JP6608718B2 - 什器の仕口構成体および什器 - Google Patents

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本発明は、釘を用いずに仕口を構成でき、種々の什器の組み立てに利用可能な什器の仕口構成体および什器に関する。
従来、テーブルや棚などの什器には、様々なものが市場に供されている。特に、近年は軽量で安価なもの、組立分解が容易なものが数多く流通しており、機能重視の場合にはスチール家具、デザイン重視の場合には欧風の家具などが購入される場合が少なくない。
こうした什器の例は、先行技術文献として特許文献(例えば、特許文献1参照)を挙げるまでもなく、枚挙にいとまはない。
特開2015−196022号公報
ところで、近年の住宅事情を見ると、規格化された住宅がコスト的にも圧倒的に多いが、それでも注文建築の人気は根強く、日本の伝統建築にのっとって、今日においても釘を用いずに、柱や梁、桁を軸組み工法によって組んだ建築物も多く見られる。
このような構造には、ホゾ・差し・相欠き等が柱や梁、桁の仕口のいたるところで見受けられる。
こうした日本建築は施主の意向を反映して一品製作的に作られるのであるが、完成した後の建物内に配置する什器についても施主のこだわりが強い場合が少なくない。
すなわち、伝統的な建築物のなかに釘や接着剤を使った什器を入れたり、今風にデザインされた什器を配置したりすると、折角の建築物との親和性が悪くなって統一感が害されるため、あえて一品製作物の什器を要望される場合がある。
しかしながら、このような一品製作的なカテゴリーの商品は、材料や構造が特殊であるうえに熟練技を要するために高コストとなり、技術の積み上げも期待できない。
本発明は、このようなシーンに端を発したものであり、釘や接着剤を使わず、敢えて仕口が露出する什器の仕口構成体を実現し、これにより上記の如き用途に資するとともに、什器の新たな展開を図ることを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る什器の仕口構成体は、上下方向に延伸する対をなす構造材からなるものであり中間位置において横方向に構造材を挿通させる長手方向に二分し得る開口を有する第一延伸材と、前記開口に対し隙間を形成した状態で前記横方向に挿通し得る単一の構造材であり上面側に前記横方向に対し直交する奥行き方向に延伸する構造材を載置するための載置面を有した第二延伸材と、前記載置面上に載置され且つ前記第一延伸材を挟持し奥行き方向に延伸する対をなす構造材であり上面側に前記隙間に連通すべく凹ませた凹みを有する第三延伸材と、前記凹みを通過し且つ前記隙間を挿通する単一の構造材である楔材と、前記対をなす構造材同士、或いは前記第二延伸材及び前記楔材のうち少なくとも何れか一組を互いに離間させる作用力を付与することにより延伸方向が異なる他の構造材に対し押し付け力を発生させる押し付け手段とを備えたことを特徴とする。
このようなものであれば、釘等を用いることなく仕口を構成することができ、仕口を組み合わせて多彩なバリエーションに展開することができる。さらに、ノックダウンが可能で熟練を要さずに組み立てが容易であり、多彩な形態も仕口構成体を共通パーツとして表現できるため、この種のカテゴリーの什器を極めて安価に構成することができる。さらに、楔材を外せば容易に分離できるため、違う形態のものに再構築するといった利用も可能になる。
特に、形態や強度を適切に維持するためには、第一延伸材が開口を二分し得るように分割し得る半割構造をなすものであり、上下方向に亘って延伸し開口を構成し得る開口形成部を有する第一線材と、この開口形成部を有し第一線材の少なくとも長手方向の一部分に突き合わされることにより第一線材とともに開口を構成し得る開口形成部を有する第一補助材とを具備していることが望ましい。
また、各構成部品の品種数を削減して製造効率を有効に向上させるためには、楔材が、第一補助材と同形状をなすようにすることが望ましい。
