JPH0731576U - 貨物自動車の荷物室 - Google Patents

貨物自動車の荷物室

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JPH0731576U
JPH0731576U JP6323493U JP6323493U JPH0731576U JP H0731576 U JPH0731576 U JP H0731576U JP 6323493 U JP6323493 U JP 6323493U JP 6323493 U JP6323493 U JP 6323493U JP H0731576 U JPH0731576 U JP H0731576U
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fixed
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luggage compartment
panel
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JP6323493U
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Inventor
浩二 堀尾
Original Assignee
不二自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観を向上させ、悪意の第三者による分解や
いたずらなどを防止し、かつ高速走行時における空力特
性を向上する。 【構成】 荷台6の前後方向に沿う下方縁部において固
定される下方型部材2により側面パネル9の下方縁部を
固定し、側面パネル9の上方縁部と屋根パネル15の前
後方向に沿う両縁部を上方型部材11、12により互い
に固定してなる貨物自動車の荷物室であって、下方型部
材2から下方に向けて延設される凸部2aに対して係止
するように上方に向けた凹部1aを形成してなる下方化
粧板1の下端部1cを荷台の裏側面において結合すると
ともに、上方型部材11から上方に向けて延設される凸
部11aに対して係止するように下方に向けた凹部10
aを形成してなる上方化粧板10の上端部を屋根パネル
15の屋根面において結合するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は貨物自動車の荷物室に係り、特に荷台上に固定される荷物室に改良を 施した貨物自動車の荷物室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、貨物自動車の荷台の前後方向に沿う下方縁部において、例えばアル ミ型部材を荷台のメンバーに対してボルト、ナットを用いて固定しておき、この アルミ型部材に対して側面パネルの下方縁部をリベットを用いて固定する一方、 このようにして固定された側面パネルの上方縁部においてアルミ型部材をリベッ トを用いて固定しておき、このアルミ型部材に対して屋根パネルの前後方向に沿 う両縁部をリベットを用いて固定した構造の貨物自動車の荷物室が提案されてお り、各種用途に実用化されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の貨物自動車の荷物室によれば、アルミ型部材を荷台 のメンバーに対してボルト、ナットを用いて固定するとともに、リベットを用い て側面パネル、屋根パネルを夫々固定していることから、これら締結手段が外部 に露出することになり、その外観が著しく損なわれてしまい、商品価値が損なわ れる問題点があった。また、ボルト、ナット類の締結手段が外部に露出すること は、悪意の第三者による分解やいたずらなどを招きかねない。さらに多数のリベ ットが外観面に露出することは車両の高速走行時における、所謂空力特性を悪く することになる。
【0004】 したがって、本考案の貨物自動車は上述の事情に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、外観を向上させ、悪意の第三者による分解やいたずら などを防止でき、かつ高速走行時における空力特性を向上することができる貨物 自動車の荷物室を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】
上述の課題を解決し、目的を達成するために本考案の貨物自動車は以下の構成 を備える。即ち、荷台の前後方向に沿う下方縁部において固定される下方型部材 により側面パネルの下方縁部を固定し、該側面パネルの上方縁部と屋根パネルの 前後方向に沿う両縁部を上方型部材により互いに固定してなる貨物自動車の荷物 室であって、前記下方型部材から下方に向けて延設される凸部に対して係止する ように上方に向けた凹部を形成してなる下方化粧板の下端部を前記荷台の裏側面 において結合するとともに、前記上方型部材から上方に向けて延設される凸部に 対して係止するように下方に向けた凹部を形成してなる上方化粧板の上端部を前 記屋根パネルの屋根面において結合するように構成して、上下化粧板により上方 型部材と下方型部材が外観面に露出しないようにして外観を向上させ、悪意の第 三者による分解やいたずらなどを防止でき、かつ高速走行時における空力特性を 向上するようにする。
【0006】 また、好ましくは、前記上方型部材、下方型部材、下方化粧板、上方化粧板は アルミ押し出し成形品であり、また前記結合はリベット結合によるように構成し て、軽量かつ簡単に構成できるようにする。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の貨物自動車の好適な実施例について、添付図面を参照しなが ら説明する。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0008】 図1は、本考案の一例を示す実施例の貨物自動車の荷物室を車両の横方向に沿 う断面で示した要部断面図である。本図において、貨物自動車の荷台を構成する 荷台板6は不図示のメインフレームに対して略直交するように固定された横シャ ーシメンバー3上に載置固定されている。この横シャーシメンバー3の両側端部 には、ブラケット4が溶接などにより固定されており、車両の前後方向に沿うよ うに固定される下方型部材2を所定のピッチでボルト5とナットを用いて固定し ている。
