JP2002054343A - 引き込みドア用開閉装置 - Google Patents
引き込みドア用開閉装置Info
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- JP2002054343A JP2002054343A JP2000240513A JP2000240513A JP2002054343A JP 2002054343 A JP2002054343 A JP 2002054343A JP 2000240513 A JP2000240513 A JP 2000240513A JP 2000240513 A JP2000240513 A JP 2000240513A JP 2002054343 A JP2002054343 A JP 2002054343A
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- JP
- Japan
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- door
- opening
- support shaft
- closing device
- door body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リフォームにおける引き込みドアへの改造
を、既設のドア本体を使用して簡単かつ経済的に行う。 【構成】 ドア枠の一方の側枠部に支持ユニット40を
取付け、上枠部にスライドガイド50を取付ける。支持
ユニット40は、一方の側枠部に沿って取付けられる支
持軸41と、支持軸41から外周側へ延出した旋回アー
ム42,42と、旋回アーム42,42の先端側に回動
自在に支持された取付けベース43とからなる。取付け
ベース43をドア本体10の表面の幅方向中央部に取付
けることにより、ドア本体10を旋回及び回動可能に片
支持し、スライドガイド50によりドア本体10の他方
の側枠部側の側縁部を直進移動可能に支持する。
を、既設のドア本体を使用して簡単かつ経済的に行う。 【構成】 ドア枠の一方の側枠部に支持ユニット40を
取付け、上枠部にスライドガイド50を取付ける。支持
ユニット40は、一方の側枠部に沿って取付けられる支
持軸41と、支持軸41から外周側へ延出した旋回アー
ム42,42と、旋回アーム42,42の先端側に回動
自在に支持された取付けベース43とからなる。取付け
ベース43をドア本体10の表面の幅方向中央部に取付
けることにより、ドア本体10を旋回及び回動可能に片
支持し、スライドガイド50によりドア本体10の他方
の側枠部側の側縁部を直進移動可能に支持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転運動と直進運
動を組み合わせた引き込みドアに使用される開閉装置に
関し、特に、リフォームおける引き込みドアへの改造に
適した引き込みドア用開閉装置に関する。
動を組み合わせた引き込みドアに使用される開閉装置に
関し、特に、リフォームおける引き込みドアへの改造に
適した引き込みドア用開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、回転運動と直進運動を組み合わた
引き込みドアの需要が伸びている。これは、従来の開き
戸に比べて、開閉スペースが1/3以下と非常に小さ
く、ドアを開けるために大きく後ろに下がる必要がない
こと、引き戸のように大きな設置スペースを必要としな
いことが理由である。そして、従来の引き込みドアで
は、ドア本体とその開閉機構が一体的に設計され、販売
されている。
引き込みドアの需要が伸びている。これは、従来の開き
戸に比べて、開閉スペースが1/3以下と非常に小さ
く、ドアを開けるために大きく後ろに下がる必要がない
こと、引き戸のように大きな設置スペースを必要としな
いことが理由である。そして、従来の引き込みドアで
は、ドア本体とその開閉機構が一体的に設計され、販売
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、引き込みド
アの需要の伸びと共に、室内のリフォームでも、開き戸
や引き戸を引き込みドアに変更する場合が増えている。
その場合もドア本体ごと変更するときは特に問題ない
が、リフォームの場合は新築の場合と異なり、経済的な
見地から或いはユーザの嗜好上、既設のドア本体を引き
