JPH04371194A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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Publication number
JPH04371194A
JPH04371194A JP3145860A JP14586091A JPH04371194A JP H04371194 A JPH04371194 A JP H04371194A JP 3145860 A JP3145860 A JP 3145860A JP 14586091 A JP14586091 A JP 14586091A JP H04371194 A JPH04371194 A JP H04371194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
water tank
rotation speed
vibration
detection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3145860A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Yoshida
勝昭 吉田
Shunichi Iwakiri
岩切 俊一
Katsuhiko Sumiya
勝彦 角谷
Eiji Matsuda
栄治 松田
Kimihiko Otsuka
大塚 公彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3145860A priority Critical patent/JPH04371194A/ja
Publication of JPH04371194A publication Critical patent/JPH04371194A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/08Vibration-dampers; Shock-absorbers with friction surfaces rectilinearly movable along each other
    • F16F7/082Vibration-dampers; Shock-absorbers with friction surfaces rectilinearly movable along each other and characterised by damping force adjustment means

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水平軸周りに回転駆動さ
れるドラムで洗濯物の洗濯と遠心脱水とを行うドラム式
洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ドラム式洗濯機は遠心脱水時の振
動を低減することが求められている。
【0003】従来、この種のドラム式洗濯機は図8に示
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
【0004】図に示すように、ドラム1は外周部に多数
の通水孔1aを設けている。水槽2はドラム1を内包し
洗濯水を溜めている。ドラム1の回転中心に水平軸3の
一端を固定している。軸受け体4は水平軸3を回転自在
に支持する球軸受けとシールパッキングとを収設し、水
槽2に固着している。水平軸3にドラムプーリー5を固
着し、ドラムプーリー5とモータ6とをベルト7により
連結し、モータ6によりドラム1を駆動するようにして
いる。ばね体8は水槽2を本体9より吊下げ、本体9の
前面には洗濯物投入蓋10を開閉自在に設けている。ポ
ンプ装置11は排水ホース12により水槽2と連通して
おり、吐出ホース13により外部排水口に接続されてい
る。電磁給水弁14は水槽2に連通している。ヒータ1
5は水槽2内の洗濯水を加熱するものである。制御装置
16はモータ6,ヒータ15などの動作を制御する。水
槽パッキング17は水槽2と本体9とを水密に接続して
いる。緩衝体18は水槽2の振動を減衰させるものであ
る。重り19は水槽2に設け、脱水時の水槽2の振動を
減衰させるものである。脚20は本体9の下部に取り付
