JPH07325911A - 色選択装置及びその方法 - Google Patents

色選択装置及びその方法

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JPH07325911A
JPH07325911A JP7098600A JP9860095A JPH07325911A JP H07325911 A JPH07325911 A JP H07325911A JP 7098600 A JP7098600 A JP 7098600A JP 9860095 A JP9860095 A JP 9860095A JP H07325911 A JPH07325911 A JP H07325911A
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JP7098600A
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John S Haikin
エス ヘイキン ジョン
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Canon Information Systems Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ユーザが指示するカラーインパクトオブジェ
クトに基づいて、色を選択する。 【構成】 ユーザは、複数のカラーインパクトオブジェ
クトからカラーインパクトオブジェクトの組み合わせを
選択する。それぞれのカラーインパクトオブジェクトの
対応は、適性関係によって定義される。適性関係は、カ
ラーインパクトオブジェクトと異なる色の混ざり具合を
指示する適性量に対応するカラーインパクトオブジェク
トを特定する。適性関係は、選択されたカラーインパク
トオブジェクトにおけるユーザの選択が加えられ、選択
された適性関係は、選択されるすべての適性関係から最
大適性量を判別することを検査する。最大適性量に対応
する色は、ユーザが選択するカラーインパクトオブジェ
クトの中で一番合う色として選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザが選択するカラ
ーインパクトオブジェクトに基づいて自動的に色を選択
するコンピュータ支援による色選択装置及びその方法に
関するものである。特に、カラーインパクトオブジェク
トの組み合わせによって、色自身を指定できるばかりで
なく色の混ざる様子を表示することができる。本発明の
システムはカラーインパクトオブジェクトの混ぜ合わせ
る色を選択する。
【0002】
【従来の技術】最近開発された彩色を行うプログラム
(以下、彩色プログラム)は、コンピュータの使用者が
文書の色付けを行うための道具を提供している。例え
ば、ColorUPあるいはPower Pointと
いった彩色プログラムは、文書の彩色業務に幅広く役立
つように色彩の静的な組み(sets)を備えたパッケージ
化された色計画を提供している。しかしデザイナーや芸
術家といった色の専門家は、彼らが働く上での目的と作
業の制限に基づいて色の決定をする傾向が有る。そのた
めパッケージ化された色彩は、特定の業務に対しては適
切な色を含まないかもしれない。またそれに加えて、こ
れらの彩色プログラムは使用するのが難しい。特有な例
として、一部のプログラムは、それ以外のアプリケーシ
ョンプログラムに対して普遍的なインターフェースの汎
用性を持たない。そのためその使用者は、適切な色を決
定できないばかりではなく、彩色プログラムのソフトウ
エア上のインターフェース経路をその彩色プログラムの
特徴をテキストエディタといった他のアプリケーション
プログラムに対して明確に取り込むためにも変更しなけ
ればならない。結果的に、最適な色の選択に熟達してい
るが、コンピュータの操作には熟達していない色の専門
家は、型にはまった彩色プログラムをやっかいで複雑な
ものと捉えている。
【0003】従来において、特定の目的に対する適切な
色計画を推薦できることで知られるプログラムはない。
例えば使用者の目的に従って、特定の観衆(audience)に
対して明らかに適した色、または特定の雰囲気やメッセ
ージを伝えるようなインパクトのある色を、最も適切に
描写する色計画についてのアドバイスを用い、使用者に
対して提供するような型にはまった彩色プログラムは一
つも知られていない。更に、自動的に色を選択し、その
色がどのように使われるべきか、そしてそれぞれの選択
された色がどのように他と関係するかについての自由度
があり、かつ直観的な案内が提供できるような方法によ
り、それらの色を一つの色彩でまとめあげるような型に
はまた彩色アプリケーションプログラムはない。従来、
コンピュータに支援された色のアドバイスは、専門的で
かつ初心者である使用者が、その使用者の目的に基づ
き、色計画の選択を文書または画像イメージの中に取り
込むのを支援することには未だに使えない。更に、彩色
プログラムは、素早い作成動作、そして作り出された色
計画を使用して何種類かの色で自動的に彩色された使用
者の文書のごく小さなスケッチの表示することにより、
作り出した色計画を文書の構図の中にどのように適用す
るかアドバイスするような彩色装置を現在のところ備え
ていない。結果として、専門的な色の使用者そして初心
者である使用者は、ある特定の彩色をするという目的を
満足するためには好ましくないであろう色計画を提供す
る彩色プログラムを使うという問題に直面している。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】このように、本発
明は、ユーザの目的やユーザの対象となる色の目標にお
いて、例えば、強調表現やスタイル、表現したい色の様
子、あるいは観衆や状況、スタイルから予想される色等
といったことにおいて、色の選択を可能にする。これら
の目的はユーザが表現したい色として混合される。本発
明は、指定する色の配合に基づいて色を選択する。
【0005】代表的なカラーインパクトオブジェクト
は、様々なカテゴリーを持たせている。観衆(例えば、
ビジネス、専門、販売、マーケティング、技術、金融、
軍事等)のカテゴリー、機会(陽気な、お祝い事、製
品、発表、定期刊行物、技術報告書、マーケティングレ
ポート等)のカテゴリー、スタイル(エレガントな、ト
ロピカル、平穏、エキゾチック、スポーティ、気楽、ド
ライ、シック等)のカテゴリー、トーン(楽しさ、ロマ
ンティックな、力強さ、温かみ、ニュートラル等)のカ
テゴリー等である。それぞれのカラーインパクトオブジ
ェクトと色の対応は、適性色の関係を限定する。適性色
は、カラーインパクトオブジェクト自身を表現する。適
性色の関係は、カラーインパクトオブジェクトと違う色
の混ざり具合を指示する。ユーザが選択するカラーイン
パクトオブジェクトを加えた適性色の関係が選択される
と、選択された適性色の関係は、選択可能なすべての適
性色の関係から最大適性量を確認するための指示が与え
られる。最大適性量に対応する色は、ユーザが選択する
カラーインパクトオブジェクトの最も適性色として選択
されたものである。
【0006】望ましくは、次に対応する色の最大適性量
を順番に選択できるように色を選択する。一つの好まし
い形態は、それぞれの適性色の関係が、異なる色相角度
が作用する適性量とそれぞれ異なる色相角度に対する彩
度と輝度の量を祖なる表によって構成されることであ
る。この場合、選択する色は、最大適性量に対応する色
相角度と彩度と輝度を持つ色である。
【0007】調和させる色は、適性色の関係から選択す
る色に基づいて、選択することもできる。この場合、所
望の調和させる色は、例えば、3種類の色相環(色相、
彩度、輝度)に基づいて選択される色から混合される。
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、ユ
ーザが指示するカラーインパクトオブジェクトに基づい
て、色を選択する色選択装置及びその方法を提供するこ
とを目的としている。ユーザが指示するカラーインパク
トオブジェクトは、色自身を表現するよりも、むしろ色
がカラーインパクトオブジェクト自身に影響を与えて見
える色を表現する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による色選択方法は以下の構成を備える。即
ち、色計画の定義のために使用者が選択することが可能
で、色を表現する複数のカラーインパクトオブジェクト
からユーザが選択したいくつかのカラーインパクトオブ
ジェクトに基づいて、色を選択する色選択方法であっ
て、それぞれのカラーインパクトオブジェクトに対応す
る適性関係を定義する定義工程と、前記カラーインパク
トオブジェクトと異なる色の混ざり具合を示す適性量に
対応する前記カラーインパクトオブジェクトを特定し、
ユーザによって選択された前記カラーインパクトオブジ
ェクトが付加された適性関係を選択する選択工程と、選
択された前記適性関係から最大適性量を判別する判別工
程と、前記最大適性量に対応する色を選択する色選択工
程とを備える。
【0009】また、好ましくは、異なる色相角度の関数
として適性量を与える表によって構成されるそれぞれの
適性関係と、前記色選択工程は、色の選択が前記最大適
性量に対応する色相角度を持つ。また、好ましくは、異
なるそれぞれの色相角度における彩度量、輝度量と異な
る色相角度の関数として適性量を与える表によって構成
されるそれぞれの適性関係と、前記色選択工程は、色の
選択が前記最大適性量に対応する色相角度と彩度と輝度
を持つ。
【0010】また、好ましくは、前記最大適性量の次の
最大適性量に対応する第2の色を選択する色選択工程を
更に備える。また、好ましくは、前記色選択工程は、選
択される色相環の所定の3点に位置する色の種類に基づ
いて、前記3点に位置する色に調和する補助色を選択す
る選択工程を更に備える。
【0011】また、好ましくは、前記選択工程は、ユー
ザによって特定された物理的な色属性に基づいて、色の
選択を強制する強制工程を更に備える。上記の目的を達
成するための本発明による色選択装置は以下の構成を備
える。即ち、色計画の定義のために使用者が選択するこ
