JP2009297387A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外槽の重量を増加することなく、簡単な構成で効率よく静かに振動を抑制する。
【解決手段】上側上部弾性体42または下側下部弾性体46の少なくとも一方に外槽33の揺動運動を減衰させる減衰手段47を設け、減衰手段47は、変位時の戻り抵抗を上側下部弾性体43または下側上部弾性体45よりも上側上部弾性体42または下側下部弾性体46の方が大きくなるようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽内で洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水(更に乾燥まで行う場合もある)を行う洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、洗濯物の偏心荷重による脱水起動時の外槽の大きな揺動運動を抑えるために外槽の重量を重くしていた(例えば、特許文献1参照)。図14は、上記特許文献1に記載された従来の洗濯機の構成を示すものである。図14に示すように、本体1と、本体1内にサスペンション2によって支持された外槽3と、外槽3内に水平軸を中心に回転する洗濯兼脱水槽4と、洗濯兼脱水槽4を駆動するモータ5と、外槽3の下部と本体1との間に設けたダンパー6と、外槽3に設け、その振動度合に応じて水を溜める揺動運動抑制用のタンク7を備えたものであり、脱水起動時にこのタンク7に水を満たし、脱水起動時の大きな揺動運動は、タンク7に満たした水の重量によって抑えるようにしたものである。
特開平5−131075号公報
しかしながら、前記従来の構成では、タンク7に水を満たすための給水装置や排水するための排水装置が必要でありコスト高であった。また、給排水のための配管は、脱水時の振動で騒音を発生していた。更に、タンク7を満水にしないで、水の揺動エネルギを利用して制振効果を得る場合も、タンク7内の水の振動音が問題となっていた。また、洗濯物の偏心荷重が大きい場合は、タンク7を大型化して水の量を増やす必要があり、限られたスペースでは、対応できる洗濯物の偏心荷重にも限界があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、外槽の重量を増加することなく、簡単な構成で効率よく静かに振動を抑制することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、外槽を支える防振手段の上端に設けた取付け軸を、前記外槽に固定された上側取付け板を上下からそれぞれ挟み込む上側上部弾性体と上側下部弾性体を介して前記上側取付け板に固定し、前記防振手段の下端に設けた取付け軸を、洗濯機外枠の底部に固定される下側取付け板を上下からそれぞれ挟み込む下側上部弾性体と下側下部弾性体を介して前記下側取付け板に固定し、前記上側上部弾性体または下側下部弾性体の少なくとも一方に前記外槽の揺動運動を減衰させる減衰手段を設け、前記減衰手段は、変位時の戻り抵抗を上側下部弾性体または下側上部弾性体よりも上側上部弾性体または下側下部弾性体の方が大きくなるようにしたものである。
これによって、外槽の揺動運動の抑止に有効な弾性体の支持部に減衰効果を持たせることができ、洗濯物の偏心荷重による脱水起動時の外槽の激しい揺動運動を外槽の重量を重くすることなく確実に低減することができる。
本発明の洗濯機は、外槽の重量を増加することなく外槽の揺動運動を低減することができ、簡単な構成で効率よく静かに振動を抑制することができる。
第1の発明は、洗濯機外枠内に設けられた外槽と、前記外槽の内部に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記外槽と前記洗濯機外枠の底部との間に配設された前記外槽を支える複数の防振手段と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段とを備え、前記防振手段は、その上端に設けた取付け軸を、前記外槽に固定された上側取付け板を上下からそれぞれ挟み込む上側上部弾性体と上側下部弾性体を介して前記上側取付け板に固定し、前記防振手段の下端に設けた取付け軸を、前記洗濯機外枠の底部に固定される下側取付け板を上下からそれぞれ挟み込む下側上部弾性体と下側下部弾性体を介して前記下側取付け板に固定し、前記上側上部弾性体または下側下部弾性体の少なくとも一方に前記外槽の揺動運動を減衰させる減衰手段を設け、前記減衰手段は、変位時の戻り抵抗を上側下部弾性体または下側上部弾性体よりも上側上部弾性体または下側下部弾性体の方が大きくなるようにしたことにより、荷重がかからず外槽の揺動運動の大きさを左右する上側上部弾性体または下側下部弾性体の変位時の戻り抵抗が大きくなり、外槽の重量を増やすことなく確実に外槽の揺動運動を低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する可撓性を有した中空状の袋体で構成し、前記袋体に開口部を設けたことにより、外槽の揺動運動の抑止効果の大きい支持部に、袋体の内部の空気が開口部から流出または流入する時の抵抗を利用した減衰効果を持たせることができ、簡単な構成で効果的に外槽の揺動運動を低減することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する可撓性の袋体で構成し、前記袋体の内部に液体または高粘性液体を封入したことにより、袋体内部の液体または高粘性液体が袋体の変形により流動するときに発生する流動抵抗が、減衰力として働き、外槽の大きな揺動運動を低減することができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する可撓性の袋体で構成し、前記袋体の内部にゲル状体を封入したことにより、袋体の変形による内部流体の移動抵抗を利用した減衰力を大きくすることができ、小型で安価に高減衰特性を有する減衰手段を構成することができる。
