JPH0731789A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JPH0731789A
JPH0731789A JP5183007A JP18300793A JPH0731789A JP H0731789 A JPH0731789 A JP H0731789A JP 5183007 A JP5183007 A JP 5183007A JP 18300793 A JP18300793 A JP 18300793A JP H0731789 A JPH0731789 A JP H0731789A
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JP
Japan
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chamber
air
cylinder
dehydration
vibration
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Pending
Application number
JP5183007A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Shindo
雅人 真道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0731789A publication Critical patent/JPH0731789A/ja
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱水初期時から脱水完了時まで効率よく振動
を抑える。 【構成】 洗濯兼脱水槽となる内槽5と、内槽5の外側
に配置された外槽3とを有し、前記外槽3を、シリンダ
33及びシリンダ室41を形成する上下動可能なピスト
ン37と、シリンダ室41内の圧縮に対して反力を与え
る付勢ばね35とから成るサスペンション9により支持
した全自動洗濯機において、前記外槽3に、前記シリン
ダ室41と連通し合う連通口49を有し前記シリンダ室
41内のエアを外へ逃がすエア逃し室47と、脱水時の
振動振幅の大きさに対応してエア逃し室47に沿って、
スライド移動し、エア逃し室47の連通口49を開閉制
御する作動子55とから成るサスペンション制御装置4
5を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は脱水初期から完了時ま
で効率よく振動が押えられるようにした全自動洗濯機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、全自動洗濯機にあっては、内側
に洗濯兼脱水槽となる内槽が配置された外槽を、サスペ
ンションによって懸垂支持し、脱水時の振動エネルギー
を前記サスペンションによって吸収するようになってい
る。
【0003】サスペンションの概要は、図12に示すよ
うに脱水槽側に支持されたシリンダ101内に、圧縮に
対し反力を与える金属ばね103と、その金属ばね10
3を支えるとともにシリンダ101内にシリンダ室10
4を形成するピストン105とからなっている。ピスト
ン105は洗濯機本体側に支持された吊り棒107に装
着支持され、吊り棒107と一緒に移動する。金属ばね
103が洗濯兼脱水槽の振動により圧縮されると、ピス
トン105は上方へ移動し、この時4種類の力が発生す
る。
【0004】(a) 金属ばね103が圧縮されて生じる金
属ばね反力(ばね定数km )。
【0005】(b) ピストン105とシリンダ101間の
空気が圧縮されて生じる空気ばね反力(ばね定数
a )。
【0006】(c) シリンダ101と吊り棒107の隙間
や、ピストン105やシリンダ101壁面に設けられた
小孔109からの空気の流出(矢印)にともなう粘性ま
たは圧力損失による減衰力(等価粘性減衰係数ca )。
【0007】(d) ピストン105の外周部とシリンダ1
01の内壁との摩擦による摩擦力(等価粘性減衰係数c
f )。
【0008】また、全自動洗濯機は、脱水運転時に洗濯
物の偏りにより外槽が振れ回るが、簡単のため1自由度
