JPH0731532A - 居住環境改善用物品 - Google Patents

居住環境改善用物品

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JPH0731532A
JPH0731532A JP20119193A JP20119193A JPH0731532A JP H0731532 A JPH0731532 A JP H0731532A JP 20119193 A JP20119193 A JP 20119193A JP 20119193 A JP20119193 A JP 20119193A JP H0731532 A JPH0731532 A JP H0731532A
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JP
Japan
Prior art keywords
bag
cushion
living environment
padding
mat
Prior art date
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Pending
Application number
JP20119193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Kayano
繁樹 萱野
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Individual
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  • Building Environments (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 居住環境を改善できる建材マットや、クッシ
ョンや、就寝用マットを提供する。 【構成】 炭粒体を主材とする装填物5を、通気性を有
するシート3から成る袋体4に袋詰めして成る構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物中に敷設す
ることにより結露等を防止できる建材マットや、人体に
接して使用することにより健康維持を図れる座布団・枕
・就寝マット等として提供する居住環境改善用物品に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築構造物中に敷設する建材マッ
トとしては、グラスウール等の断熱材が公知である。
【0003】また、座布団、枕、就寝マット等として
は、綿やスポンジ等を装填したものが公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】建材として用いられる
グラスウール等は、断熱又は防音機能を有するが、その
他の機能を有しない。
【0005】換言すれば、現在のところ、除湿機能や脱
臭機能を有する建材マットが提供されていないため、建
築構造物の結露を生じたり、それによるカビ等の発生に
苦慮しているのが現状である。また、室内での喫煙や、
スプレー等による化学剤の噴霧に対しては、窓を開けて
空気の入替えを余技なくされる不便がある。
【0006】また、座布団・枕・就寝マット等は、その
肌触りやクッション効果に主眼点がおかれ、健康維持の
観点からの見直しがなおざりにされている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、建築構造物中
に敷設することにより結露等を防止できる建材マット
や、人体に接して使用することにより健康維持を図れる
座布団・枕・就寝マット等として提供できる居住環境改
善用物品を提案するものであり、その手段として構成し
たところは、炭粒体を主材とする装填物を、通気性を有
するシートから成る袋体に袋詰めして成る点にある。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。
【0009】(建材マット)図1及び図2に示す第1実
施例において、居住環境改善用物品1は、建材マット2
を構成する。
【0010】建材マット2は、通気性を有するシート3
から成る袋体4に炭粒体を主材とする装填物5を袋詰め
することにより構成されている。
【0011】図示実施例において、前記シート3は、図
2(A)に示すように、不織布6に合成樹脂フィルム7
をラミネートしたものが用いられ、合成樹脂フィルム7
には多数の通気孔8が設けられている。尚、ラミネート
に際しては、熱圧着することにより合成樹脂フィルム7
を不織布に一体的に溶着することが好ましいが、接着剤
を用いたドライラミネート手段を採用しても良い。
【0012】そこで、図2(B)に示すように、シート
3、3を、相互に合成樹脂フィルム7が対面するように
重合せしめ、三方の縁を熱シール9a、9b、9cする
ことにより、一側を開口10せしめた袋体4を得る。こ
の際、前記開口10を分割する方向に向けて、間隔をお
いた二条を一組とした区画シール9d、9dを設け、こ
れにより袋体4に区画された複数の装填室11、11を
形成し、前記区画シール9d、9dの間に切断自在部1
2を形成しておくことが好ましい。
【0013】次いで、前記袋体4の装填室11、11に
前述の装填物5を装填した後、前記開口10、10を熱
シール9eすることにより、図1に示すような建材マッ
ト2を得る。
【0014】前記装填物5を構成する炭粒体は、木炭を
破砕することにより得られた粒径約6mm程度の木炭粒が
用いられる。建材マット2の場合、木炭粒の100%に
より装填物5を構成することが好ましいが、それ以外の
粒体を少量混合して用いることを妨げない。
【0015】前記建材マット2は、480×330(m
m)程度の大きさとすることが好ましく、この場合、炭
