JPH05130191A - マルチサブチヤネル信号の位相制御によるピーク/平均値比率低減方法 - Google Patents

マルチサブチヤネル信号の位相制御によるピーク/平均値比率低減方法

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JPH05130191A
JPH05130191A JP3311520A JP31152091A JPH05130191A JP H05130191 A JPH05130191 A JP H05130191A JP 3311520 A JP3311520 A JP 3311520A JP 31152091 A JP31152091 A JP 31152091A JP H05130191 A JPH05130191 A JP H05130191A
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Aran Baakuraa Maaku
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Chiyaarusu Jieisupaa Suteiibun
ステイーブン・チヤールス・ジエイスパー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチサブチャネル直交変調データ通信におい
て送信信号のピーク/平均値比率を低減すること。 【構成】各サブチャネルのパイロット信号の位相が揃わ
ないようにサブチャネル変調信号の初期位相を調節する
ことにより、各パイロット信号間の相殺により複合信号
のピーク値を最小にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルデータ通信シ
ステムに用いるマルチサブチャネル変調方式に関するも
のである。より詳細には、パイロット/同期信号を用い
たマルチサブチャネル直交振幅変調(QAM)方式に関
するものであり、たとえばデジタルMCA通信システム
に利用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】QAM方式は、デジタルデータ通信の分
野において周知の技術であり、位相変調と振幅変調との
両方を組み合わせることにより、一定のデジタルデータ
を伝送するのに要する帯域幅を狭くできる変調方式であ
る。QAM方式においては、数ビット(たとえば4ビッ
ト)のデジタルデータがグループにまとめられ、搬送波
の振幅と位相の両方の変化を利用して伝送される。本発
明を応用できるマルチサブチャネル(またはマルチキャ
リア)QAM方式は、コンピュータなどからのデジタル
データやデジタル化した音声情報などのあらゆるデジタ
ル情報(本明細書において「デジタルデータ」または単
に「データ」と総称する。)を、複数組に分割して、そ
れぞれを異なる周波数の複数のQAM信号としてパラレ
ルに伝送する方式である。マルチサブチャネルQAM方
式は、高い周波数利用効率を有し、かつ、周波数選択性
フェージングに対しても優れた特性を示す方式である。
マルチサブチャネル方式の代表的な例として、M(Modi
fied) −16QAM方式があり、それを理解するために
先ず、16QAM方式について簡単に説明する。
【0003】デジタルデータ通信に利用する振幅・位相
変調方式である16QAM方式は、従来の周波数変調方
式に比べて非常に高い周波数利用効率が得られる方式で
ある。例えば25キロヘルツのチャネルでは、FM方式
では20kbps 程度の伝送速度が限界であるが、16Q
AM方式ではほぼ60〜70kbps まで達成できる。
【0004】図1に、16QAM方式送信装置10のブ
ロック図を示す。送信すべきデータストリーム(64k
bps )が、16QAMビット/シンボル変換器12に入
力され、ここで連続する4ビット分をまとめたデータグ
ループが16QAM方式のシンボルに変換される。
【0005】図2に示すように、一つ一つのシンボル
は、直交変調RFキャリアのI信号おおよびQ信号の強
さを座標軸とした2次元空間中の座標の点として表され
る。4ビットのデータは16種類の値を取り得るので、
すべての情報を伝送するためには、座標上に16個のシ
ンボル点が必要である。各シンボル点に対応する変調信
号の振幅絶対値がrで、位相がφで表される。たとえば
データ(0000)は、図2の二次元空間中にある単位
長さおよび45度の位相角を有するベクトルで表すこと
ができる。
【0006】図3に示すように時間軸を8つに分け、そ
の第1スロットに、パイロットシンボル挿入器13によ
りパイロット同期シンボルが挿入される。次の7スロッ
トで、7シンボル分(28ビット)のデータ信号が送信
される。パイロット信号は同期情報、振幅情報および位
相情報を含み、たとえば図2における(0000)の点
として送信機、受信機の間であらかじめ定義しておく。
【0007】パイロット/データを含む16QAM信号
は次に、帯域制限および送信スペクトル整形のためのロ
ーパスフィルタ14を通り、さらに直交変調器16で変
調された後、増幅されて出力される。この例では入力デ
ータレートは64kbps であり、シンボルレートは16
