JPH07321861A - マルチキャリアディジタル変調用包絡線制御変調 装置 - Google Patents

マルチキャリアディジタル変調用包絡線制御変調 装置

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JPH07321861A
JPH07321861A JP6116388A JP11638894A JPH07321861A JP H07321861 A JPH07321861 A JP H07321861A JP 6116388 A JP6116388 A JP 6116388A JP 11638894 A JP11638894 A JP 11638894A JP H07321861 A JPH07321861 A JP H07321861A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送信変調波形の平均電力対ピーク電力比の小さ
い、マルチキャリアディジタル変調器を提供する。 【構成】直列−並列変換器1は送信ディジタル信号列を
4系列に分離する。IQ符号器2〜5は、直列−並列変
換手段により供給の信号列を用いて、各副搬送波に対応
する位相振幅平面上に送信信号を生成する。送信ロール
オフフィルタ6〜9は、帯域制限を行う。変調器10〜
13は送信ロールオフフィルタ出力と副搬送波発振器1
4〜17からの副搬送波からn波の副変調波を生成す
る。加算器18−1,18−2はn波の副変調波を加算
して送信変調波を生成する。振幅制限器19は、送信変
調波に対し予め設定された希望の振幅レベルに振幅制限
を行い包絡線抑圧変調波を生成する。補間器20は包絡
線抑圧変調波に対し補間波形を生成し帯域制限を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の副搬送波を用い
たディジタル変調通信方式に用いられる変調器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチキャリアディジタル変調用
包絡線制御変調器の後段に接続される電力増幅器には飽
和レベルがあり、入力レベルが過大になるとクリッピン
グ歪みにより出力信号にスペクトラム広がりが生ずるこ
とが知られている。送信データにより複数の副搬送波
(マルチキャリア)をディジタル変調して伝送する通信
方式では、送信信号の平均電力に対しそのピーク電力の
取る値が大きくなり易いため、飽和レベルから十分に余
裕を取った動作点で電力増幅器を動作させる必要があ
る。しかし、この場合出力電力も同時に小さくなるた
め、希望の出力電力を得るには電力増幅器の大型化が必
要とされた。これを解決する技術として、先に特開平2
−13156号公報「無線送信装置」に記載の技術があ
る。この従来のマルチキャリアディジタル変調用包絡線
制御変調器について、図4を参照して説明する。
【0003】図4において、従来例のマルチキャリアデ
ィジタル変調用包絡線制御変調器は、クロック信号CL
Kに同期した2個の送信データ(DATA1,DATA
2)をタイミング回路801において、そのデータ変化
点がクロック周期の1/2だけずらした位置関係となる
ようになされ、DATA1,DATA2に各々応する出
力X1,X2となる。タイミング回路801の出力X
1,X2は、それぞれローパルスフィルタ802,ロー
パルスフィルタ803で帯域制限されY1,Y2とな
る。ローパルスフィルタ802,803の出力Y1,Y
2はPSK変調器804,805へそれぞれ入力され、
PSK変調器804,805ではキャリア発振器80
6,807からのキャリアを、入力されたY1,Y2信
号で位相シフトキーイング変調した2波のPSK波を発
生する。
【0004】その2波のPSK波は合成器808で合成
されるが、ここに、PSK変調器804,805が発生
する帯域制限されたPSK変調波は、データの変化点が
クロック周期の1/2だけずらした関係位置のものであ
るから、2波のPSK変調波は最大振幅位置が重ならな
い関係位置にあることになる。その結果、合成器808
の出力の最大振幅が平滑化され、略一定振幅レベルの信
号を出力するマルチキャリアディジタル変調用包絡線制
御変調器を提供している。また従来例では副搬送波をn
波とした場合は、それぞれのデータの変化点をクロック
周期の1/nだけずらした関係位置となるようにすれば
良いと記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マルチキャリアディジ
タル変調用包絡線制御変調器においては、PSK変調方
式に代表される2値ディジタル変調方式の様な、変調波
が信号点と信号点の間では必ずIQ平面上の原点(振幅