け、床とのがたつきを調整できるようにしている。
【0005】上記構成において動作を説明すると、洗濯
工程時にはドラム1はモータ6により低速回転駆動され
、ドラム1内の洗濯物を持ち上げては落下させ、この機
械力により洗濯を行う。すすぎ工程時においても洗濯工
程と同様に行う。脱水工程時には、ドラム1を高速回転
させて洗濯物の脱水を行う。このとき、ドラム1内の洗
濯物の偏り、すなわちアンバランスが生じるとドラム1
および水槽2は大きく振動するが、洗濯物の量および種
類によりアンバランス量は異なる。この振動を低減させ
るため、重り19により振動体の重量を重くすることに
より、重り19を設けないときに比べて振動振幅を低減
するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のドラ
ム式洗濯機では、ドラム1内の洗濯物が偏りアンバラン
スが生じると、脱水時に水槽2が大きく振動する。この
水槽2の振動がばね体8,緩衝体18などを介して本体
9および脚20に伝わり、さらには洗濯機を設置してい
る床面にも振動が伝わる。これにより床面が大きく振動
し、木造家屋においては家屋全体が振動し出すとともに
、使用者に不快感を与え、騒音面でも大きな問題となる
。また、洗濯容量が5kgと大容量になっている現在で
は、振動体の重量を約50kgと重くしなければならず
、必然的に洗濯機全体の重量も約100kg前後となり
、日本の一般的な木造家屋住宅では、特別の床補強工事
をしなければ床振動,騒音が大きく、使用が大きく制限
されるという問題を有していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、脱水
回転開始時および脱水停止前は緩衝体の緩衝能力を大と
し、脱水所定回転数到達後又は水槽の振動が所定値以下
になった時に緩衝能力を極小にして、脱水回転定常時に
床面へ伝わる振動を低減するための信頼性のある緩衝体
の開発を第1の目的としている。
【0008】また、緩衝体の構成を簡単にし信頼性の向
上及び安価な構成にすることを第2の目的としている。
【0009】さらに、緩衝体の緩衝部材の材質を変更す
ることにより構成を簡単にし更に安価な緩衝体の供給を
することを第3の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、外周に通水孔を設けたドラムと、前
記ドラムを内包し洗濯水を溜める水槽と、一端を前記ド
ラムの回転中心に固定しモータにより駆動される水平軸
と、前記水槽を本体から吊したばね体と、前記水槽の振
動を抑制する緩衝体と水槽の振動を検知する振動検知装
置とドラムの回転数を検知する回転検知装置とを備え、
前記緩衝体はその緩衝能力を前記緩衝体の摺動部材の外
形寸法を前記摺動部材に内包された可動部材の円周方向
への移動により切り替え可能とし、前記振動検知装置が
所定以上の振動になったとき及び前記回転数検知装置が
所定の回転数以下になった時に緩衝能力を大とし、所定
以下の振動を検知した時及び所定以上の回転数を検知し
た時その緩衝能力を極小としたことを第1の課題解決手
段としている。
【0011】また、第2の目的を達成するために、外周
に通水孔を設けたドラムと、前記ドラムを内包し洗濯水
を溜める水槽と、一端を前記ドラムの回転中心に固定し
モータにより駆動される水平軸と、前記水槽を本体から
吊したばね体と、前記水槽の振動を抑制する緩衝体と、
前記水槽の振動の大きさを検知する振動検知装置とドラ
ムの回転数を検知する回転数検知装置とを備え、前記緩
衝体はその緩衝能力を前記緩衝体の摺動部材の外形寸法
を前記摺動部材に内包された略円筒状のバネ体をピスト
ンの軸方向へ押圧することにより切り替え可能とし、脱
水時前記振動検知装置が所定以上の振動を検知している
時及び前記回転数検知装置が所定以下の回転数検知をし
ている時はその緩衝能力を大とし、所定以下の振動を検
知したとき及び所定以上の回転数を検知した時その緩衝
能力を極小としたことを第2の課題解決手段としている
【0012】さらに、第3の目的を達成するために、外
周に通水孔を設けたドラムと、前記ドラムを内包し洗濯
水を溜める水槽と、一端を前記ドラムの回転中心に固定
しモータにより駆動される水平軸と、前記水槽を本体か
ら吊したばね体と、前記水槽の振動を抑制する緩衝体と
