JP2002152462A - 画像読取手段を具備する自動原稿送り装置及び画像読取装置 - Google Patents

画像読取手段を具備する自動原稿送り装置及び画像読取装置

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JP2002152462A JP2000345818A JP2000345818A JP2002152462A JP 2002152462 A JP2002152462 A JP 2002152462A JP 2000345818 A JP2000345818 A JP 2000345818A JP 2000345818 A JP2000345818 A JP 2000345818A JP 2002152462 A JP2002152462 A JP 2002152462A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ADFユニット内に内蔵される読取手段によ
る画像読取性能を高品位に維持するとともに、メンテナ
ンス性に優れたADF及び当該ADFを搭載した画像読
取装置を提供する。 【解決手段】 下方の画像読取装置に対して開閉自在に
取り付けられる上方ユニットを構成する自動原稿送り装
置であって、前記上方ユニットは、前記原稿シートの一
方の面の画像を読み取るための第1のイメージセンサ
と、該イメージセンサの読取面と対向して搬送される原
稿シートを前記読取面側に押圧するためのバックアップ
ガイド手段と、を収納し、前記バックアップガイド手段
は、前記上方ユニットにおいて下方の画像読取装置側に
着脱可能に取り付けられる。ここで、前記上方ユニット
は、画像読取装置の上に閉じられたときに、該画像読取
装置における原稿シートの他方の面の画像を読み取るた
めの第2のイメージセンサを下方に配置するプラテンに
接し、前記バックアップガイド手段は、前記プラテンに
当接するプラテンカバーの内側に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿受入トレイ上
に積載された原稿シートを一枚づつ繰り出すと共に、イ
メージセンサを具備する自動原稿送り装置(以下、「A
DF」という)に関し、さらに、ADFを上方ユニット
として開閉自在に搭載した原稿シートの表裏両面の画像
を読み取るための画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常スキャナと呼ばれる画像読取装置
は、原稿画像を光学的に読み取り、これを電子データに
変換して外部のパーソナルコンピュータ、複写機、ファ
クシミリ装置等の画像形成装置に送信する。多くの画像
形成装置は、このような画像読取装置を具備する。
【0003】画像読取装置は、ADFによって原稿受入
トレイから一枚づつ繰り出されて搬送されてくる原稿シ
ートに光を照射する光源と原稿面からの反射光を受光す
るイメージセンサとを具備する。ここで、画像読取装置
には、CCD等のイメージセンサを利用した縮小光学系
タイプのものと、原稿の横幅方向(主操作方向)に渡る
ライン形状の光源とイメージセンサを密着的に配置した
等倍光学系密着タイプのものが存在する。
【0004】何れのタイプのイメージセンサであって
も、原稿の画像を精緻に且つブレなく読み取るために
は、画像読取位置において原稿シートを所定の一定速度
で安定走行させると共に、原稿シートを画像読取装置の
画像読取面に極力近接させて走行させることが重要であ
る。特に、等倍光学系の密着型イメージセンサは、光学
縮小系のものと比較して焦点深度が極めて浅いために、
原稿シートを画像読取装置の画像読取面に密着走行させ
る必要性がある。このため、等倍光学系の密着型イメー
ジセンサは、原稿がなるべく直線的に走行する位置に配
置されることが望ましい。
【0005】ところで、最近の画像読取装置において
は、自動原稿給紙装置によって一枚づつ搬送される原稿
シートを、2つの別個のイメージセンサを設けることに
より、スイッチバック等の複雑な搬送制御を行うことな
く1回の原稿搬送パスで、原稿シートの表裏両面の画像
を読み取るように構成された両面読取機能を有するもの
が提案されている。
【0006】このような両面読取機能を有する従来の画
像読取装置においては、原稿シートの少なくとも一方の
面の画像を読み取るための読取装置は、ADFのコンパ
クト化を図るために、ADFユニット内に配置されるた
め等倍光学系の密着型イメージセンサを用いて読み取る
ように構成した例が多い。
【0007】このような従来技術として、特開平11−
