JPH07319205A - 静電潜像現像用トナー - Google Patents

静電潜像現像用トナー

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JPH07319205A
JPH07319205A JP6115325A JP11532594A JPH07319205A JP H07319205 A JPH07319205 A JP H07319205A JP 6115325 A JP6115325 A JP 6115325A JP 11532594 A JP11532594 A JP 11532594A JP H07319205 A JPH07319205 A JP H07319205A
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JP
Japan
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toner
water
deionized water
amount
resin
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Pending
Application number
JP6115325A
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English (en)
Inventor
Hiroki Nagai
裕樹 永井
Hideaki Ueda
秀昭 植田
Ichiro Izumi
一郎 出水
Mitsutoshi Nakamura
光俊 中村
Yukio Tanigami
行夫 谷上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/451,861 priority patent/US5604067A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温高湿下に長期間保管した後も、良好な帯
電特性を示す静電潜像現像用トナーを提供する。 【構成】 湿式造粒法により製造された静電潜像現像用
トナーであって、前記トナー10重量部を100重量部
の脱イオン水中に添加して攪拌して得た溶液の電導度が
1〜100μS/cmであることを特徴とする静電潜像
現像用トナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真、静電記録お
よび静電印刷等における静電潜像を現像するために用い
られる静電潜像現像用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真、静電記録、および
静電印刷における静電潜像を現像するために用いられる
静電潜像現像用トナーは、カーボンブラック等の顔料を
熱可塑性樹脂中に混合溶融混練して一様な分散体にした
後、適当な微粉砕装置によってトナーとして必要な粒径
の粉末に粉砕する、いわゆる粉砕法により製造されてき
た。
【0003】しかしながら、近年、製造コストの低減や
高画質化の観点から粉砕法に代わり、小粒径で比較的粒
径の揃った樹脂微粒子を得ることが可能な、懸濁重合
法、乳化分散法等に代表される湿式中での造粒法が注目
されている。
【0004】懸濁重合法は、重合性単量体、重合開始剤
および着色剤等を成分とする重合組成物を分散媒体中に
懸濁し重合することによって造粒を行うものである。
【0005】また、乳化分散法は、結着樹脂と着色剤と
を適当な有機溶媒に溶解ないしは分散させて着色樹脂溶
液とし、これを水性分散液に加えて激しく攪拌すること
により、樹脂溶液の液滴を形成させる。そして、加熱し
て液滴から有機溶媒を除去することにより造粒を行うも
のである。
【0006】湿式造粒法によれば、概して小粒径のトナ
ー粒子を形成することが容易であることから高画質化に
充分対応することが可能である。また、収率も良好であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、湿式造
粒法により製造されたトナーは、常温常湿環境下では良
好な帯電特性を示していても、高温高湿環境下で長期間
保管した後に改めて帯電特性を測定すると十分な性能を
示さなくなることが認められた。このため、トナーが製
品として出荷・輸送される間に高温高湿環境下にさらさ
れると、もはや十分な帯電特性を示さなくなり、画像品
質が劣化する虞があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
高温高湿下に長期間保管した後も、良好な帯電特性を示
す静電潜像現像用トナーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、湿式造粒法により製造された静電潜像現
