JPH07306935A - コンピュータに支援された色選択と彩色のための装置及びその色の選択と彩色の方法 - Google Patents

コンピュータに支援された色選択と彩色のための装置及びその色の選択と彩色の方法

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JPH07306935A
JPH07306935A JP7098599A JP9859995A JPH07306935A JP H07306935 A JPH07306935 A JP H07306935A JP 7098599 A JP7098599 A JP 7098599A JP 9859995 A JP9859995 A JP 9859995A JP H07306935 A JPH07306935 A JP H07306935A
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JP7098599A
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Inventor
Laurence A Lavendel
エイ.ラベンデル ローレンス
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Canon Information Systems Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour

Abstract

(57)【要約】 【目的】 色計画を定義するために使用者が選択可能な
オブジェクトのメニューを表示すること、色計画を選択
するために選択されたオブジェクトに従って、色の知識
ベースシステムにアクセスすること、そして選択された
色計画を表示し、選択されたその色計画により、色計画
の選択と文書の色付けを行なうためのコンピュータ化さ
れたシステム。 【構成】 色計画が一度選択されると、卓上印刷プログ
ラム、色付けのための文書イメージのページの選択する
こと、そして選択されたページのたくさんの複製を色付
けすることによって新たに作り出されたファイルからの
文書を読み込むことによりその文書は色付けされること
が可能となる。たくさんの再生されたページは、選択さ
れた色計画の中の色の組み合わせで変更し易いように色
付けされている。使用者は、最も望ましく色付けされた
ページの複製を選択する、そして選択され色付けされた
ページは、更なる動作過程のために再表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータに支援さ
れた色の選択及び文書の彩色システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近開発された彩色を行うプログラム
(以下、彩色プログラム)は、コンピュータの使用者が
文書の色付けを行うための道具を提供している。
【0003】例えば、ColorUPあるいはPowe
r Pointといった彩色プログラムは、文書の彩色
業務に幅広く役立つように色彩の静的な組み(sets)を
備えたパッケージ化された色計画を提供している。しか
しデザイナーや芸術家といった色の専門家は、彼らが働
く上での目的と作業の制限に基づいて色の決定をする傾
向が有る。そのためパッケージ化された色彩は、特定の
業務に対しては適切な色を含まないかもしれない。また
それに加えて、これらの彩色プログラムは使用するのが
難しい。特有な例として、一部のプログラムは、それ以
外のアプリケーションプログラムに対して普遍的なイン
ターフェースの汎用性を持たない。そのためその使用者
は、適切な色を決定できないばかりではなく、彩色プロ
グラムのソフトウエア上のインターフェース経路をその
彩色プログラムの特徴をテキストエディタといった他の
アプリケーションプログラムに対して明確に取り込むた
めにも変更しなければならない。結果的に、最適な色の
選択に熟達しているが、コンピュータの操作には熟達し
ていない色の専門家は、型にはまった彩色プログラムを
やっかいで複雑なものと捉えている。
【0004】従来において、特定の目的に対する適切な
色計画を推薦できることで知られるプログラムはない。
例えば使用者の目的に従って、特定の観衆(audience)に
対して明らかに適した色、または特定の雰囲気やメッセ
ージを伝えるようなインパクトのある色を、最も適切に
描写する色計画についてのアドバイスを用い、使用者に
対して提供するような型にはまった彩色プログラムは一
つも知られていない。更に、自動的に色を選択し、その
色がどのように使われるべきか、そしてそれぞれの選択
された色がどのように他と関係するかについての自由度
があり、かつ直観的な案内が提供できるような方法によ
り、それらの色を一つの色彩でまとめあげるような型に
はまた彩色アプリケーションプログラムはない。従来、
コンピュータに支援された色のアドバイスは、専門的で
かつ初心者である使用者が、その使用者の目的に基づ
き、色計画の選択を文書または画像イメージの中に取り
込むのを支援することには未だに使えない。更に、彩色
プログラムは、素早い作成動作、そして作り出された色
計画を使用して何種類かの色で自動的に彩色された使用
者の文書のごく小さなスケッチの表示することにより、
作り出した色計画を文書の構図の中にどのように適用す
るかアドバイスするような彩色装置を現在のところ備え
ていない。結果として、専門的な色の使用者そして初心
者である使用者は、ある特定の彩色をするという目的を
満足するためには好ましくないであろう色計画を提供す
る彩色プログラムを使うという問題に直面している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
<発明の要約>本発明は、前述の欠点に対してなされた
ものであり、以下のような色付けを行うユーティリティ
ーシステムの提供によりもたらされる。すなわち、その
色付けを行うユーティリティーシステムは、ページ配
置、着色あるいは描画プログラムなどの他のコンピュー
タプロセスにおいて使われるように設計されたコンピュ
ータ支援プロセスであり、そのプロセスは、文書作成プ
ロセスにおいて使用され、適切な色計画の選択を行う先
進的な彩色能力を提供するためのものである。
【0006】本発明は、使用者の目的とする観点に立っ
て文書を表現するような、使用者が選択したカラーイン
パクトオブジェクト(color impact objectives)、この
カラーインパクトオブジェクトは、文書の色付けを行な
う使用者の意図を最も適切に表現するような言葉であ
り、かつその言葉にふさわしい色の組み合わせを表わ
す。例えば意識的に情緒のある色調、スタイルそしてそ
の文書が伝えなければならない態度またはその文書の観
衆、原因そして形態などの基準に基づいて色を選ぶコン
ピュータに支援された色の選択システムの特徴を提供し
ている。この方法によって作り出された色計画は、それ
ぞれの色が文書の構成の中でどのように使われているか
直観的に、かつ明らかにするような色調にまとめあげら
れる。
【0007】本発明において、色の選択システムは、文
書の作成に際して最重要色とするために、一つの色を選
択する。そして色の選択システムは、文書のデザインに
際して比較的インパクトが少ない色も最重要色と共存さ
せるために選択する。選択されたこれらの最重要色そし
て共存色に基づき、多くのその他の色が、補助色とする
ために計算される。これらは、最重要色あるいは共存色
の内の一つの色であるが、類似した色相(hue)を持ちな
がらも、彩度(saturation)と輝度(brightness)の上で主
に異なっている。最重要色、共存色そしてそれぞれを補
助色に加えて、それらは色の選択システム、十分に濃く
最も明るい色の組み、黒と白、灰色、そして使用者の判
断の自由さ、色データの多様性によって提供される。
【0008】コンピュータに支援された色の選択システ
ムのもう一つの特徴は、型にはまった色の調合手段と選
択手段の多様性を用いることにより、その色計画におい
て個々の色を修正する能力である。このことに関する前
述の色選択システムの一つの特徴は、関係する色を鎖状
につなぐ能力である。すなわち、鎖状につながれた色の
リンクは、最重要色とそれの補助色の間に、そして同様
に、共存色の内のどれかとそれらに関係する補助色の間
に確立される。鎖状につながれたカラーオブジェクト
は、使用者がその鎖の中の一つの色を修正することを許
すことであり、そして色選択システムが、鎖状につなが
れた全ての色の同じ色の付いたお互いの関係を整えるた
めに、その鎖状につながれたその他の色を修正すること
である。
【0009】従って、本発明のこの見地において、コン
ピュータに支援された方法と色計画の選択のための装置
がある。前述の方法と装置は、蓄積されていて、使用者
が選択可能なカラーインパクトオブジェクトを読み込む
ことを含んでおり、その色と選択された色計画の表示に
従って、色計画、コンピュータ化された色の知識ベース
システムとのアクセスを定義することに使われる。
【0010】本発明のもう一方の見地において、文書の
1ページ中に多くの小さいスケッチを自動的に表示する
ために提供された彩色手段がある。この文書の1ページ
は、現在使われている色計画の中で定義された色を使う
ことによって得られる変更し易く色付けされた文書のペ
ージの要約である。前述の方法と装置は、コンピュータ
のファイルより使用者が選択した文書の読込みと、その
文書中に抽象化された小さいページの複製を含んでい
る。言い換えると、小さいスケッチは、その文書のペー
ジの一般的な小型の要約一覧である。これらの小さいス
ケッチのそれぞれは、予め作り出された色計画の色だけ
を使うことによって異なった色で色付けされている。色
付けされた小さいページの多様性は、プログラムによっ
て自動的に作り出され、操作する者が色の選択と更に進
んだ作業を行うために与えられる。使用者は、この方法
で眺めそして色付けするために文書中のどのページでも
順番に選択することができる。
【0011】本発明のもう一方の見地において、色の記
録を蓄えそして維持管理するための方法と装置がある。
それは、特別な常駐プログラム(terminate-and-stay-r
esident color agent:TSRCA)を用いて色計画の
選択を変更するために使用することができる。このTS
RCAは、典型的なコンピュータシステム上でなされる
色に関する全ての作業を追跡する。このTSRCAの目
的は、色の使用パターンを認識し、記録することであ
り、かつ使用者特有の色使いの選択の紹介を提供するこ
とである。このようにして色計画は選択されるか、また
は文書のページは、TSRCAで維持管理された色デー
タを用いて自動的に色付けされる。
【0012】この発明の性質がすぐに理解されるため、
この発明の短い要約を述べた。更に深い理解は、本発明
の添付の図面に関する後述の詳細説明の参照により得ら
れるであろう。
【0013】従って本発明の解決すべき課題は、ページ
配置、着色あるいは描画プログラムなどのコンピュータ
支援プロセスにおいて適切な色計画の選択を行い、選択
されたその色計画で、使用者の目的とする観点を直観的
に、かつ明らかに表現するように文書を色付けすること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】前述の課題の解
決のための構成として、請求項1は、色計画の定義のた
めに使用者が選択することが可能な、色を表現するカラ
ーインパクトオブジェクトを読み込む工程と、選択され
たカラーインパクトオブジェクトに基づいた色計画の中
の、少なくとも1つの最重要色を決定するためにコンピ
ュータ化された色の知識ベースシステムにアクセスを行
う工程を有するコンピュータ化された色計画を選択する
ための方法である。
【0015】請求項8は、文書を読み込む工程と、コン
ピュータに作り出された色計画の中の色を使用してその
文書を色付けする工程を有するコンピュータに作り出さ
れた色計画を用いた文書の彩色方法である。
【0016】請求項12は、使用者により予め選択され
かつ応用された色計画の記録を維持管理する工程と、色
計画とそれらの用途に基づき予め選択された通常使用さ
れる選択された情報の決定を行う工程と、色の選択を開
発し、選択された情報に基づき要因を変更する工程を有
するコンピュータ化されたプログラムにより選択された
色計画を変更する方法である。
【0017】請求項16は、文章の色付けするためのコ
ンピュータシステムにおいて、色計画を定義するために
