JPH07308046A - 小型電動機 - Google Patents

小型電動機

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JPH07308046A
JPH07308046A JP12060094A JP12060094A JPH07308046A JP H07308046 A JPH07308046 A JP H07308046A JP 12060094 A JP12060094 A JP 12060094A JP 12060094 A JP12060094 A JP 12060094A JP H07308046 A JPH07308046 A JP H07308046A
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tab
winding
notch
connector
connector housing
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JP12060094A
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Makihito Kato
牧人 加藤
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】巻線端末を接続するために、コネクタより突出
しているタブの突出長を低く抑えることにより小型電動
機をより小型化する 【構成】タブ1の先端部の側面に第一の切り欠け部1a
を設け、この第一の切り欠け部1aと対向する側面より
もさらに先端側に第二の切り欠け部1bを設け、巻線端
末6aを第一の切り欠け部1bに通し、タブ1のおもて
面上に配設し、さらに、第二の切り欠け部1bを通し
て、タブ1の裏面に突出させて、タブ1の先端をコネク
タハウジング5側に折り曲げて、巻線端末6aをタブ1
に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】コネクタハウジングに突設された
タブを有するコネクタに、巻線端末を前記タブに接続し
て構成される小型電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型電動機に備えられているコネ
クタのタブの構造、および、巻線端末とタブの接続方法
を図6〜図11を用いて説明する。図6は、従来のタブ
における巻線端末との接続部分の展開図である。
【0003】図において、タブ30は、鋼板を長方形状
に打ち抜いて形成されている。またこのタブ30の一方
の先端部には、タブ30の長手方向の側面に対して直角
に突設された保持部30aを有している。
【0004】図7は、従来におけるコネクタハウジング
をモ−ルド形成する際のモ−ルド金型のタブ取り付け部
分の断面図である。図8は、モ−ルド金型をタブの先端
側より見た部分上面図である。
【0005】図において、複数個のタブ30を並列に並
べ、そして、各タブ30のC部をモ−ルド金型31の歯
部31aで挟持して、モ−ルド金型31にタブ30を固
定する。また、コネクタのサイズを小型化するために各
タブ30は、近接して並べられている。したがって、タ
ブ30の保持部30aは、隣接するタブ30に接触しな
いようにある程度折り曲げられている。
【0006】そして、このモ−ルド金型31内に樹脂4
0を注入してコネクタハウジングを形成し、タブ30と
コネクタハウジング33で雄型のコネクタを構成する。
【0007】図9は、従来におけるコネクタの巻線接続
部分の正面図である。図10は、従来におけるコネクタ
の巻線接続部分の側面図である。
【0008】図において、コネクタ32のコネクタハウ
ジング33より突設されたタブ30の先端部に巻線端末
34aを配設し、保持部30aを巻線端末34aを挟持
するまで折り曲げ、タブ30と巻線端末34aを電気的
に接続する。
【0009】図11は、従来におけるコネクタを備えた
小型電動機の部分断面図である。
【0010】図において、小型電動機35は、プリミッ
クス36によりモ−ルド形成されたフレ−ム37を備え
ている。このフレ−ム37内には、巻線34が施された
固定子38と、図9および図10に示したようにタブ3
0に巻線端末34aが接続されたコネクタ32の一部が
埋設されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年、小型電動機は、
より小型な電動機を要求されている。したがって、コネ
クタ端子を備えた小型電動機においても例外ではない。
しかしながら、図11のように構成された小型電動機3
5において、例えば、フレ−ムの軸方向の長さL2を短
くするためには、従来のタブ30を備えたコネクタ32
では、モ−ルド金型31の歯部31a、および、巻線端
末34aとタブ30との接触面積を変更することなくコ
ネクタハウジング33からのタブ30の突出長Yを短く
することは、困難である。つまり、この場合、フレ−ム
を短くすることができない。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、タブの先端部の側面に第一の切り欠け部を設け、こ
の第一の切り欠け部と対向する側面よりもさらに先端側
に第二の切り欠け部を設け、巻線端末を前記第一の切り
欠け部に通し、前記タブのおもて面上に配設し、さら
に、前記第二の切り欠け部を通して、前記タブの裏面に
突出させて、タブの先端をコネクタハウジング側に折り
曲げて、巻線端末をタブに固定したことを特徴とする小
型電動機を提供する。
【0013】
【作用】巻線端末をタブの第一の切り欠け部を通して、
タブのおもて面上を斜めに沿わせながら第二の切り欠け
部に通すことにより、巻線端末をタブのおもて面に配設
し、巻線端末をタブの裏面に突出させる。
【0014】そして、タブの先端をコネクタハウジング
側に、また、タブのおもて面が谷側になるようにしてタ
