JPH07320729A - 水素吸蔵合金電極 - Google Patents

水素吸蔵合金電極

Info

Publication number
JPH07320729A
JPH07320729A JP6131425A JP13142594A JPH07320729A JP H07320729 A JPH07320729 A JP H07320729A JP 6131425 A JP6131425 A JP 6131425A JP 13142594 A JP13142594 A JP 13142594A JP H07320729 A JPH07320729 A JP H07320729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen storage
storage alloy
alloy
powder
plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6131425A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Isono
隆博 礒野
Hiroshi Watanabe
浩志 渡辺
Shin Fujitani
伸 藤谷
Ikuro Yonezu
育郎 米津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6131425A priority Critical patent/JPH07320729A/ja
Publication of JPH07320729A publication Critical patent/JPH07320729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】各格子面(hkl)面について求めた下記式で
定義されるPの最大値が20%以上であり、且つ200
〜600°Cで熱処理することにより粉末X線回折図に
おいて最大強度を示す回折ピークの半値幅を0.4°以
下に減少させた合金である。 〈但し、式中、〔I1(hkl)/I2(h'k'l') obs は、前
記水素吸蔵合金の各格子面(hkl)面における粉末X
線回折ピークの積分強度I1(hkl)と、基準面として任意
に選定した格子面(h’k’l’)面における粉末X線
回折ピークの積分強度I2(h'k'l') との比の値、〔I
3(hkl)/I4(h'k'l') ran は、格子面(hkl)面に
おける粉末X線回折ピークの積分強度I3(hkl)と、前記
格子面(h’k’l’)面における粉末X線回折ピーク
の積分強度I4(h'k'l') との比の値である。〉 【効果】サイクル特性に優れ、高容量の金属−水素化物
アルカリ二次電池を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属−水素化物アルカ
リ蓄電池の負極として用いられる水素吸蔵合金電極に係
わり、詳しくはサイクル特性の向上と高容量化を共に可
能にすることを目的とした、電極材料たる水素吸蔵合金
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
水素を可逆的に吸蔵及び放出することができる水素吸蔵
合金の開発が盛んに行われており、斯かる水素吸蔵合金
を負極材料として用いる金属−水素化物アルカリ蓄電池
が、従来汎用されている鉛蓄電池、ニッケル−カドミウ
ム蓄電池などに比べて、軽量で、且つ、高容量化が可能
であるなどの理由から、次世代のアルカリ蓄電池の主流
を占めるものとして有望視されている。
【0003】ところで、電池用水素吸蔵合金は、室温近
傍で可逆的に水素を吸蔵及び放出し得るものでなければ
ならない。斯かる水素吸蔵合金として現在既に実用化さ
れている主なものは、LaNi5 又はMmNi5 を基本
構造とするCaCu5 型合金である。その他、Laves 相
構造を有するAB2 型合金も、高容量化の可能性がある
ため、その実用化のための研究が種々なされている。
【0004】水素吸蔵合金が金属−水素化物アルカリ蓄
電池の負極材料として実用可能なものであるためには、
サイクル特性の向上と高容量化を同時に達成し得るもの
でなければならないが、従来の水素吸蔵合金を用いた金
属−水素化物アルカリ蓄電池には、サイクル特性が充分
でないという問題があった。その原因としては、次のこ
とが挙げられる。
【0005】充放電時に水素を吸蔵及び放出する際に、
合金の結晶格子に膨張、収縮の応力が加わる。このた
