JPH073093B2 - 壁パネル連結装置 - Google Patents

壁パネル連結装置

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JPH073093B2
JPH073093B2 JP23058384A JP23058384A JPH073093B2 JP H073093 B2 JPH073093 B2 JP H073093B2 JP 23058384 A JP23058384 A JP 23058384A JP 23058384 A JP23058384 A JP 23058384A JP H073093 B2 JPH073093 B2 JP H073093B2
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JP
Japan
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wall panel
rivet
rod
mandrel
head
Prior art date
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JP23058384A
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JPS61109865A (ja
Inventor
育彦 澤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、壁パネルの側縁部をその裏側に配置された
構造材に連結させる装置に関する。
(従来の技術) プレファブ家屋等の外壁は、複数の壁パネルをスタッド
(構造材)で連結することにより構成されている。すな
わち、隣合う壁パネルの側縁部はその裏側に配置された
共通のスタッドに連結されている。従来では、特公昭58
-56780号および実公昭58-18489号等に記載されているよ
うに、ねじを用いた連結装置により、上記の連結がなさ
れている。
(発明が解決しようとしている問題点) しかし、上記の連結装置では、壁パネルの連結の際、ね
じ回し作業を必要とするので、作業に時間がかかる不具
合がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解消するためになされたもの
で、その要旨は、壁パネルの側縁部をその裏側に配置さ
れた構造材に連結させる装置において、壁パネルの側縁
部の裏面に固定された断面コ字形をなす支持枠と、この
支持枠と構造材を連結するためのリベットおよびマンド
レルとで構成され、上記リベットは、上記構造材に形成
されたリベット孔を挿通する筒状部と、この筒状部から
側方へ張り出すように設けられるとともに上記支持枠の
構造材側の側辺部に当接される細長い押さえ部とを有
し、上記マンドレルは、棒状部と、この棒状部の先端に
形成された棒状部より大径の頭部とを有し、棒状部がリ
ベットの筒状部に挿入されるとともに頭部が上記筒状部
から突出した状態で、棒状部が壁パネルの表側から引っ
張られることにより、頭部で筒状部を圧潰するとともに
この頭部と棒状部とが互いに切り離されるように構成さ
れていることを特徴とする壁パネル連結装置にある。
(作用) 壁パネルの側縁部の裏面に固定された支持枠を構造材に
当てた状態で、リベットの押さえ部を支持枠の構造材側
の側辺部に当てるとともに、リベットの筒状部を構造材
のリベット孔に挿入する。そして、リベットの筒状部に
予め挿入されたマンドレルの棒状部を壁パネルの表側か
ら引っ張ると、マンドレルの頭部でリベットの筒状部が
圧潰され、マンドレルの頭部と棒状部とが互いに切り離
される。この結果、壁パネルの側縁部が上記構造材に連
結固定される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図から第6図までの図
面に基づいて説明する。
第1図中符号1は壁パネル連結装置であり、この壁パネ
ル連結装置1は、隣り合う壁パネル11をスタッド12(構
造材)を介して連結し大面積の外壁を製造する際に用い
られる。なお、製造された外壁は内壁とともに直方体形
状の骨組みに組み付けられてプレファブ家屋の構成単位
すなわち家屋ユニットとなる。家屋ユニットは工場から
建築現場まで運搬され、複数個が組み立てられて家屋と
なる。
壁パネル連結装置1は、壁パネル11の側縁部の裏面に固
定された断面コ字形をなす支持枠2と、この支持枠2を
スタッド12に連結するためのリベット3、および、マン
ドレル4とで構成されている。支持枠2は、壁パネル11
と直交する基部2aと、壁パネル11に固定される側辺部2b
と、後述するように、スタッド12に当たる他の側辺部2c
とを有している。
上記リベット3は、筒状部5と、この筒状部5から両側
方へ張り出すように設けられた押さえ部6とを有してい
る。この押さえ部6は、所定幅を有して細長く形成され
ている。その中央部6aは厚肉に、両側部6bは薄肉に形成
されている。この両側部6b、6bの裏面には、凸部6c、6c
が形成されている。両側部6b、6bの先端面6d、6dは第2
図に示すように押さえ部6の長手方向に対して傾斜して
おり、これにより先端鋭角部6e、6eが形成されている。
上記筒状部5と押さえ部6とは一体成形されており、押
さえ部6の中央部6aには、筒状部5の空洞と同径同芯の
孔6fが穿設されている。
前記マンドレル4は、第2図に示すように、棒状部4a
と、棒状部4aの先端側に形成されこれより大径の頭部4b
と、これら棒状部4aと頭部4bとの境またはその近傍部に
形成された環状の溝部4cとを有している。そして、頭部
4bが上記筒状部5から突出した状態で、棒状部4aが筒状
部5、および、上記押さえ部6の孔6fに挿入されるよう
になっている。
なお、前記スタッド12は、断面コ字形をなし、壁パネル
11の裏側(家屋ユニット組み立て状態における室内側)
に配置され、その中央には所定数のリベット孔13が穿設
されている。
上述構成において、隣接した壁パネル11、11を、所定位
置に設置されたスタッド12に連結固定する際に、両壁パ
ネル11、11の側縁部の裏面に固定された各支持枠2をス
タッド12に当てる。この際、隣合う壁パネル11,11間,
支持枠2,2間には間隙が形成される。
次に、特殊な治具(図示しない)により、リベット3に
挿入された状態のマンドレル4を把持する。この治具
は、本体と、この本体の先端側に設けられるとともにマ
ンドレル4を挿入させる押さえ筒部と、マンドレル4の
棒状部4aの基端部を把持するチャック部とを有してい
る。
そして、上記の特殊な治具により把持した状態で、壁パ
ネル11の表側からリベット3の筒状部5を上記スタッド
12のリベット孔13に挿通させる。この時、リベット3の
押さえ部6は、第4図に示すように壁パネル11,11間の