69086号公報(以下、「第1の従来技術」という)
は、原稿搬送経路上に原稿を挟んで両側に設けられた搬
送される原稿を読み取るための第1読取手段と第2読取
手段とを有してなる両面画像読取装置であって、原稿台
ガラス(プラテン)上に載置された原稿を読み取るため
の読取装置は、第1の読取装置を兼用しており、第1の
読取手段は縮小光学系で構成され、該第1の読取手段の
下流側に配置された第2の読取装置は密着光学系で構成
された両面画像読取装置を開示している。
【0008】また、特開平11−69087号公報(以
下、「第2の従来技術」という)は、原稿搬送手段に原
稿の搬送経路を示す曲線が略逆コの字型の曲線となるよ
うに前記原稿を搬送させながら、上流側に配置された第
1片面読取手段に原稿の一方の面を読み取らせるととも
に、前記第1片面読取手段と前記曲線を挟んで対向する
ように設けられる下流側に配置された第2片面読取手段
に原稿の他方の面を読み取らせるように構成した原稿読
取装置を開示している。そして、この原稿読取装置にお
いては、前記第1片面読取手段の読取面に対向するガイ
ド板を回動可能に取り付けることにより第1片面読取手
段を露出させることができるようにして、装置本体のメ
ンテナンスおよびジャム処理を容易に行うことができる
ように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、読取手段及
びこれに対向するバックアップガイドは、走行する原稿
と摺動接触するために原稿シートの紙紛、原稿上の未乾
燥のインキ、トナー等の汚れが付着する。これをそのま
ま放置すると、その後の画像読み取りにおいて黒筋状の
ノイズが生じることとなる。また、このような汚れがバ
ックアップガイド面に付着した場合でも、薄手原稿を読
み取る際に同様の黒スジ状のノイズが生じてしまう。こ
のため、読取装置の読取面とこれに対向するバックアッ
プガイド面は、その都度又は定期的にクリーニングする
必要性がある。
【0010】しかしながら、前記第1の従来技術におい
ては、ADFユニット内に内蔵される等倍光学系密着タ
イプである第1読取手段が、原稿が直線的に走行する原
稿排紙トレイの直前に配置されていることから原稿シー
トの画像読取面への密着走行性については問題ないもの
の、第1読取手段がユニット内の奥部に位置しているた
めに、読取装置の読取面とこれに対向するバックアップ
ガイド面のクリーニングが極めて困難であり、メンテナ
ンス性に問題がある。
【0011】一方、前記第2の従来技術においては、第
1片面読取手段の読取面に対向するガイド板が回動可能
に設けることにより第1片面読取手段が露出するように
は構成されているものの、当該第1片面読取手段は、原
稿搬送手段に原稿の搬送経路を示す曲線が略逆コの字型
の曲線部に配置されるものであって、当該第1片面読取
手段は、曲線部の内側に配置されることとなり、原稿シ
ートの当該第1片面読取手段への密着走行性に劣る。ま
た、このような位置で原稿シートを当該読取部に密着走
行させようとすればジャムが生じやすくなる。
【0012】本発明は、ADFユニット内に内蔵される
第1の読取手段を原稿シートの密着走行性が確保できる
位置に配置するとともに、読取装置の読取面とこれに対
向するバックアップガイド面のクリーニングが容易で、
メンテナンス性に優れたADF及び当該ADFを搭載し
た画像読取装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、下
方の画像読取装置に対して開閉自在に取り付けられる上
方ユニットを構成する自動原稿送り装置であって、前記
上方ユニットは、前記原稿シートの一方の面の画像を読
み取るための第1のイメージセンサと、該イメージセン
サの読取面と対向して搬送される原稿シートを前記読取
面側に押圧するためのバックアップガイド手段と、を収
納し、前記バックアップガイド手段は、前記上方ユニッ
トにおいて下方の画像読取装置側に着脱可能に取り付け
られことを特徴とする自動原稿送り装置を提供するもの
である。
【0014】そして、前記上方ユニットは、画像読取装
置の上に閉じられたときに、該画像読取装置における原
稿シートの他方の面の画像を読み取るための第2のイメ
ージセンサを下方に配置するプラテンに接し、前記バッ
クアップガイド手段は、前記プラテンに当接するプラテ
ンカバーの内側に配置される。ここで、前記プラテンカ
バーは、少なくとも前記バックアップガイド手段を収納
する部分が着脱可能に構成される。
【0015】また、前記バックアップガイド手段は、前
