JPH0842530A - 連結ネジ用連結帯 - Google Patents
連結ネジ用連結帯Info
- Publication number
- JPH0842530A JPH0842530A JP19469794A JP19469794A JPH0842530A JP H0842530 A JPH0842530 A JP H0842530A JP 19469794 A JP19469794 A JP 19469794A JP 19469794 A JP19469794 A JP 19469794A JP H0842530 A JPH0842530 A JP H0842530A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- holding
- piece
- connection
- holding pieces
- Prior art date
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】保持した連結ネジ2を確実に打込むことができ
る連結ネジ2用連結帯1 【構成】細長の合成樹脂製のシート状帯状片1aの両側
端縁からその長手方向に沿って間隔をおいて保持片1
b、1cを略直角に突出して全体を略コ字状に形成し、
両側に対応する1対の保持片1b、1cに連結ネジ2を
保持させた連結ネジ2用連結帯1において、上記一側又
は両側の保持片1b、1cの基端に、それぞれ連結帯1
の長手方向と平行にノッチ5、6を形成した。
る連結ネジ2用連結帯1 【構成】細長の合成樹脂製のシート状帯状片1aの両側
端縁からその長手方向に沿って間隔をおいて保持片1
b、1cを略直角に突出して全体を略コ字状に形成し、
両側に対応する1対の保持片1b、1cに連結ネジ2を
保持させた連結ネジ2用連結帯1において、上記一側又
は両側の保持片1b、1cの基端に、それぞれ連結帯1
の長手方向と平行にノッチ5、6を形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連結ネジを一定の間隔を
おいて保持するための連結ネジ用連結帯に関する。
おいて保持するための連結ネジ用連結帯に関する。
【0002】
【従来技術】一般に連結ネジ用連結帯は、細長の基片の
両側端縁からその長手方向に沿って間隔をおいて保持片
を略直角に突出し、上下に対応する1対の保持片に連結
ネジを保持させるもので、圧縮エア等によって作動する
連結連結ネジ用釘打機に装着して最前部の連結ネジから
順に打込むものである。そして、連結ネジがネジの場合
は、その打ち込みは釘打機の作動機構によって駆動され
たビットによって行なわれる。そして、ネジは打ち込ま
れるときに保持片から離脱し、連結帯のみが残されるの
である。
両側端縁からその長手方向に沿って間隔をおいて保持片
を略直角に突出し、上下に対応する1対の保持片に連結
ネジを保持させるもので、圧縮エア等によって作動する
連結連結ネジ用釘打機に装着して最前部の連結ネジから
順に打込むものである。そして、連結ネジがネジの場合
は、その打ち込みは釘打機の作動機構によって駆動され
たビットによって行なわれる。そして、ネジは打ち込ま
れるときに保持片から離脱し、連結帯のみが残されるの
である。
【0003】ところで、このような連結帯はネジを片持
ち状に支持する方式なので、打ち出されたビットの先端
がネジの頭部に当たったときに、図5(a)(b)のよ
うにネジ10の頭部とともに保持片11も押し込まれる
ので、保持片11が傾き、その斜面に沿ってネジ10が
弾かれてネジ軸10aも傾いてしまう。このため、ビッ
ト12とネジ10の頭部とが外れたり、ビット12とネ
ジ10とがかじる現象が発生し、ノーズ部内でネジが詰
まってしまい打ち込み不良となることがある。
ち状に支持する方式なので、打ち出されたビットの先端
がネジの頭部に当たったときに、図5(a)(b)のよ
うにネジ10の頭部とともに保持片11も押し込まれる
ので、保持片11が傾き、その斜面に沿ってネジ10が
弾かれてネジ軸10aも傾いてしまう。このため、ビッ
ト12とネジ10の頭部とが外れたり、ビット12とネ
ジ10とがかじる現象が発生し、ノーズ部内でネジが詰
まってしまい打ち込み不良となることがある。
【0004】
【発明の目的】本発明は前記問題点を解消し、特に保持
した連結ネジを確実に打込むことができる連結ネジ用連
結帯を提供することをその目的とする。
した連結ネジを確実に打込むことができる連結ネジ用連
結帯を提供することをその目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る連結ネジ用連結帯は、細長の合成樹脂
製のシート状基片の両側端縁からその長手方向に沿って
間隔をおいて保持片を略直角に突出して全体を略コ字状
に形成し、両側に対応する1対の保持片に連結ネジを保
持させた連結ネジ用連結帯において、上記一側又は両側
の保持片の基端に、それぞれ連結帯の長手方向と平行に
ノッチを形成したことを特徴とする。
め、本発明に係る連結ネジ用連結帯は、細長の合成樹脂
製のシート状基片の両側端縁からその長手方向に沿って
間隔をおいて保持片を略直角に突出して全体を略コ字状
に形成し、両側に対応する1対の保持片に連結ネジを保
持させた連結ネジ用連結帯において、上記一側又は両側
の保持片の基端に、それぞれ連結帯の長手方向と平行に
ノッチを形成したことを特徴とする。
【0006】なお、前記保持片の基端に前記ノッチを形
成することに代えて、前記保持片の基端を保持片の突出
方向に伸縮可能に形成してもよい。