が零)を通るディジタル変調方式を用いて変調を行った
複数の副変調波を合成する場合、副変調波それぞれの最
大振幅位置が重ならない関係位置にあることになる。し
たがって略一定振幅レベルの信号を得るのに有効であ
る。
【0006】しかし、他の変調方式たとえば、8相PS
K、π/4シフトQPSKや16QAM等の3値以上の
多値ディジタル変調方式を用いると、変調波が信号点と
信号点の間では必ず原点を通るとは限らない。したがっ
て、データの変化点をクロック周期の1/nずらしただ
けでは、n波の変調波は最大振幅位置が重ならない関係
位置にあることにはならない。その結果、「出力の最大
振幅が平滑化され、略一定振幅レベルの信号になる」と
いう効果は必ずしも期待できず、後段に接続される電力
増幅器における電力効率の向上に関しては大きな改善効
果を持たなかった。
【0007】したがって本発明のマルチキャリアディジ
タル変調用包絡線制御変調器では、複数副変調波の合成
後の複素包絡送信変調波形に対して、ディジタル複素信
号の状態で包絡線の振幅方向の抑圧を行うことにより、
変調波が信号点と信号点の間では必ず原点を通るとは限
らない8相PSK、π/4シフトQPSKや16QAM
等の3値以上の多値ディジタル変調波の、位相方向の情
報は保存したままで安定かつ容易に送信変調波形の平均
電力対ピーク電力比の低減を実現し、マルチキャリアデ
ィジタル変調用包絡線制御変調器の後段に接続される電
力増幅器における、電力効率を改善するマルチキャリア
ディジタル変調器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の包絡線制御変調
器では入力された送信ディジタル信号列をn波(nは任
意の整数)の副搬送波へ割り当てる直列−並列変換手段
と、直列−並列変換手段により割り当てられた前記送信
ディジタル信号列を用いて、前記副搬送波に対応する位
相振幅平面(以下IQ平面とする)上に送信信号を生成
する第1から第nのn個のIQ符号手段と、IQ符号手
段の実数軸及び虚数軸出力に対し、前記送信信号の波形
整形と隣接副搬送波への自信号漏洩防止のための帯域制
限を行う第一から第nのn個の送信ロールオフフィルタ
手段と、n波の副搬送波信号を生成する第一から第nの
n個の副搬送波発振手段と送信ロールオフフィルタの実
数軸及び虚数軸出力に前記副搬送波信号を掛け合わせて
n波の副変調波を生成する第一から第nの変調手段と、
n波の副変調波の実数軸信号同士、虚数軸信号同士を加
算して送信変調波を生成する加算手段と、送信変調波に
対し、予め設定された希望の振幅レベルに振幅制限を行
い包絡線抑圧変調波を生成する振幅制限手段と、前記包
絡線抑圧変調波に対し補間波形を生成し帯域制限を行う
補間波形生成手段とを設けることにより、上記目的を達
成している。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1、及び図2は本発明の一実施例のマル
チキャリアディジタル変調用包絡線制御変調器の回路構
成図で、用いる副搬送波の数n=4、多値ディジタル変
調方式は16QAM変調方式の場合を示す。図1及び図
2において、本実施例は直列−並列変換器1と、IQ符
号器2〜5と、送信ロールオフフィルタ6〜9と、変調
器10〜13と、副搬送波発振器14〜17と加算器1
8−1,18−2と、振幅制限器19と、補間器20と
から構成されている。
【0011】次に、本発明のマルチキャリアディジタル
変調用包絡線制御変調装置の動作について図1、及び図
2を参照して説明する。
【0012】図1において、直列−並列変換器1に入力
された送信ディジタル信号列Xnは、16QAM変調方
式で変調する場合、1信号点あたり4ビットの伝送が可
能であるから4ビット毎に4個の副搬送波に振り分けら
れ、クロック信号CLKに同期した信号列a1〜d1と
なり、それぞれ信号列a1はIQ符号器2、信号列b1
はIQ符号器3、信号列c1はIQ符号器4、信号列d
1はIQ符号器5に入力される。
【0013】IQ符号器2〜5では、16QAM変調方
式に従って、4個の副搬送波それぞれに対応するIQ平
面上に入力信号列a1〜d1の各々の4ビットを1信号
点とする送信信号点を生成する。IQ符号器2〜5で
は、それらの送信信号点をその実数軸成分を実数軸信号
a2x〜d2x、虚数軸成分を虚数軸信号a2y〜d2
yとして、それぞれクロック信号CLKの4倍の信号点
速度で送信複素信号(a2x,a2y)、(b2x,b
2y)、(c2x,c2y)、(d2x,d2y)を出
力する。(ここで直列−並列変換器1とIQ符号変換器
2〜4は、指定される副搬送波の数と多値ディジタル変