像用トナーにおいて、前記トナー10重量部を100重
量部の脱イオン水中に添加して得た溶液の電導度が1〜
100μS/cmであることを特徴とする。
【0010】本発明者らは、種々検討した結果、上記高
温高湿環境下でのトナーの帯電特性の変化が、トナー表
面に残存する製造工程上不可避な微量なイオン量に依存
していることを見い出した。
【0011】湿式造粒法には結着樹脂を溶媒中に懸濁さ
せる工程が含まれているので、一般的には、懸濁のため
に用いられる分散安定剤や界面活性剤等を、造粒後に水
洗することによって除去するようにしている。ところ
が、単に水洗しただけでは分散安定剤や界面活性剤等に
含まれるイオンが完全には除去されず、トナー表面に微
量残存することが避けられない。また、水洗する際に使
用する水に含まれるイオン、特に、ハロゲンイオンやナ
トリウムイオンがトナー表面に残存している場合があ
る。本発明者は、これらの微量な残存イオンが、高温高
湿環境下に長期保管された後のトナーの帯電特性を変化
させる一因であることを見い出した。
【0012】この理由は必ずしも明らかではないが、残
存イオンが常温常湿下では化学的変化を生じないもの
の、高温高湿環境下においては顕著な化学的変化を引き
起こし、これがトナーの表面特性を変化させることに起
因するものと思われる。
【0013】本発明者らは、上記知見に基づいてさらに
検討を重ねた結果、湿式造粒によって得た微粒子を、水
洗浄し、乾燥する前の最終段階で脱イオン水によって洗
浄することにより、微粒子表面に残存する不純なイオン
成分量を所定の範囲にまで減少させて、トナーを脱イオ
ン水中に添加して攪拌して得た溶液の電導度を所定の範
囲とすることによって、高温高湿環境下で長期保管した
後にも良好な帯電特性を維持させることが可能であるこ
とを見い出し、本発明に至ったものである。
【0014】本発明においては、まず湿式中において造
粒を行う。湿式中におけるトナー粒子の造粒法として
は、例えば、乳化分散法がある。
【0015】乳化分散法においては、結着樹脂と、着色
剤と、必要に応じてその他の添加物とを非水溶性有機溶
媒に溶解ないしは分散させて着色樹脂溶液とし、これを
水性分散媒液中に乳化分散させてO/W型エマルジョン
を形成し、その後O/W型エマルジョンから非水溶性有
機溶媒を除去することにより造粒を行う。なお、O/W
型エマルジョンとは、水性分散液中に油性液体が液滴と
なって分散している状態の懸濁液を指す。
【0016】乳化分散法に用いられる結着樹脂として
は、後述する非水溶性有機溶媒に溶解可能でかつ水に不
溶性あるいは難溶性のものであれば特に限定されず、例
えば、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、スチ
レン−(メタ)アクリル系共重合体樹脂、オレフィン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリ酢酸ビニル系
樹脂、ポリスルフォン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、尿素樹脂などのような公知の各種の樹脂を1種
または2種以上組み合わせて用いることができる。
【0017】このような結着樹脂としては、ガラス転移
点(Tg)が50〜70℃、数平均分子量(Mn)が1
000〜50000、好ましくは3000〜2000
0、Mnと重量平均分子量(Mw)との比で表わされる
分子量分布(Mw/Mn)が2〜60であることが望ま
しい。Tgが50℃未満では最終的に得られるトナーの
耐熱性が低下し、Tgが70℃を越えるとトナーの定着
性が低下する。また、Mnが1000未満では高温オフ
セットが発生しやすくなり、50000を越えるもので
あると逆に低温オフセットが発生しやすくなる。さら
に、Mw/Mnが2未満であると非オフセット領域が狭
いものとなる虞があり、60を越えるものであると低温
オフセットが発生しやすくなる。なお、本発明のトナー
をオイル塗布定着用トナーとする場合には、Mw/Mn
は2〜5とすることが望ましく、また、オイルレス定着
用トナーとする場合には、Mw/Mnは20〜50とす
ることが望ましい。
【0018】上記の結着樹脂を溶解するための有機溶媒
としては、水に不溶かあるいは難溶で、上記結着樹脂を
溶解するものであればよく、例えば、トルエン、キシレ
ン、ベンゼン、四塩化炭素、塩化メチレン、1,2−ジ
クロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、トリク
ロロエチレン、クロロホルム、モノクロロベンゼン、ジ
クロロエチリデン、酢酸メチル、酢酸エチル、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等を単独あるいは
2種以上組合せて用いることができる。特に、トルエ