更に、形状の簡素化に伴う強度の担保を行うためには第三延伸材を、第一延伸材を挟持する部分が対称形状をなす半割構造をなすものとし、奥行き方向に亘って延伸する第三線材と、第三線材の長手方向の少なくとも一部分に突き合わされる凹みを有する第三補助材とを有するものとすることが望ましい。
そして、より強度を高め得る構成の一例として、押し付け手段を、構造材に設けられた雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺着され当該雌ねじ部から他の構造材を押圧すべくねじ送り動作により対をなす構造材のうち一方から他方へ向けて、又は、第二延伸材及び楔材のうち一方から他方へ向けて突出し得る押圧部とを有するものとすることが好ましい。
また、押し付け手段による作用をより容易且つ有効に得るようにするためには、雌ねじ部を、構造材の一面に雌ねじ加工を施してなる雌ねじ本体と、雌ねじ本体の底部から一面に背反する他面まで貫通して設けられた工具挿通孔とを有するものとし、
押圧部が、雌ねじ本体に螺合する雄ねじ面と、工具挿通孔に臨む位置に設けられ所定の工具により回転力を付与されるための所定形状をなす工具差込穴とを有するようにすることが望ましい。
更に、什器そのものをより扱いやすくし得る構成として、構造材が概略四角柱形状をなす金属素材からなるとし、四角形状を構成する角部分に面取り加工を施すようにする構成を挙げることができる。
また、本発明に係る什器は、上述した仕口構造体を少なくとも一部に有してなることを特徴とする。
そして、より扱いやすい什器を個性するためには、少なくとも何れかの構造材にオプション部材が一体的に付帯しているようにすることが望ましい。
加えて、当該オプション部材の一例として、棚板を挙げることができる。
以上説明した本発明によれば、釘や接着剤を用いることなく仕口を構成することができ、仕口を組み合わせて多彩なバリエーションの構造物に展開することができるだけでなく、伝統的な建築物との親和性に優れ、組み立て分解、再構築も容易な、従来にはない斬新な仕口構成体及び什器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る正面図。 同側面図。 同実施形態に係る要部の外観図。 同実施形態に係る作用説明図。 同上。 同上。 同上。 同上。 同実施形態に係る要部を拡大した部分断面図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本実施形態の仕口構成体Aを利用して什器Dを構成した例を示し、図3、図4は仕口構成体A及び当該仕口構成体Aを構成する構成部品図である。すなわち図1及び図2は本実施形態の仕口構成体Aにオプション部材である棚板6及びアジャスタ7を付帯させることにより、什器Dを構成している。棚板6は、例えば板金素材をプレス加工等により適宜成形したものである。当該棚板6は、既存の種々の構成のものを適宜利用することができる。
また本実施形態では、仕口構成体Aを構成する各構造材がそれぞれ概略四角柱形状をなす金属素材からなるものであり、四角形状を構成する角部分に面取り加工を施しているが、当該面取り加工については既存の種々の形状を適宜利用し得るため、詳細な説明は省略する。
ここで、本実施形態に係る仕口構成体Aは、上下方向に延伸する対をなす構造材からなるものであり中間位置において横方向に構造材を挿通させる長手方向に二分し得る開口1aを有する第一延伸材1と、開口1aに対し隙間2bを形成した状態で横方向に挿通し得る単一の構造材であり上面側に横方向に対し直交する奥行き方向に延伸する構造材を載置するための載置面2aを有した第二延伸材2と、載置面2a上に載置され且つ第一延伸材1を挟持し奥行き方向に延伸する対をなす構造材であり上面側に隙間2bに連通すべく凹ませた凹み3bを有する第三延伸材3と、凹み3bを通過し且つ隙間2bを挿通する単一の構造材である楔材4と、対をなす構造材同士、或いは第二延伸材2及び楔材4のうち少なくとも何れか一組を互いに離間させる作用力を付与することにより延伸方向が異なる他の構造材に対し押し付け力を発生させる押し付け手段5とを備えたことを特徴とする。