使用者が選択することが可能な、色を表現するカラーイ
ンパクトオブジェクトを読み込む工程と、色計画の選択
を行い、その色計画を表示し、文書ファイルを読込み、
そして前記の選択された色計画を用いて修正された文書
のたくさんの小さい複製、表示された色計画の中の色の
組み合わせで変更し易いように色付けされた前記の文書
のたくさんの小さい複製を色付けするために選択された
オブジェクトに従って、コンピュータ化された色の知識
ベースシステムにアクセスを行う工程を特徴とする文書
の彩色方法である。
【0018】請求項18は、色計画の定義を行うために
用いられる使用者が選択可能な、色を表現するカラーイ
ンパクトオブジェクトのメニューを表示するメニュー表
示手段と、選択されたオブジェクトに従い、色計画の選
択を行うためコンピュータ化された色の知識ベースシス
テムにアクセスを行うアクセス手段と、前記の選択され
た色計画を表示するための色計画の表示手段を備えたこ
とを特徴とするコンピュータ化された色計画を選択する
ための色付け装置である。
【0019】請求項19は、文書を読み込む読込み手段
と、色付けするために文書のページを選択する選択手段
と、その選択されたページのたくさんの小さい複製、表
示された色計画の中の色の組み合わせで変更し易いよう
に色付けされたたくさんの小さい複製の色付けのための
彩色手段と、使用者の選択に従って、前記の色付けされ
たたくさんの小さい複製のうちの1つを表示する表示手
段を備えたことを特徴とするコンピュータの作り出す色
計画で文書の色付けを行うための装置である。
【0020】請求項20は、使用者により予め選択され
た色計画の記録を維持管理するための色の記録を備え、
予め選択され、かつ予め選択された色計画とそれらの色
のあとのどの用途にも基づく色を適用された選択情報を
決定する決定手段と、選択された情報に基づき色の変更
をする要因を開発するための色の調整手段を備えたこと
を特徴とするコンピュータ化されたプログラムにより選
択された色計画の変更を行なうための装置である。
【0021】請求項24は、文書の色付けを行なうため
のコンピュータシステムにおいて、色計画の定義を行う
ために用いられる、使用者が選択可能な、色を表現する
オブジェクトのメニューを表示するメニュー表示手段
と、選択されたオブジェクトに従い、色計画の選択を行
うためコンピュータ化された色の知識ベースシステムに
アクセスを行うアクセス手段と、色計画を表示するため
の色計画表示手段と、文書を読み込むための読込み手段
と、色付けを行なうために前記の文書のページを選択す
る選択手段と、その選択されたページのたくさんの小さ
い複製、表示された前記の色計画の中の色の組み合わせ
で変更し易いように色付けされたたくさんの小さい複製
の色付けのための彩色手段と、使用者の選択に従って、
前記の色付けされたたくさんの小さい複製のうちの1つ
を表示する表示手段を備えたことを特徴とする文書彩色
装置である。
【0022】請求項25は、入力された、色を表現する
カラーインパクトオブジェクトに従い、色計画の選択を
行うためコンピュータ化された色の知識ベースシステム
にアクセスを行なう工程と、そのコンピュータ化された
色の知識ベースシステムを用いて最重要色を決定する工
程と、予め決定された前記の最重要色との関係を持つ主
要な補助色を作り出す工程と、予め決定された前記の最
重要色との関係を持ち、予め決定された主要な補助色と
の関係とは異なる主要な共存色を作り出す工程と、予め
決定されて前記の共存色との関係を持つ共存色かつ補助
色である色を作り出す工程を有する、入力されたカラー
インパクトオブジェクトに基づき色計画を作り出すため
にコンピュータ化された方法である。
【0023】請求項27は、コンピュータで作り出され
たたくさんの色計画を表示する工程と、色付けをするた
めに文書を選択する工程と、コンピュータで作り出され
たたくさんの色計画をそれぞれ使って前記のたくさんの
小さい複製を色付けする工程と、それらの色付けされた
たくさんの小さい複製のそれぞれを表示する工程を有す
る、コンピュータで作り出され、選択されたたくさんの
色計画を用いた文書の色付けするための方法である。
【0024】請求項29は、修正するために色計画の中
で色を選択する工程と、修正するために選択された前記
の色をリンクする工程と、前記の色計画の中でリンクさ
れている全ての色を修正する工程を有する、入力され
た、色を表現するカラーインパクトオブジェクトに従っ
てコンピュータで作り出された色計画を修正する方法で
ある。
【0025】請求項32は、少なくとも1つの、色を表
現するカラーオブジェクトを入力するための入力手段
と、プログラム、色計画、そしてカラーインパクトオブ
ジェクトを作り出すための色の知識ベースを蓄積するた
めの記憶手段と、色計画を定義するために使われる、使
用者が選択することが可能なカラーインパクトオブジェ
クトを読み込むことを含んだプログラムに従って色計画
を作り出すためのプロセスと、その読み込まれたインパ
クトオブジェクトに従って、前記の色の知識ベースにア
クセスするためのプロセスと、前記の色の知識ベースか
ら色計画を選択するためのプロセスと、そして選択され
たその色計画を用いて、文書のたくさんの小さい複製を
色付けするためのプロセスを有する、使用者が選択する
ことが可能なカラーインパクトオブジェクトに基づいた
色計画を用いて文章を色付けするための文書彩色装置で
ある。
【0026】
【実施例】図1は、本発明を適用する一実施例としての
外観図である。
【0027】以下に図1の構成を説明する。図1は、Ma
cIntosh、IBM PCまたはMicroSoft社製Windowsのような
ウィンドウズ環境を備えたPC互換コンピュータなどの
計算機10である。計算機10には、カラーモニターな
どのディスプレイ12、テキストデータやユーザーコマ
ンドを入力するためのキーボード13、そしてディスプ
レイ12上に表示された事象を示唆し操作するためのマ
ウスなどのポインティング装置14が接続されている。
【0028】計算機10は、データファイルを蓄積する
ためのディスクドライブ11のような大容量記憶装置を
備えている。その大容量記憶装置は、圧縮されたまたは
圧縮されていないフォーマットの文書のテキストファイ
ルやイメージファイルを備えたデータファイルを蓄積す
るためのものであリ、更に色計画(color schemes)の選
択と彩色のためのアプリケーションプログラム(color s
cheme selection/colorizer application program)、卓
上印刷プログラム(desktop publishing program)、また
は他の情報処理プログラムを含むことができるアプリケ
ーションプログラムのファイルの蓄積のためのものであ
る。尚、他の情報処理プログラムとは、それらのファイ
ルの中のデータファイルと現在のデータをディスプレイ
12を介し、計算機10がオペレータに対して操作する
ような蓄積されたプログラムの命令を含む情報処理プロ
グラムである。
【0029】イメージデータは、スキャナー16によっ
て入力される。そのスキャナー16は、文書または他の
イメージそして計算機10へのそれらの文書のビットマ
ップイメージをスキャンする。データはまた、ネットワ
ークインターフェース24またはファクシミリ/モデム
インターフェース26を介した他の外部装置から計算機
10の中へ入力されてもよい。
【0030】プリンタ18は、計算機10によって処理
された色付けされた文書の出力のために備えられてい
る。
【0031】プログラム可能な汎用コンピュータの配置
を図1に示したが、専用のまたは独立したコンピュータ
または他のタイプのデータ処理装置であっても本発明の
実施のために使用できることは言うまでもない。
【0032】図2は、本発明の一実施例を適用する計算
機10の内部構造を示す詳細ブロック図である。
【0033】以下に図2の構成を説明する。図中、計算
機10は、コンピュータバス21に接続された中央処理
ユニット(CPU)20、スキャナーインターフェース
22、プリンタインターフェース23、ネットワークイ
ンターフェース24、ファックス/モデムインターフェ
ース26、ディスプレイインターフェース27、キーボ
ードインターフェース28、マウスインターフェース2
9、主記憶装置30、そしてディスク11を備える。
【0034】主記憶装置30は、コンピュータバス21
によって接続されており、色計画の選択、彩色アプリケ
ーションプログラム、卓上印刷プログラム(desktop pub
lishing program)といった貯蔵されているプログラムの
命令が実行されるとき、CPU20での使用ためにRA
M(random access memory)内部の記憶データを提供す
る。更にCPU20は、これらの主記憶装置30の外部
に蓄積されたプログラムを、ディスク11から主記憶装
置30の内部へロードし、そして実行する。
【0035】オペレータの命令に従って、処理すること
とデータを操作することを許されている、蓄積されてい
るアプリケーションプログラムが実行される。例えば、
ウインドウズ版WordPerfectのような卓上印刷プログラ
ム(desktop publishing program)は、オペレータが創
作、操作そして文書を一覧するために実行されてもよ
い。同様に、彩色プログラム(colorizer program)が、
卓上印刷プログラム(desktop publishing program)によ
って作り出される文書を、オペレータが色付けすること
を許可するために実行されてもよい。
【0036】本発明において、ディスク11に貯蔵され
たプログラムの内のいくつかは、プラグのように取り外
しが可能な(pluggable)プログラムである。それらは、
それ自身の内部より実行可能で、かつ多くの内蔵された
(plug-in)のユーティリティプログラムの内の1つを実
行可能である。アプリケーションプログラムは、ユーテ
ィリティに支援を求めること、データをユーティリティ
に送ること、そしてユーティリティからのどんな結果も
読み込むことができる。通常、アプリケーションプログ
ラムとユーティリティは、共通のファイルフォーマット
を共有しており、またコンピュータシステム上の他のそ
れぞれの活動の存在を検知することができる。操作にお
いて、現在実行しているプログラムは、システムに内蔵
された(plug-in)プログラムのどれかを選択するための
メニューを備えている。例えば、文章を作成する間、文
書処理アプリケーションプログラムは、色計画の作成を
行なうための彩色プログラムを実行することにより、作
り出される文書が色付け可能なように色計画を作り出す
ことができる。
【0037】同様な方法で本発明は、他のどんなユーテ
ィリティプログラムからも独立して操作できる。操作に
おいて、使用者は、色計画を作り出すことを許可されて
いる。そして使用者は、文書が色付け可能なように他の
ユーティリティプログラムによって作り出された文書を
入力する。
【0038】本発明は、プリントドライバソフトウエア
(print driver software)の内部より計算機10に対し
て操作することも可能である。この場合、このプリント
ドライバは、色付けされていない文書を印刷するため
に、このドライバへの通常のソフトウエアコールを中断
させる。更にこのプリントドライバは、印刷に先立って
文書の色付けを行なうために文書彩色ルーチンを支援す
る。
【0039】更に、本発明は、コンピュータシステム上
の共有された資源として、例えば、MicroSoft社製のオ
ペレーションシステムWindowsの中のシステムカラーピ
ッカー(system color picker)のようにカスタム化され
た置換として、操作することも可能である。
【0040】図3は、本発明の一実施例としての色計画
の選択と文書の色付けのためのウィンドウ表示の階層順
を示す図である。
【0041】この図は、色計画の選択、彩色プログラム
の簡潔な一覧を提供するためのものである。
【0042】図3に示されるように、CPU20がメモ
リーから彩色プログラムを実行したとき、プログラムの
最初の部分は、色計画の選択を許可する。色計画が選択
されるとすぐに、プログラムの2番目の部分は、文書の
色付けを許可する。
【0043】代表的に示されるように、プログラムの最
初において初期パレットウィンドウ(default palette w
indow)31が表示される。そして使用者は、カスタム化
された色計画を作り始めるために、カラーインパクトオ
