JPS6224093Y2 - - Google Patents

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JPS6224093Y2
JPS6224093Y2 JP1982175681U JP17568182U JPS6224093Y2 JP S6224093 Y2 JPS6224093 Y2 JP S6224093Y2 JP 1982175681 U JP1982175681 U JP 1982175681U JP 17568182 U JP17568182 U JP 17568182U JP S6224093 Y2 JPS6224093 Y2 JP S6224093Y2
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tube
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pressing
pair
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JP1982175681U
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JPS5979611U (ja
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テーブルに対して脚パイプを固定す
る、帽子掛のパイプを取付板に固定する、或いは
管体相互を連結する等の際に用いる管体着脱装置
に関するもので、管体の端部と板材、台板等の管
体取付部材とにねじを設けてねじ込み嵌合する等
により管体を管体取付部材に固定する場合に比し
て、管体の固定手段の構造が簡潔でその製造が容
易であるとともに、管体の固定操作が容易確実で
強固に管体を取り付けることができる管体着脱装
置を提供することを目的とする。
別紙図面について、本考案実施の一例を説明す
る。本考案に係る管体着脱装置は、管体Cの端部
内周面に挿入する軸方向に切欠溝を介して4等分
に分割された筒体の基端部に板材、台等の管体取
付部材に取り付ける取付フランジを設けた管体内
挿入部材Aと、該管体内挿入部材Aにおける筒体
の分割片先端部内周面に配設され、止ねじの緊締
操作によりその筒体の分割片先端部を外方に押し
拡げて管体Cの内周面に圧接させる分割片押圧部
材Bとを具備している。管体内挿入部材Aは、管
体Cの端部内周面に挿入する円筒形状の筒体1
と、該筒体1の基端部に形成された板材、台等の
管体取付部材(図示せず)に取り付けられる取付
フランジ2とを、有しており、筒体1は、その周
壁を、互いに隣接する同志90度の角度で位置し筒
体1の先端部より基端部側に向つて基端部側適宜
長さを残し軸方向に適宜巾適宜長さに形成された
4個の切欠溝3を介して4等分され、4個の分割
片4に分割されている。したがつて、筒体1は、
この切欠溝3を介して4個の分割片4に分割され
たことによつて弾力性が付与されている。また、
4個の分割片4の各先端部内壁面は、軸方向に適
宜長さに亘つて肉厚部5が形成されており、この
各肉厚部5には、第10図示の如く、筒体1の中
心部Oに面する部分に、切欠溝3の中央部と筒体
1の中心部Oとを結ぶ線と45度の角度を有する線
に対して直交する被押圧面6が形成されている。
したがつて、この被押圧面6は対向する切欠溝3
の方向に対して45度の面に形成されている。一方
分割片押圧部材Bは、一対の押圧駒7と止ねじ8
とを有している。一対の押圧駒7は、両側に、一
つの切欠溝3を挾んで隣接する一対の分割片先端
部の被押圧面6に嵌合する切欠凹部9を有してお
り、この切欠凹部9を介して一対の分割片4の先
端部内に嵌合される。そして、一対の押圧駒7の
うち一方には、一対の分割片4の先端部に嵌合さ
せた際その間の切欠溝3に面する部分より反対側
の面に貫通するねじ孔10が設けられており、こ
のねじ孔10に、端部にドライバー挿入孔を有す
る止ねじ8が嵌合される。
しかして、上記実施例に係る管体内挿入部材A
と分割片押圧部材Bとを用いて、管体Cを板材や
台等に固定する場合には、先ず、一対の押圧駒
7,7を、一つの切欠溝3およびこれと対向する
切欠溝3を挾んで隣接する一対ずつの分割片4,
4および4,4の先端部に、その被押圧面6,6
および6,6に切欠凹部9,9,9,9を嵌合さ
せて取り付ける。このとき、一方の押圧駒7にね
じ込み嵌合させた止ねじ8の頭部は切欠溝3内に
位置している。次に、第7図、第8図、第9図に
示すように、管体Cの端部内に筒体1を挿入し、
管体Cの外周面の所定個所(一方の押圧駒7に取
り付けられている止ねじ8の頭部に符号する位
