JPH046140Y2 - - Google Patents

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JPH046140Y2
JPH046140Y2 JP10995086U JP10995086U JPH046140Y2 JP H046140 Y2 JPH046140 Y2 JP H046140Y2 JP 10995086 U JP10995086 U JP 10995086U JP 10995086 U JP10995086 U JP 10995086U JP H046140 Y2 JPH046140 Y2 JP H046140Y2
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JP
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parts
terminal
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diode
subordinate
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JP10995086U
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は、入出力端子間にダイオード素子を
挟着し、この素子を含む端子後方部を、ハウジン
グ内に樹脂モールドとして埋込んだダイオード内
蔵電気コネクタに関するものである。
(考案の背景) 近年、自動車用ハーネス等の組込むダイオード
内蔵電気コネクタは、ハーネス等の小型・軽量化
指向の関係で、一層小型・軽量化される傾向にあ
る。このようなものとして第3図乃至第5図に示
すようなダイオード内蔵電気コネクタ10があ
る。これは雄側コネクタの入力端子1と出力端子
2との間にダイオード素子3を取付け、この素子
3の取付部を第4図に示すようにハウジング5内
に挿入して該ハウジング5内の間隙部にエポキシ
系の樹脂6で固めて一体的に構成したものであ
る。
しかしながら、このような従来のダイオード内
蔵コネクタ10にあつては、その入力端子1上に
位置するダイオード素子3を出力端子2から延び
る腕4と端子1との間で挟持する構造となつてい
るため、上記形状の出力端子2の製作にあつては
金属板からプレス切断し、さらにこれを折り曲げ
ることによつて形成するものである。従つて、そ
の出力端子2の形成時における金属板のプレス切
断時においては、第5図に示すように、二点鎖線
で示す部分7が無駄となり、材料費が高くなる。
また入力端子1と出力端子2とは夫々の別形状の
ブレス型を使用しているために、型費等も嵩み、
これに伴なつて生産コストが高くなるという問題
点があつた。
(考案の目的) この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、その第1の目的は金属板から
の型どり効率を高めることができるように端子形
状を設定して使用材料(金属板)のコストを低減
せしめることである。第2の目的は同一のプレス
型によつて入力端子及び出力端子の双方を、同時
に切断加工することができるようにして、生産コ
ストの低減を可能ならしめることにある。
(考案の実施例) 以下に本考案を第1図及び第2図に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
第2図は、金属板を素材としてプレス型(不図
示)により打抜き形成されたプレス板を示すもの
であつてこのプレス板には、入力端子11aと出
力端子11bとが交互に、連結部12を介して一
体的かつ連結状態で形成されているものである。
この入力端子11aの形状は、帯状連結部12よ
り直交方向に延びる端子主部13aと、この端子
主部13aの先端部14aよりその端子主部13
aと直交する方向に支出される支出部15aとこ
の支出部15aの先端より、連結部12方向へ直
交する従部16aを有する平面が略十手形状であ
る。その入力端子11aと隣設される出力端子1
1bは、入力端子11aと対称形状であつて、端
子主部13b、先端部14b、支出部15b及び
従部16bで形成されている。
このように切断形成されている入力端子11a
及び出力端子11bの支出部15a及び15bを
端子主部13a,13bの軸方向と平行方向に直
角に折げて従部16a,16bを起立させ、さら
にその従部16a,16bをその軸方向を二分す
るようにして折返して折返部17a,17bを形
成することにより、第1図に示す如く対称形状の
入力端子11aと出力端子11bが完成される。
そしてこの双方の端子11aと11bとの折返部
17aと17bを対向させ、その両折返部間にダ
イオード素子3を挟着することによりダイオード
を取付けた端子が形成される。
このように、ダイオード内蔵のコネクタを構成
するに当り、その端子素材を第2図に示すような
平面略十手形状に切抜くことにより、切抜かれた
金属板の無駄となる面積が少なくなり、これによ
つて金属板素材の無駄が削減できる特長がある。
また入力端子11aと出力端子11bは、単一の
金型によつて同時に切断形成されることから、金
型費の削減及び生産性が向上するといつた効果が
ある。
(考案の概要) 以上のように本考案は、金属板に帯状をした一
対の端子主部13a,13bをこの両者間に間隔
を隔てて平行に設け、この端子主部13a,13
bの同一側の位置端部に互いに近接する方向に支
出する支出部15a,15bを設け、この両支出
部15a,15bの先端部にそれより前記端子主
部13a,13bの他端部に向つて互いの平行に
延びる従部16a,16bをそれぞれ設け、前記
両支出部15a,15bを同一方向にほぼ直角に
起立させるとともに、前記両従部16a,16b
を外側において、反対向きに折返して折返部17
a,17bを形成し、この両折返部17a,17
b間にダイオード素子3を狭着し、このダイオー
ド素子3を含む前記端子主部13a,13bの一
端部をハウジング5内に樹脂モールドして埋込ん
だことを特徴とするダイオード内蔵コネクタであ
る。
(考案の効果) 従つてこのダイオード内蔵コネクタによれば、
金属板素材からプレスにより切抜く入力端子11
a及び出力端子11bは、その端子主部13a及
び13bの後方部14a,14bにその端子主部
13a及び13bと平行方向に位置する従部16
a及び16bを形成したものであるから、切抜か
れた金属板の無駄となる面積が少なくなり、これ
によつて金属板素材の無駄が削減できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる端子の実施例を示した
斜視図、第2図は端子プレス素材の平面図、第3
図は従来の端子の斜視図、第4図は従来のダイオ
ード内蔵コネクタの断面図、第5図は従来のプレ
ス素材の平面説明図である。 11a……入力端子、11b……出力端子、1
2……連結部、13a,13b……端子主部、1
4a,14b……先端部、15a,15b……支
出部、16a,16b……従部、17a,17b
……折返部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板に帯状をした一対の端子主部13a,1
    3bをこの両者間に間隔を隔てて平行に設け、こ
    の端子主部13a,13bの同一側の位置端部に
    互いに近接する方向に支出する支出部15a,1
    5bを設け、この両支出部15a,15bの先端
    部にそれより前記端子主部13a,13bの他端
    部に向つて互いの平行に延びる従部16a,16
    bをそれぞれ設け、前記両支出部15a,15b
    を同一方向にほぼ直角に起立させるとともに、前
    記両従部16a,16bを外側において、反対向
    きに折返して折返部17a,17bを形成し、こ
    の両折返部17a,17b間にダイオード素子3
    を狭着し、このダイオード素子3を含む前記端子
    主部13a,13bの一端部をハウジング5内に
    樹脂モールドして埋込んだことを特徴とするダイ
    オード内蔵コネクタ。
JP10995086U 1986-07-17 1986-07-17 Expired JPH046140Y2 (ja)

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JP10995086U JPH046140Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JPS6319777U JPS6319777U (ja) 1988-02-09
JPH046140Y2 true JPH046140Y2 (ja) 1992-02-20

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