ブを折り曲げることにより、巻線端末をタブに固定す
る。
【0015】
【実施例】本発明における一実施例を図1〜図4を用い
て説明する。図1は、本発明のタブにおける巻線端末と
の接続部分の展開図である。
【0016】図において、タブ1は、鋼板を長方形状に
打ち抜いて形成されている。また、タブ1の一方の先端
部には、2カ所の切り欠け部が設けられている。1つ
は、タブ1の長手方向の側面部でタブ1の中央寄りに設
けられた第一の切り欠け部1aで、1つは、この第一の
切り欠け部1aと対向した側面部よりさらに先端寄りに
設けられた第二の切り欠け部1bである。
【0017】また、第二の切り欠け部1bは、L字状に
打ち抜かれており、巻線ガイド部2が突設されている。
この巻線ガイド部2は、タブ1のおもて面に対してほぼ
直角にタブ1のおもて面側に折り曲げられている。
【0018】図2は、本発明におけるコネクタハウジン
グをモ−ルド形成する際のモ−ルド金型のタブ取り付け
部分の断面図である。
【0019】図において、タブ1のA部をモ−ルド金型
3の歯部3aで挟持して、タブ1をモ−ルド金型3に固
定する。そして、モ−ルド金型3内に樹脂7を流入して
コネクタハウジング5を形成し、タブ1とコネクタハウ
ジング5で雄型のコネクタを構成する。
【0020】図3は、本発明におけるコネクタの巻線接
続部分の正面図である。図4は、本発明におけるコネク
タの巻線接続部分の側面図である。
【0021】図において、コネクタ4のコネクタハウジ
ング5より突設されたタブ1の先端部に巻線端末6aを
配設する。このとき、各タブ1間の間隔を小さくするた
め、各タブ12カ所の切り欠け部を設けることで、巻線
端末6aをタブ1の裏面から導いて、タブ1のおもて面
を通して、再度、裏面に導く。
【0022】つまり、巻線端末6aは、第一の切り欠け
部1aを通して、タブ1のおもて面上を斜めに沿わせな
がら第二の切り欠け部1bに通す。そして、タブ1の先
端をコネクタハウジング5側に折り曲げる。このとき、
タブ1のおもて面が谷側になるようにして、巻線端末6
aを挟持するまで折り曲げ、タブ1と巻線端末6aを電
気的に接続する。
【0023】また、タブ1を折り曲げることにより、タ
ブ1の裏面に突出した巻線端末6aは、巻線ガイド部2
により裏面に対してほぼ直角に突出するように固定され
る。そして、この突出した巻線端末6aをB点で切断す
る。
【0024】図5は、本発明におけるコネクタを備えた
小型電動機の部分断面図である。
【0025】図において、小型電動機8は、プリミック
ス9によりモ−ルド形成されたフレ−ム10を備えてい
る。このフレ−ム10内には、巻線6が施された固定子
11と、図3および図4に示したようにタブ1に巻線端
末6aが接続されたコネクタ4の一部が埋設されてい
る。
【0026】以上のように構成された小型電動機8にお
いて、例えば、タブの突出長Xは、図11における従来
のタブの突出長Yよりも短く抑えることができるため、
フレ−ムの長さL1は、図11におけるフレ−ムの長さ
L2よりも短くすることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタハウジングの
モ−ルド形成時におけるタブを挟持するモ−ルド金型の
歯部の長さ、および、巻線端末とタブとの接触面積を変
更することなく、コネクタハウジングからのタブの突出
長を短くすることができる。つまり、従来のタブにおい
て、モ−ルド金型の歯部にて挟持されている部分は、有
効利用されていない。しかしながら、本発明におけるタ
ブは、モ−ルド金型の歯部にて挟持されている部分は、
巻線端末の接続部として使用しているため、タブの突出
長を短くすることができる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタブにおける巻線端末との接続部分の
展開図。
【図2】本発明におけるコネクタハウジングをモ−ルド
形成する際のモ−ルド金型のタブ取り付け部分の断面
図。
【図3】本発明におけるコネクタの巻線接続部分の正面
図。
【図4】本発明におけるコネクタの巻線接続部分の側面
図。
【図5】本発明におけるコネクタを備えた小型電動機の
部分断面図。
【図6】従来のタブにおける巻線端末との接続部分の展
開図。
【図7】従来におけるコネクタハウジングをモ−ルド形
成する際のモ−ルド金型のタブ取り付け部分の断面図。
【図8】モ−ルド金型をタブの先端側より見た上面図
【図9】従来におけるコネクタの巻線接続部分の正面
図。
【図10】従来におけるコネクタの巻線接続部分の側面
図。
【図11】従来におけるコネクタを備えた小型電動機の
部分断面図。
【符号の説明】
1、30・・・タブ 2・・・巻線ガイド部 3、31・・・モ−ルド金型 4、32・・・コネク
タ 5、33・・・コネクタハウジング 6、34・・・
巻線 6a、34a・・・巻線端末 7、40・・・樹脂 8、35・・・小型電動機 9、36・・・プリミッ
クス 10、37・・・フレ−ム 11、38・・・固定子 12・・・ベアリングブラッケット 13・・・軸受 14・・・シャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタハウジングに突設されたタブを有
    するコネクタに、巻線端末を前記タブに接続して構成さ
    れる小型電動機において、 タブの先端部の側面に第一の切り欠け部を設け、この第
    一の切り欠け部と対向する側面よりもさらに先端側に第
    二の切り欠け部を設け、 巻線端末を前記第一の切り欠け部に通し、前記タブのお
    もて面上に配設し、さらに、前記第二の切り欠け部を通
    して、前記タブの裏面に突出させて、 タブの先端をコネクタハウジング側に折り曲げて、巻線
    端末をタブに固定したことを特徴とする小型電動機。
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