とが可能で、色を表現する複数のカラーインパクトオブ
ジェクトからユーザが選択したいくつかのカラーインパ
クトオブジェクトに基づいて、色を選択する色選択装置
であって、前記複数のカラーインパクトオブジェクトの
それぞれに対応する適性関係を供給する供給手段と、前
記カラーインパクトオブジェクトと異なる色の混ざり具
合を指示する適性量に対応する前記カラーインパクトオ
ブジェクトを特定し、前記複数のカラーインパクトオブ
ジェクトの少なくともいくつかをユーザが選択すること
によって指示しする指示手段と、前記指示手段によっ
て、選択する前記カラーインパクトオブジェクトに対応
する適性関係を選択する第1選択手段と、前記第1選択
手段によって、前記適性関係の最大適性量を判別する判
別手段と、前記判別手段によって、判別された前記最大
適性量に対応する色を選択する第2選択手段とを備え
る。
【0012】また、好ましくは、前記供給手段は、異な
る色相角度の関数として適性量を与える表によって構成
されるそれぞれの適性関係であり、前記第2選択手段
は、色の選択が前記最大適性量に対応する色相角度を持
つ。また、好ましくは、前記供給手段は、異なるそれぞ
れの色相角度における彩度量、輝度量と異なる色相角度
の関数として適性量を与える表によって構成されるそれ
ぞれの適性関係と、前記第2選択手段は、色の選択が前
記最大適性量に対応する色相角度と彩度と輝度を持つ。
【0013】また、好ましくは、前記第2選択手段は、
前記最大適性量の次の最大適性量に対応する第2の色を
選択することを更に備える。また、好ましくは、前記第
2選択手段によって、選択される色相環の所定の3点に
位置する色の種類に基づいて、前記3点に位置する色に
調和する補助色を選択する第3選択手段を更に備える。
【0014】また、好ましくは、前記第2選択手段は、
ユーザによって特定された物理的な色属性に基づいて、
色の選択を強制する強制手段を更に備える。
【0015】
【作用】上記の構成により、 複数のカラーインパクト
オブジェクトから、ユーザが選択するいくつかのカラー
インパクトオブジェクトに基づいて、色を選択する。選
択されたそれぞれのカラーインパクトオブジェクトは、
それぞれのカラーインパクトオブジェクトに対応する適
性関係を決定する。それぞれのカラーインパクトオブジ
ェクトに対応する適性関係は、カラーインパクトオブジ
ェクトと異なる色の混ざり具合を指示する適性量を特定
する。
【0016】ユーザによって、選択されたカラーインパ
クトオブジェクトが付加された適性関係を選択し、選択
された適性関係から最大適性量を判別する。そして、判
別された最大適性量に対応する色を選択する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。図1は、本発明を適用する一実施例
としての外観図である。以下に図1の構成を説明する。
図1は、MacIntosh、IBM PCまたはMicroSoft社製Window
sのようなウィンドウズ環境を備えたPC互換コンピュ
ータなどの計算機10である。計算機10には、カラー
モニターなどのディスプレイ12、テキストデータやユ
ーザーコマンドを入力するためのキーボード13、そし
てディスプレイ12上に表示された事象を示唆し操作す
るためのマウスなどのポインティング装置14が接続さ
れている。
【0018】計算機10は、データファイルを蓄積する
ためのディスクドライブ11のような大容量記憶装置を
備えている。その大容量記憶装置は、圧縮されたまたは
圧縮されていないフォーマットの文書のテキストファイ
ルやイメージファイルを備えたデータファイルを蓄積す
るためのものであリ、更に色計画(color schemes)の選
択と彩色のためのアプリケーションプログラム(color s
cheme selection/colorizer application program)、卓
上印刷プログラム(desktop publishing program)、また
は他の情報処理プログラムを含むことができるアプリケ
ーションプログラムのファイルの蓄積のためのものであ
る。尚、他の情報処理プログラムとは、それらのファイ
ルの中のデータファイルと現在のデータをディスプレイ
12を介し、計算機10がオペレータに対して操作する
ような蓄積されたプログラムの命令を含む情報処理プロ
グラムである。
【0019】イメージデータは、スキャナー16によっ
て入力される。そのスキャナー16は、文書または他の
イメージそして計算機10へのそれらの文書のビットマ
ップイメージをスキャンする。データはまた、ネットワ
ークインターフェース24またはファクシミリ/モデム
インターフェース26を介した他の外部装置から計算機
10の中へ入力されてもよい。
【0020】プリンタ18は、計算機10によって処理
された色付けされた文書の出力のために備えられてい
る。プログラム可能な汎用コンピュータの配置を図1に
示したが、専用のまたは独立したコンピュータまたは他
のタイプのデータ処理装置であっても本発明の実施のた
めに使用できることは言うまでもない。
【0021】図2は、本発明の一実施例を適用する計算
機10の内部構造を示す詳細ブロック図である。以下に
図2の構成を説明する。図中、計算機10は、コンピュ
ータバス21に接続された中央処理ユニット(CPU)
20、スキャナーインターフェース22、プリンタイン
ターフェース23、ネットワークインターフェース2
4、ファックス/モデムインターフェース26、ディス
プレイインターフェース27、キーボードインターフェ
ース28、マウスインターフェース29、主記憶装置3
0、そしてディスク11を備える。
【0022】主記憶装置30は、コンピュータバス21
によって接続されており、色計画の選択、彩色アプリケ
ーションプログラム、卓上印刷プログラム(desktop pub
lishing program)といった貯蔵されているプログラムの
命令が実行されるとき、CPU20での使用ためにRA
M(random access memory)内部の記憶データを提供す
る。更にCPU20は、これらの主記憶装置30の外部
に蓄積されたプログラムを、ディスク11から主記憶装
置30の内部へロードし、そして実行する。
【0023】オペレータの命令に従って、処理すること
とデータを操作することを許されている、蓄積されてい
るアプリケーションプログラムが実行される。例えば、
ウインドウズ版WordPerfectのような卓上印刷プログラ
ム(desktop publishing program)は、オペレータが創
作、操作そして文書を一覧するために実行されてもよ
い。同様に、彩色プログラム(colorizer program)が、
卓上印刷プログラム(desktop publishing program)によ
って作り出される文書を、オペレータが色付けすること
を許可するために実行されてもよい。
【0024】本発明において、ディスク11に貯蔵され
たプログラムの内のいくつかは、プラグのように取り外
しが可能な(pluggable)プログラムである。それらは、
それ自身の内部より実行可能で、かつ多くの内蔵された
(plug-in)のユーティリティプログラムの内の1つを実
行可能である。アプリケーションプログラムは、ユーテ
ィリティに支援を求めること、データをユーティリティ
に送ること、そしてユーティリティからのどんな結果も
読み込むことができる。通常、アプリケーションプログ
ラムとユーティリティは、共通のファイルフォーマット
を共有しており、またコンピュータシステム上の他のそ
れぞれの活動の存在を検知することができる。操作にお
いて、現在実行しているプログラムは、システムに内蔵
された(plug-in)プログラムのどれかを選択するための
メニューを備えている。例えば、文章を作成する間、文
書処理アプリケーションプログラムは、色計画の作成を
行なうための彩色プログラムを実行することにより、作
り出される文書が色付け可能なように色計画を作り出す
ことができる。
【0025】同様な方法で本発明は、他のどんなユーテ
ィリティプログラムからも独立して操作できる。操作に
おいて、使用者は、色計画を作り出すことを許可されて
いる。そして使用者は、文書が色付け可能なように他の
ユーティリティプログラムによって作り出された文書を
入力する。本発明は、プリントドライバソフトウエア(p
rint driver software)の内部より計算機10に対して
操作することも可能である。この場合、このプリントド
ライバは、色付けされていない文書を印刷するために、
このドライバへの通常のソフトウエアコールを中断させ
る。更にこのプリントドライバは、印刷に先立って文書
の色付けを行なうために文書彩色ルーチンを支援する。
【0026】更に、本発明は、コンピュータシステム上
の共有された資源として、例えば、MicroSoft社製のオ
ペレーションシステムWindowsの中のシステムカラーピ
ッカー(system color picker)のようにカスタム化され
た置換として、操作することも可能である。図3は、本
発明の一実施例としての色計画の選択と文書の色付けの
ためのウィンドウ表示の階層順を示す図である。
【0027】この図は、色計画の選択、彩色プログラム
の簡潔な一覧を提供するためのものである。図3に示さ
れるように、CPU20がメモリーから彩色プログラム
を実行したとき、プログラムの最初の部分は、色計画の
選択を許可する。色計画が選択されるとすぐに、プログ
ラムの2番目の部分は、文書の色付けを許可する。
【0028】代表的に示されるように、プログラムの最
初において初期パレットウィンドウ(default palette w
indow)31が表示される。そして使用者は、カスタム化
された色計画を作り始めるために、カラーインパクトオ
ブジェクト(color impact objectives)を選択する能力
を得る。このカラーインパクトオブジェクトは、文書の
色付けを行なう使用者の意図を最も適切に表現するよう
な言葉であり、かつその言葉にふさわしい色の組み合わ
せを表わす。カラーインパクトオブジェクトを選択する
ことに加えて、使用者は物理的な色の属性を設定するこ
とが可能となる。物理的な色属性ウィンドウ(physical
