内の中央部にまで有効に給
気されることになり、そのため、送風ファン3により排
風口19から2番らせんコンベア2aの上方側へ、選別
幅内の全体にわたり均等に分布されるような安定した温
風の適正な選別風を送風できることになって、選別むら
が生じないように、また、温風により湿材が付着しない
ようにして選別性能を一段と向上させることができる。
【0009】また、排気部6からダクト7a,7b内に
エンジンルームB内の熱風を送り出し可能に構成したこ
とにより、ラジエータ9部での風の流れを良くしたり、
エンジンルームBからの吹出しを防止できることにな
り、ダクト7bをファン胴4の下方に沿わせて延設する
ことにより、1番らせんコンベア樋1や2番らせんコン
ベア樋2の掃除を邪魔されずに容易に行うことができる
ことになる。
【0010】
【発明の効果】このように本発明は、エンジンルームB
の排気部6から排出される温風がダクト7a,7bを通
してファン胴4の両端側吸気口5a,5bからファン胴
4内にそれぞれ過給されることになって、小径で細長と
なるファン胴4内の中央部にまで充分に給気されること
になり、そのため、送風ファン3により2番らせんコン
ベア2aの上方側へ、選別幅内の全体にわたり均等に分
布されるような安定した温風の適正な選別風を送風でき
ることになって、選別むらが生じないように、しかも温
風により湿材が付着しないようにして選別性能を一段と
向上させることができることになり、また、送風ファン
3およびファン胴4は適用できるまで小形にしてコンパ
クト構造にすることができ、好適に実施できる特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を概略示した平断面図であ
る。
【図2】自脱形コンバインを概略示した平面図である。
【図3】脱穀部を示した側断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面を示した断面図である。
【図5】図1のV−V線断面を示した断面図である。
【符号の説明】
a 選別装置 1 1番らせんコンベア樋 2 2番らせんコンベア樋 2a 2番らせんコンベア 3 送風ファン 4 ファン胴 5a 吸気口 5b 吸気口 B エンジンルーム 6 排気部 7a ダクト 7b ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別装置aの下方に並設した1番らせん
    コンベア樋1と2番らせんコンベア樋2との間には2番
    らせんコンベア2aの上方側へ向けて送風する送風ファ
    ン3を配備して構成するコンバイン用脱穀部において、
    前記送風ファン3を内装したファン胴4の両端部には吸
    気口5a,5bをそれぞれ設け、コンバインの機体上に
    装備したエンジンルームBの排気部6を、前記ファン胴
    4の両端側吸気口5a,5bにダクト7a,7bを介し
    給気可能に連通連設して構成したことを特徴とする風選
    装置。
JP14396194A 1994-06-01 1994-06-01 コンバイン用脱穀部の風選装置 Pending JPH07322750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14396194A JPH07322750A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 コンバイン用脱穀部の風選装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14396194A JPH07322750A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 コンバイン用脱穀部の風選装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07322750A true JPH07322750A (ja) 1995-12-12

Family

ID=15351083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14396194A Pending JPH07322750A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 コンバイン用脱穀部の風選装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07322750A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008206439A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Yanmar Co Ltd コンバイン及びコンバインの操縦装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008206439A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Yanmar Co Ltd コンバイン及びコンバインの操縦装置

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