JP4533490B2 - 回転ドア装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室の出入口などに設置する回転ドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トイレなどの出入口の上部に湾曲した軌道を設け、この軌道に湾曲した扉板を、回動可能に吊下げて出入口を開閉するようにした回転ドア装置は知られている。
【0003】
しかしながら、前記のような扉板を吊下げたものは、回動時に扉板の下端部が横振れし、開閉しにくく、また、騒音を発生することもあった。
そこで、扉板を設ける出入口の床に軌道を設けることが考えられるが、設置が困難であり、かつ、塵埃等が付着し易く見栄えも良くなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、湾曲した扉板が、回動時に扉板の下部が横振れせず、回転ドア装置も見栄えの良いものとすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、室の出入口2の上部に、円弧状に湾曲した軌道3を設け、軌道3に吊下げ具5を摺動可能に設け、この吊下げ具5で円弧状に湾曲した扉板6の上部を吊下げた回転ドア装置において、扉板6の下部に、扉板6と同様の円弧状に湾曲して対向する内側レール22と外側レール23を設け、扉板6の下部を支承する下部支承体29の基部30を、出入口2の一方の前壁部16等の固定体に取付け、前記内側レール22と前記外側レール23との間であって、かつ前記下部支承体29の先端部32において弾性体41によって水平方向で揺動可能に軸着されたローラ取付け体38を設け、内側レール22に対して回動自在第1ローラ39と、外側レール23に対して回動自在第2ローラ40と、をそれぞれ前記ローラ取付け体38の対角線上であってかつ端部に設けた回転ドア装置である
【0006】
また、本発明は、前記第1ローラ39の半径及び第2ローラ40の半径を、各ローラ39,40がそれぞれ当接する内側レール22及び外側レール23の長さに応じて変更して、各レール22,23に対する各ローラ39,40の回転数が、同一になるようにしたことを特徴とする。
さらに、本発明は、内側レール及び外側レールは、それぞれ前記扉板6の裏面側(凹面側)及び表面側(凸面側)に設けられていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図に基づいて本発明の実施の形態の説明をする。図1から図5は本発明の回転ドア装置の一実施の形態の説明用の図である。
【0008】
この実施の形態は、室の出入口2の上部に、ステンレススチール製のパイプ又は丸棒で形成した、半円形の円弧状に湾曲した軌道3を設けている。そして、前記軌道3は、図1及び図2に示すように、出入口2の一方の前壁部16の上部に一端部を取付けた平板状の軌道支持体4の先端部を、軌道3の外周面の中間部に、溶接等により固着して、軌道3の中央部が下方に垂れ下がるのを防いでいる。
【0009】
前記軌道3には、C字状に形成し側部が開口した吊下げ具5を3個摺動可能に外嵌して設けているが、吊下げ具5は4個以上とすることも可能である。
そして、前記吊下げ具5のC字状の開口部は、前記した軌道支持体4の部分を摺動するのに使用されるものである。
【0010】
前記吊下げ具5によって、円弧状に湾曲した扉板6の上部を、各吊下げ具5間の間隔が略等間隔となるようにして吊下げてある。そして、この回転ドア装置は、図1に示すように、出入口2を開放する位置にある扉板6の一方の側部14と、図2に示すように、出入口2を閉鎖する位置にある扉板6の他方の側部15とが、出入口2の一方の前壁部16と重なることができるように、扉板6の幅を図2に示すように、大幅に形成してある。
【0011】
そして、扉板6の下端部である下面には、図3及び図4に示すように、扉板6の下面に逆凹状部を設けて、扉板6と同様の円弧状に湾曲して対向する内側レール22と外側レール23を設けてある。
【0012】
また、図1及び図2に示すように、出入口2の一方の前壁部16の下端部の内側に、扉板6の下端部を支承する下部支承体29の基部30を取付けてある。 そして、図1及び図2よりも、拡大して描いた図3から図5に示すように、下部支承体29は、基部30を止ねじによって、出入口2の一方の前壁部16の下端部の内側に縦方向に取付けてある。なお、基部30は、床面側に固定するようにしてもよい。
【0013】
そして、基部30の上端部より内方に向かって延びるアーム31が設けてあり、アーム31の内方の端部より、上方の内側レール22と外側レール23の間に延びる先端部32を設けてある。
【0014】
下部支承体29の先端部32には、内側レール22と外側レール23の長手方向を長辺とした長方形のローラ取付け体38が、内側レール22と外側レール23間で、水平方向に揺動可能に軸着してある。
【0015】
そして、ローラ取付け体38には、図3から図5に、特に図4に示すように、ローラ取付け体38の上面の長手方向の一端部で、かつ内側レール22寄りの位置に第1ローラ39が軸着してあり、ローラ取付け体38の上面の長手方向の他端部で、かつ、外側レール23寄りの位置に第2ローラ40が軸着してある。すなわち、内側レール22に対して回動自在な第1ローラ39と、外側レール23に対して回動自在な第2ローラ40とが、それぞれローラ取付け体38の対角線上であってかつ端部に設けられている。
【0016】
