JPH0731005Y2 - 脚 具 - Google Patents
脚 具Info
- Publication number
- JPH0731005Y2 JPH0731005Y2 JP1988060112U JP6011288U JPH0731005Y2 JP H0731005 Y2 JPH0731005 Y2 JP H0731005Y2 JP 1988060112 U JP1988060112 U JP 1988060112U JP 6011288 U JP6011288 U JP 6011288U JP H0731005 Y2 JPH0731005 Y2 JP H0731005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- elastic pad
- collar
- shaped seat
- leg body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Legs For Furniture In General (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は家庭用電気器具などの底面に止着使用される
脚具の提供に関し、より詳細には硬さを異にした二種の
プラスチックを用いて脚機能と滑り止め機能並びに緩衝
機能とを併せ有する一体成形された脚具の提供に関す
る。
脚具の提供に関し、より詳細には硬さを異にした二種の
プラスチックを用いて脚機能と滑り止め機能並びに緩衝
機能とを併せ有する一体成形された脚具の提供に関す
る。
(従来の技術) 一般に、家庭電気器具あるいは事務用電気器具類等が直
接床面、テーブル面等に接地しないように、これらの器
具あるいは機器の底面に脚が設けられている。
接床面、テーブル面等に接地しないように、これらの器
具あるいは機器の底面に脚が設けられている。
この脚は各種の器具あるいは機器の類が床面、テーブル
面等の湿気によって錆び出したり、汚損されたり、ある
いは電気的障害を受けたりしないことを意図しており、
又同時に、これらの器具あるいは機器に振動が伝達され
ることを未然に防止すると共に設置した機器等の滑り出
しを防止する目的を有している。そして、これらの脚は
器具あるいは機器の設置あるいは移動に伴って床面、テ
ーブル面等が汚損されたり、傷つけられたりしないよう
に配慮される必要があり、同時に器具あるいは機器から
生ずる振動等が床面、テーブル面に伝達されないように
配慮される必要がある。
面等の湿気によって錆び出したり、汚損されたり、ある
いは電気的障害を受けたりしないことを意図しており、
又同時に、これらの器具あるいは機器に振動が伝達され
ることを未然に防止すると共に設置した機器等の滑り出
しを防止する目的を有している。そして、これらの脚は
器具あるいは機器の設置あるいは移動に伴って床面、テ
ーブル面等が汚損されたり、傷つけられたりしないよう
に配慮される必要があり、同時に器具あるいは機器から
生ずる振動等が床面、テーブル面に伝達されないように
配慮される必要がある。
かゝる点から第6図で示されるようにプラスチックで成
形された硬質の脚本体1の底面にゴム弾性体のような弾
性パッド2を取付けて各種の電気器具あるいは機器類の
脚具として用いることが一般になされている。この第6
図で示される脚具は、脚本体1の下部に逆テーパ状の凹
陥部3を有し、この凹陥部3に弾性パッド2が嵌め入れ
られると共に、該脚本体1の上部は筒状部4とされ、こ
の筒状部4の筒孔5が該脚本体1の上下に連通されてお
り、しかも該筒状部4の上部が縦方向にスリット6で分
割されて夫々弾性変形可能な係合片7…7とされてい
る。そして、この係合片7は上部が外方に向けて肉厚状
に膨み出している。又、前記の弾性パッド2にも該筒状
部4の筒孔5に連通する孔2aが設けられており、この孔
2aから挿入された打込みピン8によって前記の係合片7
…7部分が機器等の底部に固定される構造とされてい
る。
形された硬質の脚本体1の底面にゴム弾性体のような弾
性パッド2を取付けて各種の電気器具あるいは機器類の
脚具として用いることが一般になされている。この第6
図で示される脚具は、脚本体1の下部に逆テーパ状の凹
陥部3を有し、この凹陥部3に弾性パッド2が嵌め入れ