以下、本実施形態に係る什器Dの仕口構成体Aについて図1〜図9に示して説明する。
第一延伸材1は、所謂支柱としての役割を奏するものであり、開口1aを二分し得るように分割し得る半割構造をなす第一線材11及び第一補助材12からなるものである。この第一延伸材1は、上下方向に亘って延伸し開口1aを構成し得る開口形成部13を有する第一線材11と、この開口形成部13を有し第一線材11の少なくとも長手方向の一部分に突き合わされることにより第一線材11とともに開口1aを構成し得る開口形成部13を有する第一補助材12とを具備している。
第二延伸材2は、開口1aを挿通した状態で上方から第三延伸材3を載置するための載置面2aを有している。また、開口1aを挿通し、第三延伸材3を載置した状態で、開口1aの一部を塞がずに隙間2bが形成されるように構成している。また本実施形態では、この載置面2aの形状を上述した開口形成部13と同じ形状をなすように成形している。
第三延伸材3は、第一延伸材1を左右から挟持する部分である挟持部3aと、楔材4を挿通させるための凹み3bとを有するものであり、互いに部分対称形状をなす半割構造をなす第三線材31及び第三補助材32からなるものである。そして本実施形態では、第三線材31及び第三補助材32のうち、第三線材31のみを奥行き方向に亘って延伸するように構成し、第三補助材32を、仕口構成体Aを構成し得る部分のみの長手寸法を有するように構成している。
楔材4は、図3等に示すように、本実施形態では第一補助材12と同形状をなすものを適用している。これにより、什器Dを構成する部品の品種数を有効に削減せしめている。しかしながら当該楔材4は勿論、第一補助材12と同形状をなす必要は無く、単に概略直方体形状をなすものを適用しても良い。
そして本実施形態では、これら各構成材を図5〜図8に示すように組み付けていくことにより、仕口構成体Aを形成している。すなわち図5に示すようにまず、第一延伸材1を構成する第一線材11及び第一補助材12を、各開口形成部13を向かい合わせることで開口1aを形成する。しかる後に図6に示すように、載置面2aを上方に向けた第二延伸材2を開口1aに挿通させる。そして図6及び図7に示すように、載置面2a上に第三延伸材3が隙間無く載置されるように第三線材31及び第三補助材32を載置する。この状態で開口1aの上側半分が閉鎖されていない隙間2bが形成された状態となる。そして、当該隙間2bに楔材4を挿通することによって、図8に示すような仕口構成体Aが形成される。
そして本実施形態では図9に具体的に示すように、第一延伸材1及び第三延伸材3を構成する対をなす構造材同士、及び第二延伸材2及び楔材4を互いに離間させる作用力を付与することにより延伸方向が異なる他の構造材に対し押し付け力を発生させる押し付け手段5を備えたことを特徴とする。換言すれば、当該押し付け手段5は、本実施形態では第一補助材12、楔材4及び第三補助材32にそれぞれ設けることにより、上下方向、幅方向及び奥行き方向にそれぞれ押し付け力を発生せしめている。この図9は、図1、図2に示したそれぞれ仕口構成体Aを示すP部、Q部を拡大し、一部を破断して示したものである。
押し付け手段5は、構造材である第一補助材12、楔材4及び第三補助材32にそれぞれ設けられた雌ねじ部51と、この雌ねじ部51に螺着され当該雌ねじ部51から他の構造材を押圧すべくねじ送り動作により突出し得る押圧部52とを有している。具体的に説明すると、雌ねじ部51は、構造材の一面に雌ねじ加工を施してなる雌ねじ本体51aと、雌ねじ本体51aの底部から一面に背反する他面まで貫通して設けられた工具挿通孔51bとを有するものである。また押圧部52は、本実施形態では構造材を構成する金蔵素材を傷つける事無く押圧し得る例えば硬質樹脂性の雄ねじ要素を主体とするものであり、雌ねじ本体51aに螺合する雄ねじ面52aと、工具挿通孔51bに臨む位置に設けられ所定の工具により回転力を付与されるための所定形状をなす工具差込穴52bとを有するものである。つまり押し付け手段5による押し付け力を発生するためには、例えば六角レンチといった所定の工具を工具挿通孔51bから挿通し、工具差込穴52bに係合させ、当該工具を回転させることにより、押圧部52をねじ送り方向に動作させれば良い。この押し付け手段5により、仕口構成体Aを構成する各構成材同士が互いに押圧し合うこととなり、仕口構成体A自体の組み付け強度が有効に向上し、ひいては什器D自体の強度が向上することとなる。
