JPH07310644A - ブレーキ装置付液圧回転機 - Google Patents

ブレーキ装置付液圧回転機

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JPH07310644A
JPH07310644A JP12686594A JP12686594A JPH07310644A JP H07310644 A JPH07310644 A JP H07310644A JP 12686594 A JP12686594 A JP 12686594A JP 12686594 A JP12686594 A JP 12686594A JP H07310644 A JPH07310644 A JP H07310644A
Authority
JP
Japan
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drive disk
outer peripheral
engaging
peripheral surface
brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP12686594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Yasuoka
友彦 安岡
Hitoshi Kagiwada
均 鍵和田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキ装置付油圧モータにおいて、回転軸
に形成されたドライブディスクと可動ブレーキ板との係
合を容易にする。 【構成】 ドライブディスク31にはピストンが連結さ
れる係合凹部31Bが7個形成され、その間にはそれぞ
れ円弧状をなす凹溝部32が外周面31Cに切欠いて形
成されている。一方、可動ブレーキ板35の内周面には
各凹溝部32に係合する係合突起36が形成されてい
る。そして、前記凹溝部32は各係合溝部31Bから最
も離間(肉厚)した位置にあるから、ピストンからの油
圧反力等の影響によって外周面31Cが損傷するのを防
止する。これにより、油圧モータの寿命を延ばすと共
に、ドライブディスク31の製造も容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル等
の建設機械に用いられ、ケーシング内にネガティブ型の
ブレーキ装置を備えたブレーキ装置付液圧回転機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4ないし図7に従来技術によるブレー
キ装置付液圧回転機としての油圧モータを、定容量型の
斜軸式油圧モータを例に挙げて示す。
【0003】図において、1は油圧モータのケーシング
を示し、該ケーシング1は、一端が小径部2A、他端が
大径部2Bとなる段付筒状のケーシング本体2と、該ケ
ーシング本体2の大径部2B側端面に衝合状態で固着さ
れ、該ケーシング本体2との間に油溜室Aを形成してい
るヘッドケーシング3とから構成されている。そして、
ケーシング本体2の大径部2B内周側は2段階に拡径さ
れて段部2C,2Dが形成され、該段部2C,2D間に
は後述の固定ブレーキ板16,16,16が軸方向に移
動可能に噛合するスプライン4が形成されている。一
方、前記ヘッドケーシング3内には前記小径部2Aに対
して所定の角度だけ傾斜したシリンダブロック収容部3
Aと、該シリンダブロック収容部3A内に設けられる後
述のシリンダブロック10内に油圧源(図示せず)から
の圧油を給排する一対の吸排ポート3B(但し、図4中
では一方のみを図示)とが設けられている。
【0004】5はケーシング本体2の小径部2A内周側
に軸受6,7を介して回転自在に設けられた回転軸とし
ての出力軸を示し、該出力軸5は後述するシリンダブロ
ック10と一体的に回転し、回転出力を外部に導出する
ようになっている。
【0005】8は出力軸5の他端側に形成された円板状
のドライブディスクを示し、該ドライブディスク8の端
面には後述するセンタシャフト12の球形部12Aが揺
動自在に支持される係合凹部8Aと、各コネクティング
ロッド14の球形部14Aがそれぞれ揺動自在に支持さ
れる7個の係合凹部8B,8B,…(1個のみ図示)と
がそれぞれ他側に向けて開口するように形成されてい
る。また、該ドライブディスク8の外周面には可動ブレ
ーキ板17,17が軸方向に移動可能に噛合するスプラ
イン9が形成されている。
【0006】10は該ヘッドケーシング3のシリンダブ