color attributes window)32の中で、物理的な色の属
性(physical color attributes)は、色計画を選択する
ために定義された色の種々の性質を定義することによっ
て指定される。
【0029】円グラフやグラフのように、オブジェクト
データが文書内に存在する場合において、色データ(dat
a color)を定義するために、物理的な色属性メニューか
ら色データ属性ウィンドウ(data-color-attributes win
dow)33を開くことが可能である。希望しているような
カラーインパクトオブジェクトと物理的な属性が一度選
択されると、色計画と関連した色データが決定される。
色データウィンドウ34は、カラータイル(color tile)
をディスプレイに呼び出すことができ、このカラータイ
ルは、ウィンドウ33で定義するようにそれぞれの定義
された色データを調和させる。しかし色データ指定が1
つも選択されなければ、色データウィンドウ35は、使
用者に色データが1つも定義されていないことを改めさ
せる。どちらの場合においても、物理的な色属性と色デ
ータ属性(必要な場合)が選択されたあとで、使用者
は、色チューナーウィンドウ36を用いて色計画と色デ
ータの選択をよりよく調整することが可能である。その
後で選択された色計画と色データは、ウィンドウ44を
用いて蓄積されることが可能である。また希望すれば、
それらの色計画と色データを使うために他のユーティリ
ティープログラム中に送り出すことが可能である。
【0030】色計画が一度選択されると、色計画は、卓
上印刷プログラムによって作り出された文書の予め指定
されたエリアを色付けするために使用される。このよう
に彩色ウィンドウ37を用いて、選択されて読み込まれ
ている卓上印刷プログラムファイルからの文書のページ
は、表示され色付けされることが可能となる。更に特別
に、文書のページは、たくさんの小さいスケッチとして
再生される。またこれらの小さいスケッチは、文書のペ
ージのより小さい要約となっており、かつ現在の色計画
の中の色の組み合わせによって様々に色付けされてい
る。使用者は、たくさんの小さいスケッチの中から1つ
の色付けされた要約を選択する。
【0031】この時、使用者が希望すれば、ウィンドウ
39〜42を用いて、選択された文書のページは修正す
ることが可能となる。すなわち、ページ上のどんな色付
けをされた要素でも、図中に示されるページチューナー
ウィンドウ(page-tuner window)43のように色計画の
中の異なった色で色付けされることが可能である。更
に、どんな色であっても直接修正することが可能であ
る。色計画が一度定義されると、ウィンドウ31の中の
どの色も修正されることが可能である。この事は、文書
に対して色計画を適用する前後において、いつでも行わ
れることが可能である。使用者が、文書中の希望してい
たそれぞれのページを色付けすることを完了したとき、
色付き文書保存ウィンドウ(save-color-document windo
w)46が開かる。そして使用者は、保存するための文書
を特定することによって色付けされた文書を保存するこ
とが可能となる。
【0032】図4は、本発明の一実施例における色計画
を選択する処理の流れを示したフローチャートである。
以下に、図5〜図8及び図19〜図21を参照して図4
のフローチャートの処理の流れを説明する。図5は、本
発明の一実施例としての色計画の作成のためのウィンド
ウ表示を示す。
【0033】図6aは、本発明の一実施例としての物理
的な色属性を定義するためのウィンドウ表示を示す。図
6bは、本発明の一実施例としての色データの属性を選
択するためのウィンドウ表示を示す。図7aは、本発明
の一実施例としての選択された色データのウィンドウ表
示を示す。
【0034】図7bは、本発明の一実施例としての選択
された色データのウィンドウ表示を示す(色データが無
い場合)。図8は、本発明の一実施例としての色チュー
ナウィンドウのウィンドウ表示を示す。図19は、本発
明の一実施例としてのカラーインパクトオブジェクトに
ついての選択一覧である。
【0035】図20は、本発明の一実施例としての物理
的な色属性についての選択一覧である。図21は、本発
明の一実施例としての色データ属性についての選択一覧
である。図4に示される処理のステップと、この明細書
における他のフローチャートは、主記憶装置30の内部
に蓄積された指令順序を用いてCPU20によって実行
される。
【0036】ステップS401において、色を選択する
ための色計画選択プログラムと彩色プログラムは、初期
パレットウィンドウ31を表示する。図5には示されて
いないが、初期パレットウィンドウ31において、当初
ウィンドウのAとBの部分のみが表示される。ステップ
S402において、プログラムの色計画作成の部分は、
ボックス50の中にカーソルを挿入するために、マウス
14を用いることにより操作されることが可能となる。
色計画作成プログラムが実行されたとき、初期パレット
ウィンドウ31のCの部分が表示される。
【0037】初期パレットウィンドウ31のCの部分
は、使用者が選択可能なカラーインパクトオブジェクト
のポップアップメニュー(pop-up menu)を備えている。
カラーインパクトオブジェクトは、色そのもの自身より
も、色のオブジェクトを使用者が特定することを許可す
る。典型的なカラーインパクトオブジェクトは、観衆(a
udience)、機会(occasion)、形(style)、トーン(tone)
等に関するものをそれ自身に備えている。いくつかのカ
ラーインパクトオブジェクトについてのより完全な例を
図19に示す。目標の組み合わせは、”観衆”47そし
て”情緒的なトーン”48のように、目標を結合させる
より明確な色計画を定義するために選択されることが可
能となる。それぞれのカラーインパクトオブジェクト
は、ポップダウンウィンドウを備えている。このポップ
ダウンウィンドウは、例えば目的とするウィンドウの”
メッセージ”の中の”パーティー”のように、使用者が
選択可能なテーマを表示するウィンドウ49である。図
19に種々の目的とテーマの双方を記載する。しかしカ
ラーインパクトオブジェクトの記載とインパクトのある
色のテーマの記載が、単に色計画選択、彩色プログラム
と共に使用される目的とテーマの例にすぎないことがわ
かる。
【0038】ステップS403において、使用者は、色
の選択に影響する使用する色の数、色の原因(source)、
そして種々の他の物理的な目標のように、更に物理的な
色の属性を決定することによって、色計画を定義するこ
とが可能となる。色計画の物理的な属性は、物理的な色
の属性メニューボタン52を操作することによって定義
される。
【0039】物理的な色の属性メニューボタン52を操
作することにより、物理的な色の属性ウィンドウ32
は、ウィンドウ31の上に上書きされて表示される。例
えば、図6aにおいて、色計画の組み(set)となってい
る物理的な色の属性の内の1つは、パレットサイズ、す
なわち3つの主要色(1つの最重要色と2つの共存
色)、3つの補助色(最重要色とその2つの共存色の3
色からなる組み)、そして2つの明るい(highlight)色
である。図6aに示されるように、物理的な色の属性
は、”ビットの奥行き”、”ソース”、”出力”される
色、色画像の性能の限界(color vision disability)等
を考慮に入れるかどうかによって更に定義されてもよ
い。
【0040】選択をするための、いくつかの物理的な属
性の選択肢の例を図20に示す。ステップS403にお
いても、使用者は、図6bに示される色データ属性ウィ
ンドウ(data-color-attribute window)33によって色
データの属性を選択することが可能である。色データ
は、棒グラフや円グラフのような色データの要素として
文章中で用いられる特別な色である。通常、データは文
書中で強調された部分である。そのため色データは、文
書のページを色付けするために用いられるその他の色と
は異なった色である。
【0041】図6bに示すように、物理的な色の属性ウ
ィンドウ32の中の物理的な色の属性ボックス56を選
択し、更に色データ属性ウィンドウ33を操作すること
により、使用者は色データの属性を定義できる。色デー
タの属性の選択肢の内のいくつかを図21に示す。色デ
ータ属性ウィンドウ33における設定を用いることによ
って、そして色データは、通常かなり対照的な色相の鮮
やかで濃い色であるという一般的なルールを用いること
によって、使用者が特定した色データの数は定義され
る。この色データは、図7aに示される色データウィン
ドウ34の中に使用者によって表示されることができ
る。一方では、色データが1つも定義されなかったとき
は、図7bに示される色データウィンドウ35が表示さ
れる。
【0042】ステップS404において、ウィンドウ3
1の中のボタンリファレンス51の”色計画の作成(Bui
ld schime)”を選択することにより、物理的な色属性ウ
ィンドウ32と色データ属性ウィンドウ33から選択さ
れた物理的な色の属性によって抑制されているため、選
択されたカラーインパクトオブジェクトの組み合わせ
は、CPU20によって色計画と色データを選択するた
めに使用される。例えばそれは、ディスク11の内部に
蓄積された色の知識ベースの中から読み込まれる1つの
最重要色と2つの共存色である。知識ベースを用いるこ
とによって色計画を選択する処理は、使用者が定義した
ルールの組み、ファジーロジック、またはオブジェクト
と色との特別な関係を予め指定するなど、よく知られて
いるどの方法によっても行われることができる。例え
ば、それぞれの目標の設定のために、特別な色の組みを
指定する方法がある。
【0043】むしろ最重要色かつ共存色である色は、以
下に示す方法の内の1つに従って選択される。これらの
方法は、最適で最重要色かつ共存色である色を選択する
ために、使用者が選択可能なカラーインパクトオブジェ
クトを結合する。最重要色かつ共存色である色を選択す
る第一の方法(補足説明1.1に詳細を示す)は、カラ
ーインパクトオブジェクトを結合する。その具体的な方
法は、それぞれのカラーインパクトオブジェクトに対す