調方式に従い、その分配されるビット数や1信号点あた
りのビット数、信号点速度が決定される。) IQ符号器2〜5より出力された送信複素信号(a2
x,a2y)、(b2x,b2y)、(c2x,c2
y)、(d2x,d2y)は、そのままでは無限の周波
数成分を含む信号であるから、送信複素信号(a2x,
a2y)は送信ロールオフフィルタ6において、送信複
素信号(b2x,b2y)は送信ロールオフフィルタ7
において、送信複素信号(c2x,c2y)は送信ロー
ルオフフィルタ8において、送信複素信号(d2x,d
2y)は送信ロールオフフィルタ9において、周波数帯
域が制限される。
【0014】この帯域制限は、Z変換の複素数zを用い
【0015】
【0016】で表される直線位相FIRディジタルフィ
ルタ係数を用い、畳み込み式
【0017】
【0018】(ここではNはフィルタの次数、pは送信
複素信号の時間列、mはa,b,c,d,の副搬送波に
対応した添字、を表す。)に従い、それぞれ符号間干渉
のないフィルタリング処理により周波数帯域の制限が加
えられ、送信低域複素信号(a3x,a3y)、(b3
x,b3y)、(c3x,c3y)、(d3x,d3
y)に変換される。
【0019】次に送信低域複素信号(a3x,a3y)
は、変調器10で、送信低域複素信号(b3x,b3
y)は変調器11で、送信低域複素信号(c3x,c3
y)は変調器12で、送信低域複素信号(d3x,d3
y)は変調器13で、それぞれ副変調波発振器14〜1
7の生成する副搬送波exp(jωmt)と次式 m4x=m3x×cos(ωmt)−m3y×sin
(ωmt) m4y=m3x×sin(ωmt)+m3y×cos
(ωmt) (ここで、mはa,b,c,d,の副搬送波に対応した
添字を表す。)に従い掛け合わされて副変調波複素信号
(a4x,a4y)、(b4x,b4y)、(c4x,
c4y)、(d4x,d4y)となる。
【0020】加算器18−1,18−2では、副変調波
複素信号の実数軸信号同士、虚数軸信号同士を加算して
送信変調波複素信号(ex,ey)を生成する。
【0021】ex=a4x+b4x+c4x+d4x ey=a4y+b4y+c4y+d4y 図2において、振幅制限器19では、振幅設定手器19
5に予め希望振幅レベルZが設定されている。乗算器1
91では、加算器18−1の出力である送信変調波複素
信号の実数軸信号exを2乗し、実数軸電力成分ex2
を求める。また乗算器192では、虚数軸信号eyを2
乗し虚数軸電力成分ey2 を求める。加算器193で
は、実数軸電力成分ex2 と前記虚数軸電力成分ey2
を加算して送信変調波電力成分Pを出力する。
【0022】除算器194では、振幅設定手段195に
予め設定された希望の振幅レベルの2乗値Z2 を送信変
調波電力成分Pで割り、電力抑圧比Wを出力する。
【0023】W=Z2 /P またこの時、振幅設定手段は本発明の包絡線制御変調器
の後段に接続される電力増幅器の出力レベルを監視し
て、それが電力増幅器の飽和レベルに対し十分に小さい
場合は予め設定された振幅レベルZを大きく、大きい場
合は予め設定された振幅レベルZを小さくするように働
き、必要以上、もしくは不十分な包絡線抑圧を行わない
ように動作する。
【0024】電力抑圧比Wは選択器197、及び19
8、さらに平方根算出器196に出力される。選択器1
97及び198では電力抑圧比W≧1の時には、加算器
18−1,18−2の実数軸出力、及び虚数軸出力を、
そのまま振幅制限器19の実数軸出力、及び虚数軸出力
として選択出力する。電力抑圧比W<1の時は、第三の
乗算手段199、及び第四の乗算手段200の出力を、
振幅圧縮手段19の実数軸出力fx、及び虚数軸出力f
yとして選択出力する。
【0025】平方根算出器196は、電力抑圧比Wの平
方根を算出し電圧抑圧比w(Wの平方根)を生成する。
電圧抑圧比wは、乗算器199で送信変調波の実数軸信
号exと乗算され、また乗算器200で送信変調波の虚
数軸信号eyと乗算されることにより、予め設定された
希望の振幅レベルZより小さい、包絡線抑圧変調波複素
信号(fx,fy)を生成する。
【0026】fx=ex×w fy=ey×w 補間器20では、Z変換の複素数zを用いて
【0027】
【0028】で表される直線位相FIRディジタルフィ
ルタ係数を用い、畳み込み式
【0029】
【0030】(ここではNはフィルタの次数、qは時間
列、を表す。)により、振幅制限器19の出力である包
絡線抑圧変調波複素信号(fx,fy)に対し、補間波
形を生成し帯域制限を行い、マルチキャリアディジタル
変調包絡線制御変調波複素信号(gx,gy)を生成す
る。
【0031】以上、図1、及び図2に示す本発明の実施