ブジェクト(color impact objectives)を選択する能力
を得る。このカラーインパクトオブジェクトは、文書の
色付けを行なう使用者の意図を最も適切に表現するよう
な言葉であり、かつその言葉にふさわしい色の組み合わ
せを表わす。カラーインパクトオブジェクトを選択する
ことに加えて、使用者は物理的な色の属性を設定するこ
とが可能となる。物理的な色属性ウィンドウ(physical
color attributes window)32の中で、物理的な色の属
性(physical color attributes)は、色計画を選択する
ために定義された色の種々の性質を定義することによっ
て指定される。
【0044】円グラフやグラフのように、オブジェクト
データが文書内に存在する場合において、色データ(dat
a color)を定義するために、物理的な色属性メニューか
ら色データ属性ウィンドウ(data-color-attributes win
dow)33を開くことが可能である。
【0045】希望しているようなカラーインパクトオブ
ジェクトと物理的な属性が一度選択されると、色計画と
関連した色データが決定される。色データウィンドウ3
4は、カラータイル(color tile)をディスプレイに呼び
出すことができ、このカラータイルは、ウィンドウ33
で定義するようにそれぞれの定義された色データを調和
させる。しかし色データ指定が1つも選択されなけれ
ば、色データウィンドウ35は、使用者に色データが1
つも定義されていないことを改めさせる。どちらの場合
においても、物理的な色属性と色データ属性(必要な場
合)が選択されたあとで、使用者は、色チューナーウィ
ンドウ36を用いて色計画と色データの選択をよりよく
調整することが可能である。その後で選択された色計画
と色データは、ウィンドウ44を用いて蓄積されること
が可能である。また希望すれば、それらの色計画と色デ
ータを使うために他のユーティリティープログラム中に
送り出すことが可能である。
【0046】色計画が一度選択されると、色計画は、卓
上印刷プログラムによって作り出された文書の予め指定
されたエリアを色付けするために使用される。このよう
に彩色ウィンドウ37を用いて、選択されて読み込まれ
ている卓上印刷プログラムファイルからの文書のページ
は、表示され色付けされることが可能となる。更に特別
に、文書のページは、たくさんの小さいスケッチとして
再生される。またこれらの小さいスケッチは、文書のペ
ージのより小さい要約となっており、かつ現在の色計画
の中の色の組み合わせによって様々に色付けされてい
る。使用者は、たくさんの小さいスケッチの中から1つ
の色付けされた要約を選択する。
【0047】この時、使用者が希望すれば、ウィンドウ
39〜42を用いて、選択された文書のページは修正す
ることが可能となる。すなわち、ページ上のどんな色付
けをされた要素でも、図中に示されるページチューナー
ウィンドウ(page-tuner window)43のように色計画の
中の異なった色で色付けされることが可能である。更
に、どんな色であっても直接修正することが可能であ
る。色計画が一度定義されると、ウィンドウ31の中の
どの色も修正されることが可能である。この事は、文書
に対して色計画を適用する前後において、いつでも行わ
れることが可能である。使用者が、文書中の希望してい
たそれぞれのページを色付けすることを完了したとき、
色付き文書保存ウィンドウ(save-color-document windo
w)46が開かる。そして使用者は、保存するための文書
を特定することによって色付けされた文書を保存するこ
とが可能となる。
【0048】図4は、本発明の一実施例における色計画
を選択する処理の流れを示したフローチャートである。
【0049】以下に、図5〜図8及び図19〜図21を
参照して図4のフローチャートの処理の流れを説明す
る。
【0050】図5は、本発明の一実施例としての色計画
の作成のためのウィンドウ表示を示す。
【0051】図6aは、本発明の一実施例としての物理
的な色属性を定義するためのウィンドウ表示を示す。
【0052】図6bは、本発明の一実施例としての色デ
ータの属性を選択するためのウィンドウ表示を示す。
【0053】図7aは、本発明の一実施例としての選択
された色データのウィンドウ表示を示す。
【0054】図7bは、本発明の一実施例としての選択
された色データのウィンドウ表示を示す(色データが無
い場合)。
【0055】図8は、本発明の一実施例としての色チュ
ーナウィンドウのウィンドウ表示を示す。
【0056】図19は、本発明の一実施例としてのカラ
ーインパクトオブジェクトについての選択一覧である。
【0057】図20は、本発明の一実施例としての物理
的な色属性についての選択一覧である。
【0058】図21は、本発明の一実施例としての色デ
ータ属性についての選択一覧である。
【0059】図4に示される処理のステップと、この明
細書における他のフローチャートは、主記憶装置30の
内部に蓄積された指令順序を用いてCPU20によって
実行される。
【0060】ステップS401において、色を選択する
ための色計画選択プログラムと彩色プログラムは、初期
パレットウィンドウ31を表示する。図5には示されて
いないが、初期パレットウィンドウ31において、当初
ウィンドウのAとBの部分のみが表示される。ステップ
S402において、プログラムの色計画作成の部分は、
ボックス50の中にカーソルを挿入するために、マウス
14を用いることにより操作されることが可能となる。
色計画作成プログラムが実行されたとき、初期パレット
ウィンドウ31のCの部分が表示される。
【0061】初期パレットウィンドウ31のCの部分
は、使用者が選択可能なカラーインパクトオブジェクト
のポップアップメニュー(pop-up menu)を備えている。
カラーインパクトオブジェクトは、色そのもの自身より
も、色のオブジェクトを使用者が特定することを許可す
る。典型的なカラーインパクトオブジェクトは、観衆(a
udience)、機会(occasion)、形(style)、トーン(tone)
等に関するものをそれ自身に備えている。いくつかのカ
ラーインパクトオブジェクトについてのより完全な例を
図19に示す。目標の組み合わせは、”観衆”47そし
て”情緒的なトーン”48のように、目標を結合させる
より明確な色計画を定義するために選択されることが可
能となる。それぞれのカラーインパクトオブジェクト
は、ポップダウンウィンドウを備えている。このポップ
ダウンウィンドウは、例えば目的とするウィンドウの”
メッセージ”の中の”パーティー”のように、使用者が
選択可能なテーマを表示するウィンドウ49である。図
19に種々の目的とテーマの双方を記載する。しかしカ
ラーインパクトオブジェクトの記載とインパクトのある
色のテーマの記載が、単に色計画選択、彩色プログラム
と共に使用される目的とテーマの例にすぎないことがわ
かる。
【0062】ステップS403において、使用者は、色
の選択に影響する使用する色の数、色の原因(source)、
そして種々の他の物理的な目標のように、更に物理的な
色の属性を決定することによって、色計画を定義するこ
とが可能となる。色計画の物理的な属性は、物理的な色
の属性メニューボタン52を操作することによって定義
される。
【0063】物理的な色の属性メニューボタン52を操
作することにより、物理的な色の属性ウィンドウ32
は、ウィンドウ31の上に上書きされて表示される。例
えば、図6aにおいて、色計画の組み(set)となってい
る物理的な色の属性の内の1つは、パレットサイズ、す
なわち3つの主要色(1つの最重要色と2つの共存
色)、3つの補助色(最重要色とその2つの共存色の3
色からなる組み)、そして2つの明るい(highlight)色
である。図6aに示されるように、物理的な色の属性
は、”ビットの奥行き”、”ソース”、”出力”される
色、色画像の性能の限界(color vision disability)等
を考慮に入れるかどうかによって更に定義されてもよ
い。
【0064】選択をするための、いくつかの物理的な属
性の選択肢の例を図20に示す。
【0065】ステップS403においても、使用者は、
図6bに示される色データ属性ウィンドウ(data-color-
attribute window)33によって色データの属性を選択
することが可能である。色データは、棒グラフや円グラ
フのような色データの要素として文章中で用いられる特
別な色である。通常、データは文書中で強調された部分
である。そのため色データは、文書のページを色付けす
るために用いられるその他の色とは異なった色である。
【0066】図6bに示すように、物理的な色の属性ウ
ィンドウ32の中の物理的な色の属性ボックス56を選
択し、更に色データ属性ウィンドウ33を操作すること
により、使用者は色データの属性を定義できる。色デー
タの属性の選択肢の内のいくつかを図21に示す。
【0067】色データ属性ウィンドウ33における設定
を用いることによって、そして色データは、通常かなり
対照的な色相の鮮やかで濃い色であるという一般的なル
ールを用いることによって、使用者が特定した色データ
の数は定義される。この色データは、図7aに示される
色データウィンドウ34の中に使用者によって表示され
ることができる。一方では、色データが1つも定義され
なかったときは、図7bに示される色データウィンドウ
35が表示される。
【0068】ステップS404において、ウィンドウ3
1の中のボタンリファレンス51の”色計画の作成(Bui
ld schime)”を選択することにより、物理的な色属性ウ
ィンドウ32と色データ属性ウィンドウ33から選択さ
れた物理的な色の属性によって抑制されているため、選
択されたカラーインパクトオブジェクトの組み合わせ
は、CPU20によって色計画と色データを選択するた
めに使用される。例えばそれは、ディスク11の内部に
蓄積された色の知識ベースの中から読み込まれる1つの
最重要色と2つの共存色である。知識ベースを用いるこ
とによって色計画を選択する処理は、使用者が定義した
ルールの組み、ファジーロジック、またはオブジェクト
と色との特別な関係を予め指定するなど、よく知られて
いるどの方法によっても行われることができる。例え
ば、それぞれの目標の設定のために、特別な色の組みを
指定する方法がある。
【0069】むしろ最重要色かつ共存色である色は、以
下に示す方法の内の1つに従って選択される。これらの
方法は、最適で最重要色かつ共存色である色を選択する
ために、使用者が選択可能なカラーインパクトオブジェ
クトを結合する。
【0070】最重要色かつ共存色である色を選択する第
一の方法(補足説明1.1に詳細を示す)は、カラーイ
ンパクトオブジェクトを結合する。その具体的な方法
は、それぞれのカラーインパクトオブジェクトに対する
適正な値(relevance value)を指定する、選択されたカ
ラーインパクトオブジェクトに対する適正な値を付加す
る、そして最重要色のための最適な値を最大限に備える
答えを見つけることによる。更に具体的に、それぞれの
カラーインパクトオブジェクトに対する最適な値は、H
SB色空間(”色相”、”彩度”、そして”輝度”)中
の色相環(colorwheel)の周りのそれぞれの複数の色相
角度に対して指定される。前述のように最重要色は、使
用者によって指定されるそれぞれのカラーインパクトオ
ブジェクトに対する最適な値を付加し、そして最適な値
が、使用者の意図するものを最大限に引き出すところを
見つけることによって選択される。共存色は、色相環に
内接する正3角形の3点を順次横切るように、120°
毎に角度を増加させることにより選択される。その時、
それぞれの補助色は、合成された最重要色または共存色
よりも彩度と暗さが弱くなるように色相、彩度を修正す
ることによって選択される。
【0071】最重要色かつ共存色である色を選択する第
二の方法(補足説明1.2に詳細を示す)は、使用者が
指定したオブジェクトの中における最大限に最適な値
を、それぞれの色相角度に対して選択することにより、
カラーインパクトオブジェクトを結合する。
【0072】最重要色かつ共存色である色が選択された
後で、CPU20は、それぞれの最重要色かつ共存色で
ある色に対する補助色を、色空間の中で作り出す。その
具体的な方法は、それぞれの最重要色かつ共存色である
色を、色空間の中における色相環をずらすこと(shifti
ng)による。この時もしあるならば、最も明るい色と色
データも同様に定義される。(補助色、最も明るい色、
そして色データを引き出すための方法を、補足説明1.