置)に設けられている挿入孔11よりドライバー
を挿入して止ねじ8を回動させる。この際押圧駒
7はその切欠凹部9を介した分割片4先端部の被
押圧面6への嵌合により、分割片4に対する取付
位置したがつて止ねじ8の位置が常に所定位置と
なり、そしてフランジ2に対する管体Cの端部の
当接により管体C外面の挿入孔11も常に所定位
置となるので、挿入孔11と止ねじ8の位置は容
易に符号し、挿入孔11を介した止ねじ8の回動
操作は容易、確実になし得る。すると第10図示
の如く、止ねじ8の緊締操作によりその先端部に
当接している押圧駒7をF02の力で押圧したとす
ると、その反作用で止ねじ8が取り付けられてい
る他方の押圧駒7にも方向反対で等しい力F03
生じ、前記のとおり、押圧駒7の各分割片4先端
部に対する取付位置は不動であり、そして、各分
割片4の被押圧面6はこの力F02もしくはF03の方
向に対して45度の角度を有して配置されているの
で、各被押圧面6に対しては、一対の押圧駒7,
7を介して力F02もしくはF03の分力F12,F13が直
角に外方に向つて作用する。
そして、F02=2F12・Cos45゜,Cos45゜=1/
√2 したがつて、分割片4の被押圧面6に外方に向
つて作用する力を加算すると(ΣF12)、止ねじ8
の回動によつて生ずる元の力F02もしくはF03の√
2倍となり、この力は各分割片4に対し所定方向
に均等に作用する。そして、ねじはその外径ピツ
チによつて力を増大するものであり、これとドラ
イバーによる力の増大を考慮すると、最初のドラ
イバーを廻す手の力の100倍位のF12やF13を得る
のは容易であり、したがつてドライバーを廻す力
が小さくても各分割片4は大きい力で外方に押し
拡かれることとなり、各分割片自身の有する弾性
的機能とも相まつて各分割片4は管体Cの内周面
に圧接され、これによつて管体Cと筒体1とは強
固に緊締される。そして、筒体1の基端部に設け
られている取付フランジ2をねじ等により板材、
台等に締着することによつて管体取付部材に対し
て管体を固定することができる。管体Cを取り外
す場合には、止ねじ8の緊締を緩めればよく、こ
れによつて各分割片4に外方に向つて作用してい
た押圧力が解除されて各分割片4は弾性力により
元の状態に復帰するので筒体1と管体Cを容易に
取り外すことができる。
なお、上記実施例においては、円パイプ状の管
体Cに用いるために筒体1を円筒状となしたもの
を示したが、管体Cは円パイプに限らず、第11
図〜第13図示の如く角パイプであつてもさしつ
かえなく、この場合には筒体1をそれに応じて角
筒状となす。なお、この場合、止ねじ8のねじ孔
10は押圧駒7と分割片4の側端部にも設けられ
ている。また上記実施例においては、管体Cを板
材や台等に固定する場合について説明したが、こ
の管体着脱装置を管体相互の接続を行う場合に用
いることもできる。この場合には、接続しようと
する管体相互の端部に夫々この着脱装置を取り付
け、その取付フランジ相互を連結するようにすれ
ばよい。なおまた、筒体1の基端部に設ける取付
フランジは、取付状況に応じて適宜形状となして
おく。
本考案は叙上のように、管体の端部内面に挿入
する筒体の基端部外縁に板材もしくは台等の管体
取付部材に取り付ける取付フランジを設け、筒体
の周壁を、互いに隣接する同志90度の角度で位置
し筒体の先端部より基端部側に向つて軸方向に適
宜巾適宜長さに形成された4個の切欠溝を介して
4等分に分割し、該筒体の4個の分割片の各先端
部内壁面を軸方向に適宜長さに亘つて適宜厚さの
肉厚部となすとともに、該各肉厚部の筒体の中心
部に面する部分に前記切欠溝と筒体の中心部とを
結ぶ線と45度の角度を有する線に対して直交する
被押圧面を設けた管体内挿入部材と、該管体内挿
入部材における一つの切欠溝およびこれと対向す
る切欠溝を挾んで隣接する各一対の分割片の被押
圧面に嵌合する切欠凹部を両側に有する一対の押
圧駒とその一方の押圧駒の前記切欠溝に面する部
分より反対側の面に向つて貫通して設けられたね
じ孔に嵌合し、緊締することにより一対の押圧駒
を介して4個の分割片を外方に向つて押圧する止
ねじとからなる分割片押圧部材とを具備して管体
着脱装置を形成したので、次の効果を有する。
即ち、管体の端部内面に軸方向に沿つて4個の
分割片に等分に分割された筒体を挿入し、管体の
外面よりドライバーを挿し込んで一方の押圧駒に
嵌合されている止ねじを緊締操作することによつ
て、一対の押圧駒を介して4個の分割片はドライ
バーを廻わす力に比して極めて大きな力で外方に
向つて押し拡げられ、分割片自身の有する弾性的
機能とも相まつて管体の内周面に圧接される、し
たがつて筒体基端部に設けられている取付フラン
ジをねじ込み等適宜手段により、板材、台等に固