第5の発明は、特に、第1の発明の減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する減衰係数の大きい中実体で構成したことにより、簡単な構成で減衰力を大きくすることができる。
第6の発明は、特に、第1または第2の発明の減衰手段は、減衰力を変える減衰力可変手段を有し、前記減衰力可変手段は、袋体の一部に前記袋体の内部の気体が噴出する噴出口と、前記噴出口を開閉する開閉手段とを備えたことにより、外槽の揺動運動の大きさに応じて減衰手段の減衰力を変えることができ、脱水の起動時から定常時まで洗濯機外枠の振動と、振動により発生する騒音を低減することができる。
第7の発明は、特に、第6の発明の減衰力可変手段は、外槽の振動の大きさに応じて減衰力を変えるようにしたことにより、外槽の振動が大きい時に減衰力を強くし、その他は弱くして減衰手段の振動伝達を最適にすることで外槽の揺動運動と洗濯機外枠の振動を最小限にすることができる。
第8の発明は、特に、第6の発明の減衰力可変手段は、外槽の振動数に応じて減衰力を変えるようにしたことにより、外槽の共振時に減衰力を強くし、その他は弱くして減衰手段の振動伝達を最適にすることで脱水起動時の外槽の揺動運動と、脱水定常時の洗濯機外枠の振動を最小限にすることができる。
第9の発明は、特に、第6の発明の減衰力可変手段は、洗濯時の減衰力を脱水の定常時より強くしたことにより、洗濯物の運動による外槽の大きな揺動運動を低減して、洗濯機外枠に外槽が接触または衝突するのを防止することができる。
第10の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明の減衰手段は、上側上部弾性体に設けたことにより、洗濯機外枠内に減衰手段を構成することができ、外部の影響を受けることが無いので、信頼性を向上することができる。
第11の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明の減衰手段は、上側上部弾性体と、下側下部弾性体の両方に設けたことにより、減衰力を倍増することができ、外槽の揺動運動を低減する効果を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図である。図1において、洗濯機外枠30内に外槽33を支えるために1本の引張りばね31と、外槽底部33aと洗濯機外枠の底部30aの間に2本の防振手段32を設けている。防振手段32は弾性体32aと圧縮ばね32bにより構成され、外槽33を弾性支持している。
防振手段32は、その上端側に延在する取付け軸32cが、外槽底部33aに固定される上側取付け板41を上下からそれぞれ挟み込む緩衝用の2個の上側上部弾性体42と上側下部弾性体43を貫通して上側取付け板41にねじ止めされ、防振手段32の下端側に延在する取付け軸32dが、洗濯機外枠の底部30aに固定される下側取付け板44を上下からそれぞれ挟み込む緩衝用の2個の下側上部弾性体45と下側下部弾性体46を貫通して下側取付け板44にねじ止めされている。
上側上部弾性体42または下側下部弾性体46の少なくとも一方は外槽33の揺動運動を減衰させる減衰手段47を設け、減衰手段47は、変位時の戻り抵抗を上側下部弾性体43または下側上部弾性体45よりも上側上部弾性体42または下側下部弾性体46の方が大きくなるようにしてあり、その材質は反発係数が0.6の低反発特性を有するブチルゴムとしている。その他の弾性体には、安価なクロロプレンゴムを使用している。
洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設しており、回転軸34aが前上がりに傾斜している。傾斜角度は洗濯物を出し入れする際の操作性を考慮して20〜30°に設定されており、引張りばね31により傾斜角度が維持されている。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化できるようになっている。そして洗濯兼脱水槽34を直接駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。
制御装置39は、洗濯機外枠30の前面下部に設けられている。制御装置39は、洗濯機外枠30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に洗濯物と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。
これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。
洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、洗濯物を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯液は、外槽33の外に排水される。排水終了後、洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなる。減衰手段47がない場合、共振に近づくと外槽33は大きく揺動運動する。外槽33の揺動運動は可撓性を有する窓パッキン49を介して洗濯機外枠30に伝達され、洗濯機外枠30が大きく振動したり、騒音が発生する。