ロック収容部3A内に回転自在に配設されたシリンダブ
ロックを示し、該シリンダブロック10は円柱状に形成
され、その軸方向には7本のシリンダ10A(1個のみ
図示)が周方向に所定間隔をもって穿設されている。
【0007】11はシリンダブロック10とヘッドケー
シング3との間に設けられた弁板を示し、該弁板11
は、他端側が図示しないピンを介してシリンダブロック
収容部3A底部に固定され、一端側に前記シリンダブロ
ック10が回転自在に摺接している。また、弁板11の
中央には挿通穴11Aが軸方向に穿設され、該挿通穴1
1Aにはセンタシャフト12の他端側を回転自在に支持
する軸受部材11Bが挿嵌されている。さらに、該弁板
11には前記シリンダブロック10の各シリンダ10A
とヘッドケーシング3に形成された各吸排ポート3Bと
を連通する一対の給排通路(図示せず)が形成されてい
る。
【0008】12はシリンダブロック10の中心を貫通
して設けられたセンタシャフトを示し、該センタシャフ
ト12の一端側には球形部12Aが設けられ、該センタ
シャフト12は球形部12Aを介して前記ドライブディ
スク8の大径係合凹部8Aに揺動可能に連結されてい
る。そして、該センタシャフト12の他端側は弁板11
の挿通穴11Aの軸受部材11Bに摺動可能に挿嵌さ
れ、該センタシャフト12はシリンダブロック10を弁
板11を介してヘッドケーシング3に対して回転自在に
支持している。
【0009】13,13,…はシリンダブロック10の
各シリンダ10A内に摺動可能に挿嵌されたピストンを
示し、該ピストン13(1本のみ図示)の一端側には球
形部14Aを有するコネクティングロッド14がかしめ
固定によって一体に設けられ、該ピストン13はコネク
ティングロッド14の球形部14Aを介してドライブデ
ィスク8の係合凹部8Bに揺動可能に連結されている。
かくして、該ピストン13はシリンダ10A内に前記吸
排ポート3B,給排通路を介して油圧源からの圧油が供
給されると、この油圧力によってドライブディスク8側
へと押圧され、シリンダブロック10と共にドライブデ
ィスク8を回転駆動せしめるようになっている。なお、
このとき前記油圧源からの圧油の一部は、例えばヘッド
ケーシング3のシリンダブロック収容部3Aとシリンダ
ブロック10との間、さらには各シリンダ10Aと各ピ
ストン13との間から漏出し、ケーシング1内の油溜室
A内へと順次流入するようになっている。
【0010】次に、15はケーシング本体2の大径部2
Bとドライブディスク8との間に設けられ、前記出力軸
5を制動するネガティブ型のブレーキ装置を示し、該ブ
レーキ装置15は後述する3枚の固定ブレーキ板16、
2枚の可動ブレーキ板17、4枚の摩擦板18、前記各
板16,17,18を付勢することにより制動を発生さ
せるブレーキピストン20、該ブレーキピストン20を
常時制動させるばね21および制動解除用の液圧室22
とから大略構成されている。
【0011】16,16,…は固定ブレーキ板を示し、
該各固定ブレーキ板16の外周面にはスプライン16A
が形成され、該スプライン16Aを前記ケーシング本体
2のスプライン4にスプライン結合することにより、ケ
ーシング本体2に対して回転規制している。また、1
7,17は可動ブレーキ板を示し、該各可動ブレーキ板
17の内周面にはスプライン17Aが形成され、該スプ
ライン17Aを出力軸5側のスプライン9にスプライン
結合することにより、出力軸5に対して相対回転するの
を規制している。
【0012】18,18,…は各ブレーキ板16,17
間に位置して設けられた環状の摩擦板を示し、該各摩擦
板18は可動ブレーキ板17の両面に接着手段によって
固着されている。19は一端側の固定ブレーキ板16と
ケーシング本体2の段部2Cとの間に介装されたリング
部材を示し、該リング部材19は前記各板16,17,
18を軸方向に位置決めするものである。
【0013】20はブレーキピストンを示し、該ブレー
キピストン20は筒状に形成され、該ブレーキピストン
20は他端側の固定ブレーキ板16に隣接してケーシン
グ本体2の大径部2B内に摺動可能に挿嵌され、先端側
には該固定ブレーキ板16を押圧するための当接部20
Aが軸方向に突設され、基端側には径方向に突出する大
径部20Bが形成されている。21は皿ばねとして形成
されたばねを示し、該ばね21は該ブレーキピストン2
0の大径部20Bとヘッドケーシング3との間に配設さ
れ、ブレーキピストン20を制動側へ付勢するようにな