る適正な値(relevance value)を指定する、選択された
カラーインパクトオブジェクトに対する適正な値を付加
する、そして最重要色のための最適な値を最大限に備え
る答えを見つけることによる。更に具体的に、それぞれ
のカラーインパクトオブジェクトに対する最適な値は、
HSB色空間(”色相”、”彩度”、そして”輝度”)
中の色相環(colorwheel)の周りのそれぞれの複数の色
相角度に対して指定される。前述のように最重要色は、
使用者によって指定されるそれぞれのカラーインパクト
オブジェクトに対する最適な値を付加し、そして最適な
値が、使用者の意図するものを最大限に引き出すところ
を見つけることによって選択される。共存色は、色相環
に内接する正3角形の3点を順次横切るように、120
°毎に角度を増加させることにより選択される。その
時、それぞれの補助色は、合成された最重要色または共
存色よりも彩度と暗さが弱くなるように色相、彩度を修
正することによって選択される。
【0044】最重要色かつ共存色である色を選択する第
二の方法(補足説明1.2に詳細を示す)は、使用者が
指定したオブジェクトの中における最大限に最適な値
を、それぞれの色相角度に対して選択することにより、
カラーインパクトオブジェクトを結合する。最重要色か
つ共存色である色が選択された後で、CPU20は、そ
れぞれの最重要色かつ共存色である色に対する補助色
を、色空間の中で作り出す。その具体的な方法は、それ
ぞれの最重要色かつ共存色である色を、色空間の中にお
ける色相環をずらすこと(shifting)による。この時も
しあるならば、最も明るい色と色データも同様に定義さ
れる。(補助色、最も明るい色、そして色データを引き
出すための方法を、補足説明1.3に詳細を示す。) ステップS405そしてS406において、カラーエー
ジェントプログラムである特別な常駐プログラム(termi
nate and stay-resident color agent:TSRCA)は、
変更された色の選択を適用されることが可能である。カ
ラーエージェントは、変更要因(skew factors)を付加す
ることによって表示された色計画を修正する。この色計
画は、使用者の個人的な色の好み、そして現在の色に対
する作業経過に基づいている。すなわち使用者は、コン
ピュータ上で作業するので、カラーエージェントプログ
ラムは、使用者によって使用された色の記録を維持管理
するために背後で活動状態を保っている。カラーエージ
ェントプログラムは、使用者の色の好みに関係したデー
タを認識し、そして記録する。このため、希望すれば過
去の色の使用パターンは、色の選択を自動的に調整また
は変更するために使用される。
【0045】操作において、カラーエージェントを適用
することを決定されれば(ステップS405)、この時
処理の流れは、カラーエージェントプログラムが色の変
更要因を決定するステップS406へ進む。この色の変
更要因は、色計画の構築手段と彩色手段において、カラ
ーインパクトオブジェクトの色計画と文書の色付けする
ことと同時に使用される。説明したように、これらの変
更要因は、使用者によりカラーエージェントの参加、ま
たは入力が要請されたときのみに適用される。初期パレ
ットウィンドウ31の左上部分に示されるように、アイ
コン55は、カラーエージェントが色に対する作業の質
を高めるために動作しているかどうかを表示する。
【0046】ステップS407において、使用者による
色計画の選択(そしてカラーエージェント)により、結
果としてもたらされる色計画が、初期パレットウィンド
ウ31のBの部分に表示される。ステップS407にお
いて、本発明の他の実施例として、使用者の色の目標か
ら作り出された色と属性の選択は、同じ色のタイプを作
り出す。しかしこれらの色の1つの色パレットの代わり
に、最重要色、共存色、補助色、そして最も明るい色に
よる種々の組み合わせの6つのパレットのような、複数
のパレットが作り出され、そして表示される。更に同ス
テップの多様性においては、複数のパレットを表示する
代わりに、使用者は、汎用性のある種々の色付けされた
小さい複製の中に、文書のページを表示するためのオプ
ションを選択できる。これは前述した色パレットに表示
されている、同じ色の組み合わせを用いた6つの小さい
複製である。次のステップにおいて、使用者は、1つの
色パレットを選択する。そして処理の流れは、ステップ
S408に進む。その処理が示すものは、前記の実施例
と同様である。
【0047】ステップS408において、使用者は、色
のどれか(例えば、最重要色、共存色、補助色、最も明
るい色)、またはデータを手動で調整できるかどうか決
定することが可能である。色計画の中の色を手動で調整
することを希望する場合、色計画パレットまたは色デー
タパレット(ウィンドウ34)において、使用者は、修
正しようとする色をダブルクリックすることにより、修
正されるために色を選択することが可能である。色が選
択されたとき、色チューナーウィンドウ36は、図8に
示されるように表示される。
【0048】図8は、色チューナー71を備えた色チュ
ーナーウィンドウ36の一例である。色チューナー71
は、選択された他の色相の量(例えば、もっと赤く、も
っと青く、またはもっと緑色に)を加えることにより、
使用者がオリジナルな色を修正することを許可する。オ
リジナルな色は、色の強さ、黒さ、白さ、または色の暖
かさを加えることにより、または差し引くことにより修
正されることも可能である。図8に示されるように、左
上の角にあるバースライダー(bar slider)は、前述の
色チューナーの選択に基づき同時に色を変えられるよう
な変更の加減を、使用者が設定することを許可する。バ
ースライダーのとなりの2つの色のボックスは、一方が
変更されていないオリジナルな色を示し、もう一方のボ
ックスは、変更されていく色の現在の色の程度を示す。
変更が色計画パレットと色付けされたページに現われる
色として起こるので、変更は直ちに反映される。最終的
に変更は、新しい色が色計画パレットから選択されたと
き設定される。
【0049】もし希望すれば使用者は、繰り返し新しい
色のパレットを作ることが可能である。具体的な方法
は、ステップS401を再度始めることによって、カラ
ーインパクトオブジェクトと属性の選択のいくつかを変
更することによって、そしてウィンドウ31の中のボタ
ンリファレンス51の”色計画の作成”を選択すること
によってパレットを作り直すことによる。あるいは同じ
色のオブジェクトと属性の選択を保つことにより、使用
者は、ウィンドウ31の中のボタンリファレンス51
の”色計画の作成”を選択することのみによって繰り返
し新しい色のパレットを作ることが可能である。これを
行っている間、使用者は、希望するどの最重要色、そし
てそれらに準ずるどの補助色も維持管理することが可能
である。具体的には、ウィンドウ31のリファレンス5
4の中に示されるように、維持管理される色を”ロッ
ク”することにより、そして”色計画の作成”ボタンを
用いてお互いをロックされていないそれらの色の組みを
変更することによる。更に、使用者は、最重要色、そし
てそれらに準ずる補助色を、ウィンドウ31のBの部分
のリファレンス53を用いることによりリンクする(あ
るいは鎖状に結合する)ことが可能である。色チューナ
ーにおいてリンクされた色の内のどれか1つが修正され
たとき、その他の色も維持管理するために(例えば、そ
れらの間にある3角形状のオリジナルな色の関係のよう
にして)変更する。
【0050】例えば、使用者が、全てが緑色の色相を持
っている色の組みをリンクし、そしてそれらの内の1つ
を赤い色相に変更すれば、変更された色によってリンク
された全ての色は、赤い色相に変更するのと同じような
方法で自動的に変更される。リンクされた、または鎖状
に結合された色は、それらのオリジナルな色の出現の関
係を常に互いに維持管理する。緑の色相の中でデルタ×
彩度により知覚的に異なった色にされた2つの色は、赤
い色相に対してシフトされたあともまだデルタ×彩度に
より知覚的に異なる。
【0051】色計画が、使用者の個人的な好みに一旦作
り出され、そして調整されると(ステップS409)、
更なる使用のために作り出された色計画を、ディスク1
1に蓄積されたファイルに保管することが可能となる
(ステップS410)。色計画は、他のコンピュータア
プリケーションプログラムによって使用されるために用
意された色のパレットファイルの中の色の組みとして保
管されること、または色計画を作り出すために使用され
たユーティリティー設定として保管することが可能であ
る。ユーティリティー設定として色計画が保管される
と、ユーティリティーの中で色計画は再度使用され、修
正されることは可能であるが、他のコンピュータアプリ
ケーションプログラムによって使用されることは不可能
である。この点において、後の作業のために使用者は、
作り出された色計画をハードコピーリファレンスとして
使用するために印刷してもよい。
【0052】図9は、本発明の一実施例における文書の
ページの色付け方法の処理の流れを示したフローチャー
トである。以下に、図10〜図16を参照して図9のフ
ローチャートの処理の流れを説明する。図10は、本発
明の一実施例としての変更し易いように色付けされた文
書のページの小さいスケッチのウィンドウ表示を示す。
【0053】図11は、本発明の一実施例としての使用
者が小さいスケッチから選択した文書のページのイメー
ジのウィンドウ表示を示す。図12は、本発明の一実施
例としての選択した文書のページのテンプレートのウィ
ンドウ表示を示す。図13は、本発明の一実施例として
の選択し色付けした文書のページの目標物のアウトライ
ンのウィンドウ表示を示す。
【0054】図14は、本発明の一実施例としての色付
けされる文書の目標物とテンプレートのウィンドウ表示
を示す。図15は、本発明の一実施例としての文書のペ
ージ中のデータイメージの色を調整する方法を示すウィ
ンドウ表示である。図16は、本発明の一実施例として
の色付けされた文書のセーブ方法を示すウィンドウ表示
である。
【0055】ステップS901において、使用者は、デ
ィスク11に蓄積されている文書を選択し修正する。更
に使用者は、主記憶装置30の中に文書をロードする。