また、前記ローラ取付け体38と下部支承体29の先端部32との間には、本体を下部支承体29の先端部32に外嵌した、つる巻きばねとして形成したばね(弾性体)41が介在され、当該つる巻きばねの両端は、折り曲げられて前記ローラ取付け体38と下部支承体29の先端部32とにそれぞれ係止されている(図3、4参照)。
既述のように、下部支承体29の先端部32には、ローラ取付け体38が、内側レール22と外側レール23間で、水平方向で揺動可能に軸着してあるので、ローラ取付け体38に軸周りに外力が加わると、つる巻きばねに回転モーメントが作用し、ローラ取付け体38を元に戻そうとする力が作用する。
これによって、ローラ取付け体38の対角線上であってかつ端部に位置する第1ローラ39及び第2ローラ40は、それぞれ第1ローラ39が内側レール22の内側面に圧接され、第2ローラ40が外側レール23の内側面に圧接されるようになるので、前記第1ローラ39と第2ローラ40で扉板6の下端部の横振れを抑止する。
【0017】
すなわち、内側レール22と外側レール23の移動距離(レールの長さ)は、レールが湾曲しているため異なるが、レールに圧接するローラは、内側レール22用の第1ローラ39と、外側レール23用の第2ローラ40とに分担されている。したがって、レールの異なる長さに起因する不具合(スライドのずれ)を、それぞれのローラ39,40の異なる回転数として処理し、安定して扉板6を回動することができる。
【0018】
なお、各ローラの半径を各レールの長さに応じて(内側レール22及び外側レール23の曲率中心からの距離に応じて)、大きさを変え、同一の回転数になるように設定してもよい。これにより、さらに騒音が防止できる。
【0019】
また、内側レールと外側レールは、扉板6の裏面側(凹面側)に内側レールを設けるとともに、表面側(凸面側)に外側レールを設けるようにしてもよい。この場合、2つのローラが扉板6を挟む態様となる。
【0020】
さらに、各ローラは、球状に形成してもよく、また、各ローラは、それぞれ別のローラ取付け体によって取り付けるようにしてもよい。このように第1ローラ39と第2ローラ40が異なるローラ取付け体によって取り付けられることにより、各ローラは独立した動きが許容され、各ローラの位置は、微調整されながら各レールに圧接することができ、より安定して扉板6を回動することができる。
【発明の効果】
本発明は、室の出入口2の上部に設けた円弧状に湾曲した軌道3に、円弧状に湾曲した扉板6を吊下げた回転ドア装置において、扉板6の下端部に、円弧状に湾曲して対向する内側レール22と外側レール23を設け、固定体に扉板6を支承する下部支承体29を取付け、下部支承体29に弾性体41によって内側レール22に回動自在に圧接される第1ローラ39と、弾性体41によって外側レール23に回動自在に圧接させる第2ローラ40を設けたものである。
【0021】
したがって、扉板6の下端部は、弾性体41によって圧接された第1ローラ39と第2ローラ40で横振れを防ぐことができ、扉板6の下部による振動と騒音を抑止できるものである。
そして、扉板6の振動抑止のために出入口の床面に、レール等を設けなくともよいので、見栄えもよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の説明用の出入口が開いた状態の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の説明用の出入口が閉鎖された状態の斜視図
【図3】本発明の一実施の形態の説明用の主要部の拡大した側面図
【図4】本発明の一実施の形態の説明用の主要部の拡大した平面図
【図5】本発明の一実施の形態の説明用の主要部の拡大した正面図
【符号の説明】
2 出入口
3 軌道
4 軌道支持体
5 吊下げ具
6 扉板
7 洗面器
14 扉板の一方の側部
15 扉板の他方の側部
16 出入口の一方の前
22 内側レール
23 外側レール
29 下部支承体
30 基部
31 アーム
32 先端部
38 ローラ取付け体
39 第1ローラ
40 第2ローラ
41 ばね(弾性体)

Claims (3)

  1. 室の出入口2の上部に、円弧状に湾曲した軌道3を設け、
    軌道3に吊下げ具5を摺動可能に設け、
    この吊下げ具5で円弧状に湾曲した扉板6の上部を吊下げた回転ドア装置において、
    扉板6の下部に、扉板6と同様の円弧状に湾曲して対向する内側レール22と外側レール23を設け、
    扉板6の下端部を支承する下部支承体29の基部30を、出入口2の一方の前壁部16等の固定体に取付け、
    前記内側レール22と前記外側レール23との間であって、かつ前記下部支承体29の先端部32において弾性体41によって水平方向で揺動可能に軸着されたローラ取付け体38を設け、
    内側レール22に対して回動自在第1ローラ39と、
    外側レール23に対して回動自在第2ローラ40と、をそれぞれ前記ローラ取付け体38の対角線上であってかつ端部に設けた回転ドア装置。
  2. 前記第1ローラ39の半径及び第2ローラ40の半径を、各ローラ39,40がそれぞれ当接する内側レール22及び外側レール23の長さに応じて変更して、各レール22,23に対する各ローラ39,40の回転数が、同一になるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の回転ドア装置。
  3. 内側レール22及び外側レール23は、それぞれ前記扉板6の裏面側及び表面側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転ドア装置。
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