3に詳細を示す。)ステップS405そしてS406に
おいて、カラーエージェントプログラムである特別な常
駐プログラム(terminate and stay-resident color age
nt:TSRCA)は、変更された色の選択を適用されるこ
とが可能である。カラーエージェントは、変更要因(ske
w factors)を付加することによって表示された色計画を
修正する。この色計画は、使用者の個人的な色の好み、
そして現在の色に対する作業経過に基づいている。すな
わち使用者は、コンピュータ上で作業するので、カラー
エージェントプログラムは、使用者によって使用された
色の記録を維持管理するために背後で活動状態を保って
いる。カラーエージェントプログラムは、使用者の色の
好みに関係したデータを認識し、そして記録する。この
ため、希望すれば過去の色の使用パターンは、色の選択
を自動的に調整または変更するために使用される。
【0073】操作において、カラーエージェントを適用
することを決定されれば(ステップS405)、この時
処理の流れは、カラーエージェントプログラムが色の変
更要因を決定するステップS406へ進む。この色の変
更要因は、色計画の構築手段と彩色手段において、カラ
ーインパクトオブジェクトの色計画と文書の色付けする
ことと同時に使用される。説明したように、これらの変
更要因は、使用者によりカラーエージェントの参加、ま
たは入力が要請されたときのみに適用される。初期パレ
ットウィンドウ31の左上部分に示されるように、アイ
コン55は、カラーエージェントが色に対する作業の質
を高めるために動作しているかどうかを表示する。
【0074】ステップS407において、使用者による
色計画の選択(そしてカラーエージェント)により、結
果としてもたらされる色計画が、初期パレットウィンド
ウ31のBの部分に表示される。
【0075】ステップS407において、本発明の他の
実施例として、使用者の色の目標から作り出された色と
属性の選択は、同じ色のタイプを作り出す。しかしこれ
らの色の1つの色パレットの代わりに、最重要色、共存
色、補助色、そして最も明るい色による種々の組み合わ
せの6つのパレットのような、複数のパレットが作り出
され、そして表示される。更に同ステップの多様性にお
いては、複数のパレットを表示する代わりに、使用者
は、汎用性のある種々の色付けされた小さい複製の中
に、文書のページを表示するためのオプションを選択で
きる。これは前述した色パレットに表示されている、同
じ色の組み合わせを用いた6つの小さい複製である。次
のステップにおいて、使用者は、1つの色パレットを選
択する。そして処理の流れは、ステップS408に進
む。その処理が示すものは、前記の実施例と同様であ
る。
【0076】ステップS408において、使用者は、色
のどれか(例えば、最重要色、共存色、補助色、最も明
るい色)、またはデータを手動で調整できるかどうか決
定することが可能である。色計画の中の色を手動で調整
することを希望する場合、色計画パレットまたは色デー
タパレット(ウィンドウ34)において、使用者は、修
正しようとする色をダブルクリックすることにより、修
正されるために色を選択することが可能である。色が選
択されたとき、色チューナーウィンドウ36は、図8に
示されるように表示される。
【0077】図8は、色チューナー71を備えた色チュ
ーナーウィンドウ36の一例である。色チューナー71
は、選択された他の色相の量(例えば、もっと赤く、も
っと青く、またはもっと緑色に)を加えることにより、
使用者がオリジナルな色を修正することを許可する。オ
リジナルな色は、色の強さ、黒さ、白さ、または色の暖
かさを加えることにより、または差し引くことにより修
正されることも可能である。図8に示されるように、左
上の角にあるバースライダー(bar slider)は、前述の
色チューナーの選択に基づき同時に色を変えられるよう
な変更の加減を、使用者が設定することを許可する。バ
ースライダーのとなりの2つの色のボックスは、一方が
変更されていないオリジナルな色を示し、もう一方のボ
ックスは、変更されていく色の現在の色の程度を示す。
変更が色計画パレットと色付けされたページに現われる
色として起こるので、変更は直ちに反映される。最終的
に変更は、新しい色が色計画パレットから選択されたと
き設定される。
【0078】もし希望すれば使用者は、繰り返し新しい
色のパレットを作ることが可能である。具体的な方法
は、ステップS401を再度始めることによって、カラ
ーインパクトオブジェクトと属性の選択のいくつかを変
更することによって、そしてウィンドウ31の中のボタ
ンリファレンス51の”色計画の作成”を選択すること
によってパレットを作り直すことによる。あるいは同じ
色のオブジェクトと属性の選択を保つことにより、使用
者は、ウィンドウ31の中のボタンリファレンス51
の”色計画の作成”を選択することのみによって繰り返
し新しい色のパレットを作ることが可能である。これを
行っている間、使用者は、希望するどの最重要色、そし
てそれらに準ずるどの補助色も維持管理することが可能
である。具体的には、ウィンドウ31のリファレンス5
4の中に示されるように、維持管理される色を”ロッ
ク”することにより、そして”色計画の作成”ボタンを
用いてお互いをロックされていないそれらの色の組みを
変更することによる。更に、使用者は、最重要色、そし
てそれらに準ずる補助色を、ウィンドウ31のBの部分
のリファレンス53を用いることによりリンクする(あ
るいは鎖状に結合する)ことが可能である。色チューナ
ーにおいてリンクされた色の内のどれか1つが修正され
たとき、その他の色も維持管理するために(例えば、そ
れらの間にある3角形状のオリジナルな色の関係のよう
にして)変更する。
【0079】例えば、使用者が、全てが緑色の色相を持
っている色の組みをリンクし、そしてそれらの内の1つ
を赤い色相に変更すれば、変更された色によってリンク
された全ての色は、赤い色相に変更するのと同じような
方法で自動的に変更される。リンクされた、または鎖状
に結合された色は、それらのオリジナルな色の出現の関
係を常に互いに維持管理する。緑の色相の中でデルタ×
彩度により知覚的に異なった色にされた2つの色は、赤
い色相に対してシフトされたあともまだデルタ×彩度に
より知覚的に異なる。
【0080】色計画が、使用者の個人的な好みに一旦作
り出され、そして調整されると(ステップS409)、
更なる使用のために作り出された色計画を、ディスク1
1に蓄積されたファイルに保管することが可能となる
(ステップS410)。色計画は、他のコンピュータア
プリケーションプログラムによって使用されるために用
意された色のパレットファイルの中の色の組みとして保
管されること、または色計画を作り出すために使用され
たユーティリティー設定として保管することが可能であ
る。ユーティリティー設定として色計画が保管される
と、ユーティリティーの中で色計画は再度使用され、修
正されることは可能であるが、他のコンピュータアプリ
ケーションプログラムによって使用されることは不可能
である。この点において、後の作業のために使用者は、
作り出された色計画をハードコピーリファレンスとして
使用するために印刷してもよい。
【0081】図9は、本発明の一実施例における文書の
ページの色付け方法の処理の流れを示したフローチャー
トである。
【0082】以下に、図10〜図16を参照して図9の
フローチャートの処理の流れを説明する。
【0083】図10は、本発明の一実施例としての変更
し易いように色付けされた文書のページの小さいスケッ
チのウィンドウ表示を示す。
【0084】図11は、本発明の一実施例としての使用
者が小さいスケッチから選択した文書のページのイメー
ジのウィンドウ表示を示す。
【0085】図12は、本発明の一実施例としての選択
した文書のページのテンプレートのウィンドウ表示を示
す。
【0086】図13は、本発明の一実施例としての選択
し色付けした文書のページの目標物のアウトラインのウ
ィンドウ表示を示す。
【0087】図14は、本発明の一実施例としての色付
けされる文書の目標物とテンプレートのウィンドウ表示
を示す。
【0088】図15は、本発明の一実施例としての文書
のページ中のデータイメージの色を調整する方法を示す
ウィンドウ表示である。
【0089】図16は、本発明の一実施例としての色付
けされた文書のセーブ方法を示すウィンドウ表示であ
る。
【0090】ステップS901において、使用者は、デ
ィスク11に蓄積されている文書を選択し修正する。更
に使用者は、主記憶装置30の中に文書をロードする。
CPU20は、主記憶装置30の中の文書を修正し、現
在定義されているカラーパレットで、その文書を色付け
する。そしてディスプレイインターフェース27を介し
て接続された不図示の表示装置上に文書の最初のページ
を表示する。
【0091】ステップS902において、文書は、選択
された色計画を用いて色付けされる。
【0092】ステップS903において、使用者は、カ
ラーエージェントに自動的に1つあるいは複数の文書の
ページの色を調整(または変更)することを許可され
る。カラーエージェントが選択されると、カラーエージ
ェントは、使用者が前に選択した色計画に基づいて選択
されたページを色付けする(ステップS904)。更
に、前述したようにカラーエージェントは、使用者の個
人的な好みそして現在の色付け作業の経過に基づいた変
更要因を付加することにより、カラーエージェントによ
って監視され蓄積されたように表示されたページの色付
けを修正する。具体例として、使用者が自らのコンピュ
ータ上で色に関する作業を行なうので、カラーエージェ
ントは、色の使用と色の好みの記録を維持管理するため
に、TSRCAプログラムとして背後で活動状態を保た
れる。図10のウィンドウ37において、トグル状のア
イコン78は、カラーエージェントが”イン”(または
活動中)かどうかを使用者に対して表示する。
【0093】ステップS905において、文書のページ
は、オリジナルなページの小さい要約となっている小さ
い複製の中で、何度も再生される。小さい要約は、選択
された色計画からの色の組み合わせにおいて、自動的か
つ多様に色付けられる。以下ステップS905につい
て、図10を参照し詳細を説明する。
【0094】図10は、色付けウィンドウディスプレイ
(colorizer window display)37を示している。色付け
ウィンドウディスプレイ37は、それぞれの小さい要約
を表示する。これらの要約は、作り出された色計画の組
み合わせの変更により多様に色付けされている。色付け
ウィンドウディスプレイ37の左下の端部に示すよう
に、ページメニュー80は、文書のページ番号と小さい
要約に表示されている現在のページを示している。ステ
ップS905において、ポインティング装置14を使用
して小さいスケッチ上にあるカーソルを移動させ、希望
する小さい要約上でポインティング装置14を押下する
ことにより、使用者は希望する小さい要約を選択するこ
とができる。希望する小さいスケッチの選択により、色
付けされた文書90が、ページチューナーウィンドウ3
9に現われる。図11を参照し、ページチューナーウィ
ンドウ39詳細を説明する。
【0095】ステップS906において、図11に示さ
れるように選択された小さい要約は、色付けされた文書
のページ90に拡大される。ページチューナーウィンド
ウ39は、使用者が文書の要素を操作し、変更すること
