JPH0639128Y2 - パイプ材の接続構造 - Google Patents

パイプ材の接続構造

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JPH0639128Y2
JPH0639128Y2 JP1987157416U JP15741687U JPH0639128Y2 JP H0639128 Y2 JPH0639128 Y2 JP H0639128Y2 JP 1987157416 U JP1987157416 U JP 1987157416U JP 15741687 U JP15741687 U JP 15741687U JP H0639128 Y2 JPH0639128 Y2 JP H0639128Y2
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pipe
bolt
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正明 小松
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、簡易組立式の家具やその他の設備品に幅広く
利用することができるパイプ材の接続構造に関する。
〔従来の技術〕
2本のパイプ材を直列に接続する構造として従来から特
開昭53-53118号公報に記載されたものが知られている。
しかしながら、この従来技術には、2本の中空パイプに
内挿される添えピースがスリット付き中空パイプまたは
中空パイプの2分割片によって構成され、添えピースに
ネジ孔の他にスリットを形成したり、添えピースを2分
割としたりしなければならないために、添えピースの形
状が複雑であって該添えピースを製造するのに多くの手
間が掛かる問題があり、更に添えピースを2分割とした
場合には部品点数が増える問題がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は以上の点に鑑み、部品形状が単純であって製造
に手間が掛からず、部品点数が増えることがない接続構
造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の接続構造は、2本の
パイプ材を直列に接続するパイプ材の接続構造におい
て、2本のボルトと、前記2本のパイプ材のそれぞの周
壁に形成され、前記ボルトの頭部を通過させる大きさに
なる1対のボルト取付孔と、棒状を呈し、互いに平行に
なる2つのねじ孔を形成し、前記2本のパイプ材に跨っ
て遊嵌内挿され、前記2本のパイプ材の内面に圧接され
る1本の継手と、よりなり、前記ボルトが、該ボルトの
先端部と前記継手のそれぞれが前記パイプ材の内面に圧
接するまで前記ボルト取付孔を通して前記ねじ孔に螺合
されることを特徴とする。
〔作用〕
本考案の接続構造によって2本のパイプ材を直列に接続
する際には、継手を2本のパイプ材に跨るようにして該
パイプ材に内挿し、ボルトをパイプ材の外側からボルト
取付孔を通してねじ孔に螺合し、この螺合を終えた時点
でボルトの先端部と継手のそれぞれをパイプ材の内面に
圧接させるとともにボルトの頭部をボルト取付孔に収容
する。従来技術の添えピースに相当する継手は棒状体に
ねじ孔を形成したのみの単純な形状のものである。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明すると、
第1図ないし第3図において、符号(5)は断面矩形の
棒状を呈し、2本のパイプ材(1)(2)に跨って遊嵌
内挿される鋼材製の継手を示しており、この継手(5)
に互いに平行になる2つのねじ孔(6)(7)が並設形
成されている。各パイプ材(1)(2)の周壁にはボル
ト(8)(9)の頭部を通過させる程度の大きさのボル
ト取付孔(3)(4)が穿設形成されており、この取付
孔(3)(4)の外側からボルト(8)(9)を差し込
んで該ボルト(8)(9)を継手(5)のねじ孔(6)
(7)に螺合する。螺合が進むとボルト(8)(9)の
先端部は第3図に示すようにパイプ材(1)(2)の内
面に当接し、さらに継手(5)を取付孔(3)(4)に
向けて引き寄せてパイプ材(1)(2)の内面に当接さ
せるようになり、ここでしっかりとボルト(8)(9)
を締め付ける。締め込みを終わった段階でボルト(8)
(9)の先端部はそれぞれパイプ材(1)(2)の内面
に圧接し、継手(5)は両パイプ材(1)(2)の内面
に対して共通して圧接し、パイプ材(1)(2)の内部
に圧接方向を異にする複数の支持部(A)(B)(C)
(D)が設定されるため、両パイプ材(1)(2)は強
固に接続される。各ボルト(8)(9)の頭部は同図に
示すように取付孔(3)(4)内に収容され、その他パ
イプ材(1)(2)の外周に顕われるところは全くな
い。
〔考案の効果〕
本考案は次の効果を奏する。すなわち、パイプ材に内挿
される継手が棒状体にねじ孔を形成したのみのものであ
って該継手に従来技術のようにスリットを形成したり該
継手を2分割としたりする必要がないために、従来技術
と比較して部品形状が単純であって製造に手間が掛かる
ことがない。また部品点数はボルト2本と継手1本の都
合3本を数えるのみであり部品点数が増えることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る接続構造の分解斜視
図、第2図は接続状態の斜視図、第3図は要部断面図で
ある。 (1)(2)パイプ材、(3)(4)ボルト取付孔 (5)継手、(6)(7)ねじ孔、(8)(9)ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本のパイプ材を直列に接続するパイプ材
    の接続構造において、2本のボルトと、前記2本のパイ
    プ材のそれぞの周壁に形成され、前記ボルトの頭部を通
    過させる大きさになる1対のボルト取付孔と、棒状を呈
    し、互いに平行になる2つのねじ孔を形成し、前記2本
    のパイプ材に跨って遊嵌内挿され、前記2本のパイプ材
    の内面に圧接される1本の継手と、よりなり、前記ボル
    トが、該ボルトの先端部と前記継手のそれぞれが前記パ
    イプ材の内面に圧接するまで前記ボルト取付孔を通して
    前記ねじ孔に螺合されることを特徴とするパイプ材の接
    続構造。
JP1987157416U 1987-10-16 1987-10-16 パイプ材の接続構造 Expired - Lifetime JPH0639128Y2 (ja)

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JPH0165406U JPH0165406U (ja) 1989-04-26
JPH0639128Y2 true JPH0639128Y2 (ja) 1994-10-12

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JPH0165406U (ja) 1989-04-26

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