JPS61109865A

JPS61109865A - 壁パネル連結装置

Info

Publication number: JPS61109865A
Application number: JP23058384A
Authority: JP
Inventors: 澤　育彦
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1984-10-31
Filing date: 1984-10-31
Publication date: 1986-05-28
Anticipated expiration: 2010-01-18
Also published as: JPH073093B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の目的− （産業上の利用分野）この発明は、壁パネルの側縁部をその裏側に配置された
構造材に連！Ｉ！ｉさせる装置に関する。

（従来の技術）プレ７アブ家屋等の外壁は、複数の壁パネルをスタッド
（構造材）で連結すること１こより構成されている６す
なわち、隣合う壁パネルの側縁部はその裏側に配置され
た共通のスタッドに連結されている。従来では、特公昭
Ｓ　３−５６７　Ｕ　ｒ１号および実公昭５３−’１３
４３９号等に記載されているように、ねじを用いた連結
装置により、上記の連結がなされている。

（発明が解決しようとしている問題点）しかし、上記の
連結装置では、壁パネルの連結の際、ねじ回し作業を必
要とするので、１￥業に時間がかかる不具合がある。

１期ｊ」■裁− （問題点を解決するための手段）この発明は上記問題点を解消するためになされたもので
、その要しは、壁パネルのｉ縁部をその裏側に配置さ扛
た構造材に連結させる装置において、壁パネルの側縁部
の裏面に固定された断面コ字形をなす支持枠と、この支
持枠と構造材を連結するためのリベットおよびマンドレ
ルとで構成され、上記リベットは、上記構造材に形成さ
れたリベット孔を挿通する筒状部と、この筒状部から側
方へ張り出すように設けられるとともに上記支持枠の構
造材側の側辺部にち接される細長い押さえ部とを有し、
上記マンドレルは、棒状部と、この棒状部の先端に形成
された棒状部より大径の頭部とを有し、棒状部がリベッ
トの筒状部に挿入されるとともに頭部が上記筒状部から
突出した状態で、棒状部が壁パネルの表側から引っ張ら
れることにより、頭部で筒状部を圧潰するとともに二の
頭部と棒状部とが互いに切り離されるように構成されて
いることを特徴とする壁パネル連結装置にある。

（作用）壁パネルの側縁部の裏面に固定された支持枠を構造材に
当てた状態で、リベットの押さえ部を支持枠の構造材側
の１ｔｌｔ＋　ｉｌｊ部に当てるととらｔ二、リベット
の筒状部を構造材のリベット孔に挿入する。そして、リ
ベンＦの筒状部に予め挿入されたマンドレルの棒状部を
壁パネルの表側かり引っ張ると、マンドレルの頭部でリ
ベンＦの篩状部が圧潰され、マンドレルの頭部と棒状部
とが互いに切り離される。この結果、璧パネルの側縁部
が上記構造材に連結固定される。

（実施例）以下、この発明の一実施例を第１図かり第６図までの図
面に基づいて説明する。

第１図中符号１は壁パネル連結装置であり、この壁パネ
ル連結装置１は、隣り合う檗パネル１１をスタッド１２
（′構造材）を介して連結し大面積の外壁を製造する際
に用いられる。なお、製造された外壁は内壁とともに直
方体形状の骨組みに組み付けられてプレ７７ブ家屋の構
成型１ヶすなわち家屋ユニットとなる。家屋ユニットは
工場から建築現場まで運搬され、複数個が組み立てられ
て家屋となる。

壁パネル連結装置１は、壁パネル１１の側縁部の裏面に
固定された断面フ字形をなす支持枠２と、この支持枠２
をスタッド１２に連結するためのリベット３、および、
マンドレル４とで構成されている。支持枠２は、壁パネ
ル１１と直又する基部２ａと、壁パネル１１に固定され
る側辺部２ｂと、後述するように、スタッド１２に当た
る池の側辺部２ｃとを有している。

上記リベット３は、筒状部５と、この筒状部５から両側
方へ張り出すように設けられた押さえ部６とを有してい
る。この押さえ部６は、所定幅を有して細長く形成され
ている。その中央部６ａは厚肉に、両側部６ｂは薄肉に
形成さｈている。この両側部６ｂ、６ｂの裏面には、凸
部６ｃ、６ｃが形成されている。両側部６ｂ、６ｂの先
端面６ｄ、６ｄはｔＪＩＪ２図に示すように押さえ部６
の長手方向に対して傾斜しており、これにより先端鋭角
部６ｅ、６ｅが形成されている。上記筒状部５と押さえ
部６とは一体成形されており、押さえ部６の中央部６ａ
には、筒状部５の空洞と同径同志の孔６ｆが穿設されて
いる６前記マンドレル４は、第２図に示すように、棒状部４ａ
と、棒状部４ａの先端側に形成されこれより大径の頭部
４ｂと、これら棒状部４ａと頭部４１３との境またはそ
の近傍部に形成された環状の溝部４ｃとを有している。

そして、頭部４ｂが上記筒状部５から突出した状態で、
棒状部＝１ａか筒状部Ｓ、および、上記押さえ部６の孔
６「に挿入されるようになっている。

なお、前記スタンド１２は、断面フ字形をなし、壁パネ
ル１１の襲Ｉｌ＋　（家屋ユニット組み立て状態におけ
る室内側）に配置され、その中央には所定数のリベット
孔１３が穿設されている。

上述構成において、隣接した璧パネル１１．１１を、所
定位置に設置されたスタッド１２に連結固定する際に、
両壁パネル１１．１１の側縁部の裏面に固定された各支
持枠２をスタッド１２に当てる。この際、隣合う壁パネ
ル１１，１　］Ｆｊ１．支持枠２，２間には間隙が形成
される。

