JP2003144792A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

Info

Publication number
JP2003144792A
JP2003144792A JP2001347400A JP2001347400A JP2003144792A JP 2003144792 A JP2003144792 A JP 2003144792A JP 2001347400 A JP2001347400 A JP 2001347400A JP 2001347400 A JP2001347400 A JP 2001347400A JP 2003144792 A JP2003144792 A JP 2003144792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive member
drum
holder
washing machine
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001347400A
Other languages
English (en)
Inventor
Doshu Ida
道秋 井田
Shuji Aida
修司 会田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001347400A priority Critical patent/JP2003144792A/ja
Publication of JP2003144792A publication Critical patent/JP2003144792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ドラム式洗濯機における振動を合理的に減衰さ
せて振動騒音を低減する。 【解決手段】外槽4の振動を減衰させる振動減衰機構3
は、外槽側に結合する板状の導電部材31と外枠側に結
合するホルダー32を備え、前記導電部材を挟み込んで
相対移動して摺動摩擦制動力を発生する摺動部材33
a,33bを相対移動方向に所定の範囲で実質的に自由
に移動可能状態にホルダーで支持した摺動摩擦制動機構
と、導電部材に微小な空隙を介して対向させて相対移動
することによって該導電部材に渦電流を発生させて電磁
誘導制動力を発生する永久磁石36a〜36dを実質的
に移動不能状態にホルダーで支持した電磁誘導制動手段
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム式洗濯機に
関する。
【0002】
【従来の技術】ドラム式洗濯機は、外枠と、複数のリフ
ターと多数の通水孔を有するドラムと、このドラムを内
包し、質量効果による振動低減目的の重りを有する外槽
と、この外槽を前記外枠に支持する吊りばね機構と振動
減衰機構と、前記ドラムを駆動する駆動手段と、給排水
手段と、前記駆動手段および給排水手段を制御するコン
トローラとを備える。
【0003】このようなドラム式洗濯機のコンパクト化
および低騒音化には、外槽の低振動化が必要不可欠であ
り、外槽に設けた重りと該外槽を支持する振動減衰機構
によって外槽の低振動化を図っている。
【0004】このようなドラム式洗濯機は、特開平06
−327892号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなドラム式洗
濯機において発生する振動の主たる原因は、脱水時に洗
濯物がドラム内に偏在することによって大きな不釣合い
が発生することにある。この不釣合いのドラムが回転す
ることによって該ドラムを内包する外槽は大きく振動す
る。この不釣合いによる振動を軽減するために、外槽に
重りを取り付けたドラム式洗濯機は、その質量が大きく
なることから、木造床方式の家屋には不向きになる問題
がある。
【0006】ドラム式洗濯機における脱水時の振動抑制
のために、特に、定格回転時の振動振幅低減のため、ド
ラムに流体バランサを設けて不釣合い量を低減し、重り
を排除して軽量化を図る方法がある。しかしながら、流
体バランサは液体内蔵中空回転体であるために、本質的
には不安定要素となり、ある値以上の減衰が無い場合に
は異常振動が発生するという問題がある。
【0007】従来のドラム式洗濯機では、振動減衰機構
として摺動摩擦式の制動機構が採用されている。摺動摩
擦式の制動は、静止摩擦力以上の振動力で2つの摩擦部
材が相対移動を開始することにより摩擦力で振動減衰力
を発生する構成であり、一般に動摩擦係数は静止摩擦係
数より小さいために、相対移動開始の瞬間に大きな力の
変化が発生し、これが加振力となって発生する騒音を伴
う問題がある。
【0008】本発明の1つの目的は、外槽の振動を合理
的に抑制することができるドラム式洗濯機を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、脱水回転の起動時およ
び定格回転時の振動低減と床面への振動伝達の低減を合
理的に実現し、特に定格回転時に床面に伝達される振動
力の低減によって騒音低減を実現するドラム式洗濯機を
提供することにある。本発明の更に他の目的は、前記目
的を達成するドラム式洗濯機を軽量な構成で実現するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、外枠と、複数