られると共に、該脚本体1の上部は筒状部4とされ、こ
の筒状部4の筒孔5が該脚本体1の上下に連通されてお
り、しかも該筒状部4の上部が縦方向にスリット6で分
割されて夫々弾性変形可能な係合片7…7とされてい
る。そして、この係合片7は上部が外方に向けて肉厚状
に膨み出している。又、前記の弾性パッド2にも該筒状
部4の筒孔5に連通する孔2aが設けられており、この孔
2aから挿入された打込みピン8によって前記の係合片7
…7部分が機器等の底部に固定される構造とされてい
る。
(考案が解決しようとする課題) かゝる従来の脚具においては脚本体1と弾性パッド2と
を個別に成形し、脚本体1に弾性パッド2を逐一圧嵌着
状に嵌め入れる操作を必要としていた。又、この弾性パ
ッド2が抜け落ちないようにするために弾性パッド2を
脚本体1に接着する場合には更に多くの作業手間を必要
としていた。
を個別に成形し、脚本体1に弾性パッド2を逐一圧嵌着
状に嵌め入れる操作を必要としていた。又、この弾性パ
ッド2が抜け落ちないようにするために弾性パッド2を
脚本体1に接着する場合には更に多くの作業手間を必要
としていた。
そこで第6図で示されるように脚本体1の凹陥部3に逆
テーパを設けることにより、この凹陥部3に嵌め入れた
弾性パッド2の抜け落ちの防止が試みられた。かゝる逆
テーパ状の凹陥部3に弾性パッド2を嵌め入れる手法は
比較的取付け操作が容易で、しかも嵌め入れた弾性パッ
ド2が抜け落ちない特長を有しているものゝ、かゝる特
長を引き出すためには設けられる凹陥部3を極力深く
し、しかも逆テーパを強くする必要がある。しかしなが
ら、このように凹陥部3を深くした場合には脚具の立上
り幅が必然的に大きいものとされ、又逆テーパを強くす
ることにより弾性パッド2の嵌め入れが困難とされる不
都合をもたらしていた。
テーパを設けることにより、この凹陥部3に嵌め入れた
弾性パッド2の抜け落ちの防止が試みられた。かゝる逆
テーパ状の凹陥部3に弾性パッド2を嵌め入れる手法は
比較的取付け操作が容易で、しかも嵌め入れた弾性パッ
ド2が抜け落ちない特長を有しているものゝ、かゝる特
長を引き出すためには設けられる凹陥部3を極力深く
し、しかも逆テーパを強くする必要がある。しかしなが
ら、このように凹陥部3を深くした場合には脚具の立上
り幅が必然的に大きいものとされ、又逆テーパを強くす
ることにより弾性パッド2の嵌め入れが困難とされる不
都合をもたらしていた。
又、かゝる従来脚具では弾性パッド2の接地面積が脚具
の底面積に比し狭く、脚具の有する底面積の割に該脚具
にもたらされる滑り止めの効果あるいは振動吸収の効果
が少ない不都合があった。又、この従来脚具では、脚本
体1の側周面と上面側での緩衝効果を期待することが困
難であった。
の底面積に比し狭く、脚具の有する底面積の割に該脚具
にもたらされる滑り止めの効果あるいは振動吸収の効果
が少ない不都合があった。又、この従来脚具では、脚本
体1の側周面と上面側での緩衝効果を期待することが困
難であった。
そこで上面開口の内側に係合鍔を設けた皿状の弾性パッ
ドを用意し、この弾性パッドの伸縮性を利用して脚本体
の下面側から該脚本体に被嵌して取付けることがなされ
ている。
ドを用意し、この弾性パッドの伸縮性を利用して脚本体
の下面側から該脚本体に被嵌して取付けることがなされ
ている。
かゝる従来例では、弾性パッドを伸ばしながら脚本体に
被嵌する必要があり、弾性パッドの取付け操作が難し
く、特に脚本体に対する嵌着を確実とする意図で皿状を
なす弾性パッドの係合鍔を幅広に構成した場合には更に
取付け操作が難しくなる不都合を有していた。又、この
弾性パッドを厚目にした場合、脚本体に対する被嵌取付
けが困難となることから、弾性パッドを肉厚状にするこ
とが困難であった。
被嵌する必要があり、弾性パッドの取付け操作が難し
く、特に脚本体に対する嵌着を確実とする意図で皿状を
なす弾性パッドの係合鍔を幅広に構成した場合には更に
取付け操作が難しくなる不都合を有していた。又、この
弾性パッドを厚目にした場合、脚本体に対する被嵌取付
けが困難となることから、弾性パッドを肉厚状にするこ
とが困難であった。
本考案に係る脚具は、かゝる従前脚具における弾性パッ
ドの取付け操作の煩雑さをなくすと共に偏平な脚具の提