kシンボル/秒となる。出力帯域幅は約16kHzで、こ
れは移動通信チャネルの25kHz帯域幅のなかに十分納
まる。16QAM方式のスペクトラムを図4に示す。こ
の例のシステムはシリアル伝送システムであり、データ
シンボルは順次(シリアルで)伝送される。
【0008】このような16QAM方式においては、移
動通信チャネルの各種の干渉とともに、フェージング、
および遅延分散の問題が極めて大きい。遅延分散とは、
送受信地点間に異なった到達時間を持ついくつもの伝搬
路が存在することによって引き起こされる分散のことで
ある。遅延分散は、デジタルデータ伝送システムではシ
ンボル間干渉を起こす。これによる歪みは、受信信号強
度の如何によらないエラーフロアとして表われ、好まし
くない。許容できる遅延分散度は、送信ビットレート
(伝送速度)にほぼ反比例することが分かっている。各
種の環境下で遅延分散を測定した結果、高層建築物が密
集した市街地や、丘陵地、山岳地においては、16QA
M方式は64kbps 以上の伝送速度での通信に用いるに
は不十分であることが分かった。このように、16QA
M方式は、周波数有効利用の面では優れているが、移動
通信にて25kHz程度のチャネル幅(すなわち60〜7
0kbps 程度の伝送速度)で運用しようとするとあまり
良好な特性が得られない。
【0009】そこで、従来から、周波数選択性フェージ
ングに対して本質的に強い方式であるM(Modified)−1
6QAM方式が開発されている。図5にMー16QAM
方式送信装置50のブロック図を示す。M−16QAM
方式においては、伝送される64kbps ビットストリー
ムは、シリアル/Mパラレル変換器51によって、先ず
M個の並列した低速(64/M kbps )のビット列に
分けられる。典型的にはM=4であり、その場合にはQ
UAD−16QAM方式と呼ばれる。各ビット列は、そ
れぞれの16QAMビット/シンボル変換器52に入力
され、そこで4ビット分がまとめられて対応するシンボ
ルに変換される。次に、パイロット同期シンボルが、パ
イロットシンボル挿入器53により、4ビットデータワ
ードに挿入付加される。M個のすべてのサブチャネルに
おいて、M個のパイロット同期シンボルはあらかじめ決
定されており、それらが同一であることが要請される場
合がおおい。パイロットシンボルが挿入された後に、1
6QAM信号は次に、帯域制限および送信スペクトル整
形のためのローパスフィルタ54を通り、さらに直交変
調器56において各々の周波数で変調される。M個の周
波数(f1〜fM)は隣接し連続した周波数である。M
個の16QAMビット/シンボル変換器52、パイロッ
トシンボル挿入器53、ローパスフィルタ54および直
交変調器56は、変調周波数(f1〜fM)を除いて
は、すべて同等の部材である。
【0010】各直交変調信号は、マルチプレクサに57
において周波数分割多重方式と同様の形で加算合成され
る。この複合信号が、Mー16QAM方式信号である。
複合信号は、必要に応じ周波数シフトされ、パワーアン
プ58で増幅され出力される。シンボルに変換されたデ
ータを保存することおよび隣接周波数チャネルによる干
渉を防止するために、アンプ58はリニアアンプである
ことが望ましい。Mー16QAM受信装置では送信動作
の逆を行い、それぞれ個別に検波・復調を行った後、そ
れらを受信したパイロット信号と比較することによりデ
ータをデコードし、合成して原信号を復元している。
【0011】Mー16QAM信号のスペクトラムを図6
に示す。それぞれのサブチャネルの帯域幅は従来の16
QAM信号の1/Mとなる。サブチャネルの個数はMで
あるから、トータルの「情報」帯域幅は16QAM方式
と等しい。実際には各サブチャネル間に若干のガードバ
ンドを要するため、全所要帯域幅は通常の16QAM方
式よりもわずかに広がってしまう。しかしながら、バン
ドエッジでやや切れの鋭いロールオフ特性を用いること
により、この広がりは十分抑えられ、したがって16Q
AM方式と同様の周波数利用効率の良さはそのまま保持
できる。一方、Mー16QAM方式の各サブキャリアの
伝送速度は16QAM方式のシリアル形伝送に比べて1
/Mに低下している。遅延分散に対する耐性は伝送速度
に反比例するため、他のパラメータが相等しいとすれば
Mー16QAM方式は、16QAM方式に比してM倍だ
け遅延分散に対して強くなる。このようにMー16QA
M方式による特性改善によって実用となる高速デジタル
移動通信システムが実現可能である。Mの値は、発振器
の周波数安定度、フェージング状況等を考慮してシンボ
ル間干渉を起こさないように選定する必要がある。25
kHzチャネルにおいては、周波数選択性フェージングや
その他の特性を考慮してM=4とするのが好ましい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のMー16QAM
システムにおいては、各サブチャネル内に存するデータ
は本来的にランダムであるので位相が揃うことはめった
に起こらないが、各サブチャネル内の一定シンボルであ
るパイロット信号はスロット内で位相が揃ってしまうこ
とが頻繁に起こる。各サブチャネルの周波数は近接して
いるので、それらのパイロット信号のピークが重なるこ