【0009】 この下方型部材2は図示のように側面パネル9の下方縁部をリベット8を用い て締結する垂設部2c,2dと、後述する化粧パネル1を上方部位において固定 する際の係止部となる凸部2aと、化粧パネル1の下方部位を荷台の裏面におい て固定する底面部2bとが図示のように一体形成された形状を有している。
【0010】 次に、上方型部材は図示のように側面パネル9の上方縁部をリベット8を用い て固定する垂下部11cと、凸部11aを形成した第1の上方型部材11と、屋 根パネル15の前後方向に沿う両縁部をリベット8を用いて固定する第2の上方 型部材12とをリベット8を用いて締結した一体物からなり、側面パネル9と屋 根パネル15とを図示のように一体的に固定している。
【0011】 以上説明の構成により、一応の強度は確保されたが、荷台縁部のボルト5の頭 部と、上記の第1の上方型部材11を締結するリベット8の頭部はまだ外部に現 れた状態である。
【0012】 そこで、図2(a)の組み付け手順図において示したように、下方の化粧板パ ネル1に形成された凹部1aが下方型部材2の凸部2a内に潜入するようにして から、図2(b)の組み付け手順図に示したように、化粧パネル1の下方縁部を 底面部2bに対して当接する状態にしてから、穴明け加工して、下方からリベッ ティング装置30を用いてリベット8を打ち込むようにして、化粧パネル1を図 1に示した状態に固定する。同様に、上方の化粧パネル10も屋根面にリベット 8の頭部が出るようにして固定する。
【0013】 以上の工程を経て完成した、荷物室は通常目に触れる外観面にはボルトの頭部 や、リベットの頭部が出ないようにできることから、美観を向上でき、商品価値 を高めるこができる。また、悪意の第三者による分解やいたずらなどを防止でき 、かつ高速走行時における空力特性を向上することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明のように、本考案によれば、外観を向上させ、悪意の第三者による分 解やいたずらなどを防止でき、かつ高速走行時における空力特性を向上すること ができる貨物自動車の荷物室を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部破断図である。
【図2】実施例の組み付け手順図である。
【符号の説明】
1…化粧パネル、1a…凹部、2…下方型部材、2a…
凹部、3…横シャーシメンバー、5…ボルト、6…荷台
板、8…リベット、9…側面パネル、10…化粧パネ
ル、15…屋根パネルである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台の前後方向に沿う下方縁部において
    固定される下方型部材により側面パネルの下方縁部を固
    定し、 該側面パネルの上方縁部と屋根パネルの前後方向に沿う
    両縁部を上方型部材により互いに固定してなる貨物自動
    車の荷物室であって、 前記下方型部材から下方に向けて延設される凸部に対し
    て係止するように上方に向けた凹部を形成してなる下方
    化粧板の下端部を前記荷台の裏側面において結合すると
    ともに、 前記上方型部材から上方に向けて延設される凸部に対し
    て係止するように下方に向けた凹部を形成してなる上方
    化粧板の上端部を前記屋根パネルの屋根面において結合
    するように構成したことを特徴とする貨物自動車の荷物
    室。
  2. 【請求項2】 前記上方型部材、下方型部材、下方化粧
    板、上方化粧板はアルミ押し出し成形品であり、また前
    記結合はリベット結合によることを特徴とする請求項1
    に記載の貨物自動車の荷物室。
JP1993063234U 1993-11-25 1993-11-25 貨物自動車の荷物室 Expired - Lifetime JP2511238Y2 (ja)

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JPH0731576U true JPH0731576U (ja) 1995-06-13
JP2511238Y2 JP2511238Y2 (ja) 1996-09-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148357A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Mitsubishi Alum Co Ltd 貨物運搬車両の荷箱化粧材取付構造

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US3034824A (en) * 1960-12-06 1962-05-15 Fruehauf Trailer Co Knock-down truck and trailer body construction
US3740089A (en) * 1972-03-08 1973-06-19 Rohr Industries Inc Roof to side wall joint area structure for transportation type vehicles
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JPH0499174U (ja) * 1991-01-26 1992-08-27
JP3067282U (ja) * 1999-09-08 2000-03-31 株式会社チャンピオン 野地板

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