記第1のイメージセンサに対向するガイド部材と、前記
第1のイメージセンサに隣接して配置された搬送ローラ
対を構成する一方のローラと、を支持するガイドユニッ
トで構成される。さらに、前記搬送ローラは、前記第1
のイメージセンサを挟むように原稿搬送方向の前後に設
けられる。そして、前記バックアップガイド手段は、原
稿搬送方向の下流側を支点に回動可能に支持されること
により、前記第1のイメージセンサの読取面と該読取面
に接するバックアップガイド面が露出するように構成さ
れる。
【0016】本発明は、さらに、原稿受入トレイ上に積
載された原稿シートを一枚づつ繰り出すための自動原稿
送り手段によって搬送される前記原稿シートの表裏両面
の画像を読み取る画像読取装置であって、前記自動原稿
送り手段によって搬送される原稿シートの一方の面の画
像を読み取るための第1のイメージセンサと、前記第1
のイメージセンサに対向するバックアップガイド手段
と、前記自動原稿送り手段によって搬送される原稿シー
トの他方の面の画像及び載置原稿の画像を読み取るため
の第2のイメージセンサと、前記第2のイメージセンサ
に対向するシートスループラテンと、前記シートスルー
プラテンと隣接し、前記載置原稿を支持するためのブッ
クプラテンと、を具備し、前記第1のイメージセンサと
前記バックアップガイド手段を収納する自動原稿送り装
置は上方ユニットとして、前記第2のイメージセンサと
前記シートスループラテンと前記ブックプラテンとを収
納する下方ユニットに対して開閉自在に取付けられ、前
記バックアップガイド手段は、下方ユニット側に着脱可
能に取り付けられことを特徴とする画像読取装置を提供
するものである。ここで、前記バックアップガイド手段
は、原稿搬送方向の下流側を支点に回動可能に支持され
ることにより、前記第1のイメージセンサの読取面と該
読取面に接するバックアップガイド面が露出するように
構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係る画像読取装置に搭載された
自動原稿送り装置を示す図であり、図2はその自動原稿
送り装置の主要部を示す図である。
【0018】なお、この実施の形態では、画像読取装置
は、連続的に原稿を繰出して画像読取部に給送する、い
わゆるADFとしての機能を有する。画像読取装置1
は、下方ユニット2と、下方ユニット2に対してヒンジ
等により開閉自在に取り付けられた上方ユニット3とを
有している。
【0019】上方ユニット3は、原稿を積層して収容す
る給紙トレイ5と、給紙トレイ5上の原稿を搬送し、画
像の読取処理を行なうADF本体6と、が設けられ、読
取処理された原稿が排紙される排紙トレイ7とを備えて
いる。なお、給紙トレイ5上に積載された原稿は、原稿
給紙路の側壁を形成する給紙ガイド5aによって幅方向
が規制されるようになっている。
【0020】上方ユニット3は、以下に詳述するよう
に、原稿を搬送する搬送経路、原稿を搬送するローラ
対、原稿の画像を読み取る光学読取装置等を収容した筐
体6aを有している。この筐体6aには、前記給紙トレ
イ5に対応して原稿導入口6bと、前記排紙トレイ7に
対応して原稿排出口6cが形成されており、原稿導入口
6bから導入された原稿は、筐体内に配設された略U字
状の搬送経路10に沿って搬送され、読取処理が成され
た後、原稿排出口6cを介して前記排紙トレイ7上に排
紙される。
【0021】前記筐体6aの原稿導入口6b部分には、
給紙トレイ5上に積載された原稿に当接して、原稿を繰
出すピックアップローラ11が配設されており、このピ
ックアップローラ11の下流側には、繰出された原稿を
確実に1枚分離する分離ローラ12aとこれに当接する
分離パッド12bとを有する用紙分離機構12が配設さ
れている。また、用紙分離機構12の下流側の搬送経路
には、レジストローラ対14が配設されており、用紙分
離機構によって分離された原稿の先端にたわみを形成し
て、スキューを除去するようになっている。
【0022】本実施の形態の画像読取装置は、搬送され
る原稿の両面の画像が読み取れるように、2つの光学読
取装置を備えた構成となっている。
【0023】この内、第2の光学読取装置20は、下方
ユニット2内に収容されており、搬送経路10に沿って
連続配設された搬出ローラ対16,17の間に位置する
シートスループラテン21を通過する原稿の画像を読み
取るようになっている。第2の光学読取装置20は、縮
小光学系センサを備えて構成されており、第1キャリッ
ジ22と、第2キャリッジ24とを備えている。各キャ
リッジ22,24は、図示しないモータにより駆動さ