っている。22は液圧室を示し、該液圧室22はブレー
キピストン20の大径部20Bとケーシング本体2の段
部2Dとの間に画成され、該液圧室22は後述する油通
路23から圧油が供給されることによりブレーキピスト
ン20を前記ばね21に抗して制動解除側に摺動させる
ようになっている。
【0014】23は前記一対の吸排ポート3Bと液圧室
22との間を連通させるべく、ヘッドケーシング3およ
びケーシング本体2に穿設された油通路を示し、該油通
路23の途中にはヘッドケーシング3内に位置してシャ
トル弁(図示せず)が設けられ、該シャトル弁は油圧源
から一対の吸排ポート3Bに給排される圧油のうち高圧
側の圧油を選択して油通路23内へと流入させる。さら
に、該シャトル弁と液圧室22とを連通する油通路23
には減圧弁(図示せず)が設けられ、シャトル弁からの
高圧の圧油をこの減圧弁によって減圧して液圧室22へ
と供給するようになっている。そして、該液圧室22は
このときの圧力によってブレーキピストン20をばね2
1に抗して図中左方へと押戻し、各固定ブレーキ板1
6,可動ブレーキ板17および摩擦板18とを僅かに離
間させることによって、制動解除を行うようになってい
る。
【0015】従来技術による斜軸式油圧モータは上述の
如くに構成されるもので、例えば、方向切換弁(図示せ
ず)を中立位置に設定している状態では、油圧源からの
駆動圧が油圧モータに供給されないようになっているか
ら、該油圧モータは停止状態におかれる。また、この状
態では、ブレーキ装置15の液圧室22内にもシャトル
弁,油通路23,減圧弁を介して油液が供給されること
はないから、ブレーキピストン20は、ばね21の付勢
力によって各ブレーキ板16,17および摩擦板18を
摩擦接触させ、油圧モータの出力軸5に大きな制動力を
与え、駐車ブレーキ等として機能させる。
【0016】一方、油圧モータを駆動するときには、方
向切換弁を中立位置から任意の位置に切換えると、油圧
源からの駆動圧は油圧モータへと供給されるようにな
り、このときシャトル弁は高圧側の駆動圧を選択して、
これを油通路23内へと流通させる。そして、減圧弁は
この高圧側の駆動圧を減圧し、これを液圧室22内へと
供給し、前記ブレーキピストン20をばね21に抗して
押戻し、上述した制動力を解除する。
【0017】この結果、油圧源からの駆動圧を受承した
ピストン13はドライブディスク8側へと押圧され、各
コネクティングロッド14を介してドライブディスク8
に回転モーメントを発生させる。これにより、出力軸5
はシリンダブロック10と共に回転するようになり、該
出力軸5の回転によってスプロケット(図示せず)等を
駆動するようになっている。このとき、前記駆動圧は各
ピストン13の押圧後に低圧となって、排出ポートから
タンクへと順次排出されるようになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来技術による油圧モータの駆動中には、図7に示すよう
に、各ピストン13に加わる油圧反力が各コネクティン
グロッド14の球形部14Aを介してドライブディスク
8の各係合凹部8Bに伝達され、この力Fはコネクティ
ングロッド14の軸方向に作用するから係合凹部8Bに
おいては径方向分力Fr と、出力軸5の軸方向分力Fs
に分けられる。
【0019】そして、このときの径方向分力Fr に耐え
うる強度をドライブディスク8に与えるためには、該各
係合凹部8Bからドライブディスク8の外周までの圧肉
寸法を十分に大きくする必要がある。しかし、従来技術
では、図6に示すように、各係合凹部8Bとスプライン
9の歯底までの距離t(肉厚)が小さくなっているか
ら、該スプライン9の歯底に応力集中が発生し易く、ス
プライン9の歯が損傷され易いという問題がある。
【0020】また、ドライブディスク8の外径寸法を大
きくすれば、前記径方向分力Fr に耐えうる強度をドラ
イブディスク8に与えることは可能となる。しかし、こ
の場合には油圧モータ全体が大型化し、コンパクトに形
成することができないという問題がある。
【0021】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はドライブディスクと可動ブレー
キ板との相対回転を確実に規制できる上に、ドライブデ
ィスク等の寿命や耐久性を大幅に向上できるようにした
ブレーキ装置付液圧回転機を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、ブレ