成することに代えて、前記保持片の基端を保持片の突出
方向に伸縮可能に形成してもよい。
【0007】
【発明の作用、効果】本発明によれば、ネジ締め機に連
結ネジを装着して作動させ、ビットによりネジの頭部を
押し込むと、同時にネジを保持する連結帯の保持片も同
方向に押し込まれるが、押込み力は保持力が最も弱いノ
ッチ部分に大きく作用するから、保持片は基端から押込
まれる。このため、保持片は全体としてネジ軸方向に平
行移動するだけである。したがって、ネジ軸は傾きにく
いから、ビットがネジ頭部の溝に確実に係合するととも
に、スリットから拡開した挿通孔から確実に抜け出して
離脱する。
結ネジを装着して作動させ、ビットによりネジの頭部を
押し込むと、同時にネジを保持する連結帯の保持片も同
方向に押し込まれるが、押込み力は保持力が最も弱いノ
ッチ部分に大きく作用するから、保持片は基端から押込
まれる。このため、保持片は全体としてネジ軸方向に平
行移動するだけである。したがって、ネジ軸は傾きにく
いから、ビットがネジ頭部の溝に確実に係合するととも
に、スリットから拡開した挿通孔から確実に抜け出して
離脱する。
【0008】なお、ネジのねじ込みに際してビットに対
応する1本のネジを保持する1対の保持片が変形して
も、各保持片は基片に対して独立に形成されているか
ら、他の保持片に変形の影響が及ぶことはない。
応する1本のネジを保持する1対の保持片が変形して
も、各保持片は基片に対して独立に形成されているか
ら、他の保持片に変形の影響が及ぶことはない。
【0009】このように、ビットとネジの頭部とが外れ
たり、ビットとネジとがかじる現象を防止して常に保持
した連結ネジを確実に打込むことができる。
たり、ビットとネジとがかじる現象を防止して常に保持
した連結ネジを確実に打込むことができる。
【0010】保持片の基端を保持片の突出方向に伸縮可
能に形成した場合にも、同様の作用効果が期待できる。
能に形成した場合にも、同様の作用効果が期待できる。
【0011】
【実施例】図1に示したものは連結ネジで、この連結ネ
ジは連結帯1に多数のネジ2を一定の間隔をおいて保持
することにより構成されている。連結帯1は細長の合成
樹脂製のシート状帯状片1aの上下両側端縁からその長
手方向に沿って間隔をおいて保持片1b、1cを略直角
に突出したもので、全体が側面視において略コ字形にな
るように形成されている。各保持片1b、1cは独立し
て突出し、中央にはネジ軸2aを挿通させる挿通孔3が
貫通形成され、この挿通孔3は拡開できるように、スリ
ット4を介して保持片1b、1cの先端側に開口してい
る。
ジは連結帯1に多数のネジ2を一定の間隔をおいて保持
することにより構成されている。連結帯1は細長の合成
樹脂製のシート状帯状片1aの上下両側端縁からその長
手方向に沿って間隔をおいて保持片1b、1cを略直角
に突出したもので、全体が側面視において略コ字形にな
るように形成されている。各保持片1b、1cは独立し
て突出し、中央にはネジ軸2aを挿通させる挿通孔3が
貫通形成され、この挿通孔3は拡開できるように、スリ
ット4を介して保持片1b、1cの先端側に開口してい
る。
【0012】次に、図2に示されるように上下両側の保
持片1b、1cの基端には、それぞれ連結帯1の長手方
向と平行に2条のノッチ5、6が形成されている。
持片1b、1cの基端には、それぞれ連結帯1の長手方
向と平行に2条のノッチ5、6が形成されている。
【0013】ネジ2は上下両側に対応する1対の保持片
1b、1cの挿通孔3に挿通され、これによって各ネジ
2は連結帯1に保持されている。
1b、1cの挿通孔3に挿通され、これによって各ネジ
2は連結帯1に保持されている。
【0014】前記構成の連結ネジは図示しないネジ締め
機に装着され、ネジ締め機の作動によってビットが打ち
出されて連結帯1に保持された最前部のネジ2の頭部を
押し込んでネジ2を連結帯1から外した後に被ねじ込み
材に対してねじ込む。
機に装着され、ネジ締め機の作動によってビットが打ち
出されて連結帯1に保持された最前部のネジ2の頭部を
押し込んでネジ2を連結帯1から外した後に被ねじ込み
材に対してねじ込む。
【0015】ビットによりネジ2の頭部を押し込むと、
同時にネジ2を保持する連結帯1の保持片1b、1cも
同方向に押し込まれるが、押込み力は保持力が最も弱い
ノッチ5、6部分に大きく作用するから、図3に示され
るように、2条の平行ノッチ5、6が折れ曲がり、保持
片1b、1cは基端から押込まれる。このため、保持片
1b、1cは全体としてネジ軸方向に平行移動するだけ
である。したがって、ネジ軸2aは傾きにくいから、ビ
ット7がネジ2頭部の溝に確実に係合するとともに、ス
リット4から拡開した挿通孔3から確実に抜け出て離脱
する。
同時にネジ2を保持する連結帯1の保持片1b、1cも
同方向に押し込まれるが、押込み力は保持力が最も弱い
ノッチ5、6部分に大きく作用するから、図3に示され
るように、2条の平行ノッチ5、6が折れ曲がり、保持
片1b、1cは基端から押込まれる。このため、保持片
1b、1cは全体としてネジ軸方向に平行移動するだけ
である。したがって、ネジ軸2aは傾きにくいから、ビ
ット7がネジ2頭部の溝に確実に係合するとともに、ス
リット4から拡開した挿通孔3から確実に抜け出て離脱
する。
【0016】なお、ネジ2のねじ込みに際してビット7
に対応する1本のネジ2を保持する上下1対の保持片1
b、1cが変形しても、各保持片1b、1cは帯状片1
aに対して独立に形成されているから、他の保持片1
b、1cが曲がって変形することはない。