CPU20は、主記憶装置30の中の文書を修正し、現
在定義されているカラーパレットで、その文書を色付け
する。そしてディスプレイインターフェース27を介し
て接続された不図示の表示装置上に文書の最初のページ
を表示する。
【0056】ステップS902において、文書は、選択
された色計画を用いて色付けされる。ステップS903
において、使用者は、カラーエージェントに自動的に1
つあるいは複数の文書のページの色を調整(または変
更)することを許可される。カラーエージェントが選択
されると、カラーエージェントは、使用者が前に選択し
た色計画に基づいて選択されたページを色付けする(ス
テップS904)。更に、前述したようにカラーエージ
ェントは、使用者の個人的な好みそして現在の色付け作
業の経過に基づいた変更要因を付加することにより、カ
ラーエージェントによって監視され蓄積されたように表
示されたページの色付けを修正する。具体例として、使
用者が自らのコンピュータ上で色に関する作業を行なう
ので、カラーエージェントは、色の使用と色の好みの記
録を維持管理するために、TSRCAプログラムとして
背後で活動状態を保たれる。図10のウィンドウ37に
おいて、トグル状のアイコン78は、カラーエージェン
トが”イン”(または活動中)かどうかを使用者に対し
て表示する。
【0057】ステップS905において、文書のページ
は、オリジナルなページの小さい要約となっている小さ
い複製の中で、何度も再生される。小さい要約は、選択
された色計画からの色の組み合わせにおいて、自動的か
つ多様に色付けられる。以下ステップS905につい
て、図10を参照し詳細を説明する。図10は、色付け
ウィンドウディスプレイ(colorizer window display)3
7を示している。色付けウィンドウディスプレイ37
は、それぞれの小さい要約を表示する。これらの要約
は、作り出された色計画の組み合わせの変更により多様
に色付けされている。色付けウィンドウディスプレイ3
7の左下の端部に示すように、ページメニュー80は、
文書のページ番号と小さい要約に表示されている現在の
ページを示している。ステップS905において、ポイ
ンティング装置14を使用して小さいスケッチ上にある
カーソルを移動させ、希望する小さい要約上でポインテ
ィング装置14を押下することにより、使用者は希望す
る小さい要約を選択することができる。希望する小さい
スケッチの選択により、色付けされた文書90が、ペー
ジチューナーウィンドウ39に現われる。図11を参照
し、ページチューナーウィンドウ39詳細を説明する。
【0058】ステップS906において、図11に示さ
れるように選択された小さい要約は、色付けされた文書
のページ90に拡大される。ページチューナーウィンド
ウ39は、使用者が文書の要素を操作し、変更すること
を許可する(ステップS907)。このようにしてステ
ップS908において、使用者は、色付けされた文書の
ページ90の中の色の修正をするために、ツールパレッ
ト91の中のどの道具も選択することが可能となる。例
えば、アイドロッパー(eyedropper)92は、初期パレッ
トウィンドウの中の色計画パレットから、またはページ
チューナーウィンドウ39に示される文書のページ中の
色付けされた要素から、色を選択するために使用するこ
とが可能となる。スマッジツール(smudge tool)93
は、ページの要素を2つの選択された色の混合色で色付
けするために使用することが可能となる。またはバケッ
トツール(bucket tool)94は、ページの要素をムラの
ない一様な色で色付けするために使用することが可能と
なる。
【0059】使用者がこの彩色手段で作業している間中
いつでも、チェーンアイコン(chainicon)と色チューナ
ーを用いることによって、色は初期パレットウィンドウ
の中で調整され、または修正される。これらの変更は、
彩色手段のページ中の調和した色に自動的に反映され
る。もちろん使用者がどの色にも満足しない場合は、色
計画を調整する前あるいは後においても、前述した初期
パレットウィンドウの”色計画の作成”ボタンとロック
アイコンを用いて、使用者は全く新しい色計画を作り出
してもよい。
【0060】使用者が手動で色を調整するのを手助けす
るために、CPU20が定義される前の定型のシートを
使用することが可能であり、更に1992年4月24日
に出願されたNo.873,012、”キャラクタ認識
方法及びその装置(Method And Apparatus For Characto
r Recognition)”に述べられているような文書ブロック
の認識と選択テクニックを使用することが可能である。
尚、この発明は、文書中の表題、見出し、項目、テキス
ト等の種々の部分またはブロックを自動的に定義するた
めのものである。これにより使用者は、見出しのような
文書の種々の特徴を選択することが可能となる(例え
ば、見出しのみをオレンジ色に色付けすることが可能と
なる)。その代わりに、文書の色付けのための使用者が
設定できる自動化の程度を、更に使用者に提供すること
が可能となる。それは、文書中の24ポイントのヘルベ
チカ(Helvetica)キャラクタ全てを赤に設定するように
低レベルの全体的な要素に対して作られている色の指定
のファイルをセーブする方法による。その後セーブされ
た色計画は、彩色手段によって他の文書ファイルを自動
的に色付けするため(例えば、文書中の24ポイントの
ヘルベチカキャラクタ全てを赤にするため)に適用され
ることが可能となる。
【0061】色付けされたページを調整することを容易
にするため、使用者は文書の異なった眺めを与えられて
いる。図11〜図14は、文書の最初のページの種々の
ページチューナーウィンドウの眺めを表わしている。図
11は、色付けされたページの眺めである。図12は、
文書イメージが色付けされる前の文書の眺めである。こ
の眺めは、テンプレートの要素の詳細な眺めを見るため
のリファレンスとして使用される。図13は、オリジナ
ルの文書の眺めであり、要素は破線部の形のように示さ
れる。この眺めは、使用者が文書中の色付けされた目標
物を見直すことを許可する。図14は、図13のアウト
ラインを図12からのオリジナルなページのイメージの
一番上に付け加えた色付けされた目標物の眺めである。
全ての色付け作業は、図11の眺めの中で行われる。図
12は、ファレンスのための眺めであり、かつ図13、
図14は、色付けするためにページの要素を確認し、操
作し、そして選択するための眺めである。
【0062】使用者が、この文書のページに一度満足す
れば、色付けウィンドウディスプレイ37の底部にある
ページメニュー80において他のページを選択すること
により、そしてステップS909における使用者の選択
に従って、ステップS902からS907を繰り返すこ
とにより、残っている文書のページは1つ1つ色付けさ
れることが可能となる。例えば、図15において文書の
2ページが選択されている。2番目のページ100は、
円グラフであるデータオブジェクト101を含んでい
る。データオブジェクト101は、色データ属性ウィン
ドウ33において定義された色データに従って色付けさ
れる。
【0063】文書中にページが残っておらず、または文
書中のページの色付けをこれ以上行なわないならば、処
理の流れはステップS910に進む。図16に示される
ように、色付けされた文書は、色付き文書保存ウィンド
ウを開くことによってセーブされる。明確に色付けされ
ていない文書のページをセーブしている間、使用者は、
文書中の残りのページを、オペレータが設定可能な初期
彩色オプション(operator settable default colorizat
ion optoin)110を用いたプログラムによって自動的
に色付けすることを要求できる。初期の色付けは、色付
けウィンドウディスプレイ37の中に現われる小さい場
所の1つとして、色付き文書保存ウィンドウ46から選
択される。
【0064】図17は、本発明の一実施例としての色付
けされた文書の印刷方法を示すウィンドウ表示である。
図18は、本発明の一実施例としてのウィンドウ環境に
おいて重ねて表示する方法を示すウィンドウ表示であ
る。同様にして、色付けされた文書は、図17に示され
る印刷文書ウィンドウ60を用いた彩色手段から直接印
刷されることが可能である。この場合、印刷文書ウィン
ドウ60は、色付き文書保存ウィンドウ46の代わりに
使用される。
【0065】それぞれのウィンドウの選択の説明は、単
に文書の選択と色付け方法の例にすぎない。色計画の選
択、彩色プログラムがウィンドウ環境で操作されて以
来、どのウィンドウも使用者の希望通りに動作された
り、動作停止されたりする。例えば、図18は、重ねて
表示されたウィンドウを表わしており、ディスプレイの
前方のウィンドウが操作可能となっている。
【0066】<補足説明1.1> 色計画を選択する第1の方法 それぞれのカラーインパクトオブジェクト、即ち、嬉し
さ、怒り、ロマンティック、力強さ等は3つのカーブ
(曲線)(色相、彩度、輝度)(HSB)からなる。そ
れぞれのカーブは異なる色の連続点で表示(定義)され
る。
【0067】色相:例えば、0〜1、0〜10、0〜1
00というように、ある最小値からある最大値をもつ領
域で、n個の適性量をもつ領域にすることができる。
【0068】彩度:例えば、0〜1、0〜10、0〜1
00というように、ある最小値からある最大値をもつ領
域で、n個の彩度量をもつ領域にすることができる。 輝度:例えば、0〜1、0〜10、0〜100というよ
うに、ある最小値からある最大値をもつ領域で、n個の
輝度量をもつ領域にすることができる。上記の条件よ
り、それぞれのカラーインパクトオブジェクトは、3×
n個の要素をもつ表が存在することになる。第1インデ
ックスは属性(色相、彩度、輝度)の種類を表示する
(例えば、1=適性量、2=彩度、3=輝度)。第2イ
ンデックスは、与えられる3つのカーブから、それぞれ
彩度量と輝度量と適性量を混ぜ合わせて得られる色相角
度を表示する。第2インデックスで表示される色相角度
の範囲は0からnまででxずつ増える。例えば、n=0
〜359、x=1である時は、1ずつ増えるごとに色相