ン、キシレン等の芳香族系溶媒および塩化メチレン、
1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素が好ましい。
【0019】トナーに含有される着色剤としては、以下
に示されるような有機ないしは無機の各種、各色の顔料
が使用可能である。
【0020】すなわち、黒色顔料としては、カーボンブ
ラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリン・ブラッ
ク、活性炭、非磁性フェライト、磁性フェライト、マグ
ネタイトなどがある。
【0021】黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミ
ウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロ
ー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフ
トールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー
10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローG
R、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローN
CG、タートラジンレーキなどがある。
【0022】橙色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデン
オレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオ
レンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアント
オレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダスレンブ
リリアントオレンジGKなどがある。
【0023】赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウム
レッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレ
ッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウオッ
チングレッド、カルシウム塩、レーキレッドC、レーキ
レッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレー
キ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリア
ントカーミン3Bなどがある。
【0024】紫色顔料としては、マンガン紫、ファスト
バイオレットB、メチルバイオレットレーキなどがあ
る。
【0025】青色顔料としては、紺青、コバルトブル
ー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、
フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイ
ブルー、インダスレンブルーBCなどがある。
【0026】緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化
クロム、ピグメントグリーンB、マイカライトグリーン
レーキ、ファイナルイエローグリーンGなどがある。
【0027】白色顔料としては、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化アンチモン、硫化亜鉛、炭酸カルシウム、酸化
スズなどがある。
【0028】体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリ
ウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、ア
ルミナホワイトなどがある。
【0029】これらの着色剤は単独あるいは複数組合せ
て用いることができる。着色剤はトナーに含有される結
着樹脂100重量部に対して、1〜20重量部、好まし
くは2〜15重量部使用する。着色剤が20重量部より
多いとトナーの定着性が低下し、1重量部より少ないと
所望の画像濃度が得られない虞がある。
【0030】本発明のトナー中には、上記したような結
着樹脂および着色剤以外にも、例えば、荷電制御剤、磁
性粉、オフセット防止剤などの成分を必要に応じて配合
することができる。
【0031】荷電制御剤としては、摩擦帯電により正ま
たは負の荷電を与え得る物質として各種のものがあり、
正荷電制御剤としては、例えば、ニグロシンベースEX
(オリエント化学工業社製)などのニグロシン系染料、