のリフターと多数の通水孔を有するドラムと、このドラ
ムを内包する外槽と、この外槽を前記外枠に支持する吊
りばね機構および振動減衰機構と、前記ドラムを回転駆
動する駆動手段と、給排水手段と、前記駆動手段および
給排水手段を制御するコントローラとを備えたドラム式
洗濯機において、前記振動減衰機構は、前記外槽の振動
に対して常に制動力を作用させる電磁誘導式制動手段
と、前記外槽の振動量が所定の範囲を越えたときに制動
力を作用させる摺動摩擦式制動手段を備えたことを特徴
とする。
【0010】このようなドラム式洗濯機は、脱水回転の
起動時には大きな振幅となることから電磁誘導式制動手
段と摺動摩擦式制動手段が共に機能して大きな制動力を
発生し、振幅が小さい定格回転時には電磁誘導式制動手
段のみが機能して制動力を発生するようにして振動を減
衰する構成とすることによって定格回転時に床面に伝達
される振動力を低減して騒音低減を実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の第1の実施の形態を図1
〜図5参照して説明する。図1は、この実施の形態にお
けるドラム式洗濯機の縦断側面図である。この実施の形
態におけるドラム式洗濯機は、外枠1と、この外枠に吊
りばね機構2と減衰機構3を介して弾性支持した合成樹
脂製の外槽4と、リフター5を内装し、複数の通水孔6
を有し、不釣合いをキャンセルするための流体バランサ
7を開口筒部8aの周囲に装着して前記外槽4に内包さ
れたSUS製のドラム8と、このドラム8をモータ軸9
で支持するように結合するアルミ製のフランジ10と、
前記モータ軸9を有するブラシレスモータ11と、この
ブラシレスモータ11を前記外槽4に取り付ける取付板
12と、外槽4の開口部4aから伸びて前記ドラム8の
開口筒部8aを摺動自在に支持する摺動支持板13と、
外槽4の開口部4aと外枠1の開口部1aを連結するベ
ローズ14と、外枠1の開口部1aを水密状態に閉じる
ガラス製の扉15と、外槽4内への給排水手段である排
水電磁弁16(給水電磁弁は図示省略)と、前記ブラシ
レスモータ11,排水電磁弁16および給水電磁弁を制
御するコントローラ17を備える。
【0012】この実施の形態における前記振動減衰機構
3を図2〜図5を参照して説明する。図2は、振動減衰
機構3の縦断側面図、図3は、その一部を切断して示す
振動減衰機構3の正面図、図4および図5は、その振動
減衰特性図である。
【0013】この振動減衰機構3は、基本的には、小幅
の振動には作用せず、所定値以上の大幅な振動に限って
作用して制動するように機能する摺動摩擦式制動手段
と、全振動に作用して制動するように機能する電磁誘導
式制動手段を備える。
【0014】この振動減衰手段3は、振動する外槽4に
その一端が結合される導電率の高い銅やアルミなどの板
状の導電部材31と、その一端が外枠1に結合される磁
性金属製のホルダー32を備える。
【0015】ホルダー32は、2枚の板状部材32a,
32bを組み合わせて前記導電部材31の両面を所定の
間隔をおいて覆うように構成している。そして、この板
状部材32a,32bの内側には、前記導電部材31を
その両面から挟み込んで摺動摩擦面を形成するウレタン
系材料の摺動部材33a,33bと、この摺動部材33
a,33bを前記導電部材31と共に外槽4の振動方向
に所定の距離L内に限って小さい摩擦抵抗で実質的に自
由に移動可能状態に前記板状部材32a,32bに支持
させる支持器34a,34bと、この支持器34a,3
4bの移動方向両端に設けた緩衝材35a〜35dと、
この支持器34a,34bの両側に内側に向けて切り起
こされて前記導電部材31に微小空隙で対向するように
永久磁石36a〜36dを支持する切り起こし爪32c
〜32nを備える。板状部材32a,32bに形成した
切り起こし爪32d,32f,32g,32iは、前記
支持器34a,34bの緩衝材35a,35bを当接さ
せて該支持器34a,34bの実質的な自由移動を所定
の範囲(L)内に制限するストッパーとしても機能さ
せ、板状部材32a,32bは永久磁石36a〜36d
から発生する磁束が導電部材31を効率良く横切るよう
にするための磁路を形成する。
【0016】このホルダー32を構成する磁性体の板状
部材32a,32bは、磁性金属板材をプレス加工して
形成することにより、コスト低減を図る。
【0017】このように構成したドラム式洗濯機は、次
のように動作する。洗い工程では、コントローラ17が
給水電磁弁(図示省略)を開弁制御して外槽4内に給水
し、次いで、ブラシレスモータ11を運転制御してドラ
ム8を低速度で回転させることにより、ドラム8内の洗
濯物をリフター5で持ち上げて自重で落下させる動作を
繰り返させて洗濯する。
【0018】濯ぎ工程では、給水,ドラム回転,排水を
繰り返す。そして、脱水工程では、ブラシレスモータ1
1によってドラム8を高速度回転駆動して洗濯物を遠心
脱水する。この脱水工程における起動時のドラム8の回
転速度の上昇過程において該ドラム8が複数の共振回転
状態を通過するときに外槽4の振動振幅が大きくなる。
この振動は、振動減衰機構3が機能して振幅を20mm
程度に抑える。定格回転状態における振幅は、約5mm
以下となる。
【0019】この実施の形態の振動減衰機構3は、共振