れ、互いに連動して所定の距離関係を保ちながらユニッ
ト内を図の左右方向に移動する。
【0024】キャリッジ22には、原稿に対して照射光
を投光するための光源25と、光源25によって投光さ
れた照射光の原稿からの反射光を受光して水平方向の反
射光に方向を変換する反射鏡26が搭載されている。ま
た、キャリッジ24には、反射鏡26から反射された水
平方向の反射光を垂直方向に反射させる反射鏡28と、
この反射鏡によって反射された垂直方向の光を前記反射
鏡26からの反射光とは反対の水平方向に反射させる反
射鏡29が搭載されている。
【0025】また、第2の光学読取装置20は、下方ユ
ニット2内に固定され、反射鏡29からの反射光が入射
する集光レンズ30と、集光レンズ30によって合焦さ
れた反射光を受光するCCDイメージセンサ31とを有
している。このCCDイメージセンサ31によって検知
された光は、CCD基板32によってデジタル信号に変
換された後、各種の画像処理を行なう制御基板(図示せ
ず)を介して複写機内のインターフェース基板に送信さ
れる。
【0026】なお、本実施の形態では、第2の光学読取
装置20は、ブック物等の厚手原稿を読取できるように
構成されている。すなわち、下方ユニット2の上面に前
記シートスループラテン21と隣接して読取原稿を載置
するためのプラテン(以下、「ブックプラテン」とい
う)35が設けられており、このブックプラテンに載置
された原稿を、前記キャリッジ22,24が移動するこ
とで走査して画像を読み取るようになっている。このた
め、前記排紙トレイ7の下面には、ブック読みプラテン
35に載置された原稿を柔軟に押圧して固定するための
弾力性を有する押圧部材7aが固着されている。
【0027】上方ユニット3内には、第1の光学読取装
置40が設けられており、第2の光学読取装置20によ
って読み取られた原稿の反対面側の画像を読み取るよう
になっている。第1の光学読取装置40は、搬出ローラ
対17の下流側で排紙トレイの上流側の搬送経路が直線
状に形成された位置に配設されており、シートスループ
ラテン21の読取位置X1を通過し、すくい上げガイド
38によってすくい上げられた原稿の反対側の画像を読
み取るようになっている。
【0028】本実施の形態では、第1の光学読取装置4
0は、等倍密着型イメージセンサを備えた構成、具体的
には、原稿画像に対して照射光を投光する光源と、この
照射光と原稿からの反射光を透過する保護ガラスと、こ
の保護ガラスを透過する原稿からの反射光を検知する密
着型ラインイメージセンサとを収容するコンタクトイメ
ージセンサユニットとして構成されている。そして、当
該ラインイメージセンサで検知された光は回路基板41
によってデジタル信号に変換された後、上述した下方ユ
ニット2内に設けられた画像処理基板33を介して複写
機内のインターフェース基板に送信される。
【0029】そして、第1の光学読取装置40の下流側
には、排紙ローラ対50が配設されており、この排紙ロ
ーラ対によって、読取処理された原稿は、原稿排出口6
cを介して排紙トレイ7上に排紙される。さらに、この
実施の形態では、排紙ローラ対50を構成している互い
に当接するローラは、それぞれ回転軸に沿ってイメージ
センサの読取幅に略一致若しくはそれより長い長手方向
への延出して固着された一体型ローラとなっており、原
稿排出口6cを介して光学読取装置40の読取ラインX
2部分への外乱光の侵入を防止した構成となっている。
このため、光学読取装置を、外乱光の影響を受けやすい
等倍密着型イメージセンサによる構成にしても、外乱光
の侵入がないため、CCDイメージセンサで検知される
アナログ信号には、ノイズによる影響がなくなり、上述
した画像処理が正確に行なうことができる。
【0030】さらに、本発明に係る画像読取装置におい
ては、前記搬送手段及び前記排紙手段は、2つの駆動モ
ータ(図示しない)により駆動され、前記第1の駆動モ
ータM1は前記給紙手段を駆動し、前記第2の駆動モー
タM2は前記搬送手段と前記排紙手段を駆動するように
構成されている。この様に駆動系統を2つに分けること
により、原稿給紙部における原稿の分離駆動制御若しく
は給紙又は停止のために第1のモータに急激な負荷が懸
かっても、第2の読取装置の読取部の原稿を走行させる
ための駆動力は別の第2の駆動モータによるため、原稿
の搬送速度の安定性は確保される。
【0031】このようにして、原稿の搬送速度の安定性
と読取部での原稿の密着走行性は確保されたものの、上
記したように、画像読み取り部のコンタクトガラスやバ