供と、弾性パッドの離脱のない脚具の提供を目的として
いる。
ドの取付け操作の煩雑さをなくすと共に偏平な脚具の提
供と、弾性パッドの離脱のない脚具の提供を目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る脚具は、叙上の目的を達成する手段として
脚具を構成する脚本体Aと、弾性パッドBとを以下のよ
うに構成した。
脚具を構成する脚本体Aと、弾性パッドBとを以下のよ
うに構成した。
先ず請求項1の考案では、脚本体Aを挿入脚部11と、鍔
状座部12とし、この挿入脚部11と鍔状座部12とを樹脂成
形で一体に構成し、しかも該挿入脚部11に弾性変形可能
な係合片13を設けた。
状座部12とし、この挿入脚部11と鍔状座部12とを樹脂成
形で一体に構成し、しかも該挿入脚部11に弾性変形可能
な係合片13を設けた。
そして、前記脚本体Aよりも軟質のプラスチックをもっ
て前記脚本体Aと一体になるように弾性パッドBを該脚
本体Aに設けて、脚本体Aの前記鍔状座部12の底面12a
と側周面12bと、更に前記の脚部11の側に面している鍔
状座部12の面12cの少なくとも周側部とを該弾性パッド
Bで覆う構成とした。
て前記脚本体Aと一体になるように弾性パッドBを該脚
本体Aに設けて、脚本体Aの前記鍔状座部12の底面12a
と側周面12bと、更に前記の脚部11の側に面している鍔
状座部12の面12cの少なくとも周側部とを該弾性パッド
Bで覆う構成とした。
特に、取付け面との間の緩衝材として、前記鍔状座部12
の面12cの側にある弾性パッドBを該面12cよりも上方に
向けて隆起する形状のものとし、この弾性パッドBにお
ける周回隆起部14と前記の面12cとの間に、該周回隆起
部14の押圧縮に伴って弾性変形されるギャップを設ける
ようにしている。
の面12cの側にある弾性パッドBを該面12cよりも上方に
向けて隆起する形状のものとし、この弾性パッドBにお
ける周回隆起部14と前記の面12cとの間に、該周回隆起
部14の押圧縮に伴って弾性変形されるギャップを設ける
ようにしている。
(作用) 本考案に係る脚具は叙上の構成からして、逐一弾性パッ
ドBを装着することなく脚本体Aと弾性パッドBとが成
形の過程において一体とされており、しかも該弾性パッ
ドBの一部が鍔状座部12の面12cの側にも形成されてい
ることから両者が一体不可分とされ、弾性パッドBの抜
け落ちがなくなる。
ドBを装着することなく脚本体Aと弾性パッドBとが成
形の過程において一体とされており、しかも該弾性パッ
ドBの一部が鍔状座部12の面12cの側にも形成されてい
ることから両者が一体不可分とされ、弾性パッドBの抜
け落ちがなくなる。
又、脚本体Aの鍔状座部12は面12a、12bと面12cの一部
とが弾性パッドBで覆われていることから機器等に取付
けられた脚具の該鍔状座部12が物に衝きあたっても必ず
緩衝され、又該機器等に対する振動あるいは該機器等か
らの振動が確実に遮断される。
とが弾性パッドBで覆われていることから機器等に取付
けられた脚具の該鍔状座部12が物に衝きあたっても必ず
緩衝され、又該機器等に対する振動あるいは該機器等か
らの振動が確実に遮断される。
更に、鍔状座部12の面12cから弾性パッドBの周回隆起
部14を隆設してあることから、機器等に脚具Aを取付け
た際に該隆起部14が機器等に弾性的に接することゝな
り、該脚具の取付け面でのガタつきが無くなると共に脚
具の取付け上の寸法誤差の吸収が行なわれる。
部14を隆設してあることから、機器等に脚具Aを取付け
た際に該隆起部14が機器等に弾性的に接することゝな
り、該脚具の取付け面でのガタつきが無くなると共に脚
具の取付け上の寸法誤差の吸収が行なわれる。
(実施例) 以下、本考案にかゝる脚具の典型的な一実施例を添付の
図面について説明する。
図面について説明する。
図面に示される脚具はプラスチック成形された脚本体A
と、この形成された脚本体Aの成形型内で同時成形され
る弾性パッドBとで構成される。
と、この形成された脚本体Aの成形型内で同時成形され
る弾性パッドBとで構成される。
そして脚具を構成する脚本体Aは硬質のポリエチレン、
ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリカーボネートあるいは
ナイロン樹脂等の適宜のものが用いられて、インジェク
ション成形される。又、弾性パッドBは、このインジェ
クション成形型を用いて、この成形された脚本体Aと一
体に付着するように射出成形される比較的軟質の樹脂材
よりなり、一般的にはゴム弾性材料が用いられる。そし
て、このゴム弾性材料は天然ゴムはもとよりのことブタ
ジェン系、オレフィン系等に含まれる各種のゴム状弾性
体、ふっ素ゴム、けい素ゴム、塩化ゴム等の各種のゴム
状弾性体等任意のものが用いられる。
ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリカーボネートあるいは
ナイロン樹脂等の適宜のものが用いられて、インジェク
ション成形される。又、弾性パッドBは、このインジェ
クション成形型を用いて、この成形された脚本体Aと一
体に付着するように射出成形される比較的軟質の樹脂材
よりなり、一般的にはゴム弾性材料が用いられる。そし
て、このゴム弾性材料は天然ゴムはもとよりのことブタ
ジェン系、オレフィン系等に含まれる各種のゴム状弾性
体、ふっ素ゴム、けい素ゴム、塩化ゴム等の各種のゴム
状弾性体等任意のものが用いられる。
かゝる成形上の特長を有する脚本体Aは挿入脚部11と鍔
状座部12とから構成されており、挿入脚部11は略筒状を
なしていると共に、該筒状部の周側に状のスリット15
をもって係合片13が形成されている。そして、該係合片
13は、鍔状座部12の側が自由端とされており、この自由
端側が外方に膨み出した係合隆起部13aとされている。
状座部12とから構成されており、挿入脚部11は略筒状を
なしていると共に、該筒状部の周側に状のスリット15
をもって係合片13が形成されている。そして、該係合片
13は、鍔状座部12の側が自由端とされており、この自由
端側が外方に膨み出した係合隆起部13aとされている。
又、脚本体Aの鍔状座部12の底面12aには周回溝16…16
が設けられていると共に該鍔状座部12の脚部11の側の面
12cの周側が凹段部17とされている。
が設けられていると共に該鍔状座部12の脚部11の側の面
12cの周側が凹段部17とされている。
又、脚本体Aの脚部11の自由端側の外周は、該脚部11の
挿入がし易いように面取りがされアール面11aとされて
いる。
挿入がし易いように面取りがされアール面11aとされて
いる。
かゝる脚本体Aに対し弾性パッドBは、該脚本体Aの鍔
状座部12における前記の面12a、12bと、面12cの外周部
分、特に凹段部17を覆うように形成される。第2図で示
される実施例では凹段部17に弾性パッドBの周縁が完全
に収まる形状とされており、この凹段部17と前記の周回
溝16との弾性パッドBが入り込むことによって両者が一
体不可分のものとされる。尚、弾性パッドBの底面の略
中心部分に孔18を設けることにより、弾性パッドBの弾
性変形の助長をなし、更に該孔18を利用して成形品の突
き出しをなすようにしている。
状座部12における前記の面12a、12bと、面12cの外周部
分、特に凹段部17を覆うように形成される。第2図で示
される実施例では凹段部17に弾性パッドBの周縁が完全
に収まる形状とされており、この凹段部17と前記の周回
溝16との弾性パッドBが入り込むことによって両者が一
体不可分のものとされる。尚、弾性パッドBの底面の略
中心部分に孔18を設けることにより、弾性パッドBの弾
性変形の助長をなし、更に該孔18を利用して成形品の突
き出しをなすようにしている。
次いで、弾性パッドBに周回隆起部14を設け、この周回
隆起部14を用いて機器等に取付けられた脚具のガタつき
を無くすと共に脚具にある取付け寸法上の誤差を解消す
るものである。かゝる点から該周回隆起部14は前記鍔状
座部12の面12cの側に、該面12cを囲繞するように設ける
のが理想的であり、実際には前記凹段部17上に設けられ
る弾性パッドBの上面を隆起させて構成する。そして、
この周回隆起部14は先の機能を脚具に効果的にもたらす
意図から面12cの周縁を高く、内側を低くし、この内側
を面12cと略面一状となるような傾斜面14aとし、これに
よってガタつきの防止効果及び取付け寸法誤差の吸収が
より確実になされる。
隆起部14を用いて機器等に取付けられた脚具のガタつき