粒体を主材とする装填物5は、約1リットルを装填する
ことが望ましい。
【0016】本実施例に示す建材マット2は、例えば、
建築物の天井裏の全面に敷設したり、畳の床板の下側全
面に敷設することにより使用される。敷設面積に対する
建材マット2の個数に端数が生じた場合は、図1(A)
に鎖線Cで示すように、前記切断自在部12を切断する
ことにより建材マット2を分割して使用することが可能
である。
【0017】本実施例に基づく建材マット2を使用すれ
ば、除湿効果、脱臭効果、磁場効果があり、居住環境を
著しく改善する。
【0018】例えば、本発明者の実験によれば、前記建
材マット2を畳の床板下面に敷設した八畳間において、
水蒸気放出により湿度を88%に至らしめた後、観察し
たところ、湿度は、4分後に62%、14分後に52%
に低下し、以後、住居環境に適切な50%に近い52%
の状態で推移した。
【0019】また、本発明者の五感により観察したとこ
ろ、前記建材マット2を使用することにより、化粧品の
スプレーや、防虫剤・殺虫剤のスプレーや、喫煙や、建
材に含まれる防蟻剤・壁材接着剤・塗料等の化学物質を
吸着し、また、悪臭を脱臭することが確認できた。
【0020】更に、木炭は、マイナスイオンを収集せし
め磁場を改善することが知られており、酸化した人体を
アルカリ化するのに寄与できると推測され、健康維持に
資することができる。
【0021】(クッション)図3及び図4に示す第2実
施例において、居住環境改善用物品1は、枕や座布団等
のクッション12を構成する。
【0022】クッション12は、通気性を有するシート
13から成る袋体14に炭粒体を主材とする装填物15
を袋詰めして成る単位構成体21の複数個と、並設した
複数の単位構成体21を上下よりサンドイッチ状に挟む
綿やスポンジ等のシート状の柔軟材22、22と、前記
サンドイッチ状態としたものを収容する保形袋23と、
該保形袋23を出し入れ自在に収容するファスナ付き開
閉口24を有するカバー袋25とから構成されている。
【0023】図示実施例において、前記シート3は、図
4(B)に示すように、不織布16に合成樹脂フィルム
17をラミネートしたものが用いられ、合成樹脂フィル
ム17には多数の通気孔18が設けられている。尚、ラ
ミネートに際しては、熱圧着することにより合成樹脂フ
ィルム7を不織布に一体的に溶着することが好ましい
が、接着剤を用いたドライラミネート手段を採用しても
良い。
【0024】そこで、図4(A)に示すように、シート
13、13を、相互に合成樹脂フィルム17が対面する
ように重合せしめ、三方の縁を熱シール19a、19
b、19cすることにより、一側を開口20せしめた袋
体14を得る。
【0025】次いで、前記袋体14に前述の装填物15
を装填し、前記開口20を熱シールすることにより、図
3に示すような太棒状の単位構成体21を得る。
【0026】その後、所望本数の単位構成体21を上下
に柔軟材22、22を配置せしめた状態で保形袋23に
収容し、該保形袋23の開口部を縫着等により封口せし
めることにより、クッション構成体12aを得た後、該
クッション構成体12aをカバー袋25に収容せしめ、
クッション12が完成する。尚、保形袋23は、不織布
により構成することが好ましい。或いは、保形袋23及
びカバー袋25は、何れも、織物生地又は編物生地等の
編織物から構成することができ、通気性を有する。
【0027】前記装填物15を構成する炭粒体は、木炭
を破砕することにより得られた粒径約2〜4mm程度の木
炭粒が用いられる。クッション12の場合、木炭粒と蕎
麦殻等の穀類を混合することにより装填物15を構成す
ることが好ましく、人体に安楽感を与えるためには、体
積比において、木炭粒を2/3、穀類を1/3とするこ
とが望ましい。尚、蕎麦殼を用いる場合は、二度焼きす
ることにより虫付きが防止できる。但し、穀類を混合す
ることなく、木炭粒100%により装填物15を構成す
ることを妨げない。
【0028】前記クッション12の形状及び寸法は、市
販の枕や座布団と同程度に形成すれば良いが、一つのク
ッション12に内装される単位構成体21の本数は、4
〜10本、好ましくは8本程度が用いられる。
【0029】本実施例に示すクッション12は、市販の
枕や座布団、或いはソファー等に付設される背もたれ用
クッション等と同様に使用される。
【0030】本実施例に基づくクッション12を使用す
れば、除湿効果、脱臭効果、磁場効果があり、居住環境
を著しく改善する。
【0031】例えば、本発明者の実験によれば、前記ク
ッション12は、吸湿効果に優れるので、使用者の発汗
を好適に吸収することが判明した。また、該クッション
12の周囲においてカビやダニを寄せつけないことが確
認された。
【0032】しかも、本発明者の五感により観察したと
ころ、前記クッション12を室内に装備することによ
り、化粧品のスプレーや、防虫剤・殺虫剤のスプレー
や、喫煙や、建材に含まれる防蟻剤・壁材接着剤・塗料
等の化学物質を吸着し、また、悪臭を脱臭することが確
認できた。
【0033】更に、木炭は、マイナスイオンを収集せし
め磁場を改善することが知られており、酸化した人体を
アルカリ化するのに寄与できると推測され、健康維持に
資することができ、枕として使用する場合は、快眠を保
証し、また、座布団として使用する場合は、長時間の着
座によっても疲労が軽減される。
【0034】(就寝用マット)図5に示す第3実施例に
おいて、居住環境改善用物品1は、就寝用マット32を
構成する。即ち、従来の敷布団と同様に使用できる。
【0035】図示実施例において、カバー袋35は、一
側部にファスナ付き開閉口34を有しており、内部に、
上記第2実施例(図3)において説明したクッション構
成体12aの複数個が装入される。
【0036】このため、前記カバー袋35は、幅方向に
設けられた縫着線等の区画ライン36により複数の収納