P−51(オリエント化学工業社製)、コピーチャージ
PX VP435(ヘキスト社製)などの第4級アン
モニウム塩、アルコキシ化アミン、アルキルアミド、モ
リブデン酸キレート顔料、およびPLZ1001(四国
化成工業社製)などのイミダゾール化合物等が挙げられ
る。
【0032】負荷電制御剤としては、例えば、ボントロ
ンS−22(オリエント化学工業社製)、ボントロンS
−34(オリエント化学工業社製)、ボントロンE−8
1(オリエント化学工業社製)、ボントロンE−84
(オリエント化学工業社製)、スピロンブラックTRH
(保土谷化学工業社製)などの金属錯体、チオインジゴ
系顔料、コピーチャージNX VP434(ヘキスト社
製)などの第4級アンモニウム塩、ボントロンE−89
(オリエント化学工業社製)などのカリックスアレーン
化合物、フッ化マグネシウム、フッ化カーボンなどのフ
ッ素化合物などが挙げられる。なお、負荷電制御剤とな
る金属錯体としては、上記に示したもの以外にもオキシ
カルボン酸金属錯体、ジカルボン酸金属錯体、アミノ酸
金属錯体、ジケトン金属錯体、ジアミン金属錯体、アゾ
基含有ベンゼン−ベンゼン誘導体骨格金属錯体、アゾ基
含有ベンゼン−ナフタレン誘導体骨格金属錯体などの各
種の構造を有したものであってもよい。
【0033】磁性粉としては、マグネタイト、γ−ヘマ
タイト、あるいは各種フェライト等がある。
【0034】オフセット防止剤としては、各種ワック
ス、特に、低分子量ポリプロピレン、ポリエチレン、あ
るいは、酸化型のポリプロピレン、ポリエチレン等のポ
リオレフィン系ワックスなどが挙げられる。
【0035】非水溶性有機溶媒に結着樹脂、着色剤、お
よびその他のトナー成分を溶解ないし分散させるには、
ボールミル、サンドグラインダー、ホモミキサー、超音
波ホモジナイザーなどの装置を用いることができる。
【0036】結着樹脂、着色剤、およびその他の添加剤
を非水溶性有機溶媒に溶解ないしは分散させて得た着色
樹脂溶液における固形分濃度は、この着色樹脂溶液を水
性分散液中に乳化分散させてなるO/W型エマルジョン
を加熱して液滴中より非水溶性有機溶媒を除去する際
に、液滴が容易に微粒子へと凝固できるように設定する
必要があり、5〜50重量%、好ましくは10〜40重
量%とする。
【0037】O/W型エマルジョンを形成するために
は、ホモミキサーなどの撹拌装置を用いて、着色樹脂溶
液と水性分散液との混合系を十分に撹拌する方法を採用
することができる。なお、撹拌時間が短すぎるとシャー
プな粒径分布が得られないため、撹拌時間は10分以上
であることが好ましい。
【0038】また、着色樹脂溶液の体積(Vp)と水性
分散液の体積(Vw)との比(Vp/Vw)は、Vp/
Vw≦1、好ましくは0.3≦Vp/Vw≦0.7とす
る。Vp/Vw>1であると、安定なO/W型エマルジ
ョンが形成できず、途中で相転移が生じたり、W/O型
エマルジョンが形成されてしまう虞が大きい。
【0039】O/W型エマルジョンを形成するために使
用する水性分散液としては、水や、水にエマルジョンを
破壊しない程度の水溶性有機溶媒を含んだもの、例え
ば、水/メタノール混液(重量比50/50〜100/
0)、水/エタノール混液(重量比50/50〜100
/0)、水/アセトン混液(50/50〜100/
0)、水/メチルエチルケトン混液(重量比70/30
〜100/0)などが使用可能である。
【0040】水性分散液には、分散安定剤および必要に
応じて分散安定補助剤を添加する。分散安定剤は、水性
分散液中で親水性コロイドを有するもので、例えば、ゼ
ラチン、アラビアゴム、寒天、あるいは、ヒドロキシメ
チルセルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ、ヒドロ
キシプロピルセルローズ等のセルローズ誘導体、あるい
は、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリルアミド、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル
酸塩等の合成高分子などが挙げられる。その他、水に対
して難溶性のリン酸カルシウム塩を用いてもよい。リン
酸カルシウム塩を分散安定剤として用いると、不定形の
粒子を得ることができるので、トナーのクリーニング性
を向上させることができる。
【0041】リン酸カルシウム塩としては、水に難溶性
のもので、リン酸三カルシウム、第二リン酸カルシウ
ム、水酸化リン酸カルシウム等が挙げられる。これらの
リン酸カルシウム塩は、フッ化カルシウムや塩化カルシ
ウムとの複塩の形態のものであってもよい。
【0042】分散安定補助剤としては、サポニンなどの
天然界面活性剤、アルキレンオキサイド系、グリセリン
系、グリシドール系などのノニオン系界面活性剤、カル
ボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エステル基、リン酸
エステル基等の酸性基を含むアニオン系界面活性剤など
が挙げられる。特に、リン酸カルシウム塩を分散安定剤
として用いた場合は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウムやラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン系界面
活性剤が好ましく、ポリビニルアルコールを分散安定剤
として用いた場合はアニオン系界面活性剤が好ましい。
【0043】O/W型エマルジョンから非水溶性有機溶
媒を除去するためには、系全体を徐々に昇温して、液滴
中の非水溶性有機溶媒を完全に蒸発させる方法や、O/
W型エマルジョンを乾燥雰囲気中に噴霧し、液滴中の非
水溶性有機溶媒を完全に除去してトナー微粒子を形成し
合せて水系分散剤を蒸発除去する方法を用いることがで
きる。
【0044】なお、分散安定剤としてリン酸カルシウム
塩を用いた場合は、塩酸等の酸により、リン酸カルシウ
ム塩を溶解した後、水洗するなどの方法によって、微粒
子からリン酸カルシウム塩を除去する。
【0045】乳化分散法は、懸濁重合法などに比べて使
用可能な樹脂の種類が多いという特徴がある。
【0046】湿式中におけるトナー粒子の造粒法として
は、この他に、重合過程を含む造粒法である、懸濁重合
法、乳化重合法、ソープフリー乳化重合法、マイクロカ
プセル法(界面重合法、in−situ重合法等)、非
水分散重合法などが挙げられる。
【0047】懸濁重合法においては、重合性単量体、重
合開始剤、着色剤、および必要に応じて添加される荷電
制御剤、磁性粉、オフセット防止剤などの添加物からな
る重合組成物を、分散媒体中に懸濁させて油滴分散粒子
を形成する。そして、加熱して重合させることにより造
粒を行う。
【0048】懸濁重合法に使用される重合性単量体とし
ては、例えば、スチレン、メチルスチレン、メトキシス
チレン、ブチルスチレン、フェニルスチレン、エチルス
チレン、クロルスチレン等のスチレン系モノマー、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル
酸ステアリル、アクリル酸エチルヘキシル、アクリルア
ミド、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸エチル
ヘキシル、メタクリル酸ステアリル等のアクリル酸ある
いはメタクリル酸系モノマー、エチレン、プロピレン、
ブチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニトリル
等が挙げられ、これらを単独あるいは複数組み合わせて
用いることができる。また、これらをプレポリマーの形
にしてから用いてもよい。
【0049】懸濁重合法に使用される重合開始剤として
は、例えば、ベンゾイルーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド、ステアリルパーオキサイドのようなパーオ
キサイド系開始剤や2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチルパレロ
ニトリル)のようなアゾビス系開始剤が挙げられる。
【0050】重合組成物を分散媒体中に懸濁させて油滴
分散粒子を形成するには、ホモミキサーやホモジナイザ
ー等の高速攪拌式の分散機を用いて激しく攪拌すればよ
い。
【0051】重合を行うためには、重合組成物の分散し
た溶液系を重合開始剤の分解温度以上の任意の温度にす
ればよいが、通常40〜150℃とすることが好まし
い。
【0052】分散媒体中には、分散した粒子の再凝集化
を防ぐために分散安定剤を添加する。分散安定剤として
は、上記の乳化分散法に用いられるものと同様のものを
用いることができる。
【0053】懸濁重合法においては、樹脂微粒子内のモ
ノマーの残留を極力抑える必要がある。モノマーの残留
量が多いと、洗浄により分散安定剤を除去する際の凝集
の発生、トナーとなってからの臭い、帯電性の不安定
化、軟化温度のばらつき等の原因となる。モノマーの残
留を抑えるためには、反応の前半は低温で(40〜80
℃)重合を行い、反応の後半は高温(80〜150℃)
で重合を行うなどの多段重合法を用いたり、プレポリマ
ーを用いたりすることが望ましい。
【0054】本発明においては、こうして湿式中で造粒
された樹脂微粒子を洗浄することにより、前記トナー1
0重量部を100重量部の脱イオン水中に添加して攪拌
して得た溶液の電導度が1〜100μS/cm、好まし
くは1〜50μS/cmとなるようにする。
【0055】樹脂微粒子の洗浄を行うには、水洗浄を行
い、最終段階で脱イオン水によって数回洗浄することが
好ましい。その際に使用する脱イオン水の電導度は0.