が変化し、この場合カラーインパクトオブジェクトは、
3×360の要素が存在する。あるいは、n=0〜7
9、x=4.5である時は、4.5ずつ増えるごとに色
相が変化し、この場合カラーインパクトオブジェクト
は、3×80の要素が存在する。最適なのは、色相の増
える度合いxが色相の領域内に占めるようにxを設定す
ることである。つまり、nが360ならば:色相の領域
は0から359となるので、例えば、色相の増加の度合
いは1とする。あるいはまた、カラーインパクトオブジ
ェクトにおける3×n個の要素をもつ表はHSBと適性
量によって4×n個の要素をもつ表に拡張することがで
きる。4×n個の要素をもつ表を持つ第1インデックス
ならば、例えば、次のような属性で表示することができ
る。(1=色相量、2=適性量、3=彩度量、4=輝度
量)。
【0069】それぞれのカラーインパクトオブジェクト
のカテゴリー、即ち、感情、スタイル、情報等をもつカ
ラーインパクトオブジェクトのカテゴリーは、彩度と輝
度のカーブ加えて色相カーブから、合成彩度、合成輝
度、合成色相が、計算され、それぞれ計算された合成彩
度、合成輝度、合成色相をカテゴリーの重みづけとして
ある値をもっている。
【0070】好ましくは、与えられる重み付けはカラー
インパクトオブジェクトのカテゴリーばかりでなく、よ
り所望の色が必要な個々のカラーインパクトオブジェク
トに行われる。 重み付けによる適切な色の計算法 1)それぞれの色相角度において、選択されるすべての
objectiveのカーブから色相の適性量を加える。選択さ
れたそれぞれのobjectiveは、次のステップを0から始
まりxずつインクリメントさせて、選択されたobjectiv
eの数まで繰り返す。 { 決定されたそれぞれの色相角度は、次のステップを0か
ら始まりnずつインクリメントさせて、色相量の値まで
繰り返す。
【0071】{ solution relevance[n]=+objective hues[x,n]*
weight[x] } average_factor=+weight[x] } 2)除算による平均値の算出 決定されたそれぞれの色相角度は、次のステップを0か
ら始まりnずつインクリメントさせて、色相量の値まで
繰り返す。 { solution relevance[n]=solution hues[n]/avera
ge_factor } 3)最大適性量の算出 4)標準偏差値は色相カーブより算出される。標準偏差
は、色相カーブより得る色相の位置を算出できる間隔で
ある。例えば、標準偏差の使い方としては、例えば、ス
テップ3として、算出する最大値を基準に色相カーブに
そって取り得る値が、それぞれの標準偏差である。この
標準偏差は、色相カーブを統計的な分析によって算出す
るか、あるいはコードによって確定することができる。
即ち、所定の値を持つ色相の度合い、例えば、色差の度
合いを把握することで所望の平均の値が得られる。この
2つの方法により、最大適性量が現在の適性量から直接
検出することができる。 5)ステップ4で検出した色相を用いることによって、
それぞれの色相はそれぞれの適性量が与えられる。
【0072】6)設定されたパレットサイズとユーザが
設定する所望の色(調和、不調和等)の関係に基づい
て、分類されたリストから最重要色と共存色が抽出され
る。これら抽出された色は主要色と呼ばれる。即ち、主
要色=最重要色+共存色である。主要色とは、選択され
る色が最高許容適性量を持つ色である。このことを考慮
すると、色の選択は最大適性量を持つリストの部分だけ
を限定し、色の選択を行えばよい。選択する適性量をも
つリストの限定は、適性量が50%程度あるいはそれ以
上の量をもつ適性量を用いて調節する。しかし、選択す
る十分な色を確保するために、リストの分布に基づいて
限定を算出することが望ましい。最高適性量を持ち、与
えられるリストの中の1番目(先頭)の色は、最重要色
が選択される。画家が用いる色の関係を示す色相環を使
うことによって、色の関係を規則付けられたリストから
次の色がユーザによって検出される。そして、すべての
所望の色が選択されるまで続けられる。
【0073】画家が用いる色相環は、色の関係における
色の混合や色の生成を認識するために画家が用いる基礎
的なテクニックである。色相環は3つの基本色から構成
されている。:3つの等しい扇形で構成され、それぞ
れ、赤、黄、青で構成されている。色相環は、2つの隣
接する色の混合によって構成される色の周囲に形成され
る。即ち、赤と黄の間には赤、オレンジ、黄というよう
な色合いの連続を持つ。色相環上において、互いに向き
合う位置にある2つの色は、干渉し合う。2色の構成は
不調和になっている。これらは、補間色と呼ばれる。同
様に、色相環上に等間隔(120度)に位置する3つの
色は、同調しあい、また、互いに調和する。
【0074】例えば、色相環を使って、最重要色と思わ
れる色が存在する同調関係の中から5つの色を選択する
時、その5つの色の1つの色の色相角度が0度であるリ
ストが与えられた場合、残りの4つの色は、色環に内接
する正三角形の頂点の一つが色相角度0度の位置の色相
環の円周上に接し、その接点を基準にした時、該基準か
ら等しい位置にある、つまり該正三角形の他の2つの頂
点が接する点での色相角度をもつ色を使って選択され
る。選択する色が、色相角度の隣接する位置に1つある
いは2つある場合、即ち、色相角度120度における色
相の標準偏差を少し持つ色相角度の色相の色の1つある
いは2つの色、同様に色相角度240度の色相の色の1
つあるいは2つの色、また、あるいは、候補としての色
は色相角度0度付近の色相の色から選択され、5つの主
要色が生成される。
【0075】選択された1番目の色相(最重要色)を基
準に、色相環を横切って他の頂点に移動し、再び1番目
の色相の位置に戻ってくる。頂点に隣接する色相角度、
ここでは0度あるいは120度あるいは240度の色相
角度に隣接する許容高適性量を持つ色相の色相角度が選
択される。例えば、色相角度が244度といった具合で
ある。続いて選択する色も頂点に隣接する色相角度、0
度あるいは120度あるいは240度に隣接する色相角
度が選択される。例えば、352度といった具合であ
る。頂点が色相角度0度に隣接する色相角度の色の選択
をそれ以上必要としない場合、その選択する色の検索
は、色相角度が120度と240度の色相角度に隣接す
る色相だけを検索することで選択することができる。も
し、色相角度が120度と240度の色相角度の色相に
おいて、非常に低い適性量のobjectiveを選択した場合
は、別の色が選択される。また、1回の選択の動作で、
抽出される色に3つの候補の色が隣接し、それが最重要
色なら、リストを再び検索する。それゆえ、再びリスト
の先頭から(検索を)始める場合というのは、現在の色
が隣接する位置、例えば、色相角度が105度と255
度に位置する場合である。以上の操作は、5つの色相が
選択されるまで繰り返される。
【0076】注1)選択する候補の色の関係は同調であ
るから、反対に位置する色相環の中の色からの検索、抽
出は互いの行わない。即ち、色は不調和の関係を持ち備
える。 注2)HSB(色相、彩度、輝度)の領域は使用される
から、現在使われている角度(0度、120度、240
度)は、HSBの色相が現在位置する色相に移動するこ
とで画家の用いる色相に調整される。
【0077】同様な方法で、他の色の関係、不調和色、
無関係色等が生成される。 7)ステップ6で選択されたそれぞれの主要色の色相
は、適性曲線/適性表から重み付けされた彩度が付加さ
れる。選択されたそれぞれのobjectiveは、次のステッ
プを0から始まりxずつインクリメントさせて、選択さ
れたobjectiveの数まで繰り返す。 { それぞれの検出される色相角度は、次のステップを0か
ら始まりnずつインクリメントさせて、色相量の値まで
繰り返す。
【0078】{ solution saturation[n]=+(object saturation
[x,n]*weight[x]) } average factor=+weight[x] } 8)除算による重み付け平均の算出 検出される色相角度は、次のステップを0から始まりn
ずつインクリメントさせて、色相量の値まで繰り返す。 { solution saturation[n]=solution saturation[n]
/average factor } 9)ステップ7とステップ8を繰り返すことで、輝度量
を得る。ステップ7、8、9の3つのステップにより、
彩度量と輝度量を1つのobjective曲線/表から直接得
ることができる。得る値の一つは最大適性量あるいは最
高重み付けになる。
【0079】10)色相と彩度と輝度は最重要色と共存
色のパレットより確定される。 11)補助色の算出は、主要色から始め、彩度と輝度と
わずかな色相がそれぞれ変化することによって、順々に
主要色(最重要色と共存色)から選択され、n個の補助
色が生成される。彩度要素と輝度要素と色相要素をラン
ダムに選択し、それらが掛け合わされることによってH
SBの色相の構成をもつ補助色が得られる。つまり、彩
度またあるいは輝度によって、補助色は常に互いに異な
る。しかし、主要色の色相に近づき続ける。一般的に言
えば、HSBの色の調和空間においては、補助色は主要
色よりも暗く鮮やかでない。
【0080】次のステップを、1から始まりnずつイン
クリメントさせて、主要色の数まで繰り返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0081】{ supporting hue[n,x]=solution hue[n]*RANDOM
(hue factor range) supporting sat[n,x]=solution sat[n]*RANDOM
(sat factor range) supporting bri[n,x]=solution bri[n]*RANDOM
(bri factor range) } } 他の方法としては、彩度、輝度、色相の変化に対する確
定コード要素を決定することができる。この方法は、そ
れぞれ計算されたそれぞれのレベルの補助色をもつ主要
色が適用される。
【0082】次のステップを、1から始まりnずつイン
