JP2605595Y2 - リニアモータ用可動子 - Google Patents

リニアモータ用可動子

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JP2605595Y2
JP2605595Y2 JP1992059624U JP5962492U JP2605595Y2 JP 2605595 Y2 JP2605595 Y2 JP 2605595Y2 JP 1992059624 U JP1992059624 U JP 1992059624U JP 5962492 U JP5962492 U JP 5962492U JP 2605595 Y2 JP2605595 Y2 JP 2605595Y2
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JP
Japan
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brush
mover
power supply
core
linear motor
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孝司 北山
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリニアモータ用可動子に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リニアモータ用可動子は概略図5
に示すような順序で製作していた。まず、ブラシベース
aに巻回したエナメル線bをプレス成形して、偏平形状
の可動子コイルcを形成する。そして、ブラシベースa
に一対のブラシメタルdを固定する。ブラシメタルdに
形成したかしめ部eに、それぞれ可動子コイルcの巻始
め端fと巻終わり端gを挿通してかしめるとともに、そ
のかしめ部eを覆う蓋hをブラシベースaに取付けてい
た。そして、特公平61−161940号公報に開示さ
れるように、ブラシメタルのみが外部に出るようにコイ
ル周縁及びコイル両端のリード線とブラシとの接続部を
成形型によりモールド樹脂成形していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、一対の
ブラシメタルをブラシベースaの定位置に配置したり、
かしめ部eを覆う蓋hをブラシベースaに取り付ける
等、作業が複雑で自動化が困難である等の問題点があ
る。本考案は上記問題点を解決するためになされたもの
で、製作工程を自動化できるようにしたリニアモータ用
可動子を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の具体的手段として、一側に給電ブラシ片を備えるとと
もに、他側に係止舌片を備えた一対のブラシメタルを、
給電ブラシ片側が対向するように配置し、両ブラシメタ
ルを給電ブラシ片及び係止舌片が露出するように樹脂モ
ールド成形することにより一体化してブラシコアを形成
し、該ブラシコアをコイルの空芯部に装着して、コイル
の巻き始め端と巻き終わり端を各ブラシメタルの係止舌
片に半田付けし、ブラシコア及びコイルを給電ブラシ片
のみが露出するように樹脂モールド成形したことを特徴
とするリニアモータ用可動子が提供される。
【0005】
【作用】上記リニアモータ用可動子は、一対のブラシメ
タルを給電ブラシ片及び係止舌片が露出するように、樹
脂モールド成形して一体化したブラシコアをコイルの空
芯部に装着し、該コイルの巻き始め端と巻き終わり端を
ブラシコアの樹脂モールド成形部分から露出する係止舌
片に半田付けし、ブラシコア及びコイルを樹脂モールド
成形したもので、給電ブラシ片のみが該樹脂モールド成
形部分から露出している。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図1はブラシメタル1の斜視図である。ブラシメタル1
は、導電性板バネ材を所定形状に打ち抜くとともに、位
置決め孔2、半田付け用の係止舌片3及び給電ブラシ片
4を打ち抜き形成したものである。そして、給電ブラシ
片4は先端方を跳ね上げた斜め形状に屈曲し、先端に給
電ブラシ片4の表側を凸にした摺接部4aを形成する。
また、係止舌片3は給電ブラシ片4を屈曲した側へ略直
角に屈曲する。
【0007】図2はブラシコア5の平面図である。ブラ
シコア5は、前記ブラシメタル1,1の位置決め孔2,
2を利用して、給電ブラシ片4,4が平行で且つその摺
接部4a,4aが互いに逆方向を向くように対向させ、
一対のブラシメタル1,1を位置決めして、給電ブラシ
片4,4及び係止舌片3,3が露出するように樹脂モー
ルド成形を施して一体化し、その外周形状を後述する可
動子コイル6の空芯部7の形状と略同一形状に成形した
ものである。
【0008】図3に示すように前記ブラシコア5は、プ
レス成形により偏平形状になった可動子コイル6の空芯
部7に嵌め込んで装着する。そして、可動子コイル6の
巻き始め端8と巻き終わり端9を、それぞれ前記係止舌
片3,3に絡めて結合し半田付け10を施す。半田付け
を施した係止舌片3,3は、ブラシコア5の樹脂表面よ
りも低くなるように折り曲げる。
【0009】そして、空芯部7に嵌め込んで装着したブ
ラシコア5及び可動子コイル6を樹脂モールド成形し
て、この樹脂モールド成形部分12により封止してリニ
アモータ用可動子11を形成する。また、図4に示すよ
うに樹脂モールド成形により上記リニアモータ可動子1
1を複数個並べて一体化したリニアモータ用可動子21
を形成することもできる。この場合、折り曲げた係止舌
片3,3を樹脂モールド成形部分22により封止して、
給電ブラシ片4,4のみを露出する。
【0010】
【考案の効果】本考案のリニアモータ用可動子は上記し
た構成を有し、一対のブラシメタルを給電ブラシ片及び
係止舌片が露出するように、樹脂モールド成形して一体
化したブラシコアをコイルの空芯部に装着し、該コイル
の巻き始め端と巻き終わり端をブラシコアの樹脂モール
ド成形部分から露出する係止舌片に半田付けして、ブラ
シコア及びコイルを樹脂モールド成形したもので、一連
の各製造工程を自動化できる。また、ブラシコアを構成
する樹脂により給電ブラシ片が囲まれるから、ブラシコ
ア及びコイルを樹脂モールド成形する際に、この給電ブ
ラシ片を囲む樹脂モールド成形部分に成形型が当接し、
樹脂が給電ブラシ片の周囲に流れ込むのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラシメタルの斜視図である。
【図2】ブラシコアの平面図である。
【図3】本考案のリニアモータ用可動子の拡大平面図で
ある。
【図4】本考案のリニアモータ用可動子の変形例を示し
た平面図である。
【図5】従来のリニアモータ用可動子の製作順を示した
説明図である。
【符号の説明】
1,1...ブラシメタル、 3,3...係止舌片、 4,
4...給電ブラシ片、5...ブラシコア、 6...可動子
コイル、 7...空芯部、8...巻き始め端、 9...巻
き終わり端、 10...半田付け、11,21....リニ
アモータ用可動子、12,22...樹脂モールド成形部
分。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に給電ブラシ片を備えるとともに、
    他側に係止舌片を備えた一対のブラシメタルを、給電ブ
    ラシ片側が対向するように配置し、両ブラシメタルを給
    電ブラシ片及び係止舌片が露出するように樹脂モールド
    成形することにより一体化してブラシコアを形成し、該
    ブラシコアをコイルの空芯部に装着して、コイルの巻き
    始め端と巻き終わり端を各ブラシメタルの係止舌片に半
    田付けし、ブラシコア及びコイルを給電ブラシ片のみが
    露出するように樹脂モールド成形したことを特徴とする
    リニアモータ用可動子。
JP1992059624U 1992-07-31 1992-07-31 リニアモータ用可動子 Expired - Fee Related JP2605595Y2 (ja)

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