回転状態において外槽4の振動(振幅)が大きいときに
は、導電部材31とホルダー32間の相対運動により、
導電部材31が永久磁石36a〜36dにより発生して
いる磁束を横切って移動することにより渦電流が発生し
て該渦電流と磁束の相互作用により相対運動と反対方向
に電磁誘導制動力(減衰力)が発生し、また導電部材3
1に接触して該導電部材31と共に移動する摺動部材3
3a,33bの支持器34a,34bの緩衝材33a〜
33dが自由移動範囲Lの限界位置で切り起こし爪32
d,32f,32g,32iに当接して移動を制限され
ることからこの範囲を越える振動では導電部材31と摺
動部材33a,33bの接触面で摩擦摺動が発生して該
摺動摩擦力による制動力(減衰力)が発生し、外槽4の
振幅は電磁誘導制動力と摺動摩擦制動力によって効果的
に抑制される。図4は、このような振動においてホルダ
ー32に作用する荷重と導電部材31の変位との関係に
ついて、実験結果をもとに示している。
【0020】また、脱水工程の定常状態である定格回転
状態ではドラム8は所定の高速度回転状態にあり、外槽
4の振動振幅は、略5mm以下となる。従って、この実
施の形態の振動減衰機構3は、摺動部材33a,33b
(支持器34a,34b)の自由移動範囲Lをこの定格
回転状態における振動振幅以上に設定することにより、
定格回転状態では、摺動部材33a,33bは導電部材
31と共に移動して該導電部材31との相対運動を行う
ことがないので摺動摩擦制動力は発生しない。従って、
導電部材31に作用する制動力は、導電部材31が磁束
を横切って移動することにより発生する渦電流に起因し
て滑らかに発生する制動力(減衰力)のみである。図5
は、このときのホルダー32、すなわち外枠1へ作用す
る荷重と導電部材31の変位との関係について、実験結
果をもとに示している。その関係は、摺動摩擦のような
四角形でなくきれいな楕円形で速度比例の関係を呈して
いる。従って、摺動摩擦のように静から動への移動の瞬
間に発生する摩擦力の急変による加振力も発生せず、こ
の結果、振動減衰機構3を介して床面へ伝わる振動伝達
力を大幅に低減することができる。
【0021】因に、この実施の形態では、電磁誘導制動
力を6N程度、摺動摩擦制動力を30N程度に設定し
た。
【0022】本発明の第2の実施の形態を図6,図7を
参照して説明する。図6は、この実施の形態における振
動減衰機構3の縦断側面図、図7は、その一部を切断し
て示す振動減衰機構3の正面図である。ドラム式洗濯機
の全体的な構成は、第1の実施の形態と同一であるの
で、図示説明は省略する。
【0023】この第2の実施の形態における振動減衰機
構3は、ホルダー32をプラスティック成形体で構成
し、36a,36bを内装して磁路を形成する磁性体ボ
ビン37a,37bを設け、この磁性体ボビン37a,
37bを前記ホルダー32内に形成した突起32p〜3
2s間に挟んで固定する構成である。ホルダー32を磁
性金属体からプラスティック製に変更することで、振動
減衰機構3の軽量化を実現するようにしている。因に、
摺動部材33a,33bを支持する支持器34a,34
bの自由移動範囲の制限は、前記突起32q,32sと
専用の突起32t,32uによって行う構成である。
【0024】本発明の第3の実施の形態を図8を参照し
て説明する。図8は、この実施の形態における振動減衰
機構の縦断側面図である。ドラム式洗濯機の全体的な構
成は、第1の実施の形態と同一であるので、図示説明は
省略する。
【0025】この第2の実施の形態における振動減衰機
構3は、第1の実施の形態における前記導電部材31の
一端をラバーブッシュ38とカラー39を介して外槽4
に結合し、前記ホルダー32の一端をラバーブッシュ4
0とカラー41を介して外枠1に結合するように工夫し
た構成である。このようにラバーブッシュ38,40を
介在させる結合構成とすることにより、外槽4の振動が
外枠1に伝達されて床面に伝わるのを一層低減すること
ができる。
【0026】本発明の第4の実施の形態を図9〜図11
を参照して説明する。図9は、この実施の形態における
ドラム式洗濯機の縦断側面図、図10は同縦断正面図、
図11は、振動減衰機構の縦断側面図である。この実視
の形態におけるドラム式洗濯機は、振動減衰機構と吊り
ばね機構を一体化した構成である。第1の実施の形態に
おけるドラム式洗濯機と等価な構成部材には、同一の参
照符号を付して重複する説明を省略する。
【0027】吊りばね機構2は、外枠1から外槽4の両
側に位置するように垂下させた4本の吊り棒51の下端
部を緩衝ばね52を内蔵した筒状ホルダー53を介して
前記外槽4の側面に突出させた係合腕部4bに係合させ
て該外槽4を弾性的に支持する構成である。吊り棒51
は、筒状ホルダー53の頭部53aの中心に形成した係
合筒部53bを貫通して該筒状ホルダー53内に進入す
る。吊り棒51の先端部にはばね座54を固着し、前記
緩衝ばね52は、筒状ホルダー53の頭部53aとばね
座54の間に介在させる。この筒状ホルダー53は、吊
り棒51が貫通した係合筒部53bを外槽4から突出す
る係合腕部4bに形成した嵌合穴4cを貫通させるよう
にして頭部53aを該係合腕部4bに係合させ、外槽4
の重量で緩衝ばね52を圧縮するようにして該外槽4を
弾性的に支持する。
【0028】そして、振動減衰機構3は、前記吊り棒5
1の先端に導電部材31を結合し、この導電部材31と