続いて使用したいという要望が往々にしてある。
アの需要の伸びと共に、室内のリフォームでも、開き戸
や引き戸を引き込みドアに変更する場合が増えている。
その場合もドア本体ごと変更するときは特に問題ない
が、リフォームの場合は新築の場合と異なり、経済的な
見地から或いはユーザの嗜好上、既設のドア本体を引き
続いて使用したいという要望が往々にしてある。
【0004】しかしながら、従来の従来の引き込みドア
では、上述したとおり、ドア本体とその開閉機構が一体
的に設計されている。このため、既設のドア本体を引き
続いて使用したいという要望には応えられない。また仮
に、開閉機構のみを入手しても、ドア本体に大がかりな
加工を施す必要があるため、経済的なメリットは殆ど期
待できない。
では、上述したとおり、ドア本体とその開閉機構が一体
的に設計されている。このため、既設のドア本体を引き
続いて使用したいという要望には応えられない。また仮
に、開閉機構のみを入手しても、ドア本体に大がかりな
加工を施す必要があるため、経済的なメリットは殆ど期
待できない。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、リフォームにおける引き込みドアへの改造
を、リフォーム前に使用されていた既設のドア本体を用
いて、簡単かつ経済的に行い得る引き込みドア用開閉装
置を提供することを目的とする。
のであり、リフォームにおける引き込みドアへの改造
を、リフォーム前に使用されていた既設のドア本体を用
いて、簡単かつ経済的に行い得る引き込みドア用開閉装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る引き込みドア用開閉装置は、ドア本体
が取付けられるドア枠の一方の側枠部に沿って取付けら
れる支持軸と、該支持軸の少なくとも上下2位置から外
周側へ延出し、且つ当該支持軸の中心回りに旋回可能で
ある複数の旋回アームと、複数の旋回アームによって片
支持され、その先端側に前記ドア本体を支持するべくド
ア本体の表面の幅方向中央部に取付けられると共に、旋
回アームの先端部に対して旋回中心に平行な軸回りに回
動可能に支持された取付けベースと、前記ドア枠の上枠
部に沿って取付けられ、前記支持軸の反対側に位置する
ドア本体の側縁部上端を前記上枠部に沿って直進移動可
能に支持するスライドガイドとを備えている。
に、本発明に係る引き込みドア用開閉装置は、ドア本体
が取付けられるドア枠の一方の側枠部に沿って取付けら
れる支持軸と、該支持軸の少なくとも上下2位置から外
周側へ延出し、且つ当該支持軸の中心回りに旋回可能で
ある複数の旋回アームと、複数の旋回アームによって片
支持され、その先端側に前記ドア本体を支持するべくド
ア本体の表面の幅方向中央部に取付けられると共に、旋
回アームの先端部に対して旋回中心に平行な軸回りに回
動可能に支持された取付けベースと、前記ドア枠の上枠
部に沿って取付けられ、前記支持軸の反対側に位置する
ドア本体の側縁部上端を前記上枠部に沿って直進移動可
能に支持するスライドガイドとを備えている。
【0007】前記支持軸、前記旋回アーム及び前記取付
けベースは、加工が簡単な半ユニットとするのが好まし
い。そうすることにより、取付け工事が簡単になる。
けベースは、加工が簡単な半ユニットとするのが好まし
い。そうすることにより、取付け工事が簡単になる。
【0008】前記支持軸は、前記側枠部の上端部から下
端部へかけて取付けられる長尺の棒体等、ドアの縦方向
でずれが生じない構造が好ましい。また、前記取付けベ
ースは、前記ドア本体の上縁部から下縁部へかけて接合
される長尺の平板等が好ましい。そうすることにより、
ドア枠に対するドア本体の取付け強度、即ち支持強度が
増大する。
端部へかけて取付けられる長尺の棒体等、ドアの縦方向
でずれが生じない構造が好ましい。また、前記取付けベ
ースは、前記ドア本体の上縁部から下縁部へかけて接合
される長尺の平板等が好ましい。そうすることにより、
ドア枠に対するドア本体の取付け強度、即ち支持強度が
増大する。
【0009】また、前記支持軸の両端部及び前記取付け
ベースの両端部は、旋回アームの上下に突出させるのが
好ましい。そうすれば、その端部カットにより、ドア本
体の寸法に応じた長さ調節が簡単に行われる。
ベースの両端部は、旋回アームの上下に突出させるのが
好ましい。そうすれば、その端部カットにより、ドア本
