JPS6247529B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247529B2 JPS6247529B2 JP806782A JP806782A JPS6247529B2 JP S6247529 B2 JPS6247529 B2 JP S6247529B2 JP 806782 A JP806782 A JP 806782A JP 806782 A JP806782 A JP 806782A JP S6247529 B2 JPS6247529 B2 JP S6247529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet seat
- temperature
- temperature sensor
- transformer
- metal plate
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 17
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
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- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は洋式便器上に設置され、かつ座部を暖
める便座暖房装置に関するものである。
める便座暖房装置に関するものである。
従来の便座暖房装置を、第1図〜第2図に従つ
て説明する。
て説明する。
第1図は従来の便座暖房装置の上面構成図を示
したもので、1は合成樹脂からなる便座外体、2
は前記便座外体1を回動自在に取り付けるととも
に、便座外体1を暖める制御機能を収納する収納
ボツクス、3は商用電源を供給する電源コード、
4は前記便座外体1の暖房温度を調節する可変抵
抗器である。
したもので、1は合成樹脂からなる便座外体、2
は前記便座外体1を回動自在に取り付けるととも
に、便座外体1を暖める制御機能を収納する収納
ボツクス、3は商用電源を供給する電源コード、
4は前記便座外体1の暖房温度を調節する可変抵
抗器である。
第2図は第1図におけるA−A′部の断面構造
を示したもので、5はヒータ、6は前記ヒータ5
の絶縁被覆、7は前記ヒータ5を前記便座外体1
の裏面に接着固定するための接着シート、8は前
記便座外体1の温度を検出する温度センサ、9は
前記便座外体1と密着する底板、10は前記底板
9に接着され、かつ便器との緩衝の役目を果たす
脚ゴムである。
を示したもので、5はヒータ、6は前記ヒータ5
の絶縁被覆、7は前記ヒータ5を前記便座外体1
の裏面に接着固定するための接着シート、8は前
記便座外体1の温度を検出する温度センサ、9は
前記便座外体1と密着する底板、10は前記底板
9に接着され、かつ便器との緩衝の役目を果たす
脚ゴムである。
上記第1図および第2図に示した従来の構成に
おいては、前記電源コード3を商用電源に接続
し、前記可変抵抗器4を適当な位置に合わせるこ
とにより、前記ヒータ5に給電が行われ、前記絶
縁被覆6を介して前記便座外体1を加熱し、その
加熱された温度を前記温度センサ8で検出して前
記ヒータ5の給電量を制御し、便座暖房を行うも
のである。
おいては、前記電源コード3を商用電源に接続
し、前記可変抵抗器4を適当な位置に合わせるこ
とにより、前記ヒータ5に給電が行われ、前記絶
縁被覆6を介して前記便座外体1を加熱し、その
加熱された温度を前記温度センサ8で検出して前
記ヒータ5の給電量を制御し、便座暖房を行うも
のである。
しかしながら、上記従来の構成では、前記ヒー
タ5と前記便座外体1との接触面積が小さく、ま
た前記絶縁被覆6、合成樹脂からなる前記便座外
体1とも熱伝導性が悪いために、前記温度センサ
8の加熱応答遅れが大きく、そのために制御温度
が大きくオーバーシユートを発生させたり、また
ハンチングを生じて不安全になるという欠点を有
していた。さらに、前記温度センサ8の検出する
温度と人体が接触する前記便座外体1の表面温度
とは一致し難く、しかも前記の構成であるがゆえ
に、前記便座外体1の表面温度に温度ムラを生じ
易く、そのため、制御温度のバラツキが大きくな
るという欠点を有していた。
タ5と前記便座外体1との接触面積が小さく、ま
た前記絶縁被覆6、合成樹脂からなる前記便座外
体1とも熱伝導性が悪いために、前記温度センサ
8の加熱応答遅れが大きく、そのために制御温度
が大きくオーバーシユートを発生させたり、また
ハンチングを生じて不安全になるという欠点を有
していた。さらに、前記温度センサ8の検出する
温度と人体が接触する前記便座外体1の表面温度
とは一致し難く、しかも前記の構成であるがゆえ
に、前記便座外体1の表面温度に温度ムラを生じ
易く、そのため、制御温度のバラツキが大きくな
るという欠点を有していた。
本発明は、便座を熱伝導の良い金属板で構成
し、かつこの金属板に温度センサを装着するとと
もに、金属板自身に発熱作用を持たせることによ
り、上記従来の欠点を解消したものである。
し、かつこの金属板に温度センサを装着するとと
もに、金属板自身に発熱作用を持たせることによ
り、上記従来の欠点を解消したものである。
本発明の具体的な構成は、電極を有する金属板
からなる便座と、前記電極に2次側を接続したト
ランスと、前記便座に密着して装着した温度セン
サと、この温度センサの信号に応じて前記トラン
スの1次側への給電量を制御する制御回路とを有
し、前記便座そのものをヒータとして活用し、こ
のヒータの温度を直に検出して制御を行うように
したものである。
からなる便座と、前記電極に2次側を接続したト
ランスと、前記便座に密着して装着した温度セン