例の動作について説明した。
【0032】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
【0033】この別の実施例では、すでに説明した実施
例と振幅制限器19の構成が異なるので、したがってこ
こでは、相違点についてのみ説明する。この相違点を示
したものが図3である。
【0034】図3において、振幅制限器49では、振幅
設定器495に予め希望振幅レベルZが設定されてい
る。乗算器491では、加算器8−1の出力である送信
変調波複素信号の実数軸信号exを2乗し実数軸電力成
分ex2 を求める。また乗算器492では虚数軸信号e
yを2乗し虚数軸電力成分ey2 を求める。加算器49
3では、実数軸電力成分ex2 と前記虚数軸電力成分e
2 を加算して送信変調波電力成分Pを出力する。
【0035】比較器494では、振幅設定器195に予
め設定された希望の振幅レベルの2乗値Z2 と送信変調
波電力成分Pとの大小比較を行い、 Z2 ≧Pの場合 0を Z2 <Pの場合 1を 出力する。またこの時、振幅設定手段は本発明の包絡線
制御変調器の後段に接続される電力増幅器の出力レベル
を監視して、電力増幅器の飽和レベルに対し十分に小さ
い場合は予め設定された振幅レベルZを大きく、大きい
場合は予め設定された振幅レベルZを小さくするように
働き、必要以上、もしくは不十分な包絡線抑圧を行わな
いように動作する。
【0036】選択器496、及び497では、比較器4
94の出力が“0”の場合には、振幅制限器49の実数
軸入力信号exと虚数軸入力信号eyを、そのまま実数
軸出力信号fxと虚数軸出力信号fyとして選択出力す
る。“1”の場合には、振幅制限手段49の実数軸入力
信号exと虚数軸入力信号eyを、圧縮器498、及び
499にそれぞれ選択出力する。圧縮器498では、入
力された信号に予め設定された圧縮率を乗算し、振幅制
限49の実数軸入力信号exとして戻す。圧縮器499
では、入力された信号に予め設定された圧縮率を乗算
し、振幅制限器49の虚数軸入力信号eyとして戻す。
(この時、圧縮器498、及び499に予め設定される
圧縮率は同一のものとする。)振幅制限器49では、比
較器494でZ2 ≧Pの場合になるまで同様のことが繰
り返され、予め設定された希望の振幅レベルZより小さ
い、包絡線抑圧変調波複素信号(fx,fy)を出力す
る。
【0037】補間器50では、図2の補間器20と同様
に、振幅制限手段49の出力である包絡線抑圧変調波複
素信号(fx,fy)に対し、補間波形を生成し帯域制
限を行い、マルチキャリアディジタル変調包絡線制御変
調波複素信号(gx,gy)を生成する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
副変調波の合成後の複素包絡送信変調波形に対して、デ
ィジタル複素信号の状態で包絡線の振幅方向の抑圧を行
い、マルチキャリアディジタル変調用包絡線制御変調器
の後段に接続される電力増幅器に過大な入力レベルが加
えられることを防止すると同時に、変調波が信号点と信
号点の間では必ず原点を通るとは限ならい多値ディジタ
ル変調波の、位相方向の情報は保存したままで安定かつ
容易に送信変調波形の平均電力対ピーク電力比の低減を
実現し、後段に接続される電力増幅器における電力効率
を改善するマルチキャリアディジタル変調器を提供する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチキャリアディジタル変調用包絡
線制御変調器の一実施例の一部を示す回路構成図であ
る。
【図2】本発明のマルチキャリアディジタル変調用包絡
線制御変調器の一実施例の残る一部を示す回路構成図で
ある。
【図3】本発明のマルチキャリアディジタル変調用包絡
線制御変調器の別の実施例の一部を示す回路構成図であ
る。
【図4】従来例のマルチキャリアディジタル変調器の回
路構成図である。
【符号の説明】
1 直列−並列変換器 2〜5 IQ符号器 6〜9 送信ロールオフフィルタ 10〜13 変調器 14〜17 副搬送波発振器 18,48 加算器 19,49 振幅制限器 191,491 乗算器 192,492 乗算器 193,493 加算器 194,494 除算器 195,495 振幅設定器 196,496 平方根算出器 197,497 選択器 198,498 選択器 199,499 乗算器 200 乗算器 20,50 補間器 801 タイミング回路 802,802 ローパスフィルタ 804,805 PSK変調器 806,807 キャリア発振器 808 合成器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データにより複数の副搬送波(マル