を許可する(ステップS907)。このようにしてステ
ップS908において、使用者は、色付けされた文書の
ページ90の中の色の修正をするために、ツールパレッ
ト91の中のどの道具も選択することが可能となる。例
えば、アイドロッパー(eyedropper)92は、初期パレッ
トウィンドウの中の色計画パレットから、またはページ
チューナーウィンドウ39に示される文書のページ中の
色付けされた要素から、色を選択するために使用するこ
とが可能となる。スマッジツール(smudge tool)93
は、ページの要素を2つの選択された色の混合色で色付
けするために使用することが可能となる。またはバケッ
トツール(bucket tool)94は、ページの要素をムラの
ない一様な色で色付けするために使用することが可能と
なる。
【0096】使用者がこの彩色手段で作業している間中
いつでも、チェーンアイコン(chainicon)と色チューナ
ーを用いることによって、色は初期パレットウィンドウ
の中で調整され、または修正される。これらの変更は、
彩色手段のページ中の調和した色に自動的に反映され
る。もちろん使用者がどの色にも満足しない場合は、色
計画を調整する前あるいは後においても、前述した初期
パレットウィンドウの”色計画の作成”ボタンとロック
アイコンを用いて、使用者は全く新しい色計画を作り出
してもよい。
【0097】使用者が手動で色を調整するのを手助けす
るために、CPU20が定義される前の定型のシートを
使用することが可能であり、更に1992年4月24日
に出願されたNo.873,012、”キャラクタ認識
方法及びその装置(Method And Apparatus For Characto
r Recognition)”に述べられているような文書ブロック
の認識と選択テクニックを使用することが可能である。
尚、この発明は、文書中の表題、見出し、項目、テキス
ト等の種々の部分またはブロックを自動的に定義するた
めのものである。これにより使用者は、見出しのような
文書の種々の特徴を選択することが可能となる(例え
ば、見出しのみをオレンジ色に色付けすることが可能と
なる)。その代わりに、文書の色付けのための使用者が
設定できる自動化の程度を、更に使用者に提供すること
が可能となる。それは、文書中の24ポイントのヘルベ
チカ(Helvetica)キャラクタ全てを赤に設定するように
低レベルの全体的な要素に対して作られている色の指定
のファイルをセーブする方法による。その後セーブされ
た色計画は、彩色手段によって他の文書ファイルを自動
的に色付けするため(例えば、文書中の24ポイントの
ヘルベチカキャラクタ全てを赤にするため)に適用され
ることが可能となる。
【0098】色付けされたページを調整することを容易
にするため、使用者は文書の異なった眺めを与えられて
いる。図11〜図14は、文書の最初のページの種々の
ページチューナーウィンドウの眺めを表わしている。図
11は、色付けされたページの眺めである。図12は、
文書イメージが色付けされる前の文書の眺めである。こ
の眺めは、テンプレートの要素の詳細な眺めを見るため
のリファレンスとして使用される。図13は、オリジナ
ルの文書の眺めであり、要素は破線部の形のように示さ
れる。この眺めは、使用者が文書中の色付けされた目標
物を見直すことを許可する。図14は、図13のアウト
ラインを図12からのオリジナルなページのイメージの
一番上に付け加えた色付けされた目標物の眺めである。
全ての色付け作業は、図11の眺めの中で行われる。図
12は、ファレンスのための眺めであり、かつ図13、
図14は、色付けするためにページの要素を確認し、操
作し、そして選択するための眺めである。
【0099】使用者が、この文書のページに一度満足す
れば、色付けウィンドウディスプレイ37の底部にある
ページメニュー80において他のページを選択すること
により、そしてステップS909における使用者の選択
に従って、ステップS902からS907を繰り返すこ
とにより、残っている文書のページは1つ1つ色付けさ
れることが可能となる。例えば、図15において文書の
2ページが選択されている。2番目のページ100は、
円グラフであるデータオブジェクト101を含んでい
る。データオブジェクト101は、色データ属性ウィン
ドウ33において定義された色データに従って色付けさ
れる。
【0100】文書中にページが残っておらず、または文
書中のページの色付けをこれ以上行なわないならば、処
理の流れはステップS910に進む。図16に示される
ように、色付けされた文書は、色付き文書保存ウィンド
ウを開くことによってセーブされる。明確に色付けされ
ていない文書のページをセーブしている間、使用者は、
文書中の残りのページを、オペレータが設定可能な初期
彩色オプション(operator settable default colorizat
ion optoin)110を用いたプログラムによって自動的
に色付けすることを要求できる。初期の色付けは、色付
けウィンドウディスプレイ37の中に現われる小さい場
所の1つとして、色付き文書保存ウィンドウ46から選
択される。
【0101】図17は、本発明の一実施例としての色付
けされた文書の印刷方法を示すウィンドウ表示である。
【0102】図18は、本発明の一実施例としてのウィ
ンドウ環境において重ねて表示する方法を示すウィンド
ウ表示である。
【0103】同様にして、色付けされた文書は、図17
に示される印刷文書ウィンドウ60を用いた彩色手段か
ら直接印刷されることが可能である。この場合、印刷文
書ウィンドウ60は、色付き文書保存ウィンドウ46の
代わりに使用される。
【0104】それぞれのウィンドウの選択の説明は、単
に文書の選択と色付け方法の例にすぎない。色計画の選
択、彩色プログラムがウィンドウ環境で操作されて以
来、どのウィンドウも使用者の希望通りに動作された
り、動作停止されたりする。例えば、図18は、重ねて
表示されたウィンドウを表わしており、ディスプレイの
前方のウィンドウが操作可能となっている。
【0105】<補足説明1.1> 色計画を選択する第1の方法 それぞれのカラーインパクトオブジェクト、即ち、嬉し
さ、怒り、ロマンティック、力強さ等は3つのカーブ
(曲線)(色相、彩度、輝度)(HSB)からなる。そ
れぞれのカーブは異なる色の連続点で表示(定義)され
る。 色相:例えば、0〜1、0〜10、0〜100というよ
うに、ある最小値からある最大値をもつ領域で、n個の
適性量をもつ領域にすることができる。
【0106】彩度:例えば、0〜1、0〜10、0〜1
00というように、ある最小値からある最大値をもつ領
域で、n個の彩度量をもつ領域にすることができる。
【0107】輝度:例えば、0〜1、0〜10、0〜1
00というように、ある最小値からある最大値をもつ領
域で、n個の輝度量をもつ領域にすることができる。 上記の条件より、それぞれのカラーインパクトオブジェ
クトは、3×n個の要素をもつ表が存在することにな
る。第1インデックスは属性(色相、彩度、輝度)の種
類を表示する(例えば、1=適性量、2=彩度、3=輝
度)。第2インデックスは、与えられる3つのカーブか
ら、それぞれ彩度量と輝度量と適性量を混ぜ合わせて得
られる色相角度を表示する。第2インデックスで表示さ
れる色相角度の範囲は0からnまででxずつ増える。例
えば、n=0〜359、x=1である時は、1ずつ増え
るごとに色相が変化し、この場合カラーインパクトオブ
ジェクトは、3×360の要素が存在する。あるいは、
n=0〜79、x=4.5である時は、4.5ずつ増え
るごとに色相が変化し、この場合カラーインパクトオブ
ジェクトは、3×80の要素が存在する。最適なのは、
色相の増える度合いxが色相の領域内に占めるようにx
を設定することである。つまり、nが360ならば:色
相の領域は0から359となるので、例えば、色相の増
加の度合いは1とする。あるいはまた、カラーインパク
トオブジェクトにおける3×n個の要素をもつ表はHS
Bと適性量によって4×n個の要素をもつ表に拡張する
ことができる。4×n個の要素をもつ表を持つ第1イン
デックスならば、例えば、次のような属性で表示するこ
とができる。(1=色相量、2=適性量、3=彩度量、
4=輝度量)。それぞれのカラーインパクトオブジェク
トのカテゴリー、即ち、感情、スタイル、情報等をもつ
カラーインパクトオブジェクトのカテゴリーは、彩度と
輝度のカーブ加えて色相カーブから、合成彩度、合成輝
度、合成色相が、計算され、それぞれ計算された合成彩
度、合成輝度、合成色相をカテゴリーの重みづけとして
ある値をもっている。
【0108】好ましくは、与えられる重み付けはカラー
インパクトオブジェクトのカテゴリーばかりでなく、よ
り所望の色が必要な個々のカラーインパクトオブジェク
トに行われる。 重み付けによる適切な色の計算法 1)それぞれの色相角度において、選択されるすべての
objectiveのカーブから色相の適性量を加える。
【0109】選択されたそれぞれのobjectiveは、次の
ステップを0から始まりxずつインクリメントさせて、
選択されたobjectiveの数まで繰り返す。 { 決定されたそれぞれの色相角度は、次のステップを0か
ら始まりnずつインクリメントさせて、色相量の値まで
繰り返す。
【0110】 { solution relevance[n]=+objective hues[x,n]*weight[x] } average_factor=+weight[x] } 2)除算による平均値の算出 決定されたそれぞれの色相角度は、次のステップを0か
ら始まりnずつインクリメントさせて、色相量の値まで
繰り返す。 { solution relevance[n]=solution hues[n]/average_factor } 3)最大適性量の算出 4)標準偏差値は色相カーブより算出される。標準偏差
は、色相カーブより得る色相の位置を算出できる間隔で
ある。例えば、標準偏差の使い方としては、例えば、ス
テップ3として、算出する最大値を基準に色相カーブに
そって取り得る値が、それぞれの標準偏差である。この
標準偏差は、色相カーブを統計的な分析によって算出す
るか、あるいはコードによって確定することができる。
即ち、所定の値を持つ色相の度合い、例えば、色差の度
合いを把握することで所望の平均の値が得られる。この
2つの方法により、最大適性量が現在の適性量から直接
検出することができる。
【0111】5)ステップ4で検出した色相を用いるこ
とによって、それぞれの色相はそれぞれの適性量が与え
られる。 6)設定されたパレットサイズとユーザが設定する所望
の色(調和、不調和等)の関係に基づいて、分類された
リストから最重要色と共存色が抽出される。これら抽出
された色は主要色と呼ばれる。即ち、主要色=最重要色
+共存色である。主要色とは、選択される色が最高許容
適性量を持つ色である。このことを考慮すると、色の選
択は最大適性量を持つリストの部分だけを限定し、色の
選択を行えばよい。選択する適性量をもつリストの限定
は、適性量が50%程度あるいはそれ以上の量をもつ適
性量を用いて調節する。しかし、選択する十分な色を確
保するために、リストの分布に基づいて限定を算出する
ことが望ましい。
【0112】最高適性量を持ち、与えられるリストの中
の1番目(先頭)の色は、最重要色が選択される。画家
が用いる色の関係を示す色相環を使うことによって、色
の関係を規則付けられたリストから次の色がユーザによ
って検出される。そして、すべての所望の色が選択され