にて考えると、横方向の振動振幅Xは、
【数1】 ここで、n=c/2m mu :洗濯物の偏り質量 m :振動系の質量 k :ばね定数(=km +ka ) c :減衰係数(=ca +cf ) r :振れ回り中心からアンバランスまでの距離 ω :脱水槽回転数 ωn :共振周波数(=(k/m)1/2 ) δ :位相角 と表される。また、洗濯機の外箱への伝達力Fは F=x{k2 +(cω)2 1/2 で表される。
【0009】洗濯機の振動系としては振動振幅xと外箱
への伝達力Fの両方を小さくすることが要求されるが、
そのために減衰係数c、ばね定数kは式(1)および
(2)から回転数ωに対し、表1のように設定する必要
がある。
【0010】
【表1】 すなわち、減衰係数cは、脱水槽の回転数ωが振動系の
固有振動ωn と等しいか、その近傍の値である時は大き
い方が良く、脱水槽の回転数ωが振動系の固有振動数ω
n よりも十分大きい時には小さい方が良い。また、ばね
定数kは、脱水槽の回転数によらず小さい方が良い。
【0011】さらに、6自由度にて振動解析を行い、脱
水槽の回転開始時から、定常回転までの外箱への伝達力
を求めると図13,14のようになる。回転開始直後の
極大値Ftと定常回転時の伝達力Fsを図13,14の
ように定義し、減衰係数を変化させ、伝達力を求める
と、図15のようになり、表1に示した減衰係数の傾向
と一致する。
【0012】一方、前述した従来のサスペンションのば
ね定数および減衰係数は脱水槽の回転数により、一般的
に図16〜図18のごとく変化する(金属ばね定数km
は明らかに一定なので省略)。
【0013】ばね定数k=km +ka について述べる
と、金属ばね定数km を小さくすると良いが、あまり小
さすぎると、大きな振幅が生じた場合、ばねが密着し、
ばねとして働かなくなる可能性があるため、必要最低限
の値は確保しなければならない。空気ばね定数ka は図
16からわかるように、低回転数時ではよいが脱水槽の
回転数とともに増加するので高回転数時(定常回転数
時)においては望ましい傾向ではない。またこの時の空
気ばね定数ka が小さくなるように設計すると空気ばね
定数ka は空気による減衰係数ca と互いに関連してい
るために、固有振動数時の空気による減衰係数ca が小
さくなるなどの不都合が生じる。減衰係数c=ca +c
f については、図17、図18を表1と比較すると、傾
向として望ましい方向にあるが、ω=ωa のときの空気
による減衰係数ca または摩擦力による減衰係数cf
さらに大きくなるよう設計して一層の低振動化を図ろう
とすると、高回転数時の各減衰係数ca ,cf も大きく
なるか、または、前述のように空気ばね定数ka と空気
による減衰係数ca とが互いに関連しているために、高
回転時の空気ばね定数ka の増加が大きくなる。
【0014】以上のように、従来のサスペンションにお
いては、脱水槽の回転数により、ばね定数、減衰係数は
必ずしも前述した振動系として望ましい傾向とは異な
る。
【0015】このため、実際には固有振動数時と高回転
数時の双方に妥協できるばね定数と減衰係数が得られる
ような構造となっている。つまり、いずれの場合にも最
適とはなり得ないため低振動化に対して妨げになってい
た。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
脱水初期時から脱水完了時まで効率よく振動が抑えられ
るようにした全自動洗濯機を提供することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、洗濯兼脱水槽となる内槽と、内槽の外
側に配置された外槽とを有し、前記外槽を、シリンダ及
びシリンダ室を形成する上下動可能なピストンと、シリ
ンダ室内の圧縮に対して反力を与える付勢ばねとから成
るサスペンションにより支持した全自動洗濯機におい
て、前記外槽に、シリンダとピストンとで形成されたシ
リンダ室と連通し合う連通口を有し前記シリンダ室内の
エアを外へ逃がすエア逃し室と、脱水時の振動振幅の大
きさに対応してエア逃し室に沿って、スライド移動し、
エア逃し室の連通口を開閉制御する作動子とから成るサ
スペンション制御装置を設けてある。
【0018】そして、好ましい実施態様としてサスペン