次に、特殊な治具（図示しない）により、リベット３に
挿入さバた状態のマンドレル４を把持する。

この治具は、本体と、この本体の先端側に設けられると
ともにマンドレル４を挿入させる押さえ筒部と、マンド
レル４の棒状部４ａの基端部を把持するチャック部とを
有している。

そして、上記の特殊な治具により把持した状態で、壁パ
ネル１１の表側からリベット３の筒状部５を上記スタッ
ド１２のリベノＹ孔１３に挿通させる。この時、リベッ
ト３の押さえ部６は、第４図に示すように壁パネル１１
．１１間の側縁部間の間隙に沿うよ）にして挿入され、
第５図に示すように支持枠２，２間に配置される。

この状態から、上記治具によりリベット３を第３図、第
５図中矢印で示すように、約９０°回動させる。すなわ
ち、リベット３の押さえ部６の先端鋭角部６ｅが上記支
持枠２の基部２ａの内面に当たるまで回動させる。この
結果、＠１図に示すように、押さえ部６を支持枠２の長
手方向とほぼ直文するように配置することができる。な
オ、−）二足説明から明らかなよう【こ、押さえ部６の
長さは、その先端鋭角部６ｅが支持枠２に当たりｔこ時
に、上記の配置状態になるように設定されている。

次に、上記治具の押さえ筒部の先端でリベット３の押さ
え部６の中央部６ａを押し付けること）こより、押さえ
３１！６の両凸部６ｃ、６ｃを支持枠２．２のスタッド
１２側の側辺部２ｃ、２ｃに押し付ける。この状態で、
治具のチャック部に把持すしたマンドレル４の棒状部４
ａを、上記押し付は方向と反対方向に引っ張る。これに
より、第６図に示すように、マンドレル、ｔの頭部・［
］）によってリベット３の筒状部５か圧潰される。なお
、この後さらに棒状部４ａを引っ張ると、マンドレル４
は溝部４ｃで切断され、頭部４ｂが筒状部５内に残され
る。

この状態で、副支持枠２．２の側辺部２ｃ、２ｃとスタ
ンド１２とが、押さえ部６と圧潰された筒状部５との間
で挟み付けｈれて連結される。このようにして、隣接す
る壁パネルｊ１を共通のスタッド１２に簡単に短時間で
連結固定して、大面積の外壁を製造することができる。

なお、上記のように製造された外壁とともに内壁を組み
付けた家屋ユニットを、工場がら建築現場まで運搬する
際、外壁の壁パネル１１が傷付くことがある。この場合
には、壁パネル１１の表側からドリルを挿入して、リベ
ット３の筒状部５およびマンドレル４の頭部４ｂを破壊
した後、リベット３を前記とは逆の手順で引き抜くこと
により、壁パネル１１を取り外す。そして、代わりの壁
パネル１１を前記と同様の手順でスタッド１２に取り付
ける。このように、壁パネル１１の交換は極めて簡単な
作業で行なえる。

この発明は上記実施例に制約されず、種々の態様が可能
である６例えば、１枚の壁パネルを柱等の構造材に連結
する場合には、筒状部の片側だけに押さえ部を設けたリ
ベットを用いる。また、リベットの筒状部は通常のディ
ジーリベットと同様に構成してもよい。さらに、リベッ
トの筒状部と押さえ部を羽村料で形成し、後でこれらを
互いに固定してもよい。

発泗！廊Ｌ【以上説明したように、この発明では、リベｙ）締め乍業
により、壁パネルのＩｌｌ縁部をその表側に配置された
スタンドに短時間で容易に連結することができる。、し
がち、壁パネルの表側からの作業でリベット締め、およ
びその破壊が行なえるので、壁パネルの交換作業ら容易
に１１な几る。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので・あり、第１図
は壁パネルをスタッドに連結する前の状態を示す部分断
面図、第２図はリベットにマンドレルを挿入させた状態
の平面図、第：（図は同側面図、第４図は隣接した壁パ
ネルと挿入前のりベントを示す斜視図、第５図は壁パネ
ル連結装置の斜視図、第６図は壁パネルをスタッドに連
結した後の状態を示す断面図である。１・・・壁パネル連結装置、２　・支持枠、３・・・リ
ベット、　　　　　４・・・マンドレル、４ａ・・・棒
状部、　　　　　４ｂ・・・頭部５・・・筒状部、　　
　　　　６・・・押さえ部、１１・・壁パネル、１２・
・スタッド（構造材）、１３　・リベット孔、出ｉＩ′１人　積水化学工業株式会社代表者　藤沼　基利

Claims

【特許請求の範囲】

（１）壁パネルの側縁部をその裏側に配置された構造材
に連結させる装置において、壁パネルの側縁部の裏面に
固定された断面コ字形をなす支持枠と、この支持枠と構
造材を連結するためのリベットおよびマンドレルとで構
成され、上記リベットは、上記構造材に形成されたリベ
ット孔を挿通する筒状部と、この筒状部から側方へ張り
出すように設けられるととらに上記支持枠の構造材側の
側辺部に当接される細長い押さえ部とを有し、上記マン
ドレルは、棒状部と、この棒状部の先端に形成された棒
状部より大径の頭部とを有し、棒状部がリベットの筒状
部に挿入されるとともに頭部が上記筒状部から突出した
状態で、棒状部が壁パネルの表側から引っ張られること
により、頭部で筒状部を圧潰するとともにこの頭部と棒
状部とが互いに切り離されるように構成されていること
を特徴とする壁パネル連結装置。