サと、この温度センサの信号に応じて前記トラン
スの1次側への給電量を制御する制御回路とを有
し、前記便座そのものをヒータとして活用し、こ
のヒータの温度を直に検出して制御を行うように
したものである。
以下、本発明の便座暖房装置の一実施例を第3
図〜第7図に従つて説明する。なお、第1図およ
び第2図に示した従来例と同一部品は同一番号を
付して説明する。
図〜第7図に従つて説明する。なお、第1図およ
び第2図に示した従来例と同一部品は同一番号を
付して説明する。
第3図は本発明の便座暖房装置の一実施例にお
ける便座部の上面構成図を示したもので、11は
便座であり、この便座11はアルミやステンレス
などの金属板からなり、プレス成形されるもので
ある。12は前記便座11を中央部で分割絶縁す
るためのスペーサ、13,14は前記の分割点に
接続される電極である。
ける便座部の上面構成図を示したもので、11は
便座であり、この便座11はアルミやステンレス
などの金属板からなり、プレス成形されるもので
ある。12は前記便座11を中央部で分割絶縁す
るためのスペーサ、13,14は前記の分割点に
接続される電極である。
第4図は第3図におけるB−B′部の断面図であ
り、また第5図は第3図におけるC−C′部の断
面図であり、さらに第6図は上記一実施例におけ
る制御回路図を示したもので、15は整流ブリツ
ジ、16は前記可変抵抗器4、温度センサ8の値
に応じてトリガパルスの位相を変える位相制御
器、17は前記位相制御器16のトリガパルスに
よつてトリガされる給電制御素子、18は前記給
電制御素子17によつてその1次側に給電される
商用電源が制御され、かつその2次側のD1,D
2に前記便座11の電極13,14が接続される
トランスである。そしてこのトランス18の1次
側と2次側の巻数比を極めて大きくとり、2次側
に前記便座11の電極を接続して1次側に全通電
を行つた場合でも2次側の電圧が数V程度の極低
圧になるように設計する。また、前記トランス1
8の2次側インピーダンスは負荷となる前記便座
11のインピーダンスよりも小さな値になるよう
に設計する。
り、また第5図は第3図におけるC−C′部の断
面図であり、さらに第6図は上記一実施例におけ
る制御回路図を示したもので、15は整流ブリツ
ジ、16は前記可変抵抗器4、温度センサ8の値
に応じてトリガパルスの位相を変える位相制御
器、17は前記位相制御器16のトリガパルスに
よつてトリガされる給電制御素子、18は前記給
電制御素子17によつてその1次側に給電される
商用電源が制御され、かつその2次側のD1,D
2に前記便座11の電極13,14が接続される
トランスである。そしてこのトランス18の1次
側と2次側の巻数比を極めて大きくとり、2次側
に前記便座11の電極を接続して1次側に全通電
を行つた場合でも2次側の電圧が数V程度の極低
圧になるように設計する。また、前記トランス1
8の2次側インピーダンスは負荷となる前記便座
11のインピーダンスよりも小さな値になるよう
に設計する。
上記構成において、前記電源コード3を商用電
源に接続し、前記可変抵抗器4を適当な位置に合
わすことにより、前記トランス18の1次側に制
御された商用電源が給電され、かつトランス18
の2次側および前記電極13,14を介して前記
金属板からなる便座11に低圧大電流が流れるた
め、その電流損失によつて前記便座11は急速に
加熱される。そしてこの便座11の温度は密着し
た前記温度センサ8によつて検出され、前記回路
にフイードバツクして自動温度制御が行われる。
源に接続し、前記可変抵抗器4を適当な位置に合
わすことにより、前記トランス18の1次側に制
御された商用電源が給電され、かつトランス18
の2次側および前記電極13,14を介して前記
金属板からなる便座11に低圧大電流が流れるた
め、その電流損失によつて前記便座11は急速に
加熱される。そしてこの便座11の温度は密着し
た前記温度センサ8によつて検出され、前記回路
にフイードバツクして自動温度制御が行われる。
上記構成においては、人体に接する便座11そ
のものが熱を発生するので、加熱立ち上がり時間
が短くなり、しかも便座11が熱伝導の良い金属
板であるため、便座11の温度は均一になり、そ
の結果、便座11の表面と温度センサ8との加熱
応答遅れはほとんどなくなる。従つてオーバーシ
ユートやハンチングの発生はなくなり、そしてま
た温度ムラが無くなり、かつ制御温度のバラツキ
は極めて少なくなる。
のものが熱を発生するので、加熱立ち上がり時間
が短くなり、しかも便座11が熱伝導の良い金属
板であるため、便座11の温度は均一になり、そ
の結果、便座11の表面と温度センサ8との加熱
応答遅れはほとんどなくなる。従つてオーバーシ
ユートやハンチングの発生はなくなり、そしてま
た温度ムラが無くなり、かつ制御温度のバラツキ
は極めて少なくなる。
第7図は本発明の他の実施例における便座部の
上面構成図である。便座11′が第7図のように
先割れタイプの場合には、前記電極13,14を
先割れ部両端に設けることにより、前記一実施例
に用いたスペーサ12は不要になるものである。
上面構成図である。便座11′が第7図のように
先割れタイプの場合には、前記電極13,14を
先割れ部両端に設けることにより、前記一実施例
に用いたスペーサ12は不要になるものである。
以上の説明から明らかなように本発明の便座暖
房装置は、電極を有する金属板からなる便座と、
前記電極に2次側を接続したトランスと、前記便
座に密着して装着した温度センサと、この温度セ
ンサの信号に応じて前記トランスの1次側への給
電量を制御する制御回路とを有し、暖房時に制御
回路によつてトランスの1次側に給電し、かつト
ランスの2次側から電極を介して前記便座に低圧