5μS/cm以下であることが好ましい。
【0056】洗浄された樹脂微粒子は乾燥された後、さ
らに、必要に応じて、分級等の工程を経て、平均粒径が
2〜15μm、好ましくは4〜10μmの静電潜像現像
用トナーとなる。
【0057】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。なお、以下の部数は重量部である。
【0058】<実施例1>ポリエステル樹脂(NE−3
82:花王社製)100部をトルエン400部に溶解し
た。そして、フタロシアニン顔料6部および亜鉛金属錯
体(E−84:オリエント化学工業社製)2部を添加
し、ボールミルに入れて3時間混合して分散させること
により着色樹脂溶液を調製した。
【0059】一方、分散安定剤として4重量%の水酸化
リン酸カルシウムを含有する水溶液1000部に、ラウ
リル硫酸ナトリウム(和光純薬社製)0.1部を溶解さ
せることにより水性分散液を調製した。
【0060】上記の着色樹脂溶液をTKオートホモミク
サー(特殊機化工業社製)を用いてこの水性分散液中に
懸濁させた。この際、ホモミクサーの回転数を調整し、
平均粒径3〜12μmの液滴を形成するようにした。
【0061】こうして得た樹脂懸濁液を、60〜65
℃、70〜140mmHgの条件で5時間放置すること
により、液滴からトルエンを除去し、さらに、濃塩酸に
より上記の水酸化リン酸カルシウムを溶解した後、ろ過
することにより樹脂微粒子を得た。
【0062】次に、この樹脂微粒子を5倍量の水道水中
で30分懸洗し、ろ過する操作を3回繰り返した。続い
て、5倍量の脱イオン水(電導度0.1μS/cm)で
30分懸洗し、ろ過する操作を2回繰り返した。
【0063】この後、スラリー乾燥装置(ディスパーコ
ート:日清エンジニアリング社製)により粒子の乾燥を
行い平均粒径6μmのトナー1を得た。
【0064】<実施例2>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、5倍量の水道水中で30分懸洗し、ろ過す
る操作を2回繰り返した。続いて、5倍量の脱イオン水
(電導度0.1μS/cm)で30分懸洗し、ろ過する
操作を2回繰り返した。そして、実施例1と同様にして
乾燥を行ってトナー2を得た。
【0065】<実施例3>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、5倍量の水道水中で30分懸洗し、ろ過し
た。続いて、5倍量の脱イオン水(電導度0.1μS/
cm)で30分懸洗し、ろ過する操作を2回繰り返し
た。そして、実施例1と同様にして乾燥を行ってトナー
3を得た。
【0066】<実施例4>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、5倍量の水道水中で30分懸洗し、ろ過す
る操作を2回繰り返した。続いて、5倍量の脱イオン水
(電導度0.1μS/cm)で30分懸洗し、ろ過し
た。そして、実施例1と同様にして乾燥を行ってトナー
4を得た。
【0067】<実施例5>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、5倍量の水道水中で30分懸洗し、ろ過す
る操作を3回繰り返した。続いて、5倍量の脱イオン水
(電導度0.1μS/cm)で30分懸洗し、ろ過する
操作を3回繰り返した。そして、実施例1と同様にして
乾燥を行ってトナー5を得た。
【0068】<実施例6>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、10倍量の水道水中で30分懸洗し、ろ過
する操作を10回繰り返した。続いて、10倍量の脱イ
オン水(電導度0.1μS/cm)で30分懸洗し、ろ
過する操作を10回繰り返した。そして、実施例1と同
様にして乾燥を行ってトナー6を得た。
【0069】<実施例7>フタロシアニン顔料に代え
て、ジメチルキナクリドン顔料を用い、分散安定剤とし
て1.5%の水酸化リン酸カルシウムを含有する水溶液
1000部に、ラウリル硫酸ナトリウム(和光純薬社
製)0.1部を溶解させたものを水性分散液とした以外
は実施例1と同様の手順により、樹脂懸濁液を得た。
【0070】そして、5重量%の水酸化リン酸カルシウ
ム水溶液500部を添加した後、60〜65℃、70〜
140mmHgの条件下に5時間放置してトルエンを除
去し、濃塩酸により水酸化リン酸カルシウムを溶解した
後、ろ過することにより樹脂微粒子を得た。
【0071】この樹脂微粒子を10倍量の水道水中で3
0分懸洗し、ろ過する操作を3回繰り返した。続いて、