以上のように、本実施形態に係る什器Dを構成する仕口構成体Aは、対をなす構造材同士、或いは第二延伸材2及び楔材4を互いに離間させる作用力を付与することにより延伸方向が異なる他の構造材に対し押し付け力を発生させる押し付け手段5を備えたことを特徴とする。
斯かる構成により、釘等を用いることなく仕口を構成することができ、仕口を組み合わせて多彩なバリエーションに展開することができる。さらに、ノックダウンが可能で熟練を要さずに組み立てが容易であり、多彩な形態も仕口構成体Aを共通パーツとして表現できるため、この種のカテゴリーの什器Dを極めて安価に構成することができる。さらに、楔材4を外せば容易に分離できるため、違う形態のものに再構築するといった利用も可能になる。
また本実施形態では、第一延伸材1を、開口1aを二分し得るように分割し得る半割構造をなすものでとし、上下方向に亘って延伸し開口1aを構成し得る開口形成部13を有する第一線材11と、この開口形成部13を有し第一線材11の少なくとも長手方向の一部分に突き合わされることにより第一線材11とともに開口1aを構成し得る開口形成部13を有する第一補助材12とを具備しているものとすることで、シンプルな形状で必要十分な強度を獲得している。
また本実施形態では楔材4を、第一補助材12と同形状をなすようにすることで、各構成部品の品種数を削減して製造効率を有効に向上せしめている。
そして本実施形態では第三延伸材3を、第一延伸材1を挟持する部分が対称形状をなす半割構造をなすものとし、奥行き方向に亘って延伸する第三線材31と、第三線材31の長手方向の少なくとも一部分に突き合わされる凹み3bを有する第三補助材32とを有するものとするものとし、更なる形状の簡素化並びに強度の向上を実現している。
更に本実施形態では、押し付け手段5を、構造材に設けられた雌ねじ部51と、この雌ねじ部51に螺着され当該雌ねじ部51から他の構造材を押圧すべくねじ送り動作により対をなす構造材のうち一方から他方へ向けて、又は、第二延伸材2及び楔材4のうち一方から他方へ向けて突出し得る押圧部52とを有するものとすることで、簡素な構成で押し付け手段5を実現し、容易に什器Dの強度を高めている。
また、押し付け手段5による作用をより容易且つ有効に得るようにするために本実施形態では、雌ねじ部51を、構造材の一面に雌ねじ加工を施してなる雌ねじ本体51aと、雌ねじ本体51aの底部から一面に背反する他面まで貫通して設けられた工具挿通孔51bとを有するものとし、押圧部52が、雌ねじ本体51aに螺合する雄ねじ面52aと、工具挿通孔51bに臨む位置に設けられ所定の工具により回転力を付与されるための所定形状をなす工具差込穴52bとを有するように構成している。
更に、什器Dそのものをより扱いやすくし得る構成として、構造材が概略四角柱形状をなす金属素材からなるとし、四角形状を構成する角部分に面取り加工を施すようにする構成を適用している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成や断面形状、材料等は上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では各構造材を金属により構成したが勿論、構造材を構成する素材は別途種々のものを適宜適用することができる。また上記実施形態では第一補助材、第三補助材及び楔材を単一の仕口構成体に対応するようコンパクトに構成したが、什器全体としての強度をさらに向上させるためには、これらを複数の仕口構成体にまたがるよう長尺に構成してもよい。加えて、上記実施形態では第一線材及び第一補助材の前後位置、第三線材及び第三補助材の左右位置、第二延伸材及び楔材の上下位置を、それぞれ什器における位置に応じて適宜設定したが勿論、これらの配置は図示の態様に限定されず任意に設定し得る。さらにまた、1本の柱体を構成する各線材を色違いで構成する展開等も可能である。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…第一延伸材