外槽33が揺動運動すると防振手段32を介して上側上部弾性体42、上側下部弾性体43、下側上部弾性体45、下側下部弾性体46が大きく変形する。また、外槽33の揺動運動は、様々な形状に弾性体を変形しようとするが、外槽33の変位からの戻り抵抗を上側下部弾性体43または下側上部弾性体45よりも上側上部弾性体42または下側下部弾性体46の方が大きくなるようにしているため、外槽33の動きが抑制されるようになる。
減衰手段47を設けることで、減衰作用が防振手段32を介して外槽33に働き、共振時の大きな揺動運動が低減されることになる。その後、モータ35の回転数を規定値まで上げて脱水工程を終了する。このように脱水の起動時の揺動運動が少なくスムーズに脱水工程を進行させることができる。
以上のように本実施の形態においては、外槽33の重量を増やすことなく確実に外槽33の揺動運動を低減することができる。また、洗濯物の偏心荷重の大きさには、減衰手段47の上側上部弾性体42または下側下部弾性体46の形状を大きくして減衰力を増加することで対応でき、効率よく静かに振動性能を向上させることができる。また、減衰手段47の上側上部弾性体42または下側下部弾性体46には、外槽33の重量がかかっていないため、永久変形やへたりが発生せず、安定した防振性能を提供することもできる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2の洗濯機について図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の防振手段を示す断面図である。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47は、外槽33の揺動運動の大きさに連動して変形する可撓性のクロロプレンゴム等のゴムを使用した中空状の袋体50と、この袋体50に設けられた内部と外部を連通する開口部50aで構成されているところであり、取付け軸32dの周囲に環状に設けている。
減衰手段47の上側上部弾性体42または下側下部弾性体46には、外槽33の重量がかかっていないため、クロロプレンゴム等のゴムを使用した袋体50の永久変形や破損が発生せず、安定した防振性能を維持できる。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
外槽33が揺動運動すると防振手段32を介して袋体50が大きく変形し空気室50bの容積が変化する。容積が小さくなると空気室50b内の空気は開口部50aから放出され、容積が元に戻る時には吸引される。この空気の流れで発生する抵抗力が減衰手段47
の減衰力となる。減衰手段47を設けることで、減衰作用が防振手段32を介して外槽33に働き、共振時の大きな揺動運動が低減されることになる。
このように、外槽33の揺動運動の抑止に、より効果の大きい支持部に、袋体50の内部の空気が開口部50aから流出または流入する時の抵抗を利用した減衰効果を持たせることができ、簡単な構成で効果的に外槽33の揺動運動を低減することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3の洗濯機について図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の防振手段を示す断面図である。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47は、外槽33の揺動運動の大きさに連動して変形する可撓性のクロロプレンゴム等のゴムを使用した袋体50と、袋体50に封入されたシリコンオイル等の高粘性流体50cで構成されているところであり、取付け軸32dの周囲に環状に設けている。
減衰手段47の上側上部弾性体42または下側下部弾性体46には、外槽33の重量がかかっていないため、クロロプレンゴム等のゴムを使用した袋体50の永久変形や破損が発生せず、高粘性流体50cの流出もないので安定した防振性能を維持できる。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
以上のように本実施の形態においては、袋体50に高粘性流体50cを封入したことで、袋体50が変形する時に高粘性流体50cの流動抵抗により減衰力が発生し、更に、外槽33の大きな揺動運動を低減することができる。また、外槽33の揺動運動を洗濯機外枠30の振動に対する影響が最も少ない洗濯機外枠30の底部に伝え、外槽33の大きな揺動運動を低減すると共に、洗濯機外枠30の振動を最小限にすることができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4の洗濯機について図4を参照しながら説明する。図4は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の防振手段を示す断面図である。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47は、外槽33の揺動運動の大きさに連動して変形する可撓性のクロロプレンゴム等のゴムを使用した袋体50と、袋体50に封入されたゲル状体50dで構成されているところであり、取付け軸32dの周囲に環状に設けている。