側縁部間の間隙に沿うようにして挿入され、第5図に示
すように支持枠2,2間に配置される。
この状態から、上記治具によりリベット3を第3図,第
5図中矢印で示すように、約90°回動させる。すなわ
ち、リベット3の押さえ部6の先端鋭角部6eが上記支持
枠2の基部2aの内面に当たるまで回動させる。この結
果、第1図に示すように、押さえ部6を支持枠2の長手
方向とほぼ直交するように配置することができる。な
お、上記説明から明らかなように、押さえ部6の長さ
は、その先端鋭角部6eが支持枠2に当たった時に、上記
の配置状態になるように設定されている。
次に、上記治具の押さえ筒部の先端でリベット3の押さ
え部6の中央部6aを押し付けることにより、押さえ部6
の両凸部6c、6cを支持枠2、2のスタッド12側の側辺部
2c、2cに押し付ける。この状態で、治具のチャック部に
把持されたマンドレル4の棒状部4aを、上記押し付け方
向と反対方向に引っ張る。これにより、第6図に示すよ
うに、マンドレル4の頭部4bによってリベット3の筒状
部5が圧潰される。なお、この後さらに棒状部4aを引っ
張ると、マンドレル4は溝部4cで切断され、頭部4bが筒
状部5内に残される。この状態で、両支持枠2、2の側
辺部2c、2cとスタッド12とが、押さえ部6と圧潰された
筒状部5との間で挾み付けられて連結される。このよう
にして、隣接する壁パネル11を共通のスタッド12に簡単
に短時間で連結固定して、大面積の外壁を製造すること
ができる。
なお、上記のように製造された外壁とともに内壁を組み
付けた家屋ユニットを、工場から建築現場まで運搬する
際、外壁の壁パネル11が傷付くことがある。この場合に
は、壁パネル11の表側からドリルを挿入して、リベット
3の筒状部5およびマンドレル4の頭部4bを破壊した
後、リベット3を前記とは逆の手順で引き抜くことによ
り、壁パネル11を取り外す。そして、代わりの壁パネル
11を前記と同様の手順でスタッド12に取り付ける。この
ように、壁パネル11の交換は極めて簡単な作業で行なえ
る。
この発明は上記実施例に制約されず、種々の態様が可能
である。例えば、1枚の壁パネルを柱等の構造材に連結
する場合には、筒状部の片側だけに押さえ部を設けたリ
ベットを用いる。また、リベットの筒状部は通常のデイ
ジーリベットと同様に構成してもよい。さらに、リベッ
トの筒状部と押さえ部を別材料で形成し、後でこれらを
互いに固定してもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明では、リベット締め作業
により、壁パネルの側縁部をその裏側に配置されたスタ
ッドに短時間で容易に連結することができる。しかも、
壁パネルの表側からの作業でリベット締め、およびその
破壊が行なえるので、壁パネルの交換作業も容易に行な
える。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであり、第1図は
壁パネルをスタッドに連結する前の状態を示す部分断面
図、第2図はリベットにマンドレルを挿入させた状態の
平面図、第3図は同側面図、第4図は隣接した壁パネル
と挿入前のリベットを示す斜視図、第5図は壁パネル連
結装置の斜視図、第6図は壁パネルをスタッドに連結し
た後の状態を示す断面図である。 1……壁パネル連結装置、2……支持枠、3……リベッ
ト、4……マンドレル、4a……棒状部、4b……頭部、5
……筒状部、6……押さえ部、11……壁パネル、12……
スタッド(構造材)、13……リベット孔、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁パネルの側縁部をその裏側に配置された
    構造材に連結させる装置において、壁パネルの側縁部の
    裏面に固定された断面コ字形をなす支持枠と、この支持
    枠と構造材を連結するためのリベットおよびマンドレル
    とで構成され、上記リベットは、上記構造材に形成され
    たリベット孔を挿通する筒状部と、この筒状部から側方
    へ張り出すように設けられるとともに上記支持枠の構造
    材側の側辺部に当接される細長い押さえ部とを有し、上
    記マンドレルは、棒状部と、この棒状部の先端に形成さ
    れた棒状部より大径の頭部とを有し、棒状部がリベット
    の筒状部に挿入されるとともに頭部が上記筒状部から突
    出した状態で、棒状部が壁パネルの表側から引っ張られ
    ることにより、頭部で筒状部を圧潰するとともにこの頭
    部と棒状部とが互いに切り離されるように構成されてい
    ることを特徴とする壁パネル連結装置。
JP23058384A 1984-10-31 1984-10-31 壁パネル連結装置 Expired - Lifetime JPH073093B2 (ja)

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JP23058384A JPH073093B2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31 壁パネル連結装置

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JP23058384A JPH073093B2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31 壁パネル連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61109865A JPS61109865A (ja) 1986-05-28
JPH073093B2 true JPH073093B2 (ja) 1995-01-18

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ID=16910012

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JP23058384A Expired - Lifetime JPH073093B2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31 壁パネル連結装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7361639B2 (ja) * 2020-03-09 2023-10-16 トヨタホーム株式会社 位置決め治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「特許からみた機械要素便覧(固着)」発明協会第45頁第190〜192図

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