とにより、結果としての複合信号の振幅のピークが、デ
ータ部分の信号の振幅に比べ、極端に大きくなる(図7
参照)。そのため複合信号を増幅するための大型のパワ
ーアンプが必要になり、ノイズを発生しやすくなるなど
の問題点がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、パイロット信号
を用いたマルチサブキャリアデータ通信システムにおい
て、送信信号のピーク/平均値比率を減少させるような
方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマルチサブチャネルデータ通信シス
テムは、サブチャネル変調信号の初期位相を調節するこ
とにより、複合信号のピーク値を小さくしてピーク/平
均値比率を制御することを特徴とするものである。特に
本発明の1つであるマルチサブチャネルデータ通信にお
いて送信信号のピーク/平均値比率を低減する方法は、
以下の段階を含む。
【0015】送信すべきデータストリームを複数のサブ
チャネルデータストリームに分割する段階; 分割され
た各々のサブチャネルデータストリームを対応するシン
ボルに変換する段階; 各々のサブチャネルデータスト
リームに対し、シンボルへの変換の前または後におい
て、一定のパイロット信号(シンボル)を挿入する段
階; 各々のサブチャネルデータ・パイロットシンボル
ストリームをパルス整形フィルタリングする段階; パ
ルス整形した各サブチャネル信号をそれぞれ、異なる所
定のサブチャネル中心周波数で変調する段階; 変調し
たサブチャネル周波数信号の位相を、それぞれの所定位
相分だけシフトする段階; および位相シフトした各サ
ブチャネル周波数信号を加算して、送信すべき複合信号
を形成する段階。
【0016】
【作用】上記のように構成した本発明のシステムにおい
ては、各サブチャネルの初期位相を調節して、周波数の
近接した各パイロット信号の位相が揃うことを防止する
ことにより複合信号のピーク値が小さくなる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。他の図面に示した部材と等しい部材につい
ては、同一の符号を付してある。
【0018】図8は、本発明の一実施例に従ったMー1
6QAM方式送信装置80の簡略ブロック図である。本
発明は、直交変調方式に限定されるものではなく、パイ
ロット信号を用いたあらゆるマルチチャネル方式のデー
タ通信システムに応用することができる。本実施例で
は、伝送される64kbps のシリアルデータビットスト
リームが、シリアル/Mパラレル変換器51によって、
先ずM個の並列した低速(64/M kbps )のサブチ
ャネル用ビット列に分けられる。すなわち、各サブチャ
ネルはそれぞれ、元のシリアルビットストリーム中の一
部を伝送する。本実施例においては、4×Mビットの連
続したシリアルデータが、シリアル/Mパラレル変換器
51によって、M個の4ビットデータワードに分けられ
る。典型的にはM=4であり、その場合にはQUAD−
16QAM方式と呼ばれる。各ビット列は、それぞれの
16QAMビット/シンボル変換器52に入力され、そ
こで4ビット分がまとめられ、対応するQAMシンボル
に変換される(図2参照)。パイロット同期シンボル
が、パイロットシンボル挿入器53により、4ビットデ
ータワードに挿入付加される。パイロット同期シンボル
は、たとえばマイクロコンピュータその他の適切なデジ
タルプロセッサ等の手段によって作ることができる。パ
イロットシンボルは、16QAMビット/シンボル変換
器52の前段に設けても良く、またシリアル/Mパラレ
ル変換器51にパイロット信号を与えても良い。M個の
すべてのサブチャネルにおいて、パイロット同期シンボ
ルはあらかじめ決定しておく。これらの一定の各パイロ
ット信号は、スロット内のどこかで位相が揃ってしまう
ことが頻繁に起こる。特にすべてのパイロット信号が同
一のときは、スロットの初期において位相が揃いピーク
が生じる。本実施例においては、簡単のため、このよう
な同一パイロット信号の場合について述べる。
【0019】次に、パイロットシンボルが挿入された後
に、16QAM信号は帯域制限および送信スペクトル整
形のためのローパスフィルタ54を通り、さらに直交変
調器56において各々の周波数で変調される。変調後
に、移相器86によって所定分(φ1〜φM)だけ位相
がシフトされる。変形的には、直交変調器56に位相情
報を与えて、或は変調器内部で作り、所定の初期位相φ
を以て16QAM信号を直交変調しても良い。位相シフ
トを加えられ所定の初期位相を持った直交変調信号は、
マルチプレクサに57において加算合成された後、必要
に応じ周波数シフトされ、パワーアンプ58で増幅され
出力される。シンボルに変換されたデータを保持するこ
とおよび隣接周波数チャネルによる干渉を防止するため
に、アンプ58はリニアアンプであることが望ましい。
【0020】送信機80からの送信エネルギ周波数スペ
クトラムは、図6に示すようなものになる。各サブチャ
ネルの中心周波数は、f1〜fMである。
【0021】位相シフト分(または初期位相)φ1〜φ
Mがすべてゼロのときは、各パイロット信号の位相が揃
