JPH07320848A - 電熱器具 - Google Patents

電熱器具

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Publication number
JPH07320848A
JPH07320848A JP10882194A JP10882194A JPH07320848A JP H07320848 A JPH07320848 A JP H07320848A JP 10882194 A JP10882194 A JP 10882194A JP 10882194 A JP10882194 A JP 10882194A JP H07320848 A JPH07320848 A JP H07320848A
Authority
JP
Japan
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temperature
main body
heat
temperature sensor
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP10882194A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Kimura
充 木村
Kenji Chigasaki
賢二 千ヶ崎
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度センサーの取付け位置を任意とし、コン
トロール精度が向上する電熱器具を得る。 【構成】 発熱体部2を有する本体3と、この本体3の
任意の位置に設けた温度センサー4と、一端側は温度セ
ンサー4を覆い他端側は発熱体部2と密着するアルミ箔
からなる伝熱シート5とを備えた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気温熱治療器や電気
暖房便座等の電熱器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように従来のこの種の電熱器
具は、ほぼ一定の温度を保持する必要があるため、サー
ミスタ等の温度センサー4を使用して温度センサー4の
抵抗変化を検知して温度コントロールしている。またヒ
ータ1の構成は本体3を全面的に均一に加熱することか
らコード状ヒータ1をアルミ箔で挾持し、本体3に貼り
付けた構造である。
【0003】また温度センサー4は発熱体部2の比較的
低温部に接触させたり、発熱体部2の近傍の空気中に設
ける構造になっている(例えば、実開昭60−2279
2号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の電熱器具
は、温度センサー4の取付け位置を決める場合、高温の
発熱体部2に直接取付けると温度センサー4の耐熱温度
を超えてしまい温度センサー4が正確に温度検知できな
くなる。また温度センサー4を発熱体部2の近傍の空気
中に設けるとヒータ1からの熱伝導が悪いため温度変化
に対する追従性が悪い等の問題点があった。更に温度セ
ンサー4の設定温度と実際の取付け位置を決めるため
に、多くの検討時間を要する等の問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、発熱体部を有する本体と、本体の任意の位置
に設けた温度センサーと、一端側は温度センサーを覆い
他端側は発熱部と密着するアルミ箔からなる伝熱シート
とを電熱器具の制御装置に備えたものである。
【0006】また、伝熱シートの幅を変化させることに
より受熱量を調整するようにしたものである。
【0007】
【作用】一端側は温度センサーを覆い他端側は発熱部と
密着するアルミ箔からなる伝熱シートとを電熱器具に備
えたので、発熱体部の温度より低く本体の温度より高い
温度を温度センサーが受熱できるため、温度センサーを
本体の任意の位置に取付けることができる。
【0008】また伝熱シートの幅を変化させることによ
り、温度センサーへの受熱量を調整できる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は電気温熱治療器における実施例で1
はコード状のヒータ、2は発熱体部でコード状のヒータ
1を挾持したアルミ箔から成っている。3は被加熱物の
本体で樹脂により容器状に成型されており、内面側に満
たしたお湯を保温するものである。4はサーミスタから
なる温度センサーで本体3の底面に位置し、全体をアル
ミ箔からなる伝熱シート5で覆われ保持されている。5
はアルミ箔からなる伝熱シートで、一端側は温度センサ
ー4を覆い他端側は発熱体部2に密着し発熱体部2の熱
を温度センサー4に伝達している。
【0011】また、伝熱シート5の幅を図2の(a)〜
(e)の例に示すように、大きくしたり小さくしたり、
変化させることにより通過熱量を変化させ受熱量を変え
ることによりコントロール温度を調整することができ
る。
【0012】従って、上記の構成により、伝熱シート5
により温度センサー4を本体3の任意の位置に取付ける
ことが出来る。また、伝熱シート5の幅を変化させるこ
とによりコントロール温度を調整できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電熱器具に
よれば、次の効果が得られる。
【0014】(1)伝熱シートを用いたので、温度セン
サーを高温である発熱体部を避けて、本体の低温部に取
り付けできる。
【0015】(2)伝熱シートで温度センサーを覆う構
成としたので安定した受熱が可能となり、温度コントロ
ール精度が向上する。
【0016】(3)伝熱シートの幅を変化させることで
通過熱量を調整できるので、温度センサーの位置検討が
簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電熱器具の構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す電熱器具の伝熱シート
の正面図である。
【図3】従来例を示す電熱器具の構成図である。
【符号の説明】
2 発熱体部 3 本体 4 温度センサー 5 伝熱シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体部(2)を有する本体(3)と、
    この本体(3)の任意の位置に設けた温度センサー
    (4)と、一端側は温度センサー(4)を覆い他端側は
    前記発熱体部(2)に密着するアルミ箔からなる伝熱シ
    ート(5)とを備え、更にこの伝熱シート(5)の幅を
    変化させることにより受熱量を調整することを特徴とす
    る電熱器具。
JP10882194A 1994-05-24 1994-05-24 電熱器具 Pending JPH07320848A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104507182A (zh) * 2014-12-24 2015-04-08 湖南中和制药有限公司 铝塑热封机加热系统及带有该加热系统的铝塑热封机
WO2022202227A1 (ja) * 2021-03-26 2022-09-29 株式会社デンソー ヒータ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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