対向する永久磁石36a,36bおよび摺動部材33
a,33bを支持するホルダー42を前記筒状ホルダー
53の下部に嵌着した構成である。このホルダー42
は、前記永久磁石36a,36bを磁性体ボビン37
a,37bを介して固定状態に支持し、摺動部材33
a,33bは、支持器34a,34bを介して所定の範
囲で自由に移動できるように支持する。
【0029】このように構成したドラム式洗濯機は、外
槽4に上下方向に力が発生して該外槽4が上下動(振
動)することによって吊りばね機構2の筒状ホルダー5
3が上下動する。この筒状ホルダー53の上下動は、永
久磁石36a,36bを導電部材31に対して上下動さ
せることから該導電部材31に渦電流を発生させて電磁
誘導制動力を発生する。そして、筒状ホルダー53の上
下動の振幅が支持器34a,34bの自由移動範囲を越
えると、摺動部材33a,33bが導電部材31を摺動
して摺動摩擦制動力を発生する。
【0030】従って、この実施の形態においても、前述
した実施の形態と同様に、電磁揺動制動力と摺動摩擦制
動力が合理的に作用して外槽4の振動を抑制することが
できる。
【0031】この実施の形態では、4本の吊り棒(吊り
ばね機構)による吊り方式としているが、この本数に限
定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】本発明は、外槽の振動に対して常に制動
力を作用させる電磁誘導式制動手段と、外槽の振動量が
所定の範囲を越えたときに制動力を作用させる摺動摩擦
式制動手段によって外槽の振動を減衰させるように構成
したことにより、外槽の振動を合理的に抑制することが
できる。
【0033】特に、脱水回転の起動時には大きな振幅と
なることから電磁誘導式制動手段と摺動摩擦式制動手段
が共に機能して大きな制動力を発生し、振幅が小さい定
格回転時には電磁誘導式制動手段のみが機能して制動力
を発生するようにして振動を減衰する構成とすることに
よって定格回転時に床面に伝達される振動力を低減して
騒音低減を実現することができる。
【0034】また、ドラムに流体バランサを取り付けて
該ドラムの回転によって発生する振動力を低減するよう
に構成したことにより、前述したようなドラム式洗濯機
を軽量な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗
濯機の縦断側面図である。
【図2】図1に示したドラム式洗濯機における振動減衰
機構の縦断側面図である。
【図3】図2に示した振動減衰機構の一部を切断して示
す正面図である。
【図4】図2および図3に示した振動減衰機構の振動減
衰特性図である。
【図5】図2および図3に示した振動減衰機構における
摺動摩擦制動力と電磁誘導制動力による振動減衰特性図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における振動減衰機
構の縦断側面図である。
【図7】図6に示した振動減衰機構の一部を切断して示
す正面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における振動減衰機
構の縦断側面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態におけるドラム式洗
濯機の縦断側面図である。
【図10】図9に示したドラム式洗濯機の縦断正面図で
ある。
【図11】図9および図10に示したドラム式洗濯機に
おける振動減衰機構の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…外枠、2…吊りばね機構、3…振動減衰機構、4…
外槽、4b…係合腕部、5…リフター、6…通水孔、7
…流体バランサ、8…ドラム、31…導電部材、32…
ホルダー、32c〜32j…切り起こし爪、33a,3
3b…摺動部材、34a,34b…支持器、36a〜3
6d…永久磁石、38,40…ラバーブッシュ、39,
41…カラー、51…吊り棒、52…緩衝ばね、53…
筒状ホルダー、54…ばね座。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 AA01 AA03 AA06 BA03 BA04 BA16 BB05 CA02 CA16 CB06 CB34 DC04 DD01 DD04 DD05 MA01 MA02 MA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と、複数のリフターと多数の通水孔を
    有するドラムと、このドラムを内包する外槽と、この外
    槽を前記外枠に支持する吊りばね機構および振動減衰機
    構と、前記ドラムを回転駆動する駆動手段と、給排水手
    段と、前記駆動手段および給排水手段を制御するコント
    ローラとを備えたドラム式洗濯機において、 前記振動減衰機構は、前記外槽の振動に対して常に制動
    力を作用させる電磁誘導式制動手段と、前記外槽の振動
    量が所定の範囲を越えたときに制動力を作用させる摺動
    摩擦式制動手段を備えたことを特徴とするドラム式洗濯
    機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ドラムに流体バラ
