JPH07306551A - 画像処理機 - Google Patents

画像処理機

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JPH07306551A
JPH07306551A JP8207895A JP8207895A JPH07306551A JP H07306551 A JPH07306551 A JP H07306551A JP 8207895 A JP8207895 A JP 8207895A JP 8207895 A JP8207895 A JP 8207895A JP H07306551 A JPH07306551 A JP H07306551A
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plate
suppressing
roller
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Hiroyuki Kobayashi
宏至 小林
Kenji Sakagami
賢司 阪上
Yoshihiro Ando
由博 安藤
Sukehisa Miyazaki
資久 宮崎
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回枠(4)に配設されている原稿抑制ロー
ラ(68)及び原稿抑制板(70)がハウジング(2)
の上面に存在する透明板(8)に対して充分精密に所定
間隔をおいて位置せしめられる画像処理機を提供する。 【構成】 旋回枠に配設された第一の軸部材(94)に
ブラケット(102a、102b)が旋回自在に装着さ
れ、ブラケットには第二の軸部材(110)が装着され
ている。第二の軸部材に、原稿抑制ローラが配設される
と共に、原稿抑制板が旋回自在に装着されている。原稿
抑制ローラに関連せしめて第一の位置規制手段(162
a、162b)が配設され、原稿抑制板に関連せしめて
第二の位置規制手段(164a、164b)が配設され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写機、ファクシ
ミリ及び原稿読み取り機の如き画像処理機、更に詳しく
は、ハウジングとその上に旋回自在に装着された旋回枠
とを具備し、ハウジングの上面には透明板が配設され、
旋回枠には透明板上を通して原稿を搬送するための原稿
搬送手段が配設されている型の画像処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した型の画像処理機の典型例におい
ては、ハウジングの上面には2種の透明板、即ち原稿搬
送方向寸法が比較的小さい移動原稿用透明板とこの移動
原稿用透明板に隣接して位置する静止原稿用透明板が配
設されている。旋回枠は移動原稿用透明板及び静止原稿
用透明板に沿ってハウジングの後部を延びる旋回軸線を
中心として旋回自在であり、移動原稿用透明板及び静止
原稿用透明板を覆う閉位置とこれらを露呈せしめる開位
置との間を旋回動せしめられる。ハウジング内には、原
稿を読み取るための原稿読み取り手段が配設されてい
る。原稿読み取り手段は多数のCCD(電荷結合素子)
から構成され得る撮像手段とかかる撮像手段に原稿の像
を投射するための光学手段とを含んでいる。旋回枠が閉
位置にせしめられた状態において、旋回枠に配設された
原稿搬送手段は移動原稿用透明板上を通して原稿を搬送
し、原稿読み取り手段は透明板上を通過する原稿を読み
取る。静止原稿用透明板上に例えば本でよい原稿が載置
される場合には、原稿読み取り手段の少なくとも一部が
移動せしめられて、静止原稿用透明板上の静止原稿を原
稿読み取り手段が読み取る。
【0003】而して、移動原稿用透明板上を通過する原
稿を原稿読み取り手段が適切に読み取るためには、原稿
が移動原稿用透明板の上面に接触乃至近接せしめられて
通過することが重要である。移動原稿用透明板の上面か
ら過剰に浮上して原稿が移動原稿用透明板を通過せしめ
られると、原稿読み取り手段における光学手段が原稿の
像を充分明瞭に撮像手段に投射することができなくな
る。そこで、原稿搬送手段には原稿抑制ローラを、或い
はこれに加えて原稿抑制板を配設している。原稿抑制ロ
ーラ及び原稿抑制板は旋回枠に装着されている。旋回枠
が閉位置にせしめられると、原稿抑制ローラが移動原稿
用透明板に対して間隔をおいてその上方を移動原稿用透
明板の幅方向に延在する。原稿抑制板が配設されている
場合には、原稿抑制板の少なくとも主部が原稿搬送方向
に見て原稿抑制ローラの上流側において移動原稿用透明
板に対して間隔をおいてその上方を延在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記原稿抑制ローラ及
び原稿抑制板は移動原稿用透明板の上面に対して充分精
密に且つ幅方向に充分に均一に所定間隔をおいて位置せ
しめられることが重要である。移動原稿用透明板と原稿
抑制ローラ及び原稿抑制板との間隔が過大になると、移
動原稿用透明板上を通過する原稿の過剰浮上を防止する
ことができない。逆に、移動原稿用透明板と原稿抑制ロ
ーラ及び原稿抑制板との間隔が過小になると、透明板上
を通過する原稿の円滑な搬送が阻害されて、原稿搬送速
度の一時的低下(かくすると撮像手段に投射される原稿
の像に歪みが生成される)が発生し、或いは原稿ジャム
が発生する。
【0005】然るに、旋回枠自体の閉位置をハウジング
に対して充分精密に位置せしめることは、不可能ではな
いにしても実際上著しく困難である。通常、旋回枠をハ
ウジングに旋回自在に装着している装着機構には、旋回
枠を閉位置及び/又は開位置に比較的大きな力によって
弾性的に偏倚する弾性手段が付設されており、かかる弾
性偏倚手段の存在に起因して、旋回枠を繰り返し旋回動
せしめると、ハウジングの前後方向即ち移動原稿用透明
板の幅方向に、ハウジングの上面(従って移動原稿用透
明板)と旋回枠との間隔が相当不均一になる。従来の画
像処理機においては、ハウジングに対する旋回枠の閉位
置の、必然的に発生する非精密性及び不均一性等に起因
して、移動原稿用透明板に対する原稿抑制ローラ及び原
稿抑制板の間隔を安定して充分精密に且つ幅方向に充分
均一に維持することができなかった。
【0006】本発明の第一の技術的課題は、ハウジング
に対する旋回枠の閉位置が充分精密でなくても、旋回枠
が閉位置にせしめられると、旋回枠に装着されている原
稿抑制ローラがハウジングの上面に配設されている透明
板に対して充分精密に且つ幅方向に充分均一に所定間隔
をおいて位置せしめられる、改良された画像処理機を提
供することである。