め、充放電を繰り返し行うと水素吸蔵合金が次第に微粉
化し、新生面ができ、この新生面に露出した合金の元素
が酸化されて、合金表面に不活性な皮膜が生じたり、合
金の元素が電解液中に溶解して合金組成が変化したりす
る。
【0006】従来、上記の原因を排除するべく、合金組
成の最適化を図る試みが種々提案されているが、合金組
成の最適化だけでは、水素吸蔵合金の微粉化によるサイ
クル特性の低下を充分には抑制することはできない。
【0007】そこで、サイクル特性低下の主原因たる水
素吸蔵合金の微粉化を抑制するべく鋭意研究した結果、
本発明者らは、水素吸蔵合金の微粉化とその合金結晶の
配向性(選択配向性)との間に密接な関係があることを
見出した。すなわち、選択配向性の強い水素吸蔵合金の
場合は、結晶格子に加わる膨張、収縮の応力の方向が一
定方向に揃い易く、膨張、収縮の応力同士のぶつかり合
いが少なくなって、微粉化が起こりにくくなるのであ
る。
【0008】しかし、選択配向性の強い水素吸蔵合金
は、選択配向性の弱い合金と比較して、水素吸蔵能力に
乏しい粒界部分が大きいために、水素吸蔵能力(容量)
が小さく、かかる選択配向性の強い水素吸蔵合金をその
まま電極材料として用いたのでは、高容量の水素吸蔵合
金電極は得られない。
【0009】高容量化のための一手段として、水素吸蔵
合金(MmNi3.55Mn0.4 Al0.3 Co0.75)を80
0°C以上で熱処理する方法が先に提案されている(特
開昭63−291363号公報)。しかし、粒界部分が
大きい選択配向性の強い水素吸蔵合金をこのように高い
温度で熱処理すると、融点が低い粒界部分が溶融、再結
晶化して、非平衡状態においては均一であった粒界部分
の組成分布が不均一になり、その結果成分元素の溶出が
起こり、サイクル特性が低下することが分かった。
【0010】本発明は、以上の事情に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは、サイクル特性に優
れ、しかも高容量の金属−水素化物アルカリ蓄電池を得
ることを可能にする水素吸蔵合金電極を提供するにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る水素吸蔵合金電極は、各格子面(hk
l)面について求めた下記数2で定義されるPの最大値
が20%以上であり、且つ200〜600°Cで熱処理
することにより粉末X線回折図において最大強度を示す
回折ピークの半値幅を0.4°以下に減少させた水素吸
蔵合金が電極材料として用いられてなる。
【0012】
【数2】
【0013】上記数2に示すPの最大値(以下、「P
max 」と称する。)の算出方法について、図1〜図4を
参照しつつ説明する。図1は、様々な方向に結晶成長が
進行した(ランダム配向した)水素吸蔵合金の説明図で
あり、図2は、一定方向に結晶成長が進行した(選択配
向した)図1に示した水素吸蔵合金と同組成の水素吸蔵
合金の説明図であり、図1及び図2において、1は結晶
子、2は配向の方向を示す。また、図3は、図1に示し
た水素吸蔵合金の各格子面における粉末X線回折ピーク
の積分強度を示したグラフであり、図4は、図2に示し
た水素吸蔵合金の前記各格子面における粉末X線回折ピ
ークの積分強度を示したグラフである。図3及び図4に
おいて、(1)及び(1′)は格子面における粉末X
線回折ピークの積分強度、(2)及び(2′)は格子面
における粉末X線回折ピークの積分強度、(3)及び
(3′)は格子面における粉末X線回折ピークの積分
強度、(4)及び(4′)は格子面における粉末X線
回折ピークの積分強度を示す。
【0014】図3と図4との比較から、図2に示した水
素吸蔵合金の格子面における積分強度(3′)は、図
1に示したランダム配向した水素吸蔵合金の格子面に
おける積分強度(3)より格段大きい。このことから、
図2に示した水素吸蔵合金は格子面に選択配向性を有
することが分かる。因みに、この場合、図2に示した水
素吸蔵合金の結晶の配向は、格子面の結晶成長方向の
法線方向である。
【0015】そこで、例えば基準面として格子面を選
択した場合について説明するに、この場合は、選択配向
した水素吸蔵合金の格子面における積分強度(3’)
を、選択配向した水素吸蔵合金の格子面における積分
強度(2’)で除した値が〔I1(hkl)/I2(h'k'l')
obs である。また、ランダム配向した水素吸蔵合金の格
子面における積分強度(3)を、ランダム配向した水
素吸蔵合金の格子面における積分強度(2)で除した