、前記水槽の振動を検知する振動検知装置と前記ドラム
の回転数を検知する回転数検知装置とを備え、前記緩衝
体はその緩衝能力を前記緩衝体の軟質な摺動部材をピス
トンの軸方向に圧接することにより前記緩衝部材の外形
寸法を切り替え可能とし、脱水回転時前記振動検知装置
が所定以上のとき及び前記回転数検知装置が所定以下の
回転数を検知した時その緩衝能力を大とし一方前記振動
検知装置が所定以下の振動になった時及び前記回転検知
装置が所定以上になった時緩衝能力を極小にしたことを
第3の課題解決手段としている。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
振動検知装置及び回転数検知装置よりの信号情報により
前記可動部材をピストン軸方向にソレノイドで押圧する
ことにより緩衝体の緩衝能力を大にし、脱水開始時に共
振点を通過する際の水槽の振動振幅がきわめて大きくな
るのを防止できるとともに、振動検知装置が所定以下の
振動になった時及び回転数検知装置が所定の回転数以上
になった時ソレノイドの補助バネで前記可動部材及び緩
衝部材は緩衝能力を極小にし、共振点通過後の水槽の振
動が緩衝体を介して本体および床面に伝わるのを防止で
き、また、これらが特別の装置を必要とせず、簡単な構
成で実現できる。
【0014】また、第2の課題解決手段により、脱水時
に振動検知装置の信号情報により所定以上の振動を検知
したときすなわち脱水開始時共振点を通過する際及びド
ラム内で洗濯物の片寄りが大きい時又は回転数検出装置
による信号が所定以下の回転数の時は、前記緩衝体の摺
動部材の外形寸法を前記緩衝部材に内包された略円筒状
のバネ体をピストンの軸方向へ押圧することにより大き
くし緩衝能力を大にすることにより、水槽の振動が発散
することを防止できる。また、振動検知装置が所定以下
の振動を検知したとき、すなわち脱水回転定常時および
ドラム内での洗濯物の偏りが小さいとき、前記略円筒状
のバネ体の押圧を解除することにより緩衝体の緩衝能力
を極小にし、床面へ伝わる振動を大幅に低減できる。
【0015】さらに、第3の課題解決手段により、脱水
時に振動検知装置の信号情報により所定以上の振動又ド
ラムの回転数が所定以下のとき、すなわち共振点以下の
とき前記緩衝体の軟質な緩衝部材をピストンの軸方向に
押圧することにより前記摺動部材の外形寸法を大きくし
緩衝体の緩衝能力を大にし、水槽の振動が発散すること
を防止することができるとともに、振動検知装置の信号
情報が所定以下の時又ドラムの回転数が所定以上のとき
、前記緩衝部材の押圧を解除することにより緩衝体の緩
衝能力を極小にし、共振点通過後の水槽の振動が緩衝体
を介して本体および床面へ伝わることを防止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の課題解決手段の実施例
を図1から図5を参照しながら説明する。なお、従来例
と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0017】図に示すように、緩衝体21は、水槽2の
振動を減衰させるもので、水槽2と本体9を連接して設
け、その緩衝能力を切り替え可能としている。
【0018】この緩衝体21を図4により詳細に説明す
ると、断面円上のシリンダー22の内部にシリンダー受
体23を装着し、外周を緊密に固着している。また、シ
リンダー受体23の外側には水槽2の取り付け部2aに
取り付ける取り付け部23aを設けており、内側には中
空円筒部23bを形設している。シリンダー22の他端
にはシリンダー軸受け24がシリンダー22と緊密に固
着されており、シリンダー軸受け24の外側にはシリン
ダーパッキング25が装着されている。ピストン26は
一端が開放された中空形状で、開放された先端部26a
はシリンダー受け体23の中空円筒部23bに摺動可能
に装着されている。ピストン26のほぼ中央部に鍔部2
6bが形設されており、この鍔部26bの中央部は中心
部への傾斜溝26cを形設しており、溝26cの中心位
置に複数個の小孔26dが形設されている。小孔26d
には可動部材27が装着されている。図3(a),(b
),(c)に示す様に可動部材27は扇状断面を形設し
ており上下面27aは前記傾斜溝26cと同一傾斜角度
になっており又可動部材27の中央部に棒状のピン27
bを形設し前記ピストン26に設けられた小孔26dに