【0007】本発明の第二の技術的課題は、ハウジング
に対する旋回枠の閉位置が充分精密でなくても、旋回枠
が閉位置にせしめられると、旋回枠に装着されている原
稿抑制ローラと原稿抑制板との双方がハウジングの上面
に配設されている透明板に対して充分精密に且つ幅方向
に充分均一に所定間隔をおいて位置せしめられる、改良
された画像処理機を提供することである。
【0008】本発明の第三の技術的課題は、製造コスト
を徒に増大せしめることなく、上記第一の技術的課題或
いは上記第二の技術的課題を達成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記第
一の技術的課題を達成するために、旋回枠に装着され旋
回枠が閉位置にせしめられた状態において透明板の幅方
向に延びる第一の軸部材に、その軸線方向に間隔をおい
て一対の支持ブラケットを旋回自在に装着し、かかる一
対の支持ブラケットに旋回枠が閉位置にせしめられた状
態において透明板の幅方向に延びる第二の軸部材を装着
し、かかる第二の軸部材に原稿抑制ローラを配設し、そ
して更に、一対の支持ブラケットの各々に関連せしめて
第一の位置規制手段を配設し、旋回枠が閉位置にせしめ
られた状態において第一の位置規制手段が透明板に上面
に当接せしめられ、これによって透明板と原稿抑制ロー
ラとの間隔G1が規制されるように構成する。
【0010】即ち、本発明によれば、上記第一の技術的
課題を達成する画像処理機として、上面に透明板が配設
されているハウジングと、該透明板を覆う閉位置と該透
明板を露呈せしめる開位置との間を旋回自在に、該ハウ
ジング上に装着された旋回枠とを具備し、該旋回枠に
は、該旋回枠が該閉位置にせしめられた状態において該
透明板上を通してシート状原稿を搬送するための原稿搬
送手段が配設されており、該原稿搬送手段は原稿抑制ロ
ーラを含み、該原稿抑制ローラは該旋回枠が該閉位置に
せしめられた状態において該透明板に対して間隔をおい
てその上方を該透明板の幅方向に延在して、該透明板上
を通る原稿が過剰に上方に浮上するのを防止する、画像
処理機において、該旋回枠に装着され該旋回枠が該閉位
置にせしめられた状態において該透明板の幅方向に延び
る第一の軸部材に、その軸線方向に間隔をおいて一対の
支持ブラケットが旋回自在に装着されており、該一対の
支持ブラケットには該旋回枠が該閉位置にせしめられた
状態において該透明板の幅方向に延びる第二の軸部材が
装着されており、該原稿抑制ローラは該第二の軸部材に
配設されており、該一対の支持ブラケットの各々に関連
せしめて第一の位置規制手段が配設されており、該旋回
枠が該閉位置にせしめられた状態において、該第一の位
置規制手段が該透明板の上面に当接せしめられることに
よって、該透明板と該原稿抑制ローラとの間隔G1が規
制される、ことを特徴とする画像処理機が提供される。
【0011】該原稿抑制ローラが該透明板に接近する方
向に該一対の支持ブラケットを弾性的に偏倚せしめる第
一の弾性偏倚手段が配設されており、該第一の弾性偏倚
手段の弾性偏倚作用によって該第一の位置規制手段が該
透明板の上面に当接せしめられるのが好適である。該第
一の弾性偏倚手段は該一対の支持ブラケットの各々と該
旋回枠との間に配設された一対のばね部材から構成する
ことができる。
【0012】上記第二の技術的課題を達成するために、
本発明の画像処理機においては、更に、該原稿搬送手段
は該第二の軸部材に旋回自在に装着された原稿抑制板を
含み、該原稿抑制板の少なくとも主部は該旋回枠が該閉
位置にせしめられた状態において原稿搬送方向に見て該
原稿抑制ローラの上流側において該透明板に対して間隔
をおいてその上方を延在し、該透明板上を通る原稿が過
剰に上方に浮上するのを防止し、該原稿抑制板に関連せ
しめて該透明板の幅方向に間隔をおいて一対の第二の位
置規制手段が配設されており、該旋回枠が該閉位置にせ
しめられた状態において、該第一の位置規制手段が該透
明板の上面に当接せしめられ且つ該第二の位置規制手段
が該透明板の上面に当接せしめられることによって、該
透明板と該原稿抑制板との間隔G2が規制される。
【0013】該原稿抑制板をその主部が該透明板に接近
する方向に弾性的に偏倚せしめる第二の弾性偏倚手段が
配設されており、該第二の弾性偏倚手段の弾性偏倚作用
によって該第二の位置規制手段が該透明板に上面に当接
せしめられるのが好適である。該第二の弾性偏倚手段は
該透明板の幅方向に間隔をおいて該原稿抑制板と該旋回
枠との間に配設された一対のばね部材から構成すること
ができる。
【0014】好適には、該原稿抑制板には該透明板の幅
方向に間隔をおいて一対の位置規制片が配設されてお
り、該一対の位置規制片の各々には、該旋回枠が該閉位
置にせしめられた状態において、該第二の軸部材に略整
合してその下方に突出する第一の突出部と原稿搬送方向
に見て上流側に該第一の突出部から間隔をおいて位置す
る第二の突出部とが形成されており、該第一の突出部が
該第一の位置規制手段を構成し、該第二の突出部が該第
二の位置規制手段を構成する。該第一の位置規制手段に
よって規制される該透明板と該原稿抑制ローラとの間隔
G1は0.25乃至0.35mmであり、該第二の位置
規制手段によって規制される該透明板と該原稿抑制板と
の間隔G2は0.45乃至0.55mmであるのが好適
である。該原稿抑制ローラは原稿搬送方向に回転駆動せ
しめられ、該原稿抑制ローラの周速度は該原稿搬送手段
による原稿搬送速度よりも若干大きく設定されているの
が好都合である。該原稿抑制ローラは該第二の軸部材に
その軸線方向に間隔をおいて複数個装着することができ
る。
【0015】該ハウジングの上面に配設されている該透
明板は、原稿搬送方向寸法が比較的小さい移動原稿用透
明板であり、該ハウジングの上面には該移動原稿用透明
板に隣接せしめて静止原稿用透明板も配設されており、
該旋回枠が該閉位置にせしめられると該旋回枠は該移動
原稿用透明板と共に該静止原稿用透明板も覆い、該ハウ
ジング内には該移動原稿用透明板上を通して搬送される
原稿及び該静止用透明板上に位置せしめられた静止原稿
を読み取るための原稿読み取り手段が配設されているの
が好都合である。該旋回枠は該ハウジングの後部を該移
動原稿用透明板及び静止原稿用透明板に沿って原稿搬送
方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に該ハウジ
ングに装着されているのが好都合である。
【0016】
【作用】本発明の画像処理機においては、旋回枠が閉位
置にせしめられると、一対の支持ブラケットの各々に関
連せしめて配設された一対の第一の位置規制手段が、透