を無くすと共に脚具にある取付け寸法上の誤差を解消す
るものである。かゝる点から該周回隆起部14は前記鍔状
座部12の面12cの側に、該面12cを囲繞するように設ける
のが理想的であり、実際には前記凹段部17上に設けられ
る弾性パッドBの上面を隆起させて構成する。そして、
この周回隆起部14は先の機能を脚具に効果的にもたらす
意図から面12cの周縁を高く、内側を低くし、この内側
を面12cと略面一状となるような傾斜面14aとし、これに
よってガタつきの防止効果及び取付け寸法誤差の吸収が
より確実になされる。
かゝる構成からなる脚具は機器等の底板Cに設けた取付
け穴C′に脚部11を挿入して取付けられる。即ち、脚部
11を取付け穴C′に挿入することにより脚部11の係合片
13はスリット15により内方に撓み込まれ、係合隆起部13
aが取付け穴C′を通り抜けた時点で外方に再度弾性復
帰する。そして、この係合片13の弾性復帰に伴って係合
隆起部13aと鍔状座部12の面12cにある弾性パッドBとの
間で取付け穴C′の周縁が弾性的に挾持される。又、こ
の際に周回隆起部14がと係合隆起部13aとの間で取付け
穴C′の周縁が、さらに弾性的に挾持される。
け穴C′に脚部11を挿入して取付けられる。即ち、脚部
11を取付け穴C′に挿入することにより脚部11の係合片
13はスリット15により内方に撓み込まれ、係合隆起部13
aが取付け穴C′を通り抜けた時点で外方に再度弾性復
帰する。そして、この係合片13の弾性復帰に伴って係合
隆起部13aと鍔状座部12の面12cにある弾性パッドBとの
間で取付け穴C′の周縁が弾性的に挾持される。又、こ
の際に周回隆起部14がと係合隆起部13aとの間で取付け
穴C′の周縁が、さらに弾性的に挾持される。
(効果) 本考案に係る脚具は叙上の構成よりして脚本体Aと弾性
パッドBとが一体不可分とされており、しかも弾性パッ
ドBの一部が鍔状座部12の面12cまで覆っていることか
ら弾性パッドBが脚本体Aから抜け落ちることがない。
パッドBとが一体不可分とされており、しかも弾性パッ
ドBの一部が鍔状座部12の面12cまで覆っていることか
ら弾性パッドBが脚本体Aから抜け落ちることがない。
この結果、脚具の座部を偏平状の薄いものとすることが
でき、機器等の底面と床面あるいはテーブル面との間に
もたらされる間隙を必要最少限にとゞめることが可能と
される。
でき、機器等の底面と床面あるいはテーブル面との間に
もたらされる間隙を必要最少限にとゞめることが可能と
される。
又、脚具の接地面の全てが弾性パッドBで覆われている
ことから脚具に要請される滑り止め効果は脚具の接地面
積に対し最大限に引き出すことができる。
ことから脚具に要請される滑り止め効果は脚具の接地面
積に対し最大限に引き出すことができる。
更に、鍔状座部の底面と側周面及び上面の一部が弾性パ
ッドBで覆われていることから脚部にもたらされる振動
は機器等からであっても、床面等からであっても効果的
に遮断することができる。又、同様の趣旨から脚具が機
器等に衝きあたっても、緩衝され、機器あるいは床面等
を傷つけることがない。
ッドBで覆われていることから脚部にもたらされる振動
は機器等からであっても、床面等からであっても効果的
に遮断することができる。又、同様の趣旨から脚具が機
器等に衝きあたっても、緩衝され、機器あるいは床面等
を傷つけることがない。
又、弾性パッドBの周回隆起部14と係合隆起部13aとの
間で取付け穴C′の穴縁を弾性的に挾持していることか
ら、脚具の取付け部分に緩み出しや、ガタつきを生ずる
ことがなく、更に進んで取付け脚具にある取付け寸法上
の誤差を解消できる特長を有している。
間で取付け穴C′の穴縁を弾性的に挾持していることか
ら、脚具の取付け部分に緩み出しや、ガタつきを生ずる
ことがなく、更に進んで取付け脚具にある取付け寸法上
の誤差を解消できる特長を有している。
第1図は本考案に係る脚具の一部を破断した斜視図、第
2図は同断面図、第3図は脚本体の正面図、第4図は同
断面図、第5図は第2図で示された脚具の取付け例を示
す断面図、第6図は従来例の断面図である。 1…脚本体、2…弾性パッド、3…凹陥部、4…筒状
部、5…筒孔、6…スリット、7…係合片、8…ピン、
11…脚部、12…座部、13…係合片、14…周回隆起部、15