クリメントさせて、主要色の数まで繰り返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0083】{ supporting hue[n,x]=solution hue[n]*supporth
ing hue factor[x] supporting sat[n,x]=solution sat[n]*supporth
ing sat factor[x] supporting bri[n,x]=solution bri[n]*supporth
ing bri factor[x] } } <補足説明1.2> 色計画を選択する第2の方法 第1の方法のように、それぞれのカラーインパクトオブ
ジェクトにおいては、0度から360度の色相角度の領
域をn個のグループに分け、3×n個の表を持つ。例え
ば、36個のグループに分れているならば、それぞれの
色相角度は10度である。3×n個の表の中のそれぞれ
のn個のグループにおいて、3は次の3つのことであ
る。:1=適性量、2=彩度量、3=輝度量。
【0084】適性色の計算 1)それぞれの色相角度と、選択されるカラーインパク
トオブジェクトにおけるそれぞれのカテゴリーは、最大
適性量を持つ色(色相、彩度、輝度)を選択する。つま
り、選択された色は、それ自身の適性量をもつ色として
記録する。
【0085】それぞれの決定される色相角度は、次のス
テップを0から始まりnずつインクリメントさせて、色
相量の値まで繰り返す。 { solution_relevance[n]=ー1 solution_hue[n]=n カラーインパクトオブジェクトのカテゴリーが選択され
ない場合、 { solution_saturation=default_saturation solution_value=default_value } 選択される場合 { それぞれのobjectiveのカテゴリーは、次のステップを
0から始まり xずつインクリメントさせ
て、objectiveのカテゴリーの数まで繰り
返す。
【0086】{ 選択されたobjectiveがobjectiveカテゴリーをもつ場合 { if(objective[x]relevance[n]>solution_relevan
ce[n]) { solution_relevance[n]=objective[x]relevance
[n] solution_saturation
[n]=objective[x]saturation[n] solution_value[n]=objective[x]value[n] } } } } } 2)最大適性量の算出 3)標準偏差値は色相カーブより算出される。標準偏差
は、色相カーブより得る色相の位置を算出できる間隔で
ある。例えば、標準偏差の使い方としては、ステップ3
による最大値から始まり色相カーブにそって取り得る値
が、それぞれの標準偏差である。この標準偏差は、色相
カーブを統計的な分析によって算出するか、あるいはコ
ードによって確定することができる。即ち、所定の値を
持つ色相の度合い、例えば、色の違いの度合いを把握す
ることで所望の平均の値が得られる。この2つの方法に
より、最大適性量が現在の適性量から直接検出すること
ができる。 4)ステップ4で検出した色相を用いることによって、
それぞれの色相はそれぞれの適性量が与えられる。
【0087】5)設定されたパレットサイズとユーザが
設定する所望の色(調和、不調和等)の関係に基づい
て、与えられるリストから最重要色と共存色が抽出され
る。これら抽出された色は主要色と呼ばれる。即ち、主
要色=最重要色+共存色である。主要色とは、最高許容
適性量を持つ色が選択される。このことを考慮すると、
色の選択は最大適性量を持つリストの部分だけが限定さ
れる。選択する適性量の限定は、50%程度あるいはそ
れ以上の量を与える。しかし、選択する十分な色を確保
するために、リストの分布に基づいて限定を算出するこ
とが望ましい。 6)それぞれの主要色の色相は、ステップ5で選択さ
れ、ステップ1より重み付け彩度量を用いる。
【0088】7)ステップ6を繰り返すことで輝度量が
もとまる。この方法での、彩度量と輝度量は、色相角度
に対応する彩度表と輝度表から検出される。 8)色相と彩度と輝度は最重要色と共存色のパレットよ
り確定される。 9)補助色の算出は、主要色から始め、彩度と輝度とわ
ずかな色相がそれぞれ変化することによって、順々に主
要色(最重要色と共存色)から選択され、n個の補助色
が生成される。彩度要素と輝度要素と色相要素をランダ
ムに選択し、それらが掛け合わされることによってHS
Bの色相の構成をもつ補助色が得られる。つまり、彩度
またあるいは輝度によって、補助色は常に互いに異な
る。しかし、主要色の色相に近づき続ける。一般的に言
えば、HSBの色の調和空間においては、補助色は主要
色よりも暗く鮮やかでない。
【0089】次のステップを、1から始まりnずつイン
クリメントさせて、主要色の数まで繰り返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0090】{ supporting hue[n,x]=solution hue[n]*RANDOM
(hue factor range) supporting sat[n,x]=solution sat[n]*RANDOM
(sat factor range) supporting bri[n,x]=solution bri[n]*RANDOM
(bri factor range) } } 他の方法としては、彩度、輝度、色相の変化に対する確
定コード要素を決定することができる。この方法は、そ
れぞれ計算されたそれぞれのレベルの補助色をもつ主要
色が適用される。
【0091】次のステップを、1から始まりnずつイン
クリメントさせて、主要色の数まで繰り返す。 { 次のステップを、1から始まりnずつインクリメントさ
せて、補助色の数まで繰り返す。
【0092】{ supporting hue[n,x]=solution hue[n]*supporth
ing hue factor[x] supporting sat[n,x]=solution sat[n]*supporth
ing sat factor[x] supporting bri[n,x]=solution bri[n]*supporth
ing bri factor[x] } } <補足説明1.3> ハイライトカラーと色データの選択方法 ハイライトカラー 最重要色の、色相、彩度、輝度を使う。
【0093】所望のハイライトカラーはの180度の色
相における最重要色から選択される。 Hcolor.Hue=(Dcolor.Hue+180)MOD 360; ハイライトカラーにおける所望の彩度は次のように設定
される。 Hcolor.Sat= Dcolor.Sat+(100ーDcolor.Sat)/2; ハイライトカラーにおける所望の輝度は次のように10
0%で設定される。
【0094】Hcolor.Bri=100; よりハイライトの色を設定したい場合は、1番目のハイ
ライトカラーの角度から+ー90度の角度の色を2つ選
択する。そして、1番目のハイライトカラーが上記のよ
うに算出されているならば、 Hcolor2.Hue=(Hcolor1.Hue+90)MOD 360; Hcolor2.Sat=Hcolor1.Sat; Hcolor2.Bri=100; Hcolor3.Hue=(Hcolor1.Hue+270)MOD 360; Hcolor3.Sat=Hcolor1.Sat; Hcolor3.Bri=100; 色データ 方法1 所望の色データ数であるとき、色相空間をn+1に分割
する。
【0095】interval=360/(numDatacolors+1) 最重要色の色相、彩度、輝度のパレットを使うことによ
って、色データの彩度と輝度が設定される。(Dcolorを
最重要色とする): DatacolorSat=Dcolor.Sat+(100ーDcolor.Sat)/2 DatacolorBri=Dcolor.Bri+(100ーDcolor.Bri)/2 n個の色データの算出(Dcolorを最重要色とする): Datacolor.Hue[0]=Dcolor.Hue; Datacolor.Sat[0]=DatacolorSat; Datacolor.Bri[0]=DatacolorBri; 次のステップをn+1からはじまりnずづインクリメン
トさせて、色データの数より1少ない数まで繰り返す。
【0096】{ Datacolor.Hue[n]=(Dcolor.Hue[n-1]+interava
l)MOD 360; Datacolor.Sat[n]=DatacolorSat; Datacolor.Bri[n]=DatacolorBri; } 方法2 色データの色相間の顕著な間隔の差を使い、最重要色の
色相、彩度、輝度を使って、どのDcolorが最重要色であ
るかを検索する。
【0097】ColorHues PerHues[]; StartHue=Dcolor.Hue; PerHues=GET_PERCEPT_HUES(StartHue,numDatacolor
s); 色データにおける彩度と輝度の設定は: DatacolorSat=Dcolor.Sat+(100ーDcolor.Sat)/2; DatacolorBri=Dcolor.Bri+(100ーDcolor.Bri)/2; n個の色データの算出 次のステップを0から始まりnずつインクリメントさせ
て、色データ数まで繰り返す。
【0098】{ Datacolor.Hue[n]=PerHue[n]; Datacolor.Sat[n]=DatacolorSat; Datacolor.Bri[n]=DatacolorBri; } 尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。
また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが指示するカラーインパクトオブジェクトに基づ
いて、色を選択する色選択装置及びその方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する一実施例としての外観図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を適用する計算機10の内部