ックアップガイドには原稿の紙紛、原稿上インキ、トナ
ー等の汚れが付着するためにその都度又は定期的にクリ
ーニング等のメンテナンスが必要である。
【0032】このため、本装置においては、ADFを構
成する上方ユニット内の読取部における原稿搬送路を開
放してコンタクトガラス面及びバックアップガイド面を
容易に露出させることができるように構成している。
【0033】図3は、ADFを構成する上方ユニット3
を開いた状態を示す正面図である。図3に示すように、
第1のイメージセンサ40とバックアップガイド手段を
内蔵するADFは、前記第2のイメージセンサ20と前
記シートスループラテン21とそれに隣接するブックプ
ラテン35とを収納する下方ユニット2に対して開閉自
在に取り付けられている。
【0034】ここで、本発明においては、第1のイメー
ジセンサ40に対向するガイドユニット66は、ネジ6
5でプラテンカバー60側から着脱可能に取り付けられ
る。上方ユニット3の下面は、下方ユニット2の上に閉
じられたときに、下方ユニット2において原稿の他方の
面を読み取るための第2のイメージセンサ20を下方に
配置する前記プラテンに接し、前記バックアップガイド
手段は、前記プラテンに当接するプラテンカバー60の
内側に配置される。ここで、前記プラテンカバーは、少
なくとも前記ガイドユニット66を収納する部分が着脱
可能に剥がれるように構成される。
【0035】図4は、図3で示したプラテンカバーを剥
がした状態を示す。ガイドユニット66側のプラテンカ
バー60の両端にはそれぞれ取付具が設けられており、
各々1本のネジ64で上部筐体6aに取り付けられてい
る。この2本のネジ64を取り外すとプラテンカバー6
0は、手前側に簡単に剥がすことかできる。このプラテ
ンカバー60を剥がすと、ガイドユニット66が露出す
る。
【0036】図5は、ガイドユニット66を取り外した
状態を示した図である。ここでは、ガイドユニット66
は両端の各々2箇所をネジ65で上部筐体6aに固定さ
れている。ガイドユニット66を取り外すには、ネジ6
5を取り外しガイドユニット66を上部筐体6aから引
き出すようにして取り外しが可能となる。そして、ガイ
ドユニット66を取り外すことにより前記第1のイメー
ジセンサ40のコンタクトガラス63が露出する。これ
によって、コンタクトガラス63や搬送ガイド47、バ
ックアッププレート43のクリーニングが可能となる。
そして、クリーニングの終了後は、上記取り外しの逆の
手順による取り付けを行う。
【0037】図6は、本発明の他の実施の形態を示す。
ここでは、前記バックアップガイド手段が、原稿搬送方
向の下流側の排紙ローラ軸を支点に回動可能に支持され
ることにより、前記第1のイメージセンサの読取面のコ
ンタクトガラス63と該読取面に接するバックアップガ
イド46面が露出するように構成される。当実施の態様
によればネジを外す必要がないのでより短時間でのメン
テナンスが可能となる。
【0038】図6の(a)は、ガイドユニット66がプ
ラテンカバー55の一部に一体的に取り付けられてお
り、排紙ローラ対を構成する一方のローラ57の回転軸
を支点として回動可能に構成されている。これによっ
て、ガイドユニット66を上方ユニット3に対して回動
させることにより、第1のイメージセンサ40のコンタ
クトガラス63面とバックアップガイド54面を露出さ
せることができる。ここで、ガイドユニット66とプラ
テンカバー55の筐体6aへの取り付けはネジを用いず
に他の公知の嵌合手段を利用しても良い。
【0039】図6の(b)は、上方ユニットの筐体から
プラテンカバー56の一部を剥がした後、排紙ローラ対
の一方のローラ58の回転軸を支点として、ガイドユニ
ット66を回動させるものである。ここでも、ガイドユ
ニット66とプラテンカバー56の筐体6aへの取り付
けはネジを用いずに他の公知の嵌合手段を利用しても良
い。この場合、前記プラテンカバー56は、上方ユニッ
トの筐体に対して、ネジを用いることなく、例えばマジ
ックテープ(登録商標)等により着脱可能に取り付ける
ように構成しても良い。
【0040】図7は、本装置における原稿の読み取りに
おいて、各センサと各モータとのタイミングをタイミン
グチャートの例を示す。
【0041】図1及び図5において、エンプティセンサ
(図示せず)が原稿トレイ5上に原稿が載置され、且つ
原稿読み取り指示が行われると給紙モータが正回転駆動
して一枚目の原稿シートの給紙を開始する。原稿給紙
後、レジストセンサ61が1枚目の原稿の先端を検知し
た後一定時間(t1)は後給紙モータの回転を継続して