装着されている。可動部材27の外周部にはほぼ円筒状
の円筒バネ体28が巻き回しされている。円筒バネ体2
8は円周状の一部が開放状態になっており、この時円筒
バネ体28は可動部材27を内側へ押さえる様に付勢さ
れている。更に円筒バネ体28の外側に摺動部材29が
一端が開放された状態で伸縮自在に巻き回しされている
。この摺動部材29の外形寸法はシリンダー22の内径
より小さく設定しており、プランジャー30の円錐状の
先端部30aが前記可動部材27のピン27bに当接し
たとき可動部材27、円筒バネ体28、摺動部材29を
外方に押し拡げる。プランジャー30は通常の状態はコ
イルバネ31で前記可動部材27のピン27bを外方に
移動する状態に当接されている。プランジャー30の円
錐状先端部30aは先端を球面状にしておりピン27b
と嵌合しやすい形状になっており、かつ摺動部材29が
磨耗しても円錐状先端部30aが更に深く嵌合すれば緩
衝部材29の外形寸法は常に一定寸法を保つ事ができ、
緩衝能力は変化しない。ソレノイド32に通電するとプ
ランジャー30は吸引され円錐状先端部30aはピン2
7bとの当接を解除され円筒バネ体28のバネ作用で摺
動部材29及び可動部材27は内方へ移動し摺動部材2
9の外形寸法は小さくなり緩衝能力は極小になる。 ピストン26の鍔部26bの上方及び下方の中空円筒部
の側面に小孔26e及び26fが形設されている。ピス
トン26の下端側の外側には、本体9への取り付け部9
aに係合する取り付け部26gを形設している。取り付
け部26gの穴部内には防振材と金属リングを介して本
体9への取り付け部9aに取り付けるようにしている。 緩衝体21の緩衝能力は摺動部材29とシリンダー22
の摩擦抵抗による緩衝能力であり、摺動部材29の外形
が大きくなれば摩擦抵抗による緩衝能力は大になる。一
方、最小の緩衝能力は摺動部材29の外径がシリンダー
22の内径よりも小さくなるときで、このときは緩衝能
力は0に近い極小になる。ただし、ピストン26と相手
部品の摺動抵抗があるため0にはならない。摺動部材2
9の外径を大きくする手段として、ソレノイド32へ通
電するとプランジャー30が吸引され円筒バネ体28及
び摺動部材29の外径を小さくし緩衝能力を極小にし、
又ソレノイドへの通電を停止するとプランジヤー30の
先端部30aが可動部材27と係合し、円筒バネ体28
及び緩衝部材29を外方に押し拡げ緩衝部材29の外径
を大きくすることより最大の緩衝能力を得る事が出来る
。制御装置33はモータ6、ポンプ装置11、電磁給水
弁14、ヒーター15、ソレノイド32の動作をそれぞ
れ制御する。上記構成に於いて、図5を参照しながら動
作を説明すると、洗濯を開始すると、水槽2に所定量給
水され、所定温度になるまでヒーター15に通電される
。このとき、ドラム1はモータ6により低速回転駆動さ
れ、ドラム1内の洗濯物を持ち上げ落下させて機械力を
与えて洗濯を行う。洗濯終了後、洗濯水を排水し、洗濯
工程が終了する。脱水工程ではドラム1はモータ6によ
り高速回転駆動され、洗濯物の遠心脱水を行う。脱水回
転開始初期は水槽2の共振点を通過するときに水槽が大
きく振動するため、それを防止するためには緩衝体21
の緩衝能力を最大にする。すなわち制御装置33により
ソレノイド33への通電を停止しておけば、脱水回転初
期の共振点を通過する際の水槽2の振動振幅が大きくな
るのを防止出来る。制御装置33によりソレノイド32
に通電することにより緩衝能力を極小にして共振点通過
後の水槽2の振動が緩衝体21を介して本体9及び床面
に伝わる振動を大幅に低減できる。つぎに、脱水停止時
にはモータ6の通電停止後ドラム回転が減速して共振点
を通過するときも上記同様にソレノイド32への通電を
停止すれば水槽2の振動振幅が大きくなるのを防止する
ことができる。図2に示す様に振動検知装置は水槽2の
振動の大きさを検知するもので、その出力信号を制御装
置33に入力している。制御装置33は脱水時振動検知
装置34が所定以上の振動を検知したときはソレノイド
32への通電を停止し緩衝体21の緩衝能力を大とし、
所定以下の振動を検知したときはソレノイドへ通電し緩
衝能力を極小にして、脱水回転定常時に床面へ伝わる振
動を低減することがでる。
【0019】脱水時に振動検知装置34が所定以上の振
動を検知したとき、すなわち脱水開始時に共振点を通過