るまで続けられる。画家が用いる色相環は、色の関係に
おける色の混合や色の生成を認識するために画家が用い
る基礎的なテクニックである。色相環は3つの基本色か
ら構成されている。:3つの等しい扇形で構成され、そ
れぞれ、赤、黄、青で構成されている。色相環は、2つ
の隣接する色の混合によって構成される色の周囲に形成
される。即ち、赤と黄の間には赤、オレンジ、黄という
ような色合いの連続を持つ。色相環上において、互いに
向き合う位置にある2つの色は、干渉し合う。2色の構
成は不調和になっている。これらは、補間色と呼ばれ
る。同様に、色相環上に等間隔(120度)に位置する
3つの色は、同調しあい、また、互いに調和する。例え
ば、色相環を使って、最重要色と思われる色が存在する
同調関係の中から5つの色を選択する時、その5つの色
の1つの色の色相角度が0度であるリストが与えられた
場合、残りの4つの色は、色環に内接する正三角形の頂
点の一つが色相角度0度の位置の色相環の円周上に接
し、その接点を基準にした時、該基準から等しい位置に
ある、つまり該正三角形の他の2つの頂点が接する点で
の色相角度をもつ色を使って選択される。選択する色
が、色相角度の隣接する位置に1つあるいは2つある場
合、即ち、色相角度120度における色相の標準偏差を
少し持つ色相角度の色相の色の1つあるいは2つの色、
同様に色相角度240度の色相の色の1つあるいは2つ
の色、また、あるいは、候補としての色は色相角度0度
付近の色相の色から選択され、5つの主要色が生成され
る。選択された1番目の色相(最重要色)を基準に、色
相環を横切って他の頂点に移動し、再び1番目の色相の
位置に戻ってくる。頂点に隣接する色相角度、ここでは
0度あるいは120度あるいは240度の色相角度に隣
接する許容高適性量を持つ色相の色相角度が選択され
る。例えば、色相角度が244度といった具合である。
続いて選択する色も頂点に隣接する色相角度、0度ある
いは120度あるいは240度に隣接する色相角度が選
択される。例えば、352度といった具合である。頂点
が色相角度0度に隣接する色相角度の色の選択をそれ以
上必要としない場合、その選択する色の検索は、色相角
度が120度と240度の色相角度に隣接する色相だけ
を検索することで選択することができる。もし、色相角
度が120度と240度の色相角度の色相において、非
常に低い適性量のobjectiveを選択した場合は、別の色
が選択される。また、1回の選択の動作で、抽出される
色に3つの候補の色が隣接し、それが最重要色なら、リ
ストを再び検索する。それゆえ、再びリストの先頭から
(検索を)始める場合というのは、現在の色が隣接する
位置、例えば、色相角度が105度と255度に位置す
る場合である。以上の操作は、5つの色相が選択される
まで繰り返される。 注1)選択する候補の色の関係は同調であるから、反対
に位置する色相環の中の色からの検索、抽出は互いの行
わない。即ち、色は不調和の関係を持ち備える。 注2)HSB(色相、彩度、輝度)の領域は使用される
から、現在使われている角度(0度、120度、240
度)は、HSBの色相が現在位置する色相に移動するこ
とで画家の用いる色相に調整される。同様な方法で、他
の色の関係、不調和色、無関係色等が生成される。 7)ステップ6で選択されたそれぞれの主要色の色相
は、適性曲線/適性表から重み付けされた彩度が付加さ
れる。選択されたそれぞれのobjectiveは、次のステッ
プを0から始まりxずつインクリメントさせて、選択さ
れたobjectiveの数まで繰り返す。 { それぞれの検出される色相角度は、次のステップを0か
ら始まりnずつインクリメントさせて、色相量の値まで
繰り返す。
【0113】 { solution saturation[n]=+(object saturation[x,n]*weight[ x]) } average factor=+weight[x] } 8)除算による重み付け平均の算出 検出される色相角度は、次のステップを0から始まりn
ずつインクリメントさせて、色相量の値まで繰り返す。 { solution saturation[n]=solution saturation[n]/average factor } 9)ステップ7とステップ8を繰り返すことで、輝度量
を得る。ステップ7、8、9の3つのステップにより、
彩度量と輝度量を1つのobjective曲線/表から直接得
ることができる。得る値の一つは最大適性量あるいは最
高重み付けになる。 10)色相と彩度と輝度は最重要色と共存色のパレット
より確定される。 11)補助色の算出は、主要色から始め、彩度と輝度と
わずかな色相がそれぞれ変化することによって、順々に
主要色(最重要色と共存色)から選択され、n個の補助
色が生成される。彩度要素と輝度要素と色相要素をラン
ダムに選択し、それらが掛け合わされることによってH
SBの色相の構成をもつ補助色が得られる。つまり、彩
度またあるいは輝度によって、補助色は常に互いに異な
る。しかし、主要色の色相に近づき続ける。一般的に言
えば、HSBの色の調和空間においては、補助色は主要
色よりも暗く鮮やかでない。次のステップを、1から始
まりnずつインクリメントさせて、主要色の数まで繰り
返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0114】 { supporting hue[n,x]=solution hue[n]*RANDOM(hue factor range) supporting sat[n,x]=solution sat[n]*RANDOM(sat factor range) supporting bri[n,x]=solution bri[n]*RANDOM(bri factor range) } } 他の方法としては、彩度、輝度、色相の変化に対する確
定コード要素を決定することができる。この方法は、そ
れぞれ計算されたそれぞれのレベルの補助色をもつ主要
色が適用される。次のステップを、1から始まりnずつ
インクリメントさせて、主要色の数まで繰り返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0115】 { supporting hue[n,x]=solution hue[n]*supporthing hue factor[x ] supporting sat[n,x]=solution sat[n]*supporthing sat factor[x ] supporting bri[n,x]=solution bri[n]*supporthing bri factor[x ] } } <補足説明1.2> 色計画を選択する第2の方法 第1の方法のように、それぞれのカラーインパクトオブ
ジェクトにおいては、0度から360度の色相角度の領
域をn個のグループに分け、3×n個の表を持つ。例え
ば、36個のグループに分れているならば、それぞれの
色相角度は10度である。3×n個の表の中のそれぞれ
のn個のグループにおいて、3は次の3つのことであ
る。:1=適性量、2=彩度量、3=輝度量。 適性色の計算 1)それぞれの色相角度と、選択されるカラーインパク
トオブジェクトにおけるそれぞれのカテゴリーは、最大
適性量を持つ色(色相、彩度、輝度)を選択する。つま
り、選択された色は、それ自身の適性量をもつ色として
記録する。それぞれの決定される色相角度は、次のステ
ップを0から始まりnずつインクリメントさせて、色相
量の値まで繰り返す。 { solution_relevance[n]=ー1 solution_hue[n]=n カラーインパクトオブジェクトのカテゴリーが選択されない場合、 { solution_saturation=default_saturation solution_value=default_value } 選択される場合 { それぞれのobjectiveのカテゴリーは、次のステップを0から始ま り xずつインクリメントさせて、objectiveのカテゴリーの数まで 繰り 返す。
【0116】 { 選択されたobjectiveがobjectiveカテゴリーをもつ場合 { if(objective[x]relevance[n]>solution_relevance[ n]) { solution_relevance[n]=objective[x]relevance[ n] solution_saturation[n]=objective[x]satu ration[n] solution_value[n]=objective[x]value[n] } } } } } 2)最大適性量の算出 3)標準偏差値は色相カーブより算出される。標準偏差
は、色相カーブより得る色相の位置を算出できる間隔で
ある。例えば、標準偏差の使い方としては、ステップ3
による最大値から始まり色相カーブにそって取り得る値
が、それぞれの標準偏差である。この標準偏差は、色相
カーブを統計的な分析によって算出するか、あるいはコ
ードによって確定することができる。即ち、所定の値を
持つ色相の度合い、例えば、色の違いの度合いを把握す
ることで所望の平均の値が得られる。この2つの方法に
より、最大適性量が現在の適性量から直接検出すること
ができる。
【0117】4)ステップ4で検出した色相を用いるこ
とによって、それぞれの色相はそれぞれの適性量が与え
られる。 5)設定されたパレットサイズとユーザが設定する所望
の色(調和、不調和等)の関係に基づいて、与えられる
リストから最重要色と共存色が抽出される。これら抽出
された色は主要色と呼ばれる。即ち、主要色=最重要色
+共存色である。主要色とは、最高許容適性量を持つ色
が選択される。このことを考慮すると、色の選択は最大
適性量を持つリストの部分だけが限定される。選択する
適性量の限定は、50%程度あるいはそれ以上の量を与
える。しかし、選択する十分な色を確保するために、リ
ストの分布に基づいて限定を算出することが望ましい。
【0118】6)それぞれの主要色の色相は、ステップ
5で選択され、ステップ1より重み付け彩度量を用い
る。 7)ステップ6を繰り返すことで輝度量がもとまる。こ
の方法での、彩度量と輝度量は、色相角度に対応する彩
度表と輝度表から検出される。 8)色相と彩度と輝度は最重要色と共存色のパレットよ
り確定される。 9)補助色の算出は、主要色から始め、彩度と輝度とわ
ずかな色相がそれぞれ変化することによって、順々に主
要色(最重要色と共存色)から選択され、n個の補助色
が生成される。彩度要素と輝度要素と色相要素をランダ
ムに選択し、それらが掛け合わされることによってHS
Bの色相の構成をもつ補助色が得られる。つまり、彩度
またあるいは輝度によって、補助色は常に互いに異な
る。しかし、主要色の色相に近づき続ける。一般的に言
えば、HSBの色の調和空間においては、補助色は主要
色よりも暗く鮮やかでない。次のステップを、1から始
まりnずつインクリメントさせて、主要色の数まで繰り
返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0119】 { supporting hue[n,x]=solution hue[n]*RANDOM(hue factor range) supporting sat[n,x]=solution sat[n]*RANDOM(sat factor range) supporting bri[n,x]=solution bri[n]*RANDOM(bri factor range) } } 他の方法としては、彩度、輝度、色相の変化に対する確