大電流を流し、その電流損失で直接便座を暖め、
また金属板からなる便座の温度を前記温度センサ
で直接検出して温度制御を行う構成であるため、
次のような種々のすぐれた特長を有するものであ
る。
房装置は、電極を有する金属板からなる便座と、
前記電極に2次側を接続したトランスと、前記便
座に密着して装着した温度センサと、この温度セ
ンサの信号に応じて前記トランスの1次側への給
電量を制御する制御回路とを有し、暖房時に制御
回路によつてトランスの1次側に給電し、かつト
ランスの2次側から電極を介して前記便座に低圧
大電流を流し、その電流損失で直接便座を暖め、
また金属板からなる便座の温度を前記温度センサ
で直接検出して温度制御を行う構成であるため、
次のような種々のすぐれた特長を有するものであ
る。
(1) 人体に接する便座そのものが熱を発生するの
で、加熱立ち上がり時間が短くなり、しかも便
座が熱伝導の良い金属板で構成されているた
め、便座表面と温度センサ部との温度差は無く
なる。従つて制御温度のオーバーシユートやハ
ンチングの発生がなくなり、その結果、安全性
が高くなるとともに、快適な安定した暖房を得
ることができる。
で、加熱立ち上がり時間が短くなり、しかも便
座が熱伝導の良い金属板で構成されているた
め、便座表面と温度センサ部との温度差は無く
なる。従つて制御温度のオーバーシユートやハ
ンチングの発生がなくなり、その結果、安全性
が高くなるとともに、快適な安定した暖房を得
ることができる。
(2) 便座が熱伝導の良い金属板で構成されている
ため、便座表面の温度のムラが無くなり、その
結果、場所によつて熱かつたりぬるかつたりす
るという不快感が無くなるとともに、制御温度
のバラツキが極めて少なくなる。
ため、便座表面の温度のムラが無くなり、その
結果、場所によつて熱かつたりぬるかつたりす
るという不快感が無くなるとともに、制御温度
のバラツキが極めて少なくなる。
第1図は従来の便座暖房装置の上面構成図、第
2図は第1図におけるA−A′部の断面図、第3
図は本発明の便座暖房装置の一実施例における便
座部の上面構成図、第4図は第3図におけるB−
B′部の断面図、第5図は第3図におけるC−
C′部の断面図、第6図は上記一実施例における
制御回路図、第7図は本発明の他の実施例におけ
る便座部の上面構造図である。 8……温度センサ、11,11′……便座、1
3,14……電極、15……整流ブリツジ、16
……位相制御器、17……給電制御素子、18…
…トランス。
2図は第1図におけるA−A′部の断面図、第3
図は本発明の便座暖房装置の一実施例における便
座部の上面構成図、第4図は第3図におけるB−
B′部の断面図、第5図は第3図におけるC−
C′部の断面図、第6図は上記一実施例における
制御回路図、第7図は本発明の他の実施例におけ
る便座部の上面構造図である。 8……温度センサ、11,11′……便座、1
3,14……電極、15……整流ブリツジ、16
……位相制御器、17……給電制御素子、18…
…トランス。
Claims (1)
- 1 電極を有する金属板からなる便座と、前記電
極に2次側を接続したトランスと、前記便座に密
着して装着した温度センサと、この温度センサの
信号に応じて前記トランスの1次側への給電量を
制御する制御回路とを有する便座暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP806782A JPS58124418A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 便座暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP806782A JPS58124418A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 便座暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124418A JPS58124418A (ja) | 1983-07-25 |
JPS6247529B2 true JPS6247529B2 (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=11682996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP806782A Granted JPS58124418A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 便座暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124418A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004024294A1 (ja) * | 2002-09-13 | 2006-01-05 | イビデン株式会社 | フィルタ |
JP5050630B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2012-10-17 | パナソニック株式会社 | 便座装置およびそれを備えるトイレ装置 |
-
1982
- 1982-01-20 JP JP806782A patent/JPS58124418A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58124418A (ja) | 1983-07-25 |
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