減衰手段47の上側上部弾性体42または下側下部弾性体46には、外槽33の重量がかかっていないため、クロロプレンゴム等のゴムを使用した袋体50の永久変形や破損が発生せず、ゲル状体50dの流出もないので安定した防振性能を維持できる。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
減衰手段47を揺動運動の大きさに連動して変形する可撓性の袋体50とゲル状体50dで構成したことにより、袋体50の変形によるゲル状体50dの大きな移動抵抗を減衰力として利用することができ、高い防振性能を有する減衰手段47を構成することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5の洗濯機について図5を参照しながら説明する。図5は、本発明の第5の実施の形態における洗濯機の防振手段を示す断面図である。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47を外槽33の揺動運動の大きさに連動して変形する減衰係数の大きいブチルゴムの中実体46aで構成しているところであり、取付け軸32dの周囲に環状に設けている。
減衰手段47の上側上部弾性体42または下側下部弾性体46には、外槽33の重量がかかっていないため、ブチルゴム等のゴムを使用した中実体46aの永久変形や破損が発生せず、安定した防振性能を維持できる。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。これにより、簡単な構成で減衰力を大きくすることができ、安価に信頼性の高い減衰手段47を提供することができる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6の洗濯機について図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の要部を示す断面図である。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47の袋体50の一部に袋体50の内部の流体が噴出する開口部50aと、もう一つの流体が噴出する噴出口50eを設けている。減衰力可変手段51は噴出口50eと、噴出口50eを開閉する開閉手段52で構成しているところであり、開口部50aの開口面積は、噴出口50eの開口面積よりも小さくしているところである。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
外槽33の揺動運動が大きい脱水起動時には開閉手段52を閉じ、流体の噴出を開口面積の小さい開口部50aのみにして噴出または流入抵抗を大きくして減衰手段47の減衰力を大きくして外槽33の揺動運動を抑制し、外槽33の振動が比較的小さくなる脱水定常時には、開閉手段52を開き、流体の噴出または流入を開口部50aと噴出口50eの両方で行って、噴出または流入抵抗を小さくして減衰手段47の減衰力を弱くして、外槽33の振動が洗濯機外枠30に伝達されるのを防ぎ、洗濯機外枠30の振動や振動に起因する騒音を低減することができる。
このように、外槽33の振動の大きさに応じて減衰手段47の減衰力を変えることができ、脱水の起動から定常まで洗濯機外枠30の振動と、振動により発生した騒音を低減することができる。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7の洗濯機について図7、図8を参照しながら説明する。図7は、本発明の第7の実施の形態における洗濯機の要部を示す断面図、図8は、外槽の振幅と減衰力可変手段の動作状態を示すタイミングチャートである。なお、図1、図6と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1、6のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、開閉手段52は電磁式の開閉弁52aで制御装置39により開閉される。振動検知手段53は、外槽底部33aと洗濯機外枠の底部30aの間に設けられている。外槽33が振動するとフェライト製の検知棒54がコイル55内を移動し
、その時に発生するインダクタンスの変化で振動を検知するところである。
検知信号は、制御装置39に送られ、規定レベルを超える振動を検知すると、開閉手段52を閉じ、袋体50からの内部気体の噴出を開口部50aのみにして減衰力を強くし、規定レベル以下の振動では、開閉手段52を開いて袋体50から内部気体を開口部50aと噴出口50eの両方から噴出して減衰力を弱めている。その他の構成は第1、第6の実施の形態と同様である。
図8に示すように、脱水起動時、洗濯物の偏りがあると外槽33は大きく揺動運動する。この外槽33の振動を振動検知手段53が検知して、減衰力可変手段51の開閉手段52を閉じ、袋体50からの内部気体の噴出を開口部50aのみにする。開口部50aの開口面積は2mm程度であり、通過する流体の流動抵抗は大きく、結果として減衰手段47の減衰力を強くすることになる。外槽33の揺動運動は、減衰手段47の減衰力が強くなったため抑止されることになる。
このまま、減衰力が強いままだと外槽33の振動が洗濯機外枠30に伝わりやすく、洗濯機外枠30の振動が大きくなるが、外槽33の振動が規定レベル以下の時は、開閉手段52を開いて袋体50から内部気体を開口部50aと噴出口50eの両方から噴出させて、通過流体の流動抵抗を小さくすることで減衰力を弱めることで外槽33の振動が洗濯機外枠30に伝わりにくくしている。