ーキ装置を、ケーシング側に設けられた環状の固定ブレ
ーキ板と、ドライブディスク側に設けられた環状の可動
ブレーキ板と、該可動ブレーキ板と固定ブレーキ板とを
摩擦係合させるように、前記ケーシング内に摺動可能に
設けられたブレーキピストンと、該ブレーキピストンを
制動側に常時付勢するばねと、前記ブレーキピストンと
ケーシングとの間に設けられ、外部から圧油が供給させ
ることにより該ばねに抗して前記ブレーキピストンを制
動解除側に変位させる液圧室とから構成し、前記ドライ
ブディスクの外周面には前記各係合凹部間に位置して凹
溝部を形成し、前記可動ブレーキ板の内周面には該各凹
溝部に係合し、該可動ブレーキ板がドライブディスクに
対して相対回転するのを規制する複数の係合突起を設け
たことにある。
【0023】また、請求項2の発明では、前記凹溝部
を、前記ドライブディスクの外周側で互いに隣接した各
係合凹部間に位置する複数の境界部のうち、全ての境界
部に切欠きを設けることによって形成し、該各凹溝部間
は前記ドライブディスクの外周面に沿った円弧面部とし
て形成したことにある。
【0024】さらに、請求項3の発明では、前記凹溝部
を、前記凹溝部は、前記ドライブディスクの外周側で互
いに隣接した各係合凹部間に位置する複数の境界部のう
ち、予め決められた境界部に切欠きを設けることによっ
て形成し、残余の境界部は前記ドライブディスクの外周
面に沿った円弧面部として形成したことにある。
【0025】さらにまた、請求項4の発明では、前記各
境界部を、前記ドライブディスクの外周面に内接し、互
いに隣接する各係合凹部と同心円状をなす一対の仮想円
間に形成したことにある。
【0026】
【作用】請求項1による発明では、可動ブレーキ板の内
周面に形成した各係合突起を、ドライブディスクの外周
面に形成した各凹溝部に係合させることにより、可動ブ
レーキ板がドライブディスクに対して相対回転するのを
規制できる。また、前記各凹溝部はドライブディスクの
外周側で、かつ各係合凹部から離間した位置に形成され
ているから、ドライブディスクの外周側で各係合凹部と
凹溝部との間に最低限の距離(肉厚)を確保でき、ドラ
イブディスク外周面に全周に亘ってスプラインを形成す
るのに比べて強度を確実に高めることができる。
【0027】また、請求項2による発明のように、前記
ドライブディスクの外周面と互いに隣接する各係合凹部
間のそれぞれの境界部に凹溝部を切欠きとして形成し、
該各凹溝部間を前記ドライブディスクの外周面に沿った
円弧面部とすることにより、ドライブディスクの外周側
で各係合凹部と各凹溝部との間に比較的大きな距離(肉
厚)を確保できる。
【0028】さらに、請求項3による発明のように、前
記ドライブディスクの外周側で各係合凹部間に位置する
複数の境界部のうち、予め決められた境界部にのみ凹溝
部を形成することにり、前記ドライブディスクの外周面
に沿った円弧面部を各凹溝部に比較して大きな占有面積
をもって形成でき、ドライブディスクをより高い強度に
形成することができる。
【0029】さらにまた、請求項4による発明のよう
に、前記境界部を前記ドライブディスクの外周面に内接
し、互いに隣接する各係合凹部と同心円状をなす一対の
仮想円間とすることにより、この境界部に形成する凹溝
部をドライブディスクの外周側に有効に配設でき、各係
合凹部に対する凹溝部からの応力の影響を確実に低減で
きる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図4ないし
図6に示す従来技術と同一の構成要素には同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
【0031】まず、図1に本発明による第1の実施例を
示す。
【0032】図中、31は本実施例による油圧モータを
構成するドライブディスクを示し、該ドライブディスク
31は出力軸(図示せず)の他端側に円板状に形成さ
れ、該ドライブディスク31の端面にはセンタシャフト
12の球形部12Aが揺動自在に支持される係合凹部3
1Aと、各コネクティングロッド14の球形部14Aが
それぞれ揺動自在に支持される7個の係合凹部31B,
31B,…とがそれぞれ形成されているものの、本実施
例によるドライブディスク31の外周面31Cには後述
する7個の凹溝部32,32,…が切欠いて形成されて
いる。
【0033】32,32,…は凹湾曲状をなす凹溝部を
示し、該各凹溝部32はドライブディスク31の外周側
で、かつ後述する仮想線Sの外側に位置した7個の境界