値が〔I3(hkl) /I4(h'k'l') ran である。
【0016】このようにして求めた〔I1(hkl)/I
2(h'k'l') obs の値と〔I3(hkl)/I4(h'k'l')
ran の値とを先の数2に代入してPを算出すれば、これ
をPmax とすることができる。
【0017】なお、この例では基準面として格子面を
選択したが、他の格子面、すなわち格子面又は格子面
を選択してもよい。但し、例えば、六方晶構造におけ
る格子面(200)面と格子面(110)面とは、一方
の積分強度が大きくなれば他方の積分強度もそれにつれ
て大きくなるという関係があるので、このような場合に
は互いに他方の格子面を基準面とすることはできない。
【0018】上述した如く、どの面について選択配向性
を有するかが明らかに特定できる場合には(以下、選択
配向性が認められる面を「選択配向面」と称する。)、
max をただちに求めることが可能であるが、選択配向
面がしかとは特定できない場合には、上記数2で定義さ
れるPを必要に応じて多数求め、これらの最大値をP
max とすることになる。
【0019】なお、本発明における水素吸蔵合金の選択
配向面は、水素吸蔵合金の種類などによって異なり、例
えば格子面(110)面を選択配向面とするものであっ
てもよく、他のいずれの格子面を選択配向面とするもの
であってもよい。
【0020】本発明における水素吸蔵合金は、かかるP
max が20%以上、好ましくは30%以上である選択配
向性の強い水素吸蔵合金を、さらに200〜600°C
で熱処理して、粉末X線回折図において最大強度を示す
回折ピークの半値幅を0.4°以下、好ましくは0.2
°以下に減少させたものである。熱処理温度が200〜
600°Cに規制されるのは、熱処理温度が200°C
未満の場合は、結晶格子の歪みを小さくして高容量化を
図るという熱処理本来の効果が充分に発現されず、一方
熱処理温度が600°Cを越えた場合は、融点が低い粒
界部分が溶融、再結晶化して、非平衡状態においては均
一であった粒界部分の組成分布が不均一になり、その結
果成分元素の溶出が起こり、サイクル特性が低下するか
らである。
【0021】本発明における水素吸蔵合金としては、C
aCu5 型(AB5 型)六方晶、MgNi2 型(AB2
型)六方晶、MgZn2 型(AB2 型)六方晶及びMg
Cu2 型(AB2 型)立方晶等の各結晶構造を有するも
のが例示される。
【0022】上記AB5 型六方晶構造を有する水素吸蔵
合金のA成分としては、La,Ce,Nd,Pr,Sm
などから選ばれた一種又は二種以上の希土類元素及びC
aが例示され、またB成分としては、Cr,Mn,F
e,Co,Ni,Cu,Sn,Alなどから選ばれた一
種又は二種以上の遷移元素が例示される。
【0023】また、上記AB2 型六方晶構造又は立方晶
構造を有する水素吸蔵合金のA成分としては、Ti,Z
r,Cr,V及びCa,Mg等のアルカリ土類元素から
選ばれた一種又は二種以上の元素が例示され、またB成
分としては、Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,S
n,Alなどから選ばれた一種又は二種以上の遷移元素
が例示される。
【0024】
【作用】充放電を繰り返すと、水素を吸蔵及び放出する
際に、水素吸蔵合金の結晶格子に膨張,収縮の応力が加
わるが、本発明における水素吸蔵合金は、Pmax が20
%以上の選択配向性の強い合金であるため、結晶格子に
加わる膨張、収縮の応力の方向が一定方向に揃い易く、
膨張、収縮の応力同士のぶつかり合いが少ない。それゆ
え、水素吸蔵合金の微粉化が起こりにくくなる。
【0025】これに対して、Pmax が20%未満の選択
配向性の弱い水素吸蔵合金の場合は、異なる方向に結晶
成長した結晶格子に加わった応力が互いにぶつかり合う
ため、クラックが生じ易い。それゆえ、従来実用乃至提
案されているPmax が10%程度の水素吸蔵合金は、微
粉化が起こり易いのである。
【0026】また、本発明における水素吸蔵合金は、粉
末X線回折図において最大強度を示す回折ピークの半値
幅が熱処理により0.4°以下に減じられているので、
合金中の結晶格子の歪みが小さく、このため水素吸蔵サ
イトが多く存在し、高容量である。
【0027】これに対して、半値幅が0.4°より大き
い、熱処理しない水素吸蔵合金は、結晶格子の歪みが大
きく、水素吸蔵サイトが少ないので、容量が小さい。
【0028】上述の如く、本発明電極は、使用せる水素
吸蔵合金の選択配向性が強いことからサイクル特性に優