定コード要素を決定することができる。この方法は、そ
れぞれ計算されたそれぞれのレベルの補助色をもつ主要
色が適用される。次のステップを、1から始まりnずつ
インクリメントさせて、主要色の数まで繰り返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0120】 { supporting hue[n,x]=solution hue[n]*supporthing hue factor[x ] supporting sat[n,x]=solution sat[n]*supporthing sat factor[x ] supporting bri[n,x]=solution bri[n]*supporthing bri factor[x ] } } <補足説明1.3> ハイライトカラーと色データの選択方法 ハイライトカラー 最重要色の、色相、彩度、輝度を使う。所望のハイライ
トカラーはの180度の色相における最重要色から選択
される。 Hcolor.Hue=(Dcolor.Hue+180)MOD 360; ハイライトカラーにおける所望の彩度は次のように設定
される。 Hcolor.Sat= Dcolor.Sat+(100ーDcolor.Sat)/2; ハイライトカラーにおける所望の輝度は次のように10
0%で設定される。 Hcolor.Bri=100; よりハイライトの色を設定したい場合は、1番目のハイ
ライトカラーの角度から+ー90度の角度の色を2つ選
択する。そして、1番目のハイライトカラーが上記のよ
うに算出されているならば、 Hcolor2.Hue=(Hcolor1.Hue+90)MOD 360; Hcolor2.Sat=Hcolor1.Sat; Hcolor2.Bri=100; Hcolor3.Hue=(Hcolor1.Hue+270)MOD 360; Hcolor3.Sat=Hcolor1.Sat; Hcolor3.Bri=100; 色データ 方法1 所望の色データ数であるとき、色相空間をn+1に分割
する。 interval=360/(numDatacolors+1) 最重要色の色相、彩度、輝度のパレットを使うことによ
って、色データの彩度と輝度が設定される。(Dcolorを
最重要色とする): DatacolorSat=Dcolor.Sat+(100ーDcolor.Sat)/2 DatacolorBri=Dcolor.Bri+(100ーDcolor.Bri)/2 n個の色データの算出(Dcolorを最重要色とする): Datacolor.Hue[0]=Dcolor.Hue; Datacolor.Sat[0]=DatacolorSat; Datacolor.Bri[0]=DatacolorBri; 次のステップをn+1からはじまりnずづインクリメン
トさせて、色データの数より1少ない数まで繰り返す。
【0121】 { Datacolor.Hue[n]=(Dcolor.Hue[n-1]+interaval)MOD 360; Datacolor.Sat[n]=DatacolorSat; Datacolor.Bri[n]=DatacolorBri; } 方法2 色データの色相間の顕著な間隔(interval)の
差を使い、最重要色の色相、彩度、輝度を使って、どの
Dcolorが最重要色であるかを検索する。 ColorHues PerHues[]; StartHue=Dcolor.Hue; PerHues=GET_PERCEPT_HUES(StartHue,numDatacolor
s); 色データにおける彩度と輝度の設定は: DatacolorSat=Dcolor.Sat+(100ーDcolor.Sat)/2; DatacolorBri=Dcolor.Bri+(100ーDcolor.Bri)/2; n個の色データの算出 次のステップを0から始まりnずつインクリメントさせ
て、色データ数まで繰り返す。
【0122】
【発明の効果】ページ配置、着色あるいは描画プログラ
ムなどの他のコンピュータプロセスにおいて使われるよ
うに設計されたコンピュータ支援プロセスの提供によ
り、文書作成プロセスにおいて使われるために適切な色
計画の選択を行うことが可能となった。
【0123】使用者の目的とする観点に立って文書を表
現するような、インパクトのある色、例えば意識的に情
緒のある色調、スタイルそしてその文書が伝えなければ
ならない態度またはその文書の観衆、原因そして形態な
どの基準に基づいて色を選ぶコンピュータに支援された
色の選択システムを提供することにより、作り出された
色計画は、それぞれの色が文書の構成の中でどのように
使われているか直観的に、かつ明らかにするような色調
にまとめあげることが可能となった。
【0124】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する一実施例としての外観図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を適用する計算機10の内部
構造を示す詳細ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例としての色計画の選択と文書
の色付けのためのウィンドウ表示の階層順を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における色計画を選択する処
理の流れを示したフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例としての色計画の作成のため
のウィンドウ表示を示す。
【図6a】本発明の一実施例としての物理的な色属性を
定義するためのウィンドウ表示を示す。
【図6b】本発明の一実施例としての色データの属性を
選択するためのウィンドウ表示を示す。
【図7a】本発明の一実施例としての選択された色デー
タのウィンドウ表示を示す。
【図7b】本発明の一実施例としての選択された色デー
タのウィンドウ表示を示す(色データが無い場合)。
【図8】本発明の一実施例としての色チューナウィンド
ウのウィンドウ表示を示す。
【図9】本発明の一実施例における文書のページの色付
け方法の処理の流れを示したフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例としての変更し易いように
色付けされた文書のページの小さいスケッチのウィンド
ウ表示を示す。
【図11】本発明の一実施例としての使用者が小さいス
ケッチから選択した文書のページのイメージのウィンド
ウ表示を示す。
【図12】本発明の一実施例としての選択した文書のペ
ージのテンプレートのウィンドウ表示を示す。
【図13】本発明の一実施例としての選択し色付けした
文書のページの目標物のアウトラインのウィンドウ表示
を示す。
【図14】本発明の一実施例としての色付けされる文書
の目標物とテンプレートのウィンドウ表示を示す。
【図15】本発明の一実施例としての文書のページ中の
データイメージの色を調整する方法を示すウィンドウ表
示である。
【図16】本発明の一実施例としての色付けされた文書
のセーブ方法を示すウィンドウ表示である。
【図17】本発明の一実施例としての色付けされた文書
の印刷方法を示すウィンドウ表示である。
【図18】本発明の一実施例としてのウィンドウ環境に
おいて重ねて表示する方法を示すウィンドウ表示であ
る。
【図19】本発明の一実施例としてのカラーインパクト
オブジェクトについての選択一覧である。
【図20】本発明の一実施例としての物理的な色属性に
ついての選択一覧である。
【図21】本発明の一実施例としての色データ属性につ
いての選択一覧である。
【符号の説明】
10 計算機 11 ディスク 12 ディスプレイ 13 キーボード 14 ポインティング装置 16 スキャナー 18 プリンタ 20 中央処理ユニット(CPU) 21 コンピュータバス 22 スキャナーインターフェース 23 プリンタインターフェース 24 ネットワークインターフェース 26 ファックス/モデムインターフェース 27 ディスプレイインターフェース 28 キーボードインターフェース 29 マウスインターフェース 30 主記憶装置 31 初期パレットウィンドウ 32 物理的な色属性ウィンドウ 33 色データ属性ウィンドウ 34 色データウィンドウ 35 色データウィンドウ(色データが無い場合) 36 色チューナーウィンドウ 37 色付けウィンドウディスプレイ 39 ページチューナーウィンドウ 40 ページチューナーウィンドウ 41 ページチューナーウィンドウ 42 ページチューナーウィンドウ 43 ページチューナーウィンドウ 44 ウィンドウ 46 色付き文書保存ウィンドウ 47 ボタンリファレンス”観衆” 48 ボタンリファレンス”情緒的なトーン” 49 ボタンリファレンス”メッセージ” 50 選択ボックス 51 ボタンリファレンス”色計画の作成” 52 物理的な色の属性メニューボタン 53 色調整のためのリファレンス 54 色調整のためのリファレンス 55 アイコン 56 物理的な色の属性ボックス 60 印刷文書ウィンドウ 71 色チューナー 73 ボタンリファレンス 78 アイコン 80 ページメニュー 91 ツールパレット 92 アイドロッパー 93 スマッジツール 94 バケットツール 100 例としての文書の2番目のページ 101 円グラフであるデータオブジェクト 110 オペレータが設定可能な初期彩色オプション

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色計画の定義のために使用者が選択する
    ことが可能な、色を表現するカラーインパクトオブジェ
    クトを読み込む工程と、 選択されたカラーインパクトオブジェクトに基づいた色
    計画の中の、少なくとも1つの最重要色を決定するため
    にコンピュータ化された色の知識ベースシステムにアク
    セスを行う工程を有するコンピュータ化された色計画を
    選択するための方法。
  2. 【請求項2】 色計画における前記の最重要色を表示す
    る工程を有する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記の選択されたカラーインパクトオブ
    ジェクトをコンパイルし、 前記の知識ベースより前記の最重要色を決定し、 予め決定された前記の最重要色との関係に従い、主要な
    補助色を作り出す工程を有する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記の選択されたカラーインパクトオブ
    ジェクトをコンパイルし、 共存色を決定し、 予め決定された前記の共存色との関係に従い、共存色か
    つ補助色である色を作り出す工程を有する請求項3記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記の最重要色、共存色、そして共存色
    かつ補助色である色のどれかの色を調整する工程を有す
    る請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記の最重要色と主要な補助
    色を含む前記の色計画を特徴とする請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記の最重要色、共存色、そして共存色
    かつ補助色である色を含む前記の色計画を特徴とする請