2…第二延伸材
3…第三延伸材
4…楔材
5…押し付け手段
6…オプション部材(棚板)
D…什器

Claims (10)

  1. 上下方向に延伸する対をなす構造材からなるものであり中間位置において横方向に構造材を挿通させる長手方向に二分し得る開口を有する第一延伸材と、
    前記開口に対し隙間を形成した状態で前記横方向に挿通し得る単一の構造材であり上面側に前記横方向に対し直交する奥行き方向に延伸する構造材を載置するための載置面を有した第二延伸材と、
    前記載置面上に載置され且つ前記第一延伸材を挟持し奥行き方向に延伸する対をなす構造材であり上面側に前記隙間に連通すべく凹ませた凹みを有する第三延伸材と、
    前記凹みを通過し且つ前記隙間を挿通する単一の構造材である楔材と、
    前記対をなす構造材同士、或いは前記第二延伸材及び前記楔材のうち少なくとも何れか一組を互いに離間させる作用力を付与することにより延伸方向が異なる他の構造材に対し押し付け力を発生させる押し付け手段と
    を備えたことを特徴とする什器の仕口構成体。
  2. 前記第一延伸材が前記開口を二分し得るように分割し得る半割構造をなすものであり、
    上下方向に亘って延伸し前記開口を構成し得る開口形成部を有する第一線材と、
    この前記開口形成部を有し前記第一線材の少なくとも長手方向の一部分に突き合わされることにより前記第一線材とともに前記開口を構成し得る開口形成部を有する第一補助材とを具備していることを特徴とする請求項1記載の什器の仕口構成体。
  3. 前記楔材が、前記第一補助材と同形状をなすことを特徴とする請求項2記載の什器の仕口構成体。
  4. 前記第三延伸材が前記第一延伸材を挟持する部分が対称形状をなす半割構造をなすものであり、
    奥行き方向に亘って延伸する第三線材と、
    前記第三線材の長手方向の少なくとも一部分に突き合わされる前記凹みを有する第三補助材とを具備していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の什器の仕口構成体。
  5. 前記押し付け手段が、前記構造材に設けられた雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺着され当該雌ねじ部から他の構造材を押圧すべくねじ送り動作により前記対をなす構造材のうち一方から他方へ向けて、又は、前記第二延伸材及び楔材のうち一方から他方へ向けて突出し得る押圧部とを有している請求項1〜4の何れかに記載の什器の仕口構造体。
  6. 前記雌ねじ部が、前記構造材の一面に雌ねじ加工を施してなる雌ねじ本体と、前記雌ねじ本体の底部から前記一面に背反する他面まで貫通して設けられた工具挿通孔とを有するものであり、
    前記押圧部が、前記雌ねじ本体に螺合する雄ねじ面と、工具挿通孔に臨む位置に設けられ所定の工具により回転力を付与されるための所定形状をなす工具差込穴とを有するものである請求項5記載の什器の仕口構造体。
  7. 前記構造材が概略四角柱形状をなす金属素材からなるものであり、四角形状を構成する角部分に面取り加工を施している請求項1〜6の何れかに記載の什器の仕口構成体。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の什器の仕口構造体を少なくとも一部に有してなることを特徴とする什器。
  9. 少なくとも何れかの前記構造材にオプション部材が一体的に付帯している請求項8記載の什器。
  10. 前記オプション部材が、棚板である請求項9記載の什器。
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