JPH073140B2 - 丸形自動ドア用のドア枠 - Google Patents

丸形自動ドア用のドア枠

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JPH073140B2
JPH073140B2 JP1247652A JP24765289A JPH073140B2 JP H073140 B2 JPH073140 B2 JP H073140B2 JP 1247652 A JP1247652 A JP 1247652A JP 24765289 A JP24765289 A JP 24765289A JP H073140 B2 JPH073140 B2 JP H073140B2
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巧 肉戸
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株式会社丸八産業
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビル等のエントランスに設置される平面視がア
ール(円弧)状の丸形自動ドアに関するもので、特にそ
のドア枠に関する。
(従来の技術) 丸形自動ドアに用いられるドア枠は、一般に、直線状の
左右縦枠と平面視がアール状で横長箱状の上枠とにより
門形に形成されていて、上枠内には、該上枠から垂下さ
れる平面視アール状の吊りドアを開閉走行させる走行案
内レールや吊りドアを走行駆動させる走行駆動装置等が
ブラケットを介して取付けられるようになっている。
ところで、従来この種ドア枠の上枠は、第9図に示すよ
うに、平面視アール状に曲げ加工した4本鋼製アングル
材(山形鋼)A,B,C,Dを上下左右に所要間隔で平行に配
し、これらアングル材A〜D相互間に多数個の鋼製連結
バーE…を架けわたして溶接することによって、横長箱
状の枠体を形成し、その上面側、前面側及び下面側を覆
うような平面視アール状の薄い鋼板製の外被板F,Gをビ
ス等により取付け、そして内部には前面側上下部のアン
グル材A,B間に複数個のブラケットHを所要間隔で溶接
によって取着し、これらのブラケットHを介して走行案
内用レールI、走行駆動装置J等を取付けるようにし、
また上記枠体の背面側には平面視アール状の薄い鋼板製
のカバーKを取付けている。尚、走行案内レールIには
ハンガーLの上部に軸支された走行輪Mが係合され、ハ
ンガーLの下部に吊りドアNが吊持される。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように従来におけるドア枠では、上枠を構成する
部材の部材点数が多いため、部材相互を組付けるのに非
常な手間がかかり、またほとんどの部材が鋼材であるこ
とから重量が可成り増大し、このため部材の組立作業な
らびに建物躯体への取付作業に困難を来たしていた。
本発明はこのような問題点を解決することを目的とした
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成しうる本発明の丸形自動ドア用ドア枠
は、上枠が、それぞれアルミ押出し型材を平面視アール
状に曲成してなる少なくとも前面枠部材及び該部材に接
続される上下両端部の上下枠部材によって構成され、前
面枠部材の内面側には前記ブラケットを取付けるための
台枠片が吊りドアの走行方向に沿った前面枠部材の全長
に亘って一体に条設され、該台枠片に前期ブラケットが
固着されることを特徴とするものである。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明すると、第1図及び
第2図はビルのエントランスに設置された丸形の自動ド
アを示したもので、ドア枠1は、左右の縦枠2,2と平面
視アール状で横長箱状の上枠3とにより門形に形成さ
れ、左右縦枠2,2間の中央部両側には上枠3と床面Sと
の間に中間方立4,4が立設されている。このドア枠1に
は両中間方立4,4間に出入口部5が形成され、この出入
口部5を開閉する両側一対の平面視アール状吊りドア6,
6が上枠3から垂下されており、また各中間方位4と各
縦枠2との間には平面視アール状の固定ガラス障子7が
配装されている。
前記上枠3は、第3図に示すように、室外に面する前面
枠部材8とこれの上下両端部の上下枠部材9,10と背面枠
部材11とから構成される。
前面枠部材8は、略平板状のアルミ押出し型材を平面視
アール状に曲成してなるもので、その内面の上下両端部
にはそれぞれ断面方形状の中空枠部片12,12が、吊りド
ア6の走行方向に沿った前面枠部材8の全長に亘って条
設されていると共に、各中空枠部片12に近接した位置に
は、該中空枠部片12よりも前面枠部材8からの突出高さ
の低い中空角筒状の台枠片13が該中空枠部片12と平行に
一体条設されている。
前記上枠部材9は、2個の断面横向きH字状アルミ押出
し型材14,15と1個の中空角筒状アルミ押出し型材16aと
の3つの型材に分割形成されてなるもので、これらの型
材はそれぞれ平面視アール状に曲成されていて、断面H
字状の2個の型材14,15はそれらの係合段部を互いに係
合させてビス16止めすることによって一体に連結される
と共に、中空角筒状の型材16aは一方のH字状型材15側
から螺入したビス17によってこれと一体に連結され、そ
して他方のH字状型材14は前記前面枠部材8の上部側中
空枠部片12に対し互いの係合段部を係合させた状態でビ
ス18により一体に連結されている。
前記下枠部材10は、それぞれ平面視アール状に曲成され
た、室外側の断面横向きH字状アルミ押出し型材10と室
内側の断面I字状アルミ押出し型材20及び中空角筒状ア
ルミ押出し型材21とからなるもので、室外側の型材19は
前記前面枠部材8の下部側中空枠部片12に対し互いの係
合段部を係合させた状態でビス22により一体に連結さ