れ、また熱処理により結晶格子の歪みが減じられている
ことから高容量である。しかも、熱処理温度が600°
C以下に規制されているので、高容量化に伴い、サイク
ル特性が低下することがない。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更し
て実施することが可能なものである。
【0030】(製造例1) 〔LaNi5 合金の作製〕La(純度99.5%の金属
単体)及びNi(純度99.9%の金属単体)をモル比
1.0:5.0の割合で混合し、アルゴンガス雰囲気の
アーク溶解炉で溶融させた後、単ロール法にてロール周
速度1×102 、5×102 、1×103又は5×10
3 cm/秒の冷却速度で凝固させ、組成式LaNi5
表される4種類の水素吸蔵合金塊を得た。
【0031】各水素吸蔵合金塊を粉砕して得た粉砕物を
粉末X線回折法を用いて解析し、いずれも母相がCaC
5 型六方晶構造をなすものであることを確認した。な
お、以下に登場する水素吸蔵合金の結晶構造も、全て粉
末X線回折法により同定したものである。各水素吸蔵合
金のPmax を求めたところ、表1に示すようにロール周
速度の小さいものから順に、9、19、36、82であ
った。また、粉末X線回折ピークの最大強度を示す回折
ピークの半値幅は、順に0.44、0.47、0.4
9、0.44°であった。
【0032】
【表1】
【0033】また、ロール周速度5×103 cm/秒で
冷却して作製した水素吸蔵合金(Pmax =82;半値幅
=0.44)を1×10-5Torrの圧力下で、200
°C、400°C、600°C又は1050°Cで6時
間熱処理した。これらの各水素吸蔵合金のPmax は熱処
理前と同じであった。また、各水素吸蔵合金の熱処理後
の半値幅は、表2に示すように、熱処理温度の低いもの
から順に0.20、0.17、0.18、0.16°で
あった。
【0034】
【表2】
【0035】〔水素吸蔵合金電極の作製〕各水素吸蔵合
金粉末(平均粒径約80μm)1重量部に、導電剤とし
てのニッケル粉末1.2重量部及び結着剤としてのポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)0.2重量部を混
合し、圧延して合金ペーストを得た。次いで、各合金ペ
ーストの所定量をニッケルメッシュで包み、プレス加工
して直径20mmの円板状の水素吸蔵合金電極を作製し
た。
【0036】〔試験セルの組立〕各水素吸蔵合金電極を
試験電極(負極)とし、この試験電極に対して充分大き
な電気化学容量を持つ円筒状の焼結式ニッケル極を対極
とし、板状の焼結式ニッケル極を参照極として、試験セ
ルを組み立てた。なお、電解液として、30重量%水酸
化カリウム水溶液を用いた。
【0037】図5は、組み立てた試験セルの模式的斜視
図であり、図示の試験セル51は、円板状のペースト電
極(試験電極)52、試験電極よりも充分大きな電気化
学容量を持つ円筒状の焼結式ニッケル極(対極)53、
板状の焼結式ニッケル極(参照極)11、絶縁性の密閉
容器(ポリプロピレン製)54などからなる。
【0038】焼結式ニッケル極53は、密閉容器54の
上面56に接続された正極リード55により保持されて
おり、またペースト電極52は焼結式ニッケル極53の
円筒内略中央に垂直に位置するように、密閉容器54の
上面56に接続された負極リード57により保持されて
いる。
【0039】正極リード55及び負極リード57の各端
部は、密閉容器54の上面56を貫通して外部に露出
し、それぞれ正極端子55a及び負極端子57aに接続
されている。
【0040】ペースト電極52及び焼結式ニッケル極5
3は密閉容器54に入れられたアルカリ電解液(30重
量%水酸化カリウム水溶液;図示せず)中に浸漬されて
おり、アルカリ電解液の上方空間部には窒素ガスが充填
されてペースト電極52に所定の圧力がかかるようにさ
れている。
【0041】また、密閉容器54の上面56の中央部に
は、密閉容器54の内圧が所定圧以上に上昇するのを防
止するために、圧力計58及びリリーフバルブ(逃し
弁)59を備えるリリーフ管60が装着されている。
【0042】〔充放電サイクル試験〕各試験セルについ
て、常温(25℃)下で、60mA/gで8時間充電し
て1時間休止した後、60mA/gで放電終止電圧1.
0Vまで放電して1時間休止する工程を1サイクルとす
る充放電サイクル試験を行い、各試験セルの最大放電容
量(mAh/g)及び80サイクル目の容量維持率を調