する際やドラム1内での洗濯物の偏りが大きいとき、水
槽2の振動振幅が大きくなることを検知して、ソレノイ
ド32への通電を停止することにより緩衝体21は緩衝
能力を大にし、水槽2の振動が発散するのを防止できる
。また、振動検知装置34が所定以下の振動を検知した
とき、すなわち脱水回転定常時およびドラム1内での洗
濯物の偏りが小さいとき、ソレノイド32への通電をす
ることにより緩衝体21の緩衝能力を小にすることで、
共振点通過後の水槽2の振動が緩衝体21を介して本体
9および床面に伝わるのを大幅に低減できる。
【0020】図2、3に示すように、回転数検知装置3
5はドラム1の回転数を検知するもので、タコジェネレ
ータのよな回転数を出力電圧として検出できるものやホ
ールICのようにモータ6の回転数をパルス信号で検出
できるもので、モータ6に連結または、組み込みその出
力信号を制御装置33に入力している。制御装置33は
脱水時回転数検知装置35が所定以下の回転数を検知し
たときはソレノイド32への通電を停止し、緩衝体21
の緩衝能力を大とし、所定以上の回転数を検知したとき
はソレノイド32へ通電し、その緩衝能力を極小にする
ことにより本体9および床面に伝わるのを大幅に低減で
きる。上記説明したように回転数検知装置35と振動検
知装置34は各々の信号を制御装置33に入力すること
により洗濯物の種類や量により、また洗濯機を設置して
いる床面の硬さ等により異なる情報を制御装置33で分
析し、ソレノイド32の最適な制御を行うようにしてい
る。
【0021】つぎに第2の課題解決手段の実施例を図6
を参照しながら説明する。なお上記実施例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0022】ピストン26のほぼ中央部に鍔部26hさ
れており、鍔部26hに係合された略円筒状バネ体36
の他端をピストン26に摺動可能に装着されたプランジ
ャー38の一端に固着されている。バネ体36の側面に
は複数個の窓部36aが形設されている。円筒状バネ体
36の外周部には伸縮自在な緩衝部材37が巻き回しさ
れている。円筒状バネ体36はプランジャー38を介し
てコイルスプリング39で押圧されており、緩衝部材3
7の外形寸法は最大になっており緩衝体21の緩衝能力
は最大になるように設定されている。ソレノイド32に
通電するとプランジャー38は下方に吸引され緩衝部材
37の外形寸法は最小になり緩衝体21の緩衝能力は極
小になる。ソレノイド32に通電、停止の切り替えをす
ることにより、緩衝体21の緩衝能力を極小から極大に
切り替える事ができる。
【0023】つぎに第3の課題解決手段の実施例図7を
参照しながら説明する。ピストン26のほぼ中央部に鍔
部26iが形設されており、その下方に中空の摺動部材
40がピストン26に装着されている。摺動部材40の
中心部には空洞部40aが形設されている。摺動部材4
0は下方よりプランジャー41を介してコイルバネ39
で上方に押圧されている。この状態で摺動部材40の外
形寸法は最大になるように設定されている。ソレノイド
32に通電するとプランジャー41は下方に吸引され摺
動部材40の外形寸法は最小になるように設定されてい
る。ソレノイド32への通電と通電停止で緩衝体21の
緩衝能力を極大と極小に切り替える事ができる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、水槽の振動を抑制する緩衝体はその緩衝能力
を緩衝体の摺動部材の外形寸法をソレノイドの通電と通
電停止により切り替え可能とし、前記緩衝体は脱水回転
中に回転検知装置及び振動検知装置の情報信号によりソ
レノイドへの通電及び通電停止を制御をすることにより
緩衝部材の外形寸法を変化させ前記緩衝体の緩衝能力を
切り替える事により水槽の振動が大きくなることを防ぐ
ことができまた床面へ伝わる振動を大幅に低減できる。 緩衝部材の磨耗が発生しても磨耗した分だけプランジャ
ーが可動部材に深く当接するため常に一定の緩衝能力を
保持することができ大幅な耐久性の向上に役立つ。
【0025】また、ソレノイドの通電制御で緩衝体の緩
衝能力を切り替える方式の物で構成を更に簡単にし、安
価な緩衝体を供給することができる。
【0026】さらに、ソレノイドの通電制御で緩衝体の
緩衝能力を切り替える方式の物で緩衝部材の材質、構成