明板の幅方向に間隔をおいて透明板に当接し、これによ
って透明板と原稿抑制ローラとの間隔G1が規制され
る。従って、一対の第一の位置規制手段と原稿抑制ロー
ラとの相互関係が充分精密に設定されておりさえすれ
ば、原稿抑制ローラは透明板に対して充分精密に且つ幅
方向に充分均一に所定間隔G1をおいて位置せしめられ
る。
【0017】また、本発明の画像処理機においては、旋
回枠が閉位置にせしめられると、一対の支持ブラケット
の各々に関連せしめて配設された一対の第一の位置規制
手段が、透明板の幅方向に間隔をおいて透明板に当接す
ることに加えて、原稿抑制板に関連せしめて配設された
一対の第二の位置規制手段が透明板の幅方向に間隔をお
いて透明板の上面に当接し、これによって透明板と原稿
抑制板との間隔G2が規制される。従って、一対の第一
の位置規制手段及び一対の第二の位置規制手段と原稿抑
制板との相互関係が充分精密に設定されておりさえすれ
ば、原稿抑制板も透明板に対して充分精密に且つ幅方向
に充分均一に所定間隔G2をおいて位置せしめられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に従って構成された画像処理機
の好適実施例を図示している添付図面を参照して、更に
詳細に説明する。
【0019】図1を参照して説明すると、図示の画像処
理機はハウジング2とこのハウング2上に配設されてい
る旋回枠4とを具備している。旋回枠4は、ハウジング
2の後方を延びる旋回軸線6を中心として実線で示す閉
位置と二点鎖線で示す開位置との間を旋回自在に、適宜
の装着機構(図示していない)を介してハウジング2に
装着されている。
【0020】図1と共に図2を参照して説明を続ける
と、ハウジング2の上面には2個の透明板、即ち移動原
稿用透明板8及び静止原稿用透明板10が固定されてい
る。板ガラスであるのが好都合である移動原稿用透明板
8及び静止原稿用透明板10は、相互に隣接せしめて実
質上水平に配置されている。移動原稿用透明板8の、幅
方向(図2において紙面に垂直な方向)寸法と、静止原
稿用透明板10の幅方向寸法とは実質上同一(例えばJ
IS規格A4の長手方向寸法)である。移動原稿用透明
板8の、図2において左右方向寸法(原稿搬送方向寸
法)は比較的小さく(例えば略27mm)、静止原稿用
透明板10の、図2において左右方向寸法は比較的大き
い(例えばJIS規格A3の長手方向寸法)。移動原稿
用透明板8と静止原稿用透明板10との間には案内板1
1(図3)が配設されている。この案内板11は静止原
稿用透明板10に向かって上方に傾斜して延び、次いで
静止原稿用透明板10の上面に沿って延びている。旋回
枠4が上記閉位置にせしめられると、移動原稿用透明板
8及び静止原稿用透明板10が旋回枠4によって覆われ
る。旋回枠4が上記開位置にせしめられると、移動原稿
用透明板8及び静止原稿用透明板10が露呈せしめられ
る。旋回枠4には全体を番号12で示す原稿搬送手段が
配設されている(この原稿搬送手段12については後に
更に言及する)。原稿搬送手段12は移動原稿用透明板
8上を通してシート状原稿を搬送する。例えば原稿が本
である場合には、旋回枠4を上記開位置にせしめて静止
原稿用透明板10上に原稿を載置し、旋回枠4を上記閉
位置に向けて旋回せしめて原稿を覆うことができる。
【0021】図2を参照して説明すると、ハウジング2
内の上部には、破線で示す停止位置(ホームポジショ
ン)と二点鎖線で示す走査開始位置との間を移動自在に
原稿読み取り手段14が配設されている。それ自体は周
知の形態でよい原稿読み取り手段14は撮像手段(図示
していない)及び光学手段(図示していない)を含んで
いる。撮像手段は多数のCCDから構成することがで
き、光学手段は原稿照明手段、結像レンズ及び複数個の
反射鏡から構成することができる。原稿搬送手段12が
移動用原稿透明板8上を通して原稿を搬送する時には、
原稿読み取り手段14は上記停止位置に停止せしめられ
ており、移動原稿用透明板8上を通る原稿の像、更に詳
しくは原稿の下面に存在する像が光学手段を介して撮像
手段に投射され、かくして原稿の像が読み取られる。静
止原稿用透明板10上に原稿が載置される時には、原稿
読み取り手段14が二点鎖線で示す走査開始位置から実
線で示す停止位置に向けて走査移動せしめられ、この間
に静止原稿用透明板10上に載置された原稿の像、更に
詳しくは原稿の下面に存在する像が光学手段を介して撮
像手段に投射され、かくして原稿の像が読み取られる。
図示していないが、ハウジング2内には、更に、原稿の
像を送信及び受信するための送受信手段、及び画像生成
手段も配設されている。それ自体は周知の形態でよい送
受信手段は、画像処理機に送信される像信号を受信し、
そしてまた原稿読み取り手段が生成する像信号を送信す
ることができる。同様にそれ自体は周知の形態でよい画
像生成手段は、原稿読み取り手段14が生成する像信号
又は送受信手段が受信した像信号に基いて、ハウジング
2内に配設されているシート部材供給機構(図示してい
ない)から供給される普通紙の如きシート部材上にトナ
ー像でよい顕像を生成する。図1に図示する如く、ハウ
ジング2の片側(図2において左側)には略長方形状の
空間が形成されており、かかる空間の下面が受皿手段1
6を構成している。上記画像生成手段は顕像を形成した
シート部材を受皿手段16上に排出する。受皿手段16
の若干下方において、ハウジング2内に収容された収容
位置から必要に応じて二点鎖線で示す引き出し位置に引
き出される補助受皿部材18が配設されている。ハウジ
ング2から排出されるシート部材が比較的大きい場合に
は、補助受皿部材18が上記引き出し位置に引き出さ
れ、ハウジング2から排出されるシート部材は受皿手段
16及び補助受皿部材18上に受け入れられる。
【0022】図1及び図2と共に図3を参照して説明す
ると、旋回枠4は基板20(図2及び図3)とこの基板
20に装着されたカバー部材22を含んでいる。基板2
0は鋼板から形成されているのが好都合であり、かかる
基板20が上記装着機構(図示していない)を介してハ
ウジング2に旋回自在に装着されている。適宜の合成樹
脂から成形することができるカバー部材22は締結ねじ
(図示していない)によって基板20に固定されてい
る。カバー部材22は全体として下面が開放された箱形
状であり、その後部24及び片側部(図2において左側
部)26はその主部28よりも上方に隆起せしめられて
いる。カバー部材22の主部28の下面には矩形状の原
稿押えマット30(図3)が配設されている。上記基板
20の下面に固定されている原稿押えマット30は、ス