構造を示す詳細ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例としての色計画の選択と文書
の色付けのためのウィンドウ表示の階層順を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における色計画を選択する処
理の流れを示したフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例としての色計画の作成のため
のウィンドウ表示を示す。
【図6a】本発明の一実施例としての物理的な色属性を
定義するためのウィンドウ表示を示す。
【図6b】本発明の一実施例としての色データの属性を
選択するためのウィンドウ表示を示す。
【図7a】本発明の一実施例としての選択された色デー
タのウィンドウ表示を示す。
【図7b】本発明の一実施例としての選択された色デー
タのウィンドウ表示を示す(色データが無い場合)。
【図8】本発明の一実施例としての色チューナウィンド
ウのウィンドウ表示を示す。
【図9】本発明の一実施例における文書のページの色付
け方法の処理の流れを示したフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例としての変更し易いように
色付けされた文書のページの小さいスケッチのウィンド
ウ表示を示す。
【図11】本発明の一実施例としての使用者が小さいス
ケッチから選択した文書のページのイメージのウィンド
ウ表示を示す。
【図12】本発明の一実施例としての選択した文書のペ
ージのテンプレートのウィンドウ表示を示す。
【図13】本発明の一実施例としての選択し色付けした
文書のページの目標物のアウトラインのウィンドウ表示
を示す。
【図14】本発明の一実施例としての色付けされる文書
の目標物とテンプレートのウィンドウ表示を示す。
【図15】本発明の一実施例としての文書のページ中の
データイメージの色を調整する方法を示すウィンドウ表
示である。
【図16】本発明の一実施例としての色付けされた文書
のセーブ方法を示すウィンドウ表示である。
【図17】本発明の一実施例としての色付けされた文書
の印刷方法を示すウィンドウ表示である。
【図18】本発明の一実施例としてのウィンドウ環境に
おいて重ねて表示する方法を示すウィンドウ表示であ
る。
【図19】本発明の一実施例としてのカラーインパクト
オブジェクトについての選択一覧である。
【図20】本発明の一実施例としての物理的な色属性に
ついての選択一覧である。
【図21】本発明の一実施例としての色データ属性につ
いての選択一覧である。
【符号の説明】
10 計算機 11 ディスク 12 ディスプレイ 13 キーボード 14 ポインティング装置 16 スキャナー 18 プリンタ 20 中央処理ユニット(CPU) 21 コンピュータバス 22 スキャナーインターフェース 23 プリンタインターフェース 24 ネットワークインターフェース 26 ファックス/モデムインターフェース 27 ディスプレイインターフェース 28 キーボードインターフェース 29 マウスインターフェース 30 主記憶装置 31 初期パレットウィンドウ 32 物理的な色属性ウィンドウ 33 色データ属性ウィンドウ 34 色データウィンドウ 35 色データウィンドウ(色データが無い場合) 36 色チューナーウィンドウ 37 色付けウィンドウディスプレイ 39 ページチューナーウィンドウ 40 ページチューナーウィンドウ 41 ページチューナーウィンドウ 42 ページチューナーウィンドウ 43 ページチューナーウィンドウ 44 ウィンドウ 46 色付き文書保存ウィンドウ 47 ボタンリファレンス”観衆” 48 ボタンリファレンス”情緒的なトーン” 49 ボタンリファレンス”メッセージ” 50 選択ボックス 51 ボタンリファレンス”色計画の作成” 52 物理的な色の属性メニューボタン 53 色調整のためのリファレンス 54 色調整のためのリファレンス 55 アイコン 56 物理的な色の属性ボックス 60 印刷文書ウィンドウ 71 色チューナー 73 ボタンリファレンス 78 アイコン 80 ページメニュー 91 ツールパレット 92 アイドロッパー 93 スマッジツール 94 バケットツール 100 例としての文書の2番目のページ 101 円グラフであるデータオブジェクト 110 オペレータが設定可能な初期彩色オプション

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色計画の定義のために使用者が選択する
    ことが可能で、色を表現する複数のカラーインパクトオ
    ブジェクトからユーザが選択したいくつかのカラーイン
    パクトオブジェクトに基づいて、色を選択する色選択方
    法であって、 それぞれのカラーインパクトオブジェクトに対応する適
    性関係を決定する決定工程と、 それぞれのカラーインパクトオブジェクトに対応する適
    性関係は、前記カラーインパクトオブジェクトと異なる
    色の混ざり具合を示す適性量を特定し、 ユーザによって選択された前記カラーインパクトオブジ
    ェクトが付加された適性関係を選択する選択工程と、 選択された前記適性関係から最大適性量を判別する判別
    工程と、 前記最大適性量に対応する色を選択する色選択工程とを
    備えることを特徴とする色選択方法。
  2. 【請求項2】 異なる色相角度の関数として適性量を与
    える表によってそれぞれの適性関係が構成され、 前記色選択工程は、選択された色が前記最大適性量に対
    応する色相角度を持つことを特徴とする請求項1に記載
    の色選択方法。
  3. 【請求項3】 異なるそれぞれの色相角度における彩度
    量、輝度量と異なる色相角度の関数として適性量を与え
    る表によってそれぞれの適性関係が構成され、 前記色選択工程は、選択された色が前記最大適性量に対
    応する色相角度と彩度と輝度を持つことを特徴とする請
    求項1に記載の色選択方法。
  4. 【請求項4】 前記最大適性量の次の最大適性量に対応
    する第2の色を選択する色選択工程を更に備えることを
    特徴とする請求項1に記載の色選択方法。
  5. 【請求項5】 前記色選択工程において、選択される色
    相環の所定の3点に位置する色の種類に基づいて、前記
    3点に位置する色に調和する補助色を選択する選択工程
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の色選択
    方法。
  6. 【請求項6】 前記色選択工程は、ユーザによって特定
    された物理的な色属性に基づいて、色の選択を強制する
    強制工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載
    の色選択方法。
  7. 【請求項7】 色計画の定義のために使用者が選択する
    ことが可能で、色を表現する複数のカラーインパクトオ
    ブジェクトからユーザが選択したいくつかのカラーイン
    パクトオブジェクトに基づいて、色を選択する色選択装
    置であって、 前記複数のカラーインパクトオブジェクトのそれぞれに
    対応する適性関係を供給する供給手段と、 それぞれのカラーインパクトオブジェクトに対応する適
    性関係は、前記カラーインパクトオブジェクトと異なる
    色の混ざり具合を指示する適性量を特定し、 前記複数のカラーインパクトオブジェクトの少なくとも
    いくつかをユーザが選択することを指示する指示手段
    と、 前記指示手段によって、選択する前記カラーインパクト
    オブジェクトに対応する適性関係を選択する第1選択手
    段と、 前記第1選択手段によって、選択された前記適性関係の
    中から最大適性量を判別する判別手段と、 前記判別手段によって、判別された前記最大適性量に対
    応する色を選択する第2選択手段とを備えることを特徴
    とする色選択装置。
  8. 【請求項8】 前記供給手段は、異なる色相角度の関数
    として適性量を与える表によって与えられるそれぞれの
    適性関係が構成され、 前記第2選択手段によって、選択される色は前記最大適
    性量に対応する色相角度を持つことを特徴とする請求項
    7に記載の色選択装置。
  9. 【請求項9】 前記供給手段は、異なるそれぞれの色相
    角度における彩度量、輝度量と異なる色相角度の関数と
    して適性量を与える表によってそれぞれの適性関係が構
    成され、 前記第2選択手段によって、選択される色は前記最大適
    性量に対応する色相角度と彩度と輝度を持つことを特徴
    とする請求項7に記載の色選択装置。
  10. 【請求項10】 前記第2選択手段は、前記最大適性量
    の次の最大適性量に対応する第2の色を選択することを
    更に備えることを特徴とする請求項7に記載の色選択装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第2選択手段によって、選択され
    る色相環の所定の3点に位置する色の種類に基づいて、
    前記3点に位置する色に調和する補助色を選択する第3
    選択手段を更に備えることを特徴とする請求項7に記載
    の色選択装置。
  12. 【請求項12】 前記第2選択手段によって選択された
    色は、ユーザによって特定された物理的な色属性に基づ
    いて、色の選択を強制する強制手段を更に備えることを
    特徴とする請求項7に記載の色選択装置。
JP7098600A 1994-04-25 1995-04-24 色選択装置及びその方法 Withdrawn JPH07325911A (ja)

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US08/231912 1994-04-25
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