を変え部品点数の削減を図り安価な緩衝体の供給をする
等、実用効果大なる発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドラム式洗濯機の縦断側面
【図2】同ドラム式洗濯機の縦断正面図
【図3】同ドラ
ム式洗濯機の要部ブロック図
【図4】(a)同ドラム式
洗濯機の緩衝体の断面図(b)同ドラム式洗濯機の緩衝
体の要部断面図(c)同ドラム式洗濯機の緩衝体の可動
部材の斜視図
【図5】同ドラム式洗濯機の動作フローチ
ャート
【図6】(a)同ドラム式洗濯機の緩衝体の断面
図(b)同ドラム式洗濯機の緩衝体の要部斜視図
【図7
】(a)同ドラム式洗濯機の緩衝体の断面図(b)同ド
ラム式洗濯機の緩衝体の要部斜視図
【図8】従来のドラ
ム式洗濯機の縦断側面図
【符号の説明】
1  ドラム 1a  通水孔 2  水槽 3  水平軸 6  モータ 8  ばね体 9  本体 21  緩衝体 26  ピストン 27  可動部材 28  円筒バネ体 29  摺動部材 30  プランジャー 31  コイルバネ 32  ソレノイド 33  制御装置 34  振動検知装置 35  回転数検知装置 36  円筒状バネ体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に通水孔を設けたドラムと、前記ドラ
    ムを内包し洗濯水を溜める水槽と、一端を前記ドラムの
    回転中心に固定しモータにより駆動される水平軸と、前
    記水槽を本体から吊したばね体と、前記水槽の振動を抑
    制する緩衝体と、前記水槽の振動の大きさを検知する振
    動検知装置又は前記ドラムの回転数を検知する検知装置
    とを備え、前記緩衝体はその緩衝能力を前記緩衝体の摺
    動部材の外形寸法を前記摺動部材に内包された可動部材
    の円周方向への移動により切り替え可能とし、脱水回転
    時前記振動検知装置が所定以上の振動を検知している時
    または前記回転数検知装置が所定以下の回転数を検知し
    ている時ははその緩衝能力を大とし、所定以下の振動を
    検知した時又は所定以上の回転数を検知した時はその緩
    衝能力を極小としたドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】外周に通水孔を設けたドラムと、前記ドラ
    ムを内包し洗濯水を溜める水槽と、一端を前記ドラムの
    回転中心に固定しモータにより駆動される水平軸と、前
    記水槽を本体から吊したばね体と、前記水槽の振動を抑
    制する緩衝体と、前記水槽の振動の大きさを検知する振
    動検知装置又は前記ドラムの回転数を検知する検知装置
    とを備え、前記緩衝体はその緩衝能力を前記緩衝体の摺
    動部材の外形寸法を前記摺動部材に内包された略円筒状
    のバネ体をピストンの軸方向へ押圧することにより切り
    替え可能とし、脱水回転時前記振動検知装置が所定以上
    の振動を検知している時または前記回転数検知装置が所
    定以下の回転数を検知している時はその緩衝能力を大と
    し、所定以下の振動を検知した時又は所定以上の回転数
    を検知した時はその緩衝能力を極小としたドラム式洗濯
    機。
  3. 【請求項3】外周に通水孔を設けたドラムと、前記ドラ
    ムを内包し洗濯水を溜める水槽と、一端を前記ドラムの
    回転中心に固定しモータにより駆動される水平軸と、前
    記水槽を本体から吊したばね体と、前記水槽の振動を抑
    制する緩衝体と、前記水槽の振動の大きさを検知する振
    動検知装置又は前記ドラムの回転数を検知する検知装置
    とを備え、前記緩衝体はその緩衝能力を前記緩衝体の軟
    質な摺動部材をピストンの軸方向に圧接することにより
    前記摺動部材外形寸法を切り替え可能とし、脱水回転時
    前記振動検知装置が所定以上の振動を検知している時ま
    たは前記回転数検知装置が所定以下の回転数を検知して
    いる時はその緩衝能力を大とし、所定以下の振動を検知
    した時又は所定以上の回転数を検知した時はその緩衝能
    力を極小としたドラム式洗濯機。
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