ポンジとその下面に貼着された白色シートから形成され
ているのが好都合である。かような原稿押えマット30
は、静止原稿用透明板10上に原稿を載置した後に旋回
枠4が上記開位置から閉位置に向けて旋回せしめられる
と、静止原稿用透明板10及びその上に載置された原稿
を覆う。
【0023】図1乃至図3を参照して説明を続けると、
旋回枠4に配設されている上記原稿搬送手段12は、供
給テーブル34、受皿手段36、及び供給テーブル34
から受皿手段36まで略C字形状に延びる原稿搬送路3
8を含んでいる。受皿手段36はカバー部材22の主部
28の上面によって形成されている。供給テーブル34
は、カバー部材22の上記片側部26から図2において
左方に、カバー部材22の主部28の上方を延びてい
る。かかる供給テーブル34はカバー部材22とは別個
に適宜の合成樹脂から成形し、カバー部材22の上記片
側部26に連結することができる。所望ならば、供給テ
ーブル34をカバー部材22と一体に成形することもで
きる。供給テーブル34は図2において右方に向かって
若干下方に傾斜して延びる底壁40とかかる底壁40の
幅方向両側即ち前側及び後側から上方に突出する両側壁
42及び44を有する。両側壁42及び44の各々には
幅方向に移動自在な可動壁部46及び48が形成されて
いる。可動壁部46及び48はラック及びピニオンを含
んだ連動機構(図示していない)によって相互に連結さ
れており、幅方向内側及び外側に相互に同期して移動せ
しめられて、両者間の間隔が供給テーブル34に載置さ
れる原稿の幅に設定される。
【0024】図3及び図4を参照して説明すると、旋回
枠4の上記基板20には、カバー部材22の上記片側部
26内において幅方向(図3において紙面に垂直な方
向、図4において上下方向)に間隔をおいて位置する前
側板50及び後側板52(図4)が固定されている。鋼
板から形成されているのが好都合である前側板50及び
後側板52は、旋回枠4が上記閉位置に位置せしめられ
ている状態において実質上鉛直に延びる。原稿搬送手段
12の上記原稿搬送路38は、前側板50と後側板52
との間に規定されている。主として図3を参照して説明
を続けると、前側板50と後側板52との間には、複数
個の案内板54、56、58、60、62、64、66
が配設されている。案内板54及び64は合成樹脂から
形成されているのが好都合であり、案内板56、58、
60、62及び66は鋼板から形成されているのが好都
合である。案内板54、56、58、62、64及び6
6は前側板50と後側板52との間に固定されている。
一方、案内板60は前側板50及び後側板52間に装着
された軸部材67に回転自在に装着されており、かかる
案内板60には電磁ソレノイド(図示していない)が付
設されている。電磁ソレノイドが除勢されている時に
は、案内板60は実線で示す非作用位置に位置せしめら
れており、電磁ソレノイドが付勢されると、二点鎖線で
示す如く図3において反時計方向に旋回せしめられる。
略C字形状の原稿搬送路38の上流部(即ち移動原稿用
透明板8よりも上流の部分)の外側は案内板54及び5
6によって規定され、原稿搬送路38の上流部の内側は
案内板60、62及び64によって規定されている。原
稿搬送路38の下流部(即ち移動原稿用透明板8よりも
下流の部分)の外側は、案内板58によって規定され、
原稿搬送路38の下流部の内側は案内板64及び66に
よって規定されている。
【0025】原稿搬送手段12は、更に、旋回枠4が上
記閉位置にせしめられた状態において移動原稿用透明板
8に対して所定間隔をおいて位置する、原稿抑制ローラ
68及び原稿抑制板70を含んでいる。合成ゴム或いは
適宜の合成樹脂から形成することができる原稿抑制ロー
ラ68の周表面には、白色ペイントが塗布或いは白色シ
ートが貼着されている。鋼板から形成することができる
原稿抑制板70の下面には、白色シートが貼着或いは白
色ペイントが塗布されている。原稿搬送路38における
原稿読み取り部は、かかる原稿抑制ローラ68及び原稿
抑制板70と移動原稿用透明板8との間に規定されてい
る。原稿抑制ローラ68及び原稿抑制板70について
は、後に更に詳細に説明する。
【0026】図3を参照して説明を続けると、原稿搬送
手段12は、更に、供給ローラ72、2枚以上の原稿が
積層されて搬入されるのを防止するための一対の重送防
止ローラ74及び76、一対の搬送ローラ78及び8
0、並びに一対の搬出ローラ82及び84を含んでい
る。供給ローラ72は軸部材86に固定されており、上
記案内板54に形成されている開口(図示していない)
を通って原稿搬送路38内に突出せしめられている。か
かる供給ローラ72は矢印で示す方向に回転駆動せしめ
られる。重送防止ローラ74は軸部材88に固定されて
おり、上記案内板54に形成されている開口(図示して
いない)を通って原稿搬送路38内に突出せしめられて
る。かかる重送防止ローラ74も矢印で示す方向に回転
駆動せしめられる。重送防止ローラ74と協働する重送
防止ローラ76はトルクリミッタ90を介して軸部材9
2に装着されており、上記案内板62の形成されている
開口(図示していない)を通って原稿搬送路38内に突
出せしめられ、重送防止ローラ74に押圧せしめられて
いる。トルクリミッタ90は重送防止ローラ76が重送
防止ローラ74に従動して回転するのを所要トルクで防
止する。従って、所要トルク以上のトルクが重送防止ロ
ーラ76に加えられると、重送防止ローラ76は従動せ
しめられるが、加えられるトルクが所要値以下の場合に
は、従動防止ローラ76が従動せしめられることはな
い。搬送ローラ78は軸部材94に固定されており、上
記案内板62に形成されている開口(図示していない)
を通って原稿搬送路38内に突出せしめられている。か
かる搬送ローラ78は矢印で示す方向に回転駆動せしめ
られる。搬送ローラ78と協働する搬送ローラ80は軸
部材96に固定されており、上記案内板54に形成され
ている開口(図示していない)を通って原稿搬送路38
内に突出せしめられている。搬送ローラ80は搬送ロー
ラ78に押圧せしめられており、搬送ローラ78の回転
に従動して矢印の方向に回転せしめられる。搬出ローラ
82は軸部材98に固定されており、上記案内板58に
形成されている開口(図示していない)を通って原稿搬
送路38内に突出せしめられている。かかる搬出ローラ
82は矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。搬出ロ
ーラ82と協働する搬出ローラ84は軸部材100に固
定されており、上記案内板66に形成されている開口