    ンサを取り付けたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記振動減衰
    機構は、前記外槽側に結合する板状の導電部材と前記外
    枠側に結合するホルダーを備え、前記ホルダーは、前記
    導電部材を挟み込んで該導電部材と相対移動することに
    よって摺動摩擦制動力を発生する摺動部材を前記相対移
    動方向に所定の範囲で実質的に自由に移動可能状態に支
    持し、更に、前記導電部材に微小な空隙を介して対向さ
    せて該導電部材と相対移動することによって該導電部材
    に渦電流を発生させて電磁誘導制動力を発生する永久磁
    石を前記相対移動方向に実質的に移動不能状態に支持し
    たことを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記ホルダーは、板状
    金属磁性体をプレス成型加工により形成し、前記永久磁
    石の磁路を構成するようにしたことを特徴とするドラム
    式洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記ホルダーは、非磁
    性体で形成し、磁路を形成する磁性体ボビンによって前
    記永久磁石を前記ホルダー内に固定する構成としたこと
    を特徴とするドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の1項において、前記導電部
    材と前記ホルダーは、ラバーブッシュとカラーを介し
    て、それぞれ前記外槽と前記外枠に結合する構成とした
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  7. 【請求項7】請求項1または2において、前記吊りばね
    機構は、一端を外枠に結合して垂下させた吊り棒と、外
    槽を支持するように頭部を該外槽に係合させると共に前
    記吊り棒を貫通させた筒状ホルダーと、前記筒状ホルダ
    ー内で前記吊り棒に固着したばね座と、前記ばね座と頭
    部の間に圧縮状態に介在するように前記筒状ホルダー内
    に収納した緩衝ばねを備え、前記振動減衰機構は、前記
    吊り棒に結合する板状の導電部材と該導電部材に対向す
    る摺動部材と永久磁石を備え、前記筒状ホルダーは、前
    記導電部材を挟み込んで該導電部材と相対移動すること
    によって摺動摩擦制動力を発生する前記摺動部材を前記
    相対移動方向に所定の範囲で実質的に自由に移動可能状
    態に支持し、更に、前記導電部材に微小な空隙を介して
    対向させて該導電部材と相対移動することによって該導
    電部材に渦電流を発生させて電磁誘導制動力を発生する
    前記永久磁石を前記相対移動方向に実質的に移動不能状
    態に支持したことを特徴とするドラム式洗濯機。
JP2001347400A 2001-11-13 2001-11-13 ドラム式洗濯機 Pending JP2003144792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347400A JP2003144792A (ja) 2001-11-13 2001-11-13 ドラム式洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347400A JP2003144792A (ja) 2001-11-13 2001-11-13 ドラム式洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003144792A true JP2003144792A (ja) 2003-05-20

Family

ID=19160410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001347400A Pending JP2003144792A (ja) 2001-11-13 2001-11-13 ドラム式洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003144792A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7040467B2 (en) * 2000-12-15 2006-05-09 Lord Corporation Magnetically actuated friction damper
JP2007530165A (ja) * 2004-03-25 2007-11-01 ロード・コーポレーション 回転槽洗濯機二元ダンパ・システム
US7412852B2 (en) 2004-02-23 2008-08-19 Lg Electronics Inc. Washer damper thereof, and control method thereof
WO2011057372A1 (pt) * 2009-11-11 2011-05-19 Whirlpool S.A. Dispositivo de amortecimento para o sistema de suspensão de uma máquina lavadora de roupas