ション制御装置を外槽の上方に設ける。あるいは、脱水
工程時の振動振幅が最小になった時、連通口を全閉して
いる作動子をゆっくり復帰移動させる作動子移動制御手
段を備えるようにする。
【0019】
【作用】かかる全自動洗濯機によれば、脱水運転時に発
生する振動は、サスペンションによって吸収される。
【0020】この場合、振幅が大きくなる脱水初期時に
あっては、サスペンション制御装置が働き、シリンダ室
内のエアを逃がす連通口を、上方へスライド移動する作
動子によって閉塞する。この時、外槽の上方に位置する
作動子は、上方へ確実に作動する遠心力が与えられ、円
滑にスライド移動すると共に、密閉されたシリンダ室に
よって、サスペンションのばね定数、減衰係数等は大き
な値となり、振動をすみやかに吸収する。
【0021】次に、高速回転域に入り振幅が小さくなる
脱水時にあっては、サスペンション制御装置が働き、下
降移動する作動子によって、連通口を開口する。したが
って、サスペンションのばね定数、減衰係数等は小さな
値となり、付勢ばねのばね定数と摩擦力による減衰係数
とで振動を吸収するようになる。これら一連の動作にお
いて、作動子移動制御手段が働くと、固有振動数近傍に
おける作動子の最適な開閉動作が得られるようになる。
【0022】
【実施例】以下、第1図乃至第11図の図面を参照しな
がらこの発明の一実施例を詳細に説明する。
【0023】図中1は自動洗濯機の外箱となる洗濯機本
体を示しており、内部には水槽となる外槽3と洗濯兼脱
水槽となる内槽5が設けられ、外側の外槽3は、四箇所
の吊り棒7と、吊り棒7に連繋されたサスペンション9
を介して吊設支持されている。
【0024】外槽3の底部には排水ホース11が接続さ
れた配水管13が設けられ、配水管13には開閉可能な
排水弁15が設けられている。
【0025】一方、内槽5の上部にはバランサ17が、
底部となる下部にはパルセータ19がそれぞれ設けら
れ、パルセータ19は第2伝動軸と共に二重軸を形成す
る第1伝導軸21に固着されている。内槽5の底部は、
リング状の制動面を備えた第2伝導軸23のフランジ2
5に結合支持され、Vベルト27を介して入力される駆
動モータMからの駆動力は、クラッチ29を切換えるこ
とで前記第1、第2伝導軸21,23にそれぞれ伝達さ
れる。したがって、第1伝達軸21に駆動力が伝達され
ることで、パルセータ19の回転が可能となり、第2伝
導軸23に駆動力が伝達されることで内槽5の回転が可
能となっている。
【0026】サスペンション9は、シリンダ33内に、
付勢ばね35と、ピストン37が配置され、シリンダ3
3は、前記外槽3にブラケット39を介して固定支持さ
れている。ピストン37の外周面はふっそ系樹脂により
表面処理され、滑動面が確保されている。
【0027】ピストン37は、前記シリンダ33内に嵌
挿された吊り棒7の下端に固着されることで、上方にシ
リンダ室41が形成されるようになっている。
【0028】付勢ばね35は、前記シリンダ室41内に
セットされ、シリンダ33内の吊り棒7に介装されると
共に付勢ばね35の一端はピストン37に、他端はシリ
ンダ33の天井面にそれぞれ接触作用し、シリンダ室4
1の圧縮に対して反力を与えるよう機能する。
【0029】シリンダ室41は、ピストン37の上下動
に対応して空気が出入りする出入口43を有し、パイプ
44を介してサスペンション制御装置45を構成するエ
ア逃し室47の連通口49と接続連通している。
【0030】サスペンション制御装置45は、エア逃し
室47と作動子55とから成り、図5に示す如くサスペ
ンション9と1対1の関係で設けるようにしたり、ある
いは、図6に示す如く各サスペンション9に対し2箇所
のサスペンション制御装置45で対応してもよい。この
実施例の場合にはコストの低減が図れるようになる。
【0031】エア逃し室47は外槽3の上方に配置され
ると共に上下に長い円筒状に形成されている。エア逃し
室47には、上部と下部に排出口51,53が、また、
側部には前記連通口49がそれぞれ設けられると共にエ
ア逃し室47に沿って上下にスライド移動可能な作動子
55が組入れられている。
【0032】作動子55は、所定の重量を有する円柱状
に形成され、通常は自重により、下部の排出口53を閉