べた。ここに、容量維持率とは、最大容量(100%)
に対する比率である。熱処理しなかったLaNi5 合金
を用いた試験セルについての結果を表1及び図6に示
す。図6は、左縦軸に80サイクル目の容量維持率
(%)を、右縦軸に最大放電容量(mAh/g)を、ま
た横軸にPmax (%)をとって示したグラフである。
【0043】表1及び図6に示すように、Pmax が20
%以上のLaNi5 合金を用いた試験セルは、Pmax
20%未満のLaNi5 合金を用いた試験セルに比べ
て、80サイクル目の容量維持率が大きい。これは、P
max が20%未満の合金は選択配向性が弱いため、充放
電サイクルの進行に伴ってLaNi5 合金の微粉化が進
行したのに対して、Pmax が20%以上のLaNi5
金は極めて強い選択配向性を有するため、充放電サイク
ルの進行に伴うLaNi5 合金の微粉化が抑制されたた
めと考えられる。
【0044】しかし、Pmax が20%以上のLaNi5
合金、例えばロール周速度5×103 cm/秒で冷却し
て得たLaNi5 合金(Pmax =82)を用いた試験セ
ルは、ロール周速度1×102 cm/秒で冷却して得た
LaNi5 合金(Pmax =9%)を用いた試験セルに比
し、最大放電容量が小さい。
【0045】表2及び図7に、ロール周速度5×103
cm/秒で冷却して得たLaNi5合金(Pmax =82
%;半値幅=0.44°)の熱処理後の半値幅、それら
を用いた試験セルの最大放電容量、80サイクル目の容
量維持率を示す。図7は、左縦軸に最大放電容量(mA
h/g)を、右縦軸に80サイクル目の容量維持率
(%)及び半値幅(°)を、また横軸に熱処理温度(°
C)をとって示したグラフである。
【0046】図7に示すように、熱処理温度が高くなる
につれて半値幅が小さくなり、半値幅が0.4°以下で
ある場合に、電極の最大放電容量が大きくなっている。
例えは、Pmax =82%のLaNi5 合金を200°C
以上の温度で6時間熱処理して得たものを用いた試験セ
ルは、熱処理しなかったPmax =9%のLaNi5 合金
を用いた試験セルの容量(330mAh/g)と同程度
の容量(327〜330mAh/g)まで高容量化して
いる。これは、水素吸蔵合金の結晶格子の歪みが熱処理
により減少したため、水素吸蔵サイトが増加したことに
よるものと考えられる。いずれの温度で熱処理した場合
でも、6時間熱処理後の半値幅はほぼ同じ値となってお
り、それゆえ最大放電容量もほぼ同じ値となっている
が、600°Cより高い温度で熱処理した水素吸蔵合金
を用いた試験セルは、熱処理しなかった水素吸蔵合金を
用いた試験セルよりも容量維持率が明らかに低い。これ
は、融点が低い粒界部分が溶融、再結晶化して、非平衡
状態においては均一であった粒界部分の組成分布が不均
一になり、その結果成分元素の溶出が起こり、サイクル
特性が低下したためと考えられる。このことから、熱処
理は600°C以下で行う必要があることが分かる。
【0047】(製造例2) 〔MmNi3.4 Co0.9 Mn0.5 Al0.2 合金の作製〕
Mm(希土類元素の混合物)、Ni、Co、Mn、Al
(純度99.9%の金属単体)をモル比1.0:3.
4:0.9:0.5:0.2の割合で混合し、アルゴン
ガス雰囲気のアーク溶解炉で溶融させた後、単ロール法
にてロール周速度1×102 、5×102 、8×102
又は3×103 cm/秒の冷却速度で凝固させ、組成式
MmNi3.4 Co0.9 Mn0.5 Al0.2 で表される4種
類の水素吸蔵合金塊を得た。
【0048】各水素吸蔵合金塊を粉砕して得た粉末は、
いずれも母相がCaCu5 型六方晶構造をなすものであ
ることを確認した。各水素吸蔵合金粉末のPmax を求め
たところ、先の表1に示すように、ロール周速度の小さ
いものから順に11%、21%、35%、67%であっ
た。また、粉末X線回折図において最大強度を示す回折
ピークの半値幅は、先の表1に示すように、ロール周速
度の小さいものから順に0.48°、0.53°、0.
47°、0.42°であった。
【0049】また、ロール周速度3×103 cm/秒で
冷却して作製した水素吸蔵合金(Pmax =67%;半値
幅=0.42°)を1×10-5Torrの圧力下で、2
00°C、400°C、600°C又は1050°Cで
6時間熱処理した。これらの各水素吸蔵合金のPmax
熱処理前と同じであった。各水素吸蔵合金の熱処理後の
半値幅は、先の表2に示すように、熱処理温度の低いも
のから順に0.13°、0.12°、0.13°、0.