れ、室内側の型材20,21は、それぞれの係合段部を互い
に係合させてビス23止めすることで一体に連結されると
共に、前記背面枠部材11に対し固定され、そしてこれら
室外側の型材19と室内側の型材20,21との間には開口溝
条24が全長に亘って条設されている。また、前記背面枠
部材11は、上枠部材9の型材16aと下枠部材10の型材21
とに亘ってビス止めされた複数個のアルミ板製連結バー
25と上枠3の背面を覆うようにして上記の型材16a,21に
ビス止めされた1個の平面視アール状アルミ押出し型材
からなるカバー26とで構成される。
上記のような構成の上枠3内には複数個の鋼板製のブラ
ケット27が取付けられるが、第3図及び第6図に示すよ
うに、各ブラケット27の上下各端部には鋼板製の 形状取付部片28が溶接により(またはビス止め)固着さ
れ、この取付部片28の両端部にはビス挿通孔(図示省
略)が穿設されている。しかして、各ブラケット27の取
付けにあたり、上枠3の前面枠部材8内面に設けてある
上下各台枠片13にはその所要位置のビス孔(図示省略)
を形成し、そして各取付部片28の各ビス挿通孔よりビス
29を、台枠片13のビス孔にねじ込んで締付けることによ
って、各ブラケット27を上下の台枠片13,13に対し所要
位置で上下垂直方向に取付け固定する。
前記ブラケット27には、吊りドア6の走行案内用レール
31を数箇所で支持するための支持片32がボルト33止めさ
れ、また走行駆動装置34の一部が適宜ボルトによって取
付けられる。そして、レール31には複数個のハンガー35
に軸支された走行輪36が走行自在に係合され、これらの
ハンガー35の下端部に各吊りドア6が取付けられる。
尚、ハンガー35の下端部は下枠部材10の開口溝条24内に
位置している。
各吊りドア6は平面視アール状の厚板ガラス6aの上下両
端部に縁材6b,6cを装着してなるもので、上縁材6bが前
記ハンガー35に取着され、そして下縁材6cの下面には案
内片37が突設してあって、この案内片37は第4図に示す
ように床面S上に設けられた案内溝38にスライド自在に
係合される。
前記ドア枠1を建物躯体に取付ける際、上枠3は、その
上枠部材9が第3図に示すように躯体上壁部Rに埋設さ
れた複数個のアンカー金物39に対しビス止めされるよう
になっている。
前記ブラケット27を前面枠部材8の内面側に取付けるた
めの台枠片としては、第3図に示されるような中空角筒
状の台枠片13に限るものではなく、第7図に例示される
ように、前面枠部材8の上下各端部の各中空枠部片12先
端部に一体形成された台枠片30aと、各中空枠部片12に
隣接する位置で前面枠部材8内面に一体形成された台枠
片30bとからなるものでもよい。この場合にはブラケッ
ト27の上下各端部にアングル片状の取付部片40を溶接等
にて固着しておいて、この取付部片40の一端部を一方の
台枠片30aにビス29止めし、他端部を他方の台枠片30bに
ビス29止めすればよい。
第8図は、前面枠部材8の上下各端部に、前述のような
断面方形状の中空枠部片12に代えて平行な一対の突条片
41,41を一体条設した例を示したもので、この場合、こ
れらの突条片41,41は、上枠部材9を形成している型材1
4に対しそれぞれの係合段部を互いに係合させてビス42
により一体連結すればよい。
(発明の効果) 本発明の丸形自動ドア用ドア枠によれば、上枠が、それ
ぞれアルミ押出し型材を平面視アール状に曲成してなる
少なくとも前面枠部材及び上下の枠部材によって構成さ
れるため、従来のようにコーナー部に大重量の鋼製アン
グル材を配し、これに枠板を取り付けるという組立作業
を必要とせず、これがために、ドア枠の重量を大幅に軽
減することができ、それによってドア枠の組立作業なら
びに建物躯体への取付作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す丸形自動ドアの室外側
から見た正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第
3図は第1図のIII−III線拡大断面図、第4図は第1図
のIV−IV線拡大断面図、第5図は第1図のV−V線拡大
断面図、第6図はブラケットの取付状態を示す斜視図、
第7図はブラケットの取付用の台枠片の他の例を示す縦
断面図、第8図は前面枠部材の他の例を示す要部縦断面
図、第9図は従来例を示す第3図と同様な断面図であ
る。 1…ドア枠、2…左右の縦枠、3…上枠、6…吊りド
ア、8…前面枠部材、9…上枠部材、10…下枠部材、13
…ブラケット取付用の台枠片、14,15,16,19,20,21…ア
ルミ押出し型材、27…ブラケット、28…取付部片、30a,
30b…ブラケット取付用の台枠片、40…取付部片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右縦枠と、平面視アール状で横長箱状の
    上枠とにより門形に形成され、上枠内には、該上枠から
    垂下される平面視アール状吊りドアの走行案内用レー
    ル、走行駆動装置等を取付けるためのブラケットが装備
    されている丸形自動ドア用のドア枠において、前記上枠
    は、それぞれアルミ押出し型材を平面視アール状に曲成
    してなる少なくとも前面枠部材及び該部材の上下両端部
    に接続される上下枠部材によって構成され、前面枠部材
    の内面側には前記ブラケットを取付けるための台枠片が
    吊りドアの走行方向に沿った前面枠部材の全長に亘って
    一体に条設され、該台枠片に前記ブラケットが固着され
    ることを特徴とする丸形自動ドア用のドア枠。
JP1247652A 1989-09-22 1989-09-22 丸形自動ドア用のドア枠 Expired - Fee Related JPH073140B2 (ja)

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