塞し、振幅時の遠心力の作用により振り出されることで
上部の排出口51に当接するまで上昇し、前記連通口4
9を閉塞する開閉弁として機能するようになっている。
【0033】この場合、作動子55を、作動子移動制御
手段57によって上昇し易く、しかも、ゆっくり落下す
るよう作動制御することで、固有振動数近傍における動
作の信頼性を高められる。
【0034】即ち、図9から図11に示すように、エア
逃し室47の排出口を上部排出口51のみとする一方、
エア逃し室47より小径として内壁面との間に隙間Dが
作られる作動子55内に、エア通路口59を開閉する弁
体61を設ける。
【0035】弁体61は、複数の貫通孔63を有し、作
動子55が上昇する時の上昇圧または下降する時の下降
圧によって上下動するよう比較的軽い材質で作られると
共に役部65によって支持されている。
【0036】したがって、脱水初期時に作動子55に振
幅による遠心力が与えられることで、図10に示すよう
にエア通路口59は開となり、エアは作動子55内を通
り抜けるため、作動子55の迅速な上昇が得られる。ま
た、遠心力がなくなると図11に示すようにエア通路口
59は弁体61によって閉となるため、エアは抵抗の大
きい隙間Dを通る流れとなり、急速に落下することな
く、ゆっくり下降し、連通口49の全閉状態をしばらく
維持するような下降状態が得られる。
【0037】一方、開閉弁として機能する作動子55
は、エア逃し室47の内部に必ずしも配置される必要は
なく、図7及び図8に示すようにエア逃し室47の外に
設けてもよい。
【0038】即ち、エア逃し室47を、上部が閉塞され
た上下に長いスリーブ状に形成し、エア逃し室47の下
部に、サスペンション9のシリンダ室41と連通し合う
パイプ52を直接接続する。そして、エア逃し室47の
側部に設けられた連通口49を外部へ開放する。一方、
スリーブ状に形成されたエア逃し室47の外周面に沿っ
てスライド自在に作動子55を嵌挿するもので、作動子
55が図8の如く最上昇した時に、シリンダ室41内の
エアを外へ逃す連通口49を閉塞する構造となってい
る。
【0039】このように構成された全自動洗濯機によれ
ば、脱水運転時に発生する振動は、サスペンション9に
よって吸収される。この時、内槽5の回転数が上昇し、
固有振動数に近くなると、図4に示すように外槽3の振
動振幅が大きくなり、下方の支持点Oを中心とする振動
モード(頭振り)になるため、振動角振幅をθ0 とする
と作動子55に、上方へ向かう遠心力(簡単のため外槽
3の振動が同一平面内で行われる場合を例にとると)m
l(θ0 ω sinωt)2 が生じ、やがて作動子55にか
かる重力mg<ml(θ0 ω)2 となると作動子55
は、上方へ向って上昇を始める。ωt=0またはπの時
は遠心力は働かないが、そのあいだは作動子55を内壁
面47aに押しつける慣性力が働き、作動子55はその
位置に維持される。したがって、遠心力と慣性力を交互
に受けながら作動子55は上昇してゆく。作動子55が
一旦上昇を始めると、lは長くなるので遠心力はますま
す増大して上昇し易く落下しにくい状態になり、やがて
作動子55はエア逃し室47の上部に到達する。
【0040】この時、連通口49は作動子55によって
閉鎖され、シリンダ室41内のエアはシリンダ101と
吊り棒107の隙間や、ピストン105やシリンダ10
1壁面に設けられた小孔109から流出入を行う。した
がって、固有振動数近傍におけるサスペンション9の減
衰係数は大きな値となり、振動をすみやかに吸収するよ
うになる。
【0041】一方、回転数がさらに上昇し、安定した高
速回転域に入ると、固有振動数を通過して外槽3の振幅
は小さくなるとともに、主に外槽3下端部を振るモード
(腰振り)になるため、上方へ向かって働く遠心力が弱
くなり、作動子55は自重で下方へ落下する。この時、
連通口49は開口状態となるため、シリンダ室41のエ
アはエア逃し室47を介して大気中に放出されるため、
空気抵抗およびシリンダ室41内の圧力は小さくなり、
空気ばね定数および空気の減衰係数は非常に小さな値と
なる。したがって、サスペンション9は、高速回転時の
ばね定数と減衰係数はそれぞれ付勢ばね35のばね定数
と摩擦力による減衰係数のみにより、小さい振幅の振動