13°であった。
【0050】〔充放電サイクル試験〕これらの水素吸蔵
合金を用いたこと以外は上記製造例1と同様にして、試
験電極を作製し、同様の試験セルを組み立てて、先と同
じ条件で充放電サイクル試験を行った。最大放電容量及
び80サイクル目の容量維持率を先の表1、表2及び図
8、図9に示す。図8は、左縦軸に80サイクル目の容
量維持率(%)を、右縦軸に最大放電容量(mAh/
g)を、また横軸にPmax (%)をとって示したグラフ
であり、図9は、左縦軸に最大放電容量(mAh/g)
を、右縦軸に80サイクル目の容量維持率(%)及び半
値幅(°)を、また横軸に熱処理温度(°C)をとって
示したグラフである。
【0051】(製造例3) 〔Ti0.5 Zr0.5 Ni1.250.75合金の作製〕Ti、
Zr、Ni、V(純度99.9%の金属単体)をモル比
0.5:0.5:1.25:0.75の割合で混合し、
アルゴンガス雰囲気のアーク溶解炉で溶融させた後、単
ロール法にてロール周速度1×102 、8×102 、3
×103又は5×103 cm/秒の冷却速度で凝固さ
せ、組成式Ti0.5 Zr0.5 Ni1.250.75で表される
4種類の水素吸蔵合金塊を得た。
【0052】各水素吸蔵合金塊を粉砕して得た粉末は、
いずれも母相がMgZn2 型六方晶構造をなすものであ
ることを確認した。各水素吸蔵合金粉末のPmax を求め
たところ、先の表1に示すように、ロール周速度の小さ
いものから順に12%、28%、52%、107%であ
った。また、粉末X線回折図において最大強度を示す回
折ピークの半値幅は、先の表1に示すように、ロール周
速度の小さいものから順に0.48°、0.48°、
0.50°、0.44°であった。
【0053】また、ロール周速度5×103 cm/秒で
冷却して作製した水素吸蔵合金(Pmax =107%;半
値幅=0.44°)を1×10-5Torrの圧力下で、
200°C、400°C、600°C又は1050°C
で6時間熱処理した。これらの各水素吸蔵合金のPmax
は熱処理前と同じであった。各水素吸蔵合金の熱処理後
の半値幅は、先の表2に示すように、熱処理温度の低い
ものから順に0.15°、0.15°、0.14°、
0.13°であった。
【0054】〔充放電サイクル試験〕これらの水素吸蔵
合金を用いたこと以外は上記製造例1と同様にして、試
験電極を作製し、同様の試験セルを組み立てて、先と同
じ条件で充放電サイクル試験を行った。最大放電容量及
び80サイクル目の容量維持率を先の表1、表2及び図
10、図11に示す。図10は、左縦軸に80サイクル
目の容量維持率(%)を、右縦軸に最大放電容量(mA
h/g)を、また横軸にPmax (%)をとって示したグ
ラフであり、図11は、左縦軸に最大放電容量(mAh
/g)を、右縦軸に80サイクル目の容量維持率(%)
及び半値幅(°)を、また横軸に熱処理温度(°C)を
とって示したグラフである。
【0055】(製造例4) 〔ZrNi1.2 0.6 Co0.2 合金の作製〕Zr、N
i、V、Co(純度99.9%の金属単体)をモル比
1.0:1.2:0.6:0.2の割合で混合し、アル
ゴンガス雰囲気のアーク溶解炉で溶融させた後、単ロー
ル法にてロール周速度1×102 、5×102 、1×1
3 又は5×103 cm/秒の冷却速度で凝固させ、組
成式ZrNi1.2 0.6 Co0.2で表される4種類の水
素吸蔵合金塊を得た。
【0056】各水素吸蔵合金塊を粉砕して得た粉末は、
いずれも母相がMgCu2 型立方晶構造をなすものであ
ることを確認した。各水素吸蔵合金粉末のPmax を求め
たところ、先の表1に示すように、ロール周速度の小さ
いものから順に14、23、34、55であった。ま
た、粉末X線回折図において最大強度を示す回折ピーク
の半値幅は、先の表1に示すように、ロール周速度の小
さいものから順に0.42、0.43、0.42、0.
45°であった。
【0057】また、ロール周速度5×103 cm/秒で
冷却して作製した水素吸蔵合金(Pmax =55%;半値
幅=0.45°)を1×10-5Torrの圧力下で、2
00°C、400°C、600°C又は1050°Cで
6時間熱処理した。これらの各水素吸蔵合金のPmax
熱処理前と同じであった。各水素吸蔵合金の熱処理後の
半値幅は、先の表2に示すように、熱処理温度の低いも
のから順に0.17°、0.15°、0.15°、0.