(図示していない)を通って原稿搬送路38内に突出せ
しめられている。搬出ローラ84は搬出ローラ82に押
圧せしめられており、搬出ローラ82の回転に従動して
矢印で示す方向に回転せしめられる。
【0027】上述したとおりの原稿搬送手段12の作用
を要約して説明すると、案内板60が実線で示す非作用
位置に位置せしめられている時に、供給テーブル34上
にシート状原稿が積層状態で載置され、かかる原稿の前
端部が案内板60上に位置せしめられる。供給テーブル
34上に載置される原稿の、図3において右方への移動
は、原稿の前端が案内板62の略鉛直に延びる部分の上
端部に当接することによって制限される。供給テーブル
34上に載置された原稿を一枚毎に搬送する際には、案
内板60に付設されている電磁ソレノイド(図示してい
ない)が付勢されて、案内板60が図3に二点鎖線で示
す如く反時計方向に旋回せしめられ、かくして積層原稿
の内の最上位原稿の上面が供給ローラ72に押圧され
る。しかる後に、供給ローラ72、重送防止ローラ7
4、搬送ローラ78及び搬出ローラ84が矢印で示す方
向に回転駆動せしめられる。供給ローラ72は積層原稿
の内の最上位原稿を送給し、一対の重送防止ローラ74
及び76は最上位原稿に付随して二枚又はそれ以上の原
稿が搬入されるのを防止し、最上位原稿のみを搬入せし
める。一対の搬送ローラ78及び80は、移動原稿用透
明板8を通して原稿を搬送する。原稿抑制ローラ68及
び原稿抑制板70は移動原稿用透明板8上を通過する原
稿が過剰に浮上するのを防止する(原稿抑制ローラ78
及び原稿抑制板70については、以下に更に詳細に説明
する)。移動原稿用透明板8上を通して搬送された原稿
は、一対の搬出ローラ82及び84によって受皿手段3
6上に搬出される。
【0028】次に、本発明に従って改良されている原稿
抑制ローラ68及び原稿抑制板70の構成について詳細
に説明する。図4と共に図5を参照して説明すると、上
記搬送ローラ78が固定されている上記軸部材94(第
一の軸部材)は、上記前側板50と上記後側板52との
間に回転自在に装着されている。そして、かかる軸部材
94には、その軸線方向(従って幅方向)に間隔をおい
て一対の支持ブラケット102a及び102bが回転自
在に装着されている。支持ブラケット102a及び10
2bの各々は、軸部材94に対して実質上垂直に延びる
比較的短い内側アーム部104a及び104b、軸部材
94に対して実質上垂直に延びる比較的長い外側アーム
部106a及び106b、及び軸部材94と実質上平行
に延びて内側アーム部104a及び104bの片端と外
側アーム部106a及び106bの片端とを接続してい
る接続部108a及び108bを有する。軸部材94は
内側アーム部104a及び104b並びに外側アーム部
106a及び106bに形成されている円形開口を通っ
て延在せしめられている。内側アーム部104a及び1
04b並びに外側アーム部106a及び106bに形成
されている円形開口の各々と軸部材94との間には適宜
の軸受部材(図示していない)を介在せしめることがで
きる。また、支持ブラケット102a及び102bの内
側アーム104a及び104b並びに外側アーム106
a及び106bの内面及び外面に隣接せしめて、軸部材
94にリング(図示していない)を固定し、これによっ
て支持ブラケット102a及び102bの、軸部材94
の軸線方向への移動を阻止することができる。。支持ブ
ラケット102a及び102bの外側アーム106a及
び106bの自由端部間には軸部材110(第二の軸部
材)が回転自在に装着されている。そして、この軸部材
110に、軸線方向に適宜の間隔をおいて4個の原稿抑
制ローラ68が固定されている。図4に図示する如く、
支持ブラケット102aの外側アーム部106aには、
外側アーム部106aに対して実質上垂直に内側に突出
する3本の短軸が固定されており、第一の短軸には2個
の歯車112及び114が回転自在に装着され、第二の
短軸には歯車116が回転自在に装着され、第三の短軸
には歯車118が回転自在に装着されている。歯車11
2と歯車114とは一体に形成されている。歯車112
は軸部材94に固定されている歯車120に係合せしめ
られており、歯車114は歯車116に係合せしめられ
ている。歯車118は歯車116に係合せしめられてい
ると共に、軸部材110に固定されている歯車122に
係合せしめられている。搬送ローラ78が固定されてい
る軸部材94は電動モータでよい回転駆動源(図示して
いない)に連結されており、上述したとおり図3に矢印
で示す方向に回転駆動される。軸部材94のかかる回転
が歯車120、112、114、116、118及び1
22を介して軸部材110に伝動され、かくして原稿抑
制ローラ68が図3に矢印で示す方向に回転せしめられ
る。移動原稿用透明板8上を通して移動せしめられる原
稿が原稿抑制ローラ68に当接せしめられた時に、原稿
の搬送速度が一時的に低減されることを確実に回避する
ために、原稿抑制ローラ68の周速度は搬送ローラ78
の周速度即ち原稿搬送速度よりも若干大きく設定されて
いるのが好適である。原稿抑制ローラ68の周速度は搬
送ローラ78の周速度の数%程度だけ搬送ローラ78の
周速度よりも大きく設定することができ、例えば搬送ロ
ーラ78の周速度が略130m/秒の場合、原稿抑制ロ
ーラ68の周速度を略135m/秒に設定することがで
きる。
【0029】図4及び図5と共に図6を参照して説明を
続けると、上記前側板50と上記後側板52との間に
は、鋼板から形成されているのが好都合である補助基板
124(図3も参照されたい)が固定されている。そし
て、この補助基板124と上記支持ブラケット102a
及び102bの各々との間には、支持ブラケット102
a及び102bを図6において反時計方向に弾性的に偏
倚する弾性偏倚手段126a及び126b(第一の弾性
偏倚手段)が配設されている。弾性偏倚手段126a及
び126bの各々は引張コイルばねから構成されてお
り、その一端は支持ブラケット102a及び102bの
各々の接続部108a及び108bに連結され、その他
端は補助基板124の片端部(図6において右端部)に
連結されている。図6に図示する如く、旋回枠4が上記
閉位置から開位置に向けて幾分旋回せしめられている状
態(後述する第一及び第二の位置規制手段が移動原稿用
透明板8から上方に離隔されている状態)においては、
支持ブラケット102a及び102bの外側アーム部1
06a及び106bの下縁が上記案内板56に当接する
ことによって、支持ブラケット102a及び102b
の、図6において反時計方向への旋回が制限される。支