体の寸法に応じた長さ調節が簡単に行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る引
き込みドア用開閉装置の斜視図、図2は同引き込みドア
用開閉装置を用いて取付けられたドア本体の動きを示す
斜視図、図3は同じく同ドア本体の動きを示す平面図、
図4は図1中及び図2中のA部の縦断面図である。
基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る引
き込みドア用開閉装置の斜視図、図2は同引き込みドア
用開閉装置を用いて取付けられたドア本体の動きを示す
斜視図、図3は同じく同ドア本体の動きを示す平面図、
図4は図1中及び図2中のA部の縦断面図である。
【0011】本実施形態に係る引き込みドア用開閉装置
は、室内のリフォームにおいて開き戸や引き戸等を引き
込みドアへ改造するのに使用される。より詳細には、図
1及び図2に示すように、その開き戸や引き戸等に使用
されていた既設のドア枠20と合わせ、既設のドア本体
10を使用して、開き戸や引き戸等から引き込みドアへ
の改造を簡単かつ経済的に行うものである。
は、室内のリフォームにおいて開き戸や引き戸等を引き
込みドアへ改造するのに使用される。より詳細には、図
1及び図2に示すように、その開き戸や引き戸等に使用
されていた既設のドア枠20と合わせ、既設のドア本体
10を使用して、開き戸や引き戸等から引き込みドアへ
の改造を簡単かつ経済的に行うものである。
【0012】ドア本体10が取り付けられるドア枠20
は、両側の垂直な側枠部21,22及び水平な上枠部2
3(図4参照)を組み合わせた門型であり、一方の側枠
部21は、当該ドア枠20に直角な壁30に接してい
る。以下の説明では、一方の側枠部21の側を壁側、他
方の側枠部22の側を反壁側と称す。
は、両側の垂直な側枠部21,22及び水平な上枠部2
3(図4参照)を組み合わせた門型であり、一方の側枠
部21は、当該ドア枠20に直角な壁30に接してい
る。以下の説明では、一方の側枠部21の側を壁側、他
方の側枠部22の側を反壁側と称す。
【0013】引き込みドア用開閉装置は、ドア本体10
を垂直軸回りに回動移動可能に支持する支持ユニット4
0と、そのドア本体10を水平方向へ直進移動可能に支
持するスライドガイド50との組み合わせにより構成さ
れている。
を垂直軸回りに回動移動可能に支持する支持ユニット4
0と、そのドア本体10を水平方向へ直進移動可能に支
持するスライドガイド50との組み合わせにより構成さ
れている。
【0014】支持ユニット40は、ドア枠20の一方の
側枠部21に取り付けられる支持軸41と、支持軸41
の上部及び下部から外周側へほぼ直角に延出した上下一
対の旋回アーム42,42と、旋回アーム42,42の
先端側に支持された取付けベース43とを備えている。
側枠部21に取り付けられる支持軸41と、支持軸41
の上部及び下部から外周側へほぼ直角に延出した上下一
対の旋回アーム42,42と、旋回アーム42,42の
先端側に支持された取付けベース43とを備えている。
【0015】支持軸41は、側縁部21のほぼ上端から
下端にかけて取付けられる長尺の棒体であり、断面がL
形の取付け金具44,44によって、壁側の側枠部21
の角部に垂直かつ回動自在に取付けられる。支持軸41
の長さは、端部をカットすることにより、側枠部21の
高さとほぼ同じ長さに調整される。上下一対の旋回アー
ム42,42は、支持軸41に固着されており、支持軸
41が回動することにより、支持軸41を中心として旋
回する。旋回アーム42,42の各長さは、枠体20の
間口のほぼ1/2に設定されている。
下端にかけて取付けられる長尺の棒体であり、断面がL
形の取付け金具44,44によって、壁側の側枠部21
の角部に垂直かつ回動自在に取付けられる。支持軸41
の長さは、端部をカットすることにより、側枠部21の
高さとほぼ同じ長さに調整される。上下一対の旋回アー
ム42,42は、支持軸41に固着されており、支持軸
41が回動することにより、支持軸41を中心として旋
回する。旋回アーム42,42の各長さは、枠体20の
間口のほぼ1/2に設定されている。
【0016】取付けベース43は、旋回アーム42,4
2の先端側に垂直な支持軸45を介して取付けられてお
り、支持軸45を中心に両側へ首を振るごとく自由に回
動し得る。この取付けベース43は、垂直方向に長い長