に対応する1本のネジ2を保持する上下1対の保持片1
b、1cが変形しても、各保持片1b、1cは帯状片1
aに対して独立に形成されているから、他の保持片1
b、1cが曲がって変形することはない。
【0017】以上のように、ビット7とネジ2の頭部と
が外れたり、ビット7とネジ2とがかじる現象を防止し
て常に保持した連結ネジ2を確実に打込むことができ
る。
が外れたり、ビット7とネジ2とがかじる現象を防止し
て常に保持した連結ネジ2を確実に打込むことができ
る。
【0018】なお、ノッチは少なくとも図の上部側の保
持片1bに形成すればよく、上下両側の保持片1b、1
cに形成する必要はない。
持片1bに形成すればよく、上下両側の保持片1b、1
cに形成する必要はない。
【0019】また、連結帯1の保持片1b、1cの基端
に形成されるのはノッチ5、6に限定されない。例えば
図4に示されるように、保持片1b、1cの基端8を蛇
腹状とし、保持片1b、1cの突出方向に伸縮可能に形
成するように構成してもよい。この場合も、ビットによ
りネジ2の頭部とともに連結帯1の保持片1b、1cが
押し込まれたときに、保持片1b、1cは蛇腹状部分8
から伸長するので、保持片1b、1cの中央から先の部
分は下方に平行移動するだけであり、ネジ軸2aは帯状
片1aと平行な状態を保ち、傾くことがない。
に形成されるのはノッチ5、6に限定されない。例えば
図4に示されるように、保持片1b、1cの基端8を蛇
腹状とし、保持片1b、1cの突出方向に伸縮可能に形
成するように構成してもよい。この場合も、ビットによ
りネジ2の頭部とともに連結帯1の保持片1b、1cが
押し込まれたときに、保持片1b、1cは蛇腹状部分8
から伸長するので、保持片1b、1cの中央から先の部
分は下方に平行移動するだけであり、ネジ軸2aは帯状
片1aと平行な状態を保ち、傾くことがない。
【図1】本発明に係る連結ネジの斜視図
【図2】上記連結ネジの連結帯の斜視図
【図3】ねじ込み時の連結帯の変形状態の説明図
【図4】他の連結帯の例の断面図
【図5】(a)(b)は従来のねじ込み時の連結帯の変
形状態の説明図
形状態の説明図
1 連結帯 1a 帯状片 1b 保持片 1c 保持片 2 連結ネジ 5 ノッチ 6 ノッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 細長の合成樹脂製のシート状基片の両側
端縁からその長手方向に沿って間隔をおいて保持片を略
直角に突出して全体を略コ字状に形成し、両側に対応す
る1対の保持片に連結ネジを保持させた連結ネジ用連結
帯において、 上記一側又は両側の保持片の基端に、それぞれ連結帯の
長手方向と平行にノッチを形成したことを特徴とする連
結ネジ用連結帯。 - 【請求項2】 前記保持片の基端に前記ノッチを形成す
ることに代えて、前記保持片の基端を保持片の突出方向
に伸縮可能に形成した請求項1記載の連結ネジ用連結
帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6194697A JP3048031B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 連結ネジ用連結帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6194697A JP3048031B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 連結ネジ用連結帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0842530A true JPH0842530A (ja) | 1996-02-13 |
JP3048031B2 JP3048031B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=16328773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6194697A Expired - Fee Related JP3048031B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 連結ネジ用連結帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048031B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020071836A (ko) * | 2002-08-30 | 2002-09-13 | 백수곤 | 신속체결 장치 및 방법 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6194697A patent/JP3048031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020071836A (ko) * | 2002-08-30 | 2002-09-13 | 백수곤 | 신속체결 장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3048031B2 (ja) | 2000-06-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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