5倍量の脱イオン水(電導度0.5μS/cm)で30
分懸洗し、ろ過する操作を2回繰り返した。そして、実
施例1と同様にして乾燥を行ってトナー7を得た。
【0072】<実施例8> ・スチレン 100部 ・nーブチルメタクリレート 35部 ・メタクリル酸 5部 ・2,2−アゾビスイソブチロニトリル 0.5部 ・カーボンブラック顔料(三菱化成工業社製) 8部 ・荷電制御剤(アイゼンスピロンブラックTRH:保土
ケ谷化学社製) 3部 ・低分子量ポリプロピレン(三洋化成工業社製) 3部 上記材料をサンドスターラーで混合することにより重合
組成物を調製した。この重合組成物を、水500部、水
酸化リン酸カルシウム20部、ドデシル硫酸ナトリウム
(和光純薬社製)0.1部を溶解させた水性分散液に投
入しTKホモミキサー(特殊機化工業社製)を用いて毎
分8000回転で撹拌しながら、60℃で5時間重合さ
せ、さらに温度を75℃に昇温し1時間重合させた。冷
却後、濃塩酸により水酸化リン酸カルシウムを溶解し、
ろ過することにより樹脂微粒子を得た。
【0073】この樹脂微粒子を10倍量の水道水中で3
0分懸洗し、ろ過した。続いて、5倍量の水道水中で3
0分懸洗し、ろ過する操作を2回繰り返した。さらに、
5倍量の脱イオン水(電導度0.2μS/cm)で30
分懸洗し、ろ過する操作を3回繰り返し行った。そし
て、実施例1と同様にして乾燥を行って平均粒径6μm
のトナー8を得た。
【0074】<比較例1>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、5倍量の水道水中で30分懸洗し、ろ過す
る操作を3回繰り返した後、実施例1と同様にして乾燥
を行ってトナー9を得た。
【0075】<比較例2>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、5倍量の水道水中で30分懸洗し、ろ過し
た後、実施例1と同様にして乾燥を行ってトナー10を
得た。
【0076】<比較例3>実施例1と同様にして得た樹
脂微粒子を、5倍量の脱イオン水(電導度0.1μS/
cm)中で30分懸洗し、ろ過した後、実施例1と同様
にして乾燥を行ってトナー11を得た。
【0077】<比較例4>ポリエステル樹脂(軟化点1
23℃、Tg65℃、Mn=11000、Mw/Mn=
15)100部をトルエン/ジクロルメタン混液(重量
比1/1)400部に溶解した。そして、カーボンブラ
ック8部、荷電制御剤(TRH:保土ケ谷化学社製)1
部、荷電制御剤(E−81:オリエント化学社製)1部
をボールミルに入れて3時間混合して分散させることに
より着色樹脂溶液を調製した。
【0078】この着色樹脂溶液50部を、分散安定剤と
してヒドロキシプロピルセルロース(メトローズ65S
H−50:信越化学社製)1部、ドデシル硫酸カリウム
(和光純薬社製)1部を水100部に溶解させた水性分
散液中に投入し、TKオートホモミクサー(特殊機化工
業社製)を用いて、上記着色樹脂溶液の液滴が平均粒径
6μmとなるように回転数を調整して懸濁させた。その
後、蒸留水200部を加え、液温を60℃に保ちなが
ら、トルエン/ジクロルメタン混液を除去することによ
り樹脂微粒子を得た。
【0079】この樹脂微粒子を5倍量の水道水で30分
間懸洗し、ろ過した。続いて、5倍量の脱イオン水(電
導度0.2μS/cm)で30分間懸洗を行った後、ろ
過した。そして、実施例1と同様にして乾燥を行って平
均粒径6μmのトナー12を得た。
【0080】<キャリアの製造例>スチレン、メチルメ
タクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、お
よび、メタクリル酸からなるスチレン−アクリル系共重
合体(1.5:7:1.0:0.5)80部と、ブチル
化メラミン樹脂20部とをトルエンで希釈することによ
り、固形分比2重量%のスチレン−アクリル樹脂溶液を
調製した。
【0081】芯材として焼成フェライト粉(F−30
0:平均粒径50μm、嵩密度2.53g/cm3 :パ
ウダーテック社製)を用い、上記スチレン−アクリル樹
脂溶液をスピラーコーター(岡田精工社製)により塗布
し、乾燥した。得られたキャリアを熱風循環式オーブン
中にて140℃で2時間放置して焼成した。冷却後、フ
ェライト粉バルクを目開き210μmと90μmのスク
リーンメッシュを取り付けたフルイ振盪器を用いて解砕
し、樹脂コートされたフェライト粉とした。この樹脂コ
ートフェライト粉に対して、塗布、焼成、解砕の各処理
をさらに3回繰り返して樹脂被覆キャリアを得た。