尺の平板であり、ドア本体10の幅方向中央部の表面に
全高にわたって接合される。取付けベース43の長さ
は、支持軸41と同様、端部をカットすることにより、
側枠部21の高さ、即ちドア本体10の高さとほぼ同じ
長さに調整される。
2の先端側に垂直な支持軸45を介して取付けられてお
り、支持軸45を中心に両側へ首を振るごとく自由に回
動し得る。この取付けベース43は、垂直方向に長い長
尺の平板であり、ドア本体10の幅方向中央部の表面に
全高にわたって接合される。取付けベース43の長さ
は、支持軸41と同様、端部をカットすることにより、
側枠部21の高さ、即ちドア本体10の高さとほぼ同じ
長さに調整される。
【0017】なお、支持軸41の両端部及び取付けベー
ス43の両端部は、これらの端部カットのために、旋回
アーム42,42の上下に突出している。
ス43の両端部は、これらの端部カットのために、旋回
アーム42,42の上下に突出している。
【0018】スライドガイド50は、図4に示すよう
に、ドア枠20の上枠部23に全長にわたって水平に取
付けられるガイドレール51と、ガイドレール51に移
動自在に支持されたローラユニット52とを備えてい
る。ガイドレール51は、上枠部23から庇のごとく張
り出して固定されている。
に、ドア枠20の上枠部23に全長にわたって水平に取
付けられるガイドレール51と、ガイドレール51に移
動自在に支持されたローラユニット52とを備えてい
る。ガイドレール51は、上枠部23から庇のごとく張
り出して固定されている。
【0019】ローラユニット52は、水平軸52aの両
端部に支持されたローラ52b,52bと、水平軸52
aの中央部から下方へ直角に延出した垂直軸52cとを
有している。ローラ52b,52bは、ガイドレール5
1の下面に取付けられたガイド部51aに支持されてい
る。垂直軸52は、ガイド部51aの下方に突出し、そ
の下部は上部に対して中心回りに回転自在である。そし
て、回転自在な下部は、ドア本体10の反壁側の側縁部
上面に埋め込まれ固定される。
端部に支持されたローラ52b,52bと、水平軸52
aの中央部から下方へ直角に延出した垂直軸52cとを
有している。ローラ52b,52bは、ガイドレール5
1の下面に取付けられたガイド部51aに支持されてい
る。垂直軸52は、ガイド部51aの下方に突出し、そ
の下部は上部に対して中心回りに回転自在である。そし
て、回転自在な下部は、ドア本体10の反壁側の側縁部
上面に埋め込まれ固定される。
【0020】次に、本実施形態に係る引き込みドア用開
閉装置の使用方法について説明する。
閉装置の使用方法について説明する。
【0021】当該開閉装置は、様々な既設のドア本体1
0を再使用することを前提とした汎用品である。このた
め、支持ユニット40の支持軸41及び取付けベース4
3は長めに設計されており、使用にあたってそれぞれの
長さをドア枠20の側枠部21,22の高さ、即ちドア
本体10の高さに合わせて調節する。一方、スライドガ
イド50のガイドレール51については、ドア枠20の
間口に対応する長さ、即ち上枠部23の長さに設計され
ている。
0を再使用することを前提とした汎用品である。このた
め、支持ユニット40の支持軸41及び取付けベース4
3は長めに設計されており、使用にあたってそれぞれの
長さをドア枠20の側枠部21,22の高さ、即ちドア
本体10の高さに合わせて調節する。一方、スライドガ
イド50のガイドレール51については、ドア枠20の
間口に対応する長さ、即ち上枠部23の長さに設計され
ている。
【0022】使用にあたっては、支持ユニット40の支
持軸41を壁側の側枠部21に取付けると共に、取付け
ベース43をドア本体10の幅方向中央部の表面に固定
する。これにより、ドア本体10は、垂直な支持軸41
を中心として旋回可能に片支持されると共に、同じく垂
直な支持軸45を中心として両側へ首を振るごとく回動
自在に支持される。
持軸41を壁側の側枠部21に取付けると共に、取付け
ベース43をドア本体10の幅方向中央部の表面に固定
する。これにより、ドア本体10は、垂直な支持軸41
を中心として旋回可能に片支持されると共に、同じく垂
直な支持軸45を中心として両側へ首を振るごとく回動
自在に支持される。
【0023】また、スライドガイド50のガイドレール
51を上枠部23に取付けると共に、ローラユニット5
2の垂直軸52cの回転可能な下部をドア本体10の反