以上のように本実施の形態においては、減衰手段47に外槽33の振動の大きさに応じて減衰力を変える減衰力可変手段51を設けたことにより、外槽33の振動が大きい時に減衰力を強くし、その他は弱くして減衰手段47の振動伝達を最適にすることで外槽33の揺動運動と洗濯機外枠30の振動を最小限にすることができる。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態8の洗濯機について図9、図10を参照しながら説明する。図9は、本発明の第8の実施の形態における洗濯機の要部を示す断面図、図10は、外槽の振動数と減衰力可変手段の動作状態を示すタイミングチャートである。なお、図1、図6と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1、6のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47は、袋体50の一部に袋体50の内部の流体が噴出する開口部50aと開閉手段52を備えた噴出口50eからなる減衰力可変手段51を設けている。開閉手段52は電磁式の開閉弁で制御装置39により開閉される。駆動手段35には回転検知手段56が設けられている。回転検知手段56は、ホール素子を応用しており、駆動手段35の回転を制御する回転センサーと共用しているところである。
回転検知手段56の回転信号は制御装置39に送られ、洗濯兼脱水槽34の回転数を計測している。その回転数から外槽33の振動数を計算している。振動数が7Hz以下で減衰力可変手段51の開閉手段52を閉じ、袋体50からの内部気体の噴出を開口部50aのみにして減衰力を強くし、7Hzを超えると開閉手段52を開いて袋体50から内部気体を開口部50aと噴出口50eの両方から噴出して減衰力を弱めている。その他の構成は第1、第6の実施の形態と同様である。
図10に示すように、脱水起動時、洗濯物の偏りがあると外槽33は大きく揺動運動する共振が発生する。この共振は振動数が7Hzまでに発生する。したがって、振動数が7Hz以下のとき、開閉手段52を閉じ、袋体50からの内部気体の噴出を開口部50aのみにして減衰力を強くする。外槽33の揺動運動は、減衰手段47の減衰力が強くなった
ため抑止されることになる。7Hzを超えると共振を通過しているので外槽33の振動は小さくなる。
このまま、減衰力が強いままだと外槽33の振動が洗濯機外枠30に伝わりやすく、洗濯機外枠30の振動が大きくなるが、外槽33の振動数が7Hzを超えると、開閉手段52を開いて袋体50から内部気体を開口部50aと噴出口50eの両方から噴出させて減衰力を弱めることで外槽33の振動が洗濯機外枠30に伝わりにくくしている。
以上のように本実施の形態においては、減衰手段47に外槽33の振動の振動数に連動して減衰力を変える減衰力可変手段51を設けたことにより、外槽33の共振時に減衰力を強くし、その他は弱くして減衰手段47の振動伝達を最適にすることで脱水起動時の外槽33の揺動運動と、脱水定常時の洗濯機外枠30の振動を最小限にすることができる。
(実施の形態9)
次に、本発明の実施の形態9の洗濯機について図11を参照しながら説明する。図11は、本発明の第9の実施の形態における洗濯機の洗濯時の外槽の振動と減衰力可変手段の動作状態を示すタイミングチャートである。なお、図1、図6と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1、6のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47には、袋体50の一部に袋体50の内部の流体が噴出する開口部50aと開閉手段52を備えた噴出口50eからなる減衰力可変手段51を設けている。開閉手段52は電磁式の開閉弁で制御装置39により開閉されることろである。その他の構成は第1、第6の実施の形態と同様である。
図11に示すように、洗濯時は、含水して重くなった洗濯物が洗濯兼脱水槽34内を大きく移動するので外槽33は大きく揺動運動する。操作表示手段40を操作して洗濯を開始すると、開閉手段52を閉じ、袋体50からの内部気体の噴出を開口部50aのみにして減衰力を脱水の定常時より強くする。外槽33の揺動運動は、減衰手段47の減衰力が強くなったため抑止されることになる。このように、洗濯機外枠30に外槽33が接触または衝突するのを防止することができる。
(実施の形態10)
次に、本発明の実施の形態10の洗濯機について図12を参照しながら説明する。図12は、本発明の第10の実施の形態における洗濯機の防振手段を示す断面図である。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47は、上側上部弾性体42に設けているところである。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。これにより、洗濯機外枠30内に減衰手段47を構成することができ、外部の影響を受けることが無いので、信頼性を向上することができる。
(実施の形態11)
次に、本発明の実施の形態11の洗濯機について図13を参照しながら説明する。図13は、本発明の第11の実施の形態における洗濯機の防振手段を示す断面図である。なお、図1と同じ作用をする構成については同一符号を付し、具体的な説明は実施の形態1のものを援用する。