原稿シート先端部をレジストローラ対14に突き当て撓
ませるようにする。その後、給紙モータは停止後一定時
間(t2)後に今度は逆回転することにより、レジスト
ローラ対14を駆動して1枚目の原稿を下流側に送る。
【0042】次に、リードセンサ62が一枚目の原稿先
端を検知する同時に給紙モータは停止する。一方搬送モ
ータは、リードセンサ62が原稿先端を検知後一定時間
(t4)だけその回転を継続して停止する。その後、読
み取りのタイミングを調整した後に、原稿の一方の面の
第2の読取手段20による読み取りのため駆動を開始す
る。そして、1枚目の原稿シートは搬送モータによりそ
のまま搬送されることにより第1の読取手段40によっ
て原稿の他方の面が読み取られるのである。
【0043】1枚目の原稿シートが搬送され読み取られ
ている際に、エンプティセンサが原稿トレイ上に2枚目
以降の原稿検出を継続している場合、1枚目の原稿シー
トの後端がレジストセンサを通過してから所定時間(t
3)経過後に、2枚目の原稿シートが給紙される。これ
によって、1枚目の原稿シートと2枚目の原稿シート間
に所定の間隔が確保される。
【0044】そして、レジストセンサ61が2枚目の原
稿の先端を検知してレジストローラ対14に原稿シート
の先端を当接させる。このようにして、2枚目以降の原
稿シートも1枚目のものと同様に給紙及び搬送制御され
ることとなる。
【0045】以上詳しく説明したように、本発明におい
ては、下方の画像読取装置に対して開閉自在に取り付け
られる上方ユニットを構成する自動原稿送り装置であっ
て、前記上方ユニットは、前記原稿シートの一方の面の
画像を読み取るための第1のイメージセンサと、該イメ
ージセンサの読取面と対向して搬送される原稿シートを
前記読取面側に押圧するためのバックアップガイド手段
と、を収納し、前記バックアップガイド手段は、前記上
方ユニットにおいて下方の画像読取装置側に着脱可能に
構成した。
【0046】これにより、本発明は、ADFユニット内
に内蔵される読取手段の読取部における原稿シートの安
定的な密着走行性とメンテナンス性に優れたADFと当
該ADFを搭載した画像読取装置を実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像読取装置に搭載されたの自
動原稿送り装置の全体縦断面図を示す。
【図2】 図1に示した自動原稿送り装置における読取
部の拡大断面図を示す。
【図3】 図1に示した自動原稿送り装置を開いた状態
の正面図を示す
【図4】 図3に示したプラテンカバーの一部を剥がし
た状態の正面図を示す
【図5】 自動原稿送り装置からガイドユニットを取り
外した状態の正面図を示す。
【図6】 自動原稿送り装置からガイドユニットを取り
外す他の実施例の概略図を示す。
【図7】 自動原稿送り装置におけるセンサと駆動モー
タの動作制御を説明するタイミングチャートの例を示
す。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 下方ユニット 3 上方ユニット 6b 原稿導入口 6c 原稿排出口 10 搬送経路 20 第2の光学読取装置 40 第1の光学読取装置 43 バックアッププレート 46 バックアップガイド 47 搬送ガイド 50 排紙ローラ対 60 プラテンカバー 61 レジストセンサ 62 リードセンサ 63 コンタクトガラス 64 ネジ 65 ネジ 66 ガイドユニット X1 読取ライン X2 読取ライン
フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA04 AA58 BA15 BA47 3F049 AA03 AA10 DA12 DB02 DB03 LA01 LB02 3F101 FB17 FC07 FD05 FE15 LA01 LB02 5C062 AA02 AA05 AB17 AB32 AC02 AC10 AD01 AD02 AD06 5C072 AA01 BA13 NA01 NA08 XA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方の画像読取装置に対して開閉自在に
    取り付けられる上方ユニットを構成する自動原稿送り装
    置であって、 前記上方ユニットは、前記原稿シートの一方の面の画像
    を読み取るための第1のイメージセンサと、該イメージ
    センサの読取面と対向して搬送される原稿シートを前記
    読取面側に押圧するためのバックアップガイド手段と、
    を収納し、 前記バックアップガイド手段は、前記上方ユニットにお