を確実に吸収するようになる。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、サスペンション制御装置によって、内槽の回転数が
振動系の固有振動数近傍にある時、シリンダ室内のエア
の逃げを遮断することができるため、減衰係数は大きな
値となり、洗濯物のアンバランスによる脱水初期時の振
幅の大きな振動をすみやかに吸収する。また振幅の小さ
い高速回転域に入るとシリンダ室内のエアを逃がすこと
ができるため、空気ばね定数、空気の減衰係数は従来に
比べ非常に小さな値となり、振幅の小さな振動を確実に
吸収し、脱水工程時の振動を効率よく吸収することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サスペンションとサスペンション制御装置を示
した要部の拡大断面図。
【図2】本発明を実施した洗濯機全体の概要説明図。
【図3】作動子が下降した状態の動作図。
【図4】作動子が上昇した状態の動作図。
【図5】サスペンションとサスペンション制御装置の配
置例を示した説明図。
【図6】サスペンションとサスペンション制御装置の配
置の変形例を示した説明図。
【図7】サスペンション制御装置の変形例を示した図3
と同様の動作図。
【図8】サスペンション制御装置の変形例を示した図4
と同様の動作図。
【図9】作動子移動制御手段を示した説明図。
【図10】作動子移動制御手段の動作説明図。
【図11】作動子移動制御手段の動作説明図。
【図12】従来のサスペンションを示した概要説明図。
【図13】脱水運転開始時からの外箱への伝達力を示し
た減衰係数が小さい場合の説明図。
【図14】脱水運転開始時からの外箱への伝達力を示し
た減衰係数が大きい場合の説明図。
【図15】減衰係数と外箱への伝達力を示した特性図。
【図16】洗濯兼脱水槽の回転数による空気のばね定数
の変化を示した特性図。
【図17】洗濯兼脱水槽の回転数による空気の減衰係数
の変化を示した特性図。
【図18】洗濯兼脱水槽の回転数による摩擦減衰の変化
を示した特性図。
【符号の説明】
3 外槽 5 内槽 9 サスペンション 33 シリンダ 35 付勢ばね 37 ピストン 41 シリンダ室 45 サスペンション制御装置 47 エア逃し室 49 連通口 55 作動子 57 作動子移動制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽となる内槽と、内槽の外側
    に配置された外槽とを有し、前記外槽を、シリンダ及び
    シリンダ室を形成する上下動可能なピストンと、シリン
    ダ室内の圧縮に対して反力を与える付勢ばねとから成る
    サスペンションにより支持した全自動洗濯機において、
    前記外槽に、シリンダとピストンとで形成されたシリン
    ダ室と連通し合う連通口を有し前記シリンダ室内のエア
    を外へ逃がすエア逃し室と、脱水時の振動振幅の大きさ
    に対応してエア逃し室に沿って、スライド移動し、エア
    逃し室の連通口を開閉制御する作動子とから成るサスペ
    ンション制御装置を設けたことを特徴とする全自動洗濯
    機。
  2. 【請求項2】 サスペンション制御装置を外槽の上方に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 脱水工程時の振動振幅が最小になった
    時、連通口を全閉している作動子をゆっくり復帰移動さ
    せる作動子移動制御手段を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の全自動洗濯機。
JP5183007A 1993-07-23 1993-07-23 全自動洗濯機 Pending JPH0731789A (ja)

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JP5183007A JPH0731789A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 全自動洗濯機

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