実施の形態1と異なる点は、減衰手段47は、上側上部弾性体42と、下側下部弾性体46の両方に設けている。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。これにより、
減衰力を倍増することができ、更に外槽33の揺動運動を低減することができる。
なお、本実施の形態では、操作性が良くなる反面、外槽33の揺動運動が大きくなる洗濯兼脱水槽34の回転軸が前上がりに傾斜した洗濯機としたが、回転軸が水平な洗濯機でも同じ効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、外槽の重量を増加することなく外槽の揺動運動を低減することができ、簡単な構成で効率よく静かに振動を抑制することができるので、洗濯機として有用である。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態2における洗濯機の防振手段を示す断面図 本発明の実施の形態3における洗濯機の防振手段を示す断面図 本発明の実施の形態4における洗濯機の防振手段を示す断面図 本発明の実施の形態5における洗濯機の防振手段を示す断面図 本発明の実施の形態6における洗濯機の要部の断面図 本発明の実施の形態7における洗濯機の要部の断面図 同洗濯機の外槽の振幅と減衰力可変手段の動作状態を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態8における洗濯機の要部の断面図 同洗濯機の外槽の振動数と減衰力可変手段の動作状態を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態9における洗濯機の洗濯時の外槽の振動と減衰力可変手段の動作状態を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態10における洗濯機の防振手段を示す断面図 本発明の実施の形態11における洗濯機の防振手段を示す断面図 従来の洗濯機の断面図
符号の説明
30 洗濯機外枠
30a 洗濯機外枠の底部
32 防振手段
32c 取付け軸
32d 取付け軸
33 外槽
33a 外槽底部
34 洗濯兼脱水槽
35 駆動手段
41 上側取付け板
42 上側上部弾性体
43 上側下部弾性体
44 下側取付け板
45 下側上部弾性体
46 下側下部弾性体
46a 中実体
47 減衰手段
50 袋体
50a 開口部
50c 高粘性流体
50d ゲル状体
51 減衰力可変手段
52 開閉手段

Claims (11)

  1. 洗濯機外枠内に設けられた外槽と、前記外槽の内部に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記外槽と前記洗濯機外枠の底部との間に配設された前記外槽を支える複数の防振手段と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段とを備え、前記防振手段は、その上端に設けた取付け軸を、前記外槽に固定された上側取付け板を上下からそれぞれ挟み込む上側上部弾性体と上側下部弾性体を介して前記上側取付け板に固定し、前記防振手段の下端に設けた取付け軸を、前記洗濯機外枠の底部に固定される下側取付け板を上下からそれぞれ挟み込む下側上部弾性体と下側下部弾性体を介して前記下側取付け板に固定し、前記上側上部弾性体または下側下部弾性体の少なくとも一方に前記外槽の揺動運動を減衰させる減衰手段を設け、前記減衰手段は、変位時の戻り抵抗を上側下部弾性体または下側上部弾性体よりも上側上部弾性体または下側下部弾性体の方が大きくなるようにした洗濯機。
  2. 減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する可撓性を有した中空状の袋体で構成し、前記袋体に開口部を設けた請求項1記載の洗濯機。
  3. 減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する可撓性の袋体で構成し、前記袋体の内部に液体または高粘性液体を封入した請求項1記載の洗濯機。
  4. 減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する可撓性の袋体で構成し、前記袋体の内部にゲル状体を封入した請求項1記載の洗濯機。
  5. 減衰手段は、外槽の揺動運動に連動して変形する減衰係数の大きい中実体で構成した請求項1記載の洗濯機。
  6. 減衰手段は、減衰力を変える減衰力可変手段を有し、前記減衰力可変手段は、袋体の一部に前記袋体の内部の気体が噴出する噴出口と、前記噴出口を開閉する開閉手段とを備えた請求項1または2記載の洗濯機。
  7. 減衰力可変手段は、外槽の振動の大きさに応じて減衰力を変えるようにした請求項6記載の洗濯機。
  8. 減衰力可変手段は、外槽の振動数に応じて減衰力を変えるようにした請求項6記載の洗濯機。
  9. 減衰力可変手段は、洗濯時の減衰力を脱水の定常時より強くした請求項6記載の洗濯機。
  10. 減衰手段は、上側上部弾性体に設けた請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗濯機。
  11. 減衰手段は、上側上部弾性体と、下側下部弾性体の両方に設けた請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗濯機。
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