    求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 文書を読み込む工程と、 コンピュータに作り出された色計画の中の色を使用して
    その文書を色付けする工程を有するコンピュータに作り
    出された色計画を用いた文書の彩色方法。
  9. 【請求項9】 色付けするために前記の文書のページを
    選択する工程と、 その選択されたページのたくさんの小さい複製、前記の
    コンピュータに作り出された色計画の中の色の組み合わ
    せを使用して変更し易いように色付けされたたくさんの
    小さい複製を色付けする工程と、 使用者の選択に従って、前記の色付けされたたくさんの
    小さい複製のうちの1つを表示する工程を有する請求項
    8記載の方法。
  10. 【請求項10】 同じ変更をされた色の組み合わせは、
    たくさんの小さい複製のそれぞれについて繰り返されな
    いような前記の選択された色計画の組み合わせを変更を
    含む、前記の選択されたページのたくさんの小さい複製
    を色付けする工程を有する請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 選択されたページのたくさんの小さい
    複製を色付けする工程が、前記の文書の中のそれぞれの
    ページについて繰り返されることを特徴とする請求項9
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 使用者により予め選択されかつ応用さ
    れた色計画の記録を維持管理する工程と、 色計画とそれらの用途に基づき予め選択された通常使用
    される選択された情報の決定を行う工程と、 色の選択を開発し、選択された情報に基づき要因を変更
    する工程を有するコンピュータ化されたプログラムによ
    り選択された色計画を変更する方法。
  13. 【請求項13】 前記の色の変更する要因を、変更され
    た色計画の選択を入手するために前記のコンピュータ化
    された色計画の選択に適用する工程を有する請求項12
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 自動的に文書を色付けするために、変
    更された色計画を適用する工程を有する請求項12記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 色付けされた文章への色の応用の修正
    を行うため、前記の色の変更をする要因を色付けされた
    文章に適用する工程を有する請求項12記載の方法。
  16. 【請求項16】 文章の色付けするためのコンピュータ
    システムにおいて、 色計画を定義するために使用者が選択することが可能
    な、色を表現するカラーインパクトオブジェクトを読み
    込む工程と、 色計画の選択を行い、その色計画を表示し、文書ファイ
    ルを読込み、そして前記の選択された色計画を用いて修
    正された文書のたくさんの小さい複製、表示された色計
    画の中の色の組み合わせで変更し易いように色付けされ
    た前記の文書のたくさんの小さい複製を色付けするため
    に選択されたオブジェクトに従って、コンピュータ化さ
    れた色の知識ベースシステムにアクセスを行う工程を特
    徴とする文書の彩色方法。
  17. 【請求項17】 使用者の指定に従って、前記のたくさ
    んの色付けされた小さい複製の内の1つを選択し、そし
    て指定されて色付けされたその小さい複製を再表示する
    工程を有する請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 色計画の定義を行うために用いられる
    使用者が選択可能な、色を表現するカラーインパクトオ
    ブジェクトのメニューを表示するメニュー表示手段と、 選択されたオブジェクトに従い、色計画の選択を行うた
    めコンピュータ化された色の知識ベースシステムにアク
    セスを行うアクセス手段と、 前記の選択された色計画を表示するための色計画の表示
    手段を備えたことを特徴とするコンピュータ化された色
    計画を選択するための色付け装置。
  19. 【請求項19】 文書を読み込む読込み手段と、 色付けするために文書のページを選択する選択手段と、 その選択されたページのたくさんの小さい複製、表示さ
    れた色計画の中の色の組み合わせで変更し易いように色
    付けされたたくさんの小さい複製の色付けのための彩色
    手段と、 使用者の選択に従って、前記の色付けされたたくさんの
    小さい複製のうちの1つを表示する表示手段を備えたこ
    とを特徴とするコンピュータの作り出す色計画で文書の
    色付けを行うための装置。
  20. 【請求項20】 使用者により予め選択された色計画の
    記録を維持管理するための色の記録を備え、 予め選択され、かつ予め選択された色計画とそれらの色
    のあとのどの用途にも基づく色を適用された選択情報を
    決定する決定手段と、 選択された情報に基づき色の変更をする要因を開発する
    ための色の調整手段を備えたことを特徴とするコンピュ
    ータ化されたプログラムにより選択された色計画の変更
    を行なうための装置。
  21. 【請求項21】 前記の色の変更する要因を、変更され
    た色計画の選択を入手するためにコンピュータ化された
    色計画に適用するための色の変更手段を備えた請求項2
    0記載の方法。
  22. 【請求項22】 変更された色計画で文書の色付けを行
    なう彩色手段を備えた請求項20記載の方法。
  23. 【請求項23】 色付けされた文章中の色の修正を行な
    うため、変更された色計画を前記の色付けされた文書に
    適用する彩色手段を備えた請求項20記載の方法。
  24. 【請求項24】 文書の色付けを行なうためのコンピュ
    ータシステムにおいて、 色計画の定義を行うために用いられる、使用者が選択可
    能な、色を表現するオブジェクトのメニューを表示する
    メニュー表示手段と、 選択されたオブジェクトに従い、色計画の選択を行うた
    めコンピュータ化された色の知識ベースシステムにアク
    セスを行うアクセス手段と、 色計画を表示するための色計画表示手段と、 文書を読み込むための読込み手段と、 色付けを行なうために前記の文書のページを選択する選
    択手段と、 その選択されたページのたくさんの小さい複製、表示さ
    れた前記の色計画の中の色の組み合わせで変更し易いよ
    うに色付けされたたくさんの小さい複製の色付けのため
    の彩色手段と、 使用者の選択に従って、前記の色付けされたたくさんの
    小さい複製のうちの1つを表示する表示手段を備えたこ
    とを特徴とする文書彩色装置。
  25. 【請求項25】 入力された、色を表現するカラーイン
    パクトオブジェクトに従い、色計画の選択を行うためコ
    ンピュータ化された色の知識ベースシステムにアクセス
    を行なう工程と、 そのコンピュータ化された色の知識ベースシステムを用
    いて最重要色を決定する工程と、 予め決定された前記の最重要色との関係を持つ主要な補
    助色を作り出す工程と、 予め決定された前記の最重要色との関係を持ち、予め決
    定された主要な補助色との関係とは異なる主要な共存色
    を作り出す工程と、 予め決定されて前記の共存色との関係を持つ共存色かつ
    補助色である色を作り出す工程を有する、入力されたカ
    ラーインパクトオブジェクトに基づき色計画を作り出す
    ためにコンピュータ化された方法。
  26. 【請求項26】 カラーパレットの中の前記の最重要
    色、主要な補助色、共存色、そして共存色かつ補助色で
    ある色を表示する工程を有する請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 コンピュータで作り出されたたくさん
    の色計画を表示する工程と、 色付けをするために文書を選択する工程と、 コンピュータで作り出されたたくさんの色計画をそれぞ
    れ使って前記のたくさんの小さい複製を色付けする工程
    と、 それらの色付けされたたくさんの小さい複製のそれぞれ
    を表示する工程を有する、コンピュータで作り出され、
    選択されたたくさんの色計画を用いた文書の色付けする
    ための方法。
  28. 【請求項28】 前記のコンピュータで作り出されたそ
    れぞれの色計画が、入力された、色を表現するカラーイ
    ンパクトオブジェクトに基づいていることを特徴とする
    請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 修正するために色計画の中で色を選択
    する工程と、 修正するために選択された前記の色をリンクする工程
    と、 前記の色計画の中でリンクされている全ての色を修正す
    る工程を有する、入力された、色を表現するカラーイン
    パクトオブジェクトに従ってコンピュータで作り出され
    た色計画を修正する方法。
  30. 【請求項30】 修正する工程において、それぞれの色
    の色相、彩度、黒さ、白さ、そして暖かさを手直しする
    ことができる工程を有する請求項29記載の方法。
  31. 【請求項31】 一定の色の関係を維持管理するため
    に、リンクされた色の1つが修正された時、リンクされ
    た色の全てが同じように修正されるように、色計画の中
    の少なくとも2つの色をリンクする工程を含む修正を行
    なう工程を有する請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 少なくとも1つの、色を表現するカラ
    ーオブジェクトを入力するための入力手段と、 プログラム、色計画、そしてカラーインパクトオブジェ
    クトを作り出すための色の知識ベースを蓄積するための
    記憶手段と、 色計画を定義するために使われる、使用者が選択するこ
    とが可能なカラーインパクトオブジェクトを読み込むこ
    とを含んだプログラムに従って色計画を作り出すための
    プロセスと、 その読み込まれたインパクトオブジェクトに従って、前
    記の色の知識ベースにアクセスするためのプロセスと、 前記の色の知識ベースから色計画を選択するためのプロ
    セスと、 そして選択されたその色計画を用いて、文書のたくさん
    の小さい複製を色付けするためのプロセスを有する、使
    用者が選択することが可能なカラーインパクトオブジェ
    クトに基づいた色計画を用いて文章を色付けするための
    文書彩色装置。
  33. 【請求項33】 入力手段が、使用者の指定に従って、
    前記の色付けされたたくさんの小さい複製の内の1つを
    選択するために動作し、そして更なる色の修正を認める
    ために、指定され色付けされたその小さい複製を、色付
    けされた一番大きなサイズの文書として再表示する手段
    を有する請求項29記載の装置。
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