定することにより、管体および管体取付部材に直
接ねじを刻設する等の場合に比して、管体を管体
取付部材に対して容易、確実、強固に固定せしめ
ることができる。そして、各分割片先端部に対す
る押圧駒の取付位置が常に不動であるので各分割
片に対し押圧駒を介して加えられる力が所定方向
に均等に作用し、管体と管体内挿入部材との緊締
が安定して行われるとともに、押圧駒に介在させ
た止ねじの位置も常に所定位置にセツトされるの
で管体外面よりの止ねじの回動操作したがつて管
体と管体内挿入部材との取付、取外し操作を容
易、確実に行うことができる。また、装置の構造
も管体および管体取付部材に直接ねじを刻設する
場合等に比して簡潔であり、したがつて製造も容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の一例を示すもので、第1図
は管体内挿入部材の斜視図、第2図は分割片押圧
部材における一対の押圧駒の斜視図、第3図は同
上の管体内挿入部材と分割片押圧部材との組立て
状態を示す正面図、第4図は同上の平面図、第5
図は管体内挿入部材の縦断面図、第6図は第3図
のA−A断面図、第7図は同上の分割片押圧部材
を組込んだ管体内挿入部材の筒体部を円形の管体
内に挿入した状態の正面図、第8図は同上平面
図、第9図は第8図のB−B断面図、第10図は
止ねじの回動による押圧駒と分割片に対する外力
の作用を説明する説明図、第11図は他の実施例
を示すもので、角パイプ用の分割片押圧部材と管
体内挿入部材との組立状態の正面図、第12図は
同上の管体内挿入部材を角パイプ内に挿入した状
態の平面図、第13図は同上の管体内挿入部材の
縦断面図である。 A……管体内挿入部材、B……分割片押圧部
材、1……筒体、2……取付フランジ、3……切
欠溝、4……分割片、5……肉厚部、6……被押
圧面、7……押圧駒、8……止ねじ、9……切欠
凹部、10……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管体の端部内面に挿入する筒体の基端部外縁に
    板材もしくは台等の管体取付部材に取り付ける取
    付フランジを設け、筒体の周壁を、互いに隣接す
    る同志90度の角度で位置し筒体の先端部より基端
    部側に向つて軸方向に適宜巾適宜長さに形成され
    た4個の切欠溝を介して4等分に分割し、該筒体
    の4個の分割片の各先端部内壁面を軸方向に適宜
    長さに亘つて適宜厚さの肉厚部となすとともに、
    該各肉厚部の筒体の中心部に面する部分に前記切
    欠溝と筒体の中心部とを結ぶ線と45度の角度を有
    する線に対して直交する被押圧面を設けた管体内
    挿入部材と、該管体内挿入部材における一つの切
    欠溝およびこれと対向する切欠溝を挾んで隣接す
    る各一対の分割片の被押圧面に嵌合する切欠凹部
    を両側に有する一対の押圧駒とその一方の押圧駒
    の前記切欠溝に面する部分より反対側の面に向つ
    て貫通して設けられたねじ孔に嵌合し、緊締する
    ことにより一対の押圧駒を介して4個の分割片を
    外方に向つて押圧する止ねじとからなる分割片押
    圧部材とを具備したことを特徴とする管体着脱装
    置。
JP17568182U 1982-11-22 1982-11-22 管体着脱装置 Granted JPS5979611U (ja)

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JP17568182U JPS5979611U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 管体着脱装置

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JPS5979611U JPS5979611U (ja) 1984-05-29
JPS6224093Y2 true JPS6224093Y2 (ja) 1987-06-19

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JP17568182U Granted JPS5979611U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 管体着脱装置

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JPS5979611U (ja) 1984-05-29

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