い、複合信号の振幅は図7のようになり、ピーク/平均
値比率が大きい。これとは逆に、たとえばM=4のとき
に、初期位相(φ1、φ2、φ3、φ4)=(0、0、
π、π)とすると、相殺によりピーク値をかなり小さく
でき(約3.4dB小さくなる。)、複合信号の振幅は図
9に示すようになり、小さなパワーアンプで済むことに
なる。ピークを小さくする初期位相の組み合わせは、
(0、π、0、π)、(0、π/2、π、3π/2)な
どいろいろな組み合わせが考えられる。Mー16QAM
受信装置では送信動作の逆を行い、それぞれ個別に検波
・復調を行った後、それらをパイロット信号と比較する
ことによりデータをデコードし、合成して原信号を復元
している。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、パイロット信号による複合信号のピーク値を小さ
く最小にすることができ、ピーク/平均値比率を減少さ
せることができる。コンピュータシミュレーションによ
れば、ピーク/平均値比率の1.5〜2.0dBの減少が
期待できる。その結果、小さなパワーアンプで済ませる
ことができ、ノイズにも強く、効率の良いデータ通信が
期待できるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の16QAM方式送信装置のブロック図で
ある。
【図2】4ビットデータと二次元空間中のシンボル点と
の対応関係を示す図である。
【図3】伝送すべきパイロット信号とデータ信号との順
次的組み合わせを示す図である。
【図4】16QAM方式の送信スペクトラムを示す図で
ある。
【図5】従来のMー16QAM方式送信装置のブロック
図である。
【図6】Mー16QAM方式のサブチャネルの送信スペ
クトラムを示す図である。
【図7】従来のMー16QAM方式による送信信号の振
幅を示すグラフである。
【図8】本発明に従ったMー16QAM方式送信装置の
ブロック図である。
【図9】本発明に従ったMー16QAM方式による送信
信号の振幅を示すグラフである。
【符号の説明】
80 Mー16QAM方式送信装置 51 シリアル/パラレル変換器 52 16QAMビット/シンボル変換器 53 パイロットシンボル挿入器 54 ローパスフィルタ 56 直交変調器 86 移相器 57 マルチプレクサ 58 パワーアンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチサブチャネルデータ通信において
    送信信号のピーク/平均値比率を低減するための方法で
    あって:送信すべきデータストリームを複数のサブチャ
    ネルデータストリームに分割する段階;分割された各々
    のサブチャネルデータストリームを対応するシンボルに
    変換する段階;各々のサブチャネルデータストリームに
    対し、シンボルへの変換の前または後において、一定の
    パイロット信号(シンボル)を挿入する段階;各々のサ
    ブチャネルデータ・パイロットシンボルストリームをパ
    ルス整形フィルタリングする段階;パルス整形した各サ
    ブチャネル信号をそれぞれ、異なる所定のサブチャネル
    中心周波数で変調する段階;変調したサブチャネル周波
    数信号の位相を、それぞれの所定位相分だけシフトする
    段階;位相シフトした各サブチャネル周波数信号を加算
    して、送信すべき複合信号を形成する段階;から成る方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された方法であって:送
    信信号のピーク/平均値比率を実質的に低減するよう
    に、前記各サブチャネル周波数信号のためのシフトすべ
    き前記所定位相分を選択する、ところの方法。
  3. 【請求項3】 マルチサブチャネルデータ通信において
    送信信号のピーク/平均値比率を低減するための方法で
    あって:送信すべきデータストリームを複数のサブチャ
    ネルデータストリームに分割する段階;分割された各々
    のサブチャネルデータストリームを対応するシンボルに
    変換する段階;各々のサブチャネルデータストリームに
    対し、シンボルへの変換の前または後において、一定の
    パイロット信号(シンボル)を挿入する段階;各々のサ
    ブチャネルデータ・パイロットシンボルストリームをパ
    ルス整形フィルタリングする段階;パルス整形した各サ
    ブチャネル信号をそれぞれ、異なる所定のサブチャネル
    中心周波数で、異なる所定の初期位相を用いて変調する
    段階;位相シフトした各サブチャネル周波数信号を加算
    して、送信すべき複合信号を形成する段階;から成る方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された方法であって:送
    信信号のピーク/平均値比率を実質的に低減するよう
    に、前記各サブチャネル周波数信号のためのシフトすべ
    き前記所定位相分を選択する、ところの方法。
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