壁側の側縁部上面に埋め込み固定する。これにより、ド
ア本体10の反壁側の側縁部が、上枠部23に平行な水
平方向に直進移動可能に支持されると共に、垂直軸52
cを中心として回動可能に支持される。
51を上枠部23に取付けると共に、ローラユニット5
2の垂直軸52cの回転可能な下部をドア本体10の反
壁側の側縁部上面に埋め込み固定する。これにより、ド
ア本体10の反壁側の側縁部が、上枠部23に平行な水
平方向に直進移動可能に支持されると共に、垂直軸52
cを中心として回動可能に支持される。
【0024】以上により、ドア枠20へのドア本体10
の取付けが終わる。取付けを終えたドア本体10は、図
2及び図3に示すように、反壁側の側縁部が上枠部23
に沿い、また壁側の側縁部が、上枠部23に直角な壁3
0の表面に沿いつつ回動することにより、開閉操作され
る。即ち、図2中にaで示されたガイドレール51の下
方に収まる閉止状態から、bの状態を経て、cで示され
た壁30に沿った開放状態へ移行し、逆の経路によって
開放状態から閉止状態へ移行する。
の取付けが終わる。取付けを終えたドア本体10は、図
2及び図3に示すように、反壁側の側縁部が上枠部23
に沿い、また壁側の側縁部が、上枠部23に直角な壁3
0の表面に沿いつつ回動することにより、開閉操作され
る。即ち、図2中にaで示されたガイドレール51の下
方に収まる閉止状態から、bの状態を経て、cで示され
た壁30に沿った開放状態へ移行し、逆の経路によって
開放状態から閉止状態へ移行する。
【0025】このように、本実施形態に係る引き込みド
ア用開閉装置を使用することにより、開き戸や引き戸等
から引き込みドアへの改造が行われる。この改造では、
リフォーム前より使用されていたドア枠20だけでな
く、そのドア枠20に取付けられていた既設のドア本体
10も使用される。しかも、ドア本体10に対する加工
は、ローラユニット52の垂直軸52cを取付けるため
の孔あけ加工程度と僅かである。従って、開き戸や引き
戸等から引き込みドアへの改造が極めて簡単に且つ経済
的に行われる。
ア用開閉装置を使用することにより、開き戸や引き戸等
から引き込みドアへの改造が行われる。この改造では、
リフォーム前より使用されていたドア枠20だけでな
く、そのドア枠20に取付けられていた既設のドア本体
10も使用される。しかも、ドア本体10に対する加工
は、ローラユニット52の垂直軸52cを取付けるため
の孔あけ加工程度と僅かである。従って、開き戸や引き
戸等から引き込みドアへの改造が極めて簡単に且つ経済
的に行われる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明に係る引
き込みドア用開閉装置は、ドア枠の一方の側枠部に沿っ
て支持軸を取付けると共に、支持軸の少なくとも上下2
位置から外周側へ延出する複数の旋回アームの先端側に
支持された取付けベースをドア本体の表面の幅方向中央
部に取付け、更に、スライドガイドをドア枠の上枠部に
沿って取付けることにより、ドア本体に殆ど加工を施す
ことなく、引き込みドアを構成することができる。従っ
て、リフォームにおける引き込みドアへの改造を、リフ
ォーム前に使用されていた既設のドア本体を用いて、簡
単かつ経済的に行うことができる。
き込みドア用開閉装置は、ドア枠の一方の側枠部に沿っ
て支持軸を取付けると共に、支持軸の少なくとも上下2
位置から外周側へ延出する複数の旋回アームの先端側に
支持された取付けベースをドア本体の表面の幅方向中央
部に取付け、更に、スライドガイドをドア枠の上枠部に
沿って取付けることにより、ドア本体に殆ど加工を施す
ことなく、引き込みドアを構成することができる。従っ
て、リフォームにおける引き込みドアへの改造を、リフ
ォーム前に使用されていた既設のドア本体を用いて、簡
単かつ経済的に行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る引き込みドア用開閉
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図2】同引き込みドア用開閉装置を用いて取付けられ
たドア本体の動きを示す斜視図である。
たドア本体の動きを示す斜視図である。
【図3】同じく同ドア本体の動きを示す平面図である。
【図4】図1中及び図2中のA部の縦断面図である。