…スリット、16…周回溝、17…凹段部、18…孔、A…脚
本体、B…弾性パッド。
2図は同断面図、第3図は脚本体の正面図、第4図は同
断面図、第5図は第2図で示された脚具の取付け例を示
す断面図、第6図は従来例の断面図である。 1…脚本体、2…弾性パッド、3…凹陥部、4…筒状
部、5…筒孔、6…スリット、7…係合片、8…ピン、
11…脚部、12…座部、13…係合片、14…周回隆起部、15
…スリット、16…周回溝、17…凹段部、18…孔、A…脚
本体、B…弾性パッド。
Claims (1)
- 【請求項1】鍔状座部と、弾性変形可能な係止片を有す
ると共に前記鍔状座部から一体に起立して設けられてい
る挿入脚部とを備えたプラスチック製の脚本体と、 この脚本体における前記鍔状座部の側周面と、該側周面
に続く底面の全部又は一部と、該側周面に続く上面の全
部又は一部とを覆う弾性パッドとよりなり、 前記鍔状座部を覆っている弾性パッドの上面側の周側に
沿って該弾性パッドが隆起されていることを特徴とする
脚具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988060112U JPH0731005Y2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 脚 具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988060112U JPH0731005Y2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 脚 具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01163236U JPH01163236U (ja) | 1989-11-14 |
JPH0731005Y2 true JPH0731005Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31285833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988060112U Expired - Lifetime JPH0731005Y2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | 脚 具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731005Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4955445B2 (ja) | 2007-04-16 | 2012-06-20 | ポリマテック株式会社 | ダンパー、ダンパーを備える電子部品及び電子機器 |
JP6371642B2 (ja) * | 2014-09-03 | 2018-08-08 | アロン化成株式会社 | 脚ゴム取付構造 |
JP6491838B2 (ja) * | 2014-09-03 | 2019-03-27 | アロン化成株式会社 | 浴槽台 |
JP7429551B2 (ja) * | 2020-01-27 | 2024-02-08 | 日東工器株式会社 | 弾性固定部材および固定組立体 |
WO2024085202A1 (ja) * | 2022-10-19 | 2024-04-25 | 株式会社ナテック | 制振部材 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5298088U (ja) * | 1976-01-23 | 1977-07-23 | ||
JPS6262042U (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-17 |
-
1988
- 1988-05-09 JP JP1988060112U patent/JPH0731005Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01163236U (ja) | 1989-11-14 |
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