持ブラケット102a及び102bの各々が自重によっ
て充分確実に図6において反時計方向に偏倚される場合
には、弾性偏倚手段126a及び126bを省略するこ
ともできる。
【0030】図4乃至図6を参照して説明すると、上記
原稿抑制板70は原稿抑制ローラ68が固定されている
上記軸部材110に旋回自在に装着されている。原稿抑
止板70は平板形状の底壁128、底壁128の下流端
から下流に向かって上方に傾斜して延びる下流側傾斜壁
130、下流側傾斜壁130の下流端から上方に延びる
下流端壁132、底壁128の上流端から上流に向かっ
て上方に傾斜して延びる上流側傾斜壁134、及び上流
側傾斜壁134の上流端から上方に下流側に傾斜して延
びる上流端壁135を有する。図4及び図5に明確に図
示する如く、底壁128、下流側傾斜壁130及び上流
側傾斜壁134の前縁及び後縁には、夫々、上方に実質
上鉛直に突出する前直立片136a及び後直立片136
bが形成されている。また、下流端壁132の前縁及び
後縁には、夫々、下流端壁132に対して実質上垂直に
上流側に突出する前突出片138a及び後突出片138
bが形成されている。前直立片136aは支持ブラケッ
ト102aの外側アーム部106aの外側即ち前側に位
置せしめられ、前突出片138aは前直立片136aの
外側即ち前側に位置せしめられている。前直立片136
aと前突出片138aとは総合に密接せしめられてお
り、図5に番号140aで示す部位にて相互にスポット
溶接されている。後直立片136bは支持ブラケット1
02bの外側アーム部106bの内側即ち前側に位置せ
しめられ、後突出片138bは後直立片136bの内側
即ち前側に位置せしめられている。後直立片136bと
後突出片138bとは相互に密接せしめられており、図
5に番号140bで示す領域において相互にスポット溶
接されている。
【0031】図4及び図5を参照して説明を続けると、
原稿抑制板70の下流部には、4個の原稿抑制ローラ6
8に夫々対応せしめて4個の開口141が形成されてお
り、4個の原稿抑制ローラ68はかかる開口141を通
って下方に突出している。原稿抑制板70の上記上流端
壁135には、幅方向に間隔をおいて上流側に突出する
一対の突出片142が形成されている。更に、原稿抑制
板70の上記底壁128の上面には、幅方向に間隔をお
いて一対の環状凹部144が形成されている。図4及び
図5と共に図3及び図6を参照して説明すると、原稿抑
制板70の上記一対の突出片142に対応せしめて、上
記案内板64には一対の開口146が形成されており、
原稿抑制板70の突出片142の各々は案内板64の開
口146の各々内に挿入せしめられている。また、原稿
抑制板70と上記補助基板124との間には原稿抑制板
70を図3及び図6において時計方向に弾性的に偏倚せ
しめる弾性偏倚手段148(第二の弾性偏倚手段)が介
在せしめられている。かかる弾性偏倚手段148は幅方
向に間隔をおいて配置された一対の圧縮コイルばねから
構成されており、圧縮コイルばねの各々の下端部は原稿
抑制板70の底壁128の上面に形成されている上記凹
部144の各々に収容され、圧縮コイルばねの各々の上
端部は上記案内板64に形成されている開口(図示して
いない)を貫通して延び、補助基板124の下面に形成
されている一対の環状凹部(図示していない)の各々に
収容されている。図6に図示する如く、旋回枠4が上記
閉位置から開位置に向けて幾分旋回せしめられている状
態(後述する第一及び第二の位置規制手段が移動原稿用
透明板8から上方に離隔されている状態)においては、
原稿抑制板70の上記突出片142の各々が案内板60
の開口146の各々の下縁に当接することによって、原
稿抑制板70の、図6において時計方向への旋回が制限
される。原稿抑制板70が自重によって充分確実に図6
において時計方向に偏倚される場合には、弾性偏倚手段
148を省略することもできる。
【0032】図4乃至図6を参照して説明を続けると、
支持ブラケット102aの外側アーム部106aと原稿
抑制板70の前直立片136aとの間には位置規制片1
50aが配設されており、支持ブラケット102bの外
側アーム部106bと原稿抑制板70の後直立片136
bとの間には位置規制片150bが配設されている。更
に詳述すると、適宜の合成樹脂から形成することができ
る位置規制片150a及び150bの各々の上流部(図
6において左側部)には円形開口152a及び152b
が形成されている。図5から理解される如く、原稿抑制
ローラ68が固定されている上記軸部材110は、支持
ブラケット102a及び102bの外側アーム部106
a及び106bに形成されている円形開口154a及び
154b、原稿抑制板70の前直立片136a及び後直
立片136bに形成されている円形開口156a及び1
56bを通って延びると共に、位置規制片150a及び
150bに形成されている上記円形開口152a及び1
52bを通って延びる。円形開口152a及び152
b、154a及び154b、並びに156a及び156
bと軸部材110との間には必要に応じて適宜の軸受部
材(図示していない)を配設することができる。位置規
制片150a及び150bの各々の下流部(図6におい
て右側部)には、前方に突出する円柱状突起158a及
び158bが形成されている。原稿抑制板70の前直立
片136a及び後直立片136bの各々には、位置規制
片150a及び150bの各々の突起158a及び15
8bに対応して、円形開口160a及び160bが形成
されている。図4から理解される如く、位置規制片15
0a及び150bの突起158a及び158bは、夫
々、前直立片136a及び後直立片136bの開口16
0a及び160b内に挿入せしめられている。かくし
て、位置規制片150a及び150bは、原稿抑制板7
0と一体として軸部材110に旋回自在に装着されてい
る。図5及び図6に明確に図示する如く、位置規制片1
50a及び150bの各々には、更に、下方に突出する
一対の突出部162a及び164a並びに162b及び
164bが形成されている。突出部162a及び162
bは第一の位置規制手段を構成し、突出部164a及び
164bは第二の位置規制手段を構成する。突出部16
2a及び162bは上下方向において上記円形開口15
2a及び152bと実質上整合せしめて(従って軸部材
110と実質上整合して)下方に突出せしめられてお
り、その下端縁は円形開口152a及び152bと実質
上同心をなす(従って軸部材110と実質上同心をな
す)円弧形状にせしめられている。突出部164a及び
164bは上下方向において上記突起158a及び15