10 ドア本体 20 ドア枠 21,22 側枠部 23 上枠部 30 壁 40 支持ユニット 41 支持軸 42 旋回アーム 43 取付けベース 50 スライドガイド 51 ガイドレール 52 ローラユニット
Claims (8)
- 【請求項1】 ドア本体が取付けられるドア枠の一方の
側枠部に沿って取付けられる支持軸と、該支持軸の少な
くとも上下2位置から外周側へ延出し、且つ当該支持軸
の中心回りに旋回可能である複数の旋回アームと、複数
の旋回アームによって片支持され、その先端側に前記ド
ア本体を支持するべくドア本体の表面の幅方向中央部に
取付けられると共に、旋回アームの先端部に対して旋回
中心に平行な軸回りに回動可能に支持された取付けベー
スと、前記ドア枠の上枠部に沿って取付けられ、前記支
持軸の反対側に位置するドア本体の側縁部上端を前記上
枠部に沿って直進移動可能に支持するスライドガイドと
を具備することを特徴とする引き込みドア用開閉装置。 - 【請求項2】 リフォームにおける引き込みドアへの改
造に使用されることを特徴とする請求項1に記載の引き
込みドア用開閉装置。 - 【請求項3】 前記ドア本体は、前記リフォーム前に使
用されていた既設のドア本体であることを特徴とする請
求項2に記載の引き込みドア用開閉装置。 - 【請求項4】 前記支持軸、前記旋回アーム及び前記取
付けベースはユニット化されていることを特徴とする請
求項1、2又は3に記載の引き込みドア用開閉装置。 - 【請求項5】 前記支持軸は、前記側枠部の上端部から
下端部へかけて取付けられる長尺の棒体であることを特
徴とする請求項1、2、3又は4に記載の引き込みドア
用開閉装置。 - 【請求項6】 前記支持軸の両端部は、前記旋回アーム
の上下に突出することを特徴とする請求項5に記載の引
き込みドア用開閉装置。 - 【請求項7】 前記取付けベースは、前記ドア本体の上
縁部から下縁部へかけて接合される長尺の平板であるこ
とを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の引
き込みドア用開閉装置。 - 【請求項8】 前記取付けベースの両端部は、前記旋回
アームの上下に突出3ることを特徴とする請求項7に記
載の引き込みドア用開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240513A JP2002054343A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 引き込みドア用開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240513A JP2002054343A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 引き込みドア用開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002054343A true JP2002054343A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18731854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000240513A Pending JP2002054343A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 引き込みドア用開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002054343A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080261A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Mediceo Corp | 扉付き開口枠 |
-
2000
- 2000-08-09 JP JP2000240513A patent/JP2002054343A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080261A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Mediceo Corp | 扉付き開口枠 |
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