    いて下方の画像読取装置側に着脱可能に取り付けられこ
    とを特徴とする画像読取手段を具備する自動原稿送り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記上方ユニットは、画像読取装置の上
    に閉じられたときに、該画像読取装置における原稿シー
    トの他方の面の画像を読み取るための第2のイメージセ
    ンサを下方に配置するプラテンに接し、 前記バックアップガイド手段は、前記プラテンに当接す
    るプラテンカバーの内側に配置されたことを特徴とする
    請求項1に記載の自動原稿送り装置。
  3. 【請求項3】 前記プラテンカバーは、少なくとも前記
    バックアップガイド手段を収納する部分が着脱可能に構
    成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動原稿送
    り装置。
  4. 【請求項4】 前記バックアップガイド手段は、前記第
    1のイメージセンサに対向するガイド部材と、前記第1
    のイメージセンサに隣接して配置された搬送ローラ対を
    構成する一方のローラと、を支持するガイドユニットで
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿
    送り装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送ローラは、前記第1のイメージ
    センサを挟むように原稿搬送方向の前後に設けられたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の自動原稿送り装置。
  6. 【請求項6】 前記バックアップガイド手段は、原稿搬
    送方向の下流側を支点に回動可能に支持されることによ
    り、前記第1のイメージセンサの読取面と該読取面に接
    するバックアップガイド面が露出するように構成された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動原稿送り
    装置。
  7. 【請求項7】 原稿受入トレイ上に積載された原稿シー
    トを一枚づつ繰り出すための自動原稿送り手段によって
    搬送される前記原稿シートの表裏両面の画像を読み取る
    画像読取装置であって、 前記自動原稿送り手段によって搬送される原稿シートの
    一方の面の画像を読み取るための第1のイメージセンサ
    と、 前記第1のイメージセンサに対向するバックアップガイ
    ド手段と、 前記自動原稿送り手段によって搬送される原稿シートの
    他方の面の画像及び載置原稿の画像を読み取るための第
    2のイメージセンサと、 前記第2のイメージセンサに対向するシートスループラ
    テンと、 前記シートスループラテンと隣接し、前記載置原稿を支
    持するためのブックプラテンと、を具備し、 前記第1のイメージセンサと前記バックアップガイド手
    段を収納する自動原稿送り装置は上方ユニットとして、
    前記第2のイメージセンサと前記シートスループラテン
    と前記ブックプラテンとを収納する下方ユニットに対し
    て開閉自在に取付けられ、前記バックアップガイド手段
    は、下方ユニット側に着脱可能に取り付けられことを特
    徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記バックアップガイド手段は、前記シ
    ースループラテン及びブックプラテンに当接するプラテ
    ンカバーの内側に配置されたことを特徴とする請求項7
    に記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記プラテンカバーは、少なくとも前記
    バックアップガイド手段を収納する部分が着脱可能に構
    成されたことを特徴とする請求項8に記載の画像読取装
    置。
  10. 【請求項10】 前記バックアップガイド手段は、原稿
    搬送方向の下流側を支点に回動可能に支持されることに
    より、前記第1のイメージセンサの読取面と該読取面に
    接するバックアップガイド面が露出するように構成され
    たことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
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