部33,33,…内に位置して切欠いて形成され、隣接
する該各凹溝部32の間はドライブディスク31の外周
面31Cに沿った円弧面部34,34,…となってい
る。
【0034】ここで、前記仮想線Sは、各係合凹部31
Bと同心円状をなし、ドライブディスク31の外周面3
1Cに内接する半径rの各仮想円Kを外側で互いに連結
させたものである。また、各境界部33はドライブディ
スク31の外周面31Cと仮想線Sとの間で合計7個形
成され、該各境界部33はドライブディスク31の外周
側で各係合凹部31Bから前記半径r以上の距離をもっ
て配設されている。
【0035】35は本実施例による可動ブレーキ板を示
し、該各可動ブレーキ板35は図4に示す従来技術の可
動ブレーキ板17と同様に2枚設けられ、ブレーキ装置
15の一部を構成している。そして、該各可動ブレーキ
板35の内周面には前記各凹溝部32に係合する円弧状
の係合突起36,36,…が形成され、該各係合突起3
6をドライブディスク31の各凹溝部32に係合するこ
とにより、該可動ブレーキ板35はドライブディスク3
1に対する相対回転が規制されている。
【0036】37は環状の摩擦板を示し、該各摩擦板3
7は従来技術の摩擦板18と同様に前記各ブレーキ板3
8,35間に位置して4枚設けられ、前記各可動ブレー
キ板35の両面に接着手段によって固着されている。
【0037】38はブレーキ装置15の一部を構成する
固定ブレーキ板を示し、該固定ブレーキ板38は従来技
術の固定ブレーキ板16と同様に、外周面にはスプライ
ン38Aが形成され、該スプライン38Aをケーシング
本体2の小径部2Aに形成されたスプライン4に結合す
ることにより、ケーシング本体2に対する回転が規制さ
れている。なお、従来技術の図4と同様に、該各固定ブ
レーキ板38は3枚設けられている。
【0038】本実施例による油圧モータは上述の如き構
成を有するもので、その基本的作動については従来技術
によるものと格別差異はない。
【0039】然るに、本実施例ではドライブディスク3
1の外周側で、かつ各係合凹部31B間に位置する各境
界部33にのみ凹溝部32,32,…を形成し、可動ブ
レーキ板35の内周面には該各凹溝部32に係合する各
係合突起36を形成したから、該各係合突起36を各凹
溝部32に係合させることにより、可動ブレーキ板35
がドライブディスク31に対して相対回転するのを確実
に規制することができる。
【0040】また、前記各凹溝部32はドライブディス
ク31の外周側で、かつ各係合凹部31Bから前記半径
r以上離間した位置に形成されているから、該係合凹部
31Bとドライブディスク31の外周面31Cとの間に
十分な距離を確保でき、従来技術のようにドライブディ
スク8の外周面全周に亘ってスプライン9を形成するの
に比べて大幅に強度を高めることができる。
【0041】即ち、本実施例では、ドライブディスク3
1の外周面31Cに内接し、各係合凹部31Bと同心円
状をなす各仮想円Kの仮想線Sと外周面31Cとの間に
位置する各境界部33にそれぞれ凹溝部32,32,…
を形成し、隣接する該各凹溝部32の間はドライブディ
スク31の外周面31Cに沿った円弧面部34としてい
るから、各凹溝部32と各係合凹部31Bとの間に十分
な距離(肉厚)を確保することが可能となり、各凹溝部
32の周囲でドライブディスク31の強度を大幅に高め
ることができる。そして、当該ドライブディスク31は
従来技術で述べた油圧反力Fによる径方向分力Fr に耐
えうる強度とすることができる。
【0042】この結果、当該油圧モータが駆動中に各ピ
ストン13に加わる油圧反力が、各コネクティングロッ
ド14の球形部14A、係合凹部31Bを介してドライ
ブディスク31に伝達されても、該ドライブディスク3
1の外周に形成された各凹溝部32は各係合凹部31B
から十分に離間した位置に形成されているから、ドライ
ブディスク31の外周側が油圧反力Fの径方向分力Fr
の作用によって損傷するのを長期に亘って防止すること
ができる。
【0043】これにより、油圧モータの故障を低減して
信頼性を確保すると共に、当該油圧モータの寿命を効果
的に延ばすことができる。
【0044】一方、前記ドライブディスク31の製造工
程においても、鋳造または切削加工等の手段を用いてド
ライブディスク31の外周側に各凹溝部32を簡単に形
成でき、特別な熱処理等も不要にすることができる。従
って、従来技術のスプラインの製造に比べて加工が容易
になるばかりか、コストも安価に製造することができ
る。