8bと実質上整合せしめて下方に突出せしめられてお
り、その下端縁は突起158a及び158bと実質上同
心をなす円弧形状にせしめられている。図4及び図5を
参照することによって理解されるとおり、位置規制片1
50bは原稿抑制板70よりも幅方向外側(後側)に位
置するが、位置規制片150aは原稿抑制板70の前直
立片136aよりも幅方向内側(後側)に位置する。位
置規制片150aの突出部162a及び164aは、原
稿抑制板70の底壁128、下流側傾斜壁130及び上
流側傾斜壁132の前端部に形成されている切欠通して
下方に突出せしめられている。
【0033】図6と図7とを比較参照することによって
理解される如く、旋回枠4が開位置から閉位置に旋回せ
しめる際には、旋回枠4が閉位置にせしめられるのに先
立って、一対の位置規制片150a及び150bの突出
部162a及び162b並びに突出部164a及び16
4bの下端縁が移動原稿用透明板8の上面に当接せしめ
られる。そして、突出部162a及び162bが移動原
稿用透明板8の上面に当接せしめられた後に、旋回枠4
が閉位置に向けて更に旋回せしめられる間には、旋回枠
4の旋回に応じて支持ブラケット102a及び102b
が、弾性偏倚手段126a及び126bの弾性偏倚作用
に抗して、図6及び図7において時計方向に旋回せしめ
られる。そしてまた、旋回枠4の旋回に応じて原稿抑制
板70が、弾性偏倚手段148の弾性偏倚作用に抗し
て、図6及び図7において反時計方向に旋回せしめられ
る。かくして、旋回枠4が閉位置にせしめられた状態に
おいては、一対の位置規制片150a及び150bの突
出部162a及び162bが幅方向に間隔をおいて移動
原稿用透明板8の上面に当接することによって、支持ブ
ラケット102a及び102bに装着された軸部材11
0に固定されている原稿抑制ローラ68と移動原稿用透
明板8との間隔G1(図8)が充分精密に且つ幅方向に
充分均一に規制される。また、一対の位置規制片150
a及び150bの突出部162a及び162bが幅方向
に間隔をおいて移動原稿用透明板8の上面に当接するこ
とに加えて、一対の位置規制片150a及び150bの
突出部164a及び164bが幅方向に間隔をおいて移
動原稿用透明板8の上面に当接することによって、原稿
抑制板70、特にその底壁128と移動原稿用透明板8
との間隔G2(図8)が充分精密に且つ幅方向に充分均
一に規制される。
【0034】図8を参照して説明を続けると、通常の画
像処理機においては、原稿搬送手段12によって搬送し
得るシート状原稿の最大厚さは略0.2mm程度に設定
されている。この場合、本発明者等の実験によれば、旋
回枠4が閉位置にせしめられた状態において、原稿抑制
ローラ68と移動原稿用透明板8との間隔G1は0.2
5乃至0.35mm、特に略0.30mmであるのが好
適である。原稿抑制板70の底壁128は、少なくとも
その主部が原稿抑制ローラ68の上流側において、移動
原稿用透明板8の上面に沿って実質上水平に延在するの
が好適であり、原稿抑制板70の底壁128と移動原稿
用透明板8との間隔G2は、原稿抑制ローラ68と移動
原稿用透明板8との間隔G1よりも若干大きくて、0.
45乃至0.55mm、特に略0.50mmであるのが
好適である。原稿抑制板70の上流側傾斜壁134及び
下流側傾斜壁130の傾斜角度α及びβは共に、20乃
至40度、特に30度程度であるのが好都合である。一
方、原稿抑制ローラ68と共に原稿抑制板70が配設さ
れている場合、原稿読み取り手段14における光学手段
(図示していない)の読み取り基準ライン166は、原
稿抑制ローラ68よりも幾分上流側、従って原稿抑制板
70の底壁128が存在する領域において、移動原稿用
透明板8の上面上を幅方向に延在せしめられているのが
好都合である。
【0035】以上、添付図面を参照して本発明の実施例
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することな
く種々の変形乃至修正が可能であることは多言を要しな
い。
【0036】
【発明の効果】本発明の画像処理機においては、ハウジ
ングに対する旋回枠の閉位置が充分精密でなくても、旋
回枠が閉位置にせしめられると、旋回枠に装着されてい
る原稿抑制ローラがハウジングの上面に配設されている
透明板に対して充分精密に且つ幅方向に充分均一に所定
間隔をおいて位置せしめられる。旋回枠に原稿抑制ロー
ラと共に原稿抑制板も配設されている場合には、原稿抑
制ローラと共に原稿抑制板もハウジングの上面に配設さ
れている透明板に対して充分精密に且つ幅方向に充分均
一に所定間隔をおいて位置せしめられる。原稿抑制ロー
ラ及び原稿抑制板のかような位置付けに関して、画像処
理機の製造コストが徒に増大せしめられることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって改良された画像処理機の全体を
簡略に図示する斜面図。
【図2】図1の画像処理機を、一部を断面で示す部分正
面図。
【図3】図1の画像処理機における旋回枠に配設されて
いる原稿搬送手段を示す部分縦断面図。
【図4】図1の画像処理機における旋回枠に配設されて
いる原稿搬送手段を示す部分横断面図。
【図5】図3及び図4の原稿搬送手段における原稿抑制
ローラ及び原稿抑制板を示す、部分斜面図。
【図6】図3及び図4の原稿搬送手段における原稿抑制
ローラ及び原稿抑制板を、旋回枠を閉位置から開位置に
向けて幾分旋回せしめた状態で示す部分縦断面図。
【図7】図3及び図4の原稿搬送手段における原稿抑制
ローラ及び原稿抑制板を、旋回枠を閉位置にせしめた状
態で示す部分縦断面図。
【図8】図3及び図4の原稿搬送手段における原稿抑制
ローラ及び原稿抑制板を、旋回枠を閉位置にせしめた状
態で示す拡大部分縦断面図。
【符号の説明】
2:ハウジング 4:旋回枠 8:移動原稿用透明板 10:静止原稿用透明板 12:原稿搬送手段 14:原稿読み取り手段 20:旋回枠の基板 22:旋回枠のカバー部材 30:原稿押えマット 34:原稿搬送手段の供給テーブル 36:原稿搬送手段の受皿手段 38:原稿搬送路 68:原稿抑制ローラ 70:原稿抑制板 72:供給ローラ 74:重送防止ローラ 76:重送防止ローラ 78:搬送ローラ 80:搬送ローラ 82:搬出ローラ 84:搬出ローラ 94:軸部材(第一の軸部材) 102a:支持ブラケット 102b:支持ブラケット 110:軸部材(第二の軸部材) 124:補助基板 126a:弾性偏倚手段(第一の弾性偏倚手段) 126b:弾性偏倚手段(第一の弾性偏倚手段) 128:原稿抑制板の底壁 148:電請偏倚手段(第二の弾性偏倚手段) 150a:位置規制片 150b:位置規制片 162a:位置規制片の突出部(第一の位置規制手段) 162b:位置規制片の突出部(第一の位置規制手段) 164a:位置規制片の突出部(第二の位置規制手段) 164b:位置規制片の突出部(第二の位置規制手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 資久 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に透明板が配設されているハウジン