15°であった。
【0058】〔充放電サイクル試験〕これらの水素吸蔵
合金を用いたこと以外は上記製造例1と同様にして、試
験電極を作製し、同様の試験セルを組み立てて、先と同
じ条件で充放電サイクル試験を行った。最大放電容量及
び40サイクル目の容量維持率を先の表1、表2及び図
12、図13に示す。図12は、左縦軸に80サイクル
目の容量維持率(%)を、右縦軸に最大放電容量(mA
h/g)を、また横軸にPmax (%)をとって示したグ
ラフであり、図13は、左縦軸に最大放電容量(mAh
/g)を、右縦軸に40サイクル目の容量維持率(%)
及び半値幅(°)を、また横軸に熱処理温度(°C)を
とって示したグラフである。
【0059】(製造例5) 〔MmNi3.55Mn0.4 Al0.3 Co0.75合金の作製〕
Mm、Ni、Mn、Al、Co(純度99.9%の金属
単体)をモル比1.0:3.55:0.4:0.2:0
75の割合で混合し、アルゴンガス雰囲気のアーク溶解
炉で溶融させた後、単ロール法にてロール周速度5×1
3 cm/秒の冷却速度で凝固させ、組成式MmNi
3.55Mn0.4 Al0.3 Co0.75で表される水素吸蔵合金
塊を得た。
【0060】この水素吸蔵合金塊を粉砕して得た粉末
は、いずれも母相がCaCu5 型六方晶構造をなすもの
であることを確認した。Pmax 及び半値幅を求めたとこ
ろ、先の表1に示すように、それぞれ70%及び0.4
5°であった。
【0061】また、この水素吸蔵合金を1×10-5To
rrの圧力下で、200°C、400°C、600°C
又は1050°Cで6時間熱処理した。熱処理後の水素
吸蔵合金のPmax は熱処理前のそれと同じであった。熱
処理後の半値幅は、先の表2に示すように、熱処理温度
の低いものから順に0.14°、0.14°、0.12
°、0.12°であった。
【0062】〔充放電サイクル試験〕これらの水素吸蔵
合金を用いたこと以外は上記製造例1と同様にして、試
験電極を作製し、同様の試験セルを組み立てて、先と同
じ条件で充放電サイクル試験を行った。最大放電容量及
び80サイクル目の容量維持率を先の表1、表2及び図
14に示す。図14は、左縦軸に最大放電容量(mAh
/g)を、右縦軸に80サイクル目の容量維持率(%)
及び半値幅(°)を、また横軸に熱処理温度(°C)を
とって示したグラフである。
【0063】製造例2〜製造例5の結果より、合金の組
成、結晶系などにかかわらず、Pmax が20%以上、好
ましくは30%以上の、特定の格子面に強い選択配向性
を有し、且つ200〜600°Cで熱処理することによ
り粉末X線回折図において最大強度を示す回折ピークの
半値幅を0.4°以下、好ましくは0.2°以下に減じ
た格子歪みの小さい水素吸蔵合金を水素吸蔵合金電極の
電極材料として用いることにより、サイクル特性に優
れ、しかも高容量のニッケル−水素化物アルカリ蓄電池
を得ることができることが分かる。
【0064】上記実施例では、本発明電極をニッケル−
水素化物アルカリ蓄電池の負極に使用する場合について
説明したが、本発明電極は広く金属−水素化物アルカリ
蓄電池の負極に好適に使用し得るものである。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、水素吸蔵合金の微粉化
が生じ難くなるため、微粉化により生じた新生面が電解
液と接することによる水素吸蔵合金の酸化が抑制され
る。また、半値幅を適正化することで、合金中の結晶格
子の歪みが緩和され、水素吸蔵サイトが増加するため水
素吸蔵合金中に吸蔵される水素量が増加する。それゆ
え、本発明電極を金属−水素化物アルカリ蓄電池の負極
に用いることにより、サイクル特性に優れ、しかも高容
量の金属−水素化物アルカリ蓄電池を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】様々な方向に結晶成長が進行した(ランダム配
向)水素吸蔵合金の説明図である。
【図2】一定方向に結晶成長が進行した(選択配向)水
素吸蔵合金の説明図である。
【図3】図1に示した水素吸蔵合金の各格子面における
粉末X線回折ピークの積分強度を示したグラフである。
【図4】図2に示した水素吸蔵合金の各格子面における
粉末X線回折ピークの積分強度を示したグラフである。
【図5】実施例で組み立てた試験セルの模式的斜視図で
ある。
【図6】LaNi5 合金のPmax と、容量維持率及び最
大放電容量との関係を示したグラフである。
【図7】LaNi5 合金の熱処理温度と、最大放電容
量、容量維持率及び半値幅との関係を示したグラフであ
る。
【図8】MmNi3.4 Co0.9 Mn0.5 Al0.2 合金の
max と、容量維持率及び最大放電容量との関係を示し
たグラフである。
【図9】MmNi3.4 Co0.9 Mn0.5 Al0.2 合金の
熱処理温度と、最大放電容量、容量維持率及び半値幅と
の関係を示したグラフである。
【図10】Ti0.5 Zr0.5 Ni1.250.75合金のP
max と、容量維持率及び最大放電容量との関係を示した
グラフである。
【図11】Ti0.5 Zr0.5 Ni1.250.75合金の熱処
理温度と、最大放電容量、容量維持率及び半値幅との関
係を示したグラフである。
【図12】ZrNi1.2 0.6 Co0.2 合金のP
max と、容量維持率及び最大放電容量との関係を示した
グラフである。
【図13】ZrNi1.2 0.6 Co0.2 合金の熱処理温
度と、最大放電容量、容量維持率及び半値幅との関係を
示したグラフである。
【図14】MmNi3.55Mn0.4 Al0.3 Co0.75合金
の熱処理温度と、最大放電容量、容量維持率及び半値幅
との関係を示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米津 育郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各格子面(hkl)面について求めた下記
    数1で定義されるPの最大値が20%以上であり、且つ
    200〜600°Cで熱処理することにより粉末X線回
    折図において最大強度を示す回折ピークの半値幅を0.