    チキャリア)をディジタル変調して伝送する通信装置で
    あり、 入力された送信ディジタル信号列をn波(nは2以上の
    任意の整数)の副搬送波へ割り当てる直列−並列変換手
    段と、 前記直列−並列変換手段により割り当てられた前記送信
    ディジタル信号列を用いて、前記副搬送波に対応する位
    相振幅平面(IQ平面)上に送信信号を生成するn個の
    IQ符号手段と、 前記IQ符号手段の実数軸及び虚数軸出力に対し、前記
    送信信号の波形整形と隣接副搬送波への自信号漏洩防止
    のための帯域制限を行う第一から第nのn個の送信ロー
    ルオフフィルタ手段と、 n波の副搬送波信号を生成する第一から第nのn個副搬
    送波発振手段と前記送信ロールオフフィルタの実数軸及
    び虚数軸出力に前記副搬送波信号を掛け合わせてn波の
    変調された副搬送波(以下副変調波とする)を生成する
    第一から第nのn個の変調手段と、 前記n波の副変調波の実数軸信号同士、虚数軸信号同士
    を加算して送信変調波を生成する第一の加算手段と、 前記送信変調波に対し、予め設定された希望の振幅レベ
    ルに振幅制限を行い包絡線抑圧変調波を生成する振幅制
    限手段と、 前記包絡線抑圧変調波に対し補間波形を生成し帯域制限
    を行う補間波形生成手段とを設け、マルチキャリアディ
    ジタル変調波を生成することを特徴とするマルチキャリ
    アディジタル変調用法包絡線制御変調装置。
  2. 【請求項2】 前記振幅制限手段は、前記第一の加算手
    段の出力である前記送信変調波の実数軸信号を2乗し実
    数軸電力成分を求める第一の乗算手段、及び虚数軸信号
    を2乗し虚数軸電力成分を求める第二の乗算手段と、 前記実数軸電力成分と前記虚数軸電力成分を加算して送
    信変調波電力成分を出力する第二の加算手段と、 予め希望の振幅レベルを設定する振幅設定手段と、 前記第2の加算手段の出力と、予め設定された前記希望
    の振幅レベルの2乗値との割り算を行い電力抑圧比を出
    力する除算手段と、 前記電力抑圧比の大きさにより、第一の加算手段の実数
    軸出力、及び虚数軸出力それぞれをそのまま振幅制限手
    段の出力とする第一の選択手段、及び第二の選択手段と
    前記電力抑圧比の平方根を求め電圧抑圧比を出力する平
    方根算出手段と、 前記電圧抑圧比と、前記実数軸信号及び前記虚数軸信号
    それぞれを積算する、第3の乗算手段と第4の乗算手段
    とから構成されることを特徴とする請求項1記載のマル
    チキャリアディジタル変調用包絡線制御変調装置。
  3. 【請求項3】 前記振幅制限手段は、前記第一の加算手
    段の出力である前記送信変調波の実数軸信号を2乗し実
    数軸電力成分を求める第一の乗算手段、及び虚数軸信号
    を2乗し虚数軸電力成分を求める第二の乗算手段と、 前記実数軸電力成分と前記虚数軸電力成分を加算して送
    信変調波電力成分を出力する第二の加算手段と、 予め希望の振幅レベルを設定する振幅設定手段と、 前記第二の加算手段の出力と、予め設定された前記希望
    の振幅レベルの2乗値と大小比較を行い、どちらが大き
    いかを示す0,1の2値化された信号を出力する比較手
    段と、 前記比較手段が“前記第二の加算手段の出力が予め設定
    された前記希望の振幅レベルの2乗値より小さい”とし
    た場合、第一の加算手段の実数軸出力、及び虚数軸出力
    それぞれをそのまま振幅制限手段の出力とし、“前記第
    二の加算手段の出力が予め設定された前記希望の振幅レ
    ベルの2乗値より大きい”とした場合、第一の加算手段
    の実数軸出力、及び虚数軸出力それぞれを圧縮手段へ出
    力する、第一の選択手段、及び第二の選択手段と前記第
    一の選択手段からの実数軸信号、及び第二の選択手段か
    らの虚数軸信号それぞれを、予め設定された同一の圧縮
    率により圧縮を行い、前記振幅制限手段の実数軸入力信
    号、虚数軸入力信号として戻す、第一の圧縮手段、及び
    第二の圧縮手段とから構成されることを特徴とする請求
    項1記載のマルチキャリアディジタル変調用包絡線制御
    変調装置。
  4. 【請求項4】 前記振幅制限レベルは、送信出力電力に
    合わせて変化することを特徴とする請求項1記載のマル
    チキャリアディジタル変調用包絡線制御変調装置。
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