【0045】次に、本発明による第2の実施例を図2に
示すに、本実施例の特徴は、ドライブディスクの外周面
に形成される複数個の凹溝部の形状を三角形状にし、該
各凹溝部に係合する可動ブレーキ板の内周面に形成した
係合突起を三角形状にすると共に、該各凹溝部と係合突
起の個数を第1の実施例よりも少なくしたことにある。
なお、本実施例では上述した第1の実施例と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0046】図中、41は本実施例による油圧モータを
構成するドライブディスクを示し、該ドライブディスク
41の端面にはセンタシャフト12の球形部12Aが揺
動自在に支持される係合凹部41Aと、各コネクティン
グロッド14の球形部14Aがそれぞれ揺動自在に支持
される7個の係合凹部41B,41B,…とがそれぞれ
形成されているものの、本実施例によるドライブディス
ク41の外周面41Cには後述する4個の凹溝部42,
42,…が切欠いて形成されている。
【0047】42,42,…は三角形状をなす凹溝部を
示し、該各凹溝部42はドライブディスク41の外周側
で、かつ第1の実施例で述べた前記仮想線Sの外側に位
置した7個の境界部43,43,…のうち予め決められ
た境界部43,43,…内に位置して切欠いて形成さ
れ、隣接する該各凹溝部42の間はドライブディスク4
1の外周面41Cに沿った円弧面部44,44,…とな
っている。なお、該各凹溝部42の角は面取りを施して
いる。
【0048】45は本実施例による可動ブレーキ板を示
し、該各可動ブレーキ板45の内周面の前記各凹溝部4
2に対応する位置に三角形状の係合突起46,46,…
が形成され、該各係合突起46をドライブディスク41
の各凹溝部42に係合することにより、該可動ブレーキ
板45のドライブディスク41に対する相対回転が規制
されている。
【0049】このように構成される第2の実施例による
油圧モータにおいても、各凹溝部42に各係合突起46
を係合させることにより、ドライブディスク41に対す
る可動ブレーキ板45の相対回転を規制することができ
る。また、ドライブディスク41の外周面41Cに内接
し、各係合凹部41Bと同心円状をなす各仮想円Kの仮
想線Sと外周面41Cとの間に位置する各境界部43の
うち、予め決められた境界部43,43,…にそれぞれ
凹溝部42,42,…を形成し、隣接する該各凹溝部4
2間はドライブディスク41の外周面41Cに沿った円
弧面部44としているから、各凹溝部42と各係合凹部
41Bとの間に十分な距離(肉厚)を確保でき、各凹溝
部42の周囲でドライブディスク41の強度を大幅に高
めることができる。そして、油圧モータの寿命を効果的
に延ばすことができる。
【0050】また、本実施例ではドライブディスク41
の外周面41Cに形成した各凹溝部42と可動ブレーキ
板45の内周側に形成した係合突起46の個数を前記第
1の実施例よりも少なくすることにより、切削加工等の
製造工程において加工箇所が少なくなり、生産性を向上
することができる。
【0051】さらに、本発明による第3の実施例を図3
に示すに、本実施例の特徴は、ドライブディスクの外周
に複数個の凹溝部の形状を五角形状に形成し、可動ブレ
ーキ板の内周側に突出形成した係合突起の形状を該各凹
溝部に係合する四角形状にすると共に、該各係合突起の
個数を該凹溝部よりも少なくしたことにある。なお、本
実施例では上述した第1の実施例と同一の構成要素に同
一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0052】図中、51は本実施例による油圧モータを
構成するドライブディスクを示し、該ドライブディスク
51の端面中央部には係合凹部51Aと、外周には7個
の係合凹部51B,51B,…とがそれぞれ形成されて
いるものの、本実施例によるドライブディスク51の外
周面51Cには後述する7個の凹溝部52,52,…が
切欠いて形成されている。
【0053】52,52,…は五角形状をなす凹溝部を
示し、該各凹溝部52はドライブディスク51の外周側
で、かつ第1の実施例で述べた前記仮想線Sの外側に位
置した7個の境界部53,53,…内に位置して切欠い
て形成され、隣接する該各凹溝部52の間はドライブデ
ィスク51の外周面51Cに沿った円弧面部54,5
4,…となっている。なお、該各凹溝部52の角は面取
りを施している。
【0054】55は本実施例による可動ブレーキ板を示
し、該各可動ブレーキ板55の内周面には前記各凹溝部