室35a、35b、36bに区画されていることが好ま
しく、各収納室35a、35b、36bにそれぞれ前記
クッション構成体12aを装入される。
【0037】尚、図示実施例に代えて、カバー袋35内
に上記第2実施例(図3)に示したような単位構成体2
1を並列状に装入しても良い。また、前記区画ライン3
6を設けることなく、カバー袋35の全体に合致するク
ッション構成体12aを装入したり多数の単位構成体2
1を並列状に装入しても良い。
【0038】本実施例に基づく就寝用マット32を使用
すれば、除湿効果、脱臭効果、磁場効果があり、前述し
た第2実施例と同様の効果がある。
【0039】以上、本発明の好ましい実施例として、第
1実施例ないし第3実施例を示したが、本発明が上記実
施例に限定されないことは勿論である。例えば、上記実
施例においては、袋体4、14を構成するシート3、1
3として、不織布に合成樹脂フィルムをラミネートした
ものを例示したが、不織布に代えて編織物の生地を用い
ることが自由であり、また、多数の通気孔を設けた合成
樹脂フィルムに代えて細いテープ状フィルムを編織した
通気性のあるシートをラミネートしたものであっても良
い。更には、このようなラミネートシート3、13以外
のシートを使用しても良く、要するに、通気性を確保す
る一方、炭粒体から生じる細かい粒子の通過を許さない
性質のシートであれば良い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、建築構造物中に敷設す
ることにより居住環境を適切な条件下に維持できる建材
マットを提供したり、人体に接して使用することにより
健康維持等を図れる座布団や枕を含むクッションや就寝
用マットを提供することができ、居住環境改善用物品と
して優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る建材マットを示して
おり、(A)は平面図、(B)は要部断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る建材マットの構成要
素を示しており、(A)は袋体を構成するシートの分解
斜視図、(B)は装填物を装填する前の袋体を示す斜視
図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るクッションを示して
おり、構成要素を分解した状態の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るクッションを示して
おり、(A)は構成要素としての単位構成体を構成する
ための袋体であり、装填物を装填する前の状態を示す斜
視図、(B)は装填物を装填した単位構成体の要部断面
図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る就寝用マットを示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 居住環境改善用物品 2 建材マット 3 シート 4 袋体 5 装填物 6 不織布 7 合成樹脂フィルム 12 クッション 12a クッション構成体 13 シート 14 袋体 15 装填物 16 不織布 17 合成樹脂フィルム 21 単位構成体 22 柔軟材 23 保形袋 25 カバー袋 32 就寝用マット 35 カバー袋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭粒体を主材とする装填物を、通気性を
    有するシートから成る袋体に袋詰めして成ることを特徴
    とする居住環境改善用物品。
JP20119193A 1993-07-21 1993-07-21 居住環境改善用物品 Pending JPH0731532A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20119193A JPH0731532A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 居住環境改善用物品

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JP20119193A JPH0731532A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 居住環境改善用物品

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JPH0731532A true JPH0731532A (ja) 1995-02-03

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ID=16436862

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JP20119193A Pending JPH0731532A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 居住環境改善用物品

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3034172U (ja) * 1996-07-30 1997-02-14 株式会社太洋 防湿性に優れるすのこ及び立体型すのこ
JP2006326274A (ja) * 2005-04-25 2006-12-07 Welston Kurashiki:Kk クッション材
CN106235818A (zh) * 2016-08-31 2016-12-21 安徽省寿县板桥草制工艺品有限公司 一种新型耐用草席

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