WO2012089453A1 (en) * 2010-12-27 2012-07-05 Arcelik Anonim Sirketi A washing machine comprising a vibration damper
CN109594295A (zh) * 2017-09-30 2019-04-09 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机的减震器和具有其的洗衣机
WO2020088856A1 (en) * 2018-11-02 2020-05-07 Arcelik Anonim Sirketi A washer/dryer comprising a shock absorber
CN111118826A (zh) * 2020-02-10 2020-05-08 海信(山东)冰箱有限公司 洗衣机

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7040467B2 (en) * 2000-12-15 2006-05-09 Lord Corporation Magnetically actuated friction damper
US7243764B2 (en) * 2000-12-15 2007-07-17 Lord Corporation Magnetically actuated friction damper
US7412852B2 (en) 2004-02-23 2008-08-19 Lg Electronics Inc. Washer damper thereof, and control method thereof
CN100467904C (zh) * 2004-02-23 2009-03-11 Lg电子株式会社 洗衣机、其阻尼器及其控制方法
JP2007530165A (ja) * 2004-03-25 2007-11-01 ロード・コーポレーション 回転槽洗濯機二元ダンパ・システム
JP4712794B2 (ja) * 2004-03-25 2011-06-29 ロード・コーポレーション 回転槽洗濯機二元ダンパ・システム
WO2011057372A1 (pt) * 2009-11-11 2011-05-19 Whirlpool S.A. Dispositivo de amortecimento para o sistema de suspensão de uma máquina lavadora de roupas
WO2012089453A1 (en) * 2010-12-27 2012-07-05 Arcelik Anonim Sirketi A washing machine comprising a vibration damper
CN109594295A (zh) * 2017-09-30 2019-04-09 无锡小天鹅股份有限公司 洗衣机的减震器和具有其的洗衣机
WO2020088856A1 (en) * 2018-11-02 2020-05-07 Arcelik Anonim Sirketi A washer/dryer comprising a shock absorber
CN111118826A (zh) * 2020-02-10 2020-05-08 海信(山东)冰箱有限公司 洗衣机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7412852B2 (en) Washer damper thereof, and control method thereof
US20060011429A1 (en) Damper for damping vibration and washing machine having the same
WO2011138878A1 (ja) 洗濯機
JP2003144792A (ja) ドラム式洗濯機
JP2010194024A (ja) 洗濯機
JP5851111B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2007000437A (ja) 洗濯機
JPH04371194A (ja) ドラム式洗濯機
JP2001170390A (ja) 脱水洗濯機
JP2002143594A (ja) 脱水洗濯機
JP5597439B2 (ja) ドラム式洗濯機
JPH11351317A (ja) ドラム式洗濯機
JP2003159494A (ja) ドラム式洗濯機
KR100517610B1 (ko) 드럼세탁기의 댐퍼 어셈블리
RU2467106C2 (ru) Бытовое устройство
JP2012179079A (ja) ドラム式洗濯機
JP2933414B2 (ja) 洗濯機の防振装置
KR100381193B1 (ko) 회전운동 및 직선운동이 가능한 세탁조를 갖는 세탁기
JP2680754B2 (ja) 脱水洗濯機
JPH04371195A (ja) ドラム式洗濯機
JP3175376B2 (ja) 自動洗濯機
JP2020089404A (ja) ドラム式洗濯機
JP2010194025A (ja) 洗濯機
JPH04352994A (ja) ドラム式電気洗濯機
JPH04371193A (ja) ドラム式洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070814