52に係合する四角形状の係合突起56,56,…が5
個形成されている。そして、該各係合突起56をドライ
ブディスク51の各凹溝部52に係合すると、該係合突
起56と凹溝部52と形状の違いから、周方向に係合し
径方向に隙間を有するようになって、可動ブレーキ板5
5のドライブディスク51に対する相対回転を規制して
いる。また、この場合には係合突起56の個数は凹溝部
52の個数よりも少ないから、該係合突起56が係合し
ない凹溝部52が2個存在することになる。
【0055】このように構成される第3の実施例による
油圧モータにおいても、各凹溝部52に各係合突起56
を係合させることにより、ドライブディスク51に対す
る可動ブレーキ板55の相対回転を規制することができ
る。また、ドライブディスク51の外周面51Cに内接
し、各係合凹部51Bと同心円状をなす各仮想円Kの仮
想線Sと外周面51Cとの間に位置する各境界部53の
それぞれに凹溝部52,52,…を形成し、隣接する該
各凹溝部52間はドライブディスク51の外周面51C
に沿った円弧面部54としているから、各凹溝部52と
各係合凹部51Bとの間に十分な距離(肉厚)を確保で
き、各凹溝部52の周囲でドライブディスク51の強度
を大幅に高めることができる。そして、油圧モータの寿
命を効果的に延ばすことができる。
【0056】また、本実施例では図3に示すように、係
合する凹溝部52と係合突起56の形状の違いから隙間
を形成すると共に、凹溝部52に対して係合する係合突
起56がない部分を形成するようにしたから、ドライブ
ディスク51と可動ブレーキ板55との間に積極的に隙
間を形成することができる。そして、この隙間を介して
油液を流通させることができ、従来技術の図4に示すよ
うに、ブレーキ装置によって隔離されている軸受6,7
側へ油液を容易に流すことができ、該軸受6,7等の冷
却効果を向上させることができる。そして、加熱による
軸受6,7等の損傷を防止し、油圧モータの寿命を効果
的に延ばすことができる。
【0057】なお、本発明におけるドライブディスクに
形成した凹溝部と可動ブレーキ板に形成した係合突起の
形状と個数は、前述した前記各実施例の形状と個数に限
らず、可動ブレーキ板をドライブディスクに回転規制す
るのに耐え得る形状と個数であればよい。
【0058】また、前記各実施例では油圧モータは斜軸
式について記述したが、本発明は斜板式の油圧モータに
用いてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、ドライブディスクの外周面に切欠きとして形成さ
れた各凹溝部は、各係合凹部から離間した位置に形成し
たから、該係合凹部とドライブディスクの外周面との肉
厚を確保できる。そして、外周面全周にスプラインを形
成してドライブディスクに可動ブレーキ板を係合するの
に比べ、係合部に加わる応力を低減でき、大幅に強度を
高めることができる。そして、液圧回転機の寿命を効果
的に延ばすことができる。
【0060】また、請求項2の発明では、前記ドライブ
ディスクの外周面と互いに隣接する各係合凹部との間の
それぞれの境界部に凹溝部を形成し、該各凹溝部間を前
記ドライブディスクの外周面に沿った円弧面部とするこ
とにより、各係合凹部とドライブディスクの外周側で各
係合凹部と各凹溝部との間に比較的大きな距離を確保す
ることができ、ドライブディスクの外周面の損傷を防止
して液圧回転機の寿命を延ばすことができる。
【0061】さらに、請求項3の発明では、前記凹溝部
をドライブディスクの外周側で各係合凹部間に位置する
複数の境界部のうち、予め決められた境界部にのみ凹溝
部を形成することにより、前記ドライブディスクの外周
面に沿った円弧面部を各凹溝部に比較して大きな占有面
積をもって形成でき、ドライブディスクをより高い強度
にすることができる。そして、ドライブディスクの外周
面の損傷を防止して液圧回転機の寿命を延ばすことがで
きる。
【0062】さらにまた、請求項4の発明では、前記境
界部を前記ドライブディスクの外周面に内接し、互いに
隣接する各係合凹部と同心円状をなす一対の仮想円間と
することにより、この境界部に形成する凹溝部をドライ
ブディスクの外周側に有効に配設でき、各係合凹部に対
する凹溝部からの応力の影響を低減でき、各凹溝部の損
傷を確実に低減でき、液圧回転機の寿命を効果的に延ば
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるドライブディスク
とブレーキ装置の可動ブレーキ板、固定ブレーキ板およ