    グと、該透明板を覆う閉位置と該透明板を露呈せしめる
    開位置との間を旋回自在に、該ハウジング上に装着され
    た旋回枠とを具備し、 該旋回枠には、該旋回枠が該閉位置にせしめられた状態
    において該透明板上を通してシート状原稿を搬送するた
    めの原稿搬送手段が配設されており、 該原稿搬送手段は原稿抑制ローラを含み、該原稿抑制ロ
    ーラは該旋回枠が該閉位置にせしめられた状態において
    該透明板に対して間隔をおいてその上方を該透明板の幅
    方向に延在して、該透明板上を通る原稿が過剰に上方に
    浮上するのを防止する、画像処理機において、 該旋回枠に装着され該旋回枠が該閉位置にせしめられた
    状態において該透明板の幅方向に延びる第一の軸部材
    に、その軸線方向に間隔をおいて一対の支持ブラケット
    が旋回自在に装着されており、該一対の支持ブラケット
    には該旋回枠が該閉位置にせしめられた状態において該
    透明板の幅方向に延びる第二の軸部材が装着されてお
    り、該原稿抑制ローラは該第二の軸部材に配設されてお
    り、 該一対の支持ブラケットの各々に関連せしめて第一の位
    置規制手段が配設されており、該旋回枠が該閉位置にせ
    しめられた状態において、該第一の位置規制手段が該透
    明板の上面に当接せしめられることによって、該透明板
    と該原稿抑制ローラとの間隔G1が規制される、ことを
    特徴とする画像処理機。
  2. 【請求項2】 該原稿抑制ローラが該透明板に接近する
    方向に該一対の支持ブラケットを弾性的に偏倚せしめる
    第一の弾性偏倚手段が配設されており、該第一の弾性偏
    倚手段の弾性偏倚作用によって該第一の位置規制手段が
    該透明板の上面に当接せしめられる、請求項1記載の画
    像処理機。
  3. 【請求項3】 該第一の弾性偏倚手段は該一対の支持ブ
    ラケットの各々と該旋回枠との間に配設された一対のば
    ね部材から構成されている、請求項2記載の画像処理
    機。
  4. 【請求項4】 該原稿搬送手段は該第二の軸部材に旋回
    自在に装着された原稿抑制板を含み、該原稿抑制板の少
    なくとも主部は該旋回枠が該閉位置にせしめられた状態
    において原稿搬送方向に見て該原稿抑制ローラの上流側
    において該透明板に対して間隔をおいてその上方を延在
    して、該透明板上を通る原稿が過剰に上方に浮上するの
    を防止し、 該原稿抑制板に関連せしめて該透明板の幅方向に間隔を
    おいて一対の第二の位置規制手段が配設されており、該
    旋回枠が該閉位置にせしめられた状態において、該第一
    の位置規制手段が該透明板の上面に当接せしめられ且つ
    該第二の位置規制手段が該透明板の上面に当接せしめら
    れることによって、該透明板と該原稿抑制板との間隔G
    2が規制される、請求項1記載の画像処理機。
  5. 【請求項5】 該原稿抑制板をその主部が該透明板に接
    近する方向に弾性的に偏倚せしめる第二の弾性偏倚手段
    が配設されており、該第二の弾性偏倚手段の弾性偏倚作
    用によって該第二の位置規制手段が該透明板に上面に当
    接せしめられる、請求項4記載の画像処理機。
  6. 【請求項6】 該第二の弾性偏倚手段は該透明板の幅方
    向に間隔をおいて該原稿抑制板と該旋回枠との間に配設
    された一対のばね部材から構成されている、請求項5記
    載の画像処理機。
  7. 【請求項7】 該原稿抑制板には該透明板の幅方向に間
    隔をおいて一対の位置規制片が配設されており、該一対
    の位置規制片の各々には、該旋回枠が該閉位置にせしめ
    られた状態において、該第二の軸部材に略整合してその
    下方に突出する第一の突出部と原稿搬送方向に見て上流
    側に該第一の突出部から間隔をおいて位置する第二の突
    出部とが形成されており、該第一の突出部が該第一の位
    置規制手段を構成し、該第二の突出部が該第二の位置規
    制手段を構成する、請求項4記載の画像処理機。
  8. 【請求項8】 該第一の位置規制手段によって規制され
    る該透明板と該原稿抑制ローラとの間隔G1は0.25
    乃至0.35mmであり、該第二の位置規制手段によっ
    て規制される該透明板と該原稿抑制板との間隔G2は
    0.45乃至0.55mmである、請求項2記載の画像
    処理機。
  9. 【請求項9】 該原稿抑制ローラは原稿搬送方向に回転
    駆動せしめられ、該原稿抑制ローラの周速度は該原稿搬
    送手段による原稿搬送速度よりも若干大きく設定されて
    いる、請求項1記載の画像処理機。
  10. 【請求項10】 該原稿抑制ローラは該第二の軸部材に
    その軸線方向に間隔をおいて複数個装着されている、請
    求項1記載の画像処理機。
  11. 【請求項11】 該ハウジングの上面に配設されている
    該透明板は、原稿搬送方向寸法が比較的小さい移動原稿
    用透明板であり、該ハウジングの上面には該移動原稿用
    透明板に隣接せしめて静止原稿用透明板も配設されてお
    り、該旋回枠が該閉位置にせしめられると該旋回枠は該
    移動原稿用透明板と共に該静止原稿用透明板も覆い、 該ハウジング内には該移動原稿用透明板上を通して搬送
    される移動原稿及び該静止用透明板上に位置せしめられ
    た静止原稿を読み取るための原稿読み取り手段が配設さ
    れている、請求項1記載の画像処理機。
  12. 【請求項12】 該旋回枠は該ハウジングの後部を該移
    動原稿用透明板及び静止原稿用透明板に沿って原稿搬送
    方向に延びる旋回軸線を中心として旋回自在に該ハウジ
    ングに装着されている、請求項11記載の画像処理機。
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