    4°以下に減少させた水素吸蔵合金が電極材料として用
    いられていることを特徴とする水素吸蔵合金電極。 【数1】 〈但し、式中、〔I1(hkl)/I2(h'k'l') obs は、前
    記水素吸蔵合金の各格子面(hkl)面における粉末X
    線回折ピークの積分強度I1(hkl)と、基準面として任意
    に選定した格子面(h’k’l’)面における粉末X線
    回折ピークの積分強度I2(h'k'l') との比の値であり、
    また〔I3(hkl)/I4(h'k'l') ran は、前記水素吸蔵
    合金と同組成であるが、結晶成長方向に全く規則性が無
    い水素吸蔵合金の前記格子面(hkl)面における粉末
    X線回折ピークの積分強度I3(hkl)と、前記格子面
    (h’k’l’)面における粉末X線回折ピークの積分
    強度I4(h'k'l') との比の値である。〉
  2. 【請求項2】前記Pの最大値が30%以上である請求項
    1記載の水素吸蔵合金電極。
  3. 【請求項3】前記半値幅が0.2°以下である請求項1
    記載の水素吸蔵合金電極。
JP6131425A 1994-05-20 1994-05-20 水素吸蔵合金電極 Pending JPH07320729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6131425A JPH07320729A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 水素吸蔵合金電極

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6131425A JPH07320729A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 水素吸蔵合金電極

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07320729A true JPH07320729A (ja) 1995-12-08

Family

ID=15057666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6131425A Pending JPH07320729A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 水素吸蔵合金電極

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07320729A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001077397A1 (en) * 2000-04-10 2001-10-18 Mitsui Mining & Smelting Company, Ltd. Hydrogen absorbing alloy and method for its production

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001077397A1 (en) * 2000-04-10 2001-10-18 Mitsui Mining & Smelting Company, Ltd. Hydrogen absorbing alloy and method for its production
JP2001294954A (ja) * 2000-04-10 2001-10-26 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 水素吸蔵合金及びその製造方法
US6689233B2 (en) 2000-04-10 2004-02-10 Mitsui Mining & Smelting Company Ltd. Hydrogen absorbing alloy and method for its production
JP4504507B2 (ja) * 2000-04-10 2010-07-14 三井金属鉱業株式会社 水素吸蔵合金及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920010422B1 (ko) 수소흡수저장전극 및 그 제조법
JPH06231763A (ja) アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金
US5900334A (en) Hydrogen occluding alloy
JP3603013B2 (ja) 水素吸蔵合金及びニッケル水素二次電池
US5932369A (en) Hydrogen occluding alloy and electrode made of the alloy
US5688341A (en) Hydrogen-absorbing alloy electrode and method for evaluating hydrogen-absorbing alloys for electrode
JP3101287B2 (ja) アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金の製造方法
JPH07320729A (ja) 水素吸蔵合金電極
JP2001240927A (ja) 高率初期活性化処理で少ない充放電回数での高放電容量化並びに低温高率放電容量の向上を可能とする電池負極用水素吸蔵合金
JPH0763007B2 (ja) 水素吸蔵電極の製造法
JPS62271348A (ja) 水素吸蔵電極
JP3552177B2 (ja) 水素吸蔵合金負極粒子の製造方法
JP2000144278A (ja) 水素吸蔵合金及びその製造方法
JPH07105947A (ja) 水素吸蔵合金電極
EP0761833B1 (en) Hydrogen occluding alloy and electrode made of the alloy
JP3301792B2 (ja) 水素吸蔵合金電極
JPH0815078B2 (ja) 水素吸蔵電極の製造方法
JPH05217578A (ja) 水素吸蔵合金電極の製造方法
JP3043128B2 (ja) 金属−水素アルカリ蓄電池
JP2008258121A6 (ja) 水素吸蔵合金、ニッケル水素二次電池用負極、ニッケル水素二次電池
JPH07320730A (ja) 金属−水素化物アルカリ蓄電池用の水素吸蔵合金電極
JPH06111815A (ja) 水素吸蔵合金電極
JP3301879B2 (ja) 密閉型金属−水素化物アルカリ蓄電池用の水素吸蔵合金電極
JPH1025528A (ja) 水素吸蔵合金
JPH0765832A (ja) 金属−水素化物二次電池用の水素吸蔵合金電極