び摺動板を示す横断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例によるドライブディスク
とブレーキ装置の可動ブレーキ板、固定ブレーキ板およ
び摺動板を示す横断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例によるドライブディスク
とブレーキ装置の可動ブレーキ板、固定ブレーキ板およ
び摺動板を示す横断面図である。
【図4】従来技術による油圧モータの縦断面図である。
【図5】図4中のブレーキ装置の要部を拡大して示す縦
断面図である。
【図6】図4中の矢示VI−VI方向からみたドライブディ
スクとブレーキ装置の可動ブレーキ板、固定ブレーキ板
および摺動板を示す横断面図である。
【図7】図4中の要部を拡大して示す拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ケーシング本体 3 ヘッドケーシング 5 出力軸(回転軸) 10 シリンダブロック 10A シリンダ 12 センタシャフト 13 ピストン 14 コネクティングロッド 14A 球形部 15 ブレーキ装置 31,41,51 ドライブディスク 31B,41B,51B 係合凹部 31C,41C,51C 外周面 32,42,52 凹溝部 33,43,53 境界部 34,44,54 円弧面部 35,45,55 可動ブレーキ板 36,46,56 係合突起 37 摩擦板 38 固定ブレーキ板 S 仮想線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシング内の一端側
    に軸受を介して回転自在に設けられた回転軸と、該回転
    軸の他端側に設けられ、複数の係合凹部を有するドライ
    ブディスクと、前記ケーシング内に回転軸と共に回転す
    るように設けられ、軸方向に複数のシリンダが穿設され
    たシリンダブロックと、一端側が前記ドライブディスク
    の各係合凹部に揺動自在に支持され、他端側が該シリン
    ダブロックの各シリンダに往復動可能に挿嵌された複数
    のピストンと、前記ケーシングとドライブディスクとの
    間に設けられ、前記回転軸に制動力を付与するネガティ
    ブ型のブレーキ装置とからなるブレーキ装置付液圧回転
    機において、前記ブレーキ装置は、前記ケーシング側に
    設けられた環状の固定ブレーキ板と、前記ドライブディ
    スク側に設けられた環状の可動ブレーキ板と、該可動ブ
    レーキ板と固定ブレーキ板とを摩擦係合させるように、
    前記ケーシング内に摺動可能に設けられたブレーキピス
    トンと、該ブレーキピストンを制動側に常時付勢するば
    ねと、前記ブレーキピストンとケーシングとの間に設け
    られ、外部から圧油が供給させることにより該ばねに抗
    して前記ブレーキピストンを制動解除側に変位させる液
    圧室とから構成し、前記ドライブディスクの外周面には
    前記各係合凹部間に位置して凹溝部を形成し、前記可動
    ブレーキ板の内周面には該各凹溝部に係合し、該可動ブ
    レーキ板がドライブディスクに対して相対回転するのを
    規制する複数の係合突起を設けたことを特徴とするブレ
    ーキ装置付液圧回転機。
  2. 【請求項2】 前記凹溝部は、前記ドライブディスクの
    外周側で互いに隣接した各係合凹部間に位置する複数の
    境界部のうち、全ての境界部に切欠きを設けることによ
    って形成し、該各凹溝部間は前記ドライブディスクの外
    周面に沿った円弧面部として形成してなる請求項1記載
    のブレーキ装置付液圧回転機。
  3. 【請求項3】 前記凹溝部は、前記ドライブディスクの
    外周側で互いに隣接した各係合凹部間に位置する複数の
    境界部のうち、予め決められた境界部に切欠きを設ける
    ことによって形成し、残余の境界部は前記ドライブディ
    スクの外周面に沿った円弧面部として形成してなる請求
    項1記載のブレーキ装置付液圧回転機。
  4. 【請求項4】 前記各境界部は、前記ドライブディスク
    の外周面に内接し、互いに隣接する各係合凹部と同心円
    状をなす一対の仮想円間に形成してなる請求項2または
    3記載のブレーキ装置付液圧回転機。
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