【0082】こうして得られたキャリアの平均粒径は5
2μm、電気抵抗は約3×1010Ωcmであった。
【0083】<諸特性の評価>上記のようにして得られ
た実施例および比較例のトナーについて、以下のように
して諸特性の評価を行った。
【0084】(1)電導度の測定 トナー10部を100部の脱イオン水(電導度0.1μ
S/cm)に添加して湿潤させた後、スターラーで30
分間攪拌した。そして、ろ過してトナーを取り除いた後
の溶液をビーカーにとり、液温を23±2℃にして、電
導度計(ポケット電導度計SC−51型:横河北辰電機
社製)により電導度の測定を行った。
【0085】(2)帯電量の測定 各実施例および比較例において得られたトナー100部
に対して、疎水性シリカ0.3部(H−2000:ワッ
カー社製)および疎水性酸化チタン(T−805:日本
アエロジル社製)0.5部を添加し、ヘンシェルミキサ
ー(三井三池化工機社製)にて1000rpmで1分
間、後処理した。そして、この後処理を行ったトナーと
上記のキャリアとを5:95の重量比率で混合すること
によって評価用の現像剤を調製した。
【0086】この現像剤30gを容量50mlのポリエ
チレン瓶にいれ、1200rpmで90分間回転するこ
とにより現像剤を攪拌した。そして、所定の帯電量に帯
電させたフィルムに接触させ、フィルムに付着するトナ
ー重量を測定することによりトナーの帯電量を求めた。
また、30℃、湿度85%の環境下で24時間保管した
後、同様に現像剤を攪拌してその帯電量を測定した。な
お、帯電量は常温常湿環境(25℃、湿度60%)にお
いて測定した。
【0087】(3)帯電不良トナー量の測定 上記の帯電量の測定と同様の手順で調製、撹拌を行った
現像液3gを、直径310mmのマグネットロール上に
載せた。次に、精秤した対向電極をセットし、トナー極
性と逆極性にバイアス電圧1kVをかけ、マグネットロ
ールを1000rpmで1分間回転させた。そして、対
向電極を再度精秤して初期値との差をとることにより対
向電極に付着した分離トナー、すなわち帯電不良トナー
の重量を算出した。こうして、測定に供した全トナー重
量に対する帯電不良トナー重量の割合を帯電不良トナー
量とした。また、30℃、湿度85%の環境下で24時
間保管した後、同様の手順によりその帯電不良トナー量
を測定した。なお、測定は常温常湿環境(25℃、湿度
60%)において行った。
【0088】以上の測定結果を表1にまとめて示した。
【0089】
【表1】
【0090】表1に示す結果から明らかなように、実施
例のトナーは、充分な帯電量を有しており、帯電不良ト
ナーの発生も極めて少なく、また、高温高湿環境下に放
置した後も帯電性能の変化が少なかった。これに対し
て、比較例のトナーは、高温高湿環境下に放置される
と、帯電量が減少し帯電不良トナー量が増加するなど帯
電性能が悪化した。特に、比較例1〜3のトナーは、高
温高湿環境下に放置しなくとも十分な帯電量が得られ
ず、帯電不良トナーの発生量も多いものであり、しか
も、高温高湿環境下に放置した後は帯電性能が大きく劣
化した。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、湿式造粒によって得た微粒子表面に残存する不純な
イオン成分量を所定の範囲にまで減少させて、粒子を脱
イオン水中に攪拌した時の電導度が1〜100μS/c
mとなるようにしたので、小粒径で、充分な帯電量を有
し、帯電不良トナーの発生が極めて少なく、かつ、高温
高湿環境に長期保管した後も、帯電量や帯電不良トナー
量がほとんど増加しない。したがって、長期間高品位な
画像が確保できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 光俊 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 谷上 行夫 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿式造粒法により製造された静電潜像現
    像用トナーにおいて、前記トナー10重量部を100重
    量部の脱イオン水中に添加して攪拌することによって得
    た溶液の電導度が1〜100μS/cmであることを特
    徴とする静電潜像現像用トナー。
JP6115325A 1994-05-27 1994-05-27 